アニ「戦士とかもうどうでもいい」ライナー「そうだな」(93)

※ネタバレあり

アニ「戦士とかどうでもいいからベルトルト殺らない?」ライナー「そうだな」
にしようとしたら長すぎて無理でした。

アニ「…ライナーもそう思う?」

ライナー「あぁ、正直俺は戦士よりも兵士になってるほうが楽しいんだ。それに、あいつらを殺したくない・・・」

アニ「…私もだよ、ここに長くいすぎたね、戦士としての道を選べばあいつらを殺してしまうかもしれない、私はそんなのいやだ」

ライナー「だがベルトルトが・・・」

アニ「あいつは戦士だからね…」

ライナー「だがあいつには絶対に話さなくちゃいけなくなるぞ?」

アニ「うん、わかってるよ。でももし反対されてあいつが強行手段をとるなら」

ライナー「…あいつを殺すしかないか」

アニ「・・・・うん」

ライナー「でもベルトルトももうずいぶんみんなと仲良くなってるし、あいつももしかしたら賛成してくれるんじゃないか?」

アニ「そうだね、とりあえず明日話してみようか」

ライナー「あぁ・・・」

本当にすいません、ご飯行ってきます。

続きは一昨日と同じ9時には書き始めるので

こんばんは、続きを書いていきます

アニ「とりあえずベルトルトを呼ぶのはあんたに任せるよ、私はこれから用事があるんでね」

ライナー「用事?」

アニ「あぁ、エレンの特訓さ」

ライナー「そうか、あいつが妙に強くなったと思ったら陰でお前が動いてたのか」

アニ「そういうこと、そんじゃいってくるよ」

ライナー「了解、そんじゃ俺はベルトルトを誘ってくるか、明日の昼過ぎにまたここで」

アニ「了解」

次の日

ライナーはベルトルトを呼び出し、昨日アニと話をしていた場所に連れて行った。

アニ「…来たね」

ライナー「遅れてすまねえな」

アニ「別にいいさ」

ベルトルト「2人とも話って何?僕今日アルミンに誘われて出かける予定なんだけど…」

ライナー「あぁ、すまねえなだがすぐ終わるさ」

ベルトルト「頼むよ、それでなんの話なんだい?」

アニ「…単刀直入にいうよ、もう戦士になるのはやめよう」

ベルトルト「・・・・は?」

アニ「私とライナーは戦士としてじゃなく兵士として生きていくことに決めた・・・」

ベルトルト「えっ・・・・?何を言ってるんだ?冗談はよせよ!」

ライナー「…すまねえなベルトルト、これは冗談なんかじゃねえ」

ベルトルト「…とりあえず理由を聞こうか」

アニ「・・・私から話すよ」

ライナー「あぁ」

アニ「ベルトルト、あんた今の状況をどう思ってる?」

ベルトルト「今の状況?」

アニ「あぁ、楽しく話せる仲間がいて、競えるライバルがいるこの状況をさどう思う?」

ベルトルト「・・・・正直とても楽しいと思ってる」

アニ「そうだろ?私もライナーもそうなんだ、私なんて最初は誰からも相手にされなかったけどさ
エレンと対人格闘してからかな?今まで話したこともないミーナやクリスタが急に話しかけてくれたんだ。
何でだと思う?」

ベルトルト「さぁ…」

アニ「…ミーナから聞いたらさ、エレンが私のこと紹介したらしいんだ。「案外いい奴だし話したら絶対楽しいぞ!」ってね」

ベルトルト「エレンが…」

ライナー「まぁ、あいつはそういうやつだしな」

アニ「それにさ、あいつは私が一人でいるといつも話かけてくれるんだ。「また明日、よろしくな」とか「今日もやられたけど、いつかは勝つからな!」
とか、それに対して私はいつも「そう・・・」って答えてるんだけどさ、それが嬉しいんだ。」

ベルトルト「…」

アニ「だから私はこの生活にとても満足している。もし・・・、私が戦士の道を選んだらさ
せっかくできた友達を殺してしまう・・・、それが嫌なんだ」

ライナー「…俺もだベルトルト、あんな楽しくていいやつらを殺してしまうかもしれないなんて、俺には無理だ。
だからベルトルト、少し考え直さないか?お前だってあいつらが死ぬ姿を見たくないだろ?」

ベルトルト「…君たちの言うことはもっともだ。」

ライナー「ベルトルト!」

ベルトルト「だが僕は戦士としての道を行く」

アニ「…」

ベルトルト「君たちは故郷に帰りたくないのか?」

アニ「…帰りたいよ、でも私はこっちの生活のほうがいいっていってんだ」

ベルトルト「本気なのかアニ?」

アニ「あぁそうだ!私は何を言われても戦士になんかならない!エレンと対人格闘の訓練をして、ミーナたちと楽しく話しながらご飯を食べる。
これだけで私が戦士にならない理由には十分だ!」

