杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第60回」 (81)

シンデレラジオの続編です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ


前回

本編
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第59回」
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第59回」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400594526/)

外伝
麗奈「光と」光「麗奈と!」
麗奈「光と」光「麗奈と!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400861481/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401111640

杏「ラジオネーム『気まピー』さんからだよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――
5月13日、遅ればせながら輝子ちゃんのCDを購入したので、早速聞く。

まずはメインの『毒茸伝説』。

本格的なメタルで、聞いていると自然に体が動いてしまう。

LIVEで生歌を聞くのが今から楽しみだ。

デスボイスの練習もしておこう。

興奮も覚めやらぬ内に、次の『目指せ!シンデレラNO.1!』を聞く。

こちらでは、輝子ちゃんのデスでメタルな日常が紹介されていた。

事務所に来るや否や、事務所内に大量の爆竹をばら撒く輝子ちゃん。

マネキンをギターで殴り、LIVEパフォーマンスの練習をする輝子ちゃん。

今まで聞いた事も無いような呻き声をあげる輝子ちゃん。

プロデューサーさんをオオグソクムシ呼ばわりする輝子ちゃん。

なんてデスメタルな子なんだ…!

これからも、窓の無い部屋でナイフを研いだり

水の代わりにデスソースを飲んだりするような日常を紹介していって欲しいと思った。
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「そんな事する子、ウチにいたっけ?」

杏「杏」

輝子「輝子…」

小梅「小梅の…」

小梅「シ、シンデレラジオー…!」

輝子「シンデレラジオォォーー!!ヒャッハァ!」

杏「シンデレラジオ~…ふわぁ」

小梅「始まりました…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、第60回目…です」

小梅「この番組は…CGプロのアイドルの、最新情報を…お届けしたり」

小梅「ゲストを呼んで…お話したりする、番組です」

小梅「パーソナリティは…私、白坂小梅と」

杏「双葉杏と~」

輝子「星輝子…の3人で、お届け…するよ、フヒッ」

杏「60回目だよー」

小梅「輝子さんのCD…そ、そんな内容…だったかな…?」

杏「杏も聞いたけど、事務所で爆竹はばら撒いてなかったと思うけどなぁ」

小梅「そ、そんな事したら…大変な事になっちゃう…」

杏「大事件だよね」

輝子「た、多分…他のCDと間違えてるな…フヒヒ」

杏「でも、毒茸伝説だけは合ってるんだよね」

小梅「ど、どうしてかな…?」

輝子「フヒヒ…謎だな…」

杏「アレかもね。ランダム再生してて、毒茸伝説の次に全然関係ないのが流れちゃった、みたいな」

小梅「あ…そ、それは…あるかも…」

輝子「それなら納得だな…フヒ」

杏「ちなみに、輝子が今まで聞いた事無いような呻き声上げるとしたらどんな声?」

輝子「フヒッ…う、呻き声…」

小梅「き、聞いてみたい…」

輝子「フヒ…う…う゛~…」

杏「かわいい」

小梅「えへへ…かわいい…」

輝子「フヒ…」

杏「んで、プロデューサーをオオグソクムシ呼ばわり?」

輝子「フヒ…オオグソクムシって何だ…」

――――――――――――――――――――――――――――――――
こちらがオオグソクムシになります
――――――――――――――――――――――――――――――――

