【安価】エレン「ジュマンジ……?」【2スレ目】(1000)

※『進撃の巨人』の世界の登場人物たちが、映画「ジュマンジ」に登場する不思議なボードゲーム・ジュマンジを
 安価でプレイしてクリアを目指すハートフル(ボッコ)なゲームです。
※原作10巻までのネタバレが有りますので未読の人は注意してください
※荒らしには反応せずにスルーをお願いします

※ルールの確認です
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●ルール説明 【ジュマンジ】
ジュマンジはらぶらぶちゅっちゅするエレアニもある、激しいエロス展開も期待できるすごろくゲームです。

①プレイ人数は四人固定である
(※ただし安価は絶対)

②プレイヤーは【順番に】サイコロを振って、コマを進めること
(※一回サイコロを振る行為で、1ターンを消費します)
(※他にもリヴァイと話をする選択を行うと、1ターンを消費します)new!!

③止まったマスに書いてある事柄(安価)が『現実化』する
(※安価レスのコンマ1桁判定を出目とし、そのレスに書かれている事柄が現実化する。ルール⑤に注意)

④最後までゲームを続ける。誰かがゴールし、ゴールした人が『ジュマンジ』と叫べば【すべてのものは元通り】になる
(※ゴールはプレイヤーが今までダイスで出た数の合計数値が100を超えた場合)

⑤イカサマ、具体的にはダイス目で『0』が出ると罰ゲーム(改定)
(※安価のコンマ1桁が0だった場合、安価で罰ゲーム判定。ゾロ目になるとエロいことになる(可能性もあるね!)
 ⇒マスター・ヨーダがいる限り罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い)

⑥プレイヤーは基本的に交代できないが、死んだら誰かが引き継ぎ可能(交代安価発生)

⑦(安価は絶対)

●判明した事実
①罰ゲームはコンマ判定によって左右され、プレイヤーが死亡する可能性も高い

※なお()内はメタ発言で、エレンたちは知りません
※〝〝内は新規に追加されたルールで、エレンたちにも目視可能

>>2 いきなりミス。こっちです

●判明した事実
①罰ゲームはコンマ判定によって左右され、プレイヤーが死亡する可能性も高い

※なお()内はメタ発言で、エレンたちは知りません

【現在の状況と戦果】
・巨大ゴキに壁内が占拠されていて、どこを見てもゴキだらけ!
・ライナーがゴキブリに襲われた!
⇒救出完了! 瀕死状態!
・キース(東方不敗)はゴキと戦闘中のため、訓練兵団の兵舎や食堂は市街地に比べると比較的少なくなっている!
・テラフォーマー襲来(一匹)、撃破!
・プレゼント(爆弾)×100 爆散!
・ついでにティーセットも爆散!
・ラッキースケベ発動! エレンはアニの乳首の色と形を知った!
・アルミンのカルマが100上がった! 友情度が100下がった! 胃san値が200アップ!
・エレンは負傷中。アバラ骨折、両足の裏の皮が剥がれているため機動性ダウン
・ファンタジーエンド・クリスタ夢想編をクリア! 特典? ねえよそんなもん
・一番デカい奴=ベルトルト・フーバー、星になって死亡
・壁の中の巨人が目覚めた! 幸か不幸か虫が邪魔しているが、ここにくるのは時間の問題!
・宇宙外生命体エイリアンとの死闘の末、アルミン・アルレルト死亡!
・ジャンが女体化、誰も得しなかった!
・チェストバスター駆逐完了!
・人類最強の兵士、リヴァイ参戦!
・人類最強(笑)の兵士、リヴァイ消滅! ムゴイ!
・may the force be with you(フォースと共にあれ) きた! ますたー・よーだきた! これでかつる!(棒)
 ⇒じいちゃんの導力により、罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い
・アイエエエ!? ナンデ!? ス○ライク・フリー○ムナンデ!?⇒キラ様が巨虫と巨人をぬっ殺し始めました
・人類最強(笑)の兵士、リヴァイ再登場!

