エレン「アニに恋をした」(52)

エレンが相談にのってくれなんて珍しいね。
そう言った幼馴染のアルミンの言葉に夕食を食べながら俺はため息をつく。

「仕方ねえよ。この気持ちに気付いてから、何をやっても上の空になっちまってよ」

俺は胸中をさらけだす。相談なんてのは口実で自分の気持ちを受け入れ、整理をつけたがっているのだ。

「アニは少なからずエレンに対して気持ちがあると思うよ。ただ、それでも通じるかどうかは僕にもわからないけどね」
アルミンの意見を聞いた俺は少し気が軽くなった。

「ま、こんな気持ちになったのはあいつだけだからな」

味気ないパンを齧りながら、俺は初めてアニと接した日を思い返していた。

発言文章には名前つけてくれると読みやすいでごぜーやす

あと
誰目線での進行なのか分からなくなるしその書き方は難しいと思うよ

ファイト!

「いてて・・・アニの奴、無茶苦茶強いな・・・」
宿舎のベッドに身体を預けた俺は一人呟いた。ライナーと二人してアニに負かされた日の晩のことだ。


同室のライナーやベルトルトは風呂に行って間もない。部屋には俺一人だけだ。
少しの痛みと女の子に負かされた悔しさが巡る。

いつか雪辱を晴らそう。頭の中でアニの動きをイメージする。何をされて、どう倒されたか。

しかし、イメージした回数と同じだけ地面に転がされた自分の姿が見えてしまう。

「負けっぱなしは癪なんだよ」

イライラが募る。どうにも考えこむのは性に合わない。

「そういや明日は対人格闘の訓練があるな・・・よし・・!」

勝つ為にはとにかくアニの動きや癖、技に慣れることだろうと思った俺は布団をひっかぶると眠りについた。

翌朝、俺は朝食の時間になると真っ先にアニを探した。
食堂を見渡すとお目当ての人物はすぐに見つかった。

窓際のテーブルの端で一人、朝食を食べるアニに話し掛ける。
「ようアニ、おはよう」

仏頂面のアニはムスッとした顔をする。
「・・・朝からうるさい」

かなり寝起きが悪いようだ。寝ぼけ眼にうつらうつらとしている。

「半分寝てるみたいだな」

「そりゃどうも・・・」

どうにも虫の居所が悪いらしい。

>>3
アドバイスありです

「ま、いいか。横、座るぞ」

「・・・どうぞ」

淡々とした会話だ。ミカサも無愛想な類いだがアニは違う類の愛想の無さだった。
人に対して一線を引いていると言うか、壁を作っているというか・・・


俺がそんな事を考えている間にアニは食べ終わったのかさっさと席を立とうとする。

「あ、ちょっと待ってくれ!」

慌てて引き止める俺にアニは露骨に嫌そうな顔をする。

「・・・まだ何か?」

取っつきにくい奴だなあと思いながらも俺は用件を伝える。

「あのさ、よかったら今日の対人格闘の訓練、俺と組んでくれよ」

アニはそれまで眠たそうだった眼を瞬時に起こした。
平時は何事に対しても無関心だが『格闘』に関してだけは違うみたいだ。

「別に構わないよ」

アニはそれだけ言うと踵を返して歩いて行った。

何はともあれこれはチャンスだ。そう思った俺はその日の大半を医務室のベッドで過ごす羽目となってしまった。

「なぁエレン、もうアイツに関わるのは止めたらどうだ?」
医務室に運び込まれた俺を心配したライナーがそう言う。
なんでも『今回は今までの中で一番高く』放りあげられたそうだ。

