モバP「いぬのきもち?」 (134)

注意事項

・モバマス
・晶葉=アキえもん
・悪いなアッキー、このスレ人間用なんだ

OKならどうぞ




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401416764


P「ふーむ…ついに完成したのか」

晶葉「あぁ。わんこの気持ちになりきる機械、名づけて『いぬのきもち』だ!」ババーン

P「犬耳としっぽの二点セットか。これはつけると耳がピコピコするのか?」

晶葉「そんな生ぬるいものを私が作ると思うのか?」

P「なに…!?」


晶葉「それだけではない! これをつけた者は文字通り犬の気持ちになりきることができる!」

P「なっ…!?」

晶葉「これでどんなに反抗的な子でも従順になるぞ」

P「流石僕らのアキえもんだ! すごいぞ、かっこいいぞー!」

晶葉「はっはっは、褒め称えるがいい!」フンス


晶葉『では私は仕事に向かう。使うときは説明書を読んでくれ』

―――――――――――――――

―――――――――――

―――――――

P「とは言ったものの…誰に使いますかねぇ」

P(どうせだったらちょっと素直じゃない子がいいよな。気まぐれ屋とかツンデレとかに使いたい)




<ガチャ

拓海「うーっす」



P「………ターゲット確認。ロックオン」ニヤァ


拓海「おっすP、事務所にいるのはアンタだけか?」

P「そうだ。アイドルは全員出払っていてちひろさんも今買い出しに出かけている」

拓海「ふーん、まぁいいか」

P「拓海、これから用事とかないか?」

拓海「何もないぜ。学校帰りに寄っただけだからな」



P「じゃあさ、これ、つけてくれないか?」

拓海「あぁ? いったい何を………はぁ!?」


P「そうだ。まごうことなき犬耳だ」

拓海「なんでそんなものアタシがつけなきゃいけねーんだよ!」

P「俺が見たいからだ!」ドン!

拓海「絶対イヤだ! アタシはそんなものつけねーからな!」

P「なー拓海、頼むよー」

拓海「い、や、だ!」

P「もし付けてくれたら言うこと一つ聞くからさー」

拓海「言うこと…か」


拓海「じゃあ…今度の休みにツーリング一緒に行ってくれるなら、それつけてやるよ」

P「え、そんなのでいいのか? 何かおごれとか、そういうのじゃないのか?」

拓海「アタシがいいって言ってんだろ。それにあんまり金をせびるのもなんかイヤだ」

P「…最初の頃、俺に飯おごらせてたのは誰だっけ?」

拓海「それを反省してるから言ってんだよ! ほら、つけてやるからさっさとよこせ」

P「やったー! たくみんの犬耳だー!」

拓海「たくみん言うんじゃねー!」


P「よし、これとこれだ」

拓海「尻尾もセットなのか…まず耳を、こうか?」スチャ

P「おおお…」

拓海「えっと? 尻尾は…この辺でいいのか?」グイッ



拓海「ど、どうだ…?」ワオーン

P「素晴らしい! かわいいぞ拓海!」

P(犬耳が軽くピコピコしていてマジカワイイ。晶葉先生マジパネェっす)

拓海「そ、そうか…そんなにかわいいか」フリフリ

P(尻尾動いとる! フリフリしとる)


P「いやー、いいもん見れたわ。ありがとな、拓海」

P(晶葉にもあとでお礼を言わねばならんな。わざわざ作ってくれたわけだし)

拓海「……………」

P「ん? どうした」





むぎゅっ!
どさっ!

P「………えっ?」

拓海「わふー♪」スリスリ

P「んん!?」

P(あれ? なにかおかしいぞ)


拓海「わんっわんっ!」ペロペロ

P「うひゃっ! く、くすぐったいから!」

P(や、やばいぞこれ…とにかく説明書を読まないと)ガサガサ



【いぬのきもち 取扱説明書】

①これは文字通り、犬の気持ちになりきる道具です。

②犬耳や尻尾は、装着者の生体信号を受けて動きます。

③装着時は言語をしゃべることが出来ません。

④一度つけると、装着者の欲求が満たされるまで外れることはありません。

⑤なお装着者の欲求は、犬になりきっているため理性が緩み、強化されます。正しくお使いください。


P「なっ…!?」

P(欲求が満たされるまで外れないって…なんじゃそりゃああああ!?)

