モバP「ハゲそう」 (54)

P「……」

P「うーん……」


  ガチャッ!!!

茜「おはようございますっ!! プロデューサー!!」

P「あぁ、おはよう茜。熱いな」

茜「はいっ、温かくて身体を動かすのにちょうどいいですねっ!!」

P「ハハハー……」

茜「あれっ、元気がありませんか!? 大丈夫ですかっ!!?」



日野茜(17)
ttp://i.imgur.com/axOrniw.jpg

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P「いや、元気だよ。元気元気、超元気」

茜「本当ですか!?」

P「本当だとも、ほら! 力こぶ! ムキムキー!」

茜「おぉっ……! すごいです、プロデューサー!」ペタペタ

P「だろ? うん、別に体力は昔から有り余ってるから平気なんだが……」

茜「……ほぇー……」ペタペタ…

P「……茜?」

茜「すごい……腕も太くて、たくましいんですね……わぁ……」

P「あの……」

茜「えっ……はいっ! なんですか!?」

P「その、手……な?」

茜「あっ……す、すみませんっ!! は、離しますっ! うおりゃあーっ!!」ブーンッ!

P「うわぁぁーーーー!!!」ビューンッ

茜「ああああああーーーーーーーー!!!?」

P「びっくりした……プロデューサー業務の一環で受け身を習ってなかったら危ないところだった」

茜「だ、大丈夫ですか!? ケガはありませんか!? 血は、血は出てませんか!? 受け身はとれましたか!?」

P「大丈夫、大丈夫だから落ち着くんだ茜。パワフルだなぁ」

茜「あう……す、すみません……」

P「いや。その元気いっぱいなのが茜のいいところだしな。気にするな!」

茜「プロデューサー……!」

P「ほら、ファイトだ。ガッツだ! ハイターッチ!」

茜「……はいっ! 私、頑張りますっ!! うおおぉぉぉー!! それじゃあ、熱く走って燃え上がってきますっ!!!」

P「茜! 仕事! ストップ! スタップ!」ガシッ

茜「あっ、あぇっ」

P「あっ」

茜「あ……あああ…………」

P「茜、落ち着いて――」

茜「うおおおおぉりやゃあああああああああああ!!!!!」ブオオォォーンッ!

