春香「>>7」千早「>>2」【安価は命より重い】 (91)

春香「>>7」千早「>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401624001

まな板

流石にそれはないわ

だるま

今までの

>>3
安価の究極形だ!と思ってましたが・・・ぶんなげでした、すみません・・・
とりあえずはがんばります

春香「え?千早ちゃんの胸が弟?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395147109

春香「え?千早ちゃんがPの子供を妊娠で私と雪歩の三人でユニット結成?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395230293

春香「え?千早ちゃんの燻製ができた?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395315562

春香「え?千早ちゃんに着ぐるみでホームレス達に輪姦?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395489595

春香「え?千早ちゃんに愛情を激しく?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395489595

春香「え?千早ちゃんと国会議事堂をレイプ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395921184

春香「え?千早ちゃんで食べるを刺す?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396613178

春香「え?千早ちゃんが真を買った?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396699128

春香「え?千早ちゃんがやよいをレイプしてで逮捕された?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396784725

春香「え?千早ちゃんとネトゲで黒井の子を妊娠?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396871878

春香「え?千早ちゃんが日本レイプ協会のプロレイパー(レイ検1級)のレイプされた?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396957753

春香「え?千早ちゃんを秋せつらで救う?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397129742

春香「え?千早ちゃんの腹筋でまな板?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397303672

春香「え?千早ちゃんが亜美真美になめられる?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397389880

春香「え?千早ちゃんをPが食べる?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397995202

春香「え?千早ちゃんがカスとランデブー?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398600001

春香「え?千早ちゃんとやよいに逆レイプ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399204801

春香「え?千早ちゃんに黒井社長のペニスでレイプ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399809624

春香「え?千早ちゃんの繝槭・ を勝ち取る ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401019200

春香「765プロみんなで、無人島ですか!?」

P「ああ、いつも年末とかやってるだろ?」

響「あ!それ、自分毎年見てるぞ!」

千早「よくわかりませんが・・・無人島で生活すればいいんですか?」

P「一週間みんながそれぞれ、自給自足でな」

貴音「無人島に・・・らあめんはあるのでしょうか・・?」

伊織「あんた、無人島の意味分かってる?」

美希「でも、そんな企画やったら、ミキ死んじゃうの!」

P「ははは・・・まあ、カメラマンとかはいるし、いざとなったらギブアップすれば・・・」

美希「え?ハニーは?」

P「俺の代わりに、律子がいってくれるよ」

美希「色んな意味で死んじゃうのー!」

>>13
>>2を取り損ねただけだ
心配いらない

・・・


美希「本当に死んじゃいそうなの・・・」

伊織「ば、馬鹿、不吉なこと言ってんじゃないわよ!」

雪歩「で、でも、私たち、本当にどうなっちゃうの・・?」

真「おーい!春香たちが見つかったから、こっちにきて!」

律子「え、怪我してるの!?」

真「気を失ってるだけみたいだけど、一応運んであげなきゃ駄目だよ」

>>17
あ、たしかに・・・
簡単に取り乱してすみませんでした

春香「う、うん・・・」

千早「春香!眼が覚めたのね」

春香「千早ちゃん?ここは?」

千早「・・・・・無人島よ」

律子「・・・・・私たちが来る予定だったのと、全く違った、ね」

春香「え?」

千早「思い出してみて、春香」

春香「あれ、私・・・」

春香「・・・そうだ、船が嵐に遭って」

春香「私、甲板から転んじゃって・・・」

律子「・・・春香だけじゃないわ、転覆して、みんな海にまっさかさまよ」

千早「潮の流れで、この島に流れ着いたのだけれど・・・スタッフの人は誰もいないわ」

千早「それに、高槻さんもいなくて・・・」

春香「やよいが・・・そんな・・・」

真「待てよ、まだ溺れたってきまってないだろ?まだこの島を詳しく探してなんかないんだ」

雪歩「も、もしかしたら、島じゃないかもしれないしね!」

律子「とりあえず、手分けしてみてみましょ?このままこの島に何日いるのか、見当もつかないし」

「「「・・・・・・」」」

春香(・・・・そっか・・・いつ誰が助けに来てくれるか、わかんないもんね・・・・)

春香(もしかしたら、死んじゃうかもしれない)

春香(もしかしなくても、やよいだって・・・)

伊織「・・・私、海岸線に行ってくるわ」

伊織「やよいを、探さないと・・・」



「「「・・・・・・」」」

亜美「・・・じゃあ、亜美もついていっくよー!」

伊織「!」

真美「やよいっちのことだから、海岸で寝ちゃってるっしょ?」

亜美「悪戯しほーだい!」ダッ

伊織「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

響「自分、動物がいないか探してくるぞ!」

貴音「らあめんも探しに出なくてはなりませんね」

真「・・・二人とも何か勘違いしてないか?」

雪歩「じゃあ私、みんなが入れるような洞窟掘ってきますぅ」

あずさ「私は森の中にいってみようかしら」フラフラ

美希「じゃあ美希は寝てるの」

律子「まってあずささ、こら美希、ちょっと!」



春香(・・・・・悩んでもしかたないよね)

春香(それに、みんなと一緒なら・・・きっと大丈夫だから!)