小梅「わぁ…大きい…ダンゴムシみたい…」

輝子「こ、こんなのが…いるのか…」

杏「もっと大きいダイオウグソクムシってのもいるよ」

小梅「これより…大きいのがいるんだ…」

輝子「フヒ…ちょっと怖い…」

杏「某動画サイトでは、ダイオウグソクムシを48時間観察し続ける生放送とかやってたんだよ」

小梅「よ…48時間…!?」

輝子「2日間…ずっと観察してるのか…」

杏「48時間ずっと見てた人居るんだろうかね…」

小梅「その…ダイオウグソクムシ…って、沢山…動くの…?」

杏「どうなんだろ…杏も見て無いからなぁ。でも、あんまり動きがあるとは思えない」

輝子「フヒ…確かに…」

小梅「た、確か…薪が燃えるのを見てるだけの放送もあったって…」

杏「あー、ここで話したね。あっちは27時間だっけ」

輝子「フヒヒ…どっちも、長丁場過ぎるな…」

杏「みんな好きだよねぇ、そういうの」

杏「ただ、輝子にギターってのは分かるよね。マネキンを殴るかどうかはともかく」

小梅「う、うん…輝子さん…ギター、似合いそう…」

輝子「え…そ、そうなのか…?」

杏「少なくとも、李衣菜よりはよっぽど上手そう」

輝子「フヒ…そんなに…」

杏「LIVEでギュインギュインかき鳴らしてそう」

小梅「えへへ…カッコいい…」

輝子「じゃ、じゃあ…私…ギターやるから…二人も…何かやろう…」

小梅「わ、私も…?」

杏「小梅は何がいいだろうねー」

小梅「ギター…以外…?」

杏「だねー。キーボードでもやるー?」

小梅「キーボード…かぁ…。あ、杏さんは…何…する…?」

杏「杏はドラムをしないといけない気がする」

輝子「しないといけないのか…」

杏「あとは菜々さん辺りにベースをやって貰ったらバンド組めるよ」

小梅「バ、バンド…!」

輝子「フヒ…どんなバンドになるかな…」

杏「…あれ、この話、なんかした事ある気がするけど…気のせいかな」

小梅「た、多分…初めてだと思うけど…」

杏「だよね。おかしいなぁ……ま、いっか」

杏「さてさて、そんな感じで早速ゲストを呼んじゃおう~」

輝子「今日のゲストは…誰だろうね…フヒヒ」

小梅「じゃ、じゃあ…今日の…ゲストを、呼ぶね…」

小梅「今日の…ゲストは…この方です…」


http://www.youtube.com/watch?v=7IjQQc3vZDQ


杏「え、なに、誰が来るの?」

小梅「聞いた事ある…」

輝子「た、確か…格闘技の…」

杏「格闘技…あぁ、そういうことね」

アヤ「おいおい、この曲は大げさすぎだろ」

杏「やっほーアヤー」

小梅「こんにちは…」

輝子「フヒヒ…どうもー…」

アヤ「おう、遊びに来たぞー」

杏「いきなりあんな曲が掛かるから誰が来るのかと思ったよ」

アヤ「思いっきり選手入場、みたいな感じになってたからな…」

小梅「ちょ、ちょっと…ドキドキ…しちゃった…」

輝子「ヤバい人が来たらどうしようかと思ったよ…フヒヒ」

アヤ「ははは、アタシでよかった…のかな?」

杏「よかったよかったー。ガチの格闘家の人とか来ても、何喋ったらいいか分かんないし」

アヤ「確かにな。アタシは格闘家の人と話とか色々してみたいけど、杏達はなぁ」

小梅「か、体の大きい男の人…ちょっと、怖い…」

輝子「フヒ…分かる」

アヤ「あぁ、それもあるか。3人ともちっこいもんなぁ」

杏「杏は、杏の事運んでくれるなら別になんでもいいかなー」

アヤ「ブレねぇなー」

杏「でしょー。アヤも杏の事運んでくれたら評価アップだよ」

アヤ「評価がアップする事によって、アタシには何のメリットがあるんだ?」

杏「特には」

アヤ「おい!」

杏「さてさて、ツイッターの方は…」

――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤさんきたー
――――――――――――――――――――――――――――――――
きりのーん!
――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤちゃんにシャイニングウィザードかまされたい
――――――――――――――――――――――――――――――――
きりのんにDDT決められたい
――――――――――――――――――――――――――――――――
PRIDEかな?(すっとぼけ)
――――――――――――――――――――――――――――――――

アヤ「おい、なんかちょいちょい不穏な発言があるんだが…」

杏「アヤに技をかけられたい勢がいるね」

アヤ「どんな勢力だよ」

杏「握手の代わりに、アヤに技をかけてもらうイベントみたいな」

アヤ「やめろやめろ。何か危ねえ臭いがするぞ」

アヤ「大体、PRIDEってもうやってねぇだろ…」

小梅「PRIDE…?」

アヤ「格闘技のイベントの事だよ。アタシが子供の頃になくなっちゃったんだけどな」

小梅「そ、そうなんだ…」

杏「3人とも、そこら辺の知識全く無いからねぇ」

輝子「フヒ…全然分からない…」

アヤ「まぁ、しょうがねぇって」

杏「じゃあ、アヤ、改めて自己紹介よろしくー」

アヤ「おう。リスナーのみんな、元気か?桐野アヤだ。今日はよろしくな!」

杏「うむ。アヤらしいストレートな挨拶だったね」

アヤ「へへっ、だろ?」

杏「じゃあ、今日はアヤに合わせてストレートな放送にしよう」

小梅「ストレートな…放送?」

アヤ「それは面白そうだな。どんな風にするんだ?」

杏「んー、例えば、杏は飴舐めたいばっかり言う、みたいな」

小梅「えっ…じゃ、じゃあ…私は…ホラースポットに…行きたい…」

輝子「キノコを…育てたい…フヒッ」

アヤ「それ、ストレートとかじゃなくてただ言いたい事言ってるだけだろ!?」

杏「バレた」

輝子「それしか言ってなかったら…放送事故だな…フヒヒ」

小梅「だ、誰も…聞いてくれなくなる…」

アヤ「メチャクチャ過ぎるだろ…」

杏「まぁでも、そんな欲望の垂れ流しみたいな事はしてないけど」

杏「いつも言いたい事は好き放題言ってるよね」

輝子「と、特に…杏さんがね…」

小梅「自由な…ラジオ…」

アヤ「大丈夫なのか…?この番組」

杏「じゃ、そんな感じで小梅提供よろしく~」

小梅「あ…う、うん…じゃ、じゃあ…提供、言うね」

小梅「え…えっと、杏・輝子・小梅のシンデレラジオ」

小梅「この番組は…紐育華撃団の提供で、お送りします…」

杏「帝国、巴里と来ればこっちも来るよねぇ」

アヤ「お、何の話だ?」

杏「セーガー」

輝子「い、いってみよー…フヒ」

小梅「今回は…ゲストに、アヤさんが…来てくれてるよ」

アヤ「よろしく!」

杏「今日はアヤに関節技を決められながらお送りするよ」

アヤ「どういうことだよ!?」

杏「放送中、ずっとアヤが杏達に関節技を仕掛けてるの」

アヤ「どんなラジオだよ!?」

小梅「い、痛そう…」

輝子「まともに…喋れそうに無いな…」

アヤ「関節技掛けられる杏達も勿論だけど、アタシも相当大変だぞそれ…」

杏「凄い体力使いそう」

アヤ「杏だって疲れるのはイヤだろうに」

杏「イヤ過ぎて爆発するレベル」

アヤ「するなするな」

杏「まぁまぁ、関節技決められるってのは嘘だから」

アヤ「そりゃ当たり前だろ…ガチでやってどうすんだ」

杏「ですよねー」

小梅「え…えっと…こ、今回も…ゲストへの…質問メールが、沢山来てるよ…」

アヤ「おっ、嬉しいね!」

杏「それじゃ、メール紹介していくよ~」

杏「ラジオネーム『時子様の下僕364364号』さんからだよ」

杏「そんなにいるの?」

アヤ「多すぎだろ」

――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤさんに質問です。レモンを絞る時、どうしてもレモン絞りが見つからず

