杏「菜々さんと」 (49)

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401887832

オツカレサマデシター

菜々「お疲れ様でしたー♪」

杏「お疲れ様でした…」

菜々「杏ちゃんお疲れ様ですっ。大丈夫ですか…?」

杏「も、もう疲れた…無理…」

菜々「撮影がかなり押しちゃいましたからねぇ…もうこんな時間ですし」

杏「疲れ過ぎて家に帰る気力すらないよ…」グッタリ

菜々「あ、杏ちゃんしっかり!」

杏「杏はもうダメだ…ここで朽ち果ててしまうんだ」

菜々「いやいやいや、まだ早すぎですよぉ!」

杏「最期に…菜々さんの本当の年齢を知りたかった…」

菜々「ですからナナは17歳ですってー!」

杏「がくっ」

菜々「杏ちゃーん!?」

杏「菜々さんの…実年齢は…さんじゅう…」

菜々「遺言がそれですか!?大体、30ではないですぅ!」

杏(30『では』ないのか…なるほど)

杏「まぁ…冗談はこのぐらいにして」

菜々「ナナ的に聞き逃せない冗談なんですがそれは…」

杏「本気で家に帰るのも辛いんだけどどうしよう。ここから一歩も動きたくない」

菜々「と言っても…ここに泊まるわけにもいきませんし…」

杏「きらりもプロデューサーも今日はいないからなぁ…どうしたもんか」

菜々「もしいたとしても、流石にここまで迎えに来てもらうのは…」

杏「空いてれば普通に来そうな気もするけど」

菜々「…確かに」

杏「ふわぁ…ホント眠いし疲れたや…」

菜々「…じゃあ、ウチに泊まります?」

杏「えっ、いいの!」

菜々「ここからなら、杏ちゃんの家よりナナの家の方が圧倒的に近いですし」

菜々「本当にお疲れみたいですから、一晩泊まっていくぐらいなら…」

杏「やったー!菜々さんの家だー!」

菜々「そ、そんなに喜ぶ事ですかね…?」

杏「菜々さんの家にお泊りできると聞いて、ちょっと元気でた」

菜々「じゃあ、元気がある内に早く帰りましょうっ」

杏「負ぶってー」

菜々「元気出たんじゃなかったんですかぁ!?」

杏「それとこれとは話は別」

杏「むー、結局歩かされてしまった」

菜々「家まで杏ちゃんをずっと負ぶってるのはキツいですよぉ」

杏「こs」

菜々「腰がとかじゃないですからね!!」

杏「お、おう」

菜々「ふふふ、言われると思って準備しておきましたよ!」

杏「自分で言ってて悲しくならない?」

菜々「…割と」

杏「ドンマイ」

菜々「…いや、そもそも杏ちゃんが言わなければ良い話ですよね!?」

杏「気付いた」

菜々「コホン…ともかく、杏ちゃんが来るなら少しだけお買い物を…」

杏「杏も買う物があるー」

菜々「じゃあ、帰る前にスーパーに寄りましょう」

杏「ういー」

―30分後―

菜々「ただいまー」

杏「おじゃましまーす」

菜々「はい、どーぞ♪」

杏「わーい、菜々さんの家だー」ゴロン

菜々「寛ぐの早いですね!」

杏「自宅のような安心感」ゴロゴロ

菜々「そ、そんなにですか…?」

杏「とりあえず疲れたからまず寝よう…で、起きたら家捜し」

菜々「しなくていいですから!しなくていいですから!」

杏「えー…」

菜々「もう、今まで十分荒らしまわったじゃないですかぁ」

杏「荒らしまわったとは人聞きの悪い」

杏「ちょっとどんな物があるのかなーと思って調べまくったり」

杏「ラジオを盛り上げるためにユッキ達を無断でけしかけただけじゃない」

菜々「それが荒らしまわってるって言うんですよぉ!」

杏「わはは」

菜々「とにかく、まずはご飯作りますから大人しくしてて下さいねー?」

杏「はーい」ゴロゴロ

杏「わー…洗濯物が部屋干しされてる」

菜々「あ、あんまり見ないで下さいよぉ」

杏「あ、落花生発見ー」

菜々「あっ、しまった…!」

杏「もぐもぐ…」

菜々「ご飯前にお菓子食べちゃダメですよ~」

杏「え、落花生ってお菓子なの?」

菜々「それはそうですよー。ピーナッツなんですから」

杏「てっきりおつまみなのかと」

菜々「菜々はお酒飲めませんからぁ!」

杏「せやな」

菜々「流されました!?」

杏「……ぐう」

菜々「…あれ、杏ちゃん寝ちゃいました?」

杏「すやすや」

菜々「…ふふ♪」ナデナデ

菜々(ご飯が出来たら、起こしてあげましょう)

菜々(…あ、あと、今の内に見られたくない物を隠しておきましょう…!)