ったく、アニの奴。あんな小さな身体でどれだけの力があるんだ。

「お前の強くなりたいって気持ちは分かるさ。けど理想と現実は違うんだからよ?・・・」

俺は一も二もなく反論する。
「だからって諦めちゃ一生、勝てないだろ!見てろよ、今度は必ず・・・」

息巻く俺の言葉にライナーの隣にいたベルトルトが苦笑いする。
「そう言えるだけでもエレンは強いよ。僕なら最初からアニと戦おうなんて思わない」

「まあまあ、エレンは言い出したら聞かないからね」
そう言うアルミンも苦笑いだ。

ミカサに至っては「怪我をしては元も子もない」だと。

俺は何も言わずにふくれっ面を見せつける。
そう言われれば俺が俄然やる気になるって事をお前達にみせてやるからな。
そう思うと俺は握り拳に力を込めた。

悔しさで夕食を食べる気分にもならなかっ俺は何をするでもなく外に出た。

夕日を背に修練場へ行く。ただ何の気なしに足が向いただけだった。
足がぴたりと止まる。

アニが居た。ただ黙々と一人、修練に打ち込んでいた。
思わず俺は岩影に身を隠した。何となく今は顔を合わせにくい・・・というよりも悔しいからだ。

観察と言えば聞こえが悪いが俺はアニの見せる動きの虜になっていた。
1つ1つの様が流水のように滑らかで素人目にも洗練された動きだいうことは明白だ。

一通りの練習が終わったかに見えた。
その時。
「いつまで隠れているつもり?」
アニが俺の方に向かって言った。

俺は突然の呼びかけにぎょっとしていた。背中を嫌な汗が伝う。
だが、理由はどうあれ事実にはかわりない。素直に謝ろうと岩肌から乗り出した。

「・・・あんただったの」

アニは俺と気付くとため息をついた。
「悪い、覗き見をするつもりじゃなかったんだけどつい・・・」

「別にいいよ。それより打った頭は大丈夫?」
アニは俺の頭に巻かれた包帯を見やった。
したたかに打ちつけられた時の痛みを隠し、俺は当たり前だと虚勢を張った。

「そう、ならいいけど。じゃあね」
足早に兵舎へ戻ろうとするアニ。

「なあ、明日も対人格闘の訓練はあったよな!?」俺はアニに問いかける。

俺の思惑に気付いたアニにはぽかんとした顔で俺を見るとため息をついた。

「あんた今日、私に散々にやられたろう?それ以上やったって無駄さ。それにあんたにはセンスがないよ」

「センスがなけりゃ諦めろってか?そんな腰抜け俺はごめんだ!」

自分でもカッとなってわけのわからない事を口走っている事は分かっていた。

「迷惑をかけてるってのは分かってる。けど俺は強くなりたいんだ!頼む!アニ!」

恥も外聞もあるかと俺は深々と頭を下げた。

翌日の対人格闘の訓練、俺はアニと対峙していた。
頭を下げた俺を見て呆れ顔で渋々ではあるが了承してくれたからだ。

砂埃が舞う。唾が喉を通るたびごくりと音をたてる。

俺は必死で前日のアニが見せた動きを思い返していた。
どんな人間でも無敵ではない。相手を倒そうとする時に最も隙が生まれる。
その時が
「・・・来ないならこっちから行くよ」

思考に割り込むアニが迫る。
頬を伝う汗を振りほどくように俺も動き出す。

俺はアニの動きを捉えながら身体を反らした。
細い腕、小さな手が蛇のようにするりと俺の襟元を捉えようとする。
「今だ!」

俺はアニの手を取ると一気に引き、崩し投げた。

景色がスローモーションに揺れる。

何度も投げ飛ばされた技だ。
もう嫌でも俺の身体に染み付いているだけはある。

手応えを、その掌から感じ取り俺は初めての勝利を確信した。


しかしそう思えたのはその時だけだった。
猫のようにしなやかな動きが宙で姿勢を整え、アニは膝をついただけにすぎなかった。

瞬間こそ狼狽の色を見せたが、スッと立ち上がると手を取り合ったままの俺を見る。

「う・・・」

たじろぐ俺を悲鳴とともに投げ返すアニ。
畜生、また負けた。

地面に大の字になって倒れている俺をアニの顔が覗きこんだ。
ひどく嬉しそうな表情をしている。

『冷血女』『鉄仮面のアニ』

人並み以上の容姿とそれに似合わない格闘技術。他人を寄せ付けない冷たさ。
妬みや畏怖、好奇の目が一部の連中から囁かれた不名誉な二つ名。
普段のアニに関しては、そうなのかもしれない。が、「この瞬間」だけは同一人物とは思えない。

