エレン「駆逐してやる!一匹残らず!」(33)

「きゃああああああ!!!!」

いつもと同じ平和な食堂で突然響いた叫び声

楽しく談笑していた者も、眠気がとれない者も、喧嘩していた者も、一斉に声の出た方へ向いた。そして

絶叫した

そこにはカサカサと動く”g”の大群がいた…

きたい

アルミン「教官!」

キース「どうしたアルレルト訓練兵、訓練の時間はまだのはずだが…?」

アルミン「はっ!先ほど”g”の大群が食堂に現れました!」

キース「なんだと!?」ガタッ

アルミン「”g”があれほどの大群ということは食堂付近に巣があると考えられます!」

キース「あれほどとはどれくらいだ…?」

アルミン「…………聞きたいのですか?」

キース「……いや、いい」

アルミン「”g”は有害な存在です!それに食堂付近に巣があるとなれば兵の士気は下がり悲惨な事になってしまうと考えられます!」

キース「…わかった。今回は訓練を中止し”g”を一匹残らず駆逐するぞ!」

アルミン「ありがとうございます!」

進撃とgのコラボ多くないか?

エレン「で、説得できたと…」

アルミン「キース教官も”g”は嫌いらしいからね」

アルミン「…でミカサは?」

エレン「……あそこ」

ミカサ「」ガクガクブルブル

アニ「」ブルブル

クリスタ「」ガクガクブルブル

アルミン「3人で固まってブルブルしてるね…」

エレン「仕方ないけどな…あんなおぞましいものを見てしまったから…」

アルミン「うん、あれは巨人よりも怖かったよ…」

~回想~

エレン「う、うわぁぁ!!」ガタッ

ミカサ「エレン、私にまかせて」

ミカサ「」ブチュ グチャ グサ

クリスタ「フ、フォークで…」

ユミル「もう使えねえな、あれ…」

ミカサ「」グチュ グチュ

ミカサ「…ふぅ」

ミカサ「エレン、もう大丈夫」

エレン「ぁぁぁ…」ブルブル

ミカサ「エレン?」

アルミン「ミカサ…う、上…」

ミカサ「上?」チラ

1mg「」ヤネウラカラコンニチワ

ミカサ「きゃぁぁぁ!!」

1mて

人間食われてまう

怖すぎるわw

銀魂ネタか?
ともあれ人間と同サイズだとgは地上最強の昆虫らしいから楽しみだ

~回想終了~

エレン「ミカサでもあんな声だすとは思わなかったな…」

アルミン「あそこから大量のgが出てきたから多分あいつが親玉だと思うんだ」

エレン「あんなデッカいの俺は無理だぞ…」ブルブル

アルミン「大丈夫そうなのは…サシャとコニーだけど…」

サシャ「うぅ、あれは流石に…うぁぁ…」ガクガク

エレン「毛布にくるまってるな…」

コニー「俺あんなデッケえの初めて見たぞ!すげー!」キラキラ

アルミン「目を輝かせて喜んでるね…」

エレン「…馬鹿っていいな」

アルミン「とりあえず頼んでみようか」

エレン「ああ…」

コニー「なあユミルも見ただろ!すごかったなあいつ!」

ユミル「話しかけるな…気分悪い」

アルミン「コニー、ちょっといいかい?」

コニー「なんだアルミン!」

アルミン「ゴキブリは平気かい?」

コニー「ゴキブリは平気?アルミン!俺はコニーだ!ゴキブリじゃねぇ!」

アルミン「いやそうじゃなくて!ゴキブリに不快感とかは感じないのって聞いてるんだよ!」

コニー「何!?アルミンは俺を不快だと思ってたのか!?」

アルミン(駄目だこいつ…早くなんとかしないと…)

アルミン「もういいよ…コニーに頼んだ僕が馬鹿だった」トボトボ

こにぃ...

ミカサやアニなら平気そうな気がするな

エレン「どうだったんだアルミン」

アルミン「」クビフリフリ

エレン「そうか…」シュン

アルミン「言葉が…通じなかった…」

エレン「…」

アルミン「…」

キース「アルレルト訓練兵!来い!」

アルミン「はっ!じゃあまた後で!」

エレン「おう」

エレン「ミカサ辺りに頼んでみるか…」

エレン「おーいミカサー」

ミカサ「」ビクゥ

エレン「あのさ頼みたい事が…

ミカサ「エレンの考える事は分かる。でもごめんなさい。こればかりは…」ブルブル

エレン「不意打ちくらったもんな…」

エレン「じゃあアn…

アニ「エレン!!」

エレン「」ビックゥ!

