勇者「魔王を探す旅」メイド「行きましょう」(69)

即興で書く

始まりの国

王「さて、勇者よ」

勇者「はい」

王「お主も晴れて15歳だ、そして勇者の15歳は・・・」

勇者「魔王を見つけ、そして殺す、でしょう?」

王「そうだ」

王「だが…お主も知っとる通り、魔王は愚か、魔界すら見つかっておらん」

勇者「は!?」

王「?…どうした?」

勇者「それは…真ですか!?」

王「えっ!?」

勇者「ですから!その…魔界が見つかっていないと言うのは…!」

王「お主まさか知らなかったのか!?」

勇者「!?え…ええ、一度も聞いてません」

王「馬鹿な…」

勇者「どういう事ですか?

王「国の者は皆知っている…毎年魔物の被害が出ているこの国では常識なのだ…」

王「(何故この勇者は、こんな事も知らぬのだ…魔界を見つける事が勇者の目的だと言うのに…)」

王「お主一人で行かすのは、不安になってきた」

勇者「はあ…」

王「という事で、急だが、お主に仲間を付けてやろう」

勇者「はあ…」

メイド「とゆうことで、よろしくお願いします」

勇者「えっ!?」

王「どうした?」

勇者「何故…女?」

王「何か不安か?」

勇者「いえ…(もっと屈強な男かと思ってたのに…)」

王「それでは勇者よ、行け」

勇者「何処に?」

王「あぁもう!」

勇者「(どういう事だ…)」

勇者「(魔界が見つかっていないなんて、マジで初耳だぞ…)」

メイド「…」

勇者「(おまけに訳のわからん娘まで付いてくるし…)」

メイド「…」

勇者「第一探すってどうすれば…」

メイド「そこら辺の魔物に拷問でも掛ければいいんじゃ無いですか?」

勇者「(口に出てた…)割りと酷いこと言うね…」

メイド「敵から情報を炙り出すには拷問が一番楽です」

勇者「(こえー…)」

門番「おっ、勇者か」

勇者「ああ」

門番「まず何処を当たるつもりだ?」

勇者「とりあえず、魔物に拷問掛け見みるよ」

門番「えっ」

メイド「私の案です」

門番「お…おう(こえー…)」

門番「気を付けろよ」

勇者「わかってるよ…」

門「ギィィィィィ…」

勇者「ところでさ」

メイド「はい?」

勇者「戦闘は出来るの?」

メイド「はい」

勇者「どれぐらい?」

メイド「小竜程度なら一人で」

勇者「(並みの兵士よりも全然強かった…)へぇ…」

勇者「じゃあ細かい奴は任したよ」

メイド「はい」

勇者「あと拷問も…」

メイド「はい」

勇者「あっ!ゴブリンだ!」

メイド「そうですね」

ゴブリン「ヴルルルル…」

メイド「来ますね…」

ゴブリン「ゴオォォォ!!」

メイド「…」ザシュ

勇者「!?」

ゴブリン「…」ドサッ

勇者「(速い…)」

メイド「あっ…すみません、殺してしまいました…」シュン…

勇者「いや、いいよ別に。それより次の町を目指そう」

メイド「はい」

勇者「(次は…金の国か…)」

勇者「(かつて、金が大量に掘り出せた事からこの名前が付いた…か)」

勇者「よしっ、行こう」

メイド「はい」

勇者「(どうも絡みずらいなこの娘…)」

メイド「…」

門番(金)「誰だ?」

勇者「隣の国の勇者だ」

門番(金)「そうか、王が待っている」

勇者「そうか、(この国も又、魔物の被害が多い…勇者の存在はそこまで重要か…)」

門番(金)「さぁ中へ」

勇者「ああ…」

メイド「…」

??「主よ…」

??「ええ…」

??「奴等は何度も我が國へ入って来ました」

??「ええ…」

??「今までだいたい、十名程でしょうか…」

??「ええ…」

??「しかし今度は…」

??「分かっているわ…」

勇者「やはり金の国だけあって、豊かな町並みだな…」

メイド「…」