・・・・



真「・・・山が一つあるだけの、ただの島」

真「潮の流れが速くて、とてもじゃないけど泳げそうにないや・・・」

響「動物なんて虫しかいなかったぞ・・・」

貴音「らあめんはおろか、食べれそうな木の実も少なく・・・」

あずさ「何とか川はあったけど・・・雪歩ちゃんの見つけたこの洞穴からだと、ちょっと遠いかしら・・・」

律子「・・・伊織は?」

千早「・・・海岸で、亜美真美、高槻さんと一緒に・・・」

律子「・・・・じきに暗くなるから、連れ戻さくちゃ・・・」

伊織「やよい・・・やよいいいいいいい!!」ボロボロ

伊織「何で死んだのよ、何で!起きなさいよ!ほら!いつもみたいに!」ユサユサ

亜美「いおりん!」

真美「やよいっちが可哀相だよ、やめたげてよ!」

春香「伊織!もう日が暮れちゃうから、一旦帰ろう?」

伊織「やよいを置いてくっていうの!?こんなところに!?」

伊織「アンタそれでも仲間なの!?」

春香「・・・・・・、」

真「・・・僕達、やよいを運ぼう。それでいいだろ?」



春香(やよいは、死んでた)

春香(作り物の蝋人形みたいな白い頬)

春香(私と真の肩の仲で、虚ろに揺れる眼球)

春香(・・・重いなあ)

春香(水を吸ってるからかな?それとも・・・)

「「「・・・・・・」」」

律子「・・・とりあえず、今日はもう寝ましょう」

律子「みんなそれぞれ、気持ちの整理だとかあるだろうし」

春香(『明日にやることがあるから』・・・なんて)

春香(言うことも出来ないまま、律子さんはみんなを解散させた)

春香(みんな、お互いに話しもしないで・・・できなくって、寝ちゃった)

春香(やよいが、こんなにあっさり、死んじゃったから?)

春香(・・・・それとも、みんなもああなっちゃうかもしれないから?)

春香(もし、助けがこなかったら・・・)

・・・・

春香「おはよう千早ちゃん」

千早「・・・春香」

春香(寝ちゃった、といっても、体勢だけの話で)

春香(私も千早ちゃんも、ほとんど眠れてなんてなかった)

春香(昨日から何も食べてないけど・・・何も感じない)

春香(やよいは、洞窟の奥に追いやられてた)

春香(まるで、なにか怖いものみたいに・・・)

律子「・・・みんな、この状況に希望が無いのは分かるわ」

律子「けれど、何かしなくちゃ状況は変わらない」

律子「近くに船が通らないか監視、少ない食料の確保。手分けしてやるわよ」

春香(いつも以上に事務的だなぁ・・・)

伊織「・・・やよいはどうすんのよ」

律子「え?」

伊織「やよいはどうするのってきいてんのよ?まさかあのまま放置する気!?」

響「まてよ伊織、埋めてあげようと思っても、道具もないんだぞ?」

伊織「なんなら、そこら辺の石で十分よ!」

律子「・・・・・・・・」

律子「やりたければ勝手にやってなさい」

伊織「ッ!あんた、本気でいってんの!?」

律子「やよいを埋めるのに時間をかけるなら・・・やよいの分まで生きることが先決よ」

伊織「・・・・・・いいわ、勝手にやらせてもらうわよ!」

「「「・・・・・・」」」

春香(そういって、一人出て行く伊織を)

春香(誰も止められなかった・・・)

春香(律子さんの言い方だって、ちょっと厳しいと思う、でも・・・)

春香(正論だから・・・)

・・・・・・



千早「・・・・・・・」

春香「・・・・船、何処にも通らないね」

千早「・・・そうね」

春香「・・・千早ちゃん、不安なの?」

千早「・・・そういう春香は?」

春香(うん、そうだよ)

春香(――――なんて、頷いちゃ駄目だ!)

春香(私から、みんなを変えていかなきゃ!)

