エレン「オナニー?なんだそれ」(449)


ライナー「なっ!?」

ジャン「ぶはは!てめぇオナニーも知らえぇのかよ!」

エレン「な、なんだよ」

ジャン「だっせー!ガキかっての!あ、ガキだったんだな!」

エレン「なんだよ!習った事ないんだから知らなくても当然だろ!?」

ベルトルト「まぁ、確かに誰かに習うことではないかもね」

コニー「でも俺だって知ってるぜ、オナニーくらい」


ジャン「ほらみろ!知らないお前がガキなんだよ!」

エレン「くっそ、ジャンの野郎偉そうに……」

ライナー「まぁまて」

エレン「ん?」

ライナー「エレンはオナニーを知らないんだな?」

エレン「だから言ったろ、知らないってば」

ジャン「ぷぷぷ、だっせー」

エレン(うぜぇ)

ライナー「ふむ、なるほどな」


ライナー「しかし、だ」

エレン「?」

ライナー「俺達の年齢でそれを知らないってのも不思議な話じゃないか」

ジャン「どうせ巨人にしか興味がなかったんだろ」

ベルトルト「ジャンってば」

ジャン「オナニー教えたら巨人でシコったりしてな!」

コニー「さすがにそれはねぇだろ」

エレン「シコる?」

ライナー「あー、それもオナニーと関係する言葉だ」


ライナー「話を戻すと、だ」

ライナー「オナニーって単語を知らなくても知らずのうちにオナニーをしていた可能性もなくはない」

ベルトルト「なるほど」

コニー「あーそういや俺も最初は知らなかったかもしれねぇ」

ライナー「だろう、それならオナニーを知らなくても溜まってたりしないはずだ」

エレン「溜まる?何がだよ」

ライナー「女子を見たりすると、こう……ムラムラしてきたりすることはないか?」

エレン「どうだろうな……ちょっとよくわかんねぇ」

ライナー「まさか男を見てムラムラしたりするのか!?」

エレン「よくわからんがそれはない」


ジャン「だからそいつがガキなだけだって」

ライナー「こうなれば単刀直入だ」

ベルトルト「ライナー……聞くんだな!?今……!ここで……!」

ライナー「エレン、自分のチンコを自分でしごいた事はないか?」

ベルトルト(聞いた!)

エレン「ねーよ」

ベルトルト(そしてバッサリだ!)

エレン「な、アルミン」

アルミン「会話に混ざらないようにしてたのに……僕に振らないでよ……」

ベルトルト(そして親友を巻き込んだ!)


エレン「ってかオナニーって自分のチンコをしごく事だったのかよ」

ライナー「そうだ、ちなみにそのことをシコるとも言う」

エレン「なるほど」

ジャン「やっぱり死にたがりはガキだったって事じゃねぇか」

エレン「んだと!?」

コニー「てかアルミンもオナった事なかったんだな」

アルミン(僕まで巻き込まれた……)

アルミン「まぁね……」

ライナー「なんでエレンがアルミンの事情まで知ってたんだ?」


ベルトルト「まさか二人って……」

ライナー「ホモか!?ホモなのか!?」

アルミン「違うよ!」

エレン「ホモってなんだ?」

コニー「男同士で付き合ってる奴らだよ」

エレン「きめぇ」

ライナー「ホモじゃないのか……」

ベルトルト「なんでショック受けてる訳?」


ライナー「だがわからんな、ホモじゃないならなぜそんな事情を知っている」

アルミン「あー、えっとそれは……」

ライナー「ホモではないけどそういう関係だったりするのか!?」

ベルトルト「ライナー!?」

ライナー「隠さなくても良いぞ、そんな事で変な目で見たりはしない」

アルミン「いや、違うからマジで違うから」

ライナー「そうか……」

アルミン「うん……」スッ


ベルトルト「で、二人はなんでそんな事情を共有してるの?」

ベルトルト(アルミンが距離をとった事は触れないほうがいいよね……)

アルミン(どう言えばいいんだ……)

エレン「ん、ミカサにするなって言われてるしな」

アルミン「エレェェェェン!?」

エレン「あれ、言っちゃダメだったか!?」

アルミン「いやダメではないけど……いやダメかなぁ!?」

エレン「どっちだよ……」

ジャン「おいなんでここでミカサが出て来るんだ!?」


エレン「いやだからミカサにするなって言われてるんだよ、俺もアルミンも」

アルミン「うん……まぁ……そういうことだよ」

ジャン「だからなんでミカサがお前たちのオナニー事情に口出すんだよ!?」

エレン「家族と幼馴染だから?」

ジャン「普通の家族と幼馴染はそんな事言わねぇよ!」

アルミン「エレン、僕が説明するよ」

エレン「頼む」

アルミン(エレンが余計な事を言う前に話を終わらせよう)


アルミン「ミカサがちょっと過保護なのは皆も知ってると思うんだけど」

ライナー「そうだな」

ジャン「ったく……羨ましいかぎりだぜ」

エレン「ちょっとってレベルじゃないけどな」

アルミン「その延長線上で、僕達が性欲に溺れないようにしてくれているんだよ」

ライナー「というと?」

アルミン「僕達はまだ子供で、心も体も未発達だからさ」

ライナー「まぁ、お前らは小さいしな」

ベルトルト「そうだね」

エレン「お前ら二人は特別でかすぎるんだよ」


アルミン「まぁまぁ、エレンは兎も角僕は同期の中でもかなり背も小さいしね」

エレン「まだまだこれから伸びるって!成長期ってヤツなんだろ!」

アルミン「そうだね、ありがとう」

アルミン「続けるけど、まだ未発達な僕達がオナニーなんてしたら、それに溺れてしまうかもしれないって事さ」

ライナー「ふむ」

アルミン「もちろん子孫繁栄の為には性欲というものは不可欠だよ、でも僕達はまだ子供だ」

アルミン「しかも今は訓練生としてここいるんだ、そんなものに現を抜かすわけにはいかないって事さ」

ベルトルト「なるほど……」


ライナー「確かに言われて見れば……」

ベルトルト「皆でオカズの回しあいとかしたり」

コニー「ふとした時の女子の仕草に興奮したり」

ジャン「ミカサの妄想にふけったり……」

ライナー「気が緩んでいたのかも知れないな……」

ベルトルト「そうだね、僕達は訓練生なのに……」

コニー「前に女湯覗こうとして1週間訓練できなくなったりしてたもんな……」

ライナー「それも俺達が性欲に溺れてしまっていたから、か」

アルミン「僕達位の年齢なら、それくらいは仕方ないんじゃないかな?」


ライナー「いや、お前たち二人は溺れることなく……それどころかそれを完全に支配しているんじゃないか」

ベルトルト「そうだね、僕達は我慢することすらできずにいたっていうのに……」

コニー「確かにな、俺なんて3日我慢したらもうエロい事しか考えられねぇよ」

ライナー(むしろ毎日しないと落ち着かん)

エレン「そんなもんか」

ライナー「うむ、俺達も二人を見習うべきかもな」

コニー「性欲に勝てずに巨人に勝てるか!って訳だな!」

アルミン(何か変なほうに話が進んでるな……)


ジャン「待てよ」

コニー「ん?」

ジャン「性欲に打ち勝つ、立派だと思うぜ」

ジャン「快楽に溺れない、大事だろうな」

ジャン「煩悩を薙ぎ払う、できたらすげぇと思うさ」

ジャン「だがよ、だからってオナニーしないってのは違うんじゃねぇのか?」

ライナー「どういうことだ?」

エレン(ジャンがなんかカッコよさげな事言ってる)

アルミン(真面目な顔で何言ってんだコイツ)


ジャン「確かに俺達の本分は訓練生だ、そのためにここにいる」

ジャン「それぞれ目的、目標は違えど……成すべき事は変わらない、兵士になる為にな」

ジャン「そのためには性欲なんぞに溺れてちゃぁいけねぇ、そんな事俺だってわかってるさ」

ジャン「だがよ」

ジャン「性欲に打ち勝つ為にオナニーをしない?それは違ぇだろ」

ジャン「快楽に溺れない為にオナニーをしない?それに何の意味がある」

ジャン「煩悩を薙ぎ払う為にオナニーをしない?それで本当にいいのか」

ジャン「言えよ、本音を」

ジャン「気持ちいいからだろ?」

ジャン「このどうしようもないムラムラから脱出できるからだ!」

ジャン「オナニーでの安全で孤独な射精が俺たちを待ってっからだろうが!」

アルミン(あー、氷の大地ってどんなところなんだろ)


マルコ「なっ……お前……恥を知れよ!少なくとも俺は……!」

ジャン「あ~、スマンお前は優等生だったな」

アルミン(てかマルコ居たんだ)

ジャン「しかしお前らならどうする!?」

ジャン「俺達がオナニーできる機会なんてそうそうないぜ!?」

ジャン「それでも性欲に溺れない為に、その機会を捨てるのか!?」

コニー「そういわれると……」

ライナー「ぐっ……」

ベルトルト「確かに、今でもそう簡単にできる訳ではないからね」


ジャン「ハハハッ!そうだろ、その貴重な機会を我慢とやらで逃すのか?」

エレン「別に我慢してる訳でもないしな」

ジャン「あ?」

エレン「オナニーって言葉は知らなかったぜ」

エレン「でも禁止って言われてはいたんだ、そういう行為がある事は知っていたさ」

ジャン「だからなんだよ」

エレン「あえてしようとも思わなかった、それだけだ」

ジャン「ハッ!それはてめぇがガキだったってだけのことだろうよ」

アルミン(嫌な予感しかしない)


エレン「なんでそこでガキって話になるんだよ」

ジャン「普通の男はな、オナニーしなくちゃだめなんだよ、出すもん出さなきゃ溜まる一方だ」

エレン「知ってるよそれくらい」

ジャン「あ?じゃぁてめぇオナニーもせずにどうしてるってんだ、あぁ?」

ライナー「まさか非童貞か!?」

エレン「いや童貞だけど」

ベルトルト「童貞って言葉は知ってるんだね」

マルコ(恥ずかしげもなくカミングアウトするなぁ)


ジャン「じゃぁ夢精か?夜な夜なパンツぬらしてるってかぁ?」

エレン「夢精?」

アルミン「……寝ている間、勝手に射精しちゃってることだね」

エレン「そんな事した事ねぇよ!」

ジャン「わからねぇな、お前何が言いたい」

エレン「あ?」

ジャン「オナニーもしねぇ、夢精もしねぇ、非童貞って訳でもねぇ」

ジャン「それがガキ、っつってんだ」

エレン「だからガキじゃないって言ってんだろ!」


アルミン「二人とも落ち着いてよ!」

アルミン「冷静になりなよ、おかしい事で言い合ってるからね?」

アルミン「もう夜も遅いしそろそろ寝よう」

アルミン「こんな話してて教官に怒られたら笑い話にもならないよ」

ライナー「それもそうだな、熱くなりすぎだ」

ベルトルト「下ネタでこんなに盛り上がるとは思わなかったね」

コニー「下ネタだから盛り上がったんだろ」

ジャン「ちっ」

エレン「アルミンがそういうならしかたねぇ」

アルミン(良かった、このままお開きにすればこんな話題しばらく出ないだろう)


ジャン「けっ!せいぜい夢精すんなよな!」

マルコ「ジャン!いい加減にしなよ!」

ジャン「フンッ」

エレン「夢精ってどうするとなるんだ?」

ジャン「てめぇは今日にもなるかもな!」

ライナー「やめておけ、普通は長い期間射精をしていないとなるな」

エレン「ふーん」

ライナー「精液が溜まりすぎると古いやつを捨てる為に勝手になっちまうのさ」

エレン「なら俺とアルミンは大丈夫だな」

ベルトルト「え、どうして?」

アルミン「ばっ!エレン!」


ライナー(まさか二人で抜きあっているのか!?)

エレン「この間ミカサにしてもらったばっかりだもんな!」

アルミン「……あぁ……」

ジャン「」

ライナー「なん……」

ベルトルト「だと……」

コニー「マジか」

マルコ「ちょっとトイレ」

エレン「あれ?」

アルミン「エレンのバカ!何で言っちゃうのさ!」


エレン「ダメだった?」

アルミン「ダメに決まってるだろ!?ミカサが誤解されちゃうぞ!」

アルミン「言っちゃいそうだから強引に話終わらせようとしてたのに!」

エレン「ごめん……」

アルミン「……まぁ過ぎたことはしょうがないよ、明日二人で謝ろう」

エレン「本当ごめん、またやっちまったな俺」

アルミン「いいよ、僕もごめん、僕が怒る事じゃなかった

エレン「いや、アルミンは悪くねぇ!」

アルミン「ははっ、ありがとう、じゃぁお互い様って事で明日一緒に謝ろう」

エレン「あぁ!」

アルミン「じゃぁもう寝よう、いい時間だしね、エレン……おやすみ」

エレン「おやすみ、アルミン」

ジャン「いや待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待ってください」

アルミン「……チッ」


ジャン「俺の耳が壊れてなければミカサにしてもらったって聞こえたんだけど?」

アルミン「壊れてたんじゃない?」

ライナー「アルミン、悪いがその言い訳は通らないぞ」

ベルトルト「そうだね、詳しい話を聞かせてもらわないと」

コニー「エレンはまぁ分らなくもないけどアルミンもだったのか」

アルミン「詳しくも何もそれだけだよ」

ジャン「あん?」

アルミン「僕とエレンがミカサに射精させてもらった、それだけだ」

アルミン「はい!この話おしまい!もう寝るよ!」

エレン「……zzz」

ライナー「ってエレンの野郎マジで寝てやがる」


ジャン「こんな状況で寝れると思うか!?」

マルコ「ただいま、君達まだ言い争っていたのか」

マルコ「まったく、エレンを見習ったほうがいいんじゃないのかな」

マルコ「こんな時間まで無駄話していないで明日の為にもさっさと寝なよ」

ジャン「ぐそー!みがざぁぁぁあああああああああああああああああ」

ライナー(哀れな)

ベルトルト(お気の毒に)

コニー(ジャンはミカサが好きだったのか)

アルミン(マルコが何故か賢者の様に落ち着いていて助かった)


ライナー「じゃぁ詳細は後日ってことで、今日は寝るとするか」

アルミン「ぅ……やっぱ後日は聞くんだね」

ライナー「さすがにこのままお流れにはできんな」

アルミン「ちぇ、しかたないか……」



「「「「おやすみー」」」」



ライナー(と言ったは良いが興奮して眠れん)

ベルトルト(ミカサがそんな事してたなんて……)

コニー(冷静に考えたら見た目はすげぇ美人なんだよな……)

(((ムラムラして眠れん……)))

