【けいおん×ココロコ】唯「…あいつは誰なの?」永瀬「…そ、それは…」 (152)


SS二作目

けいおん!とココロコネクトのクロスSSデス。

ココロコのキャラは原作後五年ぐらいの設定デス。

けいおんは漫画一巻から

よってネタバレありデス。

キャラ崩壊ないように頑張ります。

細かいことは(ry

それでは、よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400856168

永瀬(あの嵐のような高校生活が過ぎて、もう5年…)


永瀬(高校教師としての社会人生活が始まる)


永瀬(今日は稲葉んとお茶会中だ)


稲葉「で、プロ教師としての一年目はどんなとこなんだ?」


永瀬「女子高だよ!」


稲葉「うわぁ…そりゃ大変だな」ニヤニヤ


永瀬「何その反応…別に何もしないし」ハハ


永瀬「でも私的にはありがたいかな」


稲葉「え?なんで」キョトン


永瀬「だって、私進路相談の先生だよ?」


稲葉「うん」


永瀬「共学だったら恋愛ごととか相談されそうじゃん」


永瀬「例えば、三角関係とか…」ニヤ


稲葉「おい」チョップ

稲葉「まったく…」


稲葉「学園祭とかの時見物に行くからな?」カクゴシトケヨ?


永瀬「え」


稲葉「というわけだから、高校の名前教えとけよ」


稲葉「冗談じゃなくて、ヤツらが来るかもしれない…」ウツムク


永瀬「…うん、注意しとく」


稲葉「で、何て学校だ?」


永瀬「え~と、」




永瀬「桜が丘女子高等学校てとこだよ!」

永瀬(入学式とか始業式とか終わったけど…)


永瀬「やることない!」


永瀬(進路相談の先生で常勤て普通ないのは


永瀬(最近の子達は相談に来ないから?)


永瀬(いや、まてまだ4月なのに悩み持ってる子いたら


永瀬(それはそれでマズイのか?)



コンコン…ガチャ



永瀬「は、はい!」


さわ子「ごめん、驚かせちゃった?」クス


永瀬「さわ子先生ですか」モォー

永瀬(さわ子先生はごっさんの知り合いということもあり


永瀬(赴任する前から善くしてもらっている)


永瀬(もう、飲みにも何回か行った)


永瀬(ただ…)



さわ子「伊織先生、このお菓子貰っていい?」ゴソ







永瀬(進路相談室にサボりにきてるんじゃないのか?)

さわ子「いや、今日はサボろうと思ってきたわけじゃないのよ」


永瀬「いつもはサボりだったんですか」ハハッ


さわ子「あ、本音が」


さわ子「そうじゃなくて、今日は伝えたいことがあって」


永瀬「はい?」


さわ子「おととい、一年生が二人軽音部に入部希望できたのよ」


永瀬「確か…廃部寸前の?」


さわ子「そうそう、それで、


さわ子「うちの学校、四人いないといけないじゃない?」


さわ子「一人見つかったみたいだけど…」


さわ子「だから、迷ってるって子がきたら


さわ子「それとなく、薦めてくれない?」


永瀬「はぁ、わかりました」


さわ子「ありがと、私次授業だから、じゃあね」ノシ


ガチャ









永瀬「部活…か」

投下終

よろしくデス

少し投下します

唯(こんにちわ、平沢唯です。)


唯(入学してもう二週間がたちますが…)


唯「う~ん」ヘナー


和「どうしたの?唯」


唯「あ、和ちゃん…実はまだ部活決めてなくて…」


和「え!?もう学校始まって二週間経ってるのよ?」


唯「でも、私、運動音痴だし、文科系の部活もよくわからないし」


和「帰宅部じゃだめなの?」ソウイッテミレバ


唯「高校生だよ?青春したいじゃん」

唯「やっぱり何かしたい!」


和「だからって適当に入部するわけにもいかないし…」


和「進路相談の永瀬先生のとこ行ってみる?」


唯「何それ?」


和「この前生徒会の子と一緒に行ったんだけど」


和「可愛くて若い先生だし…」


和「何かアドバイスくれるかもよ?」


コンコン


永瀬「はーい」


和「永瀬先生、こんいちわ」


永瀬「和ちゃん!こんにちわ」


唯「えと…」


永瀬「そちらは?」


和「私の幼馴染の唯です」


唯「始めまして、平沢唯です」ペコリ


永瀬「こんにちわ、永瀬伊織です」ペコリ


唯(何かかわいい人だなぁ)




永瀬(この子…何かキャラかぶってね?)


和「実は…ゴニョゴニョ…」


永瀬「なるほど…唯ちゃんはどんな部活がいいのかな?」


唯「え~と、楽しく、仲良くできる部活がいいなぁ」


永瀬「ふむふむ、どちらかというと文化部?」


唯「運動音痴なので」ハハ


永瀬(それじゃあ…)


永瀬「軽音楽部ってとこが人数が一人足りなくて…」


永瀬「このままじゃ廃部らしいんだよね…」


永瀬「特に決めていないならどう?」


唯「ケイオンガクブ?」


唯「よくわかんないけど、やってみようかな!」


和「唯、楽器できるの?」


唯「カ、カスタネットとか…」


唯「伊織ん先生~、放課後付いてきてくれませんか~?」


永瀬「いいけど…」


永瀬(あだ名のつけ方もかぶってるし…)


和「私からもよろしくお願いします…」


和「この子、一人だとあらぬ誤解とかうけちゃいそうだし」ハァ


唯「そんなことないよ!私はできる子なのです」キリッ


永瀬「じゃあ、付いてこなくていい?」ニヤニヤ


唯「すいません、付いてきてください」

投下終
スレタイ通り現象は出すつもりデスが、
その話はまだ先なので、しばらくは軽音部のターンデス。
よろしくお願いします。

投下
間があいてすいません

(放課後)

唯「先生、帰ろうとしてなかった?」ジト


永瀬「そう?気のせい、気のせい」ニヤニヤ


永瀬(軽音部か…私、音楽とかよくわからんのだが…)