勇者「(とても魔物の被害があるとは思えない)」

案内人「こちらです」

勇者「ああ、ありがとう」

勇者「うおぉ…(この城、ほぼ金で出
来てる…)」

案内人「玉座は城へ入って真っ直ぐです」

勇者「あぁ」

金王「やあ、君達が勇者とメイドだね?」

勇者「ああ、そうだ」

金王「僕が金の国第九第目国王『金王』だ」

勇者「で、待っている、と門番から聞いていますが?」

金王「その事だがな…最近我が国で重大な事がわかった」

勇者「それは?」

金王「竜族の巣が見つかったんだ」

勇者「(竜族…)つまり、それを叩けと?」

金王「ああ、無理にとは言わない、だが、我が国には竜を狩れる様な強い兵士は居ない、出来るならば奴等を根絶やしにして欲しい」

勇者「その竜族の中に、人型の竜は居るか?」

金王「?…あぁ、確か二、三体目撃情報があるが…何故そんな事を?」

勇者「魔王を見つける為に、尋問するんです」

金王「つまり、行ってくれるのか?」

勇者「ええ、しかし今日はもう日が落ちるので明日にでも」

金王「ありがとう!感謝するよ!」

メイド「…」

勇者「ふぅ…明日はしんどそうだな…」

メイド「…」

勇者「どうした?そういえばずっと黙ってるな」

メイド「いえ…ただ…大きな力が…近くに…」

勇者「?力を感じ取れるのか?」

メイド「はい少し」

勇者「へぇ…で?その力って?」

メイド「感じは勇者様と似ていますが、力量が全然違います」

勇者「そうか…(俺と似てる?何故…)」

~翌日~

竜の巣

勇者「…え?」

竜達「」

勇者「(全滅してる?一体何故だ…?)」

人竜「ぅ…」

勇者「!おい!お前!」ダッ

人竜「……な………に…?」

勇者「誰にやられたんだ?」

人竜「…ま……お………ぐっ!」ビチャ

勇者「…(…まお…?なんだそれ…)」

メイド「魔王…?」

勇者「!!魔王!?」

勇者「何故魔王が…竜を…?」

メイド「…」

勇者「(わからない)」

勇者「帰ろう…」

??「…ちっ…バレたか…」

??「まさか一人生きているとは…」

??「だが位置はまだバレてない…」

??「しかし貴女はいつかは会うのでしょう?」

??「ええ…魔界でね…」

~金の国~

金王「そうか…」

勇者「はい」

金王「魔王が竜の巣を潰したか…」

勇者「何故かは解りません」

金王「…そうか…」

勇者「俺らは次の国へ行きます」

金王「ああ、わかった、気をつけて」

勇者「はい」

メイド「はい」

ラーメン食ってくる

誰かいるー?
続き

メイド「(違う……)」

メイド「(勇者様と似てるけど、絶対に違う)」

メイド「(何?)」

勇者「おい!」ドンッ

メイド「ひゃ!?」ビクッ

勇者「おいおい…そのまま歩いてたら木にぶつかってるぞ…」

メイド「…!」カァァ///

見てるよ

>>25書くの遅くてごめん(´・ω・`)

勇者「(あれ?…この娘こんなに可愛い…とゆうか人間味あったっけ)」

メイド「…」

勇者「(まぁいいか)」

勇者「えー?次の町は?」

勇者「狂村?」

勇者「数年前からいきなり住民が狂い出した…か」

勇者「(危なそうだな)」

狂人「イヴヴァググズリシギギ…」

勇者「本当にヤバいな…」

勇者「ん?」

勇者「なんだあれ…?」

メイド「?…………ぁあっ!!?」

勇者「!?なんだ!?どうし…
メイド「勇者様!あれは見ないで下さい!!!」

勇者「何!?なんだ!?」

メイド「いいから!!!兎に角『あれ』を理解しないで下さい!!!」

ちょっと眠たくなってきたから一旦切るはww
いや、ss書くの初めてだからよう分からんw
キャラがまとまらないのは即興だからです
多分明日の夜あたりに再開するので宜しくお願い致します
ではノシ