ジャン「ぐぞぉ……嘘だぁ……みがざぁ……」



ベルトルト(消灯後は暗くてオカズを目視しにくいから普段は無理だが)ガバッ

コニー(さっきの話を自分に置き換えれば!)ガバッ

ライナー(今なら妄想でもいけるな、便所で抜いてこよう)ガバッ

ベルトルト「あ、二人もトイレ?」

コニー「あーうん」

ライナー「俺はあれだ、でっかい方だから後で行くからお前ら先行っていいぞ」

コニー「あー俺も大なんだよな、だから俺も後でいいや」

ベルトルト「あー僕も大なんだけどすぐ終わるからちょっと行って来るね」

「「ごゆっくり」」


コニー「こういう時って何か紳士になれるよな」

ライナー「あぁ、俺達は紳士として最後まで責任を果たすことができる」

コニー「正直さ」

ライナー「ん?」

コニー「ミカサの事はエレンたちの保護者位にしか思ってなかったんだよ」

ライナー「俺も似たようなもんだ」

コニー「さっきの話聞いてからちょっと好きになっちゃった」

ライナー「俺の方が好きだし」

コニー「アニって同郷なんだろ?してくれないのか?」

ライナー「普通してくれないだろ」

コニー「だよな、俺の故郷にもそんなヤツいなかったわ」

ジャン「何で俺じゃないんだよみかさぁ……」

((ジャンうるせぇ))


ベルトルト「お待たせ、悪いね」

ライナー「おう、お帰り」

コニー「次どうする?」

ライナー「先に行っていいぞ」

コニー「悪いな、じゃぁ先にイかせてもらうわ」

ライナー「ぶふっ何言ってんだバカ」

ベルトルト「っ……くふっ……深夜のテンションだとやばいね」

ライナー「お前は先に寝てても構わんぞ」

ベルトルト「まさか、先に譲ってもらっておいてそんな不義理できないよ」

ライナー「お前もまた紳士だな」

ベルトルト「ありがとう」

ジャン「てか二人相手にするってどういう事だよ……ミカサはそんな女子じゃないハズだろぉ……」

ライナー「さっきコニーと話してたんだが」

ベルトルト「うん?」

ライナー「アニがもしミカサみたいにしてくれてたらどうだ?」

ベルトルト「アニかぁ……なんでアニはしてくれなかったんだろ」

ライナー「な、してくれてもいいのにな」

ベルトルト「てかアニってそういう知識あるのかな」

ライナー「エレンじゃあるまいし人並みにはあるんじゃないか?」

ベルトルト「でも普段澄ましてるのにそういうの知らないってのも良くない?」

ライナー「有だな」

ジャン「あいつら二人にするんだったら俺にもしてくれればいいのに……ハッ」


ベルトルト「コニー遅いね」

ライナー「だな」

ベルトルト「遅漏なのかな、羨ましい」

ライナー「あんまり遅くても嫌がられるらしいぞ?」

ベルトルト「早すぎるより良くない?」

ライナー「まぁ適度が一番なんだろうが」

ベルトルト「いいよね、適度な人は」

ライナー「鎧着てるよりはマシだろ、早くたって」

ベルトルト「ごめん」

ライナー「構わん」

ジャン(そうだよ、あいつら二人が相手にしてもらってるんだし、頼めば俺だってもしかしたら……ムフッ)


コニー「わりぃ、お待たせ」

ライナー「おう、じゃぁイってくる」

コニー「っ……」

ベルトルト「くっ……ふふっ」

コニー「自分が先に言ったのに面白い」

ベルトルト「深夜だからね」

コニー「深夜の下ネタは最強だな」

ベルトルト「だね、くだらない事ほど面白い」

ジャン(やっべー想像したらムラムラして来た)


ベルトルト「コニーって遅漏なの?」

コニー「いや違うけど」

ベルトルト「あ、そうなんだ」

コニー「実は2回抜いてきた」

ベルトルト「……ぶっ……それは早くない?」

コニー「俺って天才だからな」

ベルトルト「てか欲連続で抜けるね」

コニー「アニの話したじゃん?」

ベルトルト「え?うん」

コニー「ミカサで抜いた後アニでも抜いた」

ベルトルト「ぶっちゃけちゃったよ、笑うの我慢しすぎて腹筋痛くなってきた」

ジャン(ミカサ……ミカサ……みかさっ…………ふぅ……ミカサはそんな事しない、きっと誤解だよな)


コニー「今日サシャにオカズとられた時はどうなるかと思ったけど、いいオカズが手に入ったよ」

ベルトルト「そういえば最初はその話だったんだよね」

コニー「あぁ、エレンはオカズの意味すら知らなかったからなぁ」

ベルトルト「まさかこんな展開になるとは思わなかった」

コニー「俺も」

ライナー「俺もだ」

ベルトルト「戻ったなら一声かけてよ」

ライナー「悪い悪い、で何の話だ」

コニー「わかんないのに俺もだとか言ったのかよ」

ジャン「zzzミカサァ……zzzz」


ベルトルト「コニーがサシャに秘蔵のオカズをとられたって話だよ」

ライナー「あぁ、楽しみにしてたんだがなぁ」

コニー「あの芋女オカズの意味勘違いして盗んだんだぜ、絶対」

ライナー「冷静に考えたら中見られたらまずいよな」

コニー「あぁ」

ベルトルト「てか普通中見るよね」

コニー「あぁ」

ライナー「ヤバくね?」

コニー「…………あぁ」

ベルトルト「サシャは兎も角クリスタにバレたら……」

ライナー「死にたい」

コニー「さすがにサシャも他の人に見せびらかしたりはしないだろ……多分」


ベルトルト「秘蔵のオカズってどんなヤツ?」

コニー「ライナーがフランツに貸したってやつ、俺まだ見てない」

ライナー「げ……あれかよ……」

コニー「どんなヤツ?」

ライナー「クリスタにちょっと似てる無修正のやつ」

ベルトルト「コニーは明日からロリコン野郎だね、あだ名」

コニー「やめろよ!?」

ライナー「ドンマイロリコン野郎」

コニー「お前のだろ!」


コニー「同期にロリコンも何もないだろ!」

ベルトルト「まぁライナーなら兎も角コニーとクリスタ似じゃぁね」

ライナー「俺だって年齢はさほど変わらん」

コニー「ライナーさんは見た目が……」

ベルトルト「ロリコンオヤジだからね」

ライナー「やめろよ」

コニー「明日女子に会いたくねー」

ライナー「俺もだ」

ベルトルト「でもミカサはちょっと見たい」

ライナー「俺もだ」

コニー「わかる」


ライナー「そろそろマジで寝るか」

ベルトルト「そうだね、割とマジで明日やばいよね」

コニー「肉体的にも精神的にもやばいからな」

ライナー「おやすみかさ」

ベルトルト「ぶふっ……なにそれ……」

コニー「おやすみかさ」

ベルトルト「流行っちゃったよ……おやすみかさ」





.

今日はここで終わり


サシャ「えっへへ~」

クリスタ「サシャ、随分ご機嫌だね?」

サシャ「あ、わかっちゃいます?」

ユミル「どうせ食いモン関係だろ」

サシャ「あ、わかっちゃいます……?」

ユミル「わからいでかっての」

サシャ「秘蔵のオカズとやらを失敬してきたんですよー」

クリスタ「もう、また盗んで来ちゃったの?ダメじゃない!」


サシャ「えへへ、すみません」

クリスタ「もう……」

ユミル「しかしよくもまぁそう何度も盗めるもんだね」

サシャ「まぁ今回は食料庫じゃなくてコニー達から頂いたんですけどね」

クリスタ「可哀相に……」

ユミル「男子達の食料盗んだのかよ……」

サシャ「大丈夫ですよ、代わりに秘蔵のパンをおいておきましたから」

クリスタ「全然大丈夫じゃないと思うんだけど……」


サシャ「いやーでも秘蔵のオカズですよ、気になるじゃないですか」

クリスタ「秘蔵のオカズかぁ、なんなんだろ」

ユミル(ん……?)

サシャ「お肉とかかなぁって思ったんですけど」

クリスタ「違うの?」

サシャ「軽いですし匂いもなければ温かくも冷たくもないんですよね」

クリスタ「う~ん、なんだろ」

サシャ「布で厳重に保管されてますからねぇ、すっごい物ですよきっと!」

ユミル(オカズ……まさかな……)

アニ(オカズはオカズでも夜のオカズでしたー……なんちって)


サシャ「何かな~っと」

クリスタ「私もどんなのか見ていい?」

サシャ「どうぞどうぞ、ほらユミルも一緒に見ましょう」

ユミル「お、おう」

サシャ「ミカサやアニはどうですか?」

ミカサ「私は遠慮しておく」

アニ「……私も」

サシャ「そうですか、じゃぁぱかー」


クリスタ「!?」

ユミル「……」

サシャ「私のおかずは!?あれ!?なんで本だけなんですか!?」

ユミル「突っ込むところそこかよ」

クリスタ「……これ……」

サシャ「なんでおかずじゃないんですか!おかしいですよ!」

ミカサ「サシャ……うるさい」

サシャ「あ、すいません……」

ユミル「おかずはおかずでも野郎共の夜のオカズでしたってか、くっだらねぇ」

アニ(…………くだらなくねぇし)


サシャ「はぁ……こんな本のために私はパンを……」

ユミル「ところでクリスタ」

クリスタ「なっなに?ユミル」

ユミル「さっきから随分本にご執心みたいだが……そんなに中が見たいのか?」

クリスタ「っ……そんなことないよ!」

ユミル「興味ないってのか?」

クリスタ「うん」

ユミル「んじゃこれは私が見よう」

クリスタ「!?」

ユミル「興味ないクリスタは見る必要ないよなぁ?」


クリスタ「っ……うん……」

ユミル「ダメだろ……クリスタは良い子なんだから」

ユミル「こんな如何わしい本はどうするべきか……」

ユミル「皆に聞いたりする姿勢を一旦は見せとかないと」

ユミル「なぁ……」

クリスタ「違う……私は……そんなこと……」

ユミル「……」

クリスタ「私は……」

アニ(あいつらエロ本で何言ってんだ……)


ユミル「見たいんだろ、エロ本ってのがどんなものか」

クリスタ「なんで……それを……」

ユミル「安心しろ、誰にも話さないしこの情報を売ったりもしない」

クリスタ「ユミルもこの本を読みたかったの……?」

ユミル「さぁ……よくわからん……イヤ……違うな」

クリスタ「私と……この本を読みたかったの?」

ユミル「は?違うね、それはない」

ユミル「まずな、私とお前は対等じゃないんだよ」


ユミル「偶然にもエロ本を目にする事ができてな、私は生まれ変わった!」

ユミル「だがその際に見ない振りなんてしてない!」

ユミル「エロ本を読むことを否定したら負けなんだよ」

ユミル「それに比べてお前はなんだ?」

ユミル「チラ見して横目で見て手の隙間からも覗き込む」

ユミル「エロ本なんて読まない天使でーすってか?」

クリスタ「そんなつもりじゃぁ……」

ユミル「じゃぁ見ろよ、お前の目で、堂々と」

アニ(あいつらエロ本で何熱くなってんのさ……)


サシャ「あ、話はまとまりましたか?」

クリスタ「うん」

ユミル「おう」

サシャ「いやーこれすごいですよ、過激です」

ユミル「面白いことを教えてやる」

サシャ「?」

ユミル「これは野郎共の本って話だったなぁ」

サシャ「え、えぇ」

ユミル「本ってのはよく読む部分にクセがついちまうよなぁ」

サシャ「そうですね」

ユミル「それはエロ本でも例外じゃぁない、そしてエロ本でよく読む部分ってことは……だ」

クリスタ「まさか……」

アニ(なんて残酷な……コニーとか言う人ドンマイ)


ユミル「へへ……どんなページかねぇっと」

クリスタ「…………早く早く!」

ユミル「急かすなって」

サシャ「クリスタの意外な一面ですね」

ユミル「ここだな、ご開帳」

ユミル「…………」

クリスタ「……………………」

サシャ「おー」

アニ(どうせ背が高い巨乳の美女でしょ、知ってんだよ、チビで悪いか)


サシャ「かなりの美人さんですね、美少女といいますか」

クリスタ「…………」

サシャ「男の子ってもっと大きい乳が好きなのかと思ってました」

ユミル「…………」

サシャ「この子は体もですけど控えめですよね、いえ美人ですけど」

アニ(ほう)

サシャ「っていうかクリスタに似てません?」

アニ「ぶふっ」

ユミル「言っちゃったよ!空気読めよ!」

サシャ「あ、ごめんなさい」

クリスタ「っていうかアニ今笑った!?」

アニ「……………っ………ふぅ………………知らないね」


クリスタ「明らかに呼吸整えてたよ!?」

サシャ「いやでもほら、クリスタも美人さんですから」

ユミル「何のフォローにもなってねぇぞ」

アニ(やはり顔か……)

クリスタ「あー明日イヤだなー、男子と顔合わせられないよ」

ユミル「顔見たら笑っちまうかもしれねぇ」

サシャ「私なんてこれ返さないといけないんですよ……」

ユミル「それは自業自得だろ」

アニ(男子は皆クリスタで抜いてんのかな……)


ユミル「っていうかよ、これコニーのって言ったか?」

サシャ「え、はい」

ユミル「意外だな、あいつがこんな趣味だったとはねぇ」

サシャ「そうですね、よく胸元とか見られてたので胸が好きなのかと思ってました」

クリスタ「サシャ……それって私は胸がないってこと?」

サシャ「い、いえクリスタではなくこの本の人ですよもちろん」

クリスタ「ふーん?まぁ私はサシャと違ってお子様体系だもんね」

サシャ「ち違うんですよクリスタぁそういう意味で言ったのではなくて……」

ユミル「でもコニーは確かにサシャを良く見てるよな」

クリスタ「そうだね、主に胸を」

サシャ「あーやっぱそうですよね」


ユミル「あいつは分りやす過ぎる」

サシャ「でも、クリスタなんていろんな人から見られてますよね」

クリスタ「……うん……」

ユミル「ま、私のクリスタは可愛いからな」

クリスタ「サシャのじゃないよ!」

ユミル「この年頃の男なんだ、そういう時期なんだろ」

サシャ「そうですねぇ、気になって当然って感じですかね」

ユミル「ジャンなんて見てみろ、いっつもミカサを見てる」

サシャ「ジャンですからね」

クリスタ「ジャンだもんね」


ユミル「まぁ当のミカサはエレンにべったりだがな……」

クリスタ「そうだね、ジャン可哀相」

サシャ「そういえばエレンはあんまりそういうの興味なさそうですよね」

ユミル「わかんねぇぞ、ああいうのが案外スケベだったりするんだ」

クリスタ「えー……」

ユミル「案外このクリスタ似の女でシコってたりしてな!ははっ」

ミカサ「それはない」

ユミル「うおっ!?」

ミカサ「それはない」

ユミル「い、いきなりなんだよ」

ミカサ「エレンはそんなことしない」

クリスタ「ミカサ?落ち着いて」

アニ(ミカサ必死過ぎ)


ユミル「何で無いって言い切れるんだ?」

ユミル「お前が見ていない間に何やってるか何てわからねぇだろうが」

ミカサ「わかる、エレンはそんな事しない」

クリスタ「でもエレンだって男の子なんだし……」

ミカサ「それはわかっている、エレンも正常な男性」

ユミル「ならシコったりもするだろうが」

サシャ「……ユミルははっきりいいますね……恥ずかしい」

アニ(自分が言った訳でもないのに照れてるサシャかわええ)