ライナー「…残念だが俺もだ」

ベルトルト「お前らぁ!」バキッ

ライナー「うぐっ!」ドサッ

アニ「ライナー!」

ベルトルト「お前もだ!」ギュッ

アニ「がっ!い、息が!」

ベルトルト「戦士としての務めを果たせないならお前らなんて今ここで死ね!」ググググッ

アニ「う…(エ、エレン・・・)」

そのころ・・・

エレン「特訓の時間になったのにアニが来ねえ・・・、ちょっと探しに行くか」

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エレン「うーん、いないか、とりあえず練習場所に戻るか」

<オマエラァ!

エレン「ん?なんだ今の声?とりあえず行ってみるか」

ガサゴソッ

エレン「ここらへんで声が・・」

<イマココデシネ!

エレン「こっちのほうか!」

ガサガサ

エレン「邪魔な草だな、しっかり切れよ」ブチブチブチ バッ

エレン「やっと出れたか…、は?」

茂みからでたエレンの目に映ったのは、地面に倒れているライナーと、ベルトルトに首を絞められて
苦しがっているアニの姿であった。

エレン「い、いったいなにが・・・、それよりアニを助けねえと!」タッタッタッタ

ベルトルト「死んでしまえ・・・」ググググッ

エレン「何してやがんだてめえ!!」

ベルトルト「な!なんでエレンがここに!?」

エレン「その手を放しやがれ!」バキッ

ベルトルト「うぐっ」ドサッ パッ

アニ「っは!ゲホッゲホッ!」

エレン「大丈夫かアニ?ライナーも」

アニ「あ、あぁ、ありがとうエレン」

ライナー「俺も大丈夫だ」

ベルトルト「…」

エレン「てめえ、何してんだ?頭でもおかしくなったのか?おい!」ガシッ

ベルトルト「・・・・」

エレン「なんか言えよ!」 グッ

ライナー「よ、よせエレン!」バッ

エレン「は?なんでだよ、離せよライナー!」

ライナー「いいから!こいつには俺たちで話をつけておくから!」

エレン「お前、何言ってんだ?」

アニ「エレン、私からもお願いだ」

エレン「アニまで・・・」

アニ「…お願いエレン、この場は私とライナーにまかせて」

エレン「…分かったよ」スッ

アニ「ありがと」

エレン「…今日の特訓はなしだな」

アニ「あぁ、ごめん」

エレン「いいって別に、それじゃあ俺は戻る」タッタッタッタ

ライナー「べ、ベルトルト・・・」

ベルトルト「悪いけど僕も戻るよ、それじゃ」

アニ「…」

ベルトルト「…邪魔なエレンを殺すしかない」ボソッ

アニ「!、お前今なんて!!」

ベルトルト「何も言ってないよ、それじゃあ」 ガサガサ

ライナー「どうしたアニ、あいつなんて行ってたんだ?」

アニ「エレンを殺すとかなんとか・・・」

ライナー「はっ!?」

アニ「…ライナー、もうこうなったら戦士とか兵士とかどうでもいい、ベルトルトを殺そう」

ライナー「ほ、本気なのか?」

アニ「あぁ、このままじゃエレンどころか私達と仲のいいやつを全員殺しかねない」

ライナー「…分かった。だが最後にもう1回だけあいつと話させてくれ」

アニ「…わかったよ、ただしそれでだめならもうだめだ」

ライナー「分かった」

その日の夕食

ライナー「ベルトルト、横に座るぞ?」

ベルトルト「…ライナーか、昼間はごめん」

ライナー「気にしてないさ、この後時間あるか?」

ベルトルト「・・・・あぁ」

ライナー「じゃあ今日集まった場所で会おう」

ベルトルト「分かった」

ライナー「それじゃあ俺はコニーたちと食うよ」

ベルトルト「あぁ」

ライナー「それじゃ」スッ スタスタ

ベルトルト「ライナー、君はいい友だった」ニヤァ

アニ「…」

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ライナー「すまねえな、寒いのに」

ベルトルト「…いいよ別に、それより要件を言いなよ」

ライナー「…もう一度考え直さないか?お前今日アルミンと出かけて来たんだろどうだったんだ?」

ベルトルト「楽しかったさ」

ライナー「そうだろ?だからさ、お前も戦士なんてやめて兵士として過ごさないか?」

ベルトルト「・・・・そうだね」

ライナー「ベルトルト!わかってくれたのか!」

ベルトルト「と言うとでも思ったのか?君とアニの戯言にはもううんざりだ。だからさライナー、君たちを殺す」キラッ