P「うわあああああああああああーーーーーーーーー!!!」ビューーーーンッ

P「まさか仕事先までランニングで到達するとは思わなかった」

茜「ハァッ……ハァッ……」

P「茜。ドリンク飲もうか」

茜「あっ……ありがとうございますっ!」

P「いや。それじゃあ収録がんばってくれ」

茜「はいっ!! 任せてくださいっ!!!」

P「おう。頼んだぞ」

茜「あっ……」

P「……?」

茜「あのっ……その……」

P「……うん、頑張れ!燃えてこいっ!」ワシャワシャ

茜「わっ、あははっ! はいっ!!! 日野茜、いってきますっ!!!」

P「茜は元気だなぁ……しかし暑い……」

  ウィー…ガゴンッ

P「そろそろ収録も――お」

愛梨「あっ、プロデューサーさん!」

P「お疲れ、愛梨。冷たい飲み物いるか?」

愛梨「ありがとうございますっ!」

P「いやいや。これで身体も――」

愛梨「よいしょ……」ヌギヌギ

P「なんでやねん」


十時愛梨(18)
ttp://i.imgur.com/kfrDfeK.jpg

愛梨「あれ?」

P「あれ、じゃなくて。なんで脱いでるんだ」

愛梨「あ……あつくて、つい……」

P「だから冷たい飲み物。飲んだら多少冷えるから、ほら」

愛梨「そ、そうですよね。えへへ……」

P「……どうした?」

愛梨「……で、でも……そのぅ……」

P「うんうん」

愛梨「外だけじゃなくって、ここがすごく……熱くて……」シュルッ…

P「よし、缶コーヒーでも挟んどいてみよう」

愛梨「あっ! それ、いいですね!」

P「ごめんジョークだから。やめて目に悪い死んじゃう」

P「はぁ……はぁ……」

愛梨「プロデューサーさん……」

P「違うんだよ、愛梨」

愛梨「その……すみません。私……」

P「別にさ、やめてって言ったのはそういう意味じゃないんだ。缶コーヒーの黒と肌の白のコントラストとかそういうのもあるけども」

愛梨「私……私っ……!」

P「おしるこの缶胸に入れたら火傷するだろうがおばかちん!」

愛梨「ごめんなさぁーいっ!」

P「責任もって俺が飲みます」

愛梨「えっ、でも……今日、暑いですよ!?」

P「暑いのにあったかーい飲み物なんて飲んだら脱ぐだろう?」

愛梨「が、がんばりますっ!」

P「脱ぐなってんだ!」

愛梨「ま、前向きにいきますっ!」

P「愛梨は嘘つけないもんなぁ。うん、素直でよろしい」

愛梨「えへへ……」

P「でも脱がないようになれたらいいな」

愛梨「他の人の前では脱ぐの我慢できるようになりましたよっ!」

P「そっかー。あと一歩だなー」

P(……しかしこのおしるこ、愛梨の胸の間に少しの間だけとはいえ挟まってたんだよなぁ)

愛梨「プロデューサーさん?」

P「いや、なんでもない。とりあえず送る……ってよく考えたらここまで走ってきたんだったな」

愛梨「えぇっ!? 大丈夫ですか?」

P「8割ぐらいかなー。それより帰り道どうするかだけど……」

愛梨「あっ、じゃあいっしょに歩いて帰りましょうっ! 美味しいクレープ屋さんもあるんですよ♪」

P「へぇ、そりゃあいいな」

愛梨「それから服も、可愛いのがたくさんあるんですけど自分じゃなかなか選べなくって……」

P「やっぱり寄り道なしで」

愛梨「そんなぁっ」

P「愛梨は無事駅まで送り届けました、と……送信」

P「道中じゃ脱がないのに人通り少なくなるとそわそわするのはやめてほしいな」

P「事務所まで歩いてたら間に合わないしなぁ……さて……」



P「……」ジー…

おしるこ缶「やぁ」

P(……うーん。なんかこう……ぬるいな……いや、冷めただけってわかってるが、それにしても……)