ミカサ「だからその心配はない」

ユミル「何でだよ」

ミカサ「エレンの性欲がたまらないように私が適宜処理をしているから

ユミル「は?」

クリスタ「え!?」

サシャ「」

アニ(キター)


クリスタ「えー!やっぱりエレンとミカサって付き合ってるの?」

サシャ「はわわわ二人がそんな関係だったなんて……」

ユミル「あいつ女に興味がありませんなんて顔しといて……マジかよ」

ミカサ「それは違う」

ミカサ「別に私とエレンは付き合っているとか恋人というわけではない」

クリスタ「え?」

ミカサ「もちろんエレンが望むのならいつだってそういった関係になろう」

ミカサ「というかもういつでも夫婦になってもいいと思うのだけれどエレンにまだその意思がないから家族でいるというか」

ミカサ「まぁ私とエレンの関係が他人に入る余地の無い特別な関係であるというのは変わらないのだけれど」

ユミル「だー待て待て、お前とエレンの関係を簡潔に言ってくれねぇか?」

ミカサ「家族」

ユミル「簡潔すぎる!てか普通の家族はんな事しねぇだろ!」


ミカサ「?」

ユミル「ピンと来いよ!」

ミカサ「そんなわけでエレンはそんな事しない、それを理解してくれればいい」

ユミル「あぁわかったよ、もうそれでいい」

クリスタ「……ところで、処理ってどういうことするの?」

ユミル「クリスタぁ!?何で掘り下げた!?」

クリスタ「気になっちゃったんだもん」

ユミル「お前は天使だろ!そんなもん気にしないでくれよぉ」

サシャ「……そ、それでどんな事してるんですか!?」

ユミル「お前もか!」

サシャ「す、すいません……後学のために……」

アニ(kwsk)


ミカサ「私としてはエレンになら何をされてもいいのだけれど」

ミカサ「本来の目的はエレンがオナニーを覚え、性欲に溺れてしまうことのないようにすること」

ミカサ「なのでエレンの欲求を解消させることを目的としている」

ミカサ「まだ現時点では家族であり恋人ではない、ので」

ミカサ「手をつかいエレンの射精を促している」

サシャ「ほわー」

クリスタ「手で……」

ユミル「へぇ……」

ミカサ「ちなみに私がいないときの射精は禁止させている、これもエレンのため」

ユミル「さいですか……」


クリスタ「ミカサとエレンって進んでるんだねぇ」

サシャ「すごいですねぇ」

ユミル「意外というかある意味予想通りというか……」

サシャ「他にもそういう人たちっているんですかね」

クリスタ「ハンナとフランツ!」

ユミル「あいつらは見てればわかる」

サシャ「じゃぁ他には……」

クリスタ「アルミンとかがそういうの得意だったら興奮しない?」

ユミル「何言ってるのクリスタァ!?」

サシャ「あーでもわかる気がします」

サシャ「顔は可愛いですけど頭いいですし、そういう知識がたくさんあっても不思議でh」

アニ「アルミンはそんなこと知らないから!」


クリスタ「!?」

アニ「あ……」

サシャ「アニ……?」

ミカサ「…………」

アニ「なんでもない」

ユミル「イヤなんでもないわけないだろ!」

アニ「何も言ってないけど?」

クリスタ「思いっきりなんか叫んでたよね、魂の叫びだったよ」

サシャ「なんの話してたんでしたっけ」

ユミル「アルミンがオナニーにドハマリして成績が落ちたって話だったか」

アニ「アルミンはそんな事しない!天使だから!」


ミカサ「…………」

クリスタ「…………」

サシャ「…………」

ユミル「お、おう」

アニ「…………」

ユミル「クリスタ助けて」

クリスタ「無理」

ユミル「芋女」

サシャ「どうしようもないです」


アニ「なんだい」

ユミル「……いえ何も」

アニ「言いたい事があるならいいなよ」

クリスタ「何もないよ?」

アニ「遠慮なんかしなくていいって」

サシャ「いえいえ、本当にないですから」

アニ「ふーん」

ミカサ「アニ」

アニ「なんだい」

ミカサ「言いにくいのだけど」

アニ「らしくないね、はっきりいいなよ」

ミカサ「アルミンの性処理も私が手伝っている」


アニ「はぁぁぁぁあああ!?」

ユミル「何でここでぶっこむんだよ!?」

クリスタ「え、え!?エレンだけじゃなくてアルミンもなの!?」

サシャ「はわわ……街の人って……進んでるっていうかあわわ」

アニ「ちょっあっ……え……え!?」

ミカサ「落ち着いて」

アニ「いや待って」

ミカサ「待とう」

アニ「アルミンはさ、頭いいじゃん」

ミカサ「うん、座学一位」

アニ「なんだけど、hな事は何も知らない訳」

ミカサ「いや何も知らない訳では」

アニ「hな事は知らない訳」

ミカサ「あ、うん」

ユミル(あのミカサが押し切られた……だと)


アニ「だけど男じゃん、可愛い顔しても男じゃん?」

ミカサ「うん」

アニ「やっぱりそのさ、男性器があるわけじゃん、アルミンにも」

ミカサ「うん」

アニ「時期がくれば朝勃ちしたりさ、溜まったりするわけじゃん」

ミカサ「いや溜まっ…………うん」

アニ「でもhな事しらないアルミンはオナニーとかももちろんしないわけ、知らないから」

ミカサ「うん」

アニ「で夢精しちゃったりして私に相談するわけ、泣きそうになりながら」

ミカサ「いやだから私が手伝ってるから……」

アニ「夢精しちゃったりして私に相談するわけ!泣きそうになりながら!!」

ミカサ「最悪その状況でも相談は私にすると思う、少なくともアニにするとは思えない」

アニ「………………」

クリスタ(あーでもそのシチュエーションはいいかも)


アニ「なんで?」

ミカサ「?」

アニ「なんで私の同郷はあんなゴツいのとデカいのなの?」

ミカサ「私に言われても……」

アニ「なんでアルミンは私の幼馴染じゃないの?」

ミカサ「……いや……」

アニ「っていうかなんで?」

ミカサ「?」

アニ「いや、エレンはいいよ?あんたはエレン第一主義みたいだし、いつもエレンエレン言ってるし」

ミカサ「うん」

アニ「なんでアルミンもなの!?ずるい!私でもいいじゃん!」

ミカサ「えー……」

サシャ(確かに)


ミカサ「アニは誤解をしている」

アニ「……ん?」

ミカサ「安心してほしい」

アニ「…………何が……」

ミカサ「私はアルミンの射精を手伝うだけ、恋人とかそういう関係ではない、家族のようなもの」

アニ「安心する要素どこにあった!?」

ミカサ「アルミンはフリーということ」

アニ「フリーなのにあんたが変な事してるのが問題なんだろ!」

ミカサ「変な事はしていない、必要な事」

アニ「必要じゃないだろ、オナニーすればいい話だ!」

ミカサ「アルミンはそんなことしない!」

アニ「それもそうだった」

ユミル(誰か助けて)


クリスタ(アルミンが罪悪感を感じながら背徳オナニーするのもいいと思うんだけどなぁ)

アニ「くそー……私のアルミンが汚された……」

サシャ「一つ聞きたいんですが」

ミカサ「?」

サシャ「アルミンはフリーって言いましたよね?」

ミカサ「言った」

サシャ「じゃぁ訓練生の誰かがアルミンと付き合ったりするのは問題ないんですか?」

ミカサ「アルミンが好きになった相手ならば問題はない」

サシャ「おぉ、寛大ですね」

ミカサ「ただし、アルミンは頭はいいけど体はあまり強くない」

サシャ「まぁそうなのかもしれませんね」

ミカサ「なのでアルミンを守れる人でないと認められない」

クリスタ「意外だね、もっとアルミンは誰にも渡さない!とか言うのかと思った」


ミカサ「そんな事は言わない、確かにアルミンの事は好きだし、大切」

ミカサ「でもアルミンは自分でいろんなことを判断できる、むしろ大事については私よりも適切」

アニ「そうだね、あの子は凄い子だから」

ユミル(アニはアルミンの何なんだ)

ミカサ「だから私はアルミンを守るけど、アルミンの意思は何よりも尊重したい」

サシャ「おぉ」

ミカサ「ので、私よりも強い女性にならばアルミンを任せるのも吝かではない」

アニ「」

ユミル「一気にハードル高くなったな」

クリスタ「そんな女の人いるのかな」

ミカサ「それは仕方ない、私より弱い女性に任せても守ってもらえるかわからない」

ミカサ「あと、アルミンは可愛いから相手も相応の可愛さもしくは綺麗さを持っていないといけない」

ミカサ「アルミンがそういう人と出会うまでは、私が責任を持って守ろう、愛情を注ごう、性処理も承ろう」

ミカサ「ということ」


アニ「ということ、じゃないよ!」

ユミル「結局アルミンもエレンも独占したいって事じゃねぇか」

ミカサ「エレンは独占したいけどアルミンはまだ見ぬ誰かに任すと言ったはず」

サシャ「いやあれは遠まわしの独占宣言ですよ」

ミカサ「そんなことない」

ユミル「信じらんねー」

ミカサ「例えば」

ユミル「なんだよ」

ミカサ「アニは格闘技術だけで言えば私より上」

アニ「それで私があんたに勝てるかって言ったら別の話だけどね」

ミカサ「クリスタは天使さで言えばアルミンと同等かそれ以上かもしれない」

クリスタ「天使なんかじゃない!」

ミカサ「身近にもこれだけの人材があるのだからいつかアルミンに相応しい人が見つかるはず」


ユミル「あっそ……」

サシャ「アルミンを好きになった人は大変ですねぇ」

ユミル(そこにいるだろ一人……)

クリスタ「あーますます明日皆と顔合わせるの恥ずかしくなっちゃった!」

サシャ「エレンとアルミンを見るのが恥ずかしいです」

クリスタ「意識しちゃうよね」

アニ「全くだよ……」

ユミル「私はアンタを見る目が変わりそうだよ」

アニ「心外だね」


ユミル「何かアホらしくなってきたな、もう寝るわ」

サシャ「私も頭がパンクしそうなので……寝ます」

クリスタ「そうだね、もう寝ようか」

アニ「あぁ、そうするのはいいんだけど……ミカサ」

ミカサ「なに?」

アニ「アルミンのアレの手伝い、代わってくれない?」

ミカサ「ダメ」

アニ「何で?」

ミカサ「私の仕事、私とアルミンの信頼の結果、アニでは役者不足」

アニ「幼馴染だからって……くそぉ」

ミカサ「……フフン」

アニ「もういいよ、寝る……」

ミカサ「おやすミカサ」

アニ「!?」

ミカサ「…………なんでもない」


クリスタ(ん~ちょっと興奮しちゃって寝れないかも……)

クリスタ(何かサシャは布団の中でモゾモゾしてるし……)

サシャ「…………っ…………んっ……ぁ…………」

クリスタ(オナニーでもしてるのかな…………そうだ)

クリスタ「サシャ?」

サシャ「!?!?!?」

クリスタ「寝てるのかなぁ」

サシャ「ぐー!ぐー!!」

クリスタ「寝てるみたい」

サシャ「ほっ」

クリスタ(バレバレなのに、サシャ可愛い)


アニ(はぁ、まさかアルミンが汚されてたなんて……)

アニ(私がいろいろ教えたかったんだけどなぁ)

アニ(はぁ……へこむ)

アニ(ミカサ代わってくれればいいのに)

アニ「ミカサ、起きてる?」

ミカサ「……何?」

アニ「アルミンのアルミンってどんなもんなの」

ミカサ「…………黙秘する」

アニ「いいじゃん」

ミカサ「私の独断で答えていい内容ではない」

アニ「今更でしょ、内緒にするから」

ミカサ「ダメ」

アニ「ちぇ」


アニ「普通の男性が15m級くらいだとして……」

ミカサ「……」

アニ「アルミンはどれくらいかね、15m級かな?」

ミカサ「……」

アニ「それとも超大型巨人かな?」

ミカサ「……」

アニ「可愛い顔してるし3~4m級だったりして」

ミカサ「……」

アニ「19m級とか」

ミカサ「……………………」

アニ「10m級かな」

ミカサ「……」

アニ「16……17」

ミカサ「……っ……………………」

アニ「ふーん……17cmか」


ミカサ「……何のことか分らない」

アニ「隠しても無駄、もうわかっちゃった」

ミカサ「……」

アニ「今日のあんたは多少なりとも私に罪悪感を感じてた」

アニ「普段のアンタなら隠し通せても、今日は無理だったみたいだね」

ミカサ「別に、私は何も言っていない、それが正解とは限らない」

アニ「なんでもいいさ、実物見ればわかることだし」

ミカサ「貴方が見ることはない」

アニ「わからないじゃないか」

ミカサ「わかる」

アニ「なんで?」

ミカサ「もう寝る」

アニ「答えてから寝てよ」

ミカサ「ミカサはもう寝ました、起こさないで下さい」


アニ「ミカサ、ミカサってば」

ミカサ「ぐーぐー」

アニ「ちぇ……」

アニ「ん……?サシャ?」

サシャ「……んっ……んんっ……ぁ……」

アニ「さ、さしゃ?」

サシャ「っ……ぁあ!………はぁっ………っ……」

アニ(マジかよ…………)

アニ「………………」

アニ「……ねよ」

アニ(何にも知らない未精通アルミンの夢見れますように……)


ユミル(全員寝たか……)

ユミル(はぁ……すげぇ夜だったな、マジで)

ユミル(エロ本読んで騒ぐだけかと思ったのに……)

ユミル(ミカサがまさかそこまで進んでるとはなぁ)

ユミル(アニもなんかハジケてたし)

ユミル(サシャにいたってはここでおっぱじめるしよ……マジかよ)

ユミル(クリスタも思ったよりはお子様じゃなかったしなぁ)

ユミル(まぁ皆処女っぽかったしな、よかった、処女をバカにされることもなさそうだ)

ユミル(ねよ)

ユミル(クリスタと夢で会えます様に……)

今日はここで終わり

お疲れ!
楽しみに寝るよ!
おやすミカサ!( ^ω^ )

ま~だかな~( ^ω^ )


「アニ……ちょっ……どうしたの!? アニ、アニってば!!」

まだ現状を理解していない少年は顔を歪ませながら必死に私の名を呼んだ。
しかし言葉は返えさない、返事の代わりに顔を近づける。
これだけ顔を近づければ薄暗い倉庫でもアルミンの顔が見える。
何も喋らない私に怯えているのだろうか、彼は目を背けてしまった。

「今日は休みだし、こんな所に用があるやつもいないさ……誰もこないよ」

「え……? 倉庫整理するんでしょ? 早くどいてよ」

喋るたびに互いの呼吸を肌で感じられる距離。
身動きを封じられながらも必死にどうにかしようとする度、触れる肌の体温が心地良い。
そしてこんな状況でもまだ私を信じている。
いや――――現状を受け入れたくなくて、必死なのかもしれない。