拓海「わんわん!」ギュッ

P「しかしどうしたものか…」

拓海「わおーん!」ペチペチ

P「ホントに犬になっちまってるんだな…晶葉っていったい何者なんだ?」

拓海「わふー!」ぐりぐり

P「あっ、ちょっ、そんなとこグリグリしちゃ…」



<ガチャ

美世「おはようございまー…………す?」

P「あっ」



美世「え、えっと…お楽しみ中だった?」

P「違う! 話を聞いてくれ!」

拓海「わんわん!」スリスリ

美世「えっなにこれは…」

P「…信じられないかもしれないが、俺の話を聞いてくれ」





~説明終了~

美世「つまり犬耳つけたら拓海ちゃんが犬みたいになっちゃった、と」

P「そうなんだよ…」

拓海「くーん…」ペロペロ

P「素で拓海がこんなことするわけないってわかるだろ?」

美世「うん。絶対ありえないね」


美世「それにしても…」

拓海「わふ?」ピコピコ

美世「か、かわいい…」キュン

P「だろ? 普段からこれくらい愛想振りまいてくれればなぁ…」

美世「それは無理じゃないかな。拓海ちゃんが悶え死んじゃうよ」

P「だな」




<ガチャ

早苗「おっすー!」

P「あ、早苗さん。おはようございます」

早苗「おはよー。ん、拓海ちゃん…?」

拓海「わんわん♪」スリスリ

早苗「か、かぁわいいいいい! ねぇPくん、この子お持ち帰りしていい? いいわよね?」

P「ダメに決まってんだろーが!」

早苗「そんなケチ臭いこと言わないでよ。ね、お願い♪」

P「大体俺は拓海の保護者じゃないし…」

拓海「ぐるるるる…わん、わん!」

P「おいおい、どうしたんだ拓海」

早苗「あれ? もしかしてあたし嫌われてる?」


P「犬になっても警戒心は薄れないのか…」

美世「むしろ本能むき出しになるから強まってるんじゃない?」

早苗「そんな…あたしもたわむれたいのに…」

P「拓海。早苗さんに吠えちゃダメだろ?」

拓海「うぅぅ…ぐるるる」

P「よしよし…怖くない怖くない」ナデナデ

拓海「……わふー」トローン

P「よし。早苗さん、触っても大丈夫ですよ」


早苗「えっホント? そーっと…」ピトッ

拓海「わんっ♪」スリスリ

早苗「…………」

P「あれ? どうしました、早苗さん?」





早苗「………わが生涯に、一片の、悔いなし…っ!」プシャー

美世「早苗さんが鼻血拭いた―!?」

P「ティッシュ! ティッシュどこだ!」

拓海「わふー♪ わんっわんっ!」ペロペロ

早苗「…!? っ!??」ブシュー!

美世「あぁっ! 顔をペロペロされてさらに勢いが強く!」

P「解説してないで引っぺがしとけ!」

――――――――

―――――

―――

早苗「ふぅ…ちょっと取り乱したわ」

美世「ちょっとじゃなかったですよね」

P「あやうく病院送りレベルでしたよ」

早苗「しかし…すごい破壊力ね」

P「ええ…それは間違いないです」

拓海「わんっわんっ!」スリスリ

美世「なんかPさんの膝の上が気に入ったみたいだね。さっきからずっとそこに座ってるよ」


P「しかし流石に足がしびれてきたな…拓海、降りてくれないか?」

拓海「くぅーん…」ショボン

美世「うわー…耳が垂れたよ」

早苗「この上なくわかりやすいわね」

P「俺も足がしびれたんだよ。頼むから降りてくれ、な?」

拓海「うー…わんっ!」ピョン

P「おわっ!?」ドサッ


P「た、拓海。どうしたんだ?」

拓海「うぅー…わんっ!」チュッ

美世「えっ!?」

早苗「き、キス!?」

P「んー! んっ、んー!?」チュウウウ

P(く、苦しい…息が続かない…っ!)ジタバタ



ちゅぽん!


拓海「わふー! きゃうん…」

P「ま、満足したか?」

拓海「………わんっ」



どさっ

美世「えっ?」

早苗「えっ?」

P「た、拓海! 大丈夫か!?」



拓海「……すー…すー…」

P「な、なんだ…寝ただけか」ホッ

かちっ…かちっ!
ごとん!

美世「あっ。犬耳が勝手にとれたよ!」

早苗「これどういう仕組みなのかしら…」

P(欲求が満たされたみたいだな…もしかして誰かに甘えたかったのかな?)

――――――――――

――――――

―――


むくっ

拓海「……………」

P「拓海、やっと起きたか。調子はどうだ?」

拓海「あ……あ……」プルプル

P「あ?」

拓海「あぁぁぁぁぁぁぁ!」ダッ

P「ちょっ、拓海!? どこに行くんだ!」


<バタン!

拓海「はぁ…はぁ…」

拓海(い、犬の鳴き声をだしたり、Pの顔を舐めたり、挙句の果てにはPにき、き)

拓海「うわあああああ!? アホかアタシはァァァ!」ガンガン

晶葉「どうやらその様子だと、私の発明品を使ったようだな」

拓海「晶葉…テメェの仕業か!」

晶葉「そう威嚇しないでくれ。そんなに悪い体験じゃなかっただろう?」

拓海「クッソ恥ずかしいマネさせやがって…あの洗脳装置なんとかしろよ!」


晶葉「何か勘違いしているようだが、犬耳をつけても価値観は変化しないぞ。欲望に忠実になるだけだ」

拓海「………は?」

晶葉「君がどういう行動をとったのか知らないが、それは君の根底にある欲求だ」

晶葉(まぁ多少増幅されることは黙っておいた方が面白そうだ)

拓海「な…な…」パクパク

晶葉「自分の本当の気持ちと向き合ういい機会だったんじゃないか?」


拓海(アタシはPに…あんなことをしたいと思ってたのか…んなわけあるか!)