P「……飲もうか。持っとくとなんだかいろいろまずい気がする」

きらり「あれあれ? Pちゃん?」

P「うん? おぉ、きらり……おはよう」

きらり「おはようございまーっ☆ Pちゃん、お出かけ?」

P「いや。お仕事中だ。きらりは……」

きらり「きらりはねー、お買い物! きゃわわー! なお洋服売ってるところ、そらちゃんに教えてもらったんだにぃ☆」

P「へぇー……」


諸星きらり(17)
ttp://i.imgur.com/4VaMReT.jpg

P「可愛い服かー。いいなぁ」

きらり「うんっ! それからぁー……うぇへへ……」

P「うん? 買い食いでもしたか」

きらり「にょ、ちがうゆ? でもね、でもね……とぉーってもかわいい……」

P「かわいい……人形か、ぬいぐるみか? ははは、見せてもらいたいな」

きらり「えっ」

P「うん?」

きらり「Pちゃん……きらりの……みたい?」

P「……あっ」

きらり「あ、あのね、あのね……とぉーってもきゃわわー、だけど、見せるのちょっぴり恥ずかしいの……」

P「あー、あはは! 今度機会があったら見せてもらおうかな! 機会があったら! 相応しい時と場所になったら! あははっ!」

きらり「そ、それって――」

P「おぉ、きらり! あそこにクレープ屋がある! 美味そうだなぁ! 食べるか?」

きらり「ほんと!? わぁーい! たべゆー!」

P「ほっ……」

きらり「おいすぃー☆ んふふー、Pちゃん、ありがとー☆」

P「いやいや。美味しそうに食べてるきらりを見られて俺は幸せだよ」

きらり「にょっ……んもー! てれゆーっ! もぉーっ!」ベチコンベチコン

P「ハッハッハッハッハすげぇや深度ゼロのマグニチュード8.0だぜ」グラングラン

きらり「あっ、だいじょぶ……?」

P「平気平気。プロデューサーだしな」

きらり「なにそれすっごーい!」

P「すごいだろー。はははー」

きらり「うんっ! うぇへへ……いっしょにいるとドキドキすぅのも、プロデューサーだからかな?」

P「えっ、なんだって?」

きらり「な、なんでもなーいないっ☆ ないしょだゆ? でも知りたいなら……」

P「おぉっといけない! お仕事がまだあるんだったー。ごめんなきらりー」

きらり「にょっ、そっかー……うんっ! Pちゃん、お仕事がんばってね?」

P「ははは、まかせろい」

P「ハッハッハ、ハァー……危なかった。聞こえなーい、聞こえなーい」


P「さーて事務所だぞーっと」ガチャッ

ナターリア「アッ、P! オカエリナサイ……マセ♪」

P「おぉ、ナターリア……は、なんだその格好。メイド?」

ナターリア「ウン! ドウ、似合う……カナ?」

P「うん。可愛いなぁ、よく似合ってるよ」

ナターリア「ソッカ! ヨカッタ! エヘヘー」

P「はははー」スッ

ナターリア「……エヘー」ギューッ

P「はははー」ヒョイッ

ナターリア「ムー?」


ナターリア(14)
ttp://i.imgur.com/VgSTw4G.jpg

ナターリア「ネェ、P……」

P「どうした、ナターリア?」

ナターリア「ナターリアのコト、キライ?」

P「そんなわけないだろう。みんな大事だぞー」

ナターリア「ソッカ! ナターリアも、ミンナのこと、ダイスキ!」

P「そっかー、お揃いだな」

ナターリア「デモ、Pのスキはトクベツ……ダヨ?」

P「えっ、なんだって?」

ナターリア「ナターリアのトクベツのスキ、イッパイ……あげたい、ナ?」

P「……」

ナターリア「……P?」

P「Sorry、悪いが聞こえないよ……耳にバナナが入っててな」

ナターリア「バナナ!?」

ナターリア「ホントダ! バナナ!」

P「ハッハッハッハ。どうだすごいだろう」

ナターリア「ウン! 食べてもイイ?」

P「たくさんお食べ」ポンポコーン

ナターリア「ワァ! ウレシイ♪ オイシイ♪ ダネ!」

P「ハッハッハ」

ナターリア「Pのバナナ、スゴイナー♪」

P「ハッハ……ハ……」

ナターリア「?」

P「ごめん、やっぱりもうないから普通に吊るしてあるの持ってくるな」

ナターリア「……? ソッカ、ワカッタ!」

――――


――

P「というわけなんですよ。ちひろさん」

ちひろ「はい?」

P「いやね、ほら。みんな可愛いでしょう」

ちひろ「かわいいですねー」

P「意識してやってるんだとしたら相当な小悪魔レベルですよ。いや、小悪魔なんてものじゃない……将軍様ですよ」

ちひろ「そうですか」

P「そうですとも」

ちひろ「で、どうしたいと?」

P「どうにかなりませんかねー」

ちひろ「なりませんねー」

P「そうですか……じゃあちょっと出かけてきます」

ちひろ「はい?」

P「いや、茜といっしょにランニングをね」

ちひろ「避ける方法考えてたんじゃないんですか?」

P「はい?」

ちひろ「え?」

P「あんなに可愛い子に慕われて嬉しくないはずがないでしょう?」

ちひろ「まぁ、そうですね」

P「だけどこう、ドキドキしすぎてまずいんですよ」

ちひろ「はぁ、そうですか」

P「ならばこう、何かできないものかと考えたんですが……無いなら無いでいいです。頑張ります」

ちひろ「あぁ、そうしてください」

P「えぇ!」

ちひろ(ハゲればいいのに)

P「茜、またせたな」

茜「大丈夫ですっ! つい今戻ってきたところですからっ!!」

P「そうか? それなら……うん? 戻ってきたってなんだ」

茜「今日のコースの下見をしてましたっ!!!」

P「ハハハ、そっかー。えらいなー」

茜「はいっ!! やっぱり走ると空気がおいしいですねっ!!!」

P「運動の後のご飯はもっと美味しいだろうなぁ」

茜「ご飯っ……じゅる……ハッ!? す、すみません! 私としたことが、はしたないっ!」

P「いやいや、いっぱい食べる女の子は可愛いからな。いいことだよ」

茜「プロデューサーッ……!! 私は今、もーれつに感動していますっ!!!」

P「はい?」

茜「嬉しいですっ! 私、いっぱい食べますから!!!」

P「あー……あぁ、うん。そうだな、いっぱい食べようなー」

茜「はいっ!!!」

P(もうひとっぱしり終えてるしお腹減ってるんだろうなぁ……)

