エレン「クリスタの驚いた顔が見たい」(38)

アルミン「…は?」

マルコ「あ~わかる」

コニー「確かに」

ジャン「お前に同意する日がくるとはな」

エレン「そこで取り出したるはこの蛇のぬいぐるみ」

蛇(ぬいぐるみ)「」オッシャヤッタルデ

アルミン「いやちょっとまって」

エレン「こいつを食堂の入り口に置いておく」

ジャン「そいつを踏みつけた女神の驚き顔を頂くってこったな」

コニー「お前ら…天才か!?」

アルミン「ねぇ、無視しないでよ」

マルコ「じゃあ、置いてくるね」

エレン「おう、頼んだ」

ジャン「あとは女神がくるのを待つだけってか」

アルミン「ねぇ、泣いていい?」

コニー「お、来たみたいだな」

エレン「さぁ、どんな顔するか見ものだぜ」

ガラッ

クリスタ「あ、みんな早いね、もう来てたん…」ムギュ

蛇(ぬいぐるみ)「」メガミニフマレテル、ハァハァ

クリスタ「…」

クリスタ「…」ジワァ

エレジャンコニマル「!?!?」

エレン「え?クリスタ?なんで泣いて…」アタフタ

ジャン「な、何も泣くこたないだろ!?」アタフタ

コニー「え?え?え?」アタフタ

マルコ「こ、こんなとこユミルに見られでもしたら」アタフタ

ガラッ

ライナー「ん?どうした?クリスタ、こんなところで立ち止まって?」(結婚しよ)

ユミル「お、私の天使じゃねぇか、ほらさっさとメシ食おうぜ」(結婚してくれ)

クリスタ「…」ポロポロ

ライユミ「!!!?」

ライナー「…おい、これはどういうことだ?」ゴゴゴゴゴゴゴ

ユミル「…てめぇらがやったのか?」ゴゴゴゴゴゴゴ

エレジャンコニマル「」

ライナー「…否定しないってことは、そうなんだな」ゴゴゴゴゴゴゴ

ユミル「…覚悟はできてんだろうな?」ゴゴゴゴゴゴゴ



ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!



クリスタ「私、ヘビさん踏んじゃったかと思って…きっと凄く痛いし苦しいよね…本物じゃ無くて安心したよ」グスッ

アルミン「うん、ごめんね…」ナデナデ


…その日の夜、四人は鎧の巨人と禿の巨人に襲われる夢を見た…

―翌日―

エレン「アニの驚いた顔が見たい」

アルミン「…また?」

マルコ「あ~わかる」

コニー「確かに」

ジャン「二日連続でお前に同意するとはな」

エレン「そこで取り出したるはこの十分の一スケール、アルミン人形」

アルミン人形「」オッシャヤッタルデ

アルミン「おいちょっとまて」

エレン「こいつを食堂の入り口に置いておく」

ジャン「本物と間違えるはずないから、泣く心配もないだろ」

コニー「お前ら…天才か!?」

アルミン「そろそろ怒るよ?」

マルコ「じゃあ、置いてくるね」

エレン「おう、頼んだ」

ジャン「あとはアニがくるのを待つだけってか」

アルミン「せめて、僕の許可とってからやろうよ」

コニー「お、来たみたいだな」

エレン「さぁ、どんな顔するか見ものだぜ」

ガラッ

アニ「…」ムギュ

アルミン人形「」ア、アニノアシッ…ウッ…フゥ

アニ「…」

アニ「…」ジワァ

エレジャンコニマル「!?!?」

エレン「え?嘘だろ?いやマジで…」アタフタ

ジャン「な、なんで泣くんだ!?お前そんなに涙腺弱かったか!?」アタフタ

コニー「え?え?え?」

マルコ「いや、でも昨日みたいなことには…」アタフタ

ガラッ

ライナー「お!アニか!そんなに男はべらせてどうした?」

ベルトルト「ライナー…そうやってすぐからかうのやめなよ」

アニ「…」ポロポロ

ライベル「!!!?」

ライナー「…またお前らか…まさかアニまで泣かせるなんてな…」ゴゴゴゴゴゴゴ

ベルトルト「…ふーん…ライナーが昨日言ってたのって、これのことか」ゴゴゴゴゴゴゴ

エレジャンコニマル「」

ライナー「…おう…わかってんだろ?これから起こること」ゴゴゴゴゴゴゴ

ベルトルト「…少し…お仕置きしないとね…」ゴゴゴゴゴゴゴ



ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!



アニ「…アルミン…死んじゃったかと…」グスッ

アルミン「なんであの大きさで僕と思ったのかは聞かないけど、ごめんね…」ナデナデ


…その日の夜、四人はウォール・マリアの惨劇の夢を見た…

―翌日―

エレン「サシャの驚いた顔が見たい」

アルミン「…ほんと懲りないね…」

マルコ「あ~わかる」

コニー「確かに」

ジャン「意外とオレら相性いいのか?」

エレン「そこで取り出したるはこの芋」

芋「」

アルミン「あ、もう読めたわ」

エレン「こいつを食堂の入り口に置いておく」

ジャン「まさかあいつもこれを生き物と間違えたりはしないだろ」

コニー「お前ら…天才か!?」

アルミン「さぁて、とばっちり受けないようにしないと」

マルコ「じゃあ、置いてくるね」

エレン「おう、頼んだ」

ジャン「あとは芋女がくるのを待つだけってか」

アルミン「…今日は誰がキレるかな…」

コニー「お、来たみたいだな」

エレン「さぁ、どんな顔するか見ものだぜ」

ガラッ

サシャ「さーて!今日の夕飯はなーんでーすかー!」グシャ

芋の残骸「」

サシャ「…」

サシャ「…」ジワァ

エレジャンコニマル「!?!?」

エレン「ちょっとまて!泣く要素がどこにあった!?」アタフタ

ジャン「これはホントに意味がわからねぇ!?なんでないた!?」アタフタ

コニー「え?え?え?」

マルコ「いや、でもまさか、三日連続なんてことは…」アタフタ

ガラッ

ライナー「おいサシャ、また俺の飯奪うために待ってたのか?」

キース「うるさいぞ、貴様ら!飯くらい静かに食えんのか!」

サシャ「…」ポロポロ

ライキース「!!!?」

ライナー「…いい加減にしろ…お前ら、女を泣かせる趣味でもあるのか?…」ゴゴゴゴゴゴゴ

キース「…どういうことだ…一人の女をよってたかって…」ゴゴゴゴゴゴゴ

エレジャンコニマル「」

ライナー「…もう堪忍袋の緒が切れた…死にたい奴から前に出ろ…」ゴゴゴゴゴゴゴ

キース「…本来なら私的制裁は禁じているが…今日の私の目は曇っているらしい…」ゴゴゴゴゴゴゴ



ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!



サシャ「…ご飯粗末にしたら、地獄におちるてぇ…」グスッ

アルミン「いや、ホントごめんね…」ナデナデ


…その日の夜、四人は鎧の巨人に食われ、腕しか残らない夢を見た…

―翌日―

エレン「ミーナの驚いた…――――


ミカサ「なんでエレンは私の驚いた顔を見たがらないの?」

アルミン「さぁ、本人に聞いたら?」ハァ…

 おしまい

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