拓海「認めねえ! 認めねえぞアタシはァァァ!」ダッ

晶葉「あーあ…行ってしまったか」

晶葉(全く、素直ではないな。せっかく素直な気持ちでPと向き合えたというのに…次に気持ちをぶつけられるのはいつになるだろうか?)



晶葉「ま、当分先の話だろうな。やれやれ、世話が焼けるな」

晶葉(傍から見ればイチャイチャしているようにしか見えんというのに…とっととくっついて欲しいものだ)

おわり。

何か思ったより人がいるね
これ続けた方がいいの? 書き貯めないけど

>>33
他にもわんこにして愛でたいアイドルがいるなら是非
きらりを大型犬に見立ててお腹を撫で回したい

じゃあちょっと書きだめしてきますわ
レスされたアイドルも使うかもしれない(使うとは言ってない)

ふと思ったんだが…
アイドルの欲求が「一緒に遊びたい」とか「褒めて欲しい」程度だったらまだいいけど
「子供が欲しい」とか「結婚したい」とかだったらどうするんだ…?

強化ってあったけど、何が強化されてんですかねぇ……
欲望なら美優さんとかすごくエロくなって、こらえきれず子作り
身体能力なら早苗さんとか抵抗できそうにないから、押さえつけられて子作り
どっちも変わらんかったな!

>>48
本質はあくまで理性を取っ払うことなので
強化は気休め程度

【今更だけど注意事項追加】
・エロはない…つまり、そういうことよ。
・Pは複数人存在

トイレ行ったら次のアイドル投下


P「この晶葉博士開発のいぬのきもち…」

P(拓海Pさんはこれ使って色々あったらしいけど…やっぱ使いたいなあ)

P「ただ誰に使うかなぁ…無難にナマイキ娘とかツンデレに使うべきか?」



<ガチャ

幸子「おはようございます! 今日もボクはカワイイですね!」

P「………さぁ始めようか」


P「おはよう幸子。今日もカワイイな」

幸子「ふふーん! 当然ですよ」ドヤッ

P「そんなカワイイ幸子にお願いがあるんだ」

幸子「何ですか? カワイイボクが聞いてあげますよ!」

P「幸子ならそういってくれると思ったよ…これをつけてほしいんだが」

幸子「どれどれ………えっ?」


幸子「プロデューサーさん! こ、これって…」

P「ああ。犬耳と尻尾だ」

幸子「な、なんでこんなものをつけなきゃいけないんですか!」

P「幸子はカワイイ。それはこの世の真理だ」

幸子「揺るがない事実ですね」


P「そしてこの犬耳と尻尾もかわいい」

幸子「見るからにもふもふしてますからね」

P「つまりカワイイ幸子がこの犬耳と尻尾をつければさらにカワイくなる!」

幸子「!」



P「幸子…挑戦してみないか? カワイさの、限界へ…」


幸子「…プロデューサー。ボク、それつけます!」

P「おお! よくぞ言ってくれた」

幸子「じゃあそれ貸してください」

P「はい。犬耳の方はカチューシャ感覚でつけられるらしいぞ」

幸子「んっ…この尻尾はいったいどうすれば…」

P「何かお尻のちょっと上のあたりにひっつくそうだ」

幸子「あっ、くっついた。どうなってるんですかこれは…」

P「晶葉が作ったんだ」

幸子「…なるほど。じゃあ仕方ないですね」

P「そうだ。晶葉の仕業だから仕方ない」




幸子「どうですか、プロデューサーさん?」

P「…おお。これはすごい」

P(元々どことなく犬っぽさのある幸子だったが、そこに犬耳と尻尾が加わり完全体となった…)

P「幸子。凄くカワイイぞ!」

幸子「ふ、ふふーん! もっと褒めてくれてもいいんですよ!」ピコピコ

P「幸子のカワイさマジ世界レベル!」

幸子「ふ、ふふ…悪くはないですね」カァァ


幸子「…プロデューサーさん」

P「ん? どうした?」

幸子「膝の上に載せてくれませんか?」

P「ど、どうしたんだ急に」

幸子「ダメ…ですか?」ヘニャッ

P「俺の膝なんぞ好きに使うがいい」スッ

幸子「ありがとうございます!」ピコピコ

P(カワイイ)


幸子「それじゃ失礼しますね…よいしょ。重くないですか?」

P「軽いぞ。全く問題ない」

幸子「そうですか…えへへ」ピコピコ

P(幸子ってすごくいい匂いがする…幸子は匂いもカワイイのか)

幸子「プロデューサーさん…」

P「幸子? こっちを向いてどうし…」



むぎゅっ!