菜々(アレとアレとアレと…ええと、あとアレも…!)

菜々(あぁぁ、洗濯物も畳んでおかないと…!)

菜々(いつも家に誰かを呼ぶ時は念入りに準備をしてるけど、今日は何もできてない…)

菜々(しかも今日は杏ちゃん…ナナ弄りが最も激しい子…!)

菜々(明日の朝まで、無事でいられるでしょうか…)

杏「ぐうぐう」

菜々(よく寝てますねぇ…よっぽど疲れてたみたいですね…)

菜々「杏ちゃん、ご飯出来ましたよっ」ユサユサ

杏「んぅ…?ふわぁぁ…おはよ…」

菜々「はい、おはようございます♪」

杏「あー…ちょっと寝たら良くなった」

菜々「よかったですっ。さ、冷めるために食べちゃいましょうっ」

杏「わーい、菜々さんのご飯ー」

菜々「今日は生姜焼きですよぉ♪」

杏「やったー美味しそう」

菜々「今日は疲れましたからね。豚肉を食べてスタミナ回復です!」

杏「おー。いただきまーす」

菜々「いただきます♪」

杏「あーむ…もぐもぐ…んー、うまー」

菜々「ホントですか?ふふ、よかったです♪」

杏「人に作ってもらうご飯は美味しいなぁ」

菜々「もう、杏ちゃんってばー」

杏「冗談冗談ー。菜々さんのご飯、美味しいよ」

菜々「えへへ♪」

杏「にしても、こうして菜々さんと2人っきりでご飯を食べるって、あんまりないよね」

菜々「そうですねぇ…みんなでわいわい食べる事の方が多いですね」

杏「前、菜々さんの家でご飯作った時もかなりの人数だったもんね」

菜々「あぁ…あの時はかなり家が狭かったですよねぇ」

杏「何人いたっけ…杏に菜々さんに…ユッキ、巴、小梅、輝子、こずえ、仁奈、紗南…」

菜々「あとは李衣菜ちゃん、美玲ちゃん、晴ちゃんですね」

杏「12人…?よく入ったよね」

菜々「あはは…本当ですねぇ」

杏「ユッキ、あれからちゃんと料理続けてるのかなぁ」

菜々「どうなんでしょう…?事務所では作ってるところ見かけた事無いですね」

杏「ビールはよく飲んでるけど。野球見ながら」

菜々「ですねぇ…うらやm…ンン゛ッ!!」

杏「………」

菜々「あぁっ、そんな目で見ないで下さい!」

杏「いや、だってねぇ…杏が弄らなくてもナチュラルに自爆するんだもん…」

菜々「う~!」

菜々「ごちそうさまでした♪」

杏「ごちそうさまー。美味しかったー」

菜々「よかったですー!じゃあ、ちょっと片付けてきますね」

杏「ありがとー。あー…ホント、人ん家なのにこの安心感はなんだろうねぇ…」ゴロン

菜々「そんなにですかー?」

杏「うんー。もう、ワンチャン菜々さんの家に引っ越すのもありかなーって」

菜々「ええー!?」

杏「菜々さんの娘として暮らす」

菜々「娘!?せめて妹にしてくれませんかね!?」

杏「同い年なのに?」

菜々「あっ…ほ、ほら、双子っていう設定で…」

杏「ちょっと厳しいね」

菜々「…ですよね」

菜々「というか、ナナの家じゃなくて、きらりちゃんの家の方が良くないですか?」

杏「んー、きらりは家族と暮らしてるからね。流石にお邪魔かなーって」

菜々「そんな事無いと思いますよ?」

菜々「きらりちゃんも喜ぶと思いますし、それこそ、妹が出来たみたいって」

杏「きらりが姉かぁ…きらりは、どっちかというと、親友と言うか…パートナーと言うか…」

菜々「へぇ…?」

杏「あっ…な、なんでもない!」

菜々「ふふ、きらりちゃんの事、信頼してるんですね♪」

杏「べ、別にそういうわけじゃ…」

菜々「ふふふ、いいと思いますよ♪」

杏「ぐぬぬぬ」

菜々「いつも弄られてばかりですからねー、たまにはナナもっ」

杏「むー」

菜々「ふぅ、洗い物終わりましたー」

杏「お疲れ様ー」

