京太郎「立ち上がれ、男共」 (62)

21世紀、世界の麻雀競技人口は1億人の大台を突破。
日本でも大規模な全国大会が毎年開催され、プロに直結する成績を残すべく高校麻雀部員達が覇を競っていた。
これはその頂点を目指す少女達の軌跡……



否。



これはその少女達の影によって陽の目を見ることもなく、
SSで生きることを余儀なくされた……


男 (漢) 達 の 逆 襲 の 物 語 で あ る






※ホモ無し

※レズ無し

※麻雀あり

※残虐な描写あり

※シノハユキャラちょっとが出ますが作者は読んでません


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401549278

とある講演開場


京太郎「今日、皆様にお集まり頂いた理由は、他でもない」

ハギヨシ「…………」

京太郎「男を蔑み、我が物顔で牌を振りかざす……」グッ

内木一太「…………」

京太郎「悪しき女達!!」ダンッ

大沼秋一郎「…………」スパー

京太郎「その横暴を許して良いのか……?」

山口カメラマン「…………」

京太郎「否! 断じて否だ!!」

南浦聡「…………」

京太郎「女共の恐怖政治を許してはおけない!!」

原村恵「…………」

京太郎「よって私は宣言する……」

宮永界「…………」

京太郎「ハッキリ言って生きて帰る保障は無い、だが」

ラーメン屋のおっちゃん「…………」

京太郎「今こそ『漢』を見せる時!! 私は今から死地へと向かう!!」

京太郎「賛同する者は私に着いてこい!!」

京太郎「反撃の狼煙は上がった!」

京太郎「最後に立つのはこの……」


京太郎「 漢 達 だ !!!!」


「「「ウォオオオアオオオオ!!!!!」」」


21世紀初頭、iPS細胞の女性同士の繁殖技術が確立。
これにより世界人口の男女比はそのほとんどを女性が占めることとなる
それに平行してそれまでの男女の地位、格差が大きく覆り男の扱いは無情なものとなった。
更に、産まれもって男女に大きな差がある『雀力』。それにより男はその人口と相まって主張する力すら失ったのだ

しかし、
そんな女社会の世紀末に、『漢を名乗るレジスタンス』が立ち上がった…………!!

ハギヨシ「見事でしたよ、先ほどの演説」

京太郎「よしてくださいよ、俺はただ一番露出が多いってだけで……」

ハギヨシ「堂々としてください、京太郎君はここの『大将』なんですから」

京太郎「そうですよね、頑張ります。ところで集まった戦力は?」

ハギヨシ「…………正直かなり少ないです、名あり顔だし男キャラは恐らく上記でほとんどかと」

京太郎「ラーメン屋のおっちゃんから薄々気付いてましたけど………戦う前から劣勢ですね」

ハギヨシ「メンバーは他にも数人居ます、信じましょう」

京太郎「やっぱり数人なんですね」



清澄高校麻雀部

純「って事だ」

久「そんな事がねぇ、スパイ活動ありがとう」

優希「犬のクセに生意気だじぇ!!」

和「この世界の男女優劣を再教育する必要がありますね」

咲「京ちゃん、また嶺上開砲されたいのかなぁ?」

久「ま、男共が群がった所でなんて事無いわ、面倒な事になる前に潰しに行きましょう」

とある講演開場

ドカーン!!


ザワザワガヤガヤ

京太郎「な、何だ!?」

ハギヨシ「まさか……!」

久「あらあら、こんな所で何企んでるのかしら? お仕置きしが必要ね!!」ドッ

???「させるかぁ!」シュッ

ガキィィン!!

ハギヨシ「貴方は!?」

タルタルソースの少ないファミレスの店員「ここで名ありキャラを失う訳にはいきません!!
さあ速く逃げて!! 生きてたら……また会いましょう!」

ハギヨシ「ウェイターさん…………御武運を、 残りのアジトに逃げます!裏のバスに乗り込んで!!」

京太郎「バスに乗りきれる人数に感謝する日が来るなんて……」タタ


久「邪魔よ! ロン!」ズガァ

ファミレスの店員「グハァッ!?」ドスッ

優希「対々砲!!」ドン


チュドーーン!!