永瀬「音楽室だったよね?」


唯「うん、何か不安になってきた…」ウツ


永瀬「大丈夫!同学年の子なんだから」


唯「そうだね!」

(一方、音楽室)

律「ヤバイ!部員が見つからない!!」アセアセ


澪「だから言っただろう? やっぱり私は文芸部に…」


紬「まぁまぁ、きっときますよ」


コンコン



律澪紬『!? はい!!』


ガチャ


永瀬「こんにちわ、軽音部であってる?」


永瀬「入部希望の子連れてきたんだけど」




律「本当ですか!?と、その前に…どなた?」キョトン


永瀬(やっぱり知名度低いのね…)


永瀬「進路相談の永瀬伊織だよ」ハハハ


永瀬「部活決めれなくて悩む子がいたから…」


唯「え…と、その…」モジモジ


永瀬「唯ちゃん、何してるの?こっちこっち」テマネキ


唯「えと、平沢唯です、こ、こんにちわ」


澪「平沢さん、本当に入部希望なのか…?」


唯「うん、ただ伊織ん先生に薦められて」エヘヘ


永瀬(そのあだ名定着させる気なのかな?)


紬「先生、なんで平沢さんを軽音部に連れてきたんですか?」


永瀬「音楽の山中先生に頼まれててね…


律「ありがたや、山中先生」

(全員席について)

澪「ところで平沢さんは…」


唯「あ!唯でいいよ!」


澪「ゆ、唯は何か楽器できるの?」



唯「…」





唯「…か、カスタネット」
律「はい、カスタネット」ミツケタ

唯「…」


永瀬「唯ちゃん、見栄張るの止めた方がいいよ」


唯「軽音楽ってギターとかのことだったの!?」キョウガク


律「それすら知らなかったのか」


唯「どうしよう、私できるかな…」


律澪紬(どうにかしてフォローしないと…)


澪「じゃ、じゃあ一度私たちの演奏を聴いてみないか?」


律「そ、そうだ、それから決めてよ」


唯「え!演奏してくれるの!」wktk


永瀬「期待してるね」wktk




澪(二人ともハードルあげないで)


