モバP「☆☆☆☆☆」 (65)

   ガッチャーンッ☆


きらり「おっすおっすー☆ みんなー、いゆー?」

   シーン……

きらり「ありゃりゃ……だぁーれもいないのかな? んー、早く来すぎちゃったかも……」

きらり「じゃあ、お掃除してようかなぁ? みんなが来たときにきれいになってたらー……」

きらり「……にゅふふ☆ よろこんでもらえるかも! うきゃー! おっそうじおっそうじー☆」

        ガッチャーンッ☆

きらり「にょ?」

瑛梨華「O☆HA☆YO☆」

きらり「あー! 瑛梨華ちゃん! おっすおっす☆」

瑛梨華「おっときらりん! おっはよーぅ☆」

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瑛梨華「なにしてたのカナっ☆」

きらり「あのね、今だーれもいなかったの!」

瑛梨華「ほうほう☆」

きらり「だからぁー……」

瑛梨華「悪巧みしちゃったかーい?」

きらり「うぇへへー、そーだよぉ☆ きらりんはぁ、みんなに内緒でお掃除しちゃおうとしてたの! うきゃー! ヒミツー!」

瑛梨華「そいつはなんともGO☆KU☆A☆KUなプランだねっ! アタシものっかっちゃおうかな?」

きらり「えぇーっ! 瑛梨華ちゃんたらワルーい☆」

瑛梨華「二人で悪巧み……ダブルで倍☆ バイ☆バイゲームだねっ☆」

きらり「よごれからもバイバーイ☆ すゆ? しちゃうー!」

きらり「おっそうじおっそうじー☆」パタパタ…

瑛梨華「汚れ発見☆ 瑛梨華ちんファイアー! ふんふふー♪」サッサッ

  ガッチャーン☆

きらり「にょ?」

瑛梨華「おやおやー? どちらさまー?」

そら「あたしだっ☆」

きらり「あーっ、そらちゃんおっすおっすー☆」

瑛梨華「そらちんいらっしゃいっ☆ 何から握りましょうっ!」

そら「にぎる? それならあたしのはんどるをぐっとぐりっぷしてくれるひと、ぼしゅーちゅー☆ こぉるみぃ☆」

瑛梨華「ハンドルと来たかっ! ここかなっ☆」ポフポフッ

そら「のんのん☆ いっつへあー!」

きらり「いやーん☆」

瑛梨華「むむむっ☆」

そら「めめめっ☆」

きらり「もももっ☆ 瑛梨華ちゃん、どしたー?」

瑛梨華「きらりん、大変! そらちんのハンドル、MO☆FU☆MO☆FU☆」

そら「そーぉ? そんなこといわれたらあくせるぜんかい☆ ふるすろっとるしちゃうぞ☆」

瑛梨華「ほうほう……どぉれ、そぉい!」ポフポフッ

そら「どるるるん☆ ぼぉー☆ ぼぉー☆」

瑛梨華「まさかのFU☆NE☆」

きらり「うっきゃー! そらちゃんエンジンスゴーい! ヤバーい!」

そら「やばいなんていわないでっ☆ はっぴーっていって☆ へいっ、ゆーせいはっぴー☆」

きらり「はぴはぴー?」

そら「おぉっと☆ はっぴーよりもはぴはぴー☆ ばいはっぴーねっ☆」

瑛梨華「CHO☆Ⅰ☆MA☆CHI☆」

そら「むむむっ☆ どうしたのかなっ☆」

瑛梨華「ここははぴはぴじゃあ、足りないかなー!」

そら「なんとっ☆」

きらり「どうしてー?」

瑛梨華「チッチッチ……ここには今、何人?」

きらり「にょ? 瑛梨華ちゃんとー、そらちゃんとー、きらりでー……3人?」

そら「すりーゆーざぁー……なぁう☆」

瑛梨華「ならっ、はぴはぴじゃなくってー?」

きらり「はぴはぴはぴ?」

そら「はぴはぴはぴ☆」

瑛梨華「イェーイ! 3倍よ、SA☆N☆BA☆Ⅰ☆」

