【時々】気がついたら幻想入り【コンマ、安価】 (100)

東方全然詳しく無いので、分からないときは安価下とかになります。
心の広い人以外は読むとキレると思います。




男「家で漫画を読んでいたはずが、気がついたら林のなかにいた。
何言ってるかわかんねーと思うがナントカカントカ」

男「えっ?つーか、マジでここどこ……?」



男が出会ったのは
下1

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401280279

映姫

映姫「小町はまたサボってどこに行ってるのかしら
まったく、何回言ってもサボりぐせは治りませんね」プンプン

男「(偉そうな格好したロリが独り言いいながら歩いてる……
怖っ……。でも、ここどこかとか知ってるのかな……)」



コンマ下1
1~5声をかける
6~9かけない
0とりあえず、抱きついてみる

男「(あんなロリが存在するとかここは人里から隔離されてるどっかの山奥なのか……??
それとも噂に聞く神隠しに俺が会ったのか……
何にせよ、触らぬ神になんとやらだ。)」

そのまま、謎のロリはどこかへ去っていった。

男「つーか、これで振り出しに戻ったのか……
さて、どーするか……」


そこへ通りかかるは
安価下
1.そーなのかー
2.フラワーマスター
3.来て欲しい人

ごめんなさい。
3は誰に来て欲しいかも書いてほしかったです
説明不足で申し訳ない

安価下で


霊夢「はあ……、一瞬だけど結界が揺れたと思ったら……、はぁ……」

男「(初対面の女にため息を突かれたけど、なんなんですか!)」

霊夢「その様子じゃ何が合ったか分かってない見たいね。とりあえず、説明をしたい所だけど
ここじゃ何だし、ウチに来なさい」

男「なぜに命令口調!?」

安価下
1.行く
2.行かねーよ

いや、説明不足の私の責任です。申し訳ない


霊夢「なに?来ないの?」

男「いや、行きますけども……」

ーーー男移動中ーーー

男「神社……??」

霊夢「そっ、ここが私の家兼神社よ」

男「お父さんが神主を?」

霊夢「いえ、ここには私しか居ないわよ」

男「…………(もしかして、悪いことを聞いたのでは無いのだろうか……)」

霊夢「ああ、一応いっておくけど別に気にする事はないわよ」

男「あ、はい(見透かすとか超能力者かよ)」

霊夢「まあ、とりあえず上がりなさいな。お茶でも飲みながら説明してあげるわ」

あと、今さらですが口調とかよく分からないので違っていたら教えてくれるとありがたいです


カクカクシカジカ
マルマルウマウマ

男「つまり、俺は神隠しにあったと……」

霊夢「まあ、厳密には違うけど解釈としてはそんな感じね」

男「それで、私はいつ帰れるでしょうか……」

霊夢「んー……、そうね。準備があるから少し時間を頂戴。とりあえず、一週間くらいかしら」

男「えっ、そんなに……」

霊夢「奇跡みたいな確率で、いえ、奇跡でこっちに来てるのよ。
それに見あった準備があるのは当然じゃない」

男「そすか……。まあ、帰らせてもらえるだけでもありがたいしな。うん、お願いします」

霊夢「はい、お願いされました。とりあえず、ウチで寝泊まりしていいわよ。
その代わりに色々手伝ってもらうわよ」

男「もちろん、ただ飯喰らいには成りたくはないしな」

霊夢「まあ、今日はもうすることもないしお昼食べたら安全なところを観光でもするといいわ」

安価下
1.赤よりも紅い城
2.三人の神が住む神社
3.その他

男「こんな神秘的な所なんだし、雲の上位行けるだろ。有頂天目指すぜ!」

霊夢「あんたっていい感じに頭キテるのね……」

男「まあな!」キラッ

霊夢「……別に褒めて無いんだけど」

道案内兼ボディーガード
コンマ下
1~5>つく。いのち を だいじに
6~9>付かない 。気合いで行くぜ
0>突如不思議な力に目覚める

霊夢「まあ、一応道案内をつけてあげるわ」

男「マジでか。ありがたやーありがたやー」

霊夢「拝むな。面倒見るといった手前、何かあっても寝覚めがわるいわ」

安価下
1>私が直々に行くわ
2>暇そうな普通の魔法使いを呼ぶわ