やむを得ず乃々ちゃんの巻き髪で絞った事はありますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――

アヤ「なんだって?」

杏「乃々のあの巻き髪でレモンを絞った事がありますか、だってさ」

アヤ「ねぇよ!?」

輝子「で、ですよねー…」

小梅「ま、前も…乃々さんの…髪のネタ…あったような…」

杏「あー…前はなんだったっけ、小物入れに改造したとかなんとか」

アヤ「色々おかしいだろ!?」

杏「レモンが絞れるって凄いよね。カッチカチだよ」

小梅「セットするのに…時間…かかりそう…」

輝子「フヒヒ…毎朝、大変だな…」

杏「それだけ硬かったら、色々使えそうだよね。アイスを掬ったり」

輝子「カボチャの中身を…くり抜いたり…」

小梅「ドリルの代わりに…したり…?」

アヤ「お前達は乃々を髪をなんだと思ってるんだよ…」

杏「次ー。ラジオネーム『犬笛に咽び泣く男』さんからだよ」

杏「スパイダーマ!」

――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤさんに質問です。

スカイダイビングで、餃子の皮をパラシュート代わりにした事はありますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「落ちるよね」

アヤ「絶対助からねぇな」

小梅「餃子の皮…薄い…」

輝子「持った瞬間千切れるかも…フヒ」

杏「春巻の皮ならいけるかな」

アヤ「どう考えても大して変わらねぇだろ…」

杏「幸子に、どの食べ物ならパラシュートとして機能するか実験してもらおう」

アヤ「やめろやめろ!シャレにならねぇって!」

小梅「じ、実験できる内容じゃ…ない…」

輝子「ちゃんとしたパラシュートでも…もうやりたがらないだろうね…フヒヒ」

杏「スカイダイビングとかホントよくやったよねぇ」

アヤ「なかなか根性あるよなぁ」

杏「流石にどれだけお休みとか飴玉用意してもらっても、出来そうにない」

小梅「わ、私も…無理…」

輝子「高いとこは…ちょっと…フヒ」

杏「これはラジオネーム『レイバン』さんからだよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤさんに質問です。

アヤさんが、一番ジャイアントスイングで投げ飛ばしてやりたいアイドルは誰ですか?
――――――――――――――――――――――――――――――――

アヤ「だからダメだって!」

杏「ジャイアントスイングで投げ飛ばしたいって、よっぽどだよね」

アヤ「なんなら、杏が投げ飛ばされてみるか?」

杏「ぎゃー、やめろー」

アヤ「へへっ、冗談だよ」

小梅「あ、杏さん…遠くまで飛んで行きそう…」

杏「そう?」

アヤ「ちっこい子の中でも、一番遠くに飛びそうな気がするな」

杏「えー、なんで?」

輝子「フヒ…な、なんでだろう…」

杏「こずえは?」

アヤ「こずえは…投げても、そのままふわふわ浮いてそうな気がする」

杏「あ、すっごい分かる」

アヤ「杏は投げたら、そのまま星になる勢いで飛んで行きそうだよな」

杏「完全に漫画のノリだ」

杏「質問メールはこんな感じかな?」

アヤ「終わりかよ!?」

小梅「ふ、普通の質問…ないから…」

アヤ「マジか…ある意味すげぇな」

杏「じゃ、FAXも来てるから、こっちも紹介しよう」

輝子「フヒヒ…FAXも…定着したね…」

杏「なんか紹介するのが自然な流れになっちゃったよね」

杏「えーと…あ、これも質問だ。ラジオネーム『ドラゴンスレイヤー』さんから」

――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤさんに質問です。

アヤさんは、FAXとモールス信号、どっちの味方なんですか。
――――――――――――――――――――――――――――――――

アヤ「別にどっちの味方でもねぇよ!?」

杏「何なのこの質問」

輝子「FAXと…モールス信号は…仲が悪いのか…」

杏「変な対立とかやめてよもー」

小梅「みんな…仲良く…」

杏「そーそー」

アヤ「ホント、色々とおかしい番組だな…」

杏「いいでしょー」

アヤ「まぁ確かに、退屈はしねぇな。へへっ」

歌鈴『きょ、今日はよろしくおねがいしましゅ!…あっ』

歌鈴『う、うん、それじゃあ杏ちゃんの隣に…きゃああああ!?』バターン

歌鈴『噛んだり、ドジ踏んだりしないように気をつけましゅ…す!』

歌鈴『道明寺歌鈴でち…』

歌鈴『ふえぇぇ、は、恥ずかしいよ~!』

杏『杏』

輝子『輝子』

小梅『小梅の』

杏・輝子・小梅『シンデレラジオー!』

杏「さて、次はこのコーナーいくよー。『ブラックシンデレラ』~」

杏「普段アイドル達が絶対に見せることのない、危険な一面を妄想したものを紹介していくよ」

杏「前回の放送がジングル1つにキレイに収まった」

アヤ「今ので先週何があったか大体分かったよ」

輝子「かみかみだったね…フヒヒ」

小梅「で、でも…可愛かった…」

杏「だねぇ。そこが歌鈴の可愛いところだし」

アヤ「ははは、そうかもな」

杏「というわけで、今週もどんどん紹介していこう~」

杏「ラジオネーム『ファイスタ』さんから」

――――――――――――――――――――――――――――――――
財前時子が、豚肉を使わずに豚のしょうが焼きを作った!
――――――――――――――――――――――――――――――――

珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』

アヤ「!?」

杏「それ豚のしょうが焼きじゃないよね」

アヤ「待て待て、なんか色々おかしいだろ!?」

杏「ん?」

アヤ「珠美の悲鳴は何だ!?」

杏「前、ドッキリをしかけたからその時の悲鳴をジングルに」

アヤ「やめてやれよ…」

杏「そういえば、前1周年の時に珠美にツッコまれたけど、何とか有耶無耶に出来たね」

輝子「フヒヒ…そうだったね…」

杏「また誰かにドッキリをしかけて、新しい悲鳴を使うってのもよさそう」

アヤ「ジングルの為に犠牲者が生まれるのか」

小梅「あの…ちょ、ちょっと考えたんだけど…」

杏「ん、どうしたの?」

小梅「豚肉を使わずに…豚のしょうが焼きって、もしかしてその豚って…時子さんのファンの…」

輝子「フヒィ!?」

アヤ「こえぇよ!?」

杏「いきなり何を言い出すんだこの子は」

小梅「えへへ…」

杏「ラジオネーム『ぼのの』さんから」

杏「乃々だ」

アヤ「マジか」

――――――――――――――――――――――――――――――――
小早川紗枝が、コーンポタージュを箸で食べている!
――――――――――――――――――――――――――――――――

珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』

杏「難易度が高すぎる」

輝子「どうやって食べるんだろうね…」

小梅「コーンは…掴めるかもしれない…けど…」

アヤ「肝心のポタージュが飲めねぇな」

杏「箸に付いたのをぺろぺろと」

アヤ「何時間掛かるんだよ」

小梅「さ、冷めちゃう…」

杏「どんな料理でも、意地でも箸しか使わない、みたいな」

輝子「凄い拘りだな…フヒ」

アヤ「別に紗枝だってスプーンやフォークぐらい使うだろ…多分」

アヤ「にしても、乃々、こんなネタが書けるんだな…意外だ」

杏「他の人のネタハガキを真似てやってみたんだったさ」

アヤ「見よう見まねでこんなネタが書けるもんなのか?」

杏「どうなんだろ…元々、乃々にそういう才能があったとか」

杏「ラジオネーム『ジン』さんから」

――――――――――――――――――――――――――――――――
小日向美穂が、人としての優しさを完全に失ってしまった!
――――――――――――――――――――――――――――――――

珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』

アヤ「美穂ー!?」

杏「美穂に一体何が…」

輝子「フヒヒ…ヤ、ヤバい…」

杏「そりゃ、珠美も悲鳴をあげますわ」

小梅「ゾ、ゾンビに…なっちゃったのかな…?」

杏「もしくは戦闘マシーンみたいな」

アヤ「もう完全にアイドルじゃねぇな」

杏「無表情で、淡々とマグロを解体するマシーン、小日向美穂」

アヤ「何の役に…あ、イヤ、役に立たない事は無いか…?」

小梅「お刺身…沢山作れそう…」

輝子「お寿司も食べ放題…フヒ」

杏「これにはナターリアもにっこり」

杏「マグロを解体する機能以外に、お寿司を握る機能もつけて、マグロ寿司握りマシーンにしよう」

アヤ「美穂がこれ聞いてたら泣くぞ…」

杏「ありえる」

杏「ラジオネーム『鎧土竜』さんから」

――――――――――――――――――――――――――――――――
浅利七海が、みんなの事を魚介類の名前で呼んでいる!
――――――――――――――――――――――――――――――――

珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』

杏「多分、誰でも知ってるような名前じゃなくて、マニアックな名前ばっかりつけるんだよ」

小梅「よ、呼ばれても…分からない…」

輝子「困るね…フヒ」

杏「輝子も、事務所のみんなをキノコの名前で呼んでみるとか」

輝子「フヒッ…キノコの…名前で…」

アヤ「おぉ、ちょっと面白そうだな。アタシ達だとどうなるんだ?」

輝子「そ、そうだな…まず、杏さんは…アンズタケ…」

杏「そのまんまだ」

輝子「そういうキノコが…あるからね…フヒ」

アヤ「アタシはどんなキノコなんだ?」

輝子「イ、イッポンシメジ…なんてどうかな…」

アヤ「イッポンシメジ…一本ってところが、何かいいな!」

輝子(毒キノコだけどね…フヒヒ)

小梅「わ、私は…?」

輝子「Hydnellum peckii」

杏「即答した」

輝子「グ、グロいキノコが…好きかと思って…フヒヒ」

小梅「えへへ…あ、ありがとう…」

杏・アヤ(喜ぶのか…)

杏「そんな感じで、みんなが妄想したアイドル達の危険な一面を送ってきてね~」

杏「それじゃ次のコーナーいくよー」

杏「『目指せご褒美!アイドルバトル』~」

杏「パーソナリティチームとゲストでバトルをして、ご褒美ゲットを目指すコーナーだよ」

杏「杏達が勝てば、勝った人数に応じたポイントが貰えて、それが一定数溜まればご褒美ゲット」

杏「ゲストが杏達に勝てば、その場でご褒美が貰えるよ~」

杏「杏達全員に勝てば、豪華なご褒美が貰えるから、ゲストも頑張ってね~」

杏「現在パーソナリティチームのご褒美ポイントは18。ご褒美獲得まであと2ポイントとなってるよ」

アヤ「お、バトルか!よっしゃ、負けねぇぞ!」

小梅「こ、この、シンデレラボックスに…お題が、入ってるから…一つ…」

アヤ「よし分かった。そんじゃ…これにするかな!」ガサゴソ

輝子「こ、今回の…バトルの、内容は……」

アヤ「なりきりバトル」

アヤ「カードに書かれたお題のキャラになりきって1分間トークをして下さい」

アヤ「一番、しっかりなりきれてた人の勝利です、だってよ」

杏「モノマネとは違うの?」

――――――――――――――――――――――――――――――――
熱血キャラとか、クールキャラ、みたいなお題が入ってます
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「あー、なるほどね」

