やよい「天井からカメラが見つかりました……」 (121)

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401186326/
の続編かもしれないです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401348341


一同(なんだって!?)

P「なんだって!?どういう事だ?」

やよい「実は昨日、天井から音がしてネズミかなぁ?
    と思って天井裏を調べたんですけど、そしたらこれが……」

P「本当だ!これは完全にカメラだな」

P(やべぇぇぇぇ……害虫駆除も同時にしとくんだった……)

伊織「これは警察に連絡するべきだわ!!」

P「待て!伊織。落ち着くんだ!」


伊織「なによ!止めないで!」ジタバタ

P「早まるな!まずは現実を確かめるんだ!」

やよい「プロデューサー……」

伊織「はぁ、はぁ、分かったわよ。
   確かめるって何をすればいいの?
   アンタの事だからちゃんと考えがあるんでしょ?」

P「ああ、まずはこのカメラが何を狙って仕掛けられたものなのか調べなければならない」

伊織「何を言うかと思ったら 
   そんなのやよいに決まってるじゃない!」

P「調べたのか?」

伊織「いいえ。でも決まりきってる事よ!」

P「調べてもいないのに決めつけることは出来ないだろ!
 俺はみるぞぉぉぉぉぉぉぉ!!」

伊織「あ、ちょっと!?」




P「こ、これは……」

伊織「やよい家の朝食風景ね……」

やよい「昨日の朝ですね」

P「うん、綺麗に取れてるな(やよいが)」

伊織「これは決まりね。完全に盗撮・・・」

P「いや、そうとは言えんだろ」ボソッ

伊織「ど、どういう事?こんなの完全に盗撮じゃない!!」

P「いいや、この家族の微笑ましい映像…これは……!?」


P「・・・ホームビデオとは言えないだろうか?」

P(勝った…これは完全にホームビデオだ!!)

伊織「そうね!これはホームビデオだわ!」ニコニコ

P「だ、だろ。完全にホームビデオだよな…アハハハ」

やよい「ホームビデオだったんですか!」

伊織「んなわけあるかぁぁぁぁ!!」ガスッ!!

P「!!」ゴッ!!

伊織「どこに天井にカメラ仕掛けて
   ホームビデオとる奴がいるのよ!!」ガスッガスッ!!

P「わ、悪かった…やめて……」ゴッゴッゴッ

やよい「い、伊織ちゃん…アワワ……」


P「しかし、誰がこれを仕掛けたんだ?」

伊織「そうね。ア、ン、タ、が監視してたのに
   誰、が、設、置、し、た、の、か、し、ら??」ニッコリ

P「ま、まさか俺を疑ってるのか!?」

伊織「当たり前でしょ!?私は前回やよいの家でアンタの仕事は見てるの。
   それがここだけ見落としたとでもいうの?」

P「た、確かに俺は天井のカメラに気づけなかった・・・…
 俺のミスは認める。だが、それだけで犯人になるのは無理があるんじゃないか?」

伊織「ほぅ、抵抗するのね。いいわ。言い訳出来なくさせてやるわ!
   響!アンタの出番よ!」

ガチャ

P「!!」


響「伊織、言われたとうりいぬ美を連れてきたぞ」

伊織「ありがとう響。急がせて悪かったわね」

響「自分、やよいのためだったら何でもするから
  別にいいぞー」

伊織「それじゃ、お言葉に甘えて…お願いするわ」

響「わかったぞ。いぬ美!」

いぬ美「バウッ!」

P(まさか…)


いぬ美「」クンクン

響「いぬ美、お前の鼻がたよりなんだ。」

いぬ美「バウッ!」

響「お?ちゃんと覚えたみたいだな。
  じゃあ、たのむぞ!」

いぬ美「バウッ!」

P(ど、どうする…俺!?考えろ・・・考えるんだ……)

いぬ美「ハッハッ…」ペロペロ

伊織「決まりね。やっぱりあんたが……」

P「待て!!確かにアレは俺の物みたいだ!!」

響「!!」

伊織(ど、どういう事?ここで開き直り?)

P「いや~見たことあるな~とは思っていたけどまさか俺のとはな」

響「どういう事だ?プロデューサー?」

P「どういう事って、今のいぬ美で分かったんだよ。
 このカメラは俺の所有物……まあ、先日盗まれた物だが……」ニヤッ

響「盗まれた!?」

やよい「そうだったんですか~!」

伊織「嘘よ!そんな証拠ないじゃない!?」

P「クククク・・・…」

響(恐ッ!?)