菜々「お風呂どうしますー?」

杏「入りたいー」

菜々「杏ちゃん、お風呂だけはちゃんと入るんですよねぇ」

杏「だって汗かいたままだと気持ち悪いもんー。面倒だけど、入るしかない」

菜々「それもそうですよね。じゃあ、まずはお湯を張らないと…」

杏「それまでなんかして遊ぼうよー」

菜々「いいですね♪ゲームでもします?」

杏「やるやるー。菜々さんと2人でゲームするの久しぶりだー」

菜々「ですねー!何やりますー?」

杏「うーん、そうだなぁ…」

菜々「って、何さらっと押入れの方見てるんですかぁ!?」

杏「こっちに昔のゲームがしまってるんだよね?」

菜々「うぐっ…か、完全にバレてる…」

杏「何か面白そうなのあるかなぁ…おぉ、これがメガドライブ…初めて現物を見た…」

菜々「たまーに遊びたくなるんですよね…」

杏「ゲイングランド…?これやってみよう」

菜々「また渋い選択を…!でも、面白いですよー」

杏「よーし、電源オン」

菜々「久しぶりにやりますねぇ」

杏「うわぁ、凄い、ちゃんと起動した…」

菜々「ナナの家のゲームは全部現役ですよ!」

杏「レアすぎる。えーと…シューティングゲームなのかな、これ」

菜々「アクションシューティングですねー」

杏「ふむふむ…おぉ、動かせる」

菜々「仲間を救出しながら進むんですよー」

杏「オッケー」

菜々「最近はこういう昔のゲームも、新しいゲーム機で配信されたりしてるから嬉しいですね」

杏「あー、PSストアとかVCとかねー」

菜々「ですです!だから、万が一昔のゲーム機が使えなくなっちゃっても」

菜々「ゲームによっては最新機種で遊べるっていうのは安心ですね♪」

杏「確かにねー。よ…っと…これ、結構難しい」

菜々「ふふふ、クリアできるでしょうか?」

杏「やってみようじゃないかー」

―30分後―

杏「ぎゃー、ダメだったー」

菜々「惜しかったですねぇ」

杏「手強いゲームだった…でも、面白かったよ」

菜々「昔のゲームって、バランスが大味だったりするものが多いですからねぇ」

杏「あー、それはなんとなく分かるかも」

菜々「さて、お風呂ももういいみたいですし、入りましょうか。杏ちゃん先に入ります?」

杏「えー、一緒に入ろうよ」

菜々「えっ、一緒にですか?」

杏「体洗ってー、疲れたー」

菜々「今、元気にゲームしてましたよね…?」

杏「急に疲れが…戻ってきて…」

菜々「もう、しょうがないですねぇ…じゃあ、一緒に入りましょうか」

杏「やったー」

杏「菜々さん家のお風呂だー」ガラガラ

菜々「い、いえ、別に普通のお風呂ですからね?」

杏「お風呂の中に増えるワカメちゃんを入れよう」

菜々「絶対やめてくださーい!」

杏「じゃあ、蕎麦」

菜々「ナナの家の浴槽は鍋代わりですか!?」

杏「いや、面白いかなぁと思って…」

菜々「面白いからって人の家の浴槽に食べ物を投入してはいけません!」

杏「はーい」

菜々「ほらほら、頭洗ってあげますから、後ろ向いて座って下さいね~」

杏「わーい」

菜々「杏ちゃん、髪を解くと本当に別人みたいですねぇ」ゴシゴシ

杏「でしょー。よく言われるー」

菜々「今の髪型には拘りが?」

杏「んにゃー、切りに行くのめんどいし、そのままだと邪魔だし、適当に結んでるだけー」

菜々「あはは…なるほど…」

菜々「お湯流しますよー」ザバー

杏「ういー」

菜々「背中も洗いますねー?」

杏「ありがとー」

菜々「任せてください♪」ゴシゴシ

杏「ふー、楽ちん楽ちん」

菜々(それにしても…杏ちゃん、やっぱりちっちゃいですねぇ…)

菜々(菜々だってかなり小さい方なのに、それ以上の小ささとは…)