3>スキマBBA
4>その他

萃香「ただ酒のみに来たー」

霊夢「帰れ」

萃香「ひどっ!1滴くらいおくれよー」

霊夢「あんたの1滴は1滴(一升瓶)でしょうが」

萃香「私にとっては一升瓶程度じゃ1滴にすら満たないけどねー」

男「角が生えてるロリが来た……。えっ?ここはロリ天国なの……?」

萃香「つーか、誰これ。さっきから入るけど。ペキッてすればいいのー?」

霊夢「止めなさい。この人は迷い混んできた人よ」

萃香「ああ、成る程。【あっち】の人か」

霊夢「ええ、そうよ。だから変なことはしないようにね」

萃香「はいはい。それよりも、お・さ・け♪」

霊夢「……そうね、上げてもいいわよ」

萃香「マジでか!霊夢の太っ腹ー」

霊夢「そこの彼の道案内兼ボディーガードをしたら、だけどね」

萃香「えぇー……」

霊夢「働いたあとのお酒は格別よ?」

萃香「まあ、たしかにねー……。でもなー」

男「(こっち見た!えっ?何?何か気に触るような事でも!?)」

萃香「んー」ジー

男「えっと、何でしょうか……」

萃香「あんたって嘘つく人?」

男「(質問の意図がわからんが……)
……いや、付かないよ?」

萃香「はぁ……、まあいいか……」

霊夢「それじゃ、話も纏まったようだしいってらっしゃい」

萃香「はいはーい。お酒よろしくねー」

男「えっ?えっ?」

萃香「ほら、お兄さん。置いてくよー」

霊夢「行ったわね。さて、それじゃお昼寝でもしようかしら」ノビー

霊夢「あ、そういえば空飛べないのにどうやって行くのかしら……
まあ、……いいか♪」


萃香「それで、道案内って言われたけどどこに行きたいんだい?」

男「有頂天に」キリッ

萃香「あ、ごめん無理」

男「えっ……?」

萃香「あたし霊夢とかみたいに飛べないし」

男「(つーか、霊夢は飛べるのかよ……。人が飛ぶとか幻想郷コエー)」

萃香「そーいえば、自己紹介がまだだったね。あたしは萃香。見てわかると思うけど、鬼だよ」

男「えっ?鬼?つーか角ってこれあれでしょ?カチューシャ的なあれでしょ?」

萃香「はーい、手品の時間でーす。ここに取り出したるはそこに落ちてた石。
これを砂にしまーす」ゴリゴリゴリュッ

男「えっ……、えっ……?」

萃香「じゃーん」ドャァ

男「えっ?今手で石をゴリって。えっ?」

萃香「霊夢に言われたと思うけど、ここは妖怪と人間、果てには神様が住んでる所だよ?」

男「いやっ、新手のジョークかと……」

萃香「はあ……、これだから【あっち】の人間は……」ヤレヤレ

男「(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい)」

萃香「まあ、いいや。とりあえず、あんたの行きたい所はあたしじゃ連れて行けないよ。
どーする?」

男「そうだな……」

安価下
1>霊夢の所にとりあえず戻る
2>とりあえず、このまま歩いてみるぜ!
3>やってみなけりゃ分からないだろ!俺を上に投げてみてくれ!

男「あいるびーばっく!」

萃香「酒よこせー!ヒッャハー!」

霊夢「……はっ!?何事よ!?」

男「たっだいまー」

萃香「酒ー!」

霊夢「えっ?行ってきたの?早くない?」

男「いや、無理だったから帰ってきた」

萃香「さて、報酬を頂こうか」

霊夢「……」ボーゼン

萃香「おさけ♪」

霊夢「まあ……約束は約束よね……。ちょっと待ちなさい 」

萃香「あいあいさー」

男「す、萃香?さん、何かごめんね」

萃香「いやいや、こちらこそ連れてけなくてごめんなー。あと、さんつけなくてもいーよー」

男「まあ、分かった。萃香さ、萃香。また何かあったらお願いするかも」

萃香「あいあい、ほぼただ酒だし何かあったら協力するさー」

霊夢「ほら、お酒。あまり良いのじゃないけど我慢して頂戴ね」

萃香「ヒッャハー♪ありがとー霊夢」

萃香が帰っていきました。

安価下
1>一日目終了
2>さて、次(?)はどこに行こうか……



今日はこれくらいでお仕舞いです。
読んでくれている方々、ありがとございますです。

(萃香天界行ったことあるとか知らなかったですし……ごめんよ……)