ファミレスの店員「」プスプス

和「逃がしてしまいましたね」

咲「優希ちゃん、生け捕りにしないと情報聞き出せないでしょ?」

優希「やっちまったじょ……」

久「しょうがない、全国の『雀士』に連絡を回すわ」ピッ



アジト

京太郎「状況を整理します」

京太郎「俺達の目的はインターハイ優勝校の白糸台高校麻雀部チーム虎姫を倒し、男の威厳を勝ち取ること」

京太郎「その為に集まった人数は、正直白糸台二軍の半分も無いでしょう……」

京太郎「しかし、それ以外に手段はありません。そこで戦力を2つに分けて行動します。
取り巻きの目を引く陽動部隊と、チーム虎姫に直接仕掛ける本命部隊を編成します」

ハギヨシ「では、これより発表致します5人は本命部隊となります。

・須賀京太郎様
・大沼秋一郎様
・南浦聡様
・内木一太様
・原村恵様

以上5人は我々の活動の裏で隠密行動をお願いします」

三科健太(実況)「ハギヨシさんは本命部隊に入らないのですか?」

古川大知(シノハユモブ)「咲の男キャラと言えば実質『須賀京太郎』、『ハギヨシ』の二枚看板。
陽動部隊にも顔と戦力を回すための配属だろ」

リチャード「貴重なプロを二人も回してんだ、相当な強さなんでしょう? ハギヨシさん」

ハギヨシ「私は、この陽動部隊を捨て駒にする気はありません。頼みましたよ、京太郎君」

京太郎「任せてください、必ず…………!!」

第一章 ~長野脱出~

ハギヨシ「このバスで東京まで向かいます。白糸台に着きましたら二手に分かれましょう」

ブロロロ…………

ドガーン!!

ハギヨシ「!?」キキー

京太郎「うっ…………あれは、雀士!?」

>>14「……」

>>13「……」

※咲女キャラ

ハギヨシ「突破するしか無いようですね……」ガチャ

またの

文堂さん

誠子「虎姫を狙ってるらしいな、その資格を見せて貰おう」

分堂「プロせんべいカードで見た顔ですね……遺影には丁度いい」

ラーメン屋の親父「俺に任せて先に行け!」ガチャ

宮永界「私も行きます!」ガチャ

ブロロロ

京太郎「ハギヨシさん!? 白糸台がいるんですよ!?」

ハギヨシ「彼らは……命懸けで私達に託したんです!!
それに…………」

京太郎「……?」



誠子「大した覚悟だ、楽にしてやろう」

宮永界(娘にボコボコにされるような雀力だけど、時間稼ぎくらい…………!)

ラーメン屋の親父「…………」



ラーメン屋の親父「俺とラーメンより先に、ノビるんじゃねーぞ?」ゴッ!



ハギヨシ「彼は強い…………!」

誠:25000
ラ:25000
界:25000
文:25000

文堂「リーチ!」タン

ラーメン屋(先に動いたのは糸目のねーちゃん……捨て牌的にはタンピン系か?)タン

界「こ、これか?」タン

文堂「ロン!メンタンピン三色ド……「ロン、ピンフ千点」

ラーメン屋「悪いなねーちゃん、頭ハネだ」

文堂「……!!」

誠子「へぇ……」

誠:25000
ラ:27000
界:24000
文:24000

誠子「ポン」カッ

誠子「チー」チャ

誠子「ポン」カチャ

誠子「ツモ、タンヤオドラドラ1000`2000」タン!

ラーメン屋「…………良い副露センスだ」チャラ

界「は、早い……!」チャラ

ラーメン屋(確かに早いが…………キッチリオリる事は少なそうだな)

誠:29000
ラ:25000
界:23000
文:23000

界「り、リーチ!」タン

ラーメン屋(界の旦那にリーチが入ったか、アシストだ!)

ラーメン屋「カン!」チャ

文堂(カン付き親リー……とても押せる手じゃない)タン

誠子(これといった安牌は無し、端の牌を切りながら押せるか?)タン

界「あ、ロン!」パタ

誠子「うっ!?」

ラーメン屋「よしっ!」

界「えーと、リーチ……のみです!」

誠子「なんだ、安っ」チャラ

ラーメン屋(え、ピンフもタンヤオもドラまで全部ミスって…………)

界「やった、上がった!」ニパ

ラーメン屋(旦那、弱くね?)

文堂「ツモ」

界「げふっ」

誠子「ロン」

界「あべしっ」

誠子「ロン」

オーラス
誠:42000
ラ:22000
界:9100
文:26900

ラーメン屋(旦那ァァア!?)

ラーメン屋(クソッ…………時間は稼げた、頼んだぞみんな…………)

文堂「」タン

誠子「」タン

ラーメン屋「…………」チャ

ラーメン屋(男の人生も、捨てたもんじゃ無いな…………
国士無双テンパイ…………!!)

界「……」タン

ラーメン屋「!!」

ラーメン屋(旦那から当たり牌を出しやがった……! 上がれねぇ!!)