(演奏中)
~~~~♪


唯・永瀬「おおぉー」パチパチ


律澪紬「…!」ニパァ


唯「皆さん…」


唯「あんまりうまくないですね!」


律澪紬コケッ


永瀬(正直に言っちゃいけないでしょ)ハハ


唯「でも、何か楽しそうな雰囲気は伝わってきました」


唯「私、入部します!」


律「やったー」バンザーイ


澪「ありがとう!これからがんばろう!」ガチッ


唯「あ、でも私楽器できないし…」


唯「マネージャーとかどうかな?」


律「運動部じゃないんだから」ハハハ


紬「そうだ!この際ギターしてみたらどう?」


澪「そうだな、この部ギターいないし」


唯「で、でもギターって難しそうなイメージが…」


律「大丈夫!わかるところは教えてあげるし」


唯「そうだね!さっきの演奏聞いたら私にもできる気がしてきた!」


永瀬「失礼だな、おい」ww


永瀬「この部、人数は揃ったけど、顧問はいるの?」ソウイエバ


律澪紬「あ…」


律「そういえば…」


澪「どうしよう…」


唯「そんなの伊織ん先生がやればいいじゃん」


永瀬「え、顧問てやっぱ楽器できないと…」


紬「だ、大丈夫です!お、お菓子もありますよ!」


永瀬「先生を食べ物でつるな!…おいしい」パクッ


律「顧問になれば食べ放題だぞぉ~」コソ


永瀬「で、でも相談室にもお菓子はあるし…」


唯「でもレベルが違うよねぇ」アムアム


永瀬「失礼だな、おい」


永瀬「わかったよ、やるよ、やりゃいいんでしょ!」


律澪紬唯「やったー!」

投下終
また溜まったら投下します。

少し投下します

(進路相談室)

永瀬「……てなわけですよ」


さわ子「へぇ、よかったわ、廃部にならなくて」


永瀬「でも、私顧問にならされたんですけど…」


さわ子「いいじゃない、どうせ暇なんだし」


永瀬「暇じゃないですよ、たまに生徒来てくれるし…」


永瀬「それに、楽器なんかわかんないんですよ」


さわ子「そこは私がたまに見に行ってあげてもいいわよ」


永瀬「さわ子先生って、軽音部のOGでしたよね?」


さわ子「そうよ、これでも上手いのよ?」ナンデシッテル?


永瀬「それはもちろん、ごっさんから聞きましたよ」


さわ子「龍善くん、まさかあなたに…」
永瀬「見ましたよ?」デスデビル


さわ子「あいつ今度あったら…」


永瀬「ごっさんご愁傷さま」


さわ子「ま、いいわ」


さわ子「日取り決めたらおしえて?」イクカラ


永瀬「ありがとうございます、ただ…」


永瀬「唯ちゃん、今日ギター買いに行きますし」


永瀬「まだ先だと思いますよ」ハハハ


さわ子「頑張って学園祭には出て欲しいわね」


永瀬「?どうしてですか?」


さわ子「衣装作りたいのよ」チガサワグ


永瀬「あ、はあ…」?


(放課後)

永瀬「楽器店なんて初めてだな~」


唯「私も~」


律「私はよく来てるよ、なぁ!澪」


澪「律の初めのドラムもここで買ったんだよな」


律「そうそう」


紬「私もよく来るわよ~」チガウイミデ

(10GIA)

カランコロン

店員ラッシャセー


唯「うわぁ!ギターがいっぱい!!」


唯「でも、いろいろありすぎてどれを選べば…」


唯「何か基準とかあるのかな?」


澪「もちろん、音色や重さ色々と…」


澪「女の子は軽いもの選んだ方がいいと…」
唯「あ!このギター可愛い!」


澪(聞いてねぇ)


律「そのギター、15万もするぞ?」タケェ


唯「うわ、ホントだ」5マンジャ…


紬「唯ちゃん、そのギター欲しいの?」


唯コク


紬「少し値切ってくる~」


永瀬(着いて行こう…)

投下終
キャラ崩れてきた気がする…

投下します


紬「すいませ~ん」


店員「はい、どうなさいました?」


紬「あのギターまけて欲しいんですけど…」


店員「え、何を…あなた社長の!?」





紬「5万円で売ってくれるって~」


律澪唯『何した!?』


永瀬(いくら社長の娘でも…やりすぎでは?)


永瀬「すいません、無理言っちゃって…」


店員「いえいえ、いつもお世話になってますから…」


店員「…」


店員「…永瀬?」


永瀬「あれ?もしかして城山君?」


永瀬「こんなところに就職してたとは…」キョウガク


城山「そちらは何してるんだ?」


永瀬「高校の先生、今は部活の付き添い」


城山「へぇ、永瀬らしいな」


永瀬「瀬戸内さんとはどう?」


城山「ぼちぼち、そちらは?」クスクス


永瀬「未だに独り身ですよー」プクー


城山「望みが高すぎるんだよ」ハハ


永瀬「そうかな~?」

センセー


城山「よんでるぞ?」


永瀬「はーい!…じゃあまたね」


城山「おう、お嬢様によろしく伝えといてくれよ」


……
………


唯「ギター!」


律「よかったな!」


唯「うん!あ、ところで…」


唯「伊織ん先生、店員と何話込んでたの?」


永瀬「うん?高校の同級生でね…」


律「もしかして…元カレ?」フフ


永瀬「違うよ」チョップ


澪「先生、共学だったんですね」


永瀬「そうだぞー、これでもモテてたんだぞ?」


律「でも、独り身…」ボソ


永瀬「うるさい」テイッ


律イテッ

(数日後)

唯「う~ん…コード難しい…」


永瀬「うわぁ、どうなってんの?」ユビ


さわ子「大丈夫すぐ慣れるから」


律「でも、初心者にしては…」


ガヤガヤ




永瀬(そう言えば来週テストだよなぁ)

(テスト後)

唯「追試なった~~!」グスグス


永瀬「やっぱりか…」


紬「他のみんなはどうだった?」


律「もちろん、余裕だぜ!」エヘン


澪「前日、私に泣きついたのはだれかなぁ」ニヤニヤ


律「あっ、ばらすなよ!」

投下終

投下します


永瀬(みんなの協力で唯ちゃん、無事合格したみたいです)


澪「バンドの強化合宿をしよう!!」


唯「合宿?なんで?」キョトン


澪「夏休みが明けたら、学園祭だろう?」


律・唯『が、学園祭!?』


律「私お化け屋敷やりたーい!」


唯「メイド喫茶!!」


永瀬「そうじゃないって」

]
澪「もうバンド組んでかなり経つのに


澪「まだ本格的に練習すらしてない」


澪「これじゃライブできないだろう?」