霊夢「仕方ないわね……。それじゃ、私が案内してあげるわ」

男「有頂天にか!」キリッ

霊夢「違うわよ。歩いていける範囲でに決まってるでしょ」ヤレヤレ

男「残念だ……」

霊夢「代わりにこれから少しの間とはいえ、身を守るための道具を強奪、……ではなく調達しに行きましょう」

ーーー男移動中ーーー

霊夢「さて、やってきたわよ、 香霖堂 」

男「(今から俺の為とはいえ、強盗するのか……。身を守るものは確かに欲しいが……)
気が引けるな」

霊夢「店の前でボーッと立ってないで中に入りましょ」

男「あ、うん」

ガチャ

香霖「やあ、いらっしゃい、霊夢。この間盗って行ったものを返してくれるのかい?」

霊夢「そんなわけないでしょ、まったく」

男「(盗るとか普通そんなことしないでしょ……)」

香霖「やれやれ、それで後ろの彼はいつ紹介してもらえるんだい?」

男「あ、どうも。男です」

霊夢「あっちの人よ。帰るまでの間、何か身を守れる道具を寄越しなさい」

霖之助「身を守れる道具か……
それならこれはどうだい?」



下コンマ
1~3>これをどう使えと……
4~6>まあ、大体問題ないか
8~9>余裕で身を守れる。それどころかこっちから行くぜ!
0>最強の称号をあなたに

霖之助「まあ、身を守れる程度ならこれかな」


下安価
1>綺麗な石のついたブレスレット
2>とても綺麗な刀
3>手のひらサイズの箱と大きいネジ

霖之助「まあ、それならこれかな」

っ手のひらサイズの箱と大きいネジ

男「は?」

霊夢「……ああ、はいはい。嫌がらせね」

霖之助「いやいや!違うよ!これは確かに何に使うか分からないものだが
これは、とある悪平等と過負荷が能力を封じ込めた。……らしい」

男「らしいって、どっからどう見ても産業廃棄物……。箱の方に至ったてはプレゼント用の包装してるのに中身カラみたいだし……」

箱を手にとって見たが、軽い。何も入って無いのは開けなくとも分かる。
……ゴミを押し付けられたか。

霖之助「さ、最後まで説明は聞いてくれ。らしい、と言われたら僕だって疑うさ。
そこで確認のためにマリサを含む魔法使い3人に調べてもらった」

霊夢「で、その結果は?」

霖之助「多分本物のようだ。それぞれ片方だとただの箱と大きいネジだが、
二つを繋げて調べてみたらその時だけ中から何かしらの力を感じ取れたらしい」

男「それはいいが……、これ……」

霖之助「ああ、なぜか開かない」

俺は話を聞きながらもずっと弄っていたが、開く気配がない。
瞬間接着剤を使ってもここまでガチガチにはならないだろう。

霊夢「何よそれ、結局使えないじゃない」

霖之助「まあ、無いよりはマシかと思ってね」

霊夢「なによそれ、まあとりあえず頂いていくわ」

霖之助「はいはい、お代だけど」

霊夢「なに?ゴミを押し付けて置いてお金を請求する気?いつからここは詐欺を働くようになったのかしら?」

霖之助「……そういうと思ったからそういうものしか出さなかったんだよ」

お金をどうするかと悩んでいたが、当初の予想通り強盗していくようだ。

霖之助「あとそれだけど」

霊夢に続いて店を出ようとした所、店主に呼び止められた。

男「ん?」

霖之助「どうやら、ピンチにならないと使えない代物らしい。使いどころを見極めるのをおすすめするよ」

強盗されたにも関わらず商品の説明とは、この人はMなのか、それとも商人の鏡なのか……
まあ、使い方(?)を知れたのは良いことなのでありがたく礼を言う。

男「説明ありがとうございます。出来ればこれは使わずに済むようにした方が良いみたいですね」

霖之助「まあ、その通りだ」

店主は苦笑いを含めた笑顔で、そう答えた。

霊夢「何してるの?置いていくわよー」

霖之助「レディを待たせるのはいけないね」

あんたが引き留めたんだろ、という言葉を飲み込むこととする。
まあ、ただで貰ってるしな

男「色々ありがとうございます。何かあったらまた来ると思うので」

霖之助「その時はちゃんとお代を払っておくれよ」

これには苦笑いしか返せないな。
店主のそれじゃあまたね、という声を聞きながら俺は外に出た。

今さらですけど、地の文あった方がいい?無い方がいい?