「ねぇ、アルミン……誰も来ない倉庫で、女に押し倒されて……身動きが取れなくて……」

「あ、アニ……?」

「まだ、倉庫整理なんてすると思ってるの……?」

質問に返事をされるまえに彼を口を塞ぐ。


互いの唇を合わせるだけ、なのにとても熱い。
唇を離した瞬間、顔を真っ赤にしたアルミンが声を上げた。

「ちょっアニ!?」

「ふふっ顔真っ赤だよ、初めてだった?」

「あ、当たり前だろ! き、キスなんて」

「じゃぁアルミンのファーストキス、もらっちゃったんだね」

「っ…………」

もし私が体の自由を奪っていなかったら顔を隠していただろう。
だが組み伏した状態で私から逃れるのは非力なアルミンには無理だろう。
格闘技をやっていてよかった、父さん、ありがとう。
先刻よりも更に顔を赤く染め、顔を俯かせた、その仕草が可愛らしくて、もっと虐めてしまいたくなる。

「人と話すときは目を見てって習わなかったかい……お仕置きだね」

「え……」

また唇で彼の口を塞ぐ。
ただし今度は唇を合わせるだけじゃない、彼の咥内を舌で泳ぐ。
歯をなぞり、口を開かせて、彼の舌を絡めとる。なにこれ超興奮する。てか気持ちいい。
一頻り味わった後に名残惜しいけど唇を離すと二人の唾液が糸を引いて煌くl。
私も初めてだけど恍惚としたアルミンの表情を見れば悪くなかったのだとわかる。
格闘技をやっていてよかった、父さん、ありがとう。


「な、何をするんだよ!?」

アルミンはいつになく強い声を出した。
未知の快感に抗っているのだろうか、だとしたら強がっちゃって可愛い。

「何って、キスさ、大人のだけどね」

「何でこんな事……」

「こんな事っていうけど……アルミン」

私は彼の自由を奪ったまま、足に少しだけ力を入れ、続ける。

「ここをこんなに硬くして、あんたも気持ち良かったんだろ?」

「っ!?」

自分では気づいていなかったんだろうか、そんな顔をしている。
組み伏せた時から私の太ももをアルミンの両足に挟ませておいたのに。
そしてアルミンのアルミンの感触を密かに楽しませてもらっていた。
格闘技をやっていてよかった、父さん、ありがとう。


「キスしたときから大きくなってたよ、すごい硬いね……」

彼の股間を太ももで擦りながら、彼の耳元に囁いた。

「やめっ」

「ビクビクしてるのが服越しでもわかるよ、すごい力強いね」

「そんな擦らないで……」

「そう、じゃぁやめようか」

「え?」

私は彼の言うとおり太ももを離し、刺激を止めた。
もちろん拘束はといていないけど。
まさか本当に止められるとは思わなかったんだろう、驚いた顔をしていた。
そんな顔もマジ可愛いね、天使。

「ふふ、あんたがやめろって言ったんだろ?」

「う、うん……」

「冗談だよ、ちゃんと最後までしてあげるさ」

もうここまで来たら身動きを封じる必要もないだろう。
私は拘束を解き、アルミンを座りなおさせ、仕切りなおしの合図にそっと口付けた。


「今度はあんたもベロ動かしてよ……」

そう告げてもう一度唇を合わせる。
恐る恐るといった風に彼の舌が私の口内に入ってくる。
たどたどしい動きだけど、何故かそれが嬉しくて、それに自らのものを絡ませる。
互いに呼吸が荒くなってきて、肌が汗ばんでいるのがわかる。
それでも私達はお互いを貪りあっていた。

「アニっ僕……もう……」

アルミンが切なそうに呟いた。

「言ったろ、最後までしてあげるって……脱がすよ」

「う、うん」

彼の服を脱がし、下着に手をかける。
さすがに布一枚だけだと脈動や体温がよくわかる。
ドクドクして、すごく熱い。
それを脱がすとアルミンの「パァン!」

サシャ「パァン!がこんなに!すごいで……す…zzz」

アニ「!?」

アニ「………………」

アニ「……夢か……」


アニ「……夢か…………はぁぁぁぁ」

アニ「今から寝直せば続きみれるかも」

アニ「………………」

アニ「……興奮して寝れない」

アニ「…………惜しかった」

サシャ「へへへ……食べても食べてもなくならないですねこれ」

アニ「……人を起しておいて……幸せそうな夢見てるじゃないか」

アニ「…………クソ!」

サシャ「へぶ!?」


アニ「朝だよ」

サシャ「!?」

アニ「朝だよ」

サシャ「あれ!?パンは!?あんなにいっぱいあったのに」

アニ「夢でも見たんじゃないの」

サシャ「そんなぁ……」

アニ(泣きたいのはこっちだよ!後ちょっとだったのに!)


サシャ「っていうかいつもより早くありません?」

アニ「そんなことないよ」

サシャ「私達以外皆寝てますけど」

アニ「起せばいい」

サシャ「なんか怒ってます?」

アニ「うん」

サシャ「!?」

アニ「怒ってるよ」

サシャ「私何かしました!?」

アニ「さぁね……さっさと皆起しな、朝食だよ」

サシャ「はっはい!」


ライナー「いい朝だな」

コニー「あぁ」

ベルトルト「こんなにすがすがしい朝は久しぶりだ」

マルコ「全くだね」

ジャン(パンツの中くっせぇ)

エレン「いつもとかわんねぇ気がするけどなぁ」

アルミン「だねぇ」

エレン「ま、準備して飯行こうぜ!」

アルミン「だねぇ」


エレン「ったく、アルミンまだ寝ぼけてんな、寝癖ついてるぞ」

アルミン「うん……」

エレン「うんじゃないけど……ほら、こっちこい」

アルミン「うん……」

エレン「アルミンは俺がいないとダメだなー」

アルミン「うん……」

ライナー(やっぱホモなんじゃないだろうか)

アルミン「ううん……」

ライナー「!?」


エレン「よしばっちりだ!」

アルミン「ありがとうエレン、目も覚めてきたよ」

エレン「いつもの事だし気にすんなって」

アルミン「うん、ありがとう」

エレン「おう!」

ベルトルト「二人を見てるとほっこりする」

ライナー「わかる」

エレン「そうか?」

コニー「そうだな」

アルミン「そうなんだ」


コニー「今思い出したけど俺サシャに会いたくなかったんだ」

エレン「おいおい、もう食堂つくぞ」

コニー「早起きして時間ずらせばよかった……」

アルミン「もうどうしようもないよ……」

ライナー「はは、腹を括るしかないな、コニー」

ベルトルト「案外気まずくないかもしれないよ」

コニー「くそー他人事だと思って……お前ら……」

エレン「他人事だし」

ライナー「うむ」

コニー「ライナーは持ち主だから他人事じゃないだろ!バラすぞ!?」

ライナー「冗談だ、なるべく穏便に済むよう協力するさ、俺だってクリスタにバレたくないからな」

ベルトルト「じゃぁ今日はコニーのとこで食べようか」

ライナー「だな」

コニー「頼むぜ……」


アルミン「あれ、ミカサの隣にアニがいるよ、珍しい」

エレン「本当だ、あいつら仲良かったのか」

ライナー「気づかなかったな」

ベルトルト「僕達はコニーと一緒にいなくちゃだから、アニのことよろしくね」

エレン「おう」

ライナー「エレンだけじゃ不安だからアルミンもよろしくな」

エレン「どういうことだよ!」

アルミン「あはは、うんわかったよ」

ライナー「ははは、冗談だ冗談、二人なら安心だ」

エレン「ったくぅ」

コニー「ちなみにサシャさんはクリスタさんとユミルさんとお食事中みたいですね、どうしよ」

ライナー「」


ベルトルト「と、とりあえず様子見だけでもしておこう」

ライナー「そうだな、サシャにパンでも分けてご機嫌でもとっておこう」

コニー「ライナー頭いいな!それすりゃ黙っててくれそうだ!」



「「「行くぞ!」」」



コニー「おう、ここいいか?」

サシャ「はいどうぞ、ってコニーにライナー、ベルトルト、珍しい組み合わせですね」

ライナー「そういう日もあるさ」

ベルトルト「あはは、お邪魔するね」

クリスタ「おはよう、三人とも」

ライナー(結婚しよ)

ユミル「…………


コニー(さて、座ったはいいが……)

ライナー(ユミルのこの目、明らかに警戒しているな)

ベルトルト(クリスタにちょっかいが出されることを警戒しているのだろう)

ライナー(だが今回ばかりはその警戒を利用させてもらう)

ベルトルト(今回の本命はサシャ、クリスタをつれてユミルが席をはずすなら……)

ライナー(即座にエロ本を回収、口封じだ!)

ベルトルト(サシャならパンを渡せばどちらも簡単なはずだ!)

コニー(ようわからんがさっさとエロ本回収せんとな、ライナーのだし、俺も見たいし)


ライナー「いやぁ、クリスタ、今日も可愛いな」

ベルトルト(ライナーがいった!明らかにクリスタ狙いの一言……これはユミルも警戒するはず!)

ユミル「………………」

ベルトルト(見てる、ライナーを超見てる!これは警戒してるぞ!)

クリスタ「や、やだライナーってば、急にどうしたの」

ライナー「急じゃないさ、クリスタはいつも可愛いと思うぞ」

ベルトルト(さすがだライナー、果敢に攻めてる……)

ライナー(ふふ、普段はユミルが邪魔でこんな会話できないが……今日は違う)

ライナー(俺達との会話を切り上げるためにさっさとこの場を去ってくれれば本望)

ベルトルト(去らずともクリスタと会話ができるならライナーに損はないっ!!!)

ライナー(完璧な作戦だ……)

ユミル「…………」

コニー「あ、サシャ、俺のパンちっとやるよ」

サシャ「本当ですか!?ありがとうございます!!」


ユミル「なぁ、ライナーさんよ」

ライナー「ん、どうした?」

ベルトルト(来たか!?)

ユミル「どうして今日に限ってコニーと一緒、しかもサシャのテーブルに来たんだ?」

ライナー「深い意味はないさ、クリスタやお前たちと一緒に食事をしたいと思ったまでだ」

ベルトルト(違うのか……いやまて、なぜユミルはあえてサシャの名前を出した……)

ユミル「ふぅん?」

ライナー「同期と仲を深めるのに理由なんているまい?まぁクリスタは可愛いから同期とか関係ないけど」

クリスタ「もう、ライナーってば今日は本当にどうしたの?」

コニー「あ、サシャスープもうないな、器出せよ、俺の半分やる」

サシャ「ありがとうございます!今日はコニーが神様の日ですか!?」

コニー「なんだよ神様の日って」


ユミル「今日は随分クリスタに絡むよな」

クリスタ「ユミル?」

ライナー「そうか?」

ユミル「あぁ、普段はそこまで露骨じゃないだろ、私が邪魔するからってのもあるが」

ベルトルト(わからない……ユミルは何を考えている、何を言っているんだ……)

ライナー「そうだな、わかってるじゃないか、お前が邪魔をするから普段はあまり話せないんだ」

ユミル「あぁそうだ、そして今日だってそうだろ、私は変わらずクリスタの隣にいるんだ」

ベルトルト(はっ…………まさか……ユミルも……!?)

ライナー「何が言いたい」

ベルトルト「だめだ!ライナー!!」

ユミル「まるで私に邪魔されたいみたいじゃないか、クリスタをつれてここからどいて欲しいのかい?」

ライナー「!?」

ベルトルト(くそ……やっぱり……もっと早く気づいていれば……)


クリスタ「え?え……私邪魔だった……?」

ユミル「そうじゃない、仮に邪魔だったとしてもお前の方が先に居たんだ、退く必要はない」

ライナー(この女……どこまで気づいた!?)

ユミル「いろいろおかしいと思ったんだ」

ユミル「今日に限って、今日に限ってお前たちは3人で行動していた」

ユミル「そしてサシャの近くの席についた」

ライナー「何かおかしいか?」

ユミル「昨日、私達はとある事情があってね」

ユミル「一部の男子とはあまり顔を合わせたくなかったんだ」

ライナー「事情……?」

ベルトルト「事情って……まさか!?」


ユミル「そう焦るなよ」

ユミル「ところがどうだ?今日に限って3人も男子が近寄って来た」

ユミル「しかも、普段以上に積極的と来たもんだ」

ユミル「普段の私ならとっくに去っているだろうな、クリスタをつれて」

ライナー「……」

ユミル「そしてコニーがサシャになぜかパンやスープを自ら与えている」

ユミル「普段とられたら怒っているのに、だ」

コニー「ぐっ……」

サシャ「へっ?」

ライナー「回りくどいな、はっきり言ったらどうだ」


ユミル「あのエロ本……あんたのだろ、ライナーさんよ」

ライナー「!?」

コニー「なん……」

ベルトルト「だと……」

ユミル「昨日の今日であからさますぎんだよ」

ライナー「まて、なぜ貴様が本の内容をしっている……」

サシャ「すいません……3人で見てたんです」

コニー「」

クリスタ「っ……」

ユミル「そしてクリスタに似た女のところにクセがついてたぜ、お気に入りかい?ははっ」

ライナー「なっいやっそれは……なんだ、あの、それは」

クリスタ「ライナー……」

ライナー「違うんだ!」

ユミル「何が違うんだよ」


ライナー「いや……それは……」

ユミル「ったく、男子共で回し読みかい?同期に似た女で抜くとか何考えてんだ」

ベルトルト「っ」

サシャ「コニーも……ですか?」

コニー「あ、えっと俺は……」

ライナー「コニーは違う」

ユミル「あ?」

ライナー「俺が知り合いに懇願され貸してたんだ、コニーはそれを仲介してくれただけだ」


ユミル「へぇ?じゃぁあんたのってのは合ってんだ?」

ライナー「あぁ、俺の秘蔵の一品だ、コニーやベルトルトは関係ない!!!」

ユミル「でも誰かに貸したんだろ?」

ライナー「あれを使ったのは俺とフランツだけだ、他の人間は一切関係ない!!」

コニー(ライナー……俺達をかばう為に……すまねぇ……すまねぇ……)

ベルトルト(コニーは兎も角……僕は実際に借りたこともあるのに……ライナー……君ってやつは……)

ユミル(フランツもか、あいつ彼女いただろ)

サシャ(ハンナが……フランツひどいです)

クリスタ(フランツ最低)


ライナー「不快な思いをさせてすまなかった」

クリスタ「え!?えっと……うん」

ライナー「あの本は処分してくれ」

ユミル「あ?いいのかよ」

ライナー「あんなものを男が持っているというだけで不快だろ、処分するべきだ」

コニー(ライナー!?)