界「良いんですよ、オヤジさん」

ラーメン屋「!?」

界「当たり牌、なんでしょう? 上がってください」

ラーメン屋「…………バカ言うなよ、旦那……」

文堂「?」

界「上がって…………上がってくださいよ!!
このままじゃ私は、本当の足手まといになってしまう!!」

文堂「何をしている?引くぞ?」

界「駄目です! オヤジさん!速く!」

ラーメン屋「良いから引けぇ!」

文堂「」チャ

界「あ、そん…………な……」

ラーメン屋「…………」

文堂「」タン

ラーメン屋「勘違いしないでください、旦那」

誠子「」タン

ラーメン屋「私は勝負を諦めた訳じゃありません」スッ

界「え?」

タン!

ラーメン屋「ツモ」


ラーメン屋「国士無双! 8000`16000!!」

誠子「なっ?」

誠:34000 +4
ラ:54000 +44
界:1100 -29
文:10900 -19

最終ポイント
男:+15
女:-15

ラーメン屋「俺達の勝ちだ!!」

※原作個人戦ルールを採用
男女別合計値で勝敗を決定

白糸台高校麻雀部チーム虎姫部室

照「亦野の霊圧が消えた…………」

淡「レジスタンス討伐に行ったセイコ?」

菫「案ずる事はない」

尭深「亦野誠子はチーム虎姫でも最弱の雀士…………」ズズ

照「仇は討つ、辿り着く事があれば」

第二章 ~首都襲撃~

ブロロロ

ハギヨシ「追っ手が来ません…………」

京太郎「長野の二人は勝てたって事ですかね?」

ハギヨシ「そう信じましょう」

キィ……


ハギヨシ「白糸台が見えてきました、ここから二手に分かれて行動します」ガチャ

山口大介(カメラマン)「バッテリー充電完了!」ガチャ

リチャード(シノハユバンドマン)「生きて帰ろう……」スッ

京太郎「ああ……緊張感してきた」スタ

大沼「この年で下剋上か…………セグウェイとか無い?」スッ

原村恵「弁護士の私がレジスタンスになろうとはな…………」スッ

内木一太(清澄副会長)「今日こそロリコンのレッテルを……!」

杉谷悠人(シノハユモブ)「チェクメしてやらぁ!」スタ

古川大知(シノハユモブ)「それ俺のセリフ」スッ

三科健太(実況)「全力を尽くします」ザッ

周藤瞬斗(シノハユ質屋)「…………なあこれって」

向村雄一(シノハユモブ)「え、これで全員?」

ハギヨシ「…………なんとかなるでしょう♪」




ハギヨシ「…………どうやらのんびりしてる暇は無さそうです」


蒲原「ワハハー、こんな所で何してるんだー?」ザッ

池田「これ以上好き勝手させないし!!」ザッ



三科「此方こそ!」ジャラ

向村「ウオオオ!!」チャキ

ハギヨシ「京太郎君、頼みましたよ」

京太郎「はい…………!!」


ザッザッ……


ハギヨシ(このハギヨシ、命に代えても追っ手から死守致します!!)ジャラ

白糸台校舎内本命部隊


バタバタ……

京太郎「何とか校舎には入れたけど、麻雀部は最上階か……」ハァハァ

内木「大沼さん、大丈夫ですか?」

大沼「72で階段とかキッツ……(心配要らん、年寄り扱いをするな)」

南浦「先輩、逆です逆」

大沼「ちょっと…………一服良い?」

原村「学校内での喫煙は駄「駄目に決まっとるやろ」

竜華「もしこれがトキの前やったら、二度と吸えへん体になっとったで?」

京太郎「クッ……!」

原村「雀士か!!」

竜華「男が偉そうに何が下剋上や、早死にしたい奴から前出ぇ!」

原村「ここは私が足止めします! 急いで先へ!!」

京太郎「頼みます!!」


タタタッ


竜華「アホやなぁ、男が一人で何とかなる思っとるん?」

原村「麻雀は、ほぼ運で決まる不毛なゲーム…………」

竜華「は?」

原村「司法に身を捧げた人間に、不運は似つかわしくない…………
そうは思いませんか?」ゴッ

竜華「へぇ…………じゃあ、今日は厄年やと思って諦めてぇー!!」ジャラ!