P「ああ、確かに証拠はない。
 だが、盗まれていないという証拠もない!」

響「たしかに……」

伊織「なんということ…・・・」

P「まさか、俺のカメラで盗撮をするとは
 これは俺に罪を着せようとしている人物がいるに違いない!」

P(キター!神回避!!)

伊織「アンタは自分ではない第三者の犯行だと主張するのね?」

P「ああ、俺は自分に罪を被せようとした犯人を許さん!!
 だから、やよい!安心してくれ。俺が犯人を絶対に見つけ出してやる!」

やよい「は、はい」


伊織「それじゃあ、第三者の可能性が出てきた以上。
   まず、やらなければいけないことがあるわ」

やよい「やらなきゃいけないこと?」

伊織「ええ、そこにいる男の無罪の証明よ!」

P「俺の無罪の証明!し、しかし、どうやって!?」

伊織「ええ、実は最初からこうなる可能性を考えて千早を
   プロデューサーの家に向かわせているの」

P「俺の家にだと!」アワワワワ…

伊織「時間的にもうすぐ着く予定なんだけど
   あっ!ちょうど千早からだわ」

千早「もしもし、水瀬さん?聞こえてるかしら?」

伊織「ええ、聞こえてるわ。ちょっと待ってね
   みんなに声が聞こえるように設定するから」

ピッ

伊織「OK千早。今、どこにいるか説明してくれる?」

千早「分かったわ。私は今、プロデューサーが借りているマンションの一室にいるわ」

P「おい!鍵はかけてたはずだろ!」

千早「その声はプロデューサーですか?
   鍵ならピッキングで開けておきましたが?なにか?」

P「なにか?じゃねーよ!不法侵入じゃねーか!」

伊織「あんたね。自分の疑いを千早が解消してくれようとしてるんだから
   不法侵入くらい大目に見てあげなさい」

P「いや、だめだろ!」ジタバタ

千早「なんだかプロデューサーが暴れているみたいだけど・・・…
   話を続けるわね。まずは水瀬さんに言われていたPCなんだけど」

P「おい!見たのか!見たのか?」

千早「残念だけど、ここは問題なかったわ」

伊織「問題ないって、ちゃんとよく見たの!?」

千早「ええ、アイコンが高槻さんで、デスクトップが高槻さんの水着写真で、
   スクリーンセイバーが高槻さんのスライドショーなくらいでいたって
   普通のPCだったわ」

伊織「くっ…確かにそれくらいなら普通ね」

響「まあ、最低限だな」

やよい「??」ウッウー?

千早「後は、ファイルをすべて見て私たちの画像も見つけたけど
   プロデューサーという仕事を考えれば問題ないと思えるんだけど……」

伊織「だけど?何?なにか気になる事でもあるの?」

千早「D○Mのダウロード履歴からJ○スク水食べ放題という
   動画を購入していることが分かったわ・・・…」

伊織「JKですって!?完全にロリコンじゃない!?」

やよい「ロリコンってなんですか~?」

響「やよいは、まだ知らなくていいからな~」

千早「でも、これくらいね。なんの証拠も見つからなかったわ」

P「おいおい、千早。勘弁してくれよ。
 証拠って、まるで俺が犯人みたいじゃないか」ニッコリ

千早「これはすいません。プロデューサー」

P「いや、俺は疑いを晴らしてくれて感謝してるぞ。
 ただ、性癖を晒すのは必要なかった気がするが」

千早「それで、私はどうしたらいいかしら?
   一度、事務所に戻ろうった方がいいかしら?」

伊織「……」

伊織(考えるのよ……匂いにロリコン……コイツが犯人なのは明白じゃない……
   あと一つ…なにか証拠があれば……)

伊織「千早。部屋の中を調べてもらえないかしら…」

P「部屋の中だと!?」

千早「さすが水瀬さん……私が認めた淑女なだけはあるわね……
   実は、そう言うと思って先に部屋の捜索はすましておいたの」

響(さすが淑女筆頭の千早だぞ…)

千早「でも収穫はゼロ。何も見つからなったわ」

伊織「何もって?ホントに隈なく探したの?
   相手はデータよ。予想ではかなり小さい物になると思われるわ。
   ホントに見落としがないといえるの?」

千早「ええ。見落としはないわ……
   すべての服のポケットから押入れの中まで探したもの」

伊織「くっ…千早が言うならホントのようね……」

P「だろ?だから俺は犯人じゃないんだって」ニヤニヤ

P「やっぱり見つからないようだし、俺の疑いは…!」

響「待って!」

伊織「響・・・…」

響「ねえ千早。ホントによく探してみたの?天井とかTVの中とか?」

伊織「やよいの家に仕掛けられていた場所ね!?」

千早「我那覇さん…残念だけど既に捜索済みよ」

響「じゃあ、水回りは?」

千早「水回り?どういう事?説明して?」

P(なんだこの流れは…?)


