男「少子化対策法制定…?なんとまぁ…」 (20)

男「ふざけてんのか、これ。何やってんだユキヤマハトオは」

男「うっわ、賛成0なのに無理矢理通して作ってるよこれ…最低だな…」

男「えーと、なになに…?」

1、18~22の人は子供を一人産むこと
2、20過ぎても一人も子供を産んでなかったら強制的に子作りをさせる
3、相手が求めて来たら恋人がいない限り拒むことは許されない
4、3が適用された女性はその後1ヶ月以内に恋人と一度子作りをすること
5、現時点で22を過ぎて、かつ子供を産んでない女性はどこであれ強制的に子作りをさせられる
6、男性は年齢に関係なく5を満たしてる女性と子作りをすることができる

男「へー、なるほどなるほど。つまり、俺の幼馴染(20)も対象に、ねぇ…」

男「俺はそういうのどーでもいいからな。ゲーム出来ればなんでも」

男「ただ、まあ。幼馴染は友人だ。俺は友人を傷付けられるのは許せない」

男「とりあえずあいつのとこ行ってみるか」

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男「で、一歩外に出てみると」

ィャァァ…
ヤメテェェェ!

男「うっわ、群がってんな。お前ら猿かよ」

タタタッ

女「いや!やめてえ!」

モブ「うるせえ、法律だから仕方なくだ馬鹿が。おら、抵抗すんなよ」

男「ん?女、大丈夫か?」

女「えっ、男君!?…もしかして、君も…?」

モブ「お、お前もやるか?手伝えよ」

男「えーと、つまりお前はこいつを襲ってると」

モブ「襲ってねえよ。法律に従ってんだよ」

男「そうか、こいつは俺の友人でな。今から幼馴染のとこ行くんだ。見逃してくれよ」

モブ「あぁ?てめえ彼氏か?」

男「違うよ」

モブ「なら許可出来ねぇなぁ。恋人でない限り拒むことは許されてねえもんなぁ?」

女「ひっ…」

男「ほい、女。先に幼馴染のとこ行ってて。鍵かけて絶対に開けんなよ」

女「う、うん…」

モブ「だーかーらー、逃げたら法律に反するんだぞ?」

男「つまり、お前が気絶すればOKと」

モブ「はっ?何言って…ゲブッ」ドッ

男「はいおやすみー。8割で蹴ったからしばらく息できないけど我慢してね?」

男「俺の友人に手出そうとしたんだ。それくらいで済んでよかったと思え」

男「さて、向かいますか」

男「ほい到着。近くて便利」

ピンポーン

男「おーい、俺だ。入れてくれ」

『いやよ!どうせあんたもそういうことが目的なんでしょ!」

男「えー、やっぱそう思われてんだ、俺…」

『悪いけどどうしても思っちゃうわよ!女も酷い目に遭ったみたいだし。男は皆信じれない!』

男「俺も男だぜ?」

『だから男は、っあれ?ううん、そんな事よりどっかいっt』

パリーン

『何!?何の音!?』

『幼ちゃーん…誰か入ってきたよー…』

男「おい、女。早く開けろ。シャレにならん」

『どうせグルなんでしょ!騙されないわよ!』

~~~~~~~~~~~~~

恭介(もう夜か……)

恭介(今日はここで野宿かな……)

パンパン

恭介(……何の音だ?)

沙耶「あの……連れを待たせているので」(本当にしつこいわねこいつら)

チンピラA(以下A)「そう言わずにさ~俺達と一緒に遊ぼうぜ~」

チンピラB(以下B)「そうそう、何も変なことしないからさ~」

恭介(いかにも何かするやつの常套句なんだが……)

沙耶(しつこいわね……そうだわ!)

沙耶「あの~この辺りに連れが居るのですけどこう髪は茶色で目つきが鋭い」

恭介(あいつ……俺を探してたのか……)

沙耶「彼、この辺りに居るらしいのですが……もし彼を見つけたら考えてもいいですわよ。」

A「マジかよ」

B「んじゃ、超探しちゃう。なあC」

チンピラC「……」

そう言ってBはCの肩をたたくと______
______Cの体がまるで砂の様に崩れて行った

A「        」

沙耶「まさか本当にいるっていうの!?」

恭介(う、嘘だろ……)

B「お、俺は何も知らねーよ。ただ触っただけだ」

A「ん、んなこと言ってる場合じゃ……この辺りに犯人が居るかもしれないんだぞ。」

B「そ、そうか。それもそうだな。とりあえず警察じゃね―のか?」

恭介(……こんな中で黙ってるのはさすがに怪しいか?)

恭介「おい!」

B「あいつひょっとして犯人……ひいいいい助けて~」(タタタタタ

恭介(あれひょっとして……勘違いされてないか!?)

恭介「ち、違う俺じゃない。」

恭介(……いかにも犯人役が言いそうなセリフだな)

沙耶(あいつは)

>>4です
すいません間違えました

男「いいから開けろ!手遅れになる!」

『っ!わかったわよ…ただし変なことしたら殴るわよ?』

男「それでいいから!早く!」

カ゚チャッン

男「っ!」バァンッ

幼「ちょっ、何扉壊してんの!?」

男「うるせえ!女は?」

女「あっちの窓が割れたみたいで…」

男「バイオハザードよりも怖いぞこれ」

女「えっと、男君。君は知ってて私たちを守ってるの?」

男「んあ?何をだ」