春香「・・・お腹すいちゃったなあ」

千早「・・・・・・それ、本当なの?」

春香「・・・わかる?」

千早「ええ、嘘だって」

春香「うう・・・」

千早「春香は顔に出過ぎるのよ・・・良い意味でも、悪い意味でも」

春香「いやあ、ほらさ、あんまり暗いこと言っちゃ駄目かなって・・・」

千早「・・・そういうのを、空元気って言うの」

春香「・・・・・・・・、」

春香『本当はカラ元気なんじゃないの?』

千早「!?」

春香『どうなの?』

千早「・・・・・・・・・、」

千早「・・・春香らしいわね」クス

千早『ママの説教 パパのイビキ 進路の相談』

春香『来週英検 突然持検』

千早『悩んでも仕方ない』

春香『ま、そんな時もあるさ あしたは違うさ』

春香(・・・良かった)

春香(千早ちゃんが、笑ってる・・・)

春香(そうだよ、こんな時にこそ、ポジティブにならなくっちゃ!)

春香「そろそろ、見張りの交代の時間だね」

千早「ええ、みんなのところへ帰りましょう」

春香「歌ってたら、何だか気が緩んでお腹すいてきちゃったなあ~」

千早「少ないでしょうけど・・・何かあるといいわね」

春香「うん!」

春香(うん、そう)

春香(少ない?)

春香(少なくなんて、なかった)

春香(『無かった』)

真「自分が何をしたか、わかってるのかよ雪歩!」

雪歩「ごめん、真ちゃん・・・」

真「ごめんで済むわけないだろ!?」ドン

雪歩「ひ!?」

響「よしなよ、真!」

春香「貴音さん、これは・・・?」

貴音「・・・森にあった木の実を、集めた所までは良かったのですが」

貴音「雪歩が転んだ拍子に、全て川の中へ・・・」

千早「そ、そんな・・・!」

真「集めてる時も、ずっと泣き言ばかり言ってたし、そんなに僕達の足をひっぱりたいのかよ!?」

雪歩「ごめん、本当にごめんなさい!」

真「さっきからごめんしか言わないで・・・!いい加減に・・!」

バチン!

貴音「・・・いい加減にするのはあなたの方ででしょう」

貴音「空腹が身に染みて来てるのは分かります、ですがそれは皆同じです」

真「・・・ごめん、貴音、どうかしてたよ」

貴音「・・・あやまるべきは、私ではありません」

真「・・・雪歩も、ごめん」

雪歩「ううん、いいよ、真ちゃん・・・」

春香(でも・・・雪歩が食料を失くした事実は変わらない)

春香(身体の中が、空っぽになったような感覚で・・・みんな、寝床に行った)

春香(・・・誰も、何も言わないけれど)

春香(誰もが、重たい視線を送っていた)

春香(雪歩の、小さな背中に)

・・・・・・



「「「・・・・・・・」」」

春香(日をまたいで、また朝が来たけれど)

春香(誰も、何も、しゃべらなかった)

春香(みんな、壁に寄りかかったまま・・ぼーっとしてるだけ)

春香(唯一伊織だけが・・拾った小石で、悲しいくらい小さな穴を掘ってる)

春香(お腹がすいたから?やることがないから?)

春香(・・・違うと思う)

春香(みんな、疲れてきてる)

春香(それは、私も・・・)

春香「・・・・・・・」

春香「みんな」

春香「歌おうよ」

律子「何言ってんのよ・・・無駄に体力使うだけよ」

響「悪いけどもう、元気ないぞ・・・」

伊織「・・・・・」ザクザク

千早「もう、二日も何も食べてないわ・・・無理よ、春香・・・」

美希「眠くなくても、寝てるの・・・・」

伊織「・・・・歌うなら、一人で勝手にしてなさいよ」ザクザク

春香「みんな、ちょっと・・・」

春香「・・・・・・・」



春香『・・・輝いたステージに立てば』

春香『最高の気分を味わえる』

春香『全てが報われる瞬間』

「「「・・・・・・・」」」

春香『いつまでも続け』

春香『夢なら覚めないでいて』

美希「・・・・いつまでも続けって、冗談きついの」クス

春香「あ・・・うん、えへへ」

千早『・・・・大空を飛ぶ鳥のように』

美希『翼を広げて羽ばたきたい』

春香『どんなに遠くても行こう 憧れの世界』

「「「夢だけでは終わらせたくない」」」




春香(気づけば、みんなが歌ってた)

春香(立ち上がって、無理にでも笑って)

春香(伊織でさえ、土を掘りながら)

春香(本当に、どこまでも、響き渡るみたいに・・・・・)

春香(・・・でもね)

春香(響渡ったところで・・・聴いてくれる人はいない)

