コナン「三人の発明家?」 (12)

阿笠「そうじゃ新一君。この後ワシを含め三人の発明家と会合があるからちょっと出かけるぞい」

コナン「誰なんだよ、残り二人」

阿笠「口が裂けても言えんわい、じゃ行ってくるぞ。留守番は哀君に任せてあるからのう」

コナン「なんか怪しいな………」

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コナン「灰原、何か聞いてないか?」

灰原「何も。さっき工藤君に言ったのと全く同じこと言われたわ……でも、私が唯一知ってることは、昨日博士、徹夜で何か作ってたことぐらいね」

コナン「ますます怪しいな………もし完成したのなら『出来たぞバーーーローー君!光彦君を○○する装置じゃ!』とか言いそうなのに」

灰原「光彦君は確定なのね」


その頃、光彦宅

光彦「ぶえっくしょひぃ!………風邪でしょうかね、寒気が……」

光彦母「気持ち悪いくしゃみね」

コナン「まぁ怪しいから博士に発信機を…………!?」

灰原「どうしたの?」

コナン「反応が途絶えた!?………携帯が鳴って……こんな時に!って博士から!?」

灰原「私お風呂入ってくるわ」

コナン「博士………?」

阿笠「甘いのう新一君。ガムシロップを直で飲むより甘い」

コナン「(飲んだことあんのか…)」

阿笠「発信機は潰させてもらったわい。プライバシーの侵害もいいとこじゃからのう」

コナン「これ作ったの博士だろ!?」

阿笠「甘過ぎる。ワシが昨日こっそり食べたケーキより甘………」

バァァン!!

コナン「!?今向こうで何か………」

灰原「はぁかぁせぇ?」

コナン「は、灰原?おめぇ……」

灰原「いいから黙ってて!博士?あれ程糖分控えるように言われてたの………おわすれですかぁ?」

コナン「灰原、口調が……」

阿笠「大丈夫じゃよ。ワシが開発した糖分をビタミンに変える薬を飲んだからのう」

灰原「なら……いいんだけど」

コナン「いいのか……あと灰原」

灰原「何よ」

コナン「頼むから服を着てくれ」

阿笠「なんとwwwwおふぉwww興奮してきたわいwwww」

コナン「もうダメだこの博士」ブツッ

阿笠博士は東京を離れ、一人
大阪の裏通りに来ていた

阿笠「さて、待ち合わせ場所はここのはずじゃが………」

??「お早いですな、アガサ博士?」

阿笠「来たか、二人とも……」

??「ふん、何もこんな場所で待ち合わせなくても……」

阿笠「まぁ、少なくともここで"本題"は話さん。この辺りでイイお好み焼きの店を知ってるからそこに行こうかの」

ウマイお好み焼き屋に来た三人

阿笠「さて、注文もしたところで本題に入るかのう、なぁ?エッグマン君にワイリー君?」

エッグマン「ふん、お前なんぞに君付けで呼ばれたくないわい」

ワイリー「私はむしろ大歓迎だぞ」

店員「今更ですが、この話は各世界の本編とは関係の無い上、原作設定、キャラ崩壊を含み、さらにアブナイテイストとなっておりますのでアレルギーをお持ちの方はUターンセットをオススメします」

阿笠「誰に向かって言っとるんじゃ?」


こうして、
コナン×ソニック×ロックマン
の誰得SSは幕を開けた

阿笠「早速じゃが、発明品を見せ合おうじゃないか」

ワイリー「こうして何もしないのも時間の無駄じゃからのう」

エッグマン「順番はもちろんワシが最初じゃろうな?」

阿笠「順番なんぞどうだって……」

ガラッ

平次「おっちゃん、特製一つ!」

阿笠「!?」

和葉「平次ぃ、またここなん?週に一回はここで飯やん」

平次「それだけここのお好み焼きがウマイっちゅうこっちゃ……ん?」

阿笠「!」ササッ

平次「」

阿笠「(ばれたか?ばれたか?ばれたか?)」

ワイリー「どうした、知り合いでもいたのかね?」

阿笠「ん、ま、まぁ………」

平次「(あの一番奥のおっちゃん……)」

エッグマン「(なんかジロジロ見られてる気がするのう……)」

平次「(体型が変っちゅーかありえへんっちゅーか……)」

和葉「あぁん、平次ぃ!決めるなら早よしてぇな!」

平次「あ、あぁ、悪い悪い……」

阿笠「(気付いとらんみたいじゃな)」

阿笠「じゃあお互いに発明品を見せるとするかの。お題はリモコンじゃったな」

エッグマン「じゃあまずワシからじゃな」

阿笠「(結局あんたからか……)」

エッグマン「ワシは次元移動装置をコンパクトにしてのう、ボタン一つで任意の相手を別世界送りにできる。今はこの世界と、ワシのいたもとの世界、そしてドクターワイリーの世界の3つを登録してある」

ワイリー「私は時間操作装置じゃ。しかし、時間操作といっても、止めることはできない。戻すか、進ませるか。しかも戻すにしろ進ませるにしろ、可能な範囲は6時間と決まっておる。しかし追加機能がいくつかあるからのう」

阿笠「空間、時間ときたら、ワシのは人間を操る装置じゃ。ま、一部人間じゃなくても有効じゃがのう。人間というより、人間関係を操作する装置じゃな。このスイッチ一つで強制恋愛も強制離別も可能じゃ。あと洗脳等々もできるぞ」

エッグマン「じ、地味に恐ろしいのう」

ワイリー「さすがは阿笠博士、私達にできないことを平然とやってのける」

店員「そこにしびれる、憧れるぅ!」

三人「!?」

店員「あ、いえ、ご注文の並三つです」

平次「…………」


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