               ↓(ここから前回)↓

・アニ「エレェェェン………ミカサとセックスはしたのかい? まだだよなァ………初めての相手はミカサではない! このアニだァーーー!!」
 ⇒特別枠でss投下『アニ、らいおんはーと』第一部完。
 ⇒ミーナはエレ×アニを見ながら自慰ることで疑似3pを実現! 【淫蕩】状態が解除されました! ヒドイ!
・ミカサを除く女性陣が発情しました
 ⇒処女喪失完了(一部百合、ミカサ除く)
・リヴァイと話をして、ジュマンジ『真エンド』および『滅亡エンド』のフラグ①②③を達成しました!
・(ライナーを)昏睡レイプ!野獣と化した先輩!
 ⇒ミカサの【淫蕩】状態が解除され、monsterイベントを事実上クリアしました! ライナーは犠牲になったのだ……
・エレンがスタンド能力【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】(ツバを吐きかけた相手を無重力の支配下に置く能力)を得た!
・死んだ者が生き返った! アルミン・アルレルト復活ッッ! アルミン・アルレルト復活ッッ! だが女だ(a cup)!
・ハンネス、復活した矢先に虫に再度捕食されて死亡。ムゴイ
・ベルトルト・フーバー⇒不明


【ダイスロール状況(※ダイスロール順)】
(エレン   :5ターン経過、残り82マス 状態:【負傷中】・非童貞(×アニ)・アニが気になる
                     能力:スタンド:【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】※)next turn
(アニ    :5ターン経過、残り58マス 状態:【正常】・処女喪失(×エレン))
(ジャン(女):5ターン経過、残り78マス 状態:【強制女体化】→??? 【正常】)
(ミカサ   :5ターン経過、残り72マス 状態:【正常】)

※【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】ツバを付着させた相手(巨人や巨虫も可能)を1ターン後から無重力下に置くことができるようになります


【進行中のイベント】(○:進行中 ●:クリア)
○(ゴキブリ天国イベント:進行中→ターン制なし。外に出たら戦闘)
○(巨人襲来イベント:進行中→残り24ターン)
○(自由の翼(フリーダム)イベント:進行中→残り10ターンで巨人と虫がほぼ全滅し、外に出られるようになる)
●(monsterイベント:進行中→女性陣が【淫蕩】状態→(詳細は>>332)→ミカサ以外撃沈⇒終了)
○(反撃の嚆矢イベント:進行→消滅→復活→進行中)

【予定されているエンディング集】(現時点からでも到達可能:○、時間経過で可能:●、不可能:×、☆:クリア済み)

○真エンド:世界の真相を知り、世界を元に戻すために奮闘するルート(フラグ構築にはアルミンorリヴァイの生存必須)

○滅亡エンド:世界の真相を知り、世界をそのままにするルート(フラグ構築にはアルミンorリヴァイの生存必須)

○ノーマルエンド:100マス到達による真っ当クリアがこれ。世界は元に戻るが、残るのはキャラクターたちの不思議な体験の記憶と、多くの謎

●エキストラエンド:ジュマンジの放棄によって、これ以上の世界変革を避け、なおかつ平穏な生活が戻るルート。虫や壁の中の巨人が発生中のため、現在は到達不可能

○全滅エンド:104期訓練兵団の全滅によるゲームオーバー

○その他のエンド:安価の展開次第で到達できるエンド。何が起こるかは安価次第

☆ファンタジーエンド(クリスタ夢想編)

※現時点における【反撃の嚆矢】イベント(真エンド・滅亡エンド)を達成するために必要な情報など纏めさせていただきます

【反撃の嚆矢のイベントフラグ達成状況】(○:達成 ●:未達成)
 ○フラグ①「ダイスロールでプレイヤーが同一マスに到達する」
 ○フラグ②「上記①を満たし、同一マスに止まったにもかかわらず、発生するイベントが違うことにアルミン(またはリヴァイ)が気付く」
 ○フラグ③「ゲームを放棄しようと決断し、ダイスを片付けようとした時にダイスがひとりでに動いたことの違和感に気づく」
 ○フラグ④「一定の条件下において『死んだ者が【全員】ないし○○○が生き返る』を選択(最安価イベント)する」
 ●フラグ⑤「○○○を○○○させる(アルミンかリヴァイがいる状況)」
       ⇒エレンがアニと絆を作ったため、必須条件ではなくなりました
 ●フラグ⑥「一定時間経過した状態(ダイスを20回以上振った状態)でアルミンが生存している場合、
       ゲームで発生する出来事の傾向や差について、アルミンが考察を行う」new!
 ●フラグ⑦「上記⑥を達成している状況でエレンとアルミン(またはリヴァイ)が生存」
 ●フラグ⑧「上記①②③⑤⑥⑦を達成している状態で、アルミン(またはリヴァイ)と話をする(選択安価イベント)」
 ●フラグ⑨「上記①②③を達成し、かつフラグ⑤を未達成の状況でアルミン(またはリヴァイ)と話をする(選択安価イベント)」