小梅「あぅ…こ、こういうの…苦手…」

輝子「フヒ…変なのは…引きたくないね…」

アヤ「確かに、あまりに自分とかけ離れたキャラになるのはちょっとなぁ」

杏「どんなのが入ってるか分からないからねぇ」

杏「さーて、誰からやるー?」

小梅「ど、どうしよう…?」

輝子「最初と最後は…ちょっとな…フヒ」

アヤ「まぁ、分からなくもないな」

杏「じゃあ、杏が最初にやろうかね」

小梅「う、うん…ありがとう…」

杏「んじゃ、お題のカードを引くよー、ほいっと」

アヤ「サクっと決めたな」

杏「まぁねー。さーて、杏のお題はっと」

――――――――――――――――――――――――――――――――
中二病
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「……あー」

アヤ「うわー…」

輝子「こ、これは…」

小梅「難しそう…」

杏「どうしよう、蘭子風にいくか、飛鳥風に行くか…」

杏「というかこれ、なりきりバトルって言っても」

杏「結局お題次第では誰かのモノマネすることになるよね」

アヤ「だなぁ…できるだけオリジナルのキャラでやればいいんじゃねぇか?」

杏「オリジナル中二病って何」

輝子「フヒ…わ、分からない…」

杏「まぁ、オリジナルではないかもしれないけど、ウチにはいないキャラでやってみるよ」

小梅「が、頑張って…!」

アヤ「杏の中二病かぁ…ちょっと楽しみだな」

杏「そんじゃ、杏の中二病なりきりスタート~」

杏「あー辛いわー辛いわー」

小梅「あ、杏さん…どうしたの…?」

杏「いやー、実は昨日3時間して寝てなくてさー。いやー、辛いわー」

輝子「杏さんが…3時間しか寝てない…」

アヤ「明日は大雪だな」

杏「杏は天候を操る力を持ってるからね、しょうがない」

アヤ「うわ、痛ぇ!」

杏「とりあえず、眠気覚ましにコーヒーでも飲もうかな」

小梅「じゃ、じゃあ…コーヒー…淹れるね…?」

杏「ありがとう、ブラックでよろしく」キリッ

アヤ「うわぁ…」

小梅「夜中…アニメ…見てたの…?」

杏「いやいや、もう深夜アニメなんてとっくに卒業したよ。飽きたっていうか」

杏「みんないつまでハマってるのかなー。杏なんてホント飽きたわー一番最初に飽きたわー」

アヤ「う、うぜぇ…」

輝子「フヒ…じゃあ…なんで3時間しか寝てないんだ…?」

杏「ちょっとね?屋上で?黄昏てたっていうか?この世を憂いてたっていうか?」

アヤ「も、もうやめろぉ!」

『しゅーりょー』

杏「中二病っていうか、ただのウザいキャラになってしまった予感」

アヤ「酷すぎんだろ…」

杏「最初の寝てないアピール辺りはちゃんとやってたんだけど」

杏「途中からよく分かんなくなっておかしなことに」

輝子「フヒヒ…お、面白かった…」

小梅「い、今まで…見た事無い…」

杏「こんなのが身近にいたらイヤ過ぎるよね」

アヤ「全くだな」

杏「最初は、フゥーハハハーとか笑いながらエル・プサイ・コングルゥとか言おうと思ったけど」

杏「もっと無理な気がしてやめといた」

アヤ「エル…なんだって?」

小梅「こんがり…?」

輝子「良い匂いがしそうだな…フヒヒ」

杏「さて、次は誰がやるー?」

小梅「えと…じゃ、じゃあ…私…いい…?」

輝子「オ、オッケー…」

アヤ「頑張れよー」

杏「それじゃ小梅、カードを引いてー」

小梅「んー…じゃあ…こ、これ…」

――――――――――――――――――――――――――――――――
ロボ
――――――――――――――――――――――――――――――――

小梅「えっ…」

杏「ロボて」

アヤ「また難しそうなお題だなぁ」

輝子「フヒ…人間じゃない…」

小梅「あぅ…人間じゃないなら…ゾンビとかがよかった…」

杏「小梅上手いもんねぇ、ゾンビのマネ」

輝子「ロボって…どういう風にすればいいんだろうね…」

杏「声に抑揚をつけずに、機械的な喋り方をすればいいんじゃないかな」

小梅「む、難しそう…」

輝子「電話とかで…機械音声って…あるな…」

杏「そうそう、あんな感じで」

小梅「ん、んー…が、頑張って…みる…」

アヤ「おう、頑張れ」

杏「それじゃ、小梅のロボなりきりスタート~」

小梅「う…うぃーん…」

杏「メカ小梅が起動した」

輝子「お、おはよう…メカ小梅」

小梅「オ…オハヨウゴザイマス…」

杏・輝子・アヤ(上手い)