律「あ~、なるほど」


唯「でも、お金かかるんじゃない?」


澪「ぶ、部費は?」


律「あまりないてか、もらってない」ナンデ?


永瀬(もしかして…)


永瀬「ムギちゃん、別荘とか持ってる?」
紬「ありますよ~」


律・唯・澪『どんだけだよ!!』

(別荘着)

唯「海きれーい」スゲー


律「でけぇ別荘だな」


紬「ごめんねぇ、一番小さいところで」


永瀬「これで一番小さいの!?」

………
……



澪「さあ、荷物も置いたし、れn…」
律・唯「海だぁーーー!」


澪「…え、ちょ」


澪「練習を…先生とムギも何か言って…」


紬「二人とも待って~」


永瀬「澪ちゃんも早く着替えたら?」オクレルヨ?


澪「…はい…」


唯・律ワーワー


律「…!」チラ


澪・永瀬「…?」


律「ええーい!!」ボールナゲ


ボスッ


澪「何で?」


永瀬「胸に手当てて考えてみな」


律「遊んだな~」フゥ


永瀬「あれ、練習しなくていいの?」


澪「もう、みんなが遊ぼうとか言うから…」


律「一番楽しそうに遊んでたじゃん」w

………
……



澪「さ、練習がんばるぞー!」

オオー!


永瀬「よくわかんないけど、すごいスタジオ…」


律「ホントだ、こんな機材使うの始めてだ」

ジャラーン

紬「すごい!弾けるようになってる!」


唯「えへへ//すごいでしょ?」


澪「あとは細かい技術だけだな」チョーキングトカ


永瀬チョーキング…


永瀬「…」ギュ

律ギブギブ



澪「先生、何やってるんですか…」

(風呂)

唯「気持ちい~」ノビー


澪「これなら心配する必要もなかったな」


紬「唯ちゃんすごくうまくなってたものね」


永瀬・律『だから遊ぼうっていったじゃん!』


澪「先生まで…」


唯「伊織ん先生スタイルいい~」


永瀬「そう//?」テレテレ


律「そうだな~なのになんで」ヒトリミナノカ…


永瀬「りっちゃん、こっちおいで」ピキピキ

(寝室)

律「合宿といえば恋バナだろう!」


唯「私たち女子高だよ?」


律「そこは経験豊富そうな伊織ん先生に」


澪「まだめげてなかったのか」


永瀬「別に経験豊富じゃないし」


永瀬「話すほどのことは…」


紬「私も気になるわ~」


永瀬「ムギちゃんまで…」


永瀬「て言っても、特にないよ」


永瀬「厳密に付き合ってた人はいないし」


律「厳密に…?」


唯「つまり意中の方はいらっしゃったのですか!」


永瀬(墓穴掘った…)


永瀬「いちよね…大学では誰とも付き合ってないし」


律「ええ~キスしたとかは?」


永瀬「あるともいえる…かな」


澪「どういうことですか?」


永瀬(言えるか!)


律「何ソレ気になる~」


永瀬「あーもうこの話はおしまい!みんな寝る!」

ハーイ…

投下終
ゆっくりですがお付き合いください

少し投下します

(休暇後、相談室)

永瀬「部活動申請だしてなかった!?」


律「すいませーん!!」


永瀬「もう、で大丈夫だったの?」


唯「うん、和ちゃんが何とかしてくれた!」


永瀬「本当大変ね、和ちゃん…」

(放課後)

永瀬(今日はさわ子先生の指導日です)


さわ子「合宿どうだった?」


永瀬「楽しかったですよ、さわ子先生も来られたらよかったのに」


さわ子「いきたかったわよ!」ゴウカナベッソウ…

……


ガチャ

ガヤガヤ…


律「あ!ちょうどいいところに!」


唯「さわ子先生ですよね!?」デスデビル


さわ子「…」


永瀬「…」




さわ子「おい、永瀬」


永瀬「わ、私のせいじゃないですよ」

紬「先生OGだったんですね!」


澪「でもヘビメタとは…」ハゲシイ


さわ子「せっかくおしとやかキャラで通してきたのに…」


唯「大丈夫!誰にも言わないから!」


律「私たち口堅いし!」


永瀬(うそ臭いなぁ)w

さわ子「まあいいわ」ヨクナイケド


さわ子「学園祭でやる曲は決まったの?」


澪「はい、聴いてもらえますか?」


さわ子「やってみなさい」

ジャ ジャーン

澪「と、いう感じのオリジナルなんですけど…」


さわ子「う~ん、細かなテクニックとか


さわ子「色々とあるけど…この曲」


さわ子「歌詞はないの?」


一同「あっ」

投下終

忘れられないよう
投下します


さわ子「オリジナルってことは歌詞も作らないと…」


澪「あの、歌詞作ってみたんです」


唯「へ!見せて見せて!!」


澪「…で、でも恥ずかしい//」


律「見せなきゃ意味ないだろ」w


澪「う、うん」

フワフワタイム

律・さわ子・永瀬「………」


律・さわ子・永瀬(う、うぉーかゆい…)



澪「だ、駄目かな?」ナミダメ


律「い、いやそういうわけじゃ…」


永瀬「唯ちゃんたちはどう思う?」アセアセ


唯「すごくいい~」ウットリ


律(なぜ!?)


律「ムギはどう思う?」


紬ウットリ





律・さわ子・永瀬(超うっとりしてるー!?)


永瀬「ま、まぁ歌詞はこれでいいとして


永瀬「誰が歌うの?」


律「そりゃ作者の…」


澪「へ!?私こんな恥ずかしい詩歌えないよ!」


律「おい」ユイヤッテミル?


唯「私歌うまくないし~」ワザトラシク


律「じゃあムギやってみる?」


唯「ごめん、歌いたいです!」


澪「やっぱりまだ歌いながら弾けないよなぁ」


さわ子「よし!唯ちゃん!」


唯「はい!!」


さわ子「一週間付きっきりで練習しましょう!」


唯「ホントですか!」ニコニコ


さわ子「まずは歯ギターのやり方から…」


永瀬「あの歌詞のどこで使うんですか」w

(一週間後)

さわ子「みんな!待たせたわね!」ダッ


さわ子「さぁ、唯ちゃん!」

唯コク

ギャイィン!

オオォー


澪「すごい!明らかに上手くなってる!」



唯「…」




唯「ぎみを見でると、いづもハー…」ガラガラ



律「おおおい!?」


さわ子「練習しすぎちゃった/」テヘ


唯「声枯れちゃった/」テヘ ガラガラ


律「ダメじゃん!!」


紬「そんな…じゃあ誰がボーカルを?」

永瀬「そりゃあ作詞者の澪ちゃんが…」



澪「…」



澪プスー




永瀬「み、澪ちゃん!?」

(相談室)