きらり「うっきゃー! はぴはぴはぴすぅー! いつもよりどきどきしちゃうかもー!」

そら「ところでふたりは、いったいぜんたいなにをどぅーしてたんだい☆」

瑛梨華「おぉっと、うっかり☆ 現在掃除中なの!」

そら「おそうじ?」

きらり「そうっ、おそうじ! そしたらきれいになって、みんなもうれすぃー☆ ってなるにぃ?」

そら「なるほどなるほど☆ はっぴー☆ のために事務所をまるごとくりーにんぐねっ☆」

瑛梨華「一緒にやりたいかー!」

そら「おーっ☆」

瑛梨華「よぉーし、お掃除 SA☆Ⅰ☆KA☆Ⅰ」

きらり「れっつごー☆」

そら「れりごー☆」

瑛梨華「ふんふんふふー☆」パタパタ…


きらり「……ねぇねぇ、そらちゃん?」

そら「なんだぁーい、きらりん?」

きらり「あのねあのね。ごにょごにょ……」

そら「……☆☆」

きらり「いーい?」

そら「おっけーい☆」

瑛梨華「さぁーて、つぎは――」


きらり「まっしゅまーろーほっぺー♪」

そら「ゆびさきーでー♪」


きらそら「「ぷーにぷにー☆☆」」

瑛梨華「ひゃおっ!?」

きらり「うぇへへー、やわらかー☆」

そら「油断びっぐぼす☆だってさ☆」

瑛梨華「これはいわゆるSE☆KU☆HA☆RA……?」

そら「のんのん☆ ふれあい☆」

瑛梨華「きらりん、お掃除はいいのかなっ?」

きらり「にゃはっ、高いところのお掃除、終わっちゃったの!」

瑛梨華「なんとっ☆」

そら「こっちも順調だからへーき☆へーき☆」

きらり「だからお手伝いしよーって思って、ちょっぴりいたずらしちゃったにぃ……☆」

瑛梨華「こーのおちゃめさんっ☆ じゃあお手伝いを――」

   ガチャンッ☆☆

瑛梨華「おっと?」

心「はぁーい☆ みんな元気かなっ☆ さとうしんこと、シュガーハートが来たぞぅ☆」

きらり「あー! はぁとちゃんだ! おっすおっす☆」

瑛梨華「O☆HA☆YO☆ しゅがたん☆」

そら「さとぅーん☆ おはやいのね☆」

心「……マジかよ☆」

きらり「にょ、どしたー?」

心「いや、なんでもないぞー☆ みんなはなにしてたのかなっ?」

そら「くりーにんぐ、なぁう☆」

心「クリーニング? あぁ、掃除かぁ! はぁと納得☆」

瑛梨華「しゅがたんもやるかい?」

心「はぁとはどうしようかなー☆ 悩むなぁ☆ めんどくさい☆」

きらり「じゃあ、そっちのソファにどうぞー☆」

心「おっと、ありがと☆ いい子だから誉めちゃう☆」

きらり「わぁーい! うれすぃー☆」

心「ふぃー☆」トサッ

きらり「よぉーし☆ きらりんパワーがむくむくーってしてきちゃった! がんばるゆー!」

心「応援しちゃうぞ☆」

そら「お茶どーぞっ☆」

心「お? せんきゅー☆」

そら「お砂糖もしゅがぁーっとどうぞ☆」

心「うんうん、これ緑茶だろ☆ 飲めんわ☆」

そら「あうちっ、失敗しちゃった?」

心「……気持ちだけもらっとくねっ☆」

そら「わぁい☆」

瑛梨華「じゃあアタシは――」

心「掃除しろよ☆」

瑛梨華「えっ!」

心「その手にあるのはなーんだっ☆」

瑛梨華「モップだよっ☆」

心「何する気だったんだよ☆」

瑛梨華「これってO☆O☆KI☆RI☆じゃないのかなっ?」

心「オイ☆」

瑛梨華「ジョークね、大丈夫っ☆」

心「じょばないだろ☆ ごるぁ☆」

瑛梨華「DO☆N☆MA☆Ⅰ☆」

心「あまりのハートのタフネスに、はぁともびっくりしちゃってるわ☆」

瑛梨華「誉めても笑顔しかだせないぞっ☆」