白糸台高校付近


質屋「ぐはっ……!」

ドサッ

辻垣内「こちらレジスタンスの掃討を確認、そちらは?」ピッ

ザザー

沢村『こちら校舎入り口前、一人を除き陽動と見られるレジスタンスは制圧』

辻垣内「一人を除き…………? 手練れか?」

沢村『ええ、現在雀士が束になって相手してるけど、入り口を死守してる』

辻垣内「男にそんな強者が……何者だ?」

沢村『同業の上司で…………』


末原「男のクセに……凡人や無かったん……か…………?」

ドサッ

ハギヨシ「麻雀も紳士のたしなみですので♪」



沢村『…………スーパー執事』

その頃本命部隊

タタタッ

京太郎「あと少しですよ!」ハァハァ

大沼「ゼハー………ゼハー…………何?寿命の話?」

京太郎「違いますよ! 突き当たりに見えてきたでしょう!?」

南浦「カヒュー……カヒュー…………何が? 三途の川?」

京太郎「扉! 部室の扉!!」

内木「シニアプロが無理しちゃ駄目ですよ、さぁ肩を」

南浦「ああ、すまんね…………」

京太郎「ささ、大沼さんも」

大沼「あよいしょ…………」


??「ちょいとまちや!!」


京太郎「!?」

竜華「もう逃がさんで!!」

京太郎「え!? 原村の親父さんは!?」

竜華「あのオッチャン、ちょっとロン(物理)したらダウンしてもーてな」

竜華「増援が来るまでも無かったわ」

南浦「増援……?」

竜華「やっと出番やで、マホちゃん」チョイチョイ

マホ「で、出る杭は打ちます!」スッ

内木「君は…………っ!?」

マホ「あ、副会長さん!?」

内木「…………京太郎、君達は先に行ってくれ」

南浦「私もここで食い止めよう。 後は頼みます、先輩」

大沼「ああ、任せろ」

京太郎「副会長…………」

内木「僕は、ロリコンである前に一人の…………」


内木「 “ 漢 ”なんだ 」ザッ


京太郎「…………後でツッコミます、生きててくださいよ!」


タタタッ


南浦「…………決別は済んだか?」

内木「ええ…………とっくに…………」

マホ「副会長さん…………」

内木「別の形で会いたかった。残念だ、マホちゃん」


マホ「うゎ、馴れ馴れしく下の名前で呼ばないで貰えます?」ゾ


内木「あ、サーセン」メガネパリーン


竜華「御託はええわ、始めるで!!」

東1局親 竜華 ドラ三筒

竜:25000
内:25000
マ:25000
南:25000

5順目

竜華(役無しドラ一でテンパイ)

竜華(この順目なら手変わり待つのもええけど、親なら)チャ


竜華「リーチ!」タン

竜華(カン二筒の愚形リーチ、テンパイ連荘でも上等や)

内木(親の先制リーチ、安牌も無いし攻めてみるか)タン

マホ(無スジの生牌、副会長さんは降りてないようですね)

マホ(私に出来る事と言えば、安牌を増やさない事くらい……)打西

南浦「ポン」カチャ

竜華(オタ風をポン? 一発消しか)打七索

南浦「ポン」チャ

竜華(親リー相手に北家がポン!?)

竜華(一発消しの小細工やない、ホンイツのごり押し!?)

南浦「見え見えの愚形リーチ、怖かないよ…………お嬢ちゃん」ニッ

竜華「へぇ………!」

その頃白糸台校舎入り口

沢村「ハギヨシさん、もう諦めてくれませんか?」

ハギヨシ「沢村様、今の私は龍門渕家の執事ではなく」

ハギヨシ「紳士(漢)ハギヨシとして、この世界に物申すレジスタンスでございます」


「2対1でもか?」

辻垣内「その雄心は大したものだが、白旗を上げるには今の内だぞ」ザッ


ハギヨシ「…………腕が鳴ります♪」

沢村「気を付けて、彼は……」

辻垣内「ふむ、校庭に散った雀士達を見れば判る。
あの自信は伊達や酔狂では無いという事か」

辻垣内「こちらも腕が鳴る…………!」

ハギヨシ(とはいえ、流石にこの二人相手に生き残るのは難しい…………)

ハギヨシ(時間稼ぎ…………任されました!)


辻垣内「では行くぞ」ジャラ

ヒュンッ!!

辻垣内「!?」サッ

カラン!