アヤ「調子はどうだ?」

小梅「調子ハ…良イ…デス…」

杏「よーし、じゃあメカ小梅、テストを始めよう」

小梅「テスト…?」

杏「戦闘モード起動、ターゲットはアヤだー」

アヤ「アタシかよ!?」

小梅「セ、戦闘モード…起動…ターゲットハ…アヤサン…」

アヤ「おいおい!?」

小梅「え、えと…マシンガン…ガガガガ…」

アヤ「え、ちょ…う、うわーっ、やられたー」

小梅「ターゲット…殲滅…戦闘…終了…」

杏「オッケー、前回より良いデータが取れたよ。流石メカ小梅だね」

小梅「メカ小梅ハ…最強…デス…」

『しゅーりょー』

小梅「あぅ…む、難しかった…」

杏「面白かったよー」

アヤ「何でアタシやられたんだ…」

輝子「フヒヒ…ターゲットにされた…」

小梅「ご、ごめんなさい…」

アヤ「あ、いや、別にいいけどな。そもそも、指示出したの杏だし」

杏「てへっ」

アヤ「てへっ、じゃねぇよ!?」

杏「アヤは犠牲となったのだ…メカ小梅の性能アップの為の…その犠牲にな…」

アヤ「カッコよく言ってもダメなもんはダメだっつーの!」

杏「ちぇー」

杏「んで、次はアヤと輝子、どっちがやるー?」

アヤ「アタシはどっちでもいいよ。輝子が選びな」

輝子「フヒ…じゃ、じゃあ…先にやってもいいかな…」

アヤ「おう」

杏「それじゃ輝子、カードを引いてー」

輝子「フヒ…じゃあ、これにしようかな…」

――――――――――――――――――――――――――――――――
ツンデレ
――――――――――――――――――――――――――――――――

輝子「えっ」

杏「うわぁ、これはやってしまいましたなぁ」

アヤ「これは恥ずかしそうだな…」

輝子「ツ、ツンデレとか…分からない…」

杏「奈緒みたいなヤツ」

アヤ「奈緒みたいなヤツって…」

杏「間違ってはない」

アヤ「ま、まぁ、そう…なのか?」

杏「輝子がツンデレやるなら、杏は聞きに徹して小梅に任せよう」

小梅「えっ…わ、私…?」

杏「ツンデレ輝子のお相手は任せた」

アヤ「頑張れよー」

小梅「あ、あぅ…」

輝子「フヒ…上手くできないかもしれない…」

小梅「だ、大丈夫…頑張って…ね…?」

杏「それじゃ、輝子のツンデレなりきりスタート~」

小梅「輝子さん…こんにちは…」

輝子「シャァァァラァァァップ!!!気安く話しかけんじゃねぇぇ!!」

杏・小梅・アヤ「!?」

小梅「え…あ…ごめん、なさい…」

輝子「私はなぁ、ボッチなんだ!お前なんかと馴れ合うつもりはないんだよぉ!!」

杏(これ、ツンなの?)

アヤ(よ、よく分かんねぇけど…)

小梅「うぅ…」ショボーン

輝子「うっ…だ、だがなぁ!たまーになら、話しかけてきてもいいぜぇ!」

小梅「ほっ…本当…?いいの…?」

輝子「勘違いするなよぉ!そんな寂しそうな目で見られるのがイヤだから仕方なくなんだからなぁ!」

輝子「私は別にボッチでも全然構わないからな!フハハハハハハ!!!」

杏(今のがデレ?)

アヤ(さぁ…)

小梅「あ、ありがとう…輝子さん…」

輝子「礼なんていらねぇ!勝手に話しかけて勝手に満足してなぁ!ヒャッハー!」

小梅「う、うん…じゃあ…毎日…話しかけるね…えへへ」

輝子「フハハ!!好きにしろ!」

『しゅーりょー』

輝子「フヒ…なんか…よく分からなかった…」

杏「なんか新しいツンデレを見た気がする」

アヤ「だなぁ」

小梅「す…凄かった…」

輝子「ご、ごめん…小梅…」

小梅「ううん…大丈夫…演技って…分かってるから…」

輝子「フヒ…そうか…」

小梅「うん…えへへ」

杏「新ジャンル、ボッチデレ」

輝子「ボ、ボッチデレ…」

杏「普段はボッチになるのを好んで、誰とも関わりたがらないけど」

杏「たまにデレて構ってくれるとかそういうヤツ」

アヤ「はは、いいんじゃないか?」

杏「これは流行る」

輝子「フヒ…私も…そういう路線でいった方がいいのか…?」

杏「あ、いやいや、別にいつも通りでいいと思うよ」

小梅「う、うん…いつもの輝子さんが…いい」

輝子「フヒ」

杏「さ、ラストはアヤよー。カードを選んで」

アヤ「おう。んー、じゃ、コイツにするかな」

――――――――――――――――――――――――――――――――
お嬢様
――――――――――――――――――――――――――――――――

アヤ「……」

杏「あー、いいねー」

小梅「あ、杏さんが…嬉しそう…」

輝子「フヒヒ…いつもの、獲物を見つけた時の目…」

アヤ「~♪」スッ

杏「あ、ちょっと、何口笛吹きながらカード戻そうとしてるの」

アヤ「いや、アタシがお嬢様とかないだろ!?」

杏「だが見たい!」

アヤ「人に見せるもんでもねぇよ!?」

杏「まぁまぁ、お題は絶対だから早く早く」

アヤ「ぐぬぬぬ…」

小梅「アヤさんの…お嬢様…」

輝子「フヒ…どんな感じになるのかな…」

アヤ「うわぁぁ、これ、リスナーも聞くんだろ?」

杏「勿論」

アヤ「あー、時間を巻き戻して別のカードを引きてぇ…」

杏「さ、それじゃ、容赦なくいくよー。アヤのお嬢様なりきりスタート~」

杏「アヤお嬢様、おはようございます」

アヤ「ご…ごきげんよう♪」

杏「んふっ」

アヤ「わ、笑うな!」

杏「え?」

アヤ「くっ…コホン、なんでもありませんわ♪」

小梅「ア、アヤさん…今日も…綺麗です…」

アヤ「へぁ!?え…あー…あ、ありがとうございます♪」

アヤ「小梅さんも、とっても素敵ですわ♪」

杏(アヤの口がすっごいピクピクなってる)

輝子「ど、どうやったら…アヤさんみたいになれるかな…フヒ」

アヤ「そうですわね…毎日、腹筋と腕立てを欠かさない事ですわね♪」

杏「えっ」

小梅「ふ、腹筋と…腕立て…?」

杏「武闘派なお嬢様だなぁ」

アヤ「も、もう無理」

杏「まだちょっと時間あるから、最後に一言」

アヤ「な!?えーと…ご、ごきげんよう♪」

『しゅーりょー』

アヤ「あああぁぁぁぁ…」

輝子「フヒ…頭…抱えてる…」

小梅「だ、大丈夫…?」

アヤ「恥ずかしすぎんだろこれ!」

杏「ごきげんように始まりごきげんように終わる」

アヤ「やめてくれー!」

杏「よかったと思うけどねー、アヤお嬢様」

杏「さて、それじゃ全員終わったから投票タイムだよー」

杏「リスナーの皆は、誰のなりきりが一番良かったと思ったか呟いてねー」

杏「ハッシュタグを忘れずにー」

――――――――――――――――――――――――――――――――
地獄のフタバ
――――――――――――――――――――――――――――――――
一家に一台、ロボ小梅ちゃん
――――――――――――――――――――――――――――――――
イケメン輝子ちゃん
――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤお嬢様いいゾーこれ
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「顔のパーツが中央に集まった杏」