さわ子「よし!衣装作るぞー!」オー

永瀬「…」


さわ子「伊織先生反応薄くない?」


永瀬「いや私裁縫そこまで得意じゃないんですけど…」


さわ子「それでもある程度はできるでしょう?」


永瀬「少しは…」


さわ子「じゃあやるわよ!」


永瀬「…はい…あ!明日は用事があるので付き合えないんですが…」


さわ子「大丈夫!今日中に終わるから!」トイウヨリモウハンブンハオワッテル


永瀬「私が手伝う意味あります?」w

(翌日)

永瀬(昨日はなんとか衣装を作り終えました)ツカレタ


永瀬(放課後、澪ちゃんは一行歌ったら倒れました)ダイジョウブカナ?


永瀬(あと数日で学園祭!頑張って!)


永瀬(それで…今日は昨日話していた用事がある)


永瀬(実は今日の用事というのは… ナント!?


永瀬(海外にいた太一が久々に帰国したので、文研部でパーティーすること!)

(とある駅前)

永瀬ハァハァ

青木「おーい!伊織ちゃーん!」手フリフリ
永瀬「ごめんー!唯!待った!?」サッ…

桐山「ううん、私も今来たところ」


青木「伊織ちゃんサラッと無視しないで!?」


青木「あと唯は今一緒に来たところでしょ!?」


桐山「もう、うるさいなぁ、いつものことでしょう?」ニヤニヤ


永瀬「そうそう、いつものことでしょ?」ニヤニヤ



青木「それはそれで傷つくよ…」


青木「てか、伊織ちゃん学校からそのまま来たの?」スーツダシ


永瀬「うん、学園祭の準備でね…」


桐山「進路相談の先生なのに?」


永瀬「成り行きで部活の顧問になりまして…」


桐山「伊織が!?」


永瀬「その言い方ひどくない?」w


青木「さ、駄弁ってないでそろそろ稲葉ちゃん家行こ」

投下終

本当だ、すいませんミスです。


訂正:青木「さ、駄弁ってないで、稲葉っちゃん家行こ」

お久しぶりです。
投下します。

(八重樫邸)

ピンポーン


稲葉「よう、三人とも久しぶり、って伊織はこの前あったな」


青木・桐山「久しぶり~」


永瀬「まあ…久しぶり、太一は?」


稲葉「長旅疲れで朝帰ったら、そのまま寝てる」


桐山「それじゃ、太一お疲れじゃ?」


稲葉「いや、もう10時間は寝てるし大丈夫だって」


八重樫「おう、もう大丈夫」サッ


永瀬「太一!久しぶり」キュウニデテキタ


桐山「そうね、1年ぶりくらい?」


稲葉「うん、さ!立ち話もなんだし、中に」


永瀬「うぉ、すごい料理」


稲葉「へへ、張り切り過ぎちゃった」


桐山「ホントすごいね!」


八重樫「わざわざすまないな」


稲葉「太一のためだったら//」テレテレ
永瀬「初めからデレばんやめろ」


桐山「ご飯も冷めちゃうし、始めようよ!」ハヤクタベタイ…


永瀬「そうだね!じゃあここは、部長の私が…」


八重樫「こういうときに限って部長だすよな…」


永瀬「一言余計!w それではみんなかんぱーい!」

カンパーイ!


青木「そう言えば、勝手に始めちゃったけど、ふたりはこないの?」


稲葉「少し遅れますってlineのグループに来てたぞ」


桐山「義文、見てなかったの?」


青木「仕事中に充電切れてて…」エヘヘ


桐山「電車の中でゲームしてたからでしょ?」


青木「…」


八重樫「お前、少しバカになってないか?」

ピンポーン

青木「ん?誰?」


八重樫「二人が来たんじゃないか?」


ハーイ

ガチャ


円城寺「す、すいません、遅れました~」


宇和「お久しぶりッス」


八重樫「久しぶり、今始めたところだし、大丈夫だよ」


永瀬「久しぶり紫乃ちゃん!」


円城寺「久しぶりです!」


永瀬(何かデジャブ…)



宇和「ところで何の話してたんですか?」


八重樫「まだそれすら始めてないよ」


桐山「太一がどうしてたかはグループで二人が話してたし…


桐山「そうだ!伊織の先生してるって話!」


永瀬「え~わたし?」


円城寺「女子高でしたよね?」


永瀬「うん、そうだよ~」


青木(女子高…)


青木「ねえねえ、伊織ちゃん、百合の子って本当にいるの?」ヨッパライ


永瀬「テンプレな質問するな、いるよ…たぶん」


永瀬(たくあんとか…)


稲葉「それで、何で軽音部の顧問やらになったんだ?」


永瀬「受け手がいなくて…」エヘヘ


宇和「まあ、そんなとこだと思いましたよ」


永瀬「何かムカつく」ム


桐山「でも、楽しいんじゃないの?」


永瀬「そこそこにはね、部員も4人しかいないから…」


永瀬「最近は学園祭の準備で忙しくて」ヤレヤレ


円城寺「学園祭ってその子たちがライブするんですか?」


永瀬「そうそう、みんなガチガチに緊張してる」w


稲葉「学園祭か…あ、そう言えば…


稲葉「学園祭のとき遊びに行くって約束だったよな?」


桐山「そんなこと約束してたの?」


永瀬「そうだったね、今週の日曜日だけど…来るの?」
青木「よっしゃ!いこうぜ!」
永瀬「あ、男は招待券ないと入れないから無理」


青木「…」


桐山「紫乃ちゃんは?」


円城寺「すいません、仕事入ってて…」


八重樫「じゃあ二人で行ってきなよ、青木は俺が預かるから」


桐山「よろしく~」





青木「今日俺へのイジリ激しくない?」

今日もう少し投下すると思いますが
投下終

(後日、学園祭当日)

稲葉「というわけで、来たけど…」


桐山「本当に女の子ばっかり」


稲葉「これじゃあ、男が招待制なのは納得だな」


稲葉「唯、伊織にlineした?」


桐山「うん、音楽室にきてって、地図付きできた」テカ、ジブンデミロヨ


稲葉「誰かさんの夫みたいに電池を浪費したくないんだよ」


桐山「連絡で使わずして何が携帯よw」

(音楽室)

稲葉「ここか…」

コンコン…

ガチャ


澪「そ、そんな恥ずかしい格好で歌えませんよ~!」

さわ子「そう?これまだ落ち着いてるほうだけど」ホレホレ

永瀬「澪ちゃん、着て見なさいって」ホレホレ

澪「先生たち自分で着替えれますから~!//」ヌガサナイデ~!


桐山「あ………」

稲葉「……」


永瀬「へ?」


稲葉・桐山「……」

シツレイシマシタ

ガチャ


永瀬「ちょ、ちょっとまって!言い訳させて!」


稲葉「一瞬そっちに目覚めてんのかと思ったぞ」


