P「さてと…今日もキャバクラ行くか!」P以外「!?」 (45)

小鳥「プロデューサーさん、今何て…?」

P(ヤバ…声に出しちゃってたか…)

亜美「聞いたぞ聞いたぞー 兄ちゃん、キャバクラ行くって言ったしょー」

P「ああ、まあ…」ハハハ

律子「今日も、ってことは頻繁に行かれてるってことですよね?」

P「接待で使ってるうちにハマってしまってな…」

美希「だめなのー! ハニー、キャバクラ行ったらだめなのー!」

P「おい、美希! でかい声出すなよ」

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小鳥「大丈夫なんですか? ああいうお店って結構高いんじゃ」

P「実は今月カツカツなんですよ…」

律子「良くないですねー、経済的にも倫理的にも」

P「何度も控えようとは思ってるんだけどな」

美希「だめーなの! キャバクラ行くぐらいなら美希が相手するのっ!」

律子「こーら!何言ってるの!」

真「でもやっぱりそういうとこばっかに行くのはちょっと…」

春香「ねぇ…」

P「しばらく行くのやめればそのうち忘れると思うんだけど…しばらくがどうしてもできなくて」

小鳥「じゃあ私たちがお手伝いするのはどうでしょう?」

律子「どういうことですか?」

小鳥「毎日当番をきめてプロデューサーさんと一緒にいるんです。監視役ってことで」

律子「ええっと…うーんでも方法はそれくらいしかないわねー…」

小鳥「というわけで今日は私がプロデューサーさんを監視しまーす!」

P「えぇー? ちょっと俺の意見は?」

貴音「なかなか良い提案ではないですか。やりましょう」

亜美「亜美たちもさんせー!」

P「おいおい…」

小鳥「さっ、帰りますよプロデューサーさん」

P「あっはいはい」










小鳥「はいつきましたー、ここが私のおうちでーす」

P「きれいなマンションじゃないですか」

小鳥「ちょっと狭いですがどうぞー」ガチャ

P(片付いてるな)

小鳥「すぐお夕飯つくりますねー、座ってて下さ~い」

P「はいどうもー、ってぇえ?」

小鳥「? どうかしました?」

P「音無さんがエプロン着けてる…」

小鳥「もー失礼ですねー、私だってエプロンぐらい着けますよー」

P「すいません…なんか新鮮で…」

小鳥「あ、あのそんなにまじまじと見られると…」

P「あああ…テレビでも見てますね」ピッ





P(にしてもエプロン姿…似合ってたな…)

P(スタイルも顔もうちのアイドルに負けてないのになんで結婚できないんだ?)

P「むっ…これは…」

小鳥「はっわわわ! プロデューサーさん何見てるんですか!」

P「音無さんマンガ好きなんですねー、懐かしいなーこれ」

小鳥「違いますよこ、これは親戚の子が忘れてって」

P(ずいぶんレトロな親戚だな…)

小鳥「はいはいできましたよー」トテトテ

P(これは…)

P(ご飯の上にサーモンブッコんだだけ!)

小鳥「あ…あはは…難しい料理はよくわかんなくて…」

P「いいじゃないですか。おいしいですよこれ」モグモグ

小鳥「どうもー」

P「それより音無さんがこれ読んでるのは意外だな~」

小鳥「ど、どれですか…?」

P「俺も好きなんですよ。ジョジョの奇妙な」

小鳥「PIYOOOOOOO!」

P「うわっ!どうしたんですか急に!」

小鳥「お願いします。私が少年漫画大好きってことは皆には内緒に」

P「はぁ…いいですけど。どうしてですか?」

小鳥「だって…少年漫画読むって女としてマイナスじゃないですか」

小鳥「ますます結婚遠のきそうで」

P(結局それから延々と結婚とは女とはについて話を聞かされ…)

P「音無さん、もうそれくらいにしといたほうが」

小鳥「うるへー、あたひはまだまだ」グビグビ

P「もう遅いですし、俺もそろそろ帰りますから」

小鳥「こんなんで酔うわへないですよ…あたひは…なむこプロのすーぱーじむいん…」バタン

P「ああもう!」

P(ベッドに寝かせてと…)

P(あっ、鍵かけるのどうすりゃいいんだ…)

P「音無さん、鍵貸してください。明日まで預かってますから」

小鳥 ハイッ

P(音無さんが結婚できない理由…なんとなくわかった気がする…)

律子「で、どうでした?」

P「うんまあ…普通にご飯食べて終わったよ」

律子「そうですか…」

P「今日は誰になるんだろうなぁ」

P(あずささんは嫌だな…酔われるとまずいから)

貴音「ではまいりましょうか」

P「お、おう…」

貴音「と、まずはらぁめんを食べましょう」

P「貴音…おまえ晩飯はいっつもラーメンなのか?」

貴音「そうですが。何か?」

P「……」

P「むー量がおおいな…ってええ~?」

貴音「どうかなさいましたか?」

P「おまえ、食いすぎだろ…何杯目だこれで」

貴音「10は言ってるんじゃないでしょうか」

P「もうその辺にしとけ」

貴音「まだまだ足りません」

P「どういう胃袋してるんだ…」

P(貴音の家にやってきたが…)

貴音「暇ですね」

P「ああ」

貴音「そうだ!ちょっとお出かけしましょう」

P「またか?」

貴音「今日も開かれているはずです。宴が」

P「宴?」

「おお!四条様だ!」

「四条様が来た!」

P「おい貴音…これって」

「ん? 誰だお前は?」

P「ひぃ!」

貴音「やめなさい。この人は私の友人です」

「ああそうなんスか」

P「宴って族の集会か! まずいぞ。警察に見られたら」

貴音「心配ありません。彼らはまっとうならいだーになりましたから」

P「は?」

貴音「彼らが私に絡んできたので、懲らしめてやったのです」

貴音「それ以降なぜか貴音様と奉られまして…」

P「貴音…おまえって強かったんだな…」

P「でも族とかかわるのはまずい。帰るぞ!」

貴音「そうですか…」

P(あの後、家に帰ったのだが、貴音は本を読むか音楽を聴くばかりで)

P(会話はほとんどなかった…途中ラーメンを食べにいくと言い出した時は本気で止めたが…)

P(貴音の家から帰る途中、俺は決意した。)

P(明日すぐに実行しようと思う)

ガチャリ

小鳥「おはようございます」

律子「おはようございますプロデューサー」

美希「おはようなのハニー!」

P「よし! 全員そろってるな」

律子「どうしたんですか?」


P「もう二度とキャバクラは行きません。だから監視も終わりにして下さい…」

美希「えぇ~?」

P(アイドルのプライベートなんて…見るもんじゃないぜ…)

お わ り

P「もう二度とキャバクラは行きません。だから監視も終わりにして下さい…」

美希「信じられないなの」
この流れでしょ

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