ベルトルト(ライナーは戦士だ……)

ライナー「本当に、すまなかった……行こう、二人とも」

ベルトルト「あ、うん……ごめんね、3人共」

コニー「俺からも……悪かった」

ユミル「お、おう」

クリスタ「……うん」

サシャ「はぁ」

フランツは(童貞)仲間じゃないから…


コニー「ライナー!いいのかよ、あの本……」

ライナー「いいんだ、クリスタを悲しませるわけにはいかん」

コニー「でもよ、秘蔵の……いや俺のせいなんだよな、すまん」

ライナー「良いと言ったろ?それにお前は悪くないじゃないか」

コニー「でも俺がとられなければ……」

ライナー「これからはもっと厳重に取引をすればいい、良い教訓になった」

コニー「ライナー……ありがとう……」

ライナー「気にするな」

ベルトルト「思ったんだけどさ」

ライナー「どうした」


ベルトルト「サシャは、本を3人で見たって言ってた」

コニー「そうだったな」

ベルトルト「そしてその直後にクリスタは俯いていた」

ライナー「可愛い」

ベルトルト「あのタイミングでわざわざ3人と言った事」

ベルトルト「クリスタの反応、まずマチガイなくクリスタもあの本を読んだんだ!」

ライナー「なん……」

コニー「だと……」

ベルトルト「クリスタが!自分に似たエロ本を!読んだんだよ!!」

ライナー「ちとトイレ」

コニー「俺遠いほうのトイレ行って来る」

ベルトルト「時間が無いから風呂場いってくる」


サシャ「ガッ」

ユミル「よくわからん結果になった」

サシャ「いやー気まずいと思ってたんですけど、パンもスープももらえるなんて!」

ユミル「お前はそればっかりだ」

クリスタ「でも、捨てていいって言ってたね、本」

ユミル「だな、意外と潔かった」

クリスタ「捨てていいって事は、私達がもらってもいいんだよね?」

ユミル「まぁ……そうだな?」

クリスタ「えへ、やったね」

ユミル(クリスタさん意外と強かですね)

サシャ「私は勝手にとったのに怒られるどころか!幸せです」





アニ「やっぱりさ」

ミカサ「?」

アニ「いつも同じ相手だとマンネリ化すると思うんだよね」

ミカサ「しない、色んなシチュエーションを想定している、様々なプレイが可能」

アニ「でも結局はあんただけだろ、そろそろ金髪の子とか恋しいと思うよ」

ミカサ「そんなことはない、金髪はアルミンで間に合ってる」

アニ「利き手と逆ですると新鮮で気持ちいいって話知ってる?」

ミカサ「知ってる」

アニ「それと同じ理屈で違う人がやると気持ち良いと思う」

ミカサ「間に合ってる」


アニ「アルミンも本当にそう思ってるかな」

ミカサ「思っている、して欲しいことがあれば正直に言う様に言っている」

アニ「へぇ」

ミカサ「私に対するお願いはあっても他の人がいいなんて要望は一切無かった」

アニ「ふぅん?」

ミカサ「そしてこれからもないだろう」

アニ「そんなのわからないさ」

ミカサ「わかる」

アニ「でたよ無根拠」

ミカサ「わかるんだから仕方ない」


アニ「わかった、わかったわ」

ミカサ「やっとわかってくれた?」

アニ「えぇ、あんたも一緒でいい、3人でしようじゃないか」

ミカサ「何もわかってないことがわかった」

アニ「なんで、かなり譲歩したんだけど」

ミカサ「貴方は譲歩する側ではない」

アニ「3人でもダメなの」

ミカサ「ダメ」

アニ「しょうがない、あんたがメインでいいからさ」

ミカサ「むしろ今まで自分メインのつもりだったの?」


アニ「あんたも大概だね」

ミカサ「貴方だけには言われたくない」

アニ「わかった、まずは見学からでいいよ、しょうがない」

ミカサ「何もわかってないし何がしょうがないのかもわからないんだけど」

アニ「これ以上は譲れないよ、最大限の譲歩だ」

ミカサ「えぇー……」

アニ「あんたにされているアルミンを見て、見るだけで我慢するんだよ!?」

ミカサ「それは大変辛いだろう、気持ちは察するけど……」

アニ「だろ、ならそれくらいいいじゃない」

ミカサ「アルミンが恥ずかしがる、だからダメ」


アニ「逆に考えなよ、あんたにはもう慣れてるんだろ?」

ミカサ「?」

アニ「私という見学者の存在にアルミンはどんな顔をすると思う?」

ミカサ「!!」

アニ「恥ずかしさで頬を染めるのかなぁ」

アニ「恥ずかしくて涙目になっちゃうかもね」

アニ「なのにしっかり感じちゃうんだ、それがさらに恥ずかしい」

アニ「そしてその恥ずかしさがさらに……って感じで」

ミカサ「貴方は天才か」

アニ「じゃぁ見てもいい?」

ミカサ「少し考えたい」

アニ(っしゃ!)


アニ(このまま押せばいける!)

アニ「アルミンのことだ、私にイくところなんてみられたらどんな顔するかな?」

ミカサ「……ゴクッ」

アニ「しかもあんたじゃ絶対言わないようなドsな言葉とか言われたらどうなる?」

ミカサ「!!!!」

アニ(よし、いける!)

アニ「私も見学していいだろ?」

ミカサ「しかたがな」

エレン「よっ、おはよう」

アルミン「おはよう、ミカサ、アニ」

ミカサ「おはようエレン、アルミン」

アニ「おはよう」

ミカサ(危なかった……危うく頷いてしまうところだった……)

アニ(くそー!!あとちょっとだったのに!天使が来ちゃった!挨拶できた!可愛い!幸せ!)


アルミン「でも二人が一緒に朝食って珍しいね」

エレン「そうだな、何話してたんだ?」

ミカサ「アニがあるm」

アニ「対人格闘訓練について話してただけさ」

ミカサ「……?いやアルミンのせいsy」

アニ「対人格闘訓練!について!話していただけさ」

ミカサ「……そう、対人格闘訓練について話をしていた」

エレン「そっかそっか、アニはすげぇもんな」

アルミン「そうだね、すごい強いもんね」

アニ(アルミンに褒められた)


アニ「なんだったら、色々教えてあげようか?」

エレン「え、マジで!?」

ミカサ「エレンは既に教わっている」

エレン「そうだった」

アルミン「僕もいいの?」

アニ「あぁ、別に構わないよ」

アルミン「ありがとう、アニって優しいんだね!」

アニ「べ、べつに……」

アニ(アルミン可愛い)

ミカサ「………………」


ミカサ「アニ」

アニ「何」

ミカサ「アルミンに格闘技術を教えてくれるのは助かる、私からも感謝する」

アニ「あぁ」

ミカサ「でも余計な事は教えてもらっては困る」

アルミン「余計な事?」

エレン「なんだよ余計な事って」

ミカサ「オナニーとかそういう類のこと」

アニ「!?」


ミカサ「そういうのは全て私が教える、だからあなたは格闘技術についてだけお願い」

アニ「あんた何言ってんだよ!」

アルミン「そ、そうだよミカサ……」

アニ「そんなの不公平だろ!ずるい!」

アルミン「アニも何言ってるの!?朝だよ、食堂だよ!?」

アニ「あ……ちょっと興奮しちゃって……」

ミカサ「私も少し熱くなってしまった」

エレン「てか俺達もうそういうこと知ってるもんな、アルミン」

アルミン「エレンまで……やめようよそんな話は……」


エレン「いつまでもガキ扱いされるわけにはいかねぇしな!」

ミカサ「まって、なんでそういう知識を知っているのエレン」

アニ「そうだね、どこで知ったのさ、アルミン」

アルミン「えー……」

エレン「ん?ライナーが教えてくれたぜ?」

アニ「あのバカ……」

ミカサ「削ぐ……」

エレン「え、なんでそうなるんだよ!?」

ミカサ「二人に余計な知識を与えてしまったから」

アニ「許されないよ……」

アルミン「え、エレン、どうしよう!このままじゃライナーが!!」


エレン「え、えっと……そうだ!教えてくれたのはライナーだけど言い出したはジャンだぞ!」

エレン「あーでももともとの流れはコニーだったか?ん……ベルトルトだっけな」

アルミン(あ、ダメだこれ)

ミカサ「疑わしいヤツは全員削げば問題ない」

アニ「手伝うよ」

アルミン「なーんちゃって!てへっ」

ミカサ「急に可愛い事しだしてどうしたの、?」

アニ「どうしたの、アルミン、可愛い」

エレン「可愛いけどてへって何だ?」

アルミン「てへは空気を和ませる為に言いました、気にしなくていいです」

いや柔道やめたのは経済的問題が理由だったはず。
続けてればメダルは余裕だったと思う


アルミン「実は冗談だよ、全然そういうこと知らないもん、ね!エレン!」

エレン(よくわかんねぇけどアルミンにしたがっておけば問題ないはず!)

エレン「お、おう!二人ともだまされたな!」

ミカサ「それは本当?」

アニ「嘘じゃないの?」

アルミン「本当だよ!」

エレン「俺達が嘘つくわけないだろ?」

アニ「ふーん?じゃぁアルミン」

アルミン「なにかな?」

アニ「オナニーって何?」

アルミン「しっ知らないよ…………」

アニ(顔真っ赤にしてるかわええ)

>>250は空気を和ませる為に言いました、気にしなくていいです


アニ「よし、信じよう」

アルミン(軽っ)

アニ(可愛いからもういいや)

ミカサ「なぜアニが判断したのかは納得がいかないけど」

ミカサ「エレンも、オナニーって何か知ってる?」

エレン「オナニー?なんだそれ」

ミカサ「信じる」

アルミン(軽っ僕より棒読みだったのに!)

アニ「とんだ茶番だね」

アルミン(アニに言うしかくはないと思うけど……)

アルミン「朝から、しかも食堂でする話じゃないよ……」


アルミン「この後、食堂でこんな会話をしていたせいかジャンが以上に興奮していた」

アルミン「そしてミカサに性処理をお願いしていたが断られていた」

アルミン「性欲に溺れないように削ぐ、そんなことをジャンに言っていたらしい」

アルミン「それがきっかけとなり、僕はミカサの手伝いを断るようにした」

アルミン「他に手伝ってくれる人もできたからね」

アルミン「だけどそれはまた別のお話、今は関係ないしどうでもいいよね」

アルミン「僕も少し責任を感じたけどエレンはそれ以上だったみたいなんだ」

アルミン「自分がオナニーという単語を知ってしまったことが全ての元凶だと思ってしまった」

アルミン「だからオナニーについて聞かれるとエレンは必ずこう答えるようになってしまった」

エレン「オナニー?なんだそれ」


おしまい


アルミン「皆さんどうも」

アルミン「以前あんな終わり方をしておいてなんですが」

アルミン「最近僕は悩みがあるんです」

アルミン「まぁある程度予想はついてますよね」

アルミン「アニとの関係です」


アルミン「以前はミカサが手伝っていてくれいたんだけど」

アルミン「今はアニが手伝ってくれています」

アルミン「その事はとても感謝しているし、嬉しいんだけど」

アルミン「正直付き合ってもいないのにこういう関係っておかしいですよね」

アルミン「ミカサの時に何もしなかったのに今更って感じはあるけど……」

アルミン「このままじゃいけないと思うんです」


ライナー「それを俺達に相談するか?」

ベルトルト「同郷のそういう事情は結構キツいものがある」

コニー「羨ましすぎる……」

アルミン「僕はどうしたらいいだろうか……」

ライナー「付き合えばいいじゃないか」

ベルトルト「もしくはお手伝いを断る」

コニー「まぁそのどっちかだな」

アルミン「だよね、やっぱり」


ライナー「やっぱりってことは自分でもわかってたんだな」

アルミン「まぁ、ね……」

ベルトルト「じゃぁ、答えも決まってるの?」

アルミン「うん」

コニー「マジか、どうすんだ?」

アルミン「アニとは付き合えないから、これからは手伝いを断るよ」


ライナー「……ふむ」

ベルトルト「そっか……」

コニー「えーもったいねぇ」

ライナー「こらこら、コニーダメだ、アルミンが決めたことだ、俺達が口を挟めることじゃない」

コニー「そうだけどよ」

ベルトルト「僕もライナーの意見には賛成だけど……差し支えなければ理由を聞いても?」

アルミン「ミカサがダメだっていうから……」


ライナー「それが理由なのか!?」

アルミン「え?うん」

ベルトルト「アルミンの意思は!?」

アルミン「え、僕はアニは優しいし強いし美人だから好きだよ」

コニー「じゃぁ付き合ってもいいのか?」

アルミン「僕としては願ってもないよ、むしろ僕なんかでいいんだろうか」

ライナー「アニの方は考えるまでもないだろ」

ベルトルト「うん、全くだ」

コニー「俺でもわかるわ」


アルミン「だから、ミカサに許可もらえるまでは付き合えないんだ」

ライナー「それでいいのか?」

アルミン「よくはないよね、でも仕方がない」

ベルトルト「仕方がないの!?」

アルミン「うん、だからまずアニにはお手伝いをやめてもらうと思う、アニに対して不誠実だしね」

コニー「お、おう」

アルミン「それで僕の気持ちを伝えて、アニがもし待ってくれるなら……」

アルミン「僕は全力でミカサを説得しようと思う」

ライナー「なるほど……」

そりゃミカサ(幼馴染み&エレン命)とアニ(独立した異性)じゃ見方変わるよな…


ライナー「応援するぜ、アルミン」

ベルトルト「僕もだよ」

コニー「もちろん俺もだ」

アルミン「三人とも……ありがとう」

ライナー「しかし相手はミカサだ、簡単にはいかないだろうな」

ベルトルト「そうだね……エレン程じゃないけどアルミンにも過保護だもんね」

コニー「手伝えることは全力でするけどよ、俺にできることってあるのかな?」


アルミン「うん、実はミカサの許可を得るために必要な事があってさ」

ライナー「ん?」

アルミン「エレンなんだ」

ベルトルト「え?」

アルミン「エレンの審査を受からないとミカサの許可があっても意味がないんだ」

コニー「なんだよその2重チェック」

アルミン「決まりだから、仕方が無い」


ライナー「ん?混乱してきたぞ?」

ベルトルト「エレンの審査が降りないとミカサは許可を出さないんだっけ?」

コニー「ようするに二人が認めればいいってことだろ?」

アルミン「さすがコニー、物分りがいいね」

ライナー「……」

ベルトルト「細かいことを気にしなかっただけだと思う」

ライナー「だよな、俺達がコニー以下な訳じゃないよな」


ライナー「てかエレンまでアルミンの恋愛に口だしてくるんだな」

アルミン「うん」

ベルトルト「アルミンはそれでいいの?」

アルミン「僕のことを思ってやってくれてるわけだしね」

コニー「でもよ、面倒じゃないか?」

アルミン「そんなことないよ、僕の恋人とは二人に仲良くしてもらいたいし」

アルミン「というか、エレンやミカサと仲良くできない人とは多分付き合えないと思う、僕自身が」

ライナー「ま、アニならそのあたりは大丈夫だろ、認めてもらえるかは知らんがな」

アルミン「うん、僕もそう思うよ」


ライナー「で?あえてエレンのいない今話した理由はわかった」

ベルトルト「アルミンのことだ、僕達がするべきことはもう決まってるんだろ?」

アルミン「うん、それなんだけど……」

コニー「ドンとこい!」





.