永瀬「少し調子乗ってました…」


さわ子「そうですよ、伊織先生」
律「あんたも一緒にやってたろ?」


唯「伊織ん先生の友達思ったより普通…」ガラガラ


律「伊織ん先生だからこそじゃないか?」


永瀬「…言い返せない」グッ


桐山「もう少しでステージ行かなきゃいけないのに


桐山「お茶なんかしてていいの?」


永瀬「大丈夫!それがウチのモットーですから!」


律・唯 エヘン!


稲葉「いいのか本当に」ヒトリガチガチダゾ


澪「そ、そそそんなことないですよ?」


桐山「ガチガチじゃん」

(しばらくして、講堂客席)

稲葉「伊織、ステージ袖にいなくていいのか?」


永瀬「うん、さわ子先生もいるし」


桐山「あの子たち楽器持つと雰囲気変わるね~」

~♪(演奏中)♪~


稲葉「いや、うまいな!?」


永瀬「何であんだけ練習しないでアレできるのか…」

(演奏後)

澪ミンナアリガトー

稲葉「うまくいってよかった…」



澪 キャッ

ドテッ シマシマ


稲葉・永瀬・桐山・「…///」



永瀬「トラウマものだね…」


律「いや~みんなお疲れ!


澪「…」グス


律「澪いつまでしょ気てんだよ」ハハ


紬「よかったよ?澪ちゃんの歌」


律「ファンクラブまでできたらしいぞ?」


澪「嬉しくない!!」


ハハハ…













???「……あれは…ちょうどいいんじゃないんですかねぇ…」

投下終

投下します
書くとネタ尽きるので、
あずにゃん入部まで割愛します

(音楽室)

唯(こんにちわ!平沢唯です!!)


唯(新歓ライブも終わり、軽音部に仲間が1人増えました!)


唯(その名は…!?)


唯「あずにゃん!!」


梓 ビクッ


梓「なんですか唯先輩、いきなり叫んで」アト、アズニャンッテ…


紬「梓ちゃん、馴染んできたねぇ~」


梓「もぉ~、で今日こそれんsy」


ガチャッ!


律「大変だぁー!!」


律「大変だ!!早くみんな席について!!」


唯「どうしたの?そんなに慌てて」


律「とりあえず、座ってくれ」


梓(何このまじめな律先輩…)

…着席…


律「実はな…澪と私が…」


一同 ゴクッ


律「さっき魂が入れ替わってたんだ!!」





梓「は、はぁ~、ドッキリのつもりですか」


唯「完成度低すぎない?」


澪「い、今は入れ替わってないというかその…」


紬「さっき入れ替わってたってこと?」


澪「う、うん…いや、でもそんなことあるわけない」


律「ええぇ!何でさっき確かめたじゃん!?」


澪「だって現実に起きるわけないじゃないか!?」


律「じゃあ、私が職員室に行ってるつもりでトイレに行ってて


律「澪がトイレに行ってるつもりで職員室に行ってたのか?」


澪「そ、そう、きっとそうだ!」


律「それだったら何で私が持ってた書類が職員室前に落ちてたんだよ?」


澪「そ、それは…」


唯「まぁまぁ、考えてもわかんないものはわかんないよ」


唯「それより、ムギちゃんのケーキ食べようよ~!」


紬「今準備するね~」



梓(練習は…)

投下終
なるべく早く投下します

長らく間を空けてしまい、申し訳ないです。
投下します。

(翌日、放課後)

律「今日もムギのケーキがおいしい~♪」モグ


澪「…結局、昨日のヤツは何だったんだろうな?」


律「やっぱ、何かの間違いだよ、あ~うまい」モグモグ


澪「そうだよな!」


梓「…あの~、そろそろれんs」


唯「あ!、お弁当箱、教室に忘れてきちゃった」トッテクル!


バタンッ


梓「…」


紬「どうしたの?梓ちゃん」


梓「何でもないです…」

梓(いい加減練習しないのかなぁ…はぁ…)

次の瞬間、意識が途絶え、
気が付くと、二年生の教室にいた。



梓「あれ、何で私二年生の教室に?」


梓(え、私の声じゃない?どういう…)

梓は自分の体を見て、驚愕した。


梓「ゆ、唯先輩?」


唯(梓)「何で?もしかして昨日の先輩達の…」





憂「あ!お姉ちゃん!」

憂「さっき、お弁当箱忘れてたみたいだから、」

憂「お姉ちゃん、もしかして探してた?」ゴメンネ?


唯(梓)……(ヤバイ、どうしよう?)


憂「どうしたの?具合悪いの?」


唯(梓)「いや、そうじゃなくて…」


唯(梓)「ご、ごめん!ちょっと音楽室行ってくる!!」アトデネ


憂「ええ!?お、お姉ちゃん!?」

(音楽室)

澪「…これはどういうこと?」


唯(梓)・梓(唯)『入れ替わったみたいです』


律「やっぱり昨日のは本当だったのかよ…」


紬「それって本当なの?」ドコカヘン?


梓(唯)「うん、これがなってみると、『こんな感じか』ていう感じ」ヘラヘラ


澪「どう思う律?」


律「こりゃ完全に入れ替わってるだろ、


律「梓がこんなにヘラヘラしてるの見たことないし、


律「唯がこんなに俯いてるのも見たことない」


澪「本当なのか、誰か説明してくれよ」


律「とは言っても、説明できないよなぁ」


ガチャ


???「…説明してほしいですか…?……」

律「え!?さわちゃんいつからいたの?」


さわ子「…さっき」


梓「先生もしかして聞いてました?」モドッテル


さわ子「…まぁ」


澪「どうしたんですか?体調でも…」


紬「澪ちゃん、その人…」

唯「あなたさわちゃんじゃない?」

律・澪・梓『えっ』

さわ子「!…お二人はお分かりですか…?」


澪「…え、どういう…」


さわ子「…私はこの人では…ありません…」


さわ子「とりあえず…〈十八番〉とでも…名乗っときます…」


十八番「…みなさんお気づきでしょうが…人格が時々…」


十八番「アトランダムに…移ります…」


律「ちょっと、待て!何でだよ!?」


十八番「…それを話してるじゃないですか…めんどい…」


十八番「ただ人格が変わるのを…観察するだけです…」


十八番「みなさんは普通どおりに…生活してください…」カエッテイイ?


澪「それで納得できるわけ…」


唯「それ…いつ終わるの?」


十八番「そこそこに満足したら…おもしろければ…」



一同「…」


十八番「じゃあ、帰りますね…あと…この人に聞いても意味ないですよ…」


ガチャバタン





一同「…」

投下終