――

P「ここ、バイキングだから好きなだけ食べていいぞ」

茜「いっ……いいんですか!? こ、こんなに……食べきれるでしょうか!!?」

P「全部食べなくてもいいから、少しずつとって食べような」

茜「はいっ! 残さずいただきますっ!!」

P「ハッハッハ、元気だなぁ」

茜「持ってきました!」ドジャーン

P「うわぁ山盛り」

茜「おいしそうだったので、つい……大丈夫です。食べられます!」

P「そこに疑いは持ってないから大丈夫だ……あとトーン落とそう」

茜「はいっ!!!!」

P「げんきいっぱい!」

茜「もぐもぐ! もぐもぐもぐ!!」

P「うまいか?」

茜「もぐっ……んぐっ、ゴクッ、ゴクッ……ぷはっ」

P「ああ、そんな慌てなくていいからゆっくり……」

茜「もぐもぐもぐ!!!」

P「しゃべるんじゃないのかよっ!?」

茜「ハッ!? つ、つい……あまりにも美味しくてしゃべるのを忘れていました!!」

P「そ、そうか……まぁいいんだが……」

茜「美味しいですよ。これ! はいどうぞ!!」

P「え?」

茜「私だけで食べるのはもったいないです! 口を開けてー……どっかーんっ!!」

P「もごっ、もごもぐ……あ。美味い……」

茜「ですよねっ! 私も、プロデューサーといっしょのご飯が嬉しくって美味しいです!!」

P(だけどこれ間接……いや、やめとくか。突然走り出したりしたら――)

茜「プロデューサー?」

P「いや。なんでもない、ありがとうな」

茜「いえいえ! やっぱりいっしょに食べたほう……が……」

P「……茜?」

茜「……あっ、あの、そのっ……!」

P「あー……ぁぁー……」

茜「こ、これ、スプーンっ……食べましたか!? 食べましたね! わ、私も、スプーン食べてて……どうしましょう!!?」

P「落ち着け茜。俺はガっちゃんじゃないからスプーン食べられない。茜も金属は無理だろう?」

茜「か、硬いです! 食べられません!!」ガキンッガキンッ

P「やめて茜、芸能人は歯が命だから」

茜「あっ、ちょっと欠けました!」

P「あぁーっ!?」

茜「スプーンが!!」

P「あああーっ!!?」

茜「……」ズーン…

P「スプーンはほら、あちらさんも大丈夫って言ってくれたから……弁償もしたし」

茜「でも、でも私はっ……!」

P「大丈夫。うん、茜の歯が金属より強いっていうのがわかって大収穫だから」

茜「プロデューサー……!!」

P「ほら、気分転換にちょっと走ろう。それから帰ればいいさ」

茜「……はいっ! そうですね、走りましょう! あの、夕日に届くまで!!」

P「ハッハッハ、元気だなぁ」

茜「いきますよ…………ボンバーーーーーーーー!!!!」バドヒューン

P「ハッ―――」ヒューン……



―――  1時間後


茜「プロデューサー!! ちっとも夕日に近づかないどころか沈んでしまいました!! どうしましょう!?」

P「そう、だな……今日のところは、帰ろうか‥‥ふつうに、あるいて‥‥公共交通機関使って‥‥」

茜「はいっ!!」

――

愛梨「プロデューサーさんっ!」

P「おう、どうした?」

愛梨「見てください、ケーキですっ♪」

P「うむ、どこから見てもケーキだな」

愛梨「食べてくれますか?」

P「いいのか? じゃあ……ん? フォークは?」

愛梨「あっ!」

P「ははは、愛梨はドジだなぁ」

愛梨「で、でもほら! 切ってあるから食べられますよっ? ほら……」

P「え? あぁ」

愛梨「……」

P「……」

愛梨「あ、あーん?」

P「あーん?」

愛梨「口、開けないんですか?」

P「いや、確かに手でも食べられそうだけど」

愛梨「だったら、はいどうぞっ♪」

P「愛梨」

愛梨「はいっ!」

P「自分で食べられるから、な?」

愛梨「えっ……」

P「気持ちは嬉しいんだが、ほら――」

愛梨「そっか……ダメですか……?」

P「うぐっ……ち、違うぞ? 愛梨に直接食べさせてもらわなくても平気って意味でだな……」

愛梨「プロデューサーさんの手が汚れちゃいますよ。ほら……」

P「あ、あーん……」

愛梨「あーん♪ えへへっ」

P(かてない)