ライナー「ま、待てベルトルト!」

ベルトルト「大丈夫、一瞬だ。気が付いたら死んでるからね」

ライナー「…ベルトルト」

ベルトルト「さよなら、今まで楽しかったよ」スッ

ライナー「くそ!」

??「今だ!」

ベルトルト「はっ?」 バキッ

ベルトルト「うぐっ!?」 バタン

ライナー「えっ?な、なんでお前らが?」

ミカサ「ライナー、大丈夫?」

エレン「大丈夫かライナー!今のうちにこいつを縛るぞ!」

アルミン「それとボディチェックもね!」

教官「…まさか、レオンハート訓練兵の言ってたことがほんとだったとはな」

ライナー「教官まで!?」

アニ「…大丈夫かいライナー」

ライナー「あ、アニ・・・」

アニ「…ごめん、全部話しちゃったよ私たちのこと、けどこうするしかなかったんだ」

ライナー「…そうか」

エレン「縛り終わったぞ」

アルミン「こっちも大丈夫だ、体を傷つけられるようなものはなかった」

エレン「・・・・それにしてもこいつのせいで母さんが死んだなんてな」

アニ「…え?」

エレン「お前には話してなかったか、俺の母さんはな、こいつが蹴り破った扉の破片が家に直撃したから、家の下敷き
になって逃げられなかったんだよ…」

アニ「…」

エレン「…こんな奴のせいで」ボロボロ

ミカサ「…」ポロポロ

アルミン「2人とも・・・」

教官「悲しむのは後にしろ!今はこいつを別の場所に移動させるぞ!」

アルミン「えっ、どこに?」

教官「内地にある地下道の一番奥にだ。そこでなら巨人化されても大丈夫だろう多分」

エレン「でもどうやって?」

教官「いま早馬で調査兵団の団長にこいつらのことを知らせるよう伝令を出した。たぶんあと1時間もすれば来るはずだ」

アルミン「そういえば、教官は確か・・・」

教官「あぁ、調査兵団の団長をしていた時期があってな、そこそこ顔が利くんだ」

ミカサ「…そうでしたか」

教官「それよりブラウン訓練兵、、レオンハート訓練兵」

アニ「はっ!」

ライナー「はっ!」

教官「単刀直入に聞くぞ、お前らはその力を人類のために使う気があるのか?」

アニ「…私はあります。私は戦士じゃなく兵士ですので!」

ライナー「自分もです!」

教官「…ならばお前たちのことは現在の調査兵団団長のエルヴィンに話しておこう。
あいつは頭がよく回るからな、お前らの安全は保障しよう」

アニ「…ありがとうございます」

ライナー「・・・」

教官「…ブラウン訓練兵は確か壁ウォールマリアを突破した・・・」

ライナー「…鎧の巨人です」

教官「そうか・・・、ならブラウン訓練兵よ」

ライナー「はっ」

教官「きさまのせいで大勢の人が死んだのはわかっているな?」

ライナー「・・・・はい」

教官「…後悔してももう過去には戻れない、今は前を見ろ、そして死ぬまで人類のためにその身をささげよ!」

ライナー「…はっ!」

アニ「…エレンごめん」

エレン「何がだ?」

アニ「…こんな大事なこと黙っててさ、最低だよね」

エレン「そうだな」

アニ「ははっ、あんたは遠慮ないね」

エレン「そりゃそうだろ、お前らは俺らの敵だったんだぞ?しかも俺の一番嫌いな巨人だ」

アニ「…分かってるさ」ポロポロ

エレン「けど、それは昔の話だろ?」スッ

アニ「…えっ?」

エレン「えっ?じゃねえよ、とりあえずお前らはもう俺らの味方なんだろ?
ならこれからもよろしく頼むぜ、あと特訓に付き合えよ」

ア二「エレン・・・」ポロポロ

エレン「泣いてちゃわかんねえぞ?」

アニ「わ゛だしこそ ヒック よ゛ろ゛じぐ」ボロボロ ギュッ

エレン「あぁ、よろしく」ギュッ

アルミン「とりあえず一件落着かな」

ミカサ「そうね…」

アニ「エ゛レ゛ンー ヒック 本当にごめんよ゛ぉー」ボロボロ

エレン「分かったからもう泣くなよ」ナデナデ

ミカサ「・・・・ッチ」

アルミン「あははははは・・・」 

教官「話が終わったならこいつを少し移動させるぞ!だれか来たらやばいからな」

エレン「そしてその後、3人の身柄は調査兵団に確保された。教官の話によると、
アニとライナーは人類の味方だとわかってもらえたらしく、そのまま調査兵団になったらしいが
ベルトルトだけは反対を続けて処刑されたらしい・・・、そしてその3か月後、俺たちも無事に訓練兵を卒業、
俺とミカサとアルミンは調査兵団に入った。」