オリキャラに特に意味はないので…すいません。

あと、スレタイ回収できるかなぁ

投下します。

(相談室)

永瀬(アクシデントもあったけど、全体的に学園祭は大成功!)


永瀬(なのに何か最近様子が変です…)


永瀬(みんな早く部活を切り上げるし


永瀬(りっちゃんは絡んでこないし


永瀬(あの唯ちゃんですらよそよそしい)


永瀬「みんなどうしたのかなぁ~」


さわ子「あれじゃない?燃え尽き症候群?」


永瀬「燃え尽きるほど練習もしてないでしょう?」


さわ子「それはそうだけど…」


永瀬「難しいころなのかなぁ」

(音楽室)

律「…今日、何回入れ替わった?」


紬「私はお昼に唯ちゃんと」


澪「私も昼にムギと」


唯「私は澪ちゃんとだった」


律「これは完璧に人も時間もランダムってことか」


澪「本当に何なんだ?これ」


唯「いつになったらおわるんだろうねぇ…」


律「思ってたよりきついな」


澪「なぁ、やっぱり誰かに相談するとか…」


律「相談の使用がないよ、頭がおかしくなったと思われる」


澪「やっぱり、自然に終わるのを待つしか…」


律「しかし…『おもしろい』って何だろうな」


!!

律「どうした!?また変わったのか?」


唯(紬)「そうみたいね…」


澪(唯)「うん、澪ちゃん大丈夫…」


ガチャ


一同「!!!」


永瀬「おっす!みんな今日は…」


律「伊織ん先生!ごめん!今日も休みます!」


永瀬「え、ちょっと!」


唯(紬)「すいません」


澪(唯)「ごめん!伊織ん先生!」

タタタ…





永瀬(!!…今、澪ちゃんが伊織ん先生って…)


永瀬(なんだろう…嫌な予感がする…!?)

プルル…ガチャ


稲葉「もしもし、どうしたんだよ」


永瀬「姫子、今すぐ文研部のみんなを集めて」


稲葉「え?この前集まったばかりだr」
永瀬「いいから早く!」


稲葉「……」


稲葉「…何があった?」


永瀬「もしかしたら、〈あいつら〉が現れたかもしれない」


稲葉「な!?わかった、すぐ家に来るように伝える!」

(八重樫宅)


稲葉「千尋と紫乃はまだ勤務中だろうから」


永瀬「うん、わかった」


太一「青木たちも着たぞ」


桐山「伊織、いったい何が?」


青木「伊織ちゃん何かされたの!?」


永瀬「ううん、違うよ」


稲葉「てことはあの部活の子達か?」


永瀬「…そうみたい」


稲葉「証拠は?」


永瀬「学園祭明けから何かおかしくなったんだけど

永瀬「何かみんな話さなくなって

永瀬「疲れてるのかな?とおもってたんだけど」


永瀬「そしたら今日私が部室に入った途端に

永瀬「みんな慌てて急いで帰りだして

永瀬「そのときに、いつもは絶対に私のことをあだ名で

永瀬「呼ばない子が私のことをあだ名でよんだんだ」

永瀬「あの状況でボケるとは思えないし、真似ではない」



桐山「許せない…もう現れないっていっときながら

桐山「何事もないかのように来るなんて」
青木「早くその子たちに知らせないと」

稲葉「待て、他人の現象にすぐ立ち入るのは良くない

稲葉「それより本人を、ヤツを見つけて聞くべきだろう?」

八重樫「でも、どうやって?」

稲葉「伊織の前で現象を起こしてるんだから近くに


稲葉「いるんじゃないのか?」


稲葉「だとしたら、誰かに入っていいから出て来い!」


永瀬「ちょっ、姫子!?」


青木「…」クラッ


一同『!!』





青木(ふ)「…どうも…みなさん…ふうぜんかずら…です…」

青木(ふ)「先に断っておきますが…私ではありません…」

桐山「えっ」オマエジャナイ?


青木(ふ)「ええ…というより…みなさんとは関わってない…です」


青木(ふ)「言うなれば、みなさんに出会った時と同じ…たまたまです」


永瀬「偶然ってことなの?」


青木(ふ)「ええ…」


稲葉「じゃあ、なぜお前は私達を見張ってた?」


青木(ふ)「お忘れですか…?…自分達の記憶のこと…」


青木(ふ)「やつにばれることが危険なのは…自明です…」


八重樫「じゃあ、手を出すなと?」


永瀬「そんな!?でもいつ終わるか…」


青木(ふ)「大丈夫…です…たぶん」


青木(ふ)「私とは…違うので」

桐山「でも、見ているだけって…」


稲葉「じゃあ、逆に、ばれなければやってもいいってことか?」


青木(ふ)「その通りです…」


青木(ふ)「ですので…うまくお願いします…」イツモノゴトク


青木(ふ)「それでは…」


青木コクッ

………
……


稲葉「じゃあ、考えるとしようか、対処法」

投下終

投下します

永瀬「とは言っても、何もしないほうがいいのかも」


桐山「え!?いいの?それで…」


永瀬「実際、みんなキツイだろうけど、私たちよりマシだからね」


稲葉「確かに…全員女だし、別に問題ありって風でもないからな」


八重樫「しかし…ならなぜヤツは俺らに『お願い』したのか…」


青木「それは…」


稲葉「とりあえず様子を見るか…」


永瀬「正直、『面白くない』と判断して終われば解決なんだけど」


稲葉「でもヤツなら『おもしろくする』と行動を起こす」


青木「その子たちに接触しているのがどうなのかだな」

(翌日)(律の部屋)

律「最近ペース速くないか?」


紬「確かにそんな気もするわ」


澪「はぁ…唯遅いな」


律「確かに、いつもは遅れても2,3分なのに」


梓「電話にもでないですし…」


律「まぁ、寝坊かなんかだろ」ハハ

ガチャ


???「最後ですよ…」

律「聡…十八番なのか?」


聡(十)「…はい」


澪「さっき最後って言ったよな?」


聡(十)「ええ…その通りです」


聡(十)「あまり面白くないので、終わりです…」


聡(十)「これから2日間、入れ替わりはおきません」


聡(十)「そして2日後、決断してください…」


律「決断?」


梓「決断っていったい?」





聡(十)「…誰が死ぬかですよ…」

律「はぁ!!?」


澪「何言ってるんだ?私たちは誰も怪我してないだろ」


聡(十)「…時期にわかるでしょう…2日で誰が彼女の体と死ぬか」

聡(十)「それでは…」


ガチャ

律「馬鹿馬鹿しい、死ぬだとか」


澪「何かおかしかったな、あいつの話し方」