ミカサ「最近アルミンが私の手を離れてしまった気がする」

エレン「なんだよそれ」

ミカサ「アニに私の仕事を奪われていこう、少しずつ距離が出来た気がする」

エレン「それは気にしすぎじゃないのか」

ミカサ「そんなことはない、ちょっと大人っぽくなった気もする」

エレン「あーそれはちょっとわかる」

ミカサ「やっぱり!?」

エレン「あぁ、可愛さの中に少し憂いっていうかなんつーか」

ミカサ「そう、可愛いだけではなく儚げな憂いを帯びている、色気が出ている」


エレン「アルミンも成長してるってことだろ?いい事だ」

ミカサ「確かにそれはいいこと、でもいいことばかりではない」

エレン「どういうことだよ」

ミカサ「ただでさえ可愛いアルミンが色気なんて帯びたら更に色んな奴に狙われる危険がある」

エレン「あー……」

ミカサ「特にアニが……衝動に駆られアルミンの貞操を奪ってしまうかもしれない」

エレン「それは許せん」

ミカサ「でしょ、だから心配」

エレン「ふむ……ところでミカサ」

ミカサ「何?」

エレン「話ながら俺のチンコもむのやめて」


ミカサ「だめ、これは必要な事」

エレン「訓練つってもなー実感がわかないんだよ」

ミカサ「興奮状態である程度我慢できるようになっておかないとダメ」

エレン「そうなのか?」

ミカサ「いつ誰に誑かされるかわかったものではない、だから必要な事」

エレン「我慢するの結構辛いんだぞ……」

ミカサ「だから会話をしながらにしている、意識をズラせば問題ないはず」

エレン「難しいこと言うなよ……」


ミカサ「でも、ここまで頑張ったからそろそろ出させてあげよう」

エレン「本当か!? やっとだ」

ミカサ「よく頑張った、偉い」

エレン「チンコに話しかけるなよ……」

ミカサ「今日はどんな感じがいい?」

エレン「ん~どうしようかな、あえて事務的に頼むわ!」

ミカサ「わかった、今日はアルミンたちもここを使うはずだからちょっとだけ急ごう」

エレン「おう」







アルミン「――ってわけで、皆にはそれをお願いしたいんだ」

ライナー「そりゃ俺達は構わないが……」

ベルトルト「アルミンはいいの?」

アルミン「あぁ、もう覚悟は決めたんだ」

コニー「今日これからアニに会うんだろ?アニの答え聞いてからの方がいいんじゃないか?」

アルミン「コニー」


アルミン「結果を知った後で選択をするのは誰でもできる」

アルミン「後でこうすべきだったって言うことは簡単だ」

アルミン「でも……!選択する前に結果を知ることはできないだろ?」

アルミン「アニの答えはなんなのか?わからないよ、わからないことだらけだ」

アルミン「でも時間って流れるし止まったりしてくれない!選択の時間は必ず来る」

アルミン「選ばなきゃいけない、自分のプライドと、好きな女の子」

アルミン「僕は選んだ、好きな女の子を」

ライナー(アルミンってやっぱ可愛いな)

ベルトルト(この台詞今度僕も使おう、カッコイイ)

コニー(ん?結果を知った後なんだっけ?ん?)


ライナー「お前が腹を括ったなら俺は応援するぜ」

アルミン「ありがとう、答えを聞いてからじゃ、間に合わないかもしれないんだ」

ベルトルト「なら、今すぐにでも動こう、できる限りのことをしよう」

アルミン「ベルトルト……」

コニー「俺らもやるから、アルミンも頑張れよ?踏ん張りどころだろ」

アルミン「あぁ、まずはアニに受け入れてもらわなくちゃ意味がないからね」

ライナー「せいぜい俺達に無駄働きさせてくれるなよ?」

アルミン「もちろんだ」



この後、訓練生の間にアルミンがホモだという噂が流れた

今日はここまで


アニ「そろそろアルミンが来る時間か……」

アニ「早くこないかな」

アニ「夢じゃないんだよね」

アニ「…………ふふっ」

アニ「……顔がにやけて戻らない……」

アニ「いかんいかん、クールなお姉さんで通ってるんだ……キリっとしないと……」

アニ「…………よし、いける」

アルミン「ごめん、アニ! 待たせちゃったかな」

アニ「ううん!全然!」

アルミン(最近のアニは表情豊かだなぁ……)


アニ「全然待ってないよ、これっぽっちも」

アルミン「そう? なら良かったけど」

アニ「うん……」

アルミン「…………」

アニ(毎度のことながらすっごい緊張する……)

アルミン(アニ……すっごい緊張してるみたいだなぁ……)

アニ(いかんいかん、クールなお姉さんがリードしてあげないと……ふへっ……)

アルミン(ミカサの時はリードされっぱなしだったけど……アニみたいなのも可愛いなぁ)


アニ「…………」

アルミン「…………」

アニ(イキナリ始めるのもムードがないし……)

アニ(かといって世間話ってのも違うだろ)

アニ(あー何話せばいいかわからない!いつもどうしてたっけ!?)

アルミン(ふふ……相変わらずアニは見てて楽しいな)

アニ(あー無表情で良かったと初めて思う)

アルミン(案外ころころ表情が変わって可愛い)

アニ(私がリードしてあげなきゃなのに……どうする……)

アニ(共通の話題はミカサ位か……他の女の話はしたくないね……)


アルミン(あ、アニが可愛くてずっと見てたけど……)

アルミン(今日は大事な話をするんだった)

アルミン(和んでる場合じゃない)

アルミン「ねぇ、アニ」

アニ「……なに?」

アニ(アルミンから話しかけられちゃった!なんだろ!)

アニ(もしかしてプレイの内容とかかな)

アニ(虐められるのが好きとか言われたりして!きゃー!)


アルミン「実はさ、話があるんだ」

アニ「なに?」

アニ(なんだってどんとこーい)

アルミン「今更かも知れないけど、付き合ってもいないのにこういう事は良くないと思うんだよね」

アニ(ちょ……え?……まさかの!?)

アニ「……………………なんで?」

アルミン「今までお世話になってた僕が言うのもおこがましいかも知れないけど」

アルミン「こういうのって恋人同士ですることだと思うんだ」

アニ「………………私は構わないけど?」

アニ(むしろ恋人になっても構わないけど?)


アルミン「いやでも……」

アニ「ミカサにはやらせてたんでしょ?」

アルミン「今思えばそれもおかしかったんだろうね」

アニ「……そりゃ……そうだろうね」

アルミン「今更僕がこんなことをいう資格もないかもしれないけど」

アニ「…………」

アルミン「こういうことは、やめたほうがいいと思うんだ」

アニ「…………別に私はかまわないけど?」


アルミン「いやでもほら、ケジメっていうか」

アニ「遠慮なんかしなくてもいいって」

アルミン「いやね、ぼk」

アニ「気を使うことないよ」

アルミン「アニ、話をk」

アニ「心配することないよ」

アルミン「だからはなs」

アニ「大丈夫!大丈夫だから!」

アルミン「聞いて!話を聞いて!」

アニ「…………」

アルミン「全然大丈夫じゃないよ、落ち着いて!」


アニ「……お姉さんは落ち着いてますけど?」

アルミン「落ち着いてないよね、後お姉さんって何!?」

アニ「……なんでもない、落ち着いてるよ」

アルミン「じゃぁ僕の話を聞いてもらえるかな?」

アニ「…………あぁ……」

アルミン「なんで涙目なの!?」

アニ「泣いてない」

アルミン「いや……でも」

アニ「泣いてないから」

アルミン「うん……」


アルミン「あのさ……」

アニ「……なに?」

アルミン「なんて言ったらいいんだろ」

アニ「……早く言ってよ」

アニ(言わないで!その続きを言わないで!)

アルミン「僕ってさ、エレンやミカサに頼ってばっかりだよね」

アニ「そうだね」

アルミン「最近はアニにもお世話になってて、自分でも情けないなって思ってるんだ」

アニ「ふぅん」

アニ(むしろごちそうさまです)


アルミン「でもやっぱり、自分で決めたい事もあるんだ」

アニ「何?」

アニ(やめて!今の私の幸せを奪わんといて!)

アルミン「アニ、僕の恋人になってください!」

アニ「は……? え……?は!?」

アニ「ごめんね、ちょっとだけ待ってね」

アルミン「う、うん……」

アニ「……ふぅ…………セイッ」

アルミン「!?何で急に壁に頭突きしたの!?鈍い音したよ!大丈夫!?」

アニ「あ、大丈夫、ちゃんとすっごい痛いから」

アルミン「大丈夫じゃないよ!」


アニ(すっげぇ痛いけど、痛いって事は夢じゃない)

アニ(えんだああああああ!これは大逆転!)

アニ「あ……へぇ?ふぅん?ほー?」

アルミン「あ、アニ? 頭打った?」

アニ「あ、あああああんた私のこと……す、すすす好きな……訳?」

アルミン「うん……僕はアニが好きだよ」

アニ「………………………………そう」

アルミン(声が裏返ってる……挙動不審だし……大丈夫かな)

アニ(やばい……嬉しすぎて平静を装うのも一苦労だ……)


アルミン「それでなんだけど」

アニ「うん」

アルミン「アニの返事を聞く前に知って欲しいことがあるんだ」

アニ「何?」

アルミン「僕はエレンやミカサと幼馴染で、二人は僕も家族のように接してくれるんだ」

アニ「見てりゃわかるよ」

アニ(羨ましいもん)


アルミン「だからね、僕はアニには二人とも仲良くしてもらいたいんだ」

アニ(あの保護者は正直キツイっす)

アルミン「もちろん、本来こういうのは本人同士の問題だって分ってる」

アニ「ならなんでさ」

アルミン「エレンとミカサがいなかったら今僕はここにいなかったと思うんだ」

アルミン「それほど、僕はあの二人に依存してしまっている」

アルミン「そしてこれからも、あの二人のいない人生なんて考えられないんだ」

アニ(私でいいじゃん)

アニ(いやむしろ私にしたら全員幸せなんじゃね?)


アニ「何、惚気たいわけ?」

アニ(好きな人の惚気とか正直キツイんで勘弁してください)

アルミン「はは、そう聞こえちゃうかな」

アニ「聞こえたね」

アルミン「それでね、僕はあの二人と同じくらい、君を大切にしたいんだ」

アニ「……え?」

アニ「あー……ごめん、またちょっと待ってね」

アニ「………………ふぅ……せっ」

アルミン「待って待って!さすがにもう頭突きはやめた方がいいよ!」

アニ「いやでも確認しないと、夢かもしれないから」


アルミン「夢じゃないよ!?」

アニ「そういえばさっきのがまだ痛いし……そっか」

アルミン「まだ痛いの!?」

アニ「大丈夫、嬉しい痛み」

アルミン「それは大丈夫なのかな……」

アニ「うん」

アルミン「もう頭突きしないでね、したら怒るからね」

アニ「………………(アルミンに怒られてみたい気もするけど……)うん」

アルミン「なら続けるけど……」

アニ「続けて」

アルミン(すごいニヤけてる……そんなに強く頭を打ったんだろうか)


アルミン「うん、それでね、あの二人にもアニを認めてもらいたいんだけど」

アニ「…………できるの?」

アルミン「実はね、策は考えてあるんだ」

アニ「…………へぇ」

アルミン「でも、もし成功せずに認めてもらえなかった場合」

アニ(アルミンの策なんだから絶対大丈夫!)

アルミン「考えたくないけど、今よりも二人との関係が気まずくなってしまうかもしれないだろ?」

アニ「まぁ……大いにありえるだろうね」

アニ(あいつらおかしい位アルミンに対して過保護だし)


アルミン「だから、返事は待って欲しいんだ」

アニ「別に返事してもしなくても一緒じゃないの?」

アルミン「僕が振られるならどっちでも一緒なんだけど」

アニ(いやそれはありえないでしょ)

アルミン「もしokをもらったのにも関わらず二人を説得できなかった場合を考えるとね……」

アニ「私は別に構わないけど」

アルミン「ダメだ!アニに迷惑はかけたくない」

アニ(きゃわわ)


アルミン「僕なりのケジメなんだ」

アルミン「今まで手伝ってくれてありがとう、感謝している」

アルミン「でも、アニの優しさに甘えてちゃいけないんだ!」

アルミン「だから……僕がエレンとミカサを説得できたら……」

アルミン「告白の返事を下さい」

アニ「アルミン……」

アルミン「待っててくれなんていえないけど……」

アニ(言えば待つのに)

アルミン「待っててくれたら……嬉しいな」

アニ(これは待たざるを得ない)

アルミン「じゃぁ、僕はいくね!」

アニ「あ、うん」


アニ「………………夢じゃないよね」

アニ「………………あ、頭突きはダメだアルミンに怒られる」

アニ「…………まだ痛いし……夢じゃないのか……」

アニ「…………ふへっ……」

アニ「……とりあえず部屋に帰ろうかな……」



クリスタ「アニがなんかすっごい変」

ユミル「気色悪い」

サシャ「美味しいものでも食べたんですかね?」

ミカサ「………………」

アニ(……へへへ……この痛みが心地良い……)


ライナー「アルミン、首尾はどうだった」

ベルトルト「僕たちの方が上手くいったと思うよ」

コニー「アルミンの言うとおりやればいいだけだったしな」

アルミン「あはは、ありがとう」

ライナー「なに、気にするな」

アルミン「僕の方も上々さ、あとは……」

エレン「集まって何の話してるんだ?」

ライナー「お、おう」

ベルトルト「えっと……それはね」

コニー(エレンやミカサには余計な事言わないように黙ってればいいんだよな)

アルミン「あ……エレン…………実は……」

エレン「っ!……アルミン、何かあったのか!?」


アルミン「何かあったって程じゃないんだけど……」

エレン「何でもいいから言えよ! 俺に遠慮なんか必要ないだろ!?」

アルミン「エレン……ありがとう……」

エレン「それで……何があったんだ?」

ライナー(やはりアルミンの事となると違うな)

ベルトルト(大事に思ってるのがよくわかるね)

コニー「……」


アルミン「さっきライナー達から聞いたんだけど……」

エレン「あぁ」

アルミン「僕が……ホモって噂が流れているらしいんだ……」

エレン「はぁ!?」

アルミン「……まぁ……噂だから……気にしなければいいだけだから……さ」

エレン「いやまてよ!何でそんな噂が流れるんだよ!?」

アルミン「僕にもわからないけど……」

エレン「てかその噂本当なのかよ!?」

ライナー「残念ながら……な」

ベルトルト「僕とライナー、コニーはそれぞれ違う相手からこの噂を聞いてるんだ」

コニー「……」


エレン「マジかよ……」

ライナー「あぁ……」

エレン「でも何でだよ、ライナーならともかくなんでアルミンにそんな噂が」

ライナー「俺ならともかくってなんだ」

エレン「っていうかホモって誰でも知ってる言葉なのか!?俺は最近しったばっかりだぞ!?」

ベルトルト「それはエレンが知るの遅かっただけだよ」

エレン「そうか……」

ライナー「そして理由については……心当たりはなくもない」

エレン「!?」

ライナー「だがそれを言うのも……な」

エレン「何でだよ!言えよ!」

コニー「……」


ライナー「ならはっきり言うが……」

エレン「あぁ」

ライナー「エレン、お前のせいだ」

エレン「は?」

ライナー「正確には……お前とミカサのせいだな」

エレン「なんでそこで俺とミカサが出てくるんだよ!?」

ライナー「心当たりはないか?」

エレン「あるわけないだろ!」

コニー「……」


ライナー「お前やミカサは随分とアルミンを気にかけているよな」

エレン「当たり前だろ、アルミンは大事な家族なんだ」

アルミン「エレン……」

ベルトルト「でも、そのせいでアルミンの交友関係って結構狭いよね」

エレン「!?」

ライナー「あぁ、アルミンの人柄ゆえにあいさつしたりする程度の仲の奴は多いんだろうが……」

ベルトルト「ミカサやエレンが怖くて近づけないって人は多いだろうね」

ライナー「特に女子な」

コニー「……」


エレン「そんな……おれのせいで……アルミンが……」

アルミン「エレン……ちょっと話があるんだ……」

エレン「え?」

アルミン「ここじゃなんだから……場所を変えない?」

エレン「あ…………うん」

アルミン「ごめんね、皆」

ライナー「気にすることはない」

ベルトルト「うん、僕達のことはいいからね」

コニー「……」



ライナー「もう喋っていいぞ、コニー」

コニー「あー黙ってるだけなのにすげー疲れた」

ベルトルト「でもしっかりできたね、偉い偉い」

コニー「へへ」


エレン(やべーよ……俺のせいでアルミンが……)