春香(遥か、どこにも・・・・)



・・・・・・



春香「・・・・・・」

春香(・・・・・・あー・・・)

春香(この島に着てから、何日目だっけ・・・)

春香(・・・・・お腹空いたなあ・・・・)

春香(みんな死んじゃったみたいに寝転んでるなあ・・・やることないもんね)

春香(伊織だけは、もう土を引掻くみたいにしてるだけだし)

律子「・・・ねえ」

春香(・・・気づいてた、みんな)

春香(でも、誰も言いたくなかった)

春香(でも、それでも・・・・誰か、言わなきゃならなかったんだと思う)

律子「食べましょう」

律子「やよいの、死体を」

春香(誰も、何も、言わなかった)

春香(ただ、音も立てないで・・・洞窟の奥に這い寄っていった)

春香(・・・ただ一人を除いて)

伊織「ふざけんじゃないわよ・・・・・」

伊織「馬鹿みたいなこと、言ってんじゃないわよ!」

律子「・・・あんた、邪魔する気なの?」

伊織「やよいは、私たちの仲間、それに・・・」

伊織「そんな気違いみたいなことするなら、死んだほうがマシよ!」

律子「へえ・・・そう」

律子「じゃあ、死ねば?」

伊織「は?」

真「いつもみたいに、我侭言ってる場合じゃないんだ・・・」

響「自分達にはまだ、やることがあるんだ・・・」

美希「邪魔をするなら、デコちゃんでも・・・!」ガシ

伊織「は、離しなさいよ!」

あずさ「ちょっと・・・眠ってもらうだけよ?」

伊織「嫌、やめて、や、」

律子「みんなのためにね」



春香(雪歩や、亜美真美は、震えて目を瞑り)

春香(千早ちゃんと貴音さんは、動かず、ただ目を背けてた)

春香(私は・・・そのどちらも出来なかった)

みんなが、石を手に取って・・・
伊織を殴り続けるのを
肌が裂けていって、血が噴き出して、乾いた悲鳴が上がるのを・・・見てることしか出来なかった

春香(伊織が動かなくなると・・・みんな、また洞窟の奥へ行った)

春香(それで、蝿の一匹止まってた、やよいの身体に・・・直接噛み付き始めた)

春香(腐りかけてるから柔らかいだろうし、石じゃ、挽肉にしかできないからだ)

春香(それを見てた他のみんなも・・・そして私も、少しだけ時間を置いてから、そこに群がっていった)

春香(ヒクヒク、と動くばかりの伊織を、一瞥だけして)

春香(気がついたら、終わってた)

春香(私たちの前あるのは、筋だけがくっついた骨だけだった)

春香(『私たち、これを食べたんだよ?』そう言い聞かせても、いまいち実感が沸かない)

春香(もう、何もかも、麻痺しちゃってるのかな?)

春香(みんな、心が壊れちゃってるのかな?)

春香(・・・・でも、そんなことを考えても)

春香(不思議と、悲しいとさえ思えなかった)



春香(夜、みんなが寝に入ると)

春香(まだ生きてた伊織が、小さく呻いてるのが聞こえた)

春香(『いやだ、しにたくない、やよい』)

春香(でも、誰も片付けようとしなかった)

春香(それで、朝起きると)

春香(伊織は冷たくなってた)

律子「・・・この際、伊織も食料にしましょう?」

響「誰か、反対する奴はいるかー?」

「「「・・・・・・」」」

あずさ「・・・決まりね」

律子「誰がどの部分を食べるか・・・平等に決めましょうか」

美希「相談するの・・・それがいいの・・・」

亜美「う、うん、そうだねー」

雪歩「そ、それがいいよね・・・」



真「雪歩は黙ってなよ」

雪歩「・・・え?」

真「なあ、誰のせいでこうなってるんだよ?雪歩のせいだろ?」

真「雪歩が食料を全部台無しにしたせいだよ?それについて、雪歩が何か責任とったっけ?」

雪歩「いや、その・・・」

真「だからさ・・・雪歩の分はみんなで食べるから」

雪歩「ひどいよ・・真ちゃん」

真「・・・・・・うるさいなあ」

ドゴォ

雪歩「~~~~~~~~ッ!?」

真「黙ってろって言ったよね?」

真「雪歩が悪いんだよ?何もかも?」

雪歩「やめてよ、真ちゃん・・・!」

真「やだよ」

ボキ!