そら「笑顔ではっぴー☆ だからおっけーねっ☆」

心「オーマイ☆」

心「はぁー、はぁともお姉さんじゃなくってキュートでいさせてよねっ☆」

瑛梨華「コーヒーと紅茶と緑茶持ってきたぞっ☆」

そら「しろっぷ、きゃもーん☆」

心「だから緑茶おくのやめろよぉ☆」

きらり「なになになぁーにー? みんなどしたー?」

心「お、どうにかしてよねしゃいにーがぁる☆」

きらり「んー?」

瑛梨華「きらりん、カモーン☆」

そら「りらっくすなーう☆」

心「この2人がタチ悪いんだけど☆ マジ勘弁☆」

きらり「……!」パァァ

心「あっ、つんだわ☆」

きらり「きらりもいっしょにすぅー! わぁー!」

きらり「うぇへへー、いっしょにおすわりー☆」

心「ハードルひっくぅ☆」

そら「へぇーい、どりんくをとぅーゆー☆」

きらり「ありがとー☆」

心「くんくん……ん? なにこれ?」

瑛梨華「SO☆BA☆YU」

心「ばっきゃろぉ☆」ベチーン

瑛梨華「あーうちっ」

心「なんでそばつゆに溶いたんだよっ☆」

そら「かなっちからのぷれぜんと、ふぉーゆー☆」

心「冷蔵庫のちくしょーめっ☆」

心「蕎麦湯はそばつゆを薄めたやつじゃないんだぞっ☆」

瑛梨華「MA☆JI☆DE」

心「マジだよ☆」

そら「じゃあこれは?」

心「そばつゆだコラぁ☆」

きらり「あっ、でもでも、おいすぃーかも……?」

瑛梨華「……計算通り!」

心「おいこっちみて言えよ☆ 見ろ☆」

瑛梨華「まぁまぁ、間違いは仕方ないから笑って許しましょ☆」

そら「えがお☆ではっぴー☆ まし☆ まし☆」

心「んもー、めでたいやつらだな☆ ハッピーめ☆」

そら「それほどでも☆」

瑛梨華「てれるなぁ☆」

きらり「うぇへへー……」

心「喜ぶのかよ☆」

瑛梨華「これではぴはぴはぴはぴ?」

そら「よっつのはっぴーでふぉーはっぴー☆ はっぴー☆ふぉー☆ゆー☆☆」

きらり「うきゃー! いつもよりもぉーっともももぉーっとはぴはぴはぴはぴー! ってすぅ! うぇへへー、うれすぃー☆」

心「まったく、世話がやけるっつーのぅ☆」

  ガタンッ☆

心「ん?」

瑛梨華「ほぇ?」

そら「わっつ?」

きらり「にょ?」

心「……今、物音がしたような」

瑛梨華「ま、まさか……」

そら「ごーすと! おばけできょーふがぱにっく!?」

きらり「にょっ!? なにそれこわーい! どうしよ! どーしよー!?」

心「えぇい騒ぐなっ☆ ちょっと様子を――」


    ――ガチャッ☆

そら「ひゃぁっ」

瑛梨華「な、何やつ! 名を名乗れぃ!」

心「不審者だったらどうするんだっての☆ 刺激しちゃ――あれ?」

イヴ「ふわぁ~☆ あれぇみなさん、どうしたんですか~?」

きらり「あっ、イヴちゃんだ! おっすおっす☆」

イヴ「きらりちゃん、おっすおっす~☆ おはようございます~」

心「……」

瑛梨華「なぁんだ、ビックリして損した☆」

そら「そこのそーこでおやすみしてたのか、なっとくなっとく☆」

心「それでいいのかよっ☆」

イヴ「?」

心「いいんだろうな☆ こん☆ちく☆しょう☆」

イヴ「ところでみなさんはなにをしているんですか~?」

きらり「あっ、今ね、今ね! お掃除してたのー!」

イヴ「お掃除ですか~☆ いい子ですね~♪」

きらり「うぇへへー、てれゆー……」

イヴ「みんなえらいえらーい~☆」ナデナデ…

瑛梨華「よい子って言われちゃった☆ 照れるねっ☆」