霊夢「まったく、何を話し込んでいたのよ」

男「男同士の秘密ってやつだ」

何となくテキトーな事を言ってみることにした

霊夢「まさか、アンタそういう趣味が……」ススス

そう言いながら離れるな。本当にそういう人みたいに見えるだろうが

男「俺はちゃんと女性が好きだっての……」

霊夢「これから泊まる先の人に言うことでと無いと思うわよ」

確かに、言われてから気がついた。まるで襲う見たいではないか。
いや、霊夢はかなりの美少女だしこっちとしてはそうしたくも有るのは事実だ。

まあ、口には出さないがな

霊夢「さて、これからどうしようかしら」


安価下
1>帰る
2>どこかいく(コンマ1~7で危険なことが起こる確率大)

2の場合はどこかも書いてくれると嬉しい

男「これからどうするって、日が暮れてきたけど」

空を見れば赤くなっていた。
もうすぐ夜が来る。話によればここは妖怪がわんさか出るらしいではないか。
ノーリスク、いのちをだいじに

霊夢「それもそうね。私だって絶対に守れるって言う保証もないわ。」

男「てことで、お世話になります」

霊夢「はいはい。それじゃ、帰りましょうか」

博霊神社

霊夢「さて、ご飯も食べ終わったしお風呂にしようかしら。先、いいわよ」

男「いや、家主より先には入れないって」

霊夢「あら、そう。ならお先に入らせてもらうわ」

男「いってらー」

そういって、霊夢はお風呂へと向かっていった。

男「さて、やることは1つだな」


安価下
1>覗くぜベイベー
2>香霖堂で貰ったものをもう一度確認してみよう
3>下着をまずは漁ろうか

男「さて、貰ったものを確認してみるか」

箱、これはどうみても箱だ。いや、プレゼント用に包装されている四角い何かかも知れないが……

男「叩いてみても……、空洞な感じの音だな……」

男「開けようとしても開かない……。とりあえず、投げてみて凹むかどうか試すか……っ!」

そういって投げようと腕を挙げるとネジがカタカタと動いた気がした。

男「……ん?」

もう一度投げる態勢をとってみたが、反応は無し。
まあ、つまり投げるなって事か。

次にネジだが、

男「何となくだけど、これはあまり善(よ)いものには思えないな……」

男「まあ、触りたくないとかそーゆー訳じゃないが、むしろシックリ来るくらいだが……」

安価下
1>霊夢が戻ってきた
2>箱、ネジをもう少し調べる(何を調べるかも書いてください)
3>その他

霊夢「……あんたってネジを可愛がる趣味でもあるの?」

いつの間にか霊夢が戻ってきていたようだ。

霊夢「そんな愛しの人を相手にするかのようにネジを見てるとか……、正直ひくわ」

男「いやいや!違うからね!ただ調べてただけだからね!」

霊夢「……まあ、そういうことにしといてあげるわ。ほら、次風呂入ってきなさい」

納得は出来ないが、家主の命令だ。
大人しく風呂に入ってくるとするか……


そうして一日目が終わった。

一日目終了

持ち物
手のひらサイズの箱、大きいネジ

能力
無し


他に書いておいた方がいいことある?