きっと本来は、俺と同じ位負けず嫌いなんだろうな。

「参ったよ。本当に強いな」
そう思いながら俺は素直にアニを称えた。


お世辞でもなんでもなく、こいつには敵わないかもなと思ったからだ。

けど、そんな俺にアニは透き通るような瞳で俺の目を覗きこみながら言った。

「そんなにこの技を教えて欲しいの?」

それからの俺は痣と生傷の絶えない日々を過ごした。
青く腫れた瞼。擦り傷と打撲に覆われた身体。綺麗な場所を探す方が簡単な位の悲惨な有り様だった。

それでも周囲の心配をよそに挑み続けていく内、俺は少しずつアニの教えを身に付けていった。

身体で覚える1つ1つの動作や姿勢。時にはあのアニから誉め言葉すら貰う事すらあった。

そして一年の月日が流れた――

「もうあんたに教える事はないよ」

アニは1日の訓練を終え、兵舎へ戻ろうとする俺に冷たく言い放った。

俺はすかさず抗議の声をあげた。今でこそ互角に渡り合えこそすれ、俺は未だにアニに勝った事が無い。

「確かにあんたは私と五分の技術を身に付けた。けどあんたはどこか足りない」
返す言葉のない俺を見ながらアニは続ける。

「どうにも心ここにあらず。と言うより迷いしか感じられない」


思い当たる節はあった。数日前の事だ。

俺は就寝前の僅かな自由時間をテラスでくつろぐ習慣があった。
時には一人で、またある時はミカサやアルミン達と。といった具合だ。

その日も1日を終え、いつもの場所でのらくらしようと俺は「指定席」へ向かおうとした。

進む足が止まる。どうやら先客がいるようだ。
俺は渋々、兵舎へ戻ろうとした。

背中から話し声が聞こえる。

「・・・それにしても、今日はあの冷血女のせいで散々だったぜ」

俺の足が止まる。アニの事を言っているのだ。

「あの野郎、最初の頃は体よくサボっていやがった癖に、最近じゃ真面目ぶりやがって。」

「こっちは立体起動の補習訓練でクタクタなんだ、融通の聞かない女だよ!」

「ああ全くだ。こっちがのたうち回ってる姿を見ても顔色一つ変えやしねぇ」
会話から察するに二人の訓練兵が愚痴をこぼしている。

盗み聞きをする趣味は無いが思わずため息をつく。

ようは自分達の不出来や不平不満をアニに丸投げしているだけのお門違いな八つ当たりなのだ。

相手にするだけ後が面倒だ。そう思った時、いつだったか、アニが本音をもらした事を思い出した。

「私は誰かに好かれたくて生きているわけじゃないよ」

立体起動装置の整備をしながらアニは俺に呟いた。
本来ならグループを組み行うはずがアニだけが孤立していた。

露骨な迄に周囲に避けられているアニを強引にペアに誘った時の事だった。

「ただね・・・嫌われる為に生きているわけでもないから、やっぱり辛いよ」

アニは自分が周囲から浮いている事を十分、承知していた。
小柄な体躯、優れた格闘術、冷たい瞳。

畏怖と好奇の視線はいつしか不名誉な通り名を生み出した。


「まあ、自分で選んだ生き方だからいいんだけど」

うつむき加減の横顔から俺はアニの本心に触れた気がした。

ハッと顔をあげたアニは顔を紅潮させたかと思いきや次の瞬間には普段のポーカーフェイスに切り替わっていた。

「このことは誰にも言わなくていいからね」

アニは一方的に話を切り上げた。




何故アニはあの時、自分の本音を教えてくれたんだろう。
その時は何気なしにと思い、流したつもりだった。

けれど、あの時アニが一瞬見せた寂しげな瞳にはうっすらと涙が浮かんでいたように見えた。


あの日の瞳が忘れられなかった。

俺はアニへ悪態をつく奴等を殴り飛ばしてやりたい気分に襲われた。
握り拳に力を込める

沸々とこみ上げる苛立ちを強引に押さえ付けると、その場から逃げるように駆け出した。

殴る事は簡単だ。実際に俺にかかれば相手が二人いようがコテンパンにしてやれる。

けど俺がそんな事をしてはやぶへびになる。
アニの名を貶めてしまう事は避けたい。

ああくそ、何で俺が泣いてんだ!