沢村「ラーメンの、レンゲ…………?」


???「待たせたな!!」ザッ

ハギヨシ「貴方は…………!!」

ラーメン屋「数十年振りに全速力で屋台引いたぜ」


ラーメン屋「さあ、卓を囲もうか…………!!」


辻垣内「少しは、楽しめそうだ……!」チャキ

東1局親ハギヨシドラ六索

ハ:25000
辻:25000
ラ:25000
沢:25000

10順目

辻垣内「リーチ!」タン

ラーメン屋(中張牌連打からのリーチ、今ツモった生牌の白は厳しいな……)タン

沢村(良くわからない河をしてる…………行ける手じゃないし、現物切って任せよう)タン

ハギヨシ(沢村様はオリ、ラーメン屋の御店主は半オリ?)チャ

ハギヨシ(テンパイですが、生牌の白を切らなければなりません)

ハギヨシ(ここは…………)

ハギヨシ「通らば、リーチ!」パン


三 四 五  1 3 5 6 7  ⑧ ⑧ ⑧  中 中 白
萬 萬 萬  索 索 赤 索 索  筒 筒 筒 

ツモ:中 打:白  カン二索待ち

辻垣内「ほう、舐めた牌を通されたものだ」

ラーメン屋(白は通るのか、ナイスだハギヨシさ…………)


辻垣内「ツモ」


ハギヨシ・ラーメン屋「…………!!」

辻垣内「リーチ一発ツモ翌裏一、満貫だ」パタン


三 四 五  ③ ④ ⑤  1 1 1 2 4 9 9 ツモ:3
萬 萬 萬  筒 筒 筒  索 索 索 索 索 索 索    索


ドラ:六索 裏ドラ:四筒 


ハギヨシ(河に五索が……両面と三色を捨てて引っ掛け?)

ハギヨシ(それとも…………いや、追っ掛けたのは私、杞憂でしょう)チャラ



辻垣内(やれやれ、あの時はまだ張って無かったのか、しかも降りずに追っ掛けるとは)

辻垣内(一発に裏にツモにリー棒、とんだ副産物だ)

>>39
× 辻垣内「リーチ一発ツモ翌翌翌裏一」
○ 辻垣内「リーチ一発ツモ翌裏一」

どっから入った

>>40
○「リーチ一発ツモ翌裏一」

あっれバグってんのか?

裏一

一発ツモ翌裏一

ツモ翌裏一

メル欄にsagaを入れるんだ!


裏一
ツモ 裏 一
ツモ翌裏一

どっから『翌』沸いとんじゃぁぁああ!?

>>39
×「リーチ一発ツモ翌裏一」

○「リーチ一発ツモ裏一」

>>46
マジありがとう

東2局親辻垣内ドラ南

ハ:20000
辻:34000
ラ:23000
沢:23000

辻垣内(満貫ツモの好スタート、この流れで親でも上がってみせよう)タン

ラーメン屋(いきなり浮いてきやがって、何とかしねぇと…………)タン

沢村(臨海のエースはまた手が良さそう…………今回もサポートかな)タン

ハギヨシ(まだ東2局、満貫を取り返すのはそう難しい事では……)チラ

辻垣内「…………」


ハギヨシ(簡単とは、言えませんね)

数順後

辻垣内「リーチ!」カッ
打:四筒


ハギヨシ(く……っ! 一歩遅かったようです…………)

ラーメン屋「ツイてる親の先制リーチってか…………」タン
打:中※現物


沢村「うーん…………」タン
打:二筒※生牌


ハギヨシ(おや…………?)

ハギヨシ(今の沢村様の捨牌…………)

辻垣内「……龍門渕の執事、貴様のツモだぞ?」

ハギヨシ「これは失礼」チャ

ハギヨシ(ここでこれをツモ……かなりのギャンブルですが、上手く行けば…………)

その頃白糸台高校麻雀部室

ガチャ

京太郎「はぁ……はぁ…………」

菫「来たか……噂は聞いている、席に着け」

大沼「そうさせて貰おう」ギシッ

京太郎「随分話が早いですね……」

菫「我々は男の名誉や威厳に興味は無い。麻雀で最強であるのみだ」

尭深「お茶でもどうぞ」コト

京太郎「…………何が入ってるか分からないお茶なんか」

大沼「旨いねこれ」ズズ

京太郎「…………」

菫「御老人に毒など盛ったらこちらも寝覚めが悪い」

京太郎「…………」ズズ

京太郎(マジで旨いな……)

菫「私達と麻雀をしに来たんだろう? この中から二人選べ」

京太郎「…………この中で、一番強い人と、その次に強い人を」

菫「面白い。照、淡、実力を見せてやれ」

照「よろしく」ギシ

淡「手加減しないよー!」ギシ

京太郎(絶対、勝ってやる……!)

大沼「コーヒーとか無い?」

尭深「少々お待ちを」

大:25000
照:25000
京:25000
淡:25000

どうも>>1です
このSSは会社のPCとスマホで書いていたのですが、

先ほど正式に私のクビが決定しましたので削除依頼出してきます

お目汚し失礼します

オチだけ言いますと大沼は死にます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月05日 (木) 21:55:22   ID: Z2he0ncr

まさかのオチにクソワロタwwwwwwww

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