響「例えばビニールの袋を重ねてシリカゲルを入れておけば
  湿気が強い場所でも大丈夫だよね」

千早「ええ」

響「それに、もっと丈夫な素材を使えば水の中に入れて置くこともできると思うんだ」

千早・伊織「……」

響「えっ?どうしたの?二人とも急に黙って??」ソワソワ

千早「いえ、我那覇さんの発想に驚いていただけよ」

伊織「じゃあ、響。あなたに質問するわ。
   あなたなら、この場合データをどこに隠す?」

響「自分ならトイレの水が溜まってるやつの中に隠すぞ!」

伊織「分かった。千早!」

千早「分かってるわ!トイレね!」

ゴトッ(蓋を開ける音)

千早「あったわ!USBカード。我那覇さんの読み通り
   湿気対策にシリカゲルが入ってる!」

伊織「千早!早くそれをPCで見るのよ!」

千早「分かったわ。すぐ部屋に戻って開けてみるわ!」ダダダ

伊織「どうやら決定的な証拠が出て来たみたいね」ニッコリ

P「アワワワワワワワワ」ブルブル

カチッ

千早「水瀬さん。準備完了よ!」

伊織「ありがとう千早。どう中に何が入っているの?」

カチッカチッ

千早「こ、これは高槻…!?」

伊織「千早!ちゃんと説明して!」

響「なにが起きてるんだ!?」

P「終わった…(小声)」

千早「高槻さんの…はぁ……」

伊織「やよいの!?」

千早「ら…ブシュゥゥゥゥッゥゥゥ!!」バタッ

伊織「千早!!ちょっと何か言いなさいよ!?
   『やよいのら』って何なのよ!?」

千早「……」

伊織「駄目だわ。応答がない……
   どういう事?千早は何を見たというの?」

P(千早の奴、おそらく一番過激なのから見たんだな……)フヒヒ

響「どうするんだ?千早は?千早は無事なのか?」

伊織「と、とにかく事態が分からない以上
   現地に向かうしか…」

P(来た!ここが勝機!)

P「ま、待て!現地に行くとしても
 伊織達を連れていくわけにはいかない!!」

伊織「!!・・・どういうこと?」


P「これは俺の推測だが千早は何者かに襲われたんだ……」

やよい「ち、千早さんが!?」

響「襲われただって!?」

P(驚いてるやよいはかわいいなぁ)

P「ああ、これは推測でしかないが本当の事かもしれない!
 千早を襲った奴がいるかもしれな所にアイドルを連れていくことは出来ない!
 だって俺はプロデューサーなんだから!!」

P(でたぁ~天下の宝刀『職権乱用』気持ちぃぃぃぃ!!)

やよい「プロデューサー……」

P「やよい。俺は大丈夫だ!
 すぐに千早を助けだしてくる!!」

伊織「待ちなさい!!アンタ、一人で行ってデータを消去する気でしょ!?」

響「そ、そうだぞ!一人で行くのは反則だぞ!」

P「おいおい、緊急の事態だぞ?千早は大切な仲間なんだ。
 こんな所で言い争ってる場合じゃないだろ?」

伊織「だ、駄目よ!!」

響「そうだ!絶対だめだぞ!!」

P「駄目だよ言われても。早くいかなきゃ考えたくもないが……
 手遅れになる可能性だってあるんだぞ!」

やよい「手遅れ……」

P「ああ、手遅れだ」ニヤニヤ

伊織「!!」ハッ

伊織(や、ヤバい!コイツの狙いはデータを消すことじゃない。
   やよいに…やよいに犯人捜しを止めさせることだわ)

響「駄目だぞ!せっかく犯人の手掛かりを掴んだんだからな!」

やよい「犯人……」

やよい(そっか…私がカメラを見つけたからこんな事に……)

伊織(響!気づいて!?や、やよいの心が折れかかってるわ!)

