【空の境界ss】白純「僕のものになれ幹也」 (20)


ガッシャーン

幹也(式、どこにいるんだ…)ソロ…ソロ…

パキッ

幹也(しまった!?)

幹也(気づかれたか…!)キョロキョロ

シーン

幹也「…ふぅ」

白純「……」アタマガーン

幹也「うっ」

幹也「」ドサ

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――
――――
――――――

幹也「うぅ」

幹也(ここは…)

白純「やあ、きがついたかい」

幹也「先輩!…痛っ」

白純「縛る物が無くてね」

白純「足を折らして貰ったよ」

白純「それにしても君は」スッ

白純「あれほど僕の周りを嗅ぎまわるなっていったのに(顔、近いな///)」クイッ

キャラ崩壊注意を入れるの忘れてました
すみません
よろしくお願いします


幹也「……」

白純「でもまた僕に会いに来てくれるなんてね///」

白純「やっぱり君は僕の味方だったんだ!(確信)」

幹也「……」

白純「単刀直入に言う」

白純「僕のものになれ幹也(キャッ、言っちゃった///)」

幹也「先輩、何を!?」

白純「何、ただでとは言わない」スッ

バサッ

幹也「!?、こ、これは――」

白純「ふふ、僕が四年間集めた両儀式の写真集だ」


幹也「これはっ!」

幹也「1995年6月5日、式が人前でくしゃみをこらえてる時の!」

幹也「更に結局こらえられなくて、小さくクシャミをした時の決定的瞬間まで!」

白純「ふふ」

幹也「1995年9月28日、体育のマラソンで転んで、少し涙目になってる時の写真もっっっっっ!」

白純「どうだ幹也」

白純「君がこの前、僕の家に来たとき」

白純「両儀式の写真を何十枚かもって帰ってるのは知ってるんだ」

白純「だけどね、あそこにおいてあるのはどれも普通の物ばかり」

白純「レアなものはね、ちゃんと納めてあるんだ」

白純「どうだ、気に入ったかい」


幹也「………」

幹也「先輩、ありがたくこれは貰っておきます」シャシンシマイ

白純(よし!)

白純「なら――!」

幹也「ですが、先輩のものになるわけにはいきません」

白純「なっ」

白純「なぜ!!」

幹也「写真は写真です、僕が欲しいのは式なんです」

白純「そんなっ」

幹也「なので先輩」スッ

白純「…なんだ(顔、近いよ///)」

幹也「僕のコレクションとトレードしませんか」

ドサッ

白純「こ、これは――!」


白純「…コメントまである」

幹也「はい、流石に僕は毎日病院には、通えなかったので」

幹也「協力者に頼んで撮ってもらったんです」

幹也「その時に僕が分かりやすいように書いてくれたものなんです」

白純「ふむ」ペラ


『1996年4月7日


今日から黒桐様に代わり、私が式お嬢様の撮影をすることとなった。
式お嬢様を見れない黒桐様の為にも
簡潔ながら日記を記したいと思っています。

寒い季節は過ぎ、桜が満開に咲いている。
出来ればこの桜を式お嬢様と一緒に見たかった…


『1997年7月28日

式お嬢様はまだお目覚めにならない
黒桐様がおっしゃった通り
式お嬢様は、毎日表情が変わってらっしゃる。
今日は、口の角度が昨日より2度ほど変わってらっしゃり
眉の位置も先月より、やや下に下がっておりますが
式お嬢様特有の可愛らしさを損なうこと等なく
非常に可愛らしい』

白純「」

白純「…」

幹也「どうですか先輩」

白純「…5枚だ」

幹也「はい?」

白純「僕のコレクションと5枚トレードしよう」

幹也「なら僕は…」

コレトコレト

ウンウン

コレモ

ヨシ、ナラ…
――
――――
――――――

白純(はっ!)

白純(何をしてるんだ僕は)

すみません
貼り忘れました
>>9>>10の間です



幹也「ええ、式が初めて食べたハーゲンダッツから」

幹也「今まで、食べた分のアイスのスプーンです」

白純「これは(良いものだ…)」ナガメル

幹也「――更、に!!!」

白純「こ――――――!?

幹也「式が意識不明で入院している時のアルバムです」

幹也「ちゃんと毎日とってあります」


白純「しょうがない」ゴソゴソ

白純「これで最後だ」

白純「これをやるから僕のものになれ幹也」パッ

幹也「これは、女学園の制服…?」

白純「そうだ」

幹也「どうしてこれを」

白純「何、女学園に潜入してね」

白純「たまたま両儀式の部屋に入れてね」

白純「たまたまあった服を1枚拝借しただけさ」

幹也「先輩…」

白純「こういうのはなれてるからね」

幹也「先輩、それ」

幹也「ストーカーって言うんですよ?」

白純「!?」


幹也「…先輩、これ縫ったあとがありますね」

白純「あ、ああ破れてしまったんだよ」アセアセ

幹也「…なぜですか」

白純「いや、着たから破れた訳じゃないよ」アセアセ

幹也「…着たんですか」

白純「…しょうがないだろ」

白純「…我慢出来なかったんだっっっ!」

幹也「そんな…」

幹也「先輩は変態だったんですか…」

白純「違う、そうじゃない!」

白純「ただ僕は、両儀式になりたかっただけなんだ!」


幹也「…先輩、一般的にはそれは変態って言うんですよ」

白純「違う!」

白純(幹也は誤解している)

白純(らちがあかない)

白純「幹也…」グイ

幹也「…せんぱ、い?」

白純「――ん」チュ

幹也「――――っん!?むぐぅ」

チュルチュパ


白純「ん///」プハァ

ドン

幹也「ぅうっ」ゴクン

幹也「…先輩、何、を――」ケホッケホッ

幹也「…飲ま、せたんですか」

白純「今君に飲ませたのはね」

白純「僕が作った特殊な媚や…大麻でね」

白純「身体の感覚を数倍まで高める効果があるんだよ」

幹也「なっ!」ドクン

ドクン、ドクン、ドクン

幹也「か、から、だが」

白純「ふふ、もう効き始めたみたいだね」

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