絵里「私だけの穂乃果」 (81)

※SS投稿7回目です
※キャラ崩壊があるかも知れません

穂乃果「優しい絵里ちゃん...?」
穂乃果「優しい絵里ちゃん...?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399452765/)

これのifストーリーみたいなのです(前作など見てなくても問題ないです)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400687217

前回のラブライブ!デン

絵里「些細なことで喧嘩をしてしまった私と穂乃果。」

穂乃果『もう!絵里ちゃんはいつもいつも口うるさいんだよ!!』

絵里「この一言で私も怒ってしまい私たちは距離をおいていたの」

絵里「そんな私たちを見て希と海未が仲直りの場を作ってくれたのだけど」

穂乃果『な、なら穂乃果も...絵里『認められないわ。一般生徒は早く下校しなさい。』

絵里「私が素直になれずに事態は悪化。けど希が背中を押してくれてなんとか仲直り出来たわ」

絵里『貴女の居ない生活なんて私は考えられないわ』

絵里「ハッピーエンドね!」

______

-放課後:帰り道-

穂乃果「でねー、そしたら絵里ちゃんが~」

海未「あの、穂乃果?」

穂乃果「どうしたの海未ちゃん?」

海未「気のせいかも知れませんが..絵里は穂乃果を前以上に甘やかしていませんか?」

穂乃果「へ?そうかな?..まぁでも最近穂乃果お昼ご飯は全部絵里ちゃんが食べさせてくれるけど..」

ことり「うん、それは甘やかしてると言うか惚気だね」

海未「いいですか穂乃果?あまり絵里に迷惑をかけてはいけませんよ?」

海未「貴女方の関係に私の意見を突き通す訳には行きません、ですから穂乃果は自立を憶えてください」

穂乃果「えー、でも絵里ちゃん穂乃果といる時凄く嬉しそうだよ?」

ことり「まぁ、絵里ちゃんは穂乃果ちゃん大好きだしそれは当然だよ」

海未「それに穂乃果は絵里が卒業してらどうするつもりですか?」

穂乃果「ぅ...それは..」

海未「とにかくその時は楽しいかも知れませんが、後のことを考えて行動してください」

穂乃果「ぜ、善処します....」

~高坂家~

穂乃果「海未ちゃんにああは言われたけど穂乃果どうしたらいいのかなぁ...」

穂乃果「とりあえずお昼ご飯は自分で食べるとか?」ウーン

雪穂「おねーちゃーん、ご飯だよー!」

穂乃果「今行くー!まぁいっか」

-次の日:昼休憩、生徒会室-

絵里「穂乃果ー♪」ギュッ

穂乃果「もー絵里ちゃんてばー」

絵里「とりあえずお昼ご飯食べましょうか」

穂乃果「その事なんだけど...穂乃果これから自分でお弁当食べるね!」

絵里「え...いきなりどうしたの?もしかして私が食べさせるの嫌だった?」

穂乃果「そ、そういう訳じゃないんだけど....」

穂乃果「海未ちゃんがね、少しは自立した方がいいって。だからまずはお弁当自分で食べようかなって」アハハ

絵里「...そう」

穂乃果「あ、でも!絵里ちゃんにあーんしてもらうの穂乃果好きだからたまにお弁当食べさせてね!」

絵里「!えぇ、もちろんよ!」パァ

穂乃果「(凄い嬉しそう)じゃあ、いっただきまーす!」mgmg

絵里「いただきます」mgmg

~食後~

穂乃果「ごちそーさまでしたー」

絵里「ごちそうさま、さて私午後から小テストがあるから先に戻るわね」

穂乃果「だったら穂乃果が絵里ちゃんがテスト頑張れるようにちゅーしてあげる!」

絵里「ふふ、ならお願いしようかしら」

穂乃果「うん!じゃあテスト頑張ってね絵里ちゃん」チュッ

絵里「ん...ありがとう穂乃果」ニコッ

穂乃果「えへへー」ニコッ

絵里「じゃあ、また放課後にね」

穂乃果「うん!またねー」

-放課後:屋上-

絵里「(とりあえず今日はダンスを一回合わせてみようかしら..)」

穂乃果「でね~」ガチャ

海未「ふふ、穂乃果らしいですね...あ、絵里」

絵里「あ、あぁ海未...ことりはいないの?」

海未「どうやらバイトの方で急にシフトが入ったからと先ほど走って帰りました」

絵里「そう...」

穂乃果「えーりちゃーん♪」ダキッ

絵里「きゃ、もう...話をしてる途中よ?まったく...」ナデナデ

穂乃果「だって絵里ちゃんに会いたかったんだもーん」

海未「...その絵里?最近穂乃果を甘やかし過ぎでは?」

絵里「そうかしら?あまり自覚はないのだけれど」

海未「私の目に狂いがないのであれば甘やかしていると思います」

絵里「でもそれは海未には関係ない事だと思うけど?」

海未「えぇ、確かにそうです。ですが穂乃果に関係があります」

海未「このまま穂乃果を甘やかしていれば絵里たちが卒業した後苦労するのは穂乃果なのですよ」

絵里「それだとまるで私が穂乃果をダメにしているって言い方ね」

海未「そう聞こえてもおかしくはないでしょう。ですが、絵里は穂乃果の恋人なのですから穂乃果の幼馴染としては甘やかしすぎるのはどうかと思っているだけです」

絵里「頭に入れておくわ...」

~練習後~

絵里「穂乃果ー、帰りましょう」

穂乃果「ごめん絵里ちゃん!今日は海未ちゃんとクレープ食べにくんだ!」

絵里「そ、そう..じゃあ気を付けてね」

海未「穂乃果ー、早くしないと暗くなりますよー」

穂乃果「うん!またねー」タッタッタ

絵里「はぁ...」テクテク

-絢瀬家-

絵里「(それにしても今日の海未の注意何か違和感があったわ..)」

絵里「(まるで私と穂乃果の仲を邪魔する様な気がしたし....)」

絵里「私の勘違いかしら...(穂乃果の隣は私だけのものなのに)」ハァ

絵里「!?..私今何を考えたの?(もしかして海未は私から穂乃果を取ろうとしてる)」

絵里「何を...そんな事ないはずよ..(本当にそうかしら?)」

絵里「だ、だって海未も私の関係をあの時祝福してくれたし(でも今はどう?最近の海未の反応は?)」

絵里「そ、それは...(それに今日穂乃果は帰りに海未と二人きり。何が起きてもおかしくないわ)」

絵里「さ、さっきから私は一体なにを...(明日の海未の対応見てもし穂乃果を取ろうとしているなら敵よ)」

絵里「て、敵ってそんな...(後は貴女が決める事よ絵里)」

絵里「....海未が穂乃果を.....?」

-次の日:放課後、屋上-

絵里「(あれから海未を悪く思う考えは浮かばなくなった...)はぁ..」

穂乃果「やっほー!」ガチャ

海未「ほ、穂乃果そんなに走らないで下さい...」

絵里「!?(な、なんで穂乃果と海未が手を繋いで....)」

ことり「待って~ふたりとも~」

絵里「(やっぱりそういう事なのね...海未は『敵』)」

穂乃果「絵里ちゃん?」

絵里「...あぁ、どうしたの穂乃果?」

穂乃果「絵里ちゃんさっきからボーっとしてたからどうしたのかなって」

絵里「考え事をしてただけよ。さ、練習を始めましょうか(私が穂乃果を守らないと...)」

海未「(先ほどの絵里の視線は一体...)」

-練習後-

絵里「穂乃果、今日家に泊まりに来ない?」

穂乃果「あ!いくいくー!」

海未「いけません!忘れたのですか?今日は先生から今まで未提出の課題を明日中に全て提出するようにと言われましたよね?」

穂乃果「あ...」

絵里「大丈夫よ、それは私が教えるわ」

海未「いいえ、穂乃果にはこれから教室で残ってしてもらいます!」

穂乃果「えぇ!?」

海未「どうせ家だと途中で投げ出すでしょう」

穂乃果「そ、それはそうかもだけど...」メソラシ

絵里「(あぁやって穂乃果と二人の時間を作って穂乃果の気を引くつもりなの...?)」

海未「とにかく!私も教えますからすぐ終わらせますよ」

穂乃果「そ、そういう事だからゴメンね絵里ちゃん」

絵里「え、えぇ課題頑張ってね穂乃果」

希「最近、穂乃果ちゃんと海未ちゃんよく一緒におるね。まぁ前からもだけど」

絵里「そうね....」

希「このままやと海未ちゃんに取られたりして」クスクス

今日はここまでー
続きはまた明日!