アヤ「どんなだよ」

小梅「ア、アヤさんのお嬢様…みんな…喜んでる…」

輝子「フヒヒ…大人気…」

アヤ「いやいやいや…」

杏「結果が出たよー」

――――――――――――――――――――――――――――――――
1位:輝子(スタッフポイント4+ツイッター票約3割)

2位:アヤ(スタッフポイント3+ツイッター票約3割)

3位:杏(スタッフポイント2+ツイッター票約2割)

3位:小梅(スタッフポイント2+ツイッター票約2割)
――――――――――――――――――――――――――――――――

輝子「フヒ…私が1位…」

杏「やったじゃん輝子ー」

小梅「お、おめでとう…輝子さん…」

輝子「フヒ…」

アヤ「アタシ、アレで2位かよ!?」

杏「やっぱり大人気じゃないか」

アヤ「分かんねぇ…」

杏「輝子がアヤに勝ったから、ご褒美ポイントは1だね。これで合計19ポイントだよ」

小梅「あ、あと1ポイント…!」

杏「今週もダメだったかー」

輝子「来週で…1ポイント取るしかないな…フヒ」

杏「そして、アヤにはレア賞のご褒美をプレゼントー」

輝子「レア賞のご褒美…どうぞ…フヒ」

アヤ「サンキュー。何が入ってるんだろうな」ガサゴソ

杏「んー、何だろう。アヤに関係のあるご褒美…」

小梅「か、格闘技に…関係あるもの…?」

輝子「フヒ…かもしれないね…」

杏「封筒シリーズだったら、格闘技イベントの観戦チケットとかだっただろうけどねぇ」

小梅「え、Sレア賞だったら…そうだったかも…」

アヤ「んー、なんだ?本が何冊か入ってるっぽいぞ」

輝子「フヒ…本…」

杏「格闘技漫画でも入ってるのかな」

アヤ「おっ、それは嬉しいな!どれどれ…」

アヤ「ん、何だこれ?ローゼンメイデン?」

杏「え、なんで」

輝子「フヒ…き、聞いた事無い…」

小梅「私も…知らない…」

――――――――――――――――――――――――――――――――
今回のご褒美はプロデューサーさんのチョイスです
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「プロデューサーが?」

アヤ「一体どういう…あ!?」

小梅「ど、どうしたの…?」

アヤ「ちょっ…おま…い、いや、何でもない!」

輝子「フヒ…?」

杏(ローゼンメイデン…プロデューサーが選んだ…アヤの焦り…)

杏(そういえば、この前…)

杏「……ははーん、なるほど」

アヤ「あ、杏…!?」

杏「いや、うん、いいんじゃない?普通に面白いし、帰って読めばいいと思うよ」ニヤニヤ

アヤ「へ、へぇ…そりゃ、楽しみだなー?」

アヤ(Pのヤツ、帰ったらシメてやる…!)