アニ「それ以上言ったら…蹴るよ?」

エレン「そうか…アニなら大丈夫だと思ったんだが…」

アニ「エレン…私だって乙女なんだ…怖いものは怖い」

エレン「お、おう(乙女?)」

エレン「くそ…俺がやるしかねえのか……ん?」

ジャン「おいマルコ!あんなのにビビってんのかよ!」

マルコ「だって…」

エレン「そうか!ジャンなら!」

エレン「おーいジャーン!」

ジャン「あっ?死に急ぎ野郎が俺に何の用だ?」

カクカクシカジカ

ジャン「ブッハwww情けねえなwwwゴキブリも殺せねえのに俺は巨人を駆逐する(キリッってか?wwwwマジウケルぜww」

エレン「くっ!」

ジャン「おいおいどうしたwww何か言い返してみろよwwwwん?www」

マルコ「ちょっとジャンいい加減に…

ミカサ「ジャンあなたは調子に乗りすぎた」ガシ

ジャン「ミ、ミカサ!」

ミカサ「少し二人で話しあおう…」ズリズリ

エレンヲブジョクスルノハユルサナイ バギッ ドゴッ

ウワアアアア ユルシテクレエエエエ

マルコ(さよならジャン…)

アルミン「エレン!エレン!」タタタ

エレン「おおアルミン!何だその箱?」

アルミン「へへ、教官から支給されたんだ!」

エレン「何!?見せてくれ!」ワクワク

アルミン「待ってよ!僕もまだ見てないんだ!
わかった!いっせーのーで!で開けよう!」ワクワク

エレン「おう!」ワクワク

エレン•アルミン「「いっせーのーで!!」」パカッ

エレン「な、何だこれ!?スプレーか!?」

アルミン「ゴキブリ凍結スプレーだって!」

エレン「何か興奮してくるな!」

アルミン「こっちはバルザンだ!」

ライナー「お前達、何盛り上がってるんだ?」

エレン「おおライナー!ちょうどよかった!」

ライナー「ん?何がだ?」

エレン「てゃ!」スプレ-シュ-

ライナー「うぁぁぁ!!目にしみる!!」ゴロゴロ

アルミン「ちょっと!何やってるのさエレン!」

アルミン「僕にもやらせてよ!」スプレ-シュ-

ライナー「ぬあああ!!そうじゃねえだろおお!!」ゴロゴロ


ライナー「まったく…少しは落ち着いたか?」フキフキ

エレン「ぁぁ、ごめんなライナー」

アルミン「ぼくも…興奮してたんだ…ごめんよ」

ライナー「いや、わかってくれればいいんだ」フキフキ

ライナー「ところで何で騒いでたんだ?」フキフキ

カクカクシカジカ

ライナー「なるほど、そういう事なら俺に任せろ!」フキフキ

エレン「ほ、本当かライナー!?」

ライナー「ああ!ゴキブリは俺が退治してやる!」フキフキ

アルミン「流石皆の兄貴分ライナーだよ!」

アルミン「でもライナー一人で大丈夫なの?」

ライナー「ふっ、ゴキブリが襲ってくるわけでもあるまいし。任せろ!」

エレン「わかった!頑張ってきてくれ!」つスプレ-5コ

アルミン「食堂のゴキブリを片付けたら一旦戻ってきてくれ」

ライナー「おう!じゃあ行ってくるぜ!」ガチャ バタン

じょうじ…

それがライナーの最後の言葉になるのであった

さよなライナー……

ヨシキサマラカクゴシロ!シュ-…

ナ、ナンダコノウゴキハ!

ウアアアアアアァァァァァァァ…

~20分~

アルミン「ライナー遅いねー」ムシャムシャ

エレン「1m級ゴキブリに食われてたりしてな!」ムシャムャ

アルミン「あははありえるねー」ア、アタリダ

エレン「まあライナーなら大丈夫だろ」イイナ

エレン•アルミン「「あははは」」

何を食べてるの?

厚かましい生き物だな 早く死ねよ

~1時間経過~

アルミン「流石に遅いねライナー」ブラックジャック

エレン「そうだな。ちょっと見てくれ」クソ

アルミン「エレンが見たらいいじゃないか」

エレン「え?やだよ気持ち悪い」

アルミン「仕方ないなあ」ヨッコイセ

アルミン「おーいライナー?」ガチャ

アルミン「うわわわ!」バタン!

エレン「どうしたんだアルミン!?」

アルミン「ライナーが倒れてて…」

アルミン「そこに…ゴキブリが…大量に…」ウプ

エレン「」オェ

アルミン「どうしよう…このままじゃ…食堂はゴキブリに支配される!」

エレン「…」スク

アルミン「エレン?」

食料難の時代だから調理しよう(提案)

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