ユウナ「召喚されてる……」 (25)

~ガガゼト山~

ユウナ「一体誰が……」

ティーダ(多分>>5が召喚してるッスッスッス)

キマリ

ティーダ「キマリが召喚してるッス!!」

ユウナ「え?」

ワッカ「なーに言ってんだぁ?」

アーロン「一応聞いてやるが……キマリが召喚している証拠はどこにある?」

ティーダ「ズバリ、>>12ッス!!」

アーロン「どうした?召喚どころかオーバードライブも青魔法()なキマリが召喚出来る証拠とはなんだ?」

リュック「まさかテキトーに喋ってるんじゃないよね~?」

ルールー「……」

ティーダ「えーと…(マズいッス!特にルールーからの無言の圧力が!>>12はまだッスか!)」

臭い息の残り香

ティーダ「く、臭い息の残り香ッス!」

ルールー「は……?」

ティーダ「自分自身の臭い息は分からないッス!しかしキマリは残り香を貯めて後から臭う修行を行うことで召喚士並みの精神力を身につけたんスよ!それこそ召喚できるくらいに!」


ワッカ「んなアホな…」

アーロン「仮にそうだとしよう」

ユウナ「アーロンさん!?」

アーロン「だがそのような危険を冒してまで身につけた能力でキマリは今、何を召喚してるんだ?」

ティーダ「>>16ッス!!」

ブラックエレメント(X-2仕様)

ティーダ「ブラックエレメント(X-2仕様)ッス」

リュック「あのオメガ遺跡とかに出てくる…?」

ルールー「モンスターじゃない!」

ティーダ「(X-2仕様)ってトコに注目して欲しいッス。ググったら【HP9999で防御力も高く,攻撃も強い。】ってことらしいッス」

アーロン「それが?」

ティーダ「まだわかんないッスか?キマリはこの世界で召喚してるんじゃない。」

ワッカ「おい…まさか…」

ユウナ「X-2の世界で…?」

アーロン「どこで何を召喚してるのかはわかったが…何のために?」

ティーダ「それは本人の口から聞かせてもらうッス」

ユウナ「キマリ…」

キマリ「……>>21が全ての原因だった」

キマリが生まれたこと

キマリ「キマリが生まれたことが全ての原因だった」

「角を折られる前からガガゼトでは理不尽な暴力に囲まれ」

「投身自殺を図ろうかというところを死にかけの変なおっさんに幼女を見守れと何十年単位の厄介な頼まれごとをされ」

「大して強い訳でもない上に役に立つ特殊能力がある訳でもないのになし崩し的に召喚士を目指す女のガードにされ」

「同僚のガード達からは蔑まれる」

キマリ「キマリが死んでもガード達がユウナを守る」

ユウナ「キマリ……」

キマリ「そのような庇護の下でのうのうと旅を続けるユウナが憎かったのかもしれない」

キマリ「だから召喚した。キマリもガードも傍にいない世界でユウナ暗殺を試みたのだ」

キマリ「誤算はリュックと新しい仲間がユウナを守ってることだった」

(時空を超えた殺人未遂の告白を終えた後、キマリはガードを抜けて姿を消しました。)

(その後、キマリの姿を見た人はいないそうですが、ガガゼトの祈り子はエボン=ジュを倒した今でも力を失っていないそうです。)

(愛しく思ってくれた人と、未だ憎しみを抱いてくれている人、いなくなった人達だけどいろんな人に囲まれてわたしは幸せだったのだと思います)

ユウナ「いなくなったひとたちのこと!時々でいいから、思い出してください!」


くぅ疲

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