続き

勇者「いや、だから何なんだよ!あれ!」

メイド「あれは『くねくね』です!!」

勇者「何それ!?」

メイド「説明は後で話しますから、あれを見ないで下さい!!」

勇者「(何なんだよ…)」

勇者「……」ゼーハーゼーハー

メイド「……」ハッ…ハッ…

勇者「……で?何なんだあれは?」

メイド「くねくね、というのは妖怪です」

勇者「妖怪?」

メイド「はい、田んぼ等によく出ます。そして、それが「何」なのか理解すると、狂います」

勇者「へぇ…(攻撃が出来ないのは厄介だな…この村はスルーか……)」

メイド「あの……」

勇者「ん?」

メイド「あれを…見てませんよね?」

勇者「?お、おう(そう言えばあの時…かなり焦ってたな…)」

メイド「よかった……」ホッ…

勇者「!?(なんだ今の…)」カァァ

メイド「?どうかしましたか?」

勇者「い、いや何でも…(ギャップ萌えと言う奴か!くそっ!)」ドキドキ

??「主よ…」

??「あぁ、分かっている…」

??「あれは…魔物ですね…」

??「あぁ…(何故王があんな魔物を…?)」

??「まさか……!」

??「どうしたのです?」

??「いや…復讐は…生きてる内にしたいと思ってな…」

??「な…!?」

??「勇者を連れてこい…王国軍が来る前に…」

勇者「終わりの国…」

メイド「?」

勇者「次に行く国の名前だよ」

メイド「へぇ…」

勇者「あそこなら魔海界の場所を知っている人が居るかもしれない…」

メイド「へぇ…(…段々近付いてくる…)」

メイド「(何…この力…)」

ポツ…ポツ…ザァァァァ…

勇者「降ってきたな…」

メイド「えぇ…」

~終わりの国~

勇者「無い…」

メイド「…」

勇者「建物が一軒も無い…」

メイド「潰されてますね…」

勇者「何故だ…?」

メイド「貴方に似た力がすぐ近くにいます」

勇者「…何?」

勇者「どういう事だ?」

メイド「……!!あれですね…」

勇者「……?あの…黒い人か?」

メイド「はい」

勇者「(全身黒い服に…紅い眼?)」

勇者「……まさか!!」

??「……」ニヤニヤ

勇者「魔王!?」

魔王「はじめまして?勇者様」ニヤニヤ

勇者「魔王…!覚悟ぉおぉぉぉ!」ダッ

メイド「あっ!待っ…」

勇者「極大雷激魔法!」カッ

ズドォォォォン…

魔王「……会って早々物凄い挨拶ね」クスクス

勇者「全然効いてねぇ…!?」

頭痛いんで切ります…次こそは夜に書く…!!
こんなスレ読んでる人いるのだろうか…ww
それではノシ

再開、厨二病全開で逝く

魔王「…別に戦いに来た訳じゃ無いのに…」クスクス

勇者「……何?」

魔王「今は、ね」

勇者「どういうことだ?」

魔王「さぁ?まぁいつか分かるわ」

勇者「何故終わりの国を滅ぼした?」

魔王「勇者にヒントを与えるために」

勇者「は?」

魔王「勇者なら最後に来るのはこの国よ、今までもそうだった。」

勇者「今まで…先代の事か…!」

魔王「えぇ…まぁ皆違うかったけどね」

勇者「違う…?どういうことだ?」

魔王「あなたは本物、だからヒントをあげる」

勇者「訳がわからない」

魔王「家の中でも探してくることね…」フッ

勇者「!?(消えた…家?)」

勇者「俺の家…に行けば何かあるのか?」

勇者「…よしっ…俺の家にいくぞメイ…あれ?」

勇者「(居ない!?)おい!メイド!何処だ!?」

勇者「(知らない内に連れ去られた!?)くそっ…」

勇者「……家に戻ろう…!」ダッ

魔王「(…勇者は囚われの姫を救うことが出来るかしら?)」クスクス

メイド「…ぅ……」

~数日後~

勇者「はぁ………はぁ………」タッタッタ

門番「ん….…?…勇者!?もう戻って来たのか!?」

勇者「あぁ…魔王に会った……」ハァハァ

門番「何!?説明してくれ!」

勇者「………」カクカクシカジカ

門番「分かった…お前の家にヒントがあるんだな…?」

勇者「あぁ…魔王は確かにそう言った」

~勇者の家~

勇者「ヒント……といっても何を探せばいいんだ…」

勇者「(魔王がヒントを出すと言う事は、何か魔界に関係があるのか…?)」

勇者「(勇者の歴史でも読んでみるか)」

ガサゴソ

勇者「…あった…!」

ペラペラ

勇者「特にこれと言ったものはないか…ん?」