輝子・小梅「?」

杏「というわけで、『目指せご褒美!アイドルバトル』でした~」

小梅「つ、次は…お知らせのコーナー、です」

小梅「新イベント、『目指せぷにぷに☆ぽえみぃ アイドルチャレンジ』が開催中です…」

杏「絶対目指しちゃダメだよアレ」

小梅「ほ、本当は…『目指せ魔女っ娘 アイドルチャレンジ』です…」

小梅「今回も…イベントの様子が後日、テレビ放映されるので…お楽しみに…」

杏「後半戦だねー。由愛と麗奈が追加だよー」

アヤ「由愛はともかく、麗奈が魔女っ娘は意外だったよなぁ」

小梅「ちょ、ちょっと…ビックリ」

輝子「フヒ…光の特撮と…良いコンビ…」

杏「麗奈のこんな姿が見れて杏は満足だよ」

アヤ「お前ホントいい性格してるよなぁ」

杏「いやいや、真面目に褒めてるんだよー」

アヤ「本当かよ?」

杏「ホントホント、なんだかんだで他の子の面倒とか見てるしね」

小梅「ま、前も…光さんの…勉強、教えてた…」

輝子「フヒヒ…スパルタだったけどね」

杏「あんまり言ったら怒りそうだけど、ああ見えて世話焼きなんだよね」

アヤ「それを言ったら杏もだろ?」

杏「うぐっ…あ、杏はいいんだよ」

アヤ「はっはっは」

小梅「限定ガチャ、お笑い☆伝道師2STEPチャンスガチャが開催中です…」

小梅「笑美さんのコスト19、肩書き付きの新SRが登場です…」

小梅「肩書きを設定すると、アイドルが新お仕事演出のローディングキャラとして登場します…」

小梅「ロ、ロシアン…たこ焼き…」

アヤ「またムチャクチャな事やってんなぁ」

杏「笑美と鈴帆が芸人街道を突き進んでいる」

輝子「フヒ…ア、アイドル…なんだけどね…」

杏「そういえば、前回、ロシアンシュークリームとか言ってたよね」

輝子「フヒ…い、言ってた…」

小梅「アイドルバトルで…私が…」

杏「麗奈のイタズラで来ると思ったら、笑美達の芸人魂を賭けた勝負でやって来るとは」

輝子「フヒヒ…ロシアン食べ物…便利だな」

アヤ「進んでやりたくはねぇけどな…」

小梅「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」の第6弾がついに発売されました…」

小梅「今回は、輝子さん、奈緒さん、加蓮さん、紗枝さん、裕子さんの5人が…CDデビュー…します」

小梅「さらに、『jewelries!』シリーズの第2弾の発売も決定しました…」

小梅「『Cute jewelries! 002』はかな子さん、幸子さん、まゆさん、智絵里ちゃん、紗枝さん」

小梅「『Cool jewelries! 002』は川島さん、私、アーニャさん、奈緒さん、加蓮さん」

小梅「『Passion jewelries!』は愛梨さん、茜さん、藍子さん、輝子さん、裕子さん」

小梅「以上の15名が…参加します…」

杏「んじゃ、そんな感じで、ここで1曲ー。未央で『ラブリー』~」

小梅「え、エンディング、です……」

杏「アヤ、今日はどうだったー?」

アヤ「楽しかったぜ!なんか色々メチャクチャだった気もするけどな」

杏「まぁ、それがこのラジオのいいとこだから」

輝子「フヒ…また来てね…」

杏「じゃあ、最後にメールを紹介するよー」

杏「ラジオネーム『ベーヤン』さんから」

――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤさんカッコよかったです!

いつか、アヤさんにリングの上でLIVEをして欲しいです!
――――――――――――――――――――――――――――――――

アヤ「ありがとうな!リングの上でLIVEなぁ…それって、やっぱり戦うのか?」

杏「そうじゃない?」

アヤ「歌いながら戦うとか難易度高いな」

杏「アニメだとよくあるよ。歌いながら敵と戦うシーンみたいなの」

アヤ「現実でやるのはなー」

杏「うっかり、マイクで相手を殴っちゃったりしそう」

アヤ「ありえなくもないかもしれねぇけど、絶対ダメだからな」

小梅「リ、リングでは…他の人が戦って、アヤさんは…ステージで歌う、とか…」

杏「あー、リングとステージを別に用意してってこと?」

小梅「う、うん…」

輝子「フヒ…それなら問題ないな…」

アヤ「それなら面白そうだな!2人の戦いを、アタシが歌でさらに盛り上げる、みたいな感じがしてさ!」

杏「こんなFAXも来てるよー」

杏「ラジオネーム『重力子放射線射出装置』さんから」

小梅「は、早口言葉みたい…」

輝子「フヒ…言い辛そうだな…」

――――――――――――――――――――――――――――――――
FAX is GOD

モールス信号 is not GOD
――――――――――――――――――――――――――――――――

杏「知らないよ!」

輝子「フヒヒ…FAXは…神様なのか…」

小梅「モールス信号は…神様じゃないんだ…」

杏「情報伝達手段を神格化するってどういうことなの」

アヤ「これ、いつもこんな感じなのか?」

杏「杏達も全然分かんない。知らないとこで勝手に対立してるんだもん」

小梅「FAXは…来てるけど…モールス信号…まだ、来てない…」

杏「そりゃ来ないよ。来てるのかもしれないけど、気付けるわけないし」

輝子「フヒヒ…放送中に、リスナーが家で…トントンってやってるのかな…」

アヤ「そりゃ分かんねぇなぁ」

杏「別にFAXの味方をするわけじゃないけど、モールス信号は無理があると思うよ」

小梅「ほ、他の…方法で…」

輝子「よろしく…フヒ」

小梅「じゃ、じゃあ…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、今日は…ここまで…です」

小梅「お相手は、白坂小梅と」

輝子「星輝子…と」

杏「双葉杏と~」

アヤ「桐野アヤでした!」

小梅「また来週…」

輝子「ヒャッハァーー!!終了だァーーー!!」

杏「ばいばい~」

アヤ「またなー!」

杏「ごきげんよう♪」

アヤ「それはもうやめろ!」

―番組終了後―

小梅「お疲れ様でした…」

輝子「お疲れ様…フヒヒ」

杏「おつかれー」

アヤ「お疲れ」

アヤ「ったく、Pのヤツ、なんつーご褒美を用意してくれてんだ…!」

杏「まぁまぁ、ドール好きのアヤの為にPが気を使ってくれたんだよー」

小梅「ア、アヤさん…お人形…好きなの…?」

輝子「フヒ…知らなかった…」

アヤ「な!?何のことだよ?別にアタシはドールなんて…」

杏「この前、こずえとお人形遊びしたんじゃなかったのー?」

アヤ「ちょ、おま!?誰からそれを!」

杏「こずえが、お姉ちゃんとお人形遊びしたーみたいな事言ってたからね」

杏「誰と遊んだかは秘密って言われたけど」

アヤ「…あっ」

杏「うん、今、自分でバラしたね」

アヤ「やっちまった…!」

杏「まぁまぁ、もう放送終わってるから大丈夫だよ。それに、別にいいと思うけどなー、ドール」

小梅「う、うん…可愛い…」

アヤ「うわあああ!可愛いとか言うな!?」

輝子「フヒヒ…」

―その頃事務所では―

ちひろ『プロデューサーさん、今月の月末は10000MCで1番手確定ガチャですよー♪』

P『わぁい!たった10000MCで1番手確定なんて、やっぱりちひろさんは天使だなぁ!』

ちひろ『ふふふ、いつも頑張ってるプロデューサーさんの為ですから♪』

P『ちひろさん大好きー!』

ちひろ『これからも二人三脚で頑張りましょうね♪』

P『おー!』


P「……んが」

ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん♪」

P「………」

ちひろ「まだ寝ぼけてます?スタドリ飲みます?100MCは勿論いただきますけど♪」

P「…夢から覚めなければよかったのに」

ちひろ「はい?」


おしり

魔女っ娘レイナサマカワイイヤッター!

見てくれた人ありがとう

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom