上条「利きマン……?」 (16)

研究員「はい。挿入感だけで、相手の女性が判別して下さい」

上条「ま、またなんで俺が……?」

研究員「今回の研究は能力のレベルと性器の特徴の相関も調べます。従って様々なレベルの女生徒と性交経験のある貴方が適任なのです」

上条「なるほど」

研究員「特にレベル5の女生徒と性交経験のある男性は貴方くらいですしね」

上条「んで、この部屋の中に女の子が何人かいるんだな?」

研究員「はい。全員貴方と性交経験のある女生徒です」

上条(どうやって調べたんだ……)

研究員「貴方にはここで目隠しをしてもらいます。そして、」

上条「部屋に入って一人ずつ挿入して相手を当ててけばいいんだな?」

研究員「はい。判別出来るか否かを見る研究ですので、わからなければ正直に仰って下さい」

上条「あぁ。(少なくとも、記憶なくす前にした女の子だったらわからねぇしな)」

上条「っし」目隠しキュッ

上条「これで良いんだな?」

研究員「はい」

上条「んじゃあこれで部屋に……」スタスタ

研究員「あ、危険ですので手を」カシッ

上条「あ、あぁ」ドキッ

研究員「ドアを開けます」ピッ

ウイーン

上条「……」ドキドキ

研究員「進みますよ?」

上条「あ、あぁ」ドキドキ

スタスタ

研究員「貴方には見えませんが、今貴方の前には、複数の女生徒が受け入れ体制で待っています」

上条「あぁ」

研究員「これから順番に挿入して相手を当ててもらいます」

上条「あぁ(でもこれって……当てられるもんなのか?)」

研究員「準備は良いですか?」

上条「あぁ(当てられなかったら相手に失礼なような……)」

研究員「もう一度申し上げますが、これは判別出来るか否かを調べる研究です。わからない場合はわからないと仰って下さい。見栄で適当に答えて当てられたら研究になりません」

上条「あ、あぁ」

研究員「良いですね?」

上条「わ、わかったよ」

研究員「では、まず一人目です。性器を出して下さい」

上条「あぁ」ボロンッ

研究員「そこでそのままお待ちください。女生徒側に挿入させます」

上条「あぁ」ドキドキ


ススッ


上条(き、緊張するな……)ドキドキ


ススッ


ピトッ


上条「!(触れた……!)」


ヌプッ


上条「うっ……! (入った……!)」

上条(根元まで入ったけど……)

上条(こ、これで……)

上条(ピストンすれば良いんだよな……?)

上条(さっきまで逐一指示してきたのになんでいきなりだんまりなんだ……)

上条(まぁ入れただけでわかるわけねぇんだからピストンするしかねぇか)


上条「ふん! ふん!」パコパコ


上条「!」

上条「うぉ……! (なんだこの包容力は……!)」パコパコ

上条(すげぇ良い……すげぇ良いけど……)パコパコ

上条(こんな包まれるようなまんことやったことあったっけか……?)パコパコ

上条「……」パコパコ

上条(ダメだ……全く思い出せねぇ……)パコパコ

上条(一人目からわかりませんなんて……)パコパコ

上条「……」パコパコ

上条(でもあれだけ釘刺されたしな……)

上条(……仕方ないな)

上条「ふぅ」


上条「すいません、わかりません」

上条(くっ……なんか悔しいな……)

上条(それに……相手の女の子だって怒るかも……)

上条(万が一御坂だったら、殺されちゃうかもな)

上条(って言っても、あの包容力は少なくとも御坂ではないな)

上条(もっと歳上の……)


研究員「合格だ」ハァハァ


上条「!」

上条「合格? (合格ってなんだ……? しかもなんで息切れてんだ……?)」

研究員「君が見栄張って嘘つかないか最初に試させて貰った。今の相手は私だ」ハァハァ

上条「!!」

上条(今俺、この美人研究員さんとやってたのか……!)ドキドキ

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