【勇者の家には地下に魔界への道を造る事になった】

勇者「バカな…」

勇者「すると、俺の家にも地下があるのか…!?」

勇者「地下へ行く扉なんてあるのか…?」

勇者「…穴を空けるか…」ドォオォォォン…

勇者「マジであったし…地下…」

勇者「あれが魔界への道か…」

勇者「……行くか!」ダンッ

勇者「(魔界への道…と言うより穴に入ってみたはいいが)」

勇者「(これで魔界まで行けるのか?)」

勇者「(…くそっ不安になって…)」

勇者「え?」

勇者「ここ……」ヒュゥゥゥ

勇者「空じゃねぇかぁぁぁ!!」ヒュゥゥゥ

ズドォォォン

勇者「…っいってぇ…」

勇者「…何処だここ…」

勇者「ん?」

??「お待ちしておりました勇者様」

勇者「うおっ!?誰だお前!」

??「失礼…私は魔王様の側近を勤めさせて頂いている者です」

勇者「敵!?」バッ

側近「…主が貴方を待っています、付いてきて下さい」

勇者「…何故だ?」

側近「復讐…だそうで」

勇者「…何?」

側近「あなたは仇…らしいですよ?」

勇者「訳がわからん」

側近「本人に聞けば良いでしょう…」

~魔王城~

側近「王は奥に居ます…」

勇者「わかった…」

魔王「…」

勇者「…」

魔王「…私の事は…覚えていますか?」

勇者「あぁ…終わりの国で会ったのが最初で最後だ」

魔王「最初で…ねぇ…」

勇者「メイドは何処だ?」

魔王「あの娘?さぁ?牢にでも入ってるんじゃない?」クスクス

勇者「……何故だ?」ギリッ

魔王「あれは魔物だからねぇ…」

勇者「!?」

勇者「何故…魔物だと…?」

魔王「何故あれはくねくねを理解して、狂わなかったのかしら?」

勇者「…」

魔王「くねくねを見て冷静である魔物なんて、相当強い魔力を持っているのがほとんど、ましてや人間なんて耐えられる筈がない」

勇者「…俺に対する恨みは何だ?」

魔王「貴方が魔王一族をほぼ全滅させたから…よ」

勇者「!?」

勇者「どういうことだ!?、俺は魔王一族なんて、あった事もない!!」

魔王「ほぼって言うのは私と貴方を除くって意味よ」

勇者「だから意味がわからな……え?」

勇者「…」

魔王「…何か思い出せた?」

勇者「違う…」

勇者「俺は…殺して無い…」

勇者「…父親なんて…居ない…」

勇者「母親も……」

勇者「妹なんて………」

魔王「居るわよ…目の…前に…」ポロポロ

勇者「違う!!!!」

魔王「…っ」ビクッ

勇者「違う!違う!!……ちが…う…」

魔王「…」

勇者「…」

魔王「…」

勇者「…なぁ…魔王よ…」

魔王「…何?」

~魔王城地下牢~

メイド「…」

側近「どうかしましたか?」

メイド「今…勇者様の…声が…」

側近「えぇ…聞こえましたね」

メイド「…助けに…」

側近「無理ですよ」

メイド「…」

側近「何か思いだしましたか?」

メイド「…此処で…奴隷として働いて居たとき…」

側近「ほう?」

メイド「次の魔王が走って来たんです」

側近「へぇ」

メイド「それで、私を外まで引っ張って、逃がしてくれたんです」

メイド「その魔王に『どうしてこんなことをするんですか?』って聞いたら」

メイド「『親父の性格に腹がたったから、奴隷を一人一人逃がしてるんだ』って」

メイド「当時の魔王は乱暴な方でした」

メイド「数年後、私を逃がした魔王がその時の魔王を殺しました」

メイド「当時の魔王の妻は、夫をかばい、死にました」

メイド「その次の魔王候補は、外の世界へ逃げました」

メイド「私は魔王候補の後をついて行ってしまいました」

眠いのでまた切りますorz
多分次再開したら終わると思うので、待ってる人は待ってて下さい
でわお休みなさい°´○`°

再開、ヤバイ、落ち考えて無いwww

メイド「そして出てきた所は、始まりの国でした」

メイド「そして私は始まりの城の周りをふらふらと歩いていました」

メイド「当然、城の者に捕獲されました」

メイド「『あぁ、終わった・・・』と、思ったのですが…」

メイド「城の者は優しく、私の様な魔物でも養ってくれました」

メイド「私は城に仕える事にしました」

メイド「働きつつも…あの時の魔王候補を探しました」

メイド「しかし、何年立っても魔王候補は現れなかった…」