絵里「ッ!」キッ

希「ちょ、そんな睨まんでもええやん...冗談やって」ビクッ

絵里「冗談でもそんな事言わないでくれる..?」

絵里「私にとって穂乃果がどれだけ大切か希は知ってるでしょ?」

希「そ、それもそうね...ごめんなエリチ?」

絵里「えぇ..それより久しぶりに一緒に帰らない?」

希「そうしよか...」

-高坂家-

穂乃果「はぁ...すっかり遅くなったよー」

穂乃果「絵里ちゃんまだ起きてるかな...」prrr

絵里『あら穂乃果、課題は済んだの?』

穂乃果『うん!なんとか終わったよー』

絵里『それなら良かったわ...』

穂乃果『だから明日絵里ちゃんの家に泊まりに行くね!!』

絵里『えぇ、いいわよ』

穂乃果『やったー!じゃあ穂乃果お風呂入ってくるね!』

絵里『分かったわ。おやすみなさい穂乃果』

穂乃果『うんおやすみー』ピ

穂乃果「お泊り楽しみだなー」

-次の日-

絵里「(やっと穂乃果を海未から守れるわ...)」テクテク

穂乃果「えーりちゃん!」ダキッ

絵里「へ!?ほ、穂乃果...後ろからいきなり抱きつかないの」ハァ

穂乃果「えへへー、でも絵里ちゃん見たら抱きつきたくなるから仕方ないんだよー」

絵里「ふふ、穂乃果は甘えるのが上手ね」ナデナデ

穂乃果「あ!次の授業移動教室だった」

絵里「なら急いだほうがいいんじゃない?」

穂乃果「うん!またね、絵里ちゃん」タッタッタ

絵里「ちょ、廊下は走らないの....って聞かないか..」

-練習後:放課後-

穂乃果「絵里ちゃんとお泊り~♪」

絵里「昨日は出来なかったしね」

穂乃果「ほんとだよー...」

絵里「これに懲りたら今度から課題はする事ね」

穂乃果「はーい」

絵里「それか私に言ってくれれば手伝ってあげるわよ?」クス

穂乃果「ホントに!?」パァ

絵里「えぇ、もちろんよ。大好きな穂乃果のためだもの」

穂乃果「やったー!絵里ちゃん大好きー」ギュッー

絵里「分かったから抱きつくのは家についてからね」ナデナデ

穂乃果「むぅ...」

絵里「もう...そんな顔しないの。可愛い顔が台無しよ?」チュッ

穂乃果「ん...もう!外でちゅーはダメって言ったでしょー!」

絵里「はいはい、早く帰るわよー」

穂乃果「話聞いてよ~!」

-絢瀬家-

穂乃果「おじゃましまーす!」

亜里沙「あ!穂乃果さん!」

穂乃果「亜里沙ちゃーん、今日はお泊りだよ!」

亜里沙「ハラショー...」

絵里「それより穂乃果は荷物私の部屋に置いて来なさい?」

穂乃果「はーい」

絵里「さて、先にご飯作っておきましょうか」

穂乃果「絵里ちゃん、置いてきたよー」

絵里「じゃあ少し待ってて、すぐ作るから」

穂乃果「ならなら穂乃果も手伝うよ!」

絵里「ならお願いしようかしら」

~しばらくして~

穂乃果「出来たー!」

絵里「上手に出来たわね」

穂乃果「えへへー、絵里ちゃんのおかげだよ」

絵里「穂乃果の料理の腕のおかげよ?私だけだとこうも早く終わらなかったわ」

穂乃果「毎日絵里ちゃんが作ってるの?」

絵里「え?毎日ではないけど亜里沙と一緒に作ったりする日もあるわ」

穂乃果「へー、凄いなー絵里ちゃんは」グゥゥ

絵里「ふふ、ご飯食べましょうか」クスクス

穂乃果「う、うん///」

絵里「好きなだけ食べていいわよ?」

穂乃果「うん!!あ、でもそれだと太るかも...」

絵里「その分は練習で取り戻せばいいの」

穂乃果「そっか!さすが絵里ちゃん!!」

穂乃果「じゃあ、いただきまーす!!」mgmg

絵里「いただきます...」

~食後&お風呂上がり~

穂乃果「お腹もいっぱいだし絵里ちゃんとお風呂入れるし最高だよ!!」

絵里「そうねー...こんな風に穂乃果と同じ時間を過ごすのはいいものね」

穂乃果「え///あ、...」カァ

絵里「顔真っ赤よ?」クスクス

穂乃果「え、絵里ちゃんがいきなりそんな事言うからだよ!」

絵里「あら、私のせい?」ナデナデ

絵里「なら今度から穂乃果の事を好きだとか口にはしない方がいいかしら?」

穂乃果「へ...?」

絵里「だって私が悪いんでしょう?だったら私がそう言う発言を控えればいいだけね」

穂乃果「さ、さっきの嘘!穂乃果が悪いから~」ユサユサ

絵里「そう?なら良いけど」

穂乃果「うぅ...絵里ちゃんのいじわる..」ムスッ

絵里「あらあら..(少しやり過ぎたかしら...?)」

穂乃果「絵里ちゃんがそんな事いうなら穂乃果ももう絵里ちゃん大好きー、なんて言わないよーだ」

絵里「私はいつでも穂乃果の告白は受け付けているわよ?」

穂乃果「そういう事じゃなくて!もう!!今の絵里ちゃんかしこくないよ!」

絵里「あ、あはは...とりあえずどうしたら穂乃果は機嫌を直してくれるのかしら?」

穂乃果「」ツーン

絵里「もう...」ギュッ

絵里「そんな露骨に無視しなくてもいいじゃない..」チュッ

穂乃果「ん...い、一回くらいのちゅーじゃ穂乃果は許さないよ!」チュッ

絵里「もう..」クス

~しばらくして~

穂乃果「絵里ちゃ~ん」スリスリ

絵里「(やっと機嫌を直してくれたわ)」ナデナデ

穂乃果「絵里ちゃんの膝枕気持ちいいなー...」ウトウト

絵里「寝るなら布団で寝なさい?」

とりあえず今日はここまでー

穂乃果「なら絵里ちゃんも寝よう?」

絵里「仕方ないわね...」

穂乃果「えへへー」モゾモゾ

絵里「じゃあ電気消すわよ?」

穂乃果「うんー...」 スゥ

絵里「すぐ寝ちゃったわね..もう少し話をしたかったけど...」ナデナデ

絵里「(けどこれで穂乃果を守れるわ..)」

~次の日~

穂乃果「ん..んん...」チャラ

穂乃果「あれ..なんで手錠...?」

絵里「あら、穂乃果起きたの?おはよう」ガチャ

穂乃果「おはよう..ねぇ何で穂乃果手錠されてるの?」カチャカチャ

絵里「あぁそれ?穂乃果を守るためのものよ」

穂乃果「ど、どう言う事?」

絵里「分からないなんて海未も随分私の穂乃果を変えてくれたわね...」

穂乃果「海未ちゃん?なんで海未ちゃんが出てくるの?」

絵里「無理もないわね..海未に惑わされてるんだし」

穂乃果「??」キョトン

絵里「まだ信じれないと思うけど海未は私から穂乃果を取ろうとしてるのよ」

穂乃果「そ、そんな事ないと思うよ...?」

絵里「ホントにそうかしら?」

絵里「最近海未はやたら私たちの関係に色々文句をつけてくるのよ?一昨日だって無理矢理穂乃果と二人きりの状況を作ったのよ?」

穂乃果「それは穂乃果はダメだから海未ちゃんが気を使ってくれただけだよ!」

絵里「信じられないわ。それに最近やたら穂乃果の周りをうろついているようだし」

穂乃果「そ、それはクラスも一緒だし...」prrrr

穂乃果「あ、電話...絵里ちゃん取ってもらっていい?」

絵里「えぇ..いいわよ。ただし、相手によるわ...ッ」ピ

絵里「海未からだったわ...本当に私の穂乃果を奪おうとしてるのね」

穂乃果「ち、違うよ!きっと穂乃果が来てないから...って今何時なの?」

絵里「11時前よ?」

穂乃果「遅刻だ!絵里ちゃん早く学校行かないと!!」

絵里「そんな事するわけないでしょ?そしたらまた穂乃果が海未に狙われるわ」

今日はここまでー

穂乃果「だったら学校行けないよ!!」

絵里「勿論よ。これは穂乃果の為なの...海未に貴女は騙されているのだから私が元の穂乃果に戻してあげるわ。そのために今こうしてるの....私を大好きでいてくれた穂乃果に戻ってもらえるために..」

穂乃果「そんな...穂乃果は何時でも絵里ちゃんが大好きだよ!!」

絵里「そう...でも今の穂乃果の好きは信じれないわ。海未が私にはそう言っておけとか言ってそうだし」

穂乃果「え、絵里ちゃん今日なんかおかしいよ...?」ゾクッ

絵里「愛する人の為になら私は手段は選ばないわ穂乃果」

絵里「とりあえずご飯にしましょうか...ちょっと待っててね」バタン

穂乃果「行っちゃった...絵里ちゃん急にどうしたんだろう..」

絵里「はい、穂乃果持ってきたわよ」ガチャ

穂乃果「あ、ありがと...絵里ちゃん」

絵里「手は拘束させてもらってるし私が食べさせてあげるわね..」ハイ、アーン

穂乃果「この状態でも食べれるよー...」

絵里「....やっぱり海未がそう言ったからなのね..」

穂乃果「へ?」

絵里「海未にそう言われてるから穂乃果は私に甘えられないのよね?だったら穂乃果の中にある海未の存在を消した方がいいかしら...」

穂乃果「え、絵里ちゃん何言ってるの?」

絵里「私は思ったのよ..どうして穂乃果が私に甘えてくれないかが...海未に穂乃果を合わせないようにしても意味がないなら穂乃果の海未に関する記憶を忘れ去ればいいのよ」

穂乃果「そ、そんなのやだよ!海未ちゃんはずっと一緒で幼馴染なんだよ!!」

絵里「その穂乃果の認識の甘さに漬け込まれたみたいね...」

穂乃果「海未ちゃんの事それ以上悪く言わないで!穂乃果怒るよ!!」

絵里「まぁ、いいわ。海未の事は完全に忘れさせてあげる...心配しなくていいわ穂乃果の思い出は全部私で埋め尽くしてあげるから」

絵里「私だけの穂乃果...」

穂乃果
    この日を境に絵里ちゃんは雰囲気が随分変わってしまいした
    穂乃果は結局絵里ちゃんの部屋に閉じ込められたままでもう何日経った分かりません
    穂乃果の携帯に電話とか結構来てるみたいだけど絵里ちゃんが持ってるから電話にも出れないし
    皆心配してるだろうな...

絵里「穂乃果、今日は苺を買ってきたわよ」ガチャ

穂乃果「ねぇ絵里ちゃん、穂乃果外に出たいな」

絵里「それはいくら穂乃果のお願いでもダメよ。貴女はまだ海未との思い出があるんだからそれを消しされば一回学校に行きましょう?」

穂乃果「穂乃果は絶対忘れないよ。海未ちゃんの事」

絵里「ッ...」

穂乃果「絵里ちゃんもうこんな事終わりにしよう?皆きっと心配してるよ?」

絵里「誰が何と言おうと関係ないわ。穂乃果は私が守る。私だけの穂乃果..誰にも渡さない....」prrrr

穂乃果「あ、電話...」

絵里「また海未ね...私の穂乃果にいちいち触れてこようなんて厚かましいにも程があるわ..」

絵里「もういっそ海未を物理的に消した方がいいかしら..」ニヤリ

今日はここまでー

穂乃果「な、何言ってるの絵里ちゃん...?」

絵里「何をって海未が邪魔だから消すってだけでしょ?」

穂乃果「絵里ちゃんおかしいよ!?海未ちゃんは同じ仲間でしょ?」

絵里「μ'sとしてはね。でも私個人では敵よ。だって穂乃果をこんなにしたのよ?許されることではないわ」

穂乃果「分からない...穂乃果分からないよ!なんでそんなに海未ちゃんを敵視するの?」

絵里「...そんな事までわからなくなってしまったのね..」

絵里「だったら直接思い出させてあげるわ」チュッ

穂乃果「んん...」チュッ

絵里「私は穂乃果だけを愛してるの...この言葉に二言はないわ。そのためには穂乃果に近寄ろうとする輩は私が全部消すの。けど穂乃果がこんな風になってしまった以上もう手段は選べないわ。もう穂乃果には誰にも触れさせない」ギュッ

穂乃果「今の絵里ちゃん...穂乃果怖いよ..」

絵里「どう思われようと今は構わないわ...穂乃果が私の傍に居てくれるならそれでいいの」

絵里「さ、服を着替えましょうか」スッ

穂乃果「ほ、穂乃果自分で着替えられるよ..」

絵里「その手じゃ何も出来ないじゃない...大丈夫よ、穂乃果の出来ない事は全部私がしてあげる」ヌガシ

穂乃果「え、絵里ちゃん!?////」マッパダカ

絵里「綺麗な身体ね、穂乃果は」ツツー

穂乃果「ひっ...」ゾワッ

絵里「ふふ、可愛い声をあげるのね穂乃果は」

穂乃果「うぅ...」カァ

絵里「さ、服を着せてあげるわ。」

穂乃果
   絵里ちゃんは言ってくれた通り穂乃果は手が動かせないからそれ以外の事を全部してくれます
   ご飯とか着替え、それにお風呂とかも...どうして絵里ちゃんがこんな風になってしまったのか未だに分かりません
   「どうして?」って聞いても「穂乃果が大好きだから」とか答えてくれません

穂乃果「ねぇ絵里ちゃん?」

絵里「どうしたの穂乃果?」

穂乃果「穂乃果をここから出して」

絵里「嫌よ。そしたらまた海未が穂乃果に触れるじゃない、海未が穂乃果に話しかけてくる。もしかしたら海未以外にも穂乃果に好意を寄せている人が穂乃果に近づいてくるかもしれないわ...こんなリスクの多い場所に穂乃果を出すわけにはいかないわ。私の穂乃果が周りに汚されてしまう」

絵里「こんな危険な状態でも穂乃果は出たいと言うの」グイ

穂乃果「っう...穂乃果を自由にさせて」

絵里「どうして?穂乃果は私の事が大好きなんでしょ?ならいいじゃない。穂乃果には私が居ればそれでいいの、それ以外は何もいらない。海未も自由も全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部」

穂乃果「こんなのおかしいよ...」グスッ

絵里「何を言ってるの?私と穂乃果は愛し合ってるのよ?永遠の愛を誓ったのよ?その二人の間に割って入ろうとしてる輩なんて許させるはずがないわ。それに穂乃果も幸せでしょう?永遠の愛を誓いあった相手とこれから言葉通り永遠に過ごせるのよ?」

