男「責任、ね」(2)

幼馴染「そ、責任よ」

幼馴染「貴方のマグカップを割ってしまった責任だから仕方ないのよ」

男「へぇ、それで何してるのさ?」

幼馴染「貴方の大好きな私の匂いをこのベッドにつけているだけよ」

幼馴染「他意はないわ」



姉「他意しかないでしょうよッ!」

男「んぁ、居たんだ、姉ちゃん」

姉「家のリビングなら誰がいてもおかしくないでしょうよ!?」

幼馴染「いつから居たの?」

姉「あんたらが来る前から居たわよっ!?」

姉「さっきから目の前で見せつけるようにいちゃいちゃとっ!」

姉「さっさと男の部屋に帰りなさいよっ!」

男「嫌だよ、やっとの思いで幼馴染を部屋から出したのに」

幼馴染「男の姉……お姉ちゃん?」

姉「『義』が抜けてるわよっ!」

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