杏「杏、小さいから洗うの楽でしょー」

菜々「えっ!?そ、そうですねぇ…!?」

杏「どうしたの驚いて」

菜々「い、いえ、なんでも!」

杏「?」

菜々「はい、これでオッケーです!」ザバー

杏「ありがとー。杏も菜々さんの髪と背中洗うよ」

菜々「いいんですか?」

杏「いいよー。今日泊めてくれるお礼という事でー」

菜々「そうですか?ふふ、それじゃあお願いします♪」

杏「まかせろーバリバリ」

菜々「やめて!」

杏「菜々さんも、髪解いてるとちょっと雰囲気変わるねー」ゴシゴシ

菜々「えへへ、そうですか?」

杏「大人っぽく見えるー」

菜々「ふふふ、大人っぽいナナもいい感じですか?」

杏「貫禄出てるー」

菜々「貫禄って言い方はやめてもらえませんかね!?」

杏「じゃあ、壮絶な色気」

菜々「壮絶な色気…!?」

杏「豆は畑のお肉也~」

菜々「あー…あの歌ですか」

杏「よーし、頭流すよー」

菜々「お願いします~」

杏「そりゃー」ザバー

菜々「ふぅ…ありがとうございます、さっぱりしましたよ♪」

杏「背中も洗うねー」

菜々「はーい、お願いします♪」

杏「菜々さんの肌すべすべだなぁ」ツンツン

菜々「ひゃっ…もう、くすぐったいですよぉ~!」

杏「もしかして本当に17歳なんじゃないかと」

菜々「ふふふ、色々努力して…じゃなくて!!もしかしなくても17歳ですぅ!」

杏「う、うん…大変なんだね…」

菜々「あっ、やめて!そんな同情する様な言い方はやめて下さい~!」

杏「ごめんね、これからはあんまり弄らないようにするから…」

菜々「やめて下さい~!こんな扱いされるぐらいなら弄られた方がマシですから~!」

杏「わはは」

杏「ふー、これで綺麗になったかなー」ザバー

菜々「湯船に使ってのんびりしましょう♪」ザバー

杏「だねー。よいしょ…ふぁー、あったか」

菜々「う゛ぇーい……」

杏「………」

菜々「………」

杏「…気持ちいいね」

菜々「で、ですねぇ!」

杏(もう、ツッコむのも可哀相になってきた)

菜々(やってしまったー!!)

杏「お風呂上がったら、すぐ寝るー?」

菜々「んー、まだ少し早いですし、何か冷たい物でも飲みながら少しゆっくりしませんか?」

菜々「明日の準備とスケジュールの確認もしたいので!」

杏「オッケー」

菜々「ゲームもやります?今度は対戦で♪」

杏「お、いいねー。負けないよー」

菜々「ナナだって長年培った…あ、いえ、何でもないです!!!」

杏「折角話を逸らしたのに結局自爆するの?」

菜々「うぐっ」

杏「しょうがないお姉ちゃんだなぁ」ナデナデ

菜々「うぅ、杏ちゃん~!」

杏「ふぃー、さっぱりしたー」

菜々「いいお湯でしたぁ♪」

杏「あー、やっぱり寝ちゃおうかなぁ…このほかほかの状態で眠りにつきたい」

菜々「ダメですよぉ、ちゃんと髪を乾かしましょう!こっちに来て下さい♪」

杏「はーい」

菜々「それじゃ乾かしますよー」ブオー

杏「あー」

菜々「次、菜々もお願いしますね♪」

杏「いいよー。下から風を当てて、スーパーウサミン星人やるね」

菜々「なんですかそれ!?」

杏「戦闘力17億」

菜々「随分高いですね!?」

杏「ドラゴンボールだと誰と同じぐらいかな」

菜々「うーん…フリーザが53万っていうのしか知らないですね…」

杏「でも、戦闘力17億だから、少なくともフリーザはフルボッコにできるね」

菜々「ナナどんだけ強いんですか!?」

菜々「お待たせしました。麦茶でよかったですか?」

杏「うんー。ありがとー」

菜々「次は何のゲームで遊びますー?」

杏「ごくごく…ぷはぁ…冷たくておいし。そーだねぇ…何がいいかなぁ」

菜々「対戦なら、パズルゲームか、格闘ゲームか…」

杏「んー…あ、これやろう、これ」

菜々「ジョイメカファイトですか!いいですねぇ♪」

杏「やってみたかったんだよね」

菜々「面白いですよぉ。ロボットも可愛いですし!」

杏「楽しみだー」

菜々「点かない時は、カセットにフーって息を吹きかけるんですよねー」

杏「都市伝説かと思ってたよ、それ」

菜々「都市伝説!?」

杏「だって、普通に考えて、唾とか端子についちゃうし」

菜々「まぁ、そうなんですけどねぇ…でも、みんなそれで治る物だと思ってたんですよぉ」

杏「へー」

杏「うーん…誰使おうかな」

菜々「ナナはスカポンにしますね♪」

杏「でた主人公」

菜々「えへへ、可愛いですよね♪」

杏「だねぇ。じゃあ、杏は…サスケにしよっと」

菜々「あ、確かその子は投げ技が得意でしたね!」

杏「なるほどー、コマンドだけチェック…っと。さすが、簡単だ」

菜々「最近の格闘ゲームが複雑すぎるだけな気もしますけど…」

杏「まぁね。酷いコンボゲーなのとか多いし」

菜々「ナナにはコンボとかキャンセル技とかさっぱりですよ…」

杏「そこら辺はねー、分からないとホント意味不明だろうし」

菜々「その点、ジョイメカファイトは至ってシンプル!それでいて面白い!」

杏「うん、それは分かる。よーし、菜々さん勝負だー」

菜々「負けませんよ~!」

杏「そりゃー」

菜々「ふふっ、堅実に迎撃していきますよぉ!」

杏「むむ、待ちタイプかぁ…」

菜々「えいっ、ローリングスカ!」

杏「ぎゃっ、なんだその技!」

菜々「スカポンの主力技ですからね!」

杏「厄介だなぁ」

杏「あー、1本取られた…って、そのまま続行なんだね」

菜々「こっちのライフも少し回復しますけどね!」

杏「なるほど。よしよし、大分分かってきたぞ」

菜々「えいっ、コンナンイラヘン!」

杏「あははっ、何その技。頭飛ばしてる」

菜々「可愛いですよね~」

杏「面白いねぇ、そいつー」

菜々「だからお気に入りなんですよぉ♪」

杏「他にも気になるキャラ色々いるし、ちょっとゆっくり遊んでみたいなぁ」

菜々「確か、3DSとWiiでも遊べるはずですよ!」

杏「あ、VCあるんだー。じゃあ、買っちゃおうかなぁ」

菜々「是非是非!」

杏「3DSとWiiどっちにしようかなー…っと、そこだー」

菜々「なっ!もうクウチュウナゲを決めてくるなんて…!」

杏「ふははは」

菜々「流石杏ちゃん、手強いですね…!」

杏「馴染む、実に馴染むぞー」

―2時間後―

菜々「…や、やりすぎましたね」

杏「眠すぎわろた…」

菜々「あまりにも面白くて、ついつい…」

杏「恐ろしいゲームだ…」

菜々「いい加減、寝ましょうか…!」

杏「そだね…ふわぁぁぁぁ…」

菜々「ちゃんと、寝る前に歯を磨きましょうねー」

杏「はーい…ふわぁ」

菜々「…一応言っておきますけど、歯磨きぐらいは自分でして下さいね?」

杏「やっぱり?」

菜々「当たり前ですよぉ!」

杏「だるーい…」

菜々「さて、どうやって寝ましょうか…布団2枚敷いたら少し狭いかも…?」

杏「菜々さんと一緒の布団で寝るー」

菜々「いいんですか?」

杏「いいよー」ギュー

菜々「ふふ、もう、甘えん坊さんですねぇ♪」ナデナデ

杏「おやすみー」

菜々「はい、おやすみなさい♪」

杏「ぐうぐう」

菜々「早いっ」

杏「すやすや」

菜々(相変わらずの早業…!)

杏「んー……」

菜々(いつもは弄られてばかりですけど…こうしてると本当に妹みたいですね…♪)

菜々(ナナも寝ましょう…おやすみなさい)

―翌朝―

杏「…ん」

杏「……ふわぁ…今何時…?」

杏「…あー…杏はまだ大丈夫だけど…菜々さんはそろそろ起こしとこうかな…」

菜々「すう……」

杏「菜々さーん、朝だよー」

菜々「んぁ…?」

杏「そろそろ起きた方がいいんじゃない?」

菜々「……あ゛ーーーーーー……ね゛む゛」

杏「うわあ…」

―数日後―

菜々「おはようございまーす♪」ガチャ

杏「そしたら、菜々さんがこの世の物とは思えない呻き声を出して…」

輝子「フヒヒ…ど、どんな声なんだ…」

小梅「き、聞いてみたい…」

菜々「ちょっとぉー!?何話してるんですかぁー!?」

杏「あ、菜々さんおはよー。この前のお泊りの時の菜々さんのハイライトを」

菜々「やめてください!やめてください!!」

杏「他の人には言わないから大丈夫大丈夫」

小梅「わ、私も…菜々さんの家…お泊りしたいな…」

輝子「フヒ…わ、私も…」

菜々「えぇ…!?い、いいですけどー…」

杏「よーし、じゃあ今度は4人で菜々さんの家で花火大会だ」

小梅「わ、わーい…!」

輝子「楽しみ…フヒヒ」

菜々「絶対ダメですぅ!!!」


おしり

ジョイメカファイトは神ゲー

見てくれた人ありがとう

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