P(さすが天使。自分のことより仲間の事が心配なんだな)ニヤニヤ

響「駄目だぞ!」

やよい「あ、あの……」

やよい「犯人捜しとか…」

伊織「やよい!!」

やよい「なに?伊織ちゃん?」

伊織「いいから聞いて。それとプロデューサー、アンタは千早の所に向かっていいわよ」

P「ほぅ、賢明な判断だな。じゃあ行ってくるわ」バイバイ

響「伊織!?」

伊織「響。これがベストの選択なの分かって!」

やよい「それで話って…?」

伊織「やよい。今、犯人捜しを止めようとしてたわよね?」

やよい「うん…私が止めれば誰も傷つかないかなって……」

響「や、止めるだって!?」

伊織「確かに止めれは誰も傷つかないかもしれない……
   でも、見つけなければ恐怖は消えることはないのよ」

やよい「恐怖?」

伊織「ええ、恐怖よ。今はやよいだけかもしれないけどエスカレートして
   事務所の他のアイドルにも危険が広がるかもしれないの」

やよい「みんなに……」

伊織「だから、やよいは皆のためにここで諦めてはだめなの」

やよい「伊織ちゃん……ありがとう、私、絶対犯人を見つけるまで諦めないね」

伊織「やよい!そうよ!それよ!」

伊織「あと、犯人を捕まえれば民事裁判で10万ほどやよいに入るわ」ボソ

やよい「十万ですか!?」

響「あ、結局、お金で釣った……」

P「ヒャハハハハハ!!今回もどうやら俺の勝ちのようだな!!!」

P「これで、データを消去すれば俺様の完全勝利だぜええええええええ!!!」

P「伊織達は警察とかいうかもしれなけど
 芸能事務所的に警察って絶対NGなんだよなああああああああ!!!」

P「ふぅぅぅぅぅ!!!最高だぜえええええええええ!!!!!」

響「それでどうするんだ?」

伊織「それなんだけど、やっぱり千早にかけるしかないわね」

響「でも、千早は……」

伊織「分かってる。でも一つ可能性があるわ……
   やよい、携帯を貸してくれないかしら?」

やよい「うん、わかった伊織ちゃん」

伊織「ありがとう。これで千早に電話するわよ」

響「千早に!?」

やよい「千早さんですか!?」

伊織「ええ、これは本当に賭けだけど
   おそらく千早の着信音はやよいの時だけ……」

伊織(千早、あなたのやよい愛に賭けるわ……)

??「うっう~!千早さん。電話ですよ~!」

千早「た、高槻さんから電話……?」

ピッ

伊織「千早!アンタ大丈夫!?」

千早「ええ、高槻さんのおかげて目が覚めたわ・・・…」

伊織「それじゃあ、お目覚めの所悪いんだけど・・・…」

千早「・・・…ごめんなさい水瀬さん。先に高槻さんの声を聞かせてくれないかしら?」

伊織「やよいの?分かったわ。やよい。千早よ!」

やよい「あのぅ、千早さん…体は大丈夫ですか?」

千早「!!」

千早「ええ!!大丈夫!!高槻さんの為なら火の中水の中、あの娘のスカートの中よ!!」

やよい「??」

千早「いいえ。なんでもないわ。
   とにかく水瀬さんにまた代わってもらえるかしら?
   指示を仰ぎたいわ」

やよい「分かりました。でも、無理はしないでくださいね」

千早「ええ、絶対に無理はしないわ!」

伊織「千早、アイツは今、マンションに向かっているはずよ。
   そして、そろそろ到着してもいい時間なの。
   もしかすると、もう駐車場くらいには来てるかもしれないわ」