穂乃果「こんな永遠いらないよ...」

絵里「まだ拒絶するのね...本当は穂乃果を傷つける事だけはしたくなかったけどもう仕方ないみたいね..」

穂乃果「へ...?」

絵里「」バシン

穂乃果「っ...絵里ちゃん..?」ヒリヒリ

絵里「私もこんな事はしたくないのよ?でも穂乃果が拒絶するんだから仕方ないのよ」バシンバシン

穂乃果「っ..や、やめ...っ..」ウルウル

絵里「泣いても許さないわよ?」バシン

穂乃果「っうぐ..い、痛いよ絵里ちゃん...」グスッ

~しばらくして~

穂乃果「っぐす..うぅ..ひぐっ」ポロポロ

絵里「これくらいでいいかしら...今湿布を持ってくるわ」

穂乃果「...(え...どう言う事..?)」グスッ

絵里「さっきはごめんなさいね穂乃果...痛かったでしょう?」

絵里「でもこれも穂乃果を守るためなの。穂乃果が危ない目に合わないようにするためなの」

穂乃果「...だからってあんなに叩かなくても..」ポロポロ

絵里「えぇ、少しやり過ぎたと今は反省してるわ、本当にごめんなさい穂乃果」ギュッ

穂乃果「(あれ...?元の絵里ちゃんだ..)」

絵里「晩御飯を作ってくるわね」ガチャ

穂乃果「なんでさっき絵里ちゃん穂乃果に手当してくれたんだろ...」

-音ノ木坂高校:部室-

海未「最近穂乃果と絵里を学校で全然見ないのですが...」

希「確かにそうやね...エリチは風邪って話を聞いたけど..」

真姫「風邪でこんなに休むなんて相当ね」カミノケクルクル

海未「誰かこの件に関して知ってる人はいませんか?」

凛「凛は知らないにゃー」

花陽「花陽も何も聞いてないです」

ことり「ことりも何も聞いてないよ」

海未「...何かあったのでしょうか..?帰りに私が絵里の家に伺ってみますね」

-絢瀬家-

絵里「さ、穂乃果晩御飯よ」ガチャ

穂乃果「ありがと...」

絵里「口の中は切れたりしない?」

穂乃果「うん...」

絵里「なら良かったわ。今日は..」ピンポーン

絵里「...誰かしら?....はい」ガチャ

海未「こんにちは絵里」

絵里「あら、海未どうしたの?」

穂乃果「(海未ちゃん!?)」

海未「いえ、絵里の風邪が長引いてると聞いたのでお見舞いにと来たのですが」

絵里「わざわざ悪いわね、来てもらって。でも今は熱が少し引いてきたけどまだ少し吐き気がするの」

穂乃果「(今叫べば海未ちゃんに気づいてもらえる...けど)」

穂乃果「(多分また絵里ちゃんに叩かれる...)」

海未「そうですか、それと穂乃果の件ですが家に帰ってないそうです」

海未「何か知りませんか?」

絵里「私も何度も連絡してるんだけどA-RISEのツバサさんにダンスを教えてもらってるそうよ」

海未「...それは本当ですか?」

絵里「どうして嘘を付く必要があるのかしら?」

海未「本当は絵里の家に穂乃果が居るとか」

絵里「風邪を引いてるのに私が穂乃果を招くわけないでしょ?」

海未「それもそうですね...少し早計でしたね..では、私はこれで」

絵里「えぇ...」

穂乃果「あ...海未ちゃんかえっちゃった..」

絵里「穂乃果、遅くなってごめんなさい。晩御飯よ」ガチャ

穂乃果「あ、うん」

絵里「それにしても本当に海未は私たちの愛を邪魔したがるのね...」

今日はここまでー

絵里「穂乃果は私だけのものだけだと言うのに」

絵里「まぁいいわ...お腹空いたでしょ?」ハイ、アーン

穂乃果「いただきます...」mgmg

穂乃果「絵里ちゃんは学校行かなくてもいいの?」

絵里「私を心配してくれるの?優しいわね、でも心配いらないわ」

絵里「学校には亜里沙の看病と言う事で休みにしてるから大丈夫よ?」

絵里「それに穂乃果はA-RISEの人にダンスレッスンをしてもらっていると言う事にしてるし問題ないわ」

穂乃果「それは無理があると思うけどなぁ...」

絵里「とにかく穂乃果は何も心配することないのよ、穂乃果は私の傍にいてくれるだけでいいの」ギュッ

穂乃果「やっぱりこの手錠だけでも解いてくれないかな?」

絵里「ダメよ」

穂乃果「こんな状態だと絵里ちゃんを抱きしめる事も出来ないんだよ?これはこれで穂乃果辛いよ...」

絵里「そうね...なら絶対私の元から離れないって約束してくれるなら外してもいいわ」

穂乃果「うん!もしどっか行っちゃったら穂乃果何でもするよ」

絵里「その言葉に二言はないわね?」ジッ

穂乃果「うん...約束する」

絵里「なら外してあげるわ」カチャカチャ

穂乃果「ふぅ...久しぶりに手が自由になったよ」

絵里「手首跡になったりしてない?」

穂乃果「うん。大丈夫みたい」

絵里「なら良かったわ、でも私が部屋を出るときは手錠付けさせてもらうわよ?私はまだ完全に前の穂乃果に戻ったとは思ってないから」

穂乃果「...うん」

絵里「よろしい」スッ

穂乃果「ッ」ビクッ

絵里「...もう叩いたりしないわよ。穂乃果が私を拒絶しない限り」ナデナデ

穂乃果「うん(やっぱり絵里ちゃん暖かいなぁ...)」ギュッ

穂乃果「(こんなに暖かくて優しいのに何で穂乃果ずっと拒絶してたのかな..?)」

絵里「じゃあ、お皿片付けてくるわね?」

穂乃果「もう少しこのままでいさせて...」ギュウッ

絵里「ふふ、いいわよ(このまま一気に穂乃果が私しか見えない様にすれば..)」

穂乃果「ん...もう大丈夫だよ」スッ

絵里「少しの間だけど待ってね」カチャカチャ

穂乃果「はーい..」

穂乃果「何でさっきあんなひどい事させてるのに穂乃果絵里ちゃんを優しいなんて思ったんだろ...」

穂乃果「穂乃果まで変になってきたのかな」

穂乃果「でもずっとこのままみたいだしもう絵里ちゃんに反抗してても意味あるのかな..」

穂乃果「もう..諦めてもいいのよね?」

絵里「いい子にしてたかしら?」ガチャ

穂乃果「あ、お帰り絵里ちゃん」

絵里「ただいま穂乃果、手錠外すわね」

穂乃果「外さなくてもいいよ?」

絵里「あら急にどうしたの?」

穂乃果「だって穂乃果はこんなにも絵里ちゃんに愛されるんだよ?」チュッ

絵里「穂乃果....」

穂乃果「だからね、もう自由なんていらないや。穂乃果も絵里ちゃんが居てくれればそれでいいの。それにこの手錠があれば絵里ちゃんはずっと穂乃果の事構ってくれるでしょ?穂乃果も絵里ちゃんがいないと何も出来ない。だからこのままでいいの」