知り合った女の子の好感度(最大を10として)
四季映姫>>>0
伊吹萃香>>>0.5
博麗霊夢>>>1


夜辺りに再開します

2日目

朝御飯も頂いたところで今日はどうしようか……

コンマ下
1~5>異変発生
6~9>幻想卿探索
0>スキマ妖怪来訪

今日はどうしようか……
と、考えながら縁側に座っていたら空飛ぶ箒に乗った人が迫ってきた

男「え?魔女の宅急便!?」

魔翌理沙「いや、宅急便というよりも郵便屋さんだぜ」

霊夢「あんたは魔女の爆撃団でしょ」

魔翌理沙「そりゃ無いぜ。霊夢」

マリサ?どこかで聞いたような気が……
どこだったかな……

霊夢「それで、何しにきたのよ。羊羮なら無いわよ」

魔翌理沙「何しにきたなんてご挨拶だなー。それに今回は羊羮じゃなく妖怪だぜ?」

霊夢「異変って訳ね……」

何かよくわからないが何か大変なことが起きてるようだ……

魔翌理沙「ん?そこにいる男はなんだぜ?」

霊夢「ああ、こいつは……」

魔翌理沙「皆まで言うな。分かってる、分かってるぜ
霊夢だってお年頃ってやつだもんな!」

霊夢「あんたは一回脳ミソみてもらった方が良いわよ……」

メール欄に「saga」入れた方がいいですよ。

魔理沙とちゃんと書けるようになります。
(文字フィルターがかからない)

霊夢「悪いけど今日はあなたの相手は出来ないみたいだわ。悪いわね」

そういって霊夢は小さくごめんね、と言ってきた。
ヤバい……、今のは少しキュンとした。
元が美少女なんだから、そんなことされたらヤバいぞ。

魔翌理沙「あとこれは、八雲 紫からだぜ」

そういって魔翌理沙は手紙を霊夢に渡した。

霊夢「紫から?まったく直接来なさいよ……」

そういって霊夢は渡された手紙に目を通すとため息をつき、こっちを見た。

霊夢「予定が変わったわ。男、あなたにも来てもらうわ」

男「え?」

今、気がついた……。
何か変な風になるのか……。ありがとです


そんなこんなで魔翌理沙に俺の説明をして、なぜか俺も異変解決に出向く事になった。



異変の原因
安価下
1>草木や花を愛する妖怪
2>ヤタガラスの力を宿した少女
3>その他

2

「sage」ではなくて「saga」です。
間違えやすいので注意!

なんども、すみません……
ありがとうございます


地下入り口付近

霊夢「たしかに何か異様な気配を感じるわね……」

魔理沙「まあ、でもなかに入らなきゃ分からないんだし特効するゼ」

霊夢「するぜじゃないわよ」

男「とりあえず、俺はなにをすればいいのかを……」

霊夢「怪我しないように後ろについてなさい」

男「あ、はい」

何だろう……、私すごく情けない……
感傷に少し浸っていると向こうに人影が見えた。

霊夢「あれは……、さとり!?」

魔理沙「地霊殿の主がわざわざお出迎えにきたのかー?」

霊夢「違うに決まってるでしょ」

霊夢は魔理沙を睨み付けたが、睨み付けられている本人は何も感じていない様子だ。
というか、見てるこっちが怖い……。
時折、霊夢がチンピラにしか見えないんだが……

さとり「誰か……、お…………、たす…て……」

どこかに怪我をしているのか、辿々しい足取りでさとりという少女はこっちに近づいてくる。

霊夢はそれに答えるように駆け寄り、倒れそうになったさとりを支えた

霊夢「何があったの?」

いつになく霊夢の表情は真剣だ。
だけど、何故かは分からない。分からないけど、俺はその顔になにか悲しい物を感じた。

さとり「お空が……、お空のなかのヤタガラスが暴れて……。
お願い……、お空を助けて……」

伝えたい事を伝え切れたからなのか……
さとりは気を失ったようだ。

魔理沙「自分じゃなく、他人を、しかもこの異変の張本人の心配とはな」

霊夢「まったくね」

男「…………」

状況は全く分からないが、この少女は今にも倒れそうな自分よりも、今問題を起こしているであろう者の心配をしていた。
それほど、その人は少女にとって大切な人ということだろう。

霊夢「さて、行きましょうか」

魔理沙「そうだな」

男「そんな、軽いのりで……。それに、その少女はどうするのさ」

霊夢「あんたが背負いなさい。それにこれくらいの事は日常茶飯事よ」

魔理沙「て、事だ。諦めな」

男「やれやれ」

これを言うタイミングは、きっと今だろう。
まるで、何かの漫画の主人公みたいだな。
まあ、主人公は今目の前にいる二人なんだろうけどな

敵エンカウント一回目(計3回)


下コンマ
1~4>弱い敵遭遇
5~6>強い敵遭遇
7~9>回避
0>飛ばしてラスボス戦

敵遭遇

強妖怪「キシャー」

霊夢「何よこいつ!」

魔理沙「大方、どっかの烏に誘われてやってきたとかだぜ」

男「は!?ちょ!た、た助け」

霊夢「落ち着きなさい」

戦闘入ります。
説明
下1コンマ(味方)、下2コンマ(敵)の小さい方に差額分ダメージ

説明下手なので、分からないことあったりしたらいってください

てい HPとかはありますか?