そら「あうっ、そこはあたしのはんどるがぁー……ぶいーん! ぶぉんぶぉん!」

イヴ「あれぇ~? 人ってハンドルがついてるんでしたっけ~☆」

心「オイ☆ 年上撫でようとすんなよ☆」

イヴ「えぇ~? でもよい子は誉めてあげないと~☆」

心「んもう、そんな年じゃ……」

イヴ「~?」ニコニコ

心「……勝手にしろよ☆」

イヴ「はぁ~い☆」

イヴ「みなさんにはちゃんとプレゼントが届きますよ~☆」

心「いいのかよ☆」

イヴ「いいんですよ~♪ 女の子はいつまでだって女の子なんですから~☆」

そら「ぶぉんぶぉんぶぉーんっ☆」

瑛梨華「やった! A☆RI☆GA☆TO!」

イヴ「いえいえ~♪」

きらり「……」ジッ…

そら「おぉっと、なにかなっ☆ はぴはぴはぴはぴはぴすぅ?」

きらり「うん! あ、じゃなくてー!」

そら「じゃないのっ、しょーっくっ」

きらり「じゃなくもなくって、はぴはぴはぴはぴはぴはしてゆけどぉー……」

そら「それじゃあ、なんだーい☆」

きらり「……きらりもぶぉんぶぉーんってしてもいいかな?」

そら「そんなの当然、おっけーい☆ きゃもんきゃもーん☆」

きらり「じゃあ……ぶぉーん!ぶぉんぶぉーん!!」

心「そっちかよ☆」

きらり「うぇへへへー、でもみんなでお掃除楽しかったにぃー☆」

そら「くりーにんぐ☆ で笑う門にははっぴー☆かむかむ☆」

瑛梨華「んーっ! さっぱりしたしKA☆N☆PE☆KI☆」

イヴ「わぁ~! きれいになってうれしいです~☆」

心「こぉのハッピーどもめ☆」

きらり「もぉー! はぁとちゃん、てれゆー!」

心「喜ぶのかよ☆」

きらり「うんっ!」

心「……その目はズルいわ☆」

きらり「にょ?」

心「いや。そろそろ誰かくるだろーって思ってるだけだぞっ☆」

そら「おそうじのおはなしをかたるべしっ、だね☆」

瑛梨華「かたるべししてカタルシス……むむっ、ティンと来た☆」

心「や☆め☆ろ☆」

そら「かたるしすってなぁに?」

イヴ「さぁ~? でも、みなさん楽しそうでうれしいですよ~☆」

心「サンタさぁん☆」

イヴ「はぁ~い? なんですか~☆」

心「ホントにプレゼントよこすなら色つけろよなっ☆」

イヴ「わかりました~☆」

心「……もちろんほかの分もだぞっ」

イヴ「~☆」

心「まったくぅ、はぁともお姉さんするのは楽じゃないんだからねっ☆」


おわり

@おまけ

― クリスマスの朝 ―


チュンチュン…… チチチ……


きらり「ねぇねぇ! おっきーくてきゃわわー! なぬいぐるみが来てたの! うれすぃー!!」

瑛梨華「うちにはなんと! ネタ帳が! ……つかみのセリフとか、結構参考になっちゃうからKU☆YA☆SHI☆Ⅰ」

心「うちには砂糖やらシロップやらが大量に来てて正直処分に困るわ☆ ぶっとばすぞ☆」

そら「……」

瑛梨華「むむっ、どうしたそらちん?」

きらり「元気なーい……プレゼント、こなかったの……?」

そら「ううん……」

心「どうした、はっぴーがぁる? お姉さんに言ってみな☆」

そら「……ごるごんぞ~らがいっぱいきてた……」


心「サンタはどこだぁ☆☆☆」

ブリッツェン「ブモッ(我が主はイタリア支部の支援のために旅立ったが)」


おわりん☆☆☆

以上、お粗末

はぁとさんのこと考えるとなんかドキドキするんですがこれが高血糖ってやつでしょうか

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