絵里「やっと思い出してくれたのね穂乃果」ギュッ

穂乃果「うん..穂乃果どうかしてたみたい。こんなに絵里ちゃんの愛を受けてるのに怖いなんて思ってたんだよ?」

絵里「もういいのよ...穂乃果に私の思いが届いたのなら」

穂乃果「大好きだよ..絵里ちゃん」チュッ

絵里「ん..」チュッ

~数日後~

海未「いくらなんでも休み過ぎではないですか...?」

真姫「そうね..いい加減怪しくなってくるわ」

希「今日ウチがエリチに電話してみてそれで変やったら明日ウチと海未ちゃん、あと真姫ちゃんで行ってみようか」

にこ「にこたちはどうするのよ?」

希「ん~?お留守番?」

にこ「はぁぁ!?なんでよ!」

真姫「そう何人も家に押しかけるのも悪いでしょ?それに最上級生の希が決めたことだし異論はないわ」

希「じゃ、そういう事で」

~絢瀬家~

穂乃果「絵里ちゃ~ん」スリスリ

絵里「可愛いわね穂乃果は...」prrrr

穂乃果「絵里ちゃん鳴ってるよ?」

絵里「ちょっと待っててね..あら希からだわ」

穂乃果「!?出ちゃだめ!!」

絵里「え、でも...」

穂乃果「穂乃果一瞬でも絵里ちゃんが他の人と話すなんて許せない..絵里ちゃんが他の人に話すと永遠じゃなくなるよ!」

絵里「...それもそうね、穂乃果が正しいわ」prrrr

絵里「少しうるさいかもしれないけど我慢してね?」ギュッ

穂乃果「絵里ちゃんさえ居てくれればこんなの気にならないよ」

~次の日~

海未「で、希どうでした?」

希「それが何回か電話したんやけど一回も出なかったし折り返してくる事もなかったんや」

真姫「おかしいわね..」

海未「実は昨日私も穂乃果の携帯に電話をしてみたのですが反応がありませんでした...」

希「じゃあ、昨日言った通りエリチの家に行ってみようか」

海未「そうですね」

~絢瀬家~

穂乃果「でね、穂乃果思ったんだけどこの手錠無かったら不安なんだけどそれだと絵里ちゃんを抱きしめられないでしょ?」

絵里「そうね」

穂乃果「でも手錠してると絵里ちゃんの愛を感じるんだけど絵里ちゃんを抱きしめられないからどっちがいいか悩んでるの」

絵里「なら穂乃果が抱きしめたい時に手錠を外してあげるわ...」ピンポーン

-絢瀬家前-

希「出てくるんかな..?」

海未「以前伺った時は出てきましたが...」

シーン

真姫「...反応なし、ね」

真姫「エリー!居るんでしょ!出てきない!!」

海未「ちょ、真姫」

真姫「相手が出てこないからこっちから行くまでよ!」ガチャ

真姫「鍵が...」

希「何かありそうやね...」

海未「えぇ、絵里がこんなミスをするはずがありません」

真姫「とりあえず入りましょう」スタスタ

海未「い、いけません!不法侵入です」

希「相手は出てこん以上仕方ないね」スタスタ

海未「希まで...今回だけですよ」スタスタ

真姫「一階には誰も居ないみたいね..」

希「居るなら二階やね...」

海未「ここが絵里の部屋ですか...?」

希「そうやで」

真姫「ちょっとエリー!いつまで休んでるのよ!!」ガチャ

絵里「あら、真姫じゃないどうしたの...?」

真姫「どうしたもこうしたも...ってなんで穂乃果が居るのよそれにこの手錠なに?」

希「エリチ少しやりすぎとちゃうん?」

絵里「やりすぎ?むしろ妥当だわねぇ穂乃果」

穂乃果「うん、絵里ちゃんの愛沢山感じるよ?」チュッ

海未「何を寝ぼけた事を...」

穂乃果「それよりなんで海未ちゃん達がいるの?おかしいよね?」

海未「そ、それは...真姫「悪いけど鍵が空いてたから入らせてもらったわ」

穂乃果「ふーん、で穂乃果たちの愛を邪魔しに来たの?」

希「愛って...そんな引きこもって学校は行かへんの?」

絵里「学校?そんな危ないところに行くわけないじゃない」

真姫「危ないってどう言う事よ」

絵里「私の穂乃果が学校に行ったら他の生徒に触れられて穂乃果が汚れてしまうわ。それに学校だと何時でも穂乃果を守れるわけじゃないのよ?もし私のいない間に穂乃果に近寄る輩が居たらどうするの?」

海未「そんな事あるはずがありません!!」

絵里「...誰のせいで私がこんな手段を取ったと思ってるの?貴女が私の穂乃果に手を伸ばしたのがいけないのよ..穂乃果を束縛して穂乃果が私の家に泊まりに行くって言ってたのに無理矢理それを押し切って私たちの邪魔をして」

海未「わ、私はそんなつもりでは...それに束縛してるのは貴女でしょう!!」

絵里「同じことを何度も言わせないでくれるかしら?私と穂乃果は同意の上よ。それに今更そんな言葉信じると思ってるの?」

真姫「狂ってる....」ゾクッ

希「それは二人はこのままどうするつもりなん?」

穂乃果「永遠に穂乃果と絵里ちゃんは一緒だよ?どうするもなにもないよ」

穂乃果「穂乃果はね、絵里ちゃんが居てくれればそれでいいの...絵里ちゃんが居てくれれば自由なんていらない。だって穂乃果は絵里ちゃんのものなんだって事が手錠をしてると身を持って感じれるんだ」

海未「....真姫。希、すみませんが帰らせてもらいます」ダッ

真姫「ちょっと...エリーも穂乃果も正気なの?」

真姫「その様子だとずっとここにいるみたいだけどμ'sはどうするのよ!!」

穂乃果「う~ん..いらない」

真姫「なっ....」

穂乃果「だってそれだと練習の時は絵里ちゃんが他の人を見ちゃうんだよ?そんなの絶対認めない。それにライブの時に穂乃果の絵里ちゃんが沢山の知らない人に絵里ちゃんの笑顔を振りまく事になるんだよ?もしかしたらいやらしい目で絵里ちゃんを見てる人もいる..」

