モバP「自由人あらわる」 (18)

モバP「彼女をスカウトしたのは1か月前、この事務所に来た時はとても静かな人だと思った」

モバP「しかし、最近彼女は本性をあらわしたのだった」

モバP「心を開いてくれたというのなら聞こえはいいが…我が平凡な日常は失われたのだった」





楓「プロデューサー、これ見てください」ツンツン

P「なんですか?今仕事してるんですぅ」カタカタ

楓「いいじゃないですか、ちょっとだけちょっとだけ」

楓「アルミ缶の上にあるミカン」

P「…」

P「楓さん…それネーブルとスチール缶ですよ」

楓「えっ…」チラッ

ネーブルオレンジ(カリフォルニア産)  スチール

P「(こんなのが毎日あるから正直疲れる、とても疲れる)」


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楓「とりあえずご褒美です、缶コーヒーです」

P「あ、ありがとうございます」

P「(なんかこういうところがあるから憎めな…開いてる…)」

楓「のど乾いたのでちょっと飲んじゃいました」

P「(ホントに分からない…)」

こずえ「ぷろでゅーさー、おなかすいたー」

楓「こずえちゃんかわいいです」

楓「ほっぺたぷにぷに」

P「もうおやつの時間か、ほら今日のおやつはプリンだぞ」

こずえ「わーい、こずえプリンだいすきー」

楓「私のおやつはないんですか?」

P「ありません」

楓「えっ…」

P「そんな捨てられた子犬みたいな表情されてもないです」

楓「こずえちゃんがどうなってもいいんですか?」プニプニ

こずえ「ぷわー」プニプニ

楓「こずえちゃん、一口ください」

P「このゼリーあげるから、こずえからねだらないでください」

楓「ありがとうございます、プロデューサーも一口いりますか?」

P「いや、いいです」

楓「プロデューサー、お仕事終わりましたか?」

P「もうちょっとですねー、終わったら車で送りますから待っててくださいね」

楓「わかりました、まってますね」

ぷあー  

P「楓さぁーん…」

ぷあー

P「仕事片付いたから送りますよ!こずえのほっぺから手、放して!」

P「ほら行きますよ楓さん、こずえも後ろに乗って」

楓「私、運転したいです」

P「ダメです」

こずえ「シートベルトー」カチャ

P「えらいぞーこずえー」

楓「シートベルト装着しました」

P「えらいでーす」

楓「もぅ…」

P「ほら、着いたぞこずえー」

こずえ「zzz」

P「寝てるか…」

楓「私が起こしますね」

こずえ「ぷあー」

楓「この手に限ります」プニプニ

P「またか…」

P「こずえも家に送ったし楓さんどこか寄りたいところとかありますか?」

楓「えーっと、ないですね」

P「そうですか、じゃあこのまま楓さんの家まで行きますね」

楓「ただ…大事な話が…」

P「えっ…どうしたんですか?」

楓「今日、分かったことがあって…」












楓「こずえちゃんってとってもいい匂いがするんです」

P「(どうでもいい…すごくどうでもいい)」

楓「反応薄いですね…」

P「ほら、着きましたよ」

楓「プロデューサー今から一緒に私の部屋で飲みませんか?」

P「お断りします、飲酒運転で捕まりたくないですから」

楓「そうですか、でもプロデューサーがいなくなると私も寂しいですし仕方ないですね」

楓「でも、また今度一緒にお願いしますね」

P「そうですね、また今度」

P「あと、言い忘れてましたが、仕事ないのに事務所に来てこずえぷにぷには禁止です」

楓「えっ…」


おわり

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