アルミン「…………」

エレン(アルミン怒ってんのかな……どうしよ……)

アルミン「ここでいいかな?」

エレン(あーアルミンに嫌われたら生きていけねぇよ……)

アルミン「エレン?」

エレン「!?」

アルミン「大丈夫?」

エレン「あ、うん、大丈夫大丈夫」

アルミン「そっか、ならいいんだけど」


エレン「アルミン……ごめん俺そんなつもりじゃ」

アルミン「?」

エレン「いや、噂だよ……俺達のせいで」

アルミン「あぁ、それか、大丈夫、そこまで気にしてるわけじゃないよ」

エレン「でもよ、イヤじゃねぇか?ホモだと思われるなんて」

アルミン「まぁ……イヤだけどさ」

エレン「だよな……」

アルミン「実は、対策はあるんだ」

エレン「そうなのか!?なんだ、さすがはアルミンだな!」

アルミン「でも、それにはエレンの協力が必要なんだよ」

エレン「なんだ?俺に出来ることならなんでもするぜ!」

アルミン「本当? 良かった、それなら安心だ」


エレン「任せとけよ!アルミンのためなら何だってするぜ!」

アルミン「ありがとう、エレン」

エレン「で、俺は何をすればいいんだ?」

アルミン「うん、僕さ、アニの事好きになっちゃったんだよね」

エレン「え?」

アルミン「だから僕とアニが付き合うことを認めて欲しいんだ」

エレン「は?」

アルミン「それで、できればアニと仲良くもしてほしい」

エレン「え?ちょっとまっ……え?」

アルミン「何でもしてくれるって言ったよね?」

エレン「いや言ったけど……え?いつのまに?」


アルミン「エレンにはやっぱり、祝福して欲しいんだ」

エレン「え、あ……おう」

アルミン「それにさ、僕に彼女ができればホモ疑惑なんてすぐ消えると思うんだよね」

エレン「それは確かに」

アルミン「でしょ!」

エレン「いやでもなんでアニなんだ?あいつ乱暴だし無愛想だし……いや悪いやつじゃないけど」

アルミン「僕がアニを好きになったからだよ」

エレン「そうか」

アルミン「そうだよ」


エレン「いやでもアルミン、まだ恋人は早いんじゃないか?」

アルミン「でもホモ疑惑なんてあると……」

エレン「ぐっ……」

アルミン「エレンは応援してくれないの?」

エレン「いや、それは」

アルミン「何でもしてくれるって言ったのに……」

エレン「言ったけどさ……

アルミン「僕の大好きなエレンに、協力してほしいんだ」

エレン「任せろ!お前が大好きな俺に!」

アルミン「本当!?やったぁ!」

エレン「あ……」


アルミン「嬉しいよエレン!ありがとう!」

エレン(嬉しくてつい引き受けちまった……)

アルミン「えへへ、やっぱりエレンは優しいね」

エレン(可愛いからいいや)

アルミン「じゃぁ一緒にミカサの説得も頑張ろうね!」

エレン(やっぱり早まったかもしれない)

アルミン(勢いでゴリ押したけどエレンが納得してくれてよかった)

今回はここまで


アルミン「というわけで、エレンが協力してくれることになったよ」

ライナー「おー」

ベルトルト「良かったねぇ」

コニー「良かった良かった」

エレン「え、皆知ってたのか!?」

アルミン「うん」

エレン「どこまで!?」

アルミン「僕がアニと付き合いたくて、エレンとミカサを説得しようとしてるところまで」

ライナー「そしてエレンが説得された事も今知ったな」

アルミン「はは、そうだね」

エレン「全部じゃん!」


アルミン「エレン、聞いてくれ」

エレン「何だよ」

アルミン「ホモって噂だけど」

エレン「あぁ」

アルミン「実はあれ、意図的に流してたんだ」

エレン「はぁ!?」

アルミン「実は前々から少し流れてたんだよね、ホモって噂自体は」

エレン「どういうことだよ?」

アルミン「理由はさっき言ったとおり、僕がホモって噂自体は前々からある程度流れていた」

エレン「俺達のせいってやつだろ?

アルミン「そう」


アルミン「でも、それ自体は僕が否定したり……」

アルミン「ミカサが否定したりで広まったりはしていないんだ」

エレン「俺聞いたことなかったぜ?」

アルミン「君が聞いたらショックを受けると思って、積極的に噂は潰していたんだ」

エレン「そうだったのか……いやでも俺よりアルミンの方がショックだろ!?」

アルミン「僕は知っちゃったからね、仕方ないよ」

アルミン「まぁ今回はそれをあえて利用したんだけどね」

エレン「?」


アルミン「噂を否定せずに放置したり」

ベルトルト「僕はエレンとアルミンは互いの性事情に異様に詳しいことを広めた」

エレン「ベルトルトなら噂を意図的に広めても怪しまれないな、誰が広めたかバレなそうだもん」

ベルトルト「はは……そういうこと……」

コニー「俺はたまにお前らが二人で抜け出してすっきりした顔で帰ってきてたろ?あれを広めてた」

エレン「片方が手伝ってもらってる時は、片方が見張りしてたんだよ!」

ライナー「そして俺は、その場面がミカサにばれないように訓練につき合わせてた、体中痛い」

エレン「なんてこった……お疲れライナー」


ライナー「ま、そういう訳だ」

エレン「アルミン……」

アルミン「ごめんね、エレン」

アルミン「大して長く生きてないけど、確信していることがあるんだ」

アルミン「何かを変えることのできる人間がいるとすればその人はきっと……」

アルミン「大事なものを捨てる事ができる人だ」

アルミン「好きな人のためになら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ」

アルミン「たとえホモの汚名を着させられようと……」


エレン「本気……なんだな……」

アルミン「あぁ」

エレン「わかった、なら俺も全力で協力するさ」

アルミン「エレン、ありがとう」

エレン「へへっ」

ライナー(なんでこれで納得できるんだ)

ベルトルト(エレンぐらいだね、こんなのが通用するのは)

コニー(アルミンかっけぇ!)


アルミン「エレンが納得してくれたからあとは……」

エレン「ミカサ……か」

アルミン「うん……」

エレン「……説得できるのか?」

アルミン「できるできないじゃない……やるんだ……」

エレン「強くなったな、アルミン」

アルミン「ありがとう」

エレン(きゃわわ)


エレン「で、どうするんだ?」

アルミン「多分だけど、もうミカサの耳にも噂は入っていると思う」

ベルトルト「あれだけ広めたからねぇ」

アルミン「そしてミカサはいつも通り噂を消しながら思うだろうね」

アルミン「なぜ急に噂が激増したのかを」

アルミン「だから僕の予想が正しければそろそろ……」

ジャン「あ、アルミンさん、よかったここにいたんですね。ミカサさんが話があるそうですよ」

アルミン「ありがとう、ジャン」

ジャン「いえいえ、いつもの場所って言ってましたよ」

アルミン「うん、わかった」


アルミン「ほら、ね?」

エレン「俺も行ったほうがいいのか?」

アルミン「いや、大丈夫、僕一人で行くよ」

エレン「でも、俺も協力するんだろ?何すればいいんだ?」

アルミン「エレンが僕を応援してくれて、協力を申し出てくれた」

アルミン「その事実だけで十分過ぎるよ」

エレン「そうなのか?」

アルミン「うん、おかげで助かるよ」

エレン「アルミンのためだったら何だってするって言ったろ!」

アルミン「ありがとう、エレン」


ライナー「俺達が力になれるのはここまでの様だな」

ベルトルト「頑張ってね、アルミン」

コニー「いってこい!」

ジャン「なんだかわからないけど頑張ってください、応援してますよ」

アルミン「ありがとう、皆」

エレン「……アルミン」

アルミン「……」

エレン「お前ならできるよ、お前には正解を導く力がある」

アルミン「必ず説得してみせる!!」


アルミン「ごめん、ミカサ……待たせちゃったかな」

ミカサ「待ってない、私こと呼び出してごめん」

アルミン「いいよ、それにしても……ミカサとここに来るのも久しぶりだね」

ミカサ「私がアルミンの手伝いをしなくなってからはなかった」

アルミン「そうだね、ちょっと変な気分だ」

ミカサ「なんなら今からする?」

アルミン「ちょっミカサってば」

ミカサ「ふふ、冗談」

アルミン「もう」

ミカサ(アルミンが望むなら全然いいんだけどもむしろバッチコイ)


ミカサ「だって、さいきんアルミンがミカサ離れしたみたいで少し寂しい」

アルミン「ミカサ離れって」

ミカサ「アルミンがどんどん自立していって……嬉しいけど寂しい」

アルミン「ははは……」

ミカサ「というわけだから、何かあったらいつでも私を頼るべき」

アルミン「うん、そうさせてもらうね……ところで話ってそれ?」

ミカサ「そうだった、懐かしさを感じたあまりつい……」

アルミン「ふふ、ミカサも案外おっちょこちょいだね」

ミカサ「恥ずかしいから忘れて、話をする」

アルミン「はいはい」


ミカサ「現在、アルミンが同性愛者だという根も葉もない噂が実しやかに流れている」

ミカサ「以前より多少はあったけど、なぜか今日は非常に流行している」

ミカサ「噂を流している人間に片っ端からジャンのように削いだ後、噂の発生源を聞いても辿り着けない」

アルミン(ジャンはまだ男としての尊厳を取り戻せてないのに……どんどん被害者が……僕のせいで……早く決着をつけないと!)

ミカサ「これは由々しき自体、何か心当たりはある?」

アルミン「あるよ?」

ミカサ「あるの!?」

アルミン「うん」

ミカサ「教えて」

アルミン「僕の普段の生活がどんなものかが広まったらさ」

アルミン「ホモだって噂も広まっちゃったんだよね」

ミカサ「!?」


アルミン「まぁしょうがないよね、女っ気のない生活だし」

ミカサ「なぜ、アルミンの普段の生活が広まるとホモになるの?」

ミカサ「それに何でそんな話が出回ったの?」

アルミン「まず、なんで僕がホモだと思われるか、って質問の方から答えると」

アルミン「ミカサ以外の女の子とあまり仲良くないってのが一つ」

ミカサ「女と一人も仲良くない男も沢山いる、それは理由になるの?」

アルミン「あくまで理由の一つだよ、それだけが問題な訳じゃないよ」

ミカサ「続けて」

アルミン「僕とエレンは過去、ミカサにお手伝いをしてもらっていたよね、エレンは今もだけど」

ミカサ「うん」

アルミン「まぁ仲のいい人たちにエレンがそれをバラしちゃったんだけど」

ミカサ「それは前に聞いた、二人で謝ってくれたから、私は気にしてないけど」

ミカサ(むしろ皆に言って回りたい、大々的に、そしたら悪い虫も減ると言うもの


アルミン「噂ってどう広がるかわからないよね」

アルミン「僕とエレンがホモで互いに処理しあってると聞こえなくもない噂も流れてるんだから」

ミカサ「確かに、そういう噂もあった」

アルミン「それと僕に恋人がいないこと」

ミカサ「いないのとできないのは違う、相応しい相手がいないだけで作ろうと思えばいつでもできる」

アルミン「自分で言うのは嫌なんだけど、だからこそホモだと思われてるんじゃないかな?」

ミカサ「一理ある」

アルミン「それと……」

ミカサ「?」

アルミン「その件とは別に僕からも話があるんだけどいい?」

ミカサ「構わない、何でも話して」


アルミン「僕、好きな子ができたんだよね」

ミカサ「私?前から好きだったでしょ?」

アルミン「いや違うんだ」

ミカサ「私のこと好きじゃないの!?」

アルミン「いやミカサは好きだ」

ミカサ「よかった……本当によかった……」

アルミン「だけどそういう事じゃないんだ」

ミカサ「?」

アルミン「ミカサやエレンとは別に好きな子ができたんだ、異性としてね」

ミカサ「笑うところだった?私冗談とかあまりわからない」

アルミン「違うから安心して、冗談とかじゃないから」


ミカサ「冗談じゃないの?」

アルミン「……うん」

ミカサ「……………………」

アルミン「……」

ミカサ「………………誰?」

アルミン「誰か言ったら、どうするの?」

ミカサ「アルミンを誑かした害虫を駆除する」

ミカサ「たまたま格好が人と似ているだけ」

アルミン「ミカサ!」

ミカサ「……冗談、今のは笑うところだった」

アルミン「冗談に聞こえないんだけど……」


ミカサ「やっぱり冗談はわからない……で、誰?」

アルミン「この流れで言う気になると思う?」

ミカサ「思う、なぜならアルミンはその子を私に認めてもらいたいはずだから」

アルミン「そこまでわかってたのか」

ミカサ「もちろん、アルミンのことは良く知っている」

アルミン「なら言うけど……アニなんだ、僕が好きなのは」

ミカサ「…………アニ……格闘の上手いあの?」

アルミン「うん」

ミカサ「本気?」

アルミン「うん」

ミカサ「私とアニ間違えてない?」

アルミン「うん」

ミカサ「……実は冗談だった?」

アルミン「ううん」

ミカサ「ちぇ」


ミカサ「私から生きがいを一つ奪っただけでは飽き足らず……」

ミカサ「アルミンを誑かすとは……」

アルミン「ミカサ、話を聞いて?」

ミカサ「ごめん、アルミン……私は大事な用ができた」

アルミン「待って待って!その用がアニと関係があるなら行かせる訳にはいかない」

ミカサ「アルミン?」

アルミン「言ったよね、僕はアニが好きなんだよ……」

ミカサ「…………」

アルミン「ミカサの事ももちろん好きだけど……アニに危害を加えさせるわけにはいかない」

ミカサ「別に危害を加えるつもりはない、事情を聞くだけ」

アルミン「事情って?」

ミカサ「それはいえない」

アルミン「何を聞くつもりなのさ……」


ミカサ「とにかく、アニに話を聞かないとこの話は進められない」

アルミン「ミカサ」

ミカサ「事態は一刻を争う、今すぐアニを探し出さないと……」

アニ「その必要はないよ」

アルミン「アニ!?」

ミカサ「いつの間に」

アニ「さすがのあんたも動揺してたのかね、私に気づかないなんてさ」

ミカサ「いつから?」

アニ「アルミンがちょっと変な気分だとか言ったあたりかな」

アルミン「殆ど最初からじゃないか……」

アニ(ちょっとntrに目覚めかけたのは内緒にしておこう)