紬「…」



プルル…

梓「あ、私のです、すいません」ウイ?


梓「もしもし」

憂「あ、梓ちゃん!?大変なの!お姉ちゃんが!…」

梓「え」

投下終
30日の発売までには終わらせようと思います

梓「…そ、そんな…」バタン


律「おい!?梓!大丈夫か?」ダキ


紬「いったいどうしたの?」


梓「そ、それが…」




梓「…ゆ、唯先輩が事故に遭ったって…」グス


律澪紬『え!?』


澪「う、ウソだろ?」


律「と、とりあえず病院にいこう!!」


紬「ええ、すぐ斉藤を呼ぶわ」ピッ モシモシ


律「梓…大丈夫か?」


梓「…はい」

………
……



(一方)

永瀬(明日こそみんなと…)

プルル

永瀬(さわちゃん?)

永瀬「はい」
さわ子「伊織先生!?大変なの!唯ちゃんが…」


永瀬「え!?…はい、すぐに行きます」ピッ




永瀬(まさか…でもあいつらなら!…)

(病院)

律「憂!!」


憂「皆さん!」


澪「唯の状態は?」


憂「怪我は少ないんですけど…まだ意識が戻らなくて…」


紬「そんな…」


憂「すいません!私、お姉ちゃんの所行ってきます!」タッタッ


律「よし、私たちも…」

ガシッ



さわ子(十)「…みなさん少し補足をしましょうか…」


律澪紬梓『…!!』

(待合室)
さわ子(十)「わかりましたか?…『誰が死ぬか』の意味」


律「お前…!!」


紬「これもあなたが?」


さわ子(十)「そう考えて貰っていいです…」


澪「お前は死神か!?」


さわ子(十)「そんな大それたものじゃ…ただ、『人格を入れ替える』のに、


       人の命を奪えないと思います?…」


律「…クソッ」


さわ子(十)「それじゃあ、タイムリミットは明日です…
    

       誰の魂が死ぬのか、決めてください。


       それと、あとで誰かと平沢さんを入れ替えますので…
 

       皆さんで説明して…」


梓「…」


澪「…」


紬「…」


律「…私は唯の魂が唯の体と死ぬべきだと思う…」


澪「律…!」


紬「でもそれじゃあ唯ちゃんが!」


律「わかってる!!でも仕方ないだろ…


  誰かが変われば互いに苦しい思いをするんだぞ!?


  このままってわけにも…」


梓「…本人に聞くしかないんじゃないですか?」


律「そういえばさっきあいつ…」クラッ


律(唯)「…え!?どうしてみんな…あれ、入れ替わってる」


梓「…先輩…!」グス


律(唯)「どうしたの、そんなお葬式みたいな顔して」フフ


紬「唯ちゃん、よく聞いてね…」


澪「…!」


紬「…唯ちゃんの体は明日死ぬの」


律(唯)「…」

律(唯)「それでか…みんな」


澪「本当にごめん!!」


律(唯)「なんで、澪ちゃんが謝るのさ」ハハッ


律(唯)「そうだよね…事故にあったんだもんね」


梓「…せんぱい」


律(唯)「みんな変に気を使わせて…何かごめん」


     「私の体には、私が入る」


     「それがきっと一番だよ」


紬「…」



律(唯)「最後にみんな1人1人と話をさせて?」

澪「梓…お前で最後だ」ウルウル


梓「…はい」

パタンッ


律(唯)「あーずにゃん!!」


梓「う、うわぁ!!な、何ですか先輩!」


律(唯)「最後にあずにゃんの抱き心地を確かめておこうかと…」


梓「こんなときに…」


律(唯)「うん、あずにゃん」


梓「はい」


律(唯)「あまり長くなかったけど、ありがとう」


梓「…わ、私は」


律(唯)「私がいなくても、放課後ティータイムは大丈夫!」


梓「…そうじゃなくて…」


律(唯)「へ?」

梓「私はただもっと先輩といたかったです!!」ボロボロ


律(唯)「…あずにゃん」


梓「練習もしないでお茶ばっかりの先輩でもいいから…」ボロボロ


ギュッ


律(唯)「ごめんね?でも、あずにゃんならきっと大丈夫」


梓「…」


律(唯)「私ももっとみんなといたかったけど、仕方ない」


    「でも、誰も悪くないよ、あずにゃんはそのままでいいんだよ」


梓「先輩」ブワッ

(待合室)

律「…」


澪「…」


紬「…」


梓「…」

ガチャッ


医者「みなさん」


律「!!先生、唯は!!?」ガバッ


梓「どうなったんですか?!」








医者「無事、峠は越えましたよ」

ガチャリ

律澪紬梓「え」


紬「いったいどうゆう…」


さわ子〈十)「…みなさんすいません、さっきのウソです」コレワビノカシデス

律「はぁ!?」


さわ子(十)「…だって最初に『入れ替わり』だけだって言ったでしょ?」


澪「でもお前、殺せるって…」


さわ子(十)「そんなわけないでしょう…だいたい知らないんですか?」


律「何をだよ?」


さわ子(十)「平沢さんの事故って、園児の三輪車とですよ?」


紬「へ?」


さわ子「逆に殺す方が難しいでしょう?」


梓「なんだ…よかった」


さわ子(十)「まぁ…さっき言ったとおりにこれでおしまいです」ゴキョリョクドウモ


律「おい」


さわ子(十)「なんです?」


律「もうお前はこないんだな?」


さわ子(十)「ええ、おそらくは」


ガチャリ

(数日後)(病室)

永瀬「もう、びっくりさせないでよ」


唯「ごめんごめん、女の子庇ったら変にこけたみたいで」


永瀬「本当よかった、ちゃんと前見なさいよ」


唯「はーい」

……

(稲葉家)

稲葉「じゃあ、着いたら終わってたのか?」


永瀬「うん、何か意外とあっさり」


桐山「策を練る必要もなかったのね」

八重樫「まぁ、よかったんじゃないか」


稲葉「でも、まだ本当に終わってないかもしれない」


青木「そうそう、警戒してないと」



永瀬「うん、でも何か大丈夫な気がする」

桐山「何で?」



永瀬「みんな何が起きても何とかなりそうだし」


   「みんな私たちより、恵まれてるから」



おしまい

とりあえず終わりです
説明不足で、遅レスで、スレタイも無視しちゃいました、すいません。

今までお付き合いした方、ありがとうございました。

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