P「!?」

P(きゅ、急に抱き着かれた!?)


幸子「んー! んー♪」スリスリ

P「んっ…おい幸子、急にスリスリしてきてどうした?」

幸子「うー…わんっ!」ピコピコ

P「………ん?」

P(あれ今、幸子がわんって言ったような…?)

P「どうした幸子、犬の真似か?」

幸子「わんっ♪ わふー…」スリスリ

P「ははは。幸子はモノマネも得意なんだな」

幸子「わん、わん!」

P「………あれ?」

P(ひょっとして…ガチで犬になってる?)


P「おい幸子、お前しゃべれるか?」

幸子「わふ? わんわん!」

P「完全に犬化してるのか…」

P(どうするんだ…とりあえず説明書を読むか)

説明書 >>10

P「つまり欲求を満たさないと外れないというわけか…晶葉のやつ、とんでもないものを作ったな」


P「しかし…幸子の欲求ってなんだ?」

幸子「わふ?」

P(幸子と言えばカワイイ…それ以上わからんな)

P「誰か来てくれないと解決しそうにないな…」



<ガチャ

小梅「お、おはようございます…」

輝子「おはようございます…フヒ」


P「おはよう。良い所に来てくれたな」

輝子「さ、さっちゃん…? どうしたのいったい…」

P「この犬耳つけてからこんな調子なんだ。しかも解決策が見当たらなくてな…」

小梅「か、かわいい…」

輝子「フヒ…す、すごく耳がピコピコしてるな…」

幸子「わんっ!」ピコピコ


P「しかしいつまでもこういうわけにはいかんからな…何が幸子の欲求なんだろうか」

小梅「た、多分…そのまま甘えさせておけば…い、いいと思うよ?」

P「甘えさせる…?」

小梅「う、うん…幸子さん、Pさん相手だと…す、素直になれないって言ってたから…」

P「………」

小梅「だ、だから…いっぱい甘えさせてあげれば…き、きっと満足すると思うよ?」

P「なるほど…わかった。やってみよう」

―――――――――

――――――

―――

P「ほら幸子、気持ちいいか?」スッスッ

幸子「わんっ♪」ピコピコ

輝子「ひ、膝の上にのせて髪をすいてる…」

小梅「い、今の状態だと…ト、トリミングって言ったほうがいいのかな?」

P「流石に素人の俺がそこまではできんな。この程度しかできんよ」

幸子「わんっわんっ!」ピコピコ

P「機嫌もよさそうだな」


P「ほら幸子、おいでおいでー」

幸子「わんわんっ!」ピョン

輝子「フ、フヒ…さ、さっちゃんが一生懸命飛び込んでる…」

小梅「な、なんか…ほ、本当に子犬みたいだね…」

P「あはは! スリスリはくすぐったいよ!」

幸子「わふん! わふん!」グリグリ


幸子「わん! わん!」

P「ん? どうした、幸子?」

幸子「わんっ! わ、わふー…」パタパタ

小梅「ひょ、ひょっとして…お礼が言いたいのかも」

P「お礼…?」

小梅「た、多分だけど…いっぱい甘えさせてくれたから…じゃないかな?」

P「その気持ちだけでいいぞ」ナデナデ

幸子「くーん…ううう、わんっ!」ピョン


P「えっ、急に何を…」

幸子「わんっ♪」チュッ

小梅「は、はわわわわ…」

輝子「ほ、ほっぺにキスとは…や、やるじゃねえか…フヒ」

P「さ、幸子…」

幸子「わふー…」ポスン

P「あれ? おい、幸子?」



幸子「すー…すー…」

輝子「フヒ…ね、寝ちゃってるね…」

小梅「よ、欲求が満たされたら…ね、眠っちゃうのかな…?」

P「かもしれんな」

P(しかしこれだけ欲求がたまっていたのに気付けなかったとは…やれやれ、俺もまだまだだな)