真姫「ふざけないで!!穂乃果がやりたいって言ったから皆付いてきたのよ!それを投げ出すの!?」

穂乃果「だって穂乃果、絵里ちゃんが居ればいいもん」

希「真姫ちゃん今日は帰ろう?」

真姫「...そうね」バタン

絵里「それより穂乃果、また海未に汚されてしまったわね」

穂乃果「うん...絵里ちゃん、穂乃果の事綺麗にして?穂乃果も絵里ちゃんの事綺麗にしてあげる」

絵里「えぇ...」チュッ

~路上~

希「エリチも穂乃果ちゃんも随分変やったな」

真姫「知らないわ...」

希「そんな怒らんの。真姫ちゃんから見て二人の事どう思う?」

真姫「そうね...あの言動や目を見る限りお互いに依存してるわね。狂ってるわ」

希「医学的に何とかならんの?」

真姫「あれは精神的なものだから治すなら時間をかけるしかないわ..それに」

希「それに?」

真姫「それに...正直少し手遅れよ」

真姫「あそこまでお互いに依存してるのは初めて見たし慎重に行ったほうがいいわ、最悪自[ピーーー]るかもしれないし」

希「ウチらが気づいてやれば良かったんやね」

真姫「私たちじゃこの問題はどうしようもないわ」

希「とりあえず明日部室で二人の状況を伝えた方がよさそうやね」

真姫「そうね..私たちだてでどうにかなる話じゃないし」

~次の日:部室~

希「という事なんや」

凛「意味わかんないにゃ~」

花陽「で、でもそれって危ないんじゃ...」

真姫「えぇ、危ないわ、だからなんとかしたいの」

にこ「けど今の話だと無理に動けないんでしょ?」

希「そ、とりあえず皆で交代でエリチの家に行って二人が一緒にいる時間を減らした方がええと思うんよ」

真姫「それには賛成ね。二人の距離を少しずつ離して行ったほうがいいわ」

ピーーー入っちった

今日はここまでー

ピーーーってならない様にどうすればいいんだろ

メル欄にsagaっていれるといいよ

メ欄にsaga

>>55 >>56

あざ

>>53の自[ピーーー]は自殺な

真姫「後ひとつだけ忠告しておくけど、二人をあまり刺激したりしないようにね、出来るだけ冷静に」

希「とか言いながら昨日一番真姫ちゃんが怒ってたやん」クスクス

真姫「う、うるさい...」

海未「とにかく私たちは昨日行ったのでにこ、凛、花陽の三人で行ってきてください」

にこ「遂ににこの力を見せる時が来たようね」フフン

凛「よーし!遊びにいくにゃー!!」

花陽「り、凛ちゃん遊びじゃないんだよ...」

真姫「とりあえず気を付けて..」

~絢瀬家~

にこ「じゃあ、いくわよ...」ピンポーン

シーン

凛「...誰もでてこないにゃ」

花陽「留守なのかな...?」

にこ「それはありえないわ。希たちの話を聞く限りは...それに昨日の話だときっと鍵も..」ガチャ

凛「開いたにゃ...」

花陽「でもこれって不法侵入じゃ...」

にこ「そんな事言ってる状況じゃないわ」スタスタ

凛「突撃ー!」タッタッタ

花陽「ダレカタスケテー」

凛「凛が先に絵里ちゃんの部屋にいくにゃ!」ガチャ

絵里「...今日は凛なの?」

にこ「にこ達もいるわよ」

絵里「そうやって皆で私の穂乃果を奪うつもり?」

花陽「そ、そんなつもりできたわけじゃ...」

絵里「なら何をしにきたの?」

にこ「分からないの?アンタたちを外に引きづり出しに来たのよ」

にこ「このままずっとこんな所にいてなんになるの?」

穂乃果「絵里ちゃんの視線を、愛を永遠に独り占め出来るよ」

にこ「永遠なんてないわ」

穂乃果「あるよ」

にこ「そんなの存在しない」

穂乃果「あるったらあるの!!」

穂乃果「全てを犠牲にしてやっと手に入れた愛が永遠じゃないわけがないよ!!死んじゃってもずっと一緒...穂乃果と絵里ちゃんはね、愛し合ってるんだよ?」

穂乃果「にこちゃんまで穂乃果の絵里ちゃんをとろうとしてるの?」

にこ「人の恋人に手を出すほど歪んでないわ。少なくともアンタたちよりはね」

凛「か、かよちん...なんかあの二人いつもと全然違うにゃー」

花陽「う、うん...」

今日はここまでー

早い!

もうちょい見たかったでござ(´・ω・`)

>>62 >>63 穂乃果「ならもう少しだけだよ!!」

花陽「というより少し怖いかも...」

絵里「とにかく私たちの邪魔をしようと言うなら無駄よ。私の愛が冷める事なんてないわ」

にこ「...これ以上話してても埒があかないわ。花陽、凛、帰るわよ」

凛「え、でも...」

にこ「いいから付いてきなさい」

花陽「じ、じゃあね穂乃果ちゃん、絵里ちゃん...」バタン

穂乃果
   この日を境に穂乃果たちの永遠の時間を邪魔するのように毎日μ'sの皆が来ます
   絵里ちゃんは穂乃果だけのものなのに...穂乃果の目の前で横取りしようなんて皆いい度胸してるよね..
絵里ちゃんの愛の証の手錠がある事をしてるのをいい事に寄って集って絵里ちゃんを取ろうとしてる
   今度は穂乃果が絵里ちゃんを守る番だよね?