アニ「アルミンをホモだなんていう下らない噂を流してる奴をとっちめてたらさ」

アニ「アルミンがここに入っていくのが見えたから……ね」


ミカサ「盗み聞きは良い趣味とは言えない」

アニ「悪いね……でも結果的に私も無関係じゃないだろ?」

ミカサ「そう、貴女に話がある」

アニ「あぁ、私もある」

アルミン「あー、えっと」

ミカサ「アルミン、ちょっとアニと二人にさせて欲しい」

アルミン「え、いや……でも」

アニ「私からも頼む、話があるから」

アルミン「……わかった、ただし話だよね?大きな音がしたらすぐ割り込むからね?」

ミカサ「わかっている、心配ない」

アニ「覗かないでね」

アルミン「覗かないよ!」

アニ「覗いていいのは着替えと風呂くらいだから」

ミカサ「確かに」

アルミン「二人とも何言ってるの!?」


ミカサ「さて……アルミンが行ったところで」

アニ「……」

ミカサ「単刀直入に言う、アルミンが貴女を好きだと言った」

アニ「………………ふへっ……」

ミカサ「照れないで、頬を染めないで、変な声出さないで」

アニ「……」

ミカサ「今更キリッとしても遅い」

アニ「それで?」

ミカサ「貴女はどうなの?」

アニ「なんであんたに言わなくちゃいけないんだい」

ミカサ「私は知る権利がある」


アニ「はぁ?なんであんたにそんな権利があるんだよ」

ミカサ「私はアルミンの親友で幼馴染で家族で姉で母」

アニ「欲張りすぎだろ」

ミカサ「事実なので仕方がない」

アニ「まぁ、私はもうすぐ恋人になるんだけどね?」

ミカサ「ぬ……」

アニ「いずれは妻」

ミカサ「ぐぬぬ……」

アニ「ふふん」

ミカサ「その顔やめて、うざい」


ミカサ「まぁいい」

アニ「?」

ミカサ「貴女もアルミンが好きだという事はわかった」

アニ「……なんでわかったの?」

ミカサ「…………?」

アニ「誰にも言ってないんだけど……」

ミカサ「それ本気で言ってる?」

アニ「?」

ミカサ「さっきの妻発言を聞けば誰にでもわかる」

アニ「……しまった」

ミカサ「まぁ貴女は巧妙に気持ちを隠していた、さっきのがなければ私も気が付かなかっただろう」

アニ「ふふん」

ミカサ「その顔やめて」


ミカサ「忠告しておこう」

アニ「?」

ミカサ「私は貴女をアルミンの恋人として認めていない」

アニ「……そう」

ミカサ「そう」

アニ「誰なら認めるの?」

ミカサ「今のところ相応しいと判断できる人はいない」

アニ「認める気あるの?」

ミカサ「ある」

アニ「ふーん、じゃぁさ」

ミカサ「?」


アニ「いつかあんたが認める人ができたとしよう」

ミカサ「うん」

アニ「あんたが認めるくらいだからすごい女なんだと思うよ」

ミカサ「うん」

アニ「そりゃアルミンも夢中になるだろうね?」

ミカサ「うん」

アニ「あんたやエレンのことよりもその女を好きになるんだろうね」

ミカサ「…………それはない」

アニ「わからないよ、そんないい女なんだもん」

ミカサ「アルミンに限ってそれはない」

アニ「あんたたちといるよりも恋人といるほうが楽しくなったりしてね」

ミカサ「それもない……と信じたい」

アニ「あるかもよ?」

ミカサ「そしたら泣く」


アニ「気持ちはわかるけど……泣くなよ……」

ミカサ「でもアルミンはそんなことしないはず、大丈夫」

アニ「でも、相手との関係は複雑になるだろうねぇ」

ミカサ「……」

アニ「相手からしてみたら姑みたいな存在だもんね」

アニ「面倒がられて……距離をとられて、アルミンとも会い難くなったりして」

ミカサ「精神攻撃はそこまでにしてほしい」

アニ「でも、このままじゃ起こりえる未来だろう?」

ミカサ「そんなことしない人を選べば良い」

アニ「そうやって、またアルミンから人を遠ざけるのか……」

ミカサ「!?」


アニ「今回の噂の件だってあんた達が原因なんだろ?」

ミカサ「…………」

アニ「あんた達が不必要にアルミンから人を遠ざけたりしなければ……」

ミカサ「それは……」

アニ「100歩譲ってホモって噂は良いとしても、アルミンから未来の友人、仲間を遠ざけたのは……」

ミカサ「……」

アニ「許されることなのかい? 許されたとしても、あんた達はそんなことを望むのか?」

ミカサ「そんな事、望むはずがない……」

アニ「だろうね、あんた達も……アルミンが大好きなんだから」


アニ「そろそろ、アルミン離れする時が来たんじゃないのかい」

ミカサ「それは無理、アルミン可愛い」

アニ「わかる」

ミカサ「だが、考えを改める必要はあるかもしれないと思わないでもない気がする可能性が出てきた」

アニ「……そう……」

ミカサ「……うん……」

アニ「そこで提案があるんだけど……」

ミカサ「?」


アニ「私なら、アルミンを独占したりしないよ?」

ミカサ「……」

アニ「あんたやエレンの事は尊重しよう」

ミカサ「…………」

アニ「あんた達のおかげで今のアルミンがあるって事も理解しているつもりだし」

ミカサ「………………」

アニ「それに、私ならあんた達二人とも多少なりとも面識があるわけで」

アニ「あんた達の仲をアルミンと一緒に取り持つ事もできる」

ミカサ「!!!」

アニ「たとえば、まだ二人でデートするのが恥ずかしい私達のために4人でwデート、とか……ね?」

ミカサ「貴女が天才か」

アニ(ふふ、エレンフリークのミカサにはこういう路線が効くと思っていた!!)


アニ「あとはアルミンに彼女ができることによって」

アニ「エレンもそういうことに興味を持つかもしれないねぇ」

ミカサ「詳しく」

アニ「例えば、アルミンが私のことをエレンに相談するのさ」

アニ「手を繋ぎたいだとか、そういうことでもいい、どんなデートがしたいとかでもいい」

アニ「大事なのはエレンに自分で考えさせることだ、異性を付き合うという事がどんな事なのかを」

ミカサ「……ゴクッ」

アニ「今まで女を意識してなかったあいつが意識するだけでも大分変わるんじゃないかねぇ」

ミカサ「確かに………………」

アニ「私がちょっと考えただけでもこれだ、アルミンが作戦を立てれば……」

ミカサ「その効果は計り知れない…………!」

アニ(今まで寝る前にアルミンとの事をいっぱい妄想しててよかった)


アニ「どうだ、ちょっとあげただけでこれだけの特典がつく」

ミカサ「いや……でも……私はアルミンを守らないと……でもエレン……ぐっ……」

アニ(……ちっ……辛抱強い)

アニ「ならこれはどうだい」

ミカサ「?」

アニ「私がアルミンと恋人になれたとするだろ」

ミカサ「仮の話」

アニ「あぁ、仮に恋人になったして……まぁ恋人でしかしないこともするだろ」

ミカサ「恋人同士であれば愛情表現に特別な行為をしても不思議ではない」

アニ「だよね、私とアルミンでもそれは例外じゃぁない」

ミカサ「仮の話ではあるが認める」


アニ「親友兼幼馴染兼母兼姉のあんたは、気になるんじゃないかい?」

ミカサ「気になる、気にならないほうがオカシイ」

アニ「そうだね、けどアルミンは恥ずかしくて教えてくれないだろう」

ミカサ「それはおそらくそうなる」

アニ「普通の女も相手の家族にそんなこと言えやしないだろうね」

ミカサ「……」

アニ「だが私は違う、あんたには進捗状況を報告してもいいと思ってる」

ミカサ「!」

アニ「報連相は常識だろ?」

ミカサ「そう、常識、でも出来ない人が多い中貴女は素晴らしい」

アニ「ふふん」

ミカサ「でもその顔はやめて」


アニ「アルミンの初デートの様子」

ミカサ「きっとドキドキワクワクな初々しいアルミン」

アニ「初めて手を繋いだ時のアルミン」

ミカサ「嬉し恥しのアルミン」

アニ「初めてキスをしたときのアルミン」

ミカサ「恥しくって顔を真っ赤しながらももう一度したいと思うアルミン」

アニ「…………初めてhしたときのアルミン」

ミカサ「初めて味わう快感と肌を重ねる暖かさに溺れそうになるアルミン」

アニ「詳しく知りたいだろ?」

ミカサ「知りたい」

アニ「私なら教える」


ミカサ「アニ……」

アニ「なんだい」

ミカサ「あなたの誠意は伝わった」

アニ「そう、そりゃよかった」

ミカサ「決して特典につられたというわけではない、誠意が伝わった」

アニ「そう」

ミカサ「あなたのアルミンを大切にするという誠意、それが私に伝わった」

アニ「そう」

ミカサ「なので限りなく許可に近い状態で前向きに検討したいと思う」

アニ「そりゃどうも」

アニ(っしゃぁ!やったよアルミン!私はこいつを乗り越えた!愛の力だ!)


ミカサ「じゃぁアルミンを呼ぼう」

アニ「そうだね」





アルミン「すごいよアニ!一体どんな魔法を使ったの!?」

アニ「別に」

アニ(アルミンの瞳キラキラしてる、私のことすごい尊敬してるハァハァ)

ミカサ「アニの誠意を受け取っただけ、まだ認めたわけではない」

アルミン「それでも大前進さ!」

ミカサ「私が認めたとしてもエレンも認めなければ……」

アルミン「あ、エレンならもう認めてくれたよ?応援してくれるって」

ミカサ「じゃぁ私も認めよう」

アニ(はやっ!?)


アルミン「ミカサ……本当?」

ミカサ「本当、ミカサ嘘付かない」

アニ(今までの苦労はなんだったんだよ……)

ミカサ「アニの誠意とアルミンの覚悟が私を動かした」

アルミン「ミカサ……」

ミカサ「決して何かにつられた訳ではない」

アルミン「?」

アニ「ま、まぁあんたの気持ちがミカサに伝わったって事さ」

アルミン「そっか、よかった……」


ミカサ「なんだか不思議な気持ち、生まれ変わった気分」

アニ「…………」

アニ(ミカサ空気読め、ここは二人っきりにするタイミングだ)

アルミン「………………」

アニ(ほら、アルミンも二人っきりになりたがってる!)

ミカサ「エレンやアルミンを子ども扱いしていたけど、子供なのは私もだったようだ」

アニ(そうだよ!空気読めないところとかな!)

ミカサ「アルミン、アニ、改めてよろしくお願いしたい」

アルミン「うん、こちらこそ」

アニ「…………あ、うん、よろしく」

アニ(いいから早くいちゃいちゃちゅっちゅさせて!)


アニ「そうだミカサ、この話あんたからエレンに話して来てくれない?」

ミカサ「なぜ?皆で報告に行ったほうが良いと思う」

アニ「私達も報告したいよ、でもさあんたが報告したほうが良いと思うんだ」

ミカサ「詳しく」

アニ「まずあんたはエレンを呼び出す、大事な話があると言えばいいさ」

ミカサ「ふむ」

アニ「そして二人っきりになれるだろ、そこで報告だ」

ミカサ「ふむふむ」

アニ「報告で終わるなよ?アルミンと私の話をそのまま続けて、しばらく二人の時間を楽しむと良い」

ミカサ「素晴らしい」


アニ「家族ならではの昔話をして良いムードを作ると尚宜しい」

ミカサ「やはりあなたは天才、すぐ実行する!それでは二人とも、また!」

アニ「あぁ、また」

アルミン「うん、エレンによろしくね……」

アニ「こんなもんさ」

アルミン「すごいや、ミカサのことよくわかってるんだね」

アニ「ふふん」

アルミン「あ、その顔やめた方がいいかも」


アニ「でも、二人っきりになれたでしょ」

アルミン「ふふ、そんなに二人っきりになりたかったの?」

アニ「あ、いや……別に……」

アルミン「じゃぁ戻る?」

アニ「ちょ……待って!なりたかった!二人っきりになりたかったから!なれて嬉しいよ!」

アルミン「あはは、僕もだよ」

アニ「ったく……」

アルミン「ちょっと話があるんだけどいいかな」

アニ「何?」

アルミン「本来の予定とは違ったんだけど、ミカサも説得ができた、エレンもね」

アルミン「改めて言うよ、僕と付き合ってください」

アニ「……………………キター!!!」

アルミン「!?」

アニ「あ………………」


アルミン「あ、アニ……?」

アニ「………………」

アニ「私なんかでいいなら……いいけどさ」

アルミン「ありがとう…………でも今のなかったことにしてる!?」

アニ「………………なにが?」

アルミン「いやさっきの」

アニ「…………なにが?」

アルミン「キターとかいうの」

アニ「……なにが?」

アルミン「わかった、降参、何も聞いてないよ」

アニ「そう、何も言ってないしね」

アルミン「ふふ、アニってば」


アニ「嘘みたいだよ」

アルミン「何が?」

アニ「こんなに幸せで……」

アルミン「嘘じゃないよ、本当さ」

アニ「…………よし」

アルミン「ダメ!頭突きはダメだからね!」

アニ「何で頭突きするってわかったの?」

アルミン「わかるよ、アニはわかりやすいし」

アニ「嘘だよ」

アルミン「本当」

アニ「クールが売りなんだけど」

アルミン「僕も最初はそう思ってたよ」

アニ(やっぱりクールなお姉さんポジだね)


アルミン「頭突き以外でお願い」

アニ「じゃあキスとかかなー」

アルミン「……」

アニ「でも恥しいしなぁ」

アルミン「…………」

アニ「ふむ……どうしようかね」

アルミン「アニ」

アニ「何、あるm」

アルミン「えい」チュッ

アニ(あれ、今アルミンにキスされてる!?私キスされてる!?)

アルミン「…………これで夢でも嘘でもないってわかった?」

アニ「………………うん……」

アニ(私明日死ぬの!?こんなに幸せでいいの!?)


アニ「ききききゅうに女の子にキスするとかあんたも結構度胸あるね」

アルミン「して欲しかったんじゃないの?」

アニ「すごい、なんでわかったの?」

アルミン「あはは……」

アニ「アルミンにはなんでもわかっちゃうのかな」

アルミン「どうだろうね」

アニ(よし、今度は私からキスしてお姉さんアピールを……)

アルミン「えい」チュッ

アニ(おかしい、主導権をアルミンに握られているような気が……)

アルミン「かわいい、これからよろしくね、アニ」

アニ(お姉さんアピールはできないけど……幸せだからいいや……)

おしまい。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月23日 (土) 11:52:45   ID: kZbLIuNc

いいねー











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