戦闘開始

味方HP20 敵HP30

敵に限り、コンマ0出た場合味方コンマ分のダメージ×2を味方ダメージ


下1コンマ味方

下2コンマ敵

ここからか

味方HP16 敵HP30


強妖怪「キシャー」

霊夢「きゃあ!」

魔理沙「大丈夫か!?」


味方コンマ0の場合以下略

下コンマ以下略

てい

味方HP16 敵HP30

霊夢「何か妙に敵が強くないかしら!」

魔理沙「神の意思によって0か9しか今のところ出てないからな」

男「(謎すぎるだろ、おい)」

下コンマ以下略

てや

味方HP9 敵HP30

強妖怪「キシャー」

妖怪が叫び声を挙げると同時に俺の方へ牙を向けてきた。

霊夢「やばい!男!」

目に見える光景がスローに見える。

持ってきたネジと箱から何かが聞こえる。



俺はーーーー





特殊条件が達成されました。


男覚醒フラグ


下コンマ2つ合わせて10を越えれば覚醒
失敗した場合、普通の戦闘

てい

味方HP9 敵HP25

霊夢「男!しゃがんで!」

男「っ!?」

霊夢の声で催眠のようなものが解けた気がした。
俺は声に従いしゃがむと、牙を向けていたはずの妖怪が吹っ飛ばされていた。

魔理沙「どれだけコンマ神に見放されてるんだよ……」


安価下
1>長くなりそうだし、戦闘を飛ばす
2>つづける

地底の奥深く。
そこは光すら届かないところ。
そのはずの場所が、地底で最も、いや、地上よりも明るく照らされていた。

霊夢「これはもう明るいとかじゃなくて眩しいわね」

魔理沙「それに、少し暑いぜ……」

霊夢たちの話を聞くと異常なのは感じとってはいたが、始めてきた俺には普段が分からないため危機感なんてものは全然感じていなかった。

男「ここって普段はどうなってんの?」

霊夢「薄暗くてじめじめしてるわよ」

魔理沙「こんなにカラッとはしてないなぁ……」

話を聞くだけだとかなりの異常のようだ。
まあ、俺にはよく分からないけどな

霊夢「まったく、こう暑いとやる気が削がれるわ……」

そんな会話をしながら、足取り重く奥へと進んでいくとそこには光を発している大きな球体があった。

いや、俺はあれを見たことがある。いつも当たり前のように見ているものだ……。

男「……太陽みたいだな」

霊夢「そうね、まるで太陽のようね」

「太陽のようではなく、これは太陽そのものだ」

霊夢「ああ、やっとボスがお出ましね」

眩しかったからなのか、よく目を凝らして見ると球体のまえに浮かぶ人影が見えた。

その人影の背中には黒い翼が生えており、見るからにその姿は人でないと分かる。

霊夢「あんた、腕に付けてた制御棒はどうしたのよ。空」

空「ああ、制御棒ね……。気がついたら無くなっていたよ。
まあ、今思えばあんなものは元々必要無かったのだ」

魔理沙「その割には雰囲気が変わったな。イメチェンか?」

魔理沙はおどけたように言う。
そして、空と言われた少女はそれが気にくわなかったのだろう。
怒りを顕にした声で言う。

空「これが本来の私だ……!」

魔理沙「普段……ねぇ…………」

魔理沙はわざとらしくため息をつく、そして、それと同時にその場から消えた。

そして、直後後ろの方から岩が砕けたおとが聞こえ、その方向をみて悟った。

消えたのではなく、吹き飛ばされたのだと。

空「ふざけるのも大概にしろよ、人間!貴様らが今目にしているのは神だぞ!」

霊夢「魔理沙っ!」

魔理沙「……っ…………」

魔理沙は霊夢の声に反応したのか、おどけているように手を振ってくる。

霊夢「あのバカ……。油断してるからよ」

男「おい、霊夢。魔理沙は大丈夫なのか!?」

霊夢「あの様子を見て、無事だと思う人は中々居ないんじゃないのかしらね」

男「なら、一回引いた方が……!」

霊夢「バカね。今ここで引いたらきっと事態はもっと悪化するわよ。
神様気取りのあのバカのせいでね」

空「どうやら、まだ状況が分かっていないようだな。