絵里「こうも毎日邪魔をされると厄介ね...」

穂乃果「穂乃果の事はいいから鍵締めてきてもいいよ?」

絵里「嫌よ。必要な時以外に穂乃果を視界から外すなんて考えられないわ..」ギュッ

穂乃果「なら穂乃果もついて行くからそれでいい?」

絵里「そうね...そうしましょうか」

穂乃果「これで本当に永遠に一緒だね絵里ちゃん」チュッ

絵里「ん...えぇ、死ぬまで一緒よ」ガチャ

穂乃果「死んでも一緒....でしょ?」

絵里「ふふ、そうね」

絵里「さぁ、部屋に戻りましょうか」ギュッ

穂乃果「うん」

~後日~

海未「遂に家の鍵を締められてしまいました...」

真姫「もう打つ手がないわね...流石に窓から入るのは問題だし..」

にこ「で、どうするつもり?」

希「正直なにをしたらええんか思いつかんよ」

花陽「でも何とかしないとあのままだと危ないよ..」

海未「それは分かってます...ですが何をどうすればいいか....」

真姫「今の二人はどんな事よりもお互いを優先してる..」

希「けど見捨てるわけにも行かんやろ?」

真姫「当たり前でしょ...」

希「なら多少乱暴やけど二つのグループに分かれてあの二人を引き剥がした方がええやない?」

海未「確かに...ですがどうやって絵里の家に入るつもりですか?」

希「イチかバチかで裏口から入ってみよ」

真姫「でも、無理矢理引き剥がしてどうするつもり?離した所で元に戻る可能性は低いわよ?」

真姫「それに最悪の場合だと状態が悪化するかも...」

海未「今はリスクを気にしてる場合ではありません..希を案を実行するしか我々には策がないのですから」

-絢瀬家-

絵里「穂乃果ー、苺よ」ハイ、アーン

穂乃果「苺は嬉しいけど穂乃果は絵里ちゃんに手じゃなくて口で食べさせて欲しいな」

絵里「仕方ないわね...ん」チュッ

穂乃果「ん...っちゅ」チュッ

絵里「おいしい?」

穂乃果「うん...苺も美味しいけどそれより絵里ちゃんの唾液が穂乃果の身体の中に染み込んでいくのがすごく心地いいの」

穂乃果「もっと穂乃果を絵里ちゃんのものにして?」チュッ

絵里「もちろんよ、私だけの穂乃果...」チュッ

-絢瀬家:裏口-

希「これで扉が開かなかったらもう終わりや...」

真姫「えぇ...」

希「行くで....?」ガチャ

海未「あ、開いた...?」

にこ「とりあえず一つ山は越えたわね..」

ことり「後は、絵里ちゃんと穂乃果ちゃん....」

ホントに今日はここまででー

海未「希、真姫、...少しだけ時間をくれませんか?もう一度説得してみます」

真姫「無駄だと思うけど...海未がしたいならそれでいいわ」

海未「ありがとうございます...」

海未「絵里、穂乃果、入りますよ」ガチャ

穂乃果「....あれおかしいな?鍵は昨日閉めたはずなのに」

海未「裏口から入らせていただきました」

穂乃果「ふーん、で何しにきたの?」

海未「貴女方が閉じ篭っている殻を壊しに来ました」

穂乃果「海未ちゃん...あんまり変な事言うと穂乃果怒るよ?」

海未「何故..そう思うのですが?」

穂乃果「何でってそんなの....あれ..」

海未「怒りの本当の理由も分からずに怒るとよく言えたものですね、それに穂乃果がしたかった事は本当にこんな事ですか?」

海未「穂乃果が築きたかったのは本当に今の絵里との関係ですか?」

穂乃果「う、海未ちゃんさっきから何を言ってるの...?おかしいよ...」

海未「おかしくなどありません。今のその状況は過去の穂乃果が望んでいたものなのですか?」

穂乃果「いや...止めて....」

海未「止めませんよ。穂乃果は本当は何がしたいのですか?」

穂乃果「止めて...止めて!」

海未「もういいじゃないですか。絵里のためとは自分まで同じ様になっては意味がないですよ」

穂乃果「違う!そんなんじゃない!!穂乃果は絵里ちゃんを愛してるの!絵里ちゃんが居ればそれでいいの!!」

海未「絵里は居るじゃありませんか。それにどちらかその場を動かないと状況は変わりませんよ」

穂乃果「違う...」

海未「目の前の絵里を見て下さい。こんな歪んでいる彼女に憧れて恋に落ちたのですか貴女は?」

穂乃果「....」

海未「もう自分に嘘を付くのは止めて下さい。貴女は貴女の思うことを貫き通すです!!」

穂乃果「ッ!!」

穂乃果「....穂乃果がやっぱり正しかったんだ」

穂乃果「穂乃果もね、最初絵里ちゃんの言ってること全然分かんなかったんだよ」

穂乃果「でもずっとここにいるうちに穂乃果が負けちゃったんだよ」

絵里「....やっぱり海未は私たちの邪魔をするのね」

海未「えぇ、貴女方が間違えた道を歩いているなら当然邪魔しますよ」

海未「さぁ、穂乃果絵里をこちら側に連れてきて下さい、貴女が憧れた存在を取り戻しなさい」

穂乃果「うん!!」

穂乃果「絵里ちゃん...これ外してくれるかな?」

絵里「....嫌よ。」

穂乃果「こんなのしてても穂乃果は幸せじゃないよ」

絵里「そんなはずはないわ。私たちは愛し合ってるのよ?幸せじゃないはずがないわ」

穂乃果「うん、確かに穂乃果は絵里ちゃんが大好きだよ?でもね、今の絵里ちゃんは好きじゃないよ」