※上記フラグ⑧を達成すると、『真エンドルート』と『滅亡エンドルート』が解放され、どちらかに進めます。最終的にどちらを選ぶかは安価決定となります。
 上記フラグ⑨を発生させると、『真エンドルート』は消滅し、『滅亡エンドルート』に進みます。
 こうなるとどうあがいても『ノーマルエンド』か『全滅エンドルート』しか到達できません
 

※フラグ④は必須フラグではありませんが、立ってると便利
※フラグ⑤が立っていない状態で⑧を実行しようとすると、ある特殊フラグが成立してしまい、どう頑張っても『滅亡エンド』か『全滅エンド』になります

※以下がその特殊フラグとなります(ヒントとしても活用してください)

1.プレイヤー4名の中にライナー、ベルトルトがいると、上記フラグを満たしても『滅亡エンド』を目指さざるをえない展開になります
2.アニも1.の条件に入れる予定でしたが、エレンとの絆ができたため、上記フラグを満たしてもエレン達に協力してくれます

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>>1です。20:00には本日の投下を開始します

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 前回ラスト(アルミン復活)で、総ダイスロール数が20回を超えたため、以下のフラグssが投下されます

 フラグ⑥「一定時間経過した状態(ダイスを20回以上振った状態)でアルミンが生存している場合、
       ゲームで発生する出来事の傾向や差について、アルミンが考察を行う」


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………
……


~食堂内・一角~

アルミン(女)「うーん…………どういうことかなぁ」カリカリ

エレン「な、なぁアルミン………そんなに悩んでるのは、やっぱり女になっちまったからか?」オソルオソル

アルミン(女)「え? あ、ぁあ、うん、それもあるんだけど、なんていうか………」

ミカサ「? アルミンにしては歯切れが悪い。どうしたの?」


アルミン(女)「あ、ミカサ。ほら、僕たち、もう随分とジュマンジのクリアに挑戦してきたじゃないか」ポリポリ

アルミン(女)「ダイスも合計で二十回も振ったんだよ? そろそろ、情報を纏めようかと思って」

アルミン(女)「女の子になっちゃったのはしょうがないよ。クリアすれば、これも戻るかもしれないしね」ニコッ


エレン「なるほど」ホッ

ミカサ「頼りにしている」

アルミン(女)「ははっ……といっても、わからないことばっかりなんだけどね。なにせほら――――僕が死んでる間に起こったこと、エレンから聞いた情報も含めて、纏めているさいちゅ……」



エレン「」ブワッ

ミカサ「」ポロポロ



アニ「………あんたも地雷を踏むのが好きだね」ハァ

アルミン(女)「あ………!(しまった!?)」アセアセ

エレン「俺が馬鹿だったせいで………アルミンが女の子になっちまった………」ズーン……

ミカサ「私がアルミンを守れなかったから………」マモレナカッタ…


アニ「はぁ…………ここはあたしがフォローしておくから、あんたは向こうでゆっくり考えてきな」ヤレヤレ

アルミン(女)「あ、はは……ご、ごめん、アニ。二人のこと、任せるよ」

アニ「ああ、任された」

アルミン(女)「…………アニ。ちょっと見ないうちに、随分と表情が柔らかくなったね」

アニ「そ………そう、見えるかい?」ドキッ

アルミン(女)「うん、いい感じだと思うよ。エレンと、その………ぃ、いい関係になったみたいだしね///」

アニ「ッ~~~! か、からかうんじゃないよ//////」ビュン!!