エレン「…久しぶりだな2人とも」

ライナー「あぁ、結局調査兵団に入ったのはお前ら3人か」

エレン「だと思ったか?」

アニ「えっ?」

ジャン「俺たちもいるんだよ!」

ミーナ「へへっ、来ちゃった」

コニー「お前ら久しぶりだな!」

クリスタ「アニ!久しぶり!」

ユミル「ったく、なんで調査兵団なんかに」

サシャ「そんなこと言って2人のことが心配だったんでしょ?」

トーマス「こいつは素直じゃないからな」

サムエル「全くだよ」

ライナー「お、お前らなんで?」

アニ「そうだよ、なんで調査兵団なんかに・・・」

アルミン「エレンの演説がねー」

エレン「ばか!話すんじゃねえよ!」

ミカサ「…かるく1時間は話してた」

ライナー「…またお前か」

アニ「…変わらないねえ」

エレン「うっせえよ!そういえば聞いてるぜ、お前らあのリヴァイ班なんだろ!」

アニ「…まあ」

エレン「今度合わせてくれよ!俺すげえ尊敬してるんだ!」

ライナー「機会があったらな」

エレン「約束だぞ!」

アニ「相変わらずうるさいね…、でもまあ心配しないでよ、あんたたちは何があっても私たちが守るからさ」

アルミン「期待しておくよ」

エレン「俺は守られるほど弱くねえ!というかアニ!勝負だ!」

アニ「は?」

エレン「お前がいなくなってから一人で特訓した成果を見せてやるぜ!」

アニ「…いいよ、かかってきな」

エレン「いくぞ!」バッ

アニ「甘い!」ゲシッ

エレン「うわー!」ドサッ

アニ「…分かりやす」

みんな「あははははは!」

エレン「くっそー、アニ!これから特訓だ!」

アニ「…いいよ、鍛え直してあげるよ!」

クリスタ「完全に2人の世界にはいっちゃったね」

ユミル「ったく、初日からイチャイチャしやがって」

ライナー「おおおお!俺もなんだか特訓したくなってきたぜ!だれか相手をしてくれ!」

コニー「俺が相手だ!」

ライナー「かかってこいや!」

アルミン「僕も加勢するよ!」

ライナー「なにっ!?」

トーマス「なら俺はライナーに加勢するぜ!」

サムエル「俺もだ!」

コニー「なに!?サシャ!お前もこい!」

サシャ「えー、仕方ないですね、ジャンも行きますよ」

ジャン「しゃあねえな」

クリスタ「みんな楽しそうだね、私たちもいこうか!」タッタッタ

ユミル「えっ?あっ!ったくしゃーねーな!」ダッ

<ウオークライヤガレー
<アマイヨ!

リヴァイ「…何してんだあいつら」

ぺトラ「青春ってやつですね!」

ハンジ「熱いねー!リヴァイも混ぜてもらいなよ!」

リヴァイ「いやだね」

ぺトラ「なら私はいっちゃお!」ダッ

ハンジ「私も!」ダッ

リヴァイ「あっ!・・・・ッチ、しゃあねえな」スタスタ

リヴァイ「おいお前ら!遊ぶなら相手になってやるぞ!」

そしてこの後、リヴァイに挑んだ者たちは次の日立てなくなるまでしばかれたそうな。

おしまい

短いけどおしまいです。最初はギャグとして考えてたんだけど気が付いたらこんなことに・・・
そしてエレンが殺されかけてアニ巨人化か、エレン巨人化とかも考えてたんですけど
どうしても落ちが思いつかなくてこうなりました。
では次に書くものを決めていこうと思います。

1、エレン「アニ!ゲーセン行こうぜ!」※現パロ
2、ミカサ「今日はエレンと海水浴」※現パロ
3、クリスタ「エイプリルフール?」
4、アルミン「できた!アルミン風人生ゲーム!」

まず前から言っていた1を最初に書くとして次はどうするか・・・
>>70君に決めた

もう書かない(笑)

それでは>>76
ちなみに1は前々から言ってたので最初に書くつもりです。
問題はその後です。できれば書き溜めしたいので

1

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月16日 (木) 07:45:58   ID: RGVgZZwS

つまんな

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