P「……うん、美味い」

愛梨「よかったぁ。今日のは自信作なんですよっ♪」

P「そうか、ははは……」

愛梨「もう一口どうぞ。あーん♪」

P「あむ……う、うん……ごちそうさま」

愛梨「ありがとうございましたっ」

P「いや、こちらこそ……と」

愛梨「あっ、手が……」

P「ちょっと待ってくれ。確かウェットティッシュを――」

愛梨「ん~」ペロッ

P「あっ」

愛梨「えっ?」ペロペロ…

P「……いや。はい、ちゃんと拭こうな」フキフキ…

愛梨「?? わかりました……」

P「よーし、綺麗になった」

愛梨「すみません、えへへ……」

P「いや。でも本当に美味かったよ」

愛梨「そうですか?また作りますねっ♪」

P「ああ、楽しみにしてるから……今度はフォークを忘れないでくれよ?」

愛梨「はーいっ、でもプロデューサーさんに食べさせるのも楽しかったかも、なーんて」

P「おいおい……」

愛梨「こうやって、手も……きれい、に……」

P「あっ」

愛梨「……ぁっ、あの……こ、これって間接キスに入ると思いますか……?」

P「さ、さー! どうかな! あははっ!」

愛梨「あ、あははっ、そうですね、えへ、へ……」

P(はずかしぬ)

――

P(愛梨の手自体は口に触れてないし? セーフセーフ。超セーフ)


きらり「あっ、Pちゃん! にゃっほーい☆」

P「おぉ、きらり! 可愛い服着てるなー」

きらり「うんっ! 新しいお洋服っ! 買っちゃったー……見せちゃった! うぇへへ、似合うかな? どうかな?」

P「最高に似合ってるとも! 可愛い!」

きらり「うっきゃー! うれすぃー!」

P「かわいい! すっごくかわいい!!」

きらり「んもー、Pちゃん、てれゆーっ!」

P「最高! かわいい! すごい!!」

きらり「にょっ、も、もーっ」

P「きらりはかわいいなぁ!!」

きらり「もぉーっ! はずーい!」

P「ハッハッハ……」

きらり「Pちゃん、きらり……かわいい?」

P「かわいいとも。最高だね!」

きらり「そかそかー……うぇへへー、きらり、お顔がぽんぽんになっちゃうー☆」

P「真っ赤でリンゴみたいだな。なーんて」

きらり「にょ……りんごきらり?」

P「きらりんごだな。フフフ」

きらり「きらりんご! うっきゃー! なにそれヤバーい!」

P「ヤバいなー。何人前かな?」

きらり「んーと、んーとねー……」

P「たくさんの人に分けれちゃうなー」

きらり「……ひとり、だゆ?」

P「」

P「そ、そっかー。ははは」

きらり「きらりんご、おっきーけど……Pちゃん、たべゆ? ……たべちゃう?」

P「……」

きらり「……なーんちゃってー☆」

P「えっ?」

きらり「びっくりした? しちゃったー? きらりんってば演技派さーん! スゴい?」

P「あ、あぁもう……びっくりしたとも。はははー」

きらり「うぇへへー」

P「ははははー」

きらり「にょわっはっはっはー」

P「じゃあいただきます」

きらり「に”ょっ!?」

P「……」

きらり「P、ちゃん……?」

P「……」

きらり「にょ、にょ……」

P「……」

きらり「ん…………」

P「なんてな」ペシッ

きらり「にょわっ」

P「これでお互い様だ。大人をからかうもんじゃないぞ?」

きらり「むぇー……」

P「ハッハッハッハッハ」


P(正直迷ったけどがんばった。えらい)

きらり「ぷー!」

P「ほら、ごめんごめん。今度甘いものでもおごるから許してくれ……な?」

きらり「ぷぷー!」

P「俺だって――」

きらり「……かぷーっ☆」チュッ☆

P「はっ」

きらり「うぇへへー、きらりん……えんぎは、でしょー?」

P「」

きらり「にょ、にょ、にょっわー! 元気バクハーツっ☆ おしごといってくるゅー☆」

P「」


  どたどたどったんがっちゃーん☆

きらり「あっ、そういえば……」

きらり「…………」

きらり「……今度はきらりんごも、食べてもいいゆ?」

      どどすかどこどんどっちゃーん☆

きらり「うっきゃー! ハズーい! ナイショだにぃ?」

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