ゲシッ!


アルミン(女)「っあいたあ!!? ぅ、うう、ご、ごめん………(女の子になったせいかいつも以上に耐久値が低い……)」サスリサスリ

アニ「フン………////」


アルミン(女)「いてて………」

アニ(…………)


アニ「けど………そんなに、違う風に見える?」

アルミン(女)「? うん。こう言ったら気を悪くするかもしれないけど、その、アニって、けっこう近寄りがたいイメージがあったから……」

アニ「悪かったね………」プイッ

アルミン(女)「だけど、前からアニがどんな人なのかって、なんとなく分かってはいたんだ」

アニ「………? どういうこと?」


アルミン(女)「アニは、優しい人だと思う。蟲人間が襲ってきたときも、エレンを庇ってくれたし、今だって、エレンやミカサのことを気にかけてくれた」

アニ「それは…………」

アルミン(女)「アニが何を考えているのか、とかは関係ないんだ。ただ、僕たちに優しくしてくれる。頼りになる」

アルミン(女)「信頼できる仲間なんだって、そう思うんだ」


アニ(―――――!!)


アルミン(女)「不甲斐無いけれど、僕にできるのはこの小賢しい頭を使うくらいだ………直接的な暴力や理不尽には、僕じゃ対抗できない」

アニ「そんな、ことは………」

アルミン(女)「あの二人は、どうにも危なっかしくて………いつも後先考えずに突っ込む癖がある」ハハ

アルミン(女)「だから、エレンとミカサが危なくなったときは、頼むよ――――二人を、助けてあげてほしい。あ、もちろん、アニ自身が出来る範囲で良いんだ。気にかけてあげて?」


アニ(…………)


アルミン(女)「お願い、できるかな………」アセアセ

アニ「………………分かった。請け負おう」

アルミン(女)「! ほ、本当に! ありがとう!!」



アニ「だけど、あの二人だけじゃない――――あんたもだ」


アルミン(女)「えっ……?」


アニ「あたしからすれば、あんたも含めて危なっかしい………だから、いいよ。出来る範囲で良いなら、あんたらを纏めて守ってやるよ」


アルミン(女)「ッ――――あ、ありがとう! アニ!」ニコッ

アニ「どういたしまして………」フフッ

アルミン(女)「そうと決まれば、さっそくジュマンジの傾向と対策を練ってくるよ! またね、アニ!」

アニ「うん。また…………」


 タッタッタッタ………


アニ(…………)


アニ(…………ああ、もうだめだ)


アニ(あたしは、もう――――)チラッ



エレン「ぅう、ごめんな、ごめんな、アルミン……」エグッエグッ

ミカサ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」ブツブツ



アニ(………)フッ

アニ(人間を、敵とは見なせない…………ごめんね、ライナー、ベルトルト)

アニ(あたしは、こっちにつくよ――――)



……
………

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        アルミンの考察が始まります

  ※注意:重要なポイントがあります
      今後のエンディング等のヒントや地雷が大量に設置されているので
      真エンドクリアを目指す方は、注意深く読んでみてください



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………
……


~厨房~


アルミン(女)「う~~~~~ん……」カリカリ


アルミン(女)(アニには、ああいったものの………)


アルミン(女)(正直、投げたい)ドウシロト

アルミン(女)(マス目の指示には傾向もクソもない………対策? 何が起こるのかもわからないのに、どうやって………?)

アルミン(女)(虫が大量発生したり、蟲人間が出てきたり、宇宙外生命体が出てきたり………確実に殺しにかかってるよね)ハァ

アルミン(女)(爆薬箱×100が出てきたり、女の子たちを発情させたり(なんで僕はいなかったんだorz)、リヴァイ兵長が現れたり、鋼鉄の巨人?が現れて、巨人や虫を殺し始めたり……)

アルミン(女)(………他にも)チラッ


ヨーダ「ぁっ………あっ、あっ…………」


アルミン(女)(なんだあの緑色のカエルみたいな生き物は………ふざけているのか?)イラッ


ヨーダ「ぁっ………ぁ、ぃ、ぃくぅ…………///」ミョンミョンミョン


アルミン(女)(どうにも一応は〝救援の騎士〝っていう名目で現れたみたいだから、放置されているらしいけれど)ドンビキ

アルミン(女)(僕が死んだあとからは、まるでゲームの進行を助けるような指示も結構出ていたみたいだ……)