雪歩「痛、あ、」

真「全部雪歩が悪いのに、どうして雪歩のいうことを聞かなくちゃならないのさ?」

真「ほら、みんな、何処を食べるか決めよう?」

「「「・・・・・・」」」

春香(・・・・・そういう真の表情は)

春香(心の底からの、笑顔だった)

真「・・・あれ、待てよ、良いこと思いついた・・・」

真「雪歩は食料を台無しにしたけれど・・・」

真「だったらその分、雪歩自身が食料になればいいんだよ」

春香(雪歩の返答を待つことも無く)

春香(真は、雪歩に馬乗りになった)

春香(それでそのまま、ひたすらに)

春香(雪歩を―――――)

真「良いよね雪歩!雪歩のお陰でみんな助かる!」バキゴキ

真「これで駄目な雪歩なんかじゃなくなるんだ!」ドカバキ

真「あはははははははははははははははははは!」ゴルガリ



真「なにやってんのさ、みんな」

真「雪歩を手伝ってあげなよ?」

「「「!?」」」

「「「・・・・・・・」」」

「「「・・・、」」」

春香(いつから、狂っちゃったんだろう?)

春香(いつから、おかしくなったんだろう?)

春香(みんな、そう思ってたと思う)

春香(でも、それを掻き消すには・・・忘れるしかなかった。それ自身で・・・)

春香(私たちは、石を拾い上げると・・・)

春香(雪歩の、手を、足を、腹を)

春香(むき出しの筋肉を、骨の無機質な感触を、柔らかな内臓を)

春香(磨り潰して、挽肉にしていった)

・・・・・・



美希「は、離して!離してなの!」

あずさ「あらあら~殺そうとした相手に、どの口でいえるのかしら~」ゴリュ

美希「ひぎぃ!?」

あずさ「寝てる間にやろうだなんて・・・いつも寝てる美希ちゃんらしいわ」

あずさ「律子さん、どんなおしおきだいいですか~?」

律子「そうですねーみんなで相談して決めましょうか!」

亜美「八つ裂き!」

真美「首絞め!」

真「シンプルに殴り殺そうよ・・・」

響「生きたまま齧りたいぞ!」

春香「だるま」

千早「まな板」

春香「あはははっはは、千早ちゃん、まな板ってどうやってやるの!?」

千早「美希の上に何か置いて・・・・それを叩くの」

春香「雑草でも置いてやろうか!あはははははは!」

貴音「・・・・・・・・、」

春香「貴音さん・・・もしかして・・・」

亜美「なに?亜美たちが気に入らないの?」

貴音「・・・いえ、そういうわけでは」



美希「だか、ねぇ・・たすげえ、な、の・・・」

貴音「・・・・・・・・っ」

真美「ちょっとノリ悪いんじゃなーいお姫ちん?」

貴音「私は・・・私は、いや・・・」

美希「お、ね゛がい、たかね・・・」

貴音「美希・・・!」

春香「そうだ!貴音さん、美希をだるまにしちゃってください!」

貴音「・・・・・・・」

貴音「私には・・・できません・・・・」

春香「・・・・ふーん」

響「なら、みてるんだな、貴音」

あずさ「じゃあ、まず顔から・・・」

貴音「なりませ――――うっ」バキィ

亜美「覆いかぶさって身代わりとは・・流石はお姫ちん!」ガリュ

真美「もっともっと!」ゴシュ

貴音「目を覚まして、みな、あ゛、痛、」ボキィ

千早「あら、これなら美希がまな板ね」ミンゴス

貴音「わぁ゛、あ、ぁ、」ゴシャ

春香「流石千早ちゃん!あはははははははは!」

・・・・・・



P「・・・・・あの時は、本当に災難だったな、春香」

春香「・・・・はい」

P「まさか、遭難して・・・みんな気が狂って、殺しあったなんて」

春香「・・・私には、見てることしかできなかったんです」

春香「止めることもできないまま・・・」

P「・・・ごめんな、湿っぽくなっちまって」

春香「大丈夫です・・・」

春香「みんなはいなくなっちゃったけど・・・」

春香「それでも、新しい仲間や後輩だって、765プロに入ってくれましたし」

春香「みんなの分まで、私、頑張りたいんです」

P「・・・・そうか」

P「これからも頑張ろうな、春香!」

春香「はい!」

ところでプロデューサーさん、今日お暇ですか?

ん?どうした?

ちょっと、付き合って欲しいことがあるんです

なんだ、なんでもいって見ろよ

別に、ちょっとしたことなんですよ



みんなと、楽しくやってたことで・・・






おわり

いくらなんでも今回はクオリティが低すぎました
72の制限が足を引っ張った結果です
精進し直して来ます
安価のスレタイがここまで偉大なものだとは

スレタイは何度か実験的に変わるかもしれません

最後まで読んでくれてありがとう
来週のこの時間に、また会いましょう

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