我は今、ヤタガラスの力を完全に取り込み自分の力とした。
今の私は新たな太陽神として生まれ変わったのだ!」

霊夢「なら、もっかい生まれ変わってもとに戻りなさい!」

霊夢はそう言い、弾幕を放つ。

霊夢「何が神よ。神は死んだわ」

男「どこぞのニーチェ先生かよ……」

霊夢「誰よそれ」

男「いや、何でもない」

弾幕は完全に相手を捕らえていた。
いたはずだった。

霊夢「さて、帰りましょう……っ!」

弾幕の煙が晴れ、何事もなかったかのようにしている空がいた。

空「我は昔、こんなものに敗北していたのか……?全くもって情けない物だな。」

霊夢「無傷って……おかしいでしょ……!」

霊夢の顔色は明らかに変わっていた。

霊夢「男、魔理沙を連れて逃げなさい。」

男「は!?」

霊夢「いいから、早くしなさい!私が時間を稼げる間に!」

状況がうまく理解できない。霊夢のあの様子を見て俺は終わったのかと思っていた。

だが、状況は何も変わっておらず、いや、むしろ悪くなっている一方で

霊夢「はやく!」

俺はただ、霊夢の言うことを聞くしかなく情けなく背を向けて魔理沙の方に走り出す。

空「先程から思ってはいたが、なぜ闘えぬ物がここにいる?」

背がゾッとした。
何もないはずのところで、転ぶ。
足がうまく動かせない……
這うように俺は魔理沙の方へ向かう。

男「はぁ……はぁ…………」

空「ああ、そうだ。それでいい。太陽に近づきすぎた羽虫は羽を焼かれ、地を這う運命なのだからな。」

息が乱れる。うまく呼吸が出来ない。
その間も霊夢は戦っているのだろう。何かを放つ音がする。

だが、それは意味を為していないようで相手は尚も話つづける。

空「だが、這うのならその足は要らんな」

それと同時に霊夢の叫び声が聞こえた。

下半身の感覚が無くなった。

目をそこに写すと、何も無い。
何も

ナニモナニモナニアシガナクナクナク
ナゼナゼナゼ

空「そこに這いつくばる貴様が悪いのだ。」

そこで意識は途絶えた。


したコンマ覚醒判定
0~9>>>覚醒

「おお、おとこよ。死んでしまうとはなさけない」

『いやいや、あの状況じゃ仕方ないんじゃないの?』

何故か俺は学校の教室にいた。
高校の時の制服を着て。
おかしい、高校はとっくの……と言うほどでもないが、卒業している。

「混乱しているところ悪いけど、君は今死んだ。魂と呼べるその物だけをここに一時的に読んだだけに過ぎない」

何を!と言おうとしたが、声がでない。

『死にたくないかい?』

「まだ、生きていたいと思うかい?」

『だって君は悪くないのに』

「ただ、偶々巻き込まれただけで。だぜ」

『安心しないでほしいが』

「まあ、一応は安心してもいいぜ」

「『君に力をあげよう』」

「僕からは【手のひら孵し】を」

『僕からは【却本作り】と【劣化大嘘憑き】を』

「と言っても、今の君じゃあ却本作りはちゃんとは使えないだろうから、とりあえず大嘘憑きを使うといいぜ」

『大丈夫。使い方ならしってるはずだぜ?』

「安心しな、君の人生はこらからも敗北だらけだ」

『けど、大丈夫。それでも、最低じゃないから』

「さあ、さっさと生き返りな」

『今回は覚醒回ってやつだぜ?安心して格好よく括弧よく決めきな』

空「そこに這いつくばる貴様が悪いのだ」

霊夢「男っ!!」

男『いや、俺は悪くないーーー』

空「っ!?何が起きた?何故、生きている」

霊夢「男!?なんで……あんたさっき!」

男『さっき?さっき何かあったのかい?』

空「……まあ、何でもいい。殺し直せば良いだけだ。」

男『止めときなよ。今回は覚醒回ってやつだぜ?一瞬で終わる』

空「ふざけた事を!!」

相手の動きが分かる。どこに隙が有るのかが、分かる。

そこに螺込めばいいだけだ。

空「……かはっ…………!?」

空「何が……起きた……!?まるで、時間が無かったように……!」

腹部に大きな螺が刺さっているにも関わらず話せるところを見ると、どうやら足りなかったようだ。