アルミン(女)(ふざけた指示も多い。ティーセットが出てきたり、せっかく出てきたリヴァイ兵長を消滅させたり、ライナーが『アッー』したり………何がしたい? こっちをおちょくってるのか?)イライラ


アルミン(女)(ッ、まてまて、頭を冷やせ………冷静になるんだ)


アルミン(女)(僕が生き返ったり………僕は女の子になっちゃったけど///)

アルミン(女)(指示の傾向が全く見えない………)

アルミン(女)(この悪魔のゲーム………クリアさせようとしているのか………させまいとしているのか………?)チラッ



ジュマンジ「…………ヒヒヒッ」ドンドコドコドコドコドン


アルミン(女)「ッ、何か手がかりになるかもと思って持ってきたけれど………本当、わけがわからない」ハァ


アルミン(女)(『現実を侵す悪魔のゲーム』とは、僕もうまいことを言ったものだ)ハハ……

アルミン(女)(悪魔にとっては【クリアできるとかできないとかは重要じゃなく】て、ひょっとしたら【どっちでもいい】のかも)ハァ

アルミン(女)(或いは……………【何も考えていない】のか【善意や悪意に関係なく、一定のルールに従って指示を出している】だけなのか……)

アルミン(女)(わからないな………わからないことだらけだ)





アルミン(女)(ああ、そういえば……わからないといえば、巨人だってそうだ。【巨人は謎が多くて、どこから生まれて、どこから来てるのかすら、現状では把握できていない】んだ……あいつらも、案外理由なんてないのかもしれない)フゥ






アルミン(女)(まるで悪魔が、こっちが右往左往しているのを見て、楽しんでいるみた………ッ!?)ハッ


アルミン(女)「……………まさ、か」



アルミン(女)(!? あ、ああ…………!!?)ハッ

アルミン(女)(お、おちょくってる………? そ、そうなのかも、しれない………でも、まて、まてまてまて、待て! これは保留だ!)

アルミン(女)(巨人の謎………現実化………クリアすると『すべては元通りになる』というルール……!!)

アルミン(女)(すべては元通りになるというのが、どの程度の範囲になるのかはわからないが………)

アルミン(女)(【ゲームの指示によって起こった過去の出来事すべて】を指すのなら………)

アルミン(女)(もしそうだとしたら…………この何の根拠もない、夢想じみた僕の想像が、正しければ……!!)チラッ



ジュマンジ「……………」ドン………ドコ



アルミン(女)(このゲームをクリアすれば………!!)

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  ※以下のフラグが達成されました

 フラグ⑥「一定時間経過した状態(ダイスを20回以上振った状態)でアルミンが生存している場合、
       ゲームで発生する出来事の傾向や差について、アルミンが考察を行う」

 フラグ⑦「上記⑥を達成している状況でエレンとアルミン(またはリヴァイ)が生存」

  また、イベントの進行に伴い、以下のフラグ情報が開示されます

 ⇒フラグ⑤「○○○を○○○させる(アルミンかリヴァイがいる状況)」

               ↓   ↓   ↓

 ⇒フラグ⑤「エレンを巨人化させる(アルミンかリヴァイがいる状況)」
   ⇒現時点においてはもはや必須フラグではありません。

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………
……


~食堂~

ガラッ

アルミン(女)「へ、兵長!!」

リヴァイ「どうした、騒々しい」ウルセエ

アルミン(女)「し、失礼しました! ご報告させていただきたい事案がございます! このゲームをクリアすることで――――」

リヴァイ「!?」


ガシッ

アルミン(女)「きょじ――――ムグッ!?」

リヴァイ「……………少し、声を落とせ。それができるなら、離してやる………」


 <ナンダナンダ?
 <ヘイチョウトアルミン?



ライナー(瀕死)「…………?」


アルミン(女)「(!?)」コクコク

リヴァイ「よし…………」


パッ


アルミン(女)「ぷはっ…………へ、兵長?」ボソボソ

リヴァイ「