穂乃果「穂乃果の自由を奪って自分の気持ちだけ押し付けて...穂乃果の事ももっと見てよ」

絵里「何を言ってるの?私は穂乃果しか見てないわ。」

穂乃果「何も見えてないよ。今の絵里ちゃんは、海未ちゃんに穂乃果を取られるかもって不安になっていてそれで必死に穂乃果の外側だけを守ろうとしてるだけだよ」

穂乃果「今の絵里ちゃんは穂乃果の気持ちが全然見えてないよ」

絵里「そんなはず...」

穂乃果「ならこの手錠を外して?」

絵里「い、嫌よ...」

穂乃果「どうして?」

絵里「これを外したら穂乃果はここから出ていくわ...それに海未が..」

穂乃果「出て行くって言うか穂乃果は穂乃果のお家に帰るだけだよ?それに海未ちゃんなら心配ないよ」

穂乃果「さっきも言ってたでしょ?穂乃果達が間違ってたらそれを邪魔するって」

穂乃果「あの時もね、きっと穂乃果がだらけていたから海未ちゃんが正しい道に戻そうしてくれたんだよ?」

絵里「私は間違った事をしたつもりはないわ。」

穂乃果「だったら!だったらなんで穂乃果を閉じ込めたりしたの!ホントは穂乃果の事守りたいんじゃくて自分のこと守ってたんじゃないの!!」

絵里「ッ!..それは」

穂乃果「絵里ちゃんからしから大きな事かもしれない。けどもう心配しなくてもいいよ?穂乃果は絵里ちゃんだけだから。」

絵里「穂乃果...」

穂乃果「これ...外してくれないかな?これじゃ抱きしめたいのに抱きしめられないよ」スッ

絵里「わ、分かったわ」カチャカチャ

穂乃果「ありがと...ねぇ、絵里ちゃん。絵里ちゃんが抱えてた事全部穂乃果に吐き出して?」ギュッ

絵里「だ、ダメよ...こんな汚い感情穂乃果に嫌われる」

穂乃果「嫌いになんてならないよ...だから話して?」

絵里「....本当は穂乃果お言った通り不安だったの」

絵里「自分に自信がなくて穂乃果の隣を本当に歩いていいのかって、もっとふさわしい人が居るんじゃないかって」

絵里「そんな時に海未が穂乃果を甘やかし過ぎていると言われて..その時の私はどうかしてたのでしょうね、海未に穂乃果をとられるって思ったの」

絵里「そんな事を考えだしたら次から次へと黒い感情が出てきて結果的に穂乃果を監禁してしまった。」

絵里「軽蔑したでしょう?これで全部よ...」

穂乃果「軽蔑なんてしないよ。むしろ穂乃果は嬉しいかな?」

絵里「え?」

穂乃果「閉じ込められちゃったのは流石に大変だったけどでも絵里ちゃんがそんなになるまで穂乃果の事想ってくれたんだよね」

穂乃果「結果的には悪いことだけどそう思う気持ちは別に悪くないんじゃないかな?」

穂乃果「穂乃果だって裏では絵里ちゃんと穂乃果は月とすっぽんだとか、絵里ちゃんが妥協して穂乃果を選んだとか言われてるんだよ?」

穂乃果「穂乃果だってそんな事言われたら不安にもなったよ。ホントに絵里ちゃんが妥協してたら考えるだけでも泣きたくなる」

絵里「先に言っておくけど私は妥協なんてしてないわよ?」

穂乃果「うん、ありがと絵里ちゃん。だからね、自分に自信を持って穂乃果だけを見て?」

絵里「えぇ...」ウルウル

希「一件落着のようやね...」

絵里「希...」

真姫「マッタクゥ...手間かけされるんじゃないわよ」

穂乃果「えへへ...ごめんね皆」

にこ「まったくよ!おかげで練習全然出来てないじゃない!!」

海未「それは問題ないです。穂乃果と絵里には今日から特別メニューをこなしていただきますので..」

穂乃果「と、特別..メニュー....」ゴクリ

絵里「ハ..ハラショー...」

海未「遅れた分はしっかり取り返していただきますからね?」ニッコリ

絵里「逃げるわよ穂乃果!!」グイ

穂乃果「へ!?絵里ちゃん!?」

海未「なっ...待ちなさい!」

絵里「悪いわね海未、明日から頑張らせてもらうわ」タッタッタ

穂乃果「え、絵里ちゃんちょっと休憩...」ハァハァ

絵里「そうね...ここまで来ればもういいでしょう..」

穂乃果「じゃなくて!何で逃げちゃったの!?」

絵里「...だって面倒じゃない」

穂乃果「それ海未ちゃんの目の前で行ったらラブアローシュートだよ...きっと」ハァ

絵里「とにかく明日から頑張ればいいの、それより今は久しぶりの外よ」

絵里「久しぶりのデートでもして身体を慣らしていきましょう?」

穂乃果「それもそうだね~」ギュッ

穂乃果「ねぇ、絵里ちゃん?」テクテク

絵里「どうしたの穂乃果?」テクテク

穂乃果「他の皆がなんて言おうと穂乃果は絵里ちゃんだけのだからね?」

絵里「それは私も同じよ。もう迷わないわ、これから私が穂乃果の恋人なんだって胸を張れる様にするわ」

絵里「お互い頑張りましょうね?」チュッ

穂乃果「ん...ってまた外でちゅーしたー!ダメっていったでしょ!」

絵里「はいはい、気にしないの」

穂乃果「気にするよー!!」

終わり

以上ですね。
何か途中で方向性が決まらずズルズルループしてたのはごめんなさい...
初のヤンデレSSでしたが、ほのえりのヤンデレもうね...たまんない
では、またいつか

ほのえり最高 ほのえり広まれ

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