幼「少子化対策法のやつ。続きが新聞に載ってたの。あんたはテレビしか見ないから知らないだろうけど、女性を守るためにふるう暴力は正当防衛になるって記事よ」

男「へー、ラッキー。なら殴り放題じゃん」

女「もしかしてただ単に殴りたいからそうしたっていうことは…」

男「いや?友人が痛い目みるのはいやだからだよ?」

幼「…そう、まあいいけど。とにかく家を出ましょう」

男「だな。とりあえず女で固まってる場所がどっかにあるはずだからな。レジスタンス的な感じで」

女「それなら学校じゃないかな…」

幼「おっけー。男、護衛は任せた」

男「任せられた!あー…?なんか俺うまいこと使われてるような…」

幼「気にすんなって!」

男「お、おお…」

男「で、どうすんの?」

幼「…何を?」

男「いや、道中で襲われてる女の人たち」

女社員「いやああああっ」パンパンパン

女警察「…あ、う…」グチュグチュ

女「えっと、その…助けて、くれない…?」

男「りょーかい。多分友もそのうち協力してくれるだろ。ただし、女の人たちはお前らが話して歩かせろよ?」

幼「うー…実際見てるとなんか変な気分ね…わかったから、頼むわよ…」

男「任せとけ」ゲシッ

モブ1「ヒ[ピザ]っ」

男「おらぁ!」ダンッ

モブ2「ぐべらっ」

男「そぉい!」ワッショィ

モブ3「ぎぇぇぇぇっ」

男「ふへー…数多過ぎんよ…」

女「えっと、その…立てますか?」

女社員「うう…いやぁ…」

女「頑張って、ください…」

幼「ほらっ、立って!こいつが何とかしてくれるから!」

女警察「…」

男「おいおい、何とかって言っても送り届けることしかできねえぞ?」

幼「それでいいの!行くよ!」

女警察「…」コクッ

友「おーい、お前らー。無事かー?」

女「無事だよー」

幼「むしろお前は掘られなかったか?」

友「そこを心配された!?」


男「無事だけど疲れた。友、交代」

友「ん?何をだ?」

男「道中の女性の救出」

友「任された!俺の鉄パイプがうなるぜ!」ビュッ

男「それはやめろ。相手が死ぬ」ヒョイッ

友「えー…ならスタンガンしかないや…」バチバチ

男「それでいい。それがいい」

友「で、後ろが助けた人たち?」

男「そうだ、もう疲れた。俺は後ろの方にまわって近寄ってくる変態撃退する係りになる

友「おっけー。こっちは任せろ!」

男「学校ってこんなに遠かったんだな…ちくしょー…」

男は脳内通信空手100段で、親に喧嘩の指導されてるとしておいてください

幼「…で、着いたわけだが」

男「何このバリケード。車?体育館倉庫のとか机椅子もフル活用だな」

友「へい、男。どうすんの?」

女「すみませーん!私たちを入れてくれませんかー?」

男「直球過ぎて笑える」

友「全くだ」

ズズズッ

女「…動きましたよ?」

友「少しだけ中が見えるようになったな。てかどうやって動かしてんだ?」

女指導者「…あなたたち、男を連れてるの?」

男「はい、男です」

女指導者「失礼、男性の方々を連れてるのですね?」

幼「そうです。でもこいつらは後ろの人たちと私たちを助けてくれました」

女指導者「…そうですか。でもすみません。あなたたち女性しか受け入れるつもりはありません…」

男「それで結構。早く入れてやってください」

友「えー…報酬は?」

男「俺らはボランティア部だろ?」

友「そんな部活入ったことねぇよ…」

ズズズッ

女指導者「…どうぞ」

幼「ありがとーございます!」

女「ありがたいです」

ワラワラ ワラワラ

男「おー、どこからわいたこいつら?」

友「うえー、多過ぎね?」

女指導者「…それではご武運を…」

男「へーへー。ありがとーござーます」

ズズズッ

友「さすがに鉄パイプ使っていいよね?」

男「おう。俺もこれ使う」チャキッ

友「…銃ー!?」

男「エアガンだ。気にすんな」

友「絶対弱いだろそれ…」

男「威嚇射撃には使えるんだぞ?飛距離50mだから十分武器になる」

友「どこで使うんだよ」

男「それは、だな…」カチリ パンッ!

ビスッ

友「…バリケードにめり込んでんぞ」

男「なに、ただ登ろうとするやつ撃つためのやつだ。ついでにいえば改造済みだからな」

友「犯罪だー!」

「おい!お前らどけよ!」

「幸運にも俺らにチャンスが回って来たんだ!これを物にしなくて何になる!」

男「あーあー、うるせえなお前ら。なんのチャンスだよ」

「そんなもの!」

「決まってるだろ!」

「「「童貞卒業だよ馬鹿野郎!!!」」」

友「…」

男「お前らの馬鹿さ加減に笑いがこみ上げるぜ」

男「法律で女性を手篭めにする?はっ、寝言はベッドで彼女に聞いてもらえ」

友「ちなみに俺らもDTだからな。覚えとけ」

「なら俺らと卒業しようぜ!」

男「やだね。それは俺の友人が傷つけられるのと同意だ。つまり俺のテーゼに反する。だから、つまりだ」

友「お前ら帰って家でエロゲでもやっでぶらぁっ」

「「「…」」」

男「…」

壁の向こう ハァ…

友「…噛んら、いはい…」

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