男『あと、何本螺込めば死ぬんだい?』

空「何が……何が起きた!なぜだ!何故!貴様のような虫けらに!」

男『ほら、虫って光に群がるじゃん?群がられた結果が今って事で』

空「ふざけるなよ……!!」

俺は右手を相手にかざした。

さとり「お空!?」

洞窟の入り口で見かけた少女が間に割って入ってくる。

男『えっと……?なに?』

さとり「止めて!この子はただ分かっていないだけなの!」

男『分かっていないって、俺は一回死んでるんだぜ?死んでないけど』

さとり「力が暴走して、どうしていいか分からないだけ!だから、もう止めて!」

空「どけ……、敗者はただ死ぬしかない」

さとり「何を言ってるの!家族が死ぬところを黙ってみていられるわけないでしょ!
お願い……許してあげて……」

霊夢「男……?まるで別人みたいよ。はやくその手を下ろしなさい」

男『……はぁ』

空「!!」

手を降ろすと同時に少女の頭に大きな螺が突き刺さる。

さとり「お空!?」

霊夢「っ!!」

さとり「……え?お空……?」

螺を刺されたはずの少女の体には傷が一つもついて無く、腹部に刺さっていたはずのネジも脇腹横の地面に刺さっているだけだった。

空「すう……すう……」

男『安心していいよ。ただ、無かった事にしただけだから。怪我も、今回の事も』

少女の腕には制御棒と呼ばれる物がいつの間にかついていた。


今回は終わりです。

帰還


男「なんか地底に行ってからの記憶が少し曖昧な気がする……」

霊夢「……覚えてないの?」

霊夢がとても不信そうな顔で見てくる。

男「いや、お空?とかいう少女が目の前にいた辺りで眠くなって……」

霊夢「…………」

男「それで気がついたら神社に戻っていたと……。
えっと、何かあったの?」

霊夢「いえ、何もないわ。それよりも、この間買った(?)ものは今ある?」

男「いや、それなんだけど無くしたみたいで……。
はい、すみません」

霊夢「(無くした……?いや、違う。アレによって男に能力が発現した。
けど、男はそれに気がついていない?)」

男「えっと、急に黙ってどうした?」

急に黙ると何か怒られるのかと思って怖いんだが……

霊夢「何でもないわ。それより、今日は疲れたでしょう?早く寝なさい」

男「まあ、確かに何か体が怠い気がするんだよ……。寝てただけなのにな」

霊夢「帰れるまであと5日よ。それまで頑張りなさい。
……安心なさい。無事にあっちの世界にちゃんと帰してあげるから」

気のせいか、霊夢は少し寂しそうな顔をしていたような気がする。

まあ、会ってまだ日が浅いからハッキリとは分からないが、俺はそう感じた。

2日目終了

持ち物
無し

能力
無し(?)

好感度
博麗霊夢>>>2
最近の生活が少し楽しくなってきたようです。

霧雨魔理沙>>>1
不振人物ではないと分かり、あなたにほんの少し興味が出てきたようです。


ネタは思い付くけど、話が思い付かない……
短いですが終わりです

三日目


その日、目が覚めたのは太陽が丁度真上に来た頃だった。

男「結構寝てたな……」

お世話になっている身分で今の時間まで寝てるのは流石に霊夢に悪いな……

男「というか、起こしてくれてもいいような……」

霊夢「ちゃと起こしたわよ」

不意に後ろから話しかけられる

男「うおっ!っふー……、ビックリした……。急に話しかけるなよー」

霊夢「それは悪かったわね。でも、こっちだって心配していたんだからそれでチャラよ」

男「心配……?」

霊夢「ええ、いくら起こしても少しも反応しなくてね。死んだのかと少し思ったくらいよ」

そう言って霊夢は後ろを向いた。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月03日 (火) 16:57:43   ID: 4KplK2Tx

続きが気になるー!!

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