千早「水瀬さん。状況説明はいいの。指示を頂戴。
   私は何をすればいいの?待機?逃亡?戦闘?」

伊織「千早……分かったわ。
   指示をだす!私からのオーダーは逃亡よ!
   データを持って逃げるの!」

千早「了解。でも玄関からは駄目よね。
   だって開けたらプロデューサーに出くわす可能性があるし……」

伊織「千早……」

千早「分かってる。高槻さんには無理しないと言ったけど
   この状況は無理しなきゃ駄目みたいね」

ガチャ

P「ち、千早!!大丈夫か!!フヒヒ…」

P「おっと、笑い声が漏れてしまった…フヒヒ・・・…」

P「ってこれ!!」

P「ま、まさかここまでやるとはな……」

P「布団や衣服を結んでロープを作ったのか……」

P「千早とか軽いから出来るんだろうが俺には無理だな……」

千早「水瀬さん。なんとか逃げ出せたけど
   これから、どこへ向かえばいいのかしら?」

伊織「とりあえず、事務所に戻ってきてちょうだい」

千早「いいけど。これからどうするつもりなのかしら?」

伊織「まず、データを確認してコピッ……確認して
   いや、プロデューサーを警察に突き出すわ」

千早「それは私たちの立場も悪くなるんじゃないかしら?」

伊織「いいえ。おそらくアイツは盗聴器の事を話すだろうけど
   自ら切り札であった。その証拠を廃棄したわけだし、
   証拠は残っていない……」

千早「すべては、プロデューサーの自作自演と言うことね」

伊織「そうすれば、アイツは逮捕。やよいにはお金が入って
   私たちには障害が無くなるわ」

千早「win-winね」

P「千早ああああああああああああああああ!!!!!」ブルルル

千早「ぷ、プロデューサー!?」

伊織「千早!?何があったの!?」

千早「プロデューサーが車で追ってきたわ!!」

伊織「!!」


ドゴッ!!

伊織「千早!!!!!!だ、大丈夫!?凄い音がしたけど!?」

千早「……」

P「フヒヒ…フヒヒ……」

P「さすがに衝突するのは気が引けたが
 まあ、俺のやよいライフを邪魔するなら仕方ない・・・…」

P「おいおい、ホントに死んじゃいないだろうな?」

千早「まあ、いつも胸に鉄板仕込んでるような奴だし、大丈夫だろ?」

千早「……」




誤字った

P「まあ、いつも胸に鉄板仕込んでるような奴だし、大丈夫だろ?」
に脳内変換しといてください

P「よし、それじゃ回収するか…お?」

オウ助「オッ?」バサバサ

P「おい!!待て!!」

オウ助「ば~か~」バサバサ

P「やられた!?響の奴!!いや、この場合は伊織の差し金かな?」

P「まあいいさ。千早を車に積んで追うか……」

P「さすが千早、やっぱ無傷じゃねーか……」

千早「……くっ」


オウ助「」バサバサ

響「オウ助、良くやったぞ!」

伊織「オウ助が来たって事は千早がやられたようね」

響「そ、それでどうするんだ?」

伊織「分からないわ。でも一番最初にやらなければいけないことがある……」

響「それは?」

伊織「やよい、ごめんなさい。
   少し部屋から出ていてもらえるかしら……」

P「ん?電話?……伊織から?」

P「ほぅ…あの映像を見たか。うまく取れてただろう」

P「なんだと!?俺の技術を?」

P「十万だと……」

P「分かった・・・…十万で済むなら安いもんだ。
 やよいは任せたぞ。上手くごまかしておいてくれ・・・…」

P「千早、起きてるんだろ?」

千早「・・・…ばれてましたか」スッ

P「ご丁寧に。大通りを俺が見失わないように走ってたんだ。
 アレは伊織たちに悟られないたのめカモフラージュだろ?」

千早「バレていましたか?でもそれは推測にすぎません。
   それに私がこの状況を作り出すためにした行動かもしれません」

P「そうだな。まあ、今となっちゃどうでもいいんだ」

千早「なぜです?」

P「伊織達が停戦を申し出てきた。
 条件はやよいに渡す10万と俺の持つやよいファイルの共有だ」

千早「そうですか…それで受け入れるつもりですか?」

P「ああ、仲間は増えた方がいいし、
 やよいについて本気で語れる仲間ができるのはいいことだ」

千早「そうですね…高槻さんには少し悪い気がしますが
   誰も、あの映像を見せられたら逆らえませんよね……」

伊織「まさか…動画の最後にあんなものが映ってるなんて……」

響「プロデューサーが捕まったら自分たちも……」

ガチャ

やよい「どうしたんですか?暗い顔をして?
    も、もしかしてとっても怖い映像だったとか?」

伊織「・・・…やよい」

伊織「やよい聞いて……実は真犯人が見つかったの……」

やよいの盗撮映像後~

ザァ

場所 高槻家

伊織「ニヒヒ…やよいが兄弟を迎えに行ってる間に……」


ザァ

響「よし!これでばれないよね?」

ザァ

千早「高槻さん可愛い…高槻さん可愛い……」

P(千早は気づいてないかも知れないが
 映像の最後に伊織達の犯行時の映像を入れて置いて正解だったな)

P(まあ、今回は大変だったが結果として伊織達を同志として迎えることができた)

P(これから動きやすくなるな……待ってろよ!俺の天使!やよい!)

終了です。

お気づきの通り投げました。
申し訳ないです。

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