――――――――

―――――

―――

幸子「……ん?」ムクッ

P「お、起きたか幸子」

幸子「…何か凄い夢を見ていた気がするのですが」

P「多分それは現実だぞ」

幸子「やっぱりそうですか…夢にしてはリアルすぎると思いました」


P「なぁ幸子」

幸子「なんですか?」

P「俺は、お前の強さを誰より知ってる。決して折れないタフなハート、相手に弱みを絶対に見せずメンバーを鼓舞するリーダーシップ…お前は強い」

幸子「そうですよ! ボクは強いんです」



P「だからこそ…俺には弱みを見せてくれてもいいんじゃないか?」

幸子「えっ?」


P「アイドルは常に完璧が求められる。お前が過酷な状況で闘っているのもよく知ってる」

幸子「でも! プロデューサーさんに迷惑が…」

P「迷惑なんかじゃない! 俺はお前と共にありたい!」

幸子「!」

P「俺がお前の代わりにステージに立つことは出来ない。だからせめて、お前を支えさせてくれ」


幸子「…ボクはひとりでなんでもできるって思ってました」

P「実際要領のいい子だったからな」

幸子「だから誰に頼ることなく、トップアイドルになるんだ。そう意気込んでました」

P「でもアイドル業はプレッシャーとの戦い…精神は疲弊する」

幸子「はい。誰かに甘えたい…そう思ったことはありましたけど、プロデューサーさんもボクの仕事が増えてからはボクと同じくらい忙しかったでしょう?」

P「…忙しかったのは事実だな」

幸子「だからずっと…心の中に閉じ込めて置いたんです。でもそれも結構苦しくて…」

P「苦しさをため込むのは限界がある。破裂してしまう前に吐き出さなきゃダメなんだ」


幸子「プロデューサーさん。ボクは完璧な人間じゃないです。ミスもするし、泣き言も言います」

P「………」

幸子「それでも、こんなボクでも…プロデュースしてくれますか?」

P「…当たり前だろ? 俺はお前をトップアイドルにするって決めてたんだ。だから…俺に全てを預けてくれるか?」

幸子「……はいっ! よろしくお願いしますね、プロデューサーさん!」

おわり。

今日はここまで
バレとるけど次はクール。

凛わんわん希望のレスが多いですが、SSがあまりに多すぎるので殿堂入り

あらためて画像を見ると、どの娘にもイヌミミが似合うことがわかる

画像ニキありがとう


P「これが晶葉が作った例のブツか…」

P(聞いたところによるとこれをつけると素直になるとか…しかし誰につけさせるかね)

P「ありすや晴に着けさせたいところだがあいつらは仕事だからな…今仕事が入っていないやつと言えば…」



<ガチャ

乃々「おはようございます…もう帰っていいですか?」

P「…ありだな」

乃々「私の顔を見ながらそんなこと言われると嫌な予感しかしないんですけど…」


P「おはよう乃々。今日も相変わらずネガティブだな」

乃々「ポジティブもりくぼとか気持ち悪いと思うんですけど…」

P「そんな乃々にお願いがあるんだ」

乃々「な、なんですか…?」

P「これをつけてほ」スッ

乃々「むーりぃー!」ダッ

P「ちょっと待て乃々!」


乃々「そ、それ…イヌミミじゃないですか…もりくぼにそんなの薦めるとかいぢめですか?」

P「いじめじゃないぞ! 絶対に合うから着けてくれ! 頼む!」

乃々「そんなの着けるとか恥ずかしすぎて…むーりぃー…」プイッ

P「もちろんタダでつけてもらおうとは思わん。今日のレッスンは休んでもいい」

乃々「それ…嘘じゃないですか?」

P「嘘じゃない。最近乃々も仕事が多くなってきていたからな。ここいらで休みを取るのも悪くないと思ってたんだ」

乃々「それだったら…普通に休みをくれればいいと思うんですけど…」


P「お願いだよ乃々…つけてくれよ頼むよー」

乃々「それ尻尾まであるじゃないですか…恥ずかしすぎて…むーりぃー…」

P「なんでも言うこと聞くからさ!」

乃々「なんでも…いいんですか?」

P「あ、アイドル辞めるとかはなしだぞ! それ以外で俺が叶えられそうなものだったらいいぞ!」



乃々「それなら…今度の週末、買い物に付き合ってほしいんですけど…」

P「買い物? そんなのでいいのか?」

乃々「はい…それだったら、つけてもいいですよ…?」

P「もちろんいいぞ。やったー! 乃々のイヌミミだー!」ウッヒョー!

乃々(プロデューサー、デートとかそういう発想はないんですね…にぶすぎなんですけど)ジトー


P「じゃあ早速着けてくれ!」

乃々「これ…どうやってつけるんですか?」

P「犬耳のほうはそのまま頭に乗せてくれればいい。尻尾は…どうやるんだっけ?」

乃々「あっ…何か勝手にくっついたんですけど…」



乃々「ど…どうですか…?」ワオーン

P「…………」

P(完璧だ。それ以上の言葉が見当たらない。どことなくおどおどした森久保わんこ。普段から保護欲を誘っているが、そのストロングポイントがさらに強化されている…)

乃々「あ、あの…なんか言ってほしいんですけど…」オドオド

P「あ! すまん。とってもかわいいぞ!」

乃々「そんな直球で褒められるとか…むーりぃー…」カァァ


P「ん…そうか? 自信持っていいと思うぞ」

乃々「うぅ…恥ずかしいんですけど…」フリフリ

P(でも褒めると尻尾がふりふり動いている。やっぱり褒められて嬉しくない子なんていないよな…)

乃々「あうぅ…そんなじっと見つめられると…むーりぃー…」

P「乃々は見ていて飽きないからな。もっと見つめてやる」ジー

乃々「そ、それよりプロデューサー。もりくぼは喉が渇いたんですけど…」

P「ん? そうか。それじゃ飲み物とってくるわ」


P「いやー良いもん見れたわ」コポポ…

P(とりあえず垂れ耳で作ってもらったが…これは正解だったな。なんかこう…愛でたくなるオーラを振りまいてるな)



P「乃々―。飲みモン持ってきたぞー」



しーん…

P「あれ? どこいったんだ乃々のやつ…ひょっとしてトイレか?」

P(まぁ扉が開いた音はしなかったし、事務所の外に出たという心配はない。じきに戻ってくるよな)


―30分後

P「…おかしい」

P(どこに行ったんだ乃々のやつ。流石に長いぞ)

P「乃々―! どこ行ったんだー!」





<ワンッ!

P「!?」



P「ちょっと待て…なんだ今のは」

P(犬の鳴き声の真似? それにしてもどこから聞こえた?)

P「もう一回呼んでみるか…乃々―!」


<ワンッ!

P「………え?」

P(この声が聞こえる場所は…まさか…)



乃々「わんっ♪」フリフリ

P(お、俺の机の下―!?)

P「乃々! どこに行ったと思ったら机の下か…びっくりしたぞ」

乃々「わんわん!」

P「ははは。犬耳着けてるからって犬の鳴きまねまでしなくていいんだぞ?」

乃々「わふっ…くーん…」

P「………ん?」

P(もしかして喋れなくなってるのか…?)


P「乃々。大丈夫か?」

乃々「わんっ…」

P「やっぱり無理か…」

乃々「わん…わんっ…」

P「困ったな…」

P(俺としてはこのままでもかわいいから構わんのだが、乃々は生活に支障が出る恐れがある。なんとかせねば)



<ガチャ

泰葉「おはようございます」


P「おお泰葉! 良い所に来てくれた」

泰葉「…? どうかしたんですか?」

P「ちょっと乃々が大変なことになってだな…」

泰葉「え、ののちゃんが?」

P「おい乃々…早く出てきてくれ!」

泰葉「また机の下から出てこなくなっちゃったんですか?」

P「それだけじゃなくてな…」

乃々「うぅ…わんわん!」

泰葉「…………!??」


泰葉「ど、どどどどどういうことですかプロデューサー!」

P「どうもこうもこの犬耳つけてからこんな調子でな…いつもと違って頑なに机の下から出てこないんだ」

泰葉「いつもならプロデューサーが引きずり出そうとすれば大人しく出てくるのに…変ですね」

P「そうなんだよ…どうしたんだか」

泰葉「………ん?」



乃々「わふ…くーん」ピコピコ

泰葉「か…かわいい」キュン


泰葉「プロデューサー! このままでもいいのではないでしょうか?」

P「ダメだっつーの! 仕事に支障が出る上に私生活に支障が出る」

乃々「わふ…わんっ♪」フリフリ

泰葉「でもののちゃんが幸せそうですし…」

P「でもなぁ…流石に言語に不自由があると大変だぞ?」

泰葉「た、確かに…」

P「だからどうにかして元に戻したいんだが…方法が見つからなくて」


泰葉「…これって誰が作ったものなんですか?」

P「晶葉製だ。アイツの科学力はとんでもないな」

泰葉「だったら説明書とかないんですか? 晶葉ちゃんがその辺を怠るとは思えないんですけど」

P「説明書…? そんなもの………あった!」ガサゴソ

泰葉「ちょっと見せてください…」

説明 >>10

泰葉「つまり欲求が満たされると外れるようになってるんですね」

P「乃々の欲求…? 休みたいとかサボりたいとか?」

泰葉「それは杏さんです…」

P「そうなると………静かに暮らしたい、とか?」

泰葉「恐らくそのあたりだと思うんですけど…」

乃々「わふ?」

P「お前日ごろから欲求に忠実に生きてたのかよ…」


P「だったら机の下じゃなくても静かな場所ならいいんじゃないのか?」

泰葉「でもそうじゃないんですよね…なんでしょうか?」

乃々「わふ…わんわん」スリスリ

P「ん? どうした乃々。俺の脚にスリスリして」

乃々「うぅ…わんわん!」チラッ

泰葉「………!」


P「泰葉?」

泰葉「プロデューサーさん。私宿題があるのを思い出したので向こうの部屋に行ってますね?」

P「え!? ちょっと泰葉…」

泰葉「ののちゃんのそばに居てあげてください」ボソッ

P「………? わかった」



<バタン

P「泰葉の奴…どうしたんだ?」


ひょこっ

乃々「わんわん!」

P「お、乃々! ようやく机の下から出てきてくれたか…」

乃々「わふっ…わんっ」ダキッ

P「のわっ!? きゅ、急に抱き着いてきてどうしたんだ?」

乃々「わふっ…わんわん♪」スリスリ

P「…………!??」

P(乃々が…ほっぺすりすりしてきた!? ど、どうなってるんだいったい…)


P(そういえば欲求が満たされると外れるようになってるんだよな…つまりこの状態は)

乃々「わんっ…」

P(乃々の欲求が前面に出た状態………! つまり、そういうことか)

P「乃々、あっちのソファに行こうか」

乃々「わんわん!」ピョン



泰葉(ののちゃんの欲求はおそらく『プロデューサーと静かな時間を過ごしたい』)

泰葉(いつも机の下に居たのはプロデューサー近い距離かつ静かな場所だから)

泰葉(ののちゃんがアイドル活動から逃げようとしていたのは、アイドル活動がイヤだからじゃなくて、プロデューサーに構ってほしかったから)

泰葉「あとはプロデューサー…お願いしますよ?」


乃々「わふっ…わん!」

P「ほーら、よしよし…」ナデナデ

乃々「わふ…わんわん♪」ピコピコ

P「気持ちいいか? それはよかった」

P(乃々…おまえ、ずっとこうしたかったんだな)

乃々「わんわん!」

P(ずっと変だと思っていた。仕事から逃げるかと思えば俺が追いかけると仕事をまじめにやる。本気で仕事が嫌だから逃げてたわけじゃなかったんだ)

乃々「わふっ…くーん…」

P(ずっとサインを出し続けてたんだよな。もっと早く気付いてやらなきゃいけなかったんだよな…)

P「乃々…ごめんな」ナデナデ


乃々「わんわん!」

P「ん? どうした、何かしてほしいことはあるか?」

乃々「わんっ!」ギュッ

P「………」

P(今日だけで終わりじゃない。いつだってかまってやるからな…乃々)



ぎゅっ!

乃々「…わんっ♪」

P「乃々…乃々…!」ギュッ

乃々「………」

P「乃々…?」

乃々「すー…すー…」

P「寝ちゃったか…」


<ガチャ

泰葉「静かになったので来ましたけど、大丈夫みたいですね」

P「あぁ。ぐっすり眠ってるよ」

泰葉「ふふっ…カワイイ寝顔ですね」

P「ほんとだな。なぁ…泰葉」

泰葉「はい?」

P「お前は、乃々の出してたサインに気付いていたか?」

泰葉「なんとなく…ですけどね。多分、そうなんじゃないかって程度ですけど」

P「そうか…俺もまだまだだな」

泰葉「誰だって完璧じゃないんです。人間は一生成長過程にあるんです」

P「成長しなきゃな。俺も泰葉も…乃々も」

乃々「…すー…すー…」

――――――――――

―――――――

――――

むくっ

乃々「なんか…夢を見ていた気がするんですけど」

P「それは夢じゃないぞ」

乃々「…………むーりぃー…」カァァ

P「…乃々」

乃々「なんですか」

P「ずっと気づいてやれなくてすまなかった」

乃々「それは…プロデューサーさんのせいじゃないと思うんですけど…」

P「でも…」


乃々「じゃあ…約束してほしいことがあるんですけど…」

P「なんだ? 言ってみろ」

乃々「時々でいいから…もりくぼと居る時間を作ってくれますか…?」

P「もちろんだ。俺も乃々と過ごす時間を作りたいと思ってたんだ」

乃々「へっ?」

P「わかった気になってたんだ、乃々のこと…でも実際はちっともわかってなかった」

乃々「………」

P「だからもっと乃々を知りたいんだ。アイドルとしての乃々も、そうじゃない乃々も…」

乃々「プロデューサーさん…」

P「これからも俺と一緒に頑張ってくれるか、乃々?」



だきっ

乃々「…はい。もりくぼは頑張ります…できる範囲でですけど…」ギュッ

P「…ありがとう」

おわり。

乃々わんこは垂れ耳推奨
トイレ行ったらラスト一人投下します

【注意事項】
・しんみりしたい方は回れ右


P「これが噂の犬耳か…」

P(これをつけると犬みたいになってしまうらしい…誰に着けさせるかな)

P「晴…は今日休みだな。橘は真奈美さんと一緒に地方営業だし、そうなると…」





<ガチャ

まゆ「おはようございます」

P「…………」

P(もし普段従順な子がつけたらどうなるんだ?)


P「おはよう、まゆ。今日は休みじゃなかったか?」

まゆ「そうですけど、寮に居ても特にやることもありませんし…来ちゃいました。迷惑でしたかぁ…?」

P「いやいや! そんなことないぞ。来るのは自由だ」

まゆ「うふふ…ありがとうございますぅ」

P「ところでまゆ。頼みがあるんだが」

まゆ「なんですかぁ? まゆ、Pさんの言うことなら何でも聞きますよぉ?」


P「本当か? じゃあ、これをつけてほしいんだが…」

まゆ「これは…イヌミミですかぁ?」

P「そうだ」

まゆ「Pさんは、わんこなまゆが見たいんですかぁ…?」

P「ああ、見たい。キュートなまゆわんが見たいんだ」

まゆ「そういうことでしたらいいですよ♪ ちょっと待っててくださいね…」


まゆ「よいしょ…これ、カチューシャみたいですね…んっ」

P「尻尾もあるぞ」

まゆ「ずいぶん本格的ですねぇ…できました。どうですか?」ワオーン

P(…なんだろう。このまゆのたれ目と相まって、こうワシャワシャしたくなる衝動に駆られる)

P「まゆ…髪を撫でてもいいか?」

まゆ「うふ。どうぞ…」スッ

P「………」ナデナデ

まゆ「んっ…もっとワシャワシャしてもいいんですよぉ?」

P「ばれてたか…それじゃ失礼!」ワシャワシャ

まゆ「あんっ♪ もう、くすぐったいですよぉ」

P(これは…これは素晴らしいものだ!)


P「はぁぁ…ほっこりするな」

まゆ「わんっ、わんっ!」スリスリ

P「あぁ…しゃべれなくなる時間が来たか…」

P(まぁ欲求を満たせば外れるらしいし…そんなに心配しなくていいだろ。まゆなら、俺と一緒にいればよさそうだし)

まゆ「わふ…くんくん」スリスリ

P「ははは! くすぐったいよ、まゆ!」

まゆ「わふ…すんすん」グリグリ

P「あっ、ちょっ、そこグリグリしちゃだめっ!」


まゆ「わふっ…」カチャカチャ

P「ちょっと待って。なんでベルトに手をかけるの! やめなさい、まゆ!」

まゆ「うぅぅ…わん!」チュッ

P「んっ!? んーんー!」

P(き、キスまで…!?)

まゆ「わふっ…わんっ♪」ニヤッ

P「………!? ま、まゆ。お前、もしかして喋れるんじゃないのか?」





まゆ「………うふふ。ばれちゃいましたねぇ」ニヤッ


P「なんで喋れるんだ…その犬耳をつけているのに」

まゆ「さっきから電波みたいなものが流れてきていますけど…この程度、まゆには意味ありませんよぉ?」

P「は?」

まゆ「まゆを洗脳したいんだったらぁ…もっと強力な装置を使わないと意味ないですよぉ…?」

P(俺はとんだ勘違いをしていた。佐久間まゆというアイドルを過小評価していた…不覚、一生の不覚っ…!)


まゆ「Pさぁん? まゆにこれを着けさせたってことは…まゆをPさんの雌犬(イヌ)にしたかった、ってことですよねぇ?」

P「なんかイヌの意味が違う気がするんですけど!?」

まゆ「うふふ…つまりPさんは、まゆとそういうコトがしたかった…ってことですよねぇ?」ニコッ

P「えっ、いや、あの、その…」

まゆ「まゆ、とってもうれしいです♪ じゃあ、二人だけの世界へ行きましょう…?」

P「助けて! 誰か助けて!」




<ガチャ

晶葉「実験の方はどうだ………!」

P「助けて晶葉! 俺の貞操が!」ジタバタ

まゆ「Pさんは童貞さんじゃないんですよねぇ。中二の時に上級生の彼女さんと家でしたのが初めてなんですよねぇ」

P「なんで知ってるの!? ねぇなんで知ってるの!?」

まゆ「うふふ…禁則事項です♪」

P「可愛いけど怖いからやめて!」


P「晶葉! 見てないで助けてくれ!」ジタバタ

まゆ「晶葉ちゃん…? わかってますよねぇ…?」

晶葉「……………」





ダッ!

晶葉「すまん、助手…私も命が惜しいんだ…っ!」

P「晶葉ああああああああああああ!」


まゆ「それじゃあPさん。あっちの部屋に行きましょうねぇ…」

P「イヤだぁ! 俺捕まっちゃう! JKに手出したら俺捕まっちゃう!」ジタバタ

まゆ「大丈夫ですよぉ…バレなきゃ何してもセーフですから…それに嗅ぎつけられたら消せばいいんですよぉ♪」

P「怖い! 怖いよまゆ!」

まゆ「だからPさん…まゆの気持ち、受け取ってください…んっ!」

P「あっ、あぁぁぁぁ…」ビクン

晶葉「すまない助手…すまない…っ!」




Pに浴びせられる体液のリズムに合わせるように、まゆの嬌声が小さく響いていた
その絡み合うPとまゆの姿に背を向け、池袋晶葉は逃げ出した
自分にはどうすることもできない…その無力さだけが晶葉を支配していた
「逃げる…逃げるんだよォォォーッ!」
晶葉のその目に光る涙は歓喜の涙とは無縁のものだった…
 
後日、事務所で冷たくなってるPが発見され、佐久間まゆは産婦人科にほっこり顔で向かった



おわり!

オチ担当は師匠かまゆの二択でしたが
師匠が野獣と化してしまったのでまゆにしました

見てくれた人はありがとう。ほなまた。

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