俺は気付いていた。
普段のアニは氷のように冷たく、他人にも自分も厳しく決して人を寄せ付けない。

けど、それは優しさや弱さの裏返しで本来は年相応の女の子に他ならないと。

時折、垣間見せる優しい瞳や傷付いたような寂しげな瞳がそれを裏付けている。

兵舎に戻り、仲間達に平常を装いながら俺は思った。

なんだ俺・・・一日中、アニの事ばっか考えてやがる・・・

「悪い・・・最近、考え事してたから。真面目に教えてくれてたのに、悪かったよ」

思い出しながら俺は頭を下げた。

素直に謝る事でアニの顔から険が消えた。

「・・・いいよ。私も言い過ぎたみたいだ。さっきの発言は取り消すよ」


それが数時間前の事だった。俺はアルミンに心境を吐露する事で区切りをつけつつあった。

「・・・そうだね、エレンがそれだけ言いきるなら間違いないよ」

アルミンはそんな俺の胸の内を理解した上で背中を押してくれた。

俺は自分自身の気持ちについていけず、もて余していた。

それは身勝手で我儘でとんでもなく厄介な代物だった。

ああ、分かっている。俺はアニが好きなんだ。
畏怖と憧れは淡い思慕になり、果ては好意に、恋慕に形を変えていた。

後は俺自身の問題だ。

アルミンはその気持ちアニに伝えるのかと尋ねてきた。

俺は考えるより先に勿論だと答えた。

アルミンは俺の答えを聞くと笑って答えた。
「エレンならそう言うと思ったよ」

話しはそれで終わった。
アルミンは決して多くは語らず、けれど俺の心を理解した上で、最小限の言葉で最大限のエールをくれた。


想いを言葉にして伝える事は難しい。それが大切な人や、特別な想いなら尚更だ。

どんな結果になったとしても、この想いだけは真っ直ぐに届けたい。

眠れない夜を過ごし、夜明けを迎える頃、俺は上着を手に宿舎を後にした。

朝靄に霞む視界とは裏腹に俺の心は穏やかに、そして晴々としていた。

腹を括ると人はこんなにも変わるものなのか。そう思いながら、ゆっくりと歩く俺の前に何者かが立ち塞がった。

「ようエレン、随分と早いお目覚めだな」

聞き覚えのある声とシルエット。
声の主はライナーだった。


挨拶の割にはやけにその声が硬い。
何か言いたそうだなと言うとライナーは少し照れくさそうに笑った。

「お前にゃかなわんな。ん、まあアニのことなんだが・・・」

ライナーは一気に吐き出すように続けた。
「エレンが盛大にぶん投げられて医務室行きになった時、アニには関わるなって言った事、悪かったな」

俺自身はすっかり忘れていた事だと言うとライナーは破顔した。

「あいつは不器用な奴だからな。」
俺がそう言うとライナーはどこか納得のいく表情を見せた。


「あん時はお前に怪我させちまったから同郷の身としては謝っとかないと気か気じゃなくてよ」

言いたい事はわからなくないが今、話す事か?そんな俺の疑問符に気付いたライナーは一気にまくしたてた。

「ん、まああれだ、お前のお陰であいつは救われたんだと思ってるんだよ」

「あいつの事、これからも頼むわ」

そう言うとライナーは俺の反応を待たずに宿舎へと戻って言った。

「なんだあいつ・・・」
一人きりになった俺はぼそりと呟いた。朝靄はいつしか消え去っていた。

俺は朝食を終え食堂をさっさと出るアニにならびかけた。

無言の二人。並んで歩を進めるものの俺はどう切り出すか、何から話そうか、タイミングを模索していた。


「なんかようなの?」

しびれを切らしたアニの声が聞こえた。

「あー・・・おはようアニ」

「・・・おはよう」

拍子抜けしたアニは肩の力を抜いたようだ。

意を決した。俺には理屈だの打算だのは向いていないんだ。
ありのままに伝えるしかない。

「なあ、アニ」
アニの目を見つめる。

「何?」
俺の眼差しに目を背ける事なくアニが答える。

「あのさ、俺、ここんとこ何かにつけて上の空だったよな?」

「・・・そうだね。で、済んだ話を蒸し返してどうするの?」


「いや、ちょっと話がしたくってさ、今度の休暇に時間、貰えないかな?」

少しばかりの沈黙に不安の影がよぎる。頼むから首を縦に振ってくれ。そう思った時だった。

「それってもしかしてデートのお誘い?」

アニは目に意地悪な笑顔を浮かべながら俺に聞き返してきた。

核心を突かれて心臓の鼓動が加速する。
ああ、くそ、筒抜けなんだろうが、こうなったら出たとこ勝負に出るしかない。
「・・・おう、一年も相手してもらって来たんだからな。」

舌が上顎に張り付いてしまいそうなくらいの緊張が俺を襲う。

アニはそんな俺に近付くと上目遣いに見やった。
長い睫毛、空のように澄んだ碧い瞳、そして・・・匂いたつような色気と香り。

口の端を少し吊り上げてアニは答える。
「ま、気分転換にはなるかもね・・・」

アニは踵を返すと俺をその場に残し去っていった。

そして約束の日、俺はアニと街へ繰り出していた。

冷たい眼差し、人を寄せ付けない強さ。時折、垣間見せる寂しさやか弱さ。

道行く仲睦まじい家族を羨ましく見る横顔を俺は見逃さない。

俺は何故、アニを倒せないか。ずっと前からその答えに気付いていた。
けど気付かないふりをしていた。

好きだと言う気持ちが怖かった。失う怖さ、変わる怖さ。

上手く言葉に出来ないが、伝える事の難しさも手伝って尻込みしていたんだと思う。

誰が何時、命を落としてもおかしくないこの時代で、共に生きたいと思った人だから・・・

どんな結果になろうとこの気持ちを伝えたい。

街の丘にアニを連れて歩く。
雑踏を抜けてたどり着いた場所。俺はくるりと振り返るとアニを見据える。

長い髪を耳にかけながら、不思議そうに見やるアニを見て、少しくすぐったくなる。

ああ、その目だよ。俺が好きな仕草は。
本当は誰よりも臆病で、けど不器用な位に真っ直ぐなお前が誰よりも好きなんだよ。

心地よい風が吹いた。俺はゆっくりと息を吸い、ゆっくりとはく。
「アニ、俺はお前が―――」

想いを言葉に乗せて・・・





拙い文章でしたが、読んでくださった方、ありがとございます。

ミーナ「そういえば」とリンクしておりますので興味を持っていただければそちらもよろしくです

続編も1週間ペースで投下したいと思っておりますので機会があればどうぞ読んでやってください。

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