メイド「私が城に仕えてから、200年程立った頃」

メイド「自らを[勇者]と名乗るあの時の魔王候補が現れました」

メイド「私は喜びました、が、同時に不安にもなりました」

メイド「『勇者はあの時の私を覚えているのか?』」

メイド「結果、勇者は何も覚えていなかった」

メイド「恐らく、記憶を滅却したのでしょう」

メイド「そして、たった2日ですが、一緒に旅をし」

メイド「私が此処へ連れ去られても、助けに来たのです」

側近「…」

メイド「ですから、私は今、勇者を助けなければいけない」

メイド「二度も助けられたのだから」

側近「……で?どうするつもりです?」

メイド「……貴方が行かせななら……」ググッ

側近「……無理です…その鎖は並みの力じゃ……」

バギィィ…ン

側近「何!?」

メイド「……200年間ずっと向こうの城でグダグダしてるとでも思ったんですか…?」

側近「…っ…まさか牢から出してしまうとは……!!」

メイド「私は…勇者を…」

~魔王城玉座のある部屋~

魔王「『俺と本気で殺りあえ』……か」

勇者「……」

魔王「…何故?」

勇者「……俺は…父親が…憎かった…」

勇者「魔族を、豚としか見てなかった…」

勇者「仲間を…豚としか見てなかった!!!」

魔王「父上は、使用人の面倒はしっかり見てい…
勇者「違う!人として見たのは大臣や貴族等だけだ!!」

魔王「…」

勇者「それ以下の人々は虫以下だった!!」

勇者「俺はそれの言う事をヘラヘラ聞いてる奴が許せなかった!!」

勇者「当然お前もだ!!」

魔王「…っ」

勇者「俺は…」

魔王「でもね、兄さん?」

勇者「…」

魔王「…私が何故貴方を恨んでいるか…分かる?」

勇者「あぁ…」

魔王「全員…貴方が斬った」

勇者「…」

魔王「父上は庶民を、貴方は貴族を…斬った」

勇者「…俺は…貴族が…」

魔王「そう、父上がそうだった様に、貴方は貴族を人だと思えなかった」

勇者「あぁ…だから俺と本気で殺りあえ…」

勇者「お前と側近が死ねば、父親と同じ感情を持つ俺は居なくなる」

魔王「そう…」スーー…

勇者「(長刀か…長い武器は間合いが広い…)」

勇者「(いや…)」

勇者「(相手の武器が何であろうと、俺は今の魔王に勝てない…)」

勇者「(だが、あの娘が逃げれる位の時間は稼げる)」

勇者「ぉぉおおおおおお!!」

ガキィン…

魔王「(…ん?)」

魔王「(……あぁ……)」

ギンッ…

魔王「(そうか……)」

ゴンッ…

魔王「(私は……)」

ゴォオォォォォ…

魔王「(……ここで……)」

勇者の第一撃を受けた魔王は、僅かに視界の隅に見えたそれを理解し、
負けを確信した

メイド「はぁあぁぁぁ!!」

ドッ

勇者「…なっ!?……」

魔王「…がっ………」

勇者「・・・」

魔王「………ハッ…」ボタボタ

メイド「…」

~始まりの国~

国民1「魔王が死んだ!」

国民2「あぁ………!明日が来る!!」

国民3「魔族に怯えなくていい明日だ!!」

国民4「これも…勇者様……いいえ…次期国王様と次期姫君様のお陰だ!!」

ワァアァァァ…

勇者「……」

勇者「本当に、これで良かったのだろうか?」

メイド「…」

勇者「確かに俺は向こうの貴族が嫌いだった…」

メイド「…」

勇者「だが…あいつの言った通り…俺は親父の一緒だったのかもな……」

メイド「…確かに貴方は間違っていたかもしれません……」

メイド「しかし、[誰かが正しかった]と言うことは無いのです」

勇者「…」

メイド「皆、同じなのです」

メイド「何かを否定しても、肯定しても変わらないのですよ」

勇者「…また……旅に出ようか……?」

メイド「……えぇ、勿論♪」

~end~

くねくね「最後の次期姫君の心に刺さるお言葉は、スレ主が良いこと言わせようとして盛大に失敗してるだけだからきにしないでね☆それじゃあノシ

くぅ突を言いたかっただけの>>1が、あほみたいに初ss×即興で書いた結果がこれ
前半→つまらん
後半→ありがち
という酷すぎるssを、最期まで読んで下さってありがとうございました
はい……ssの何が一番恐いかって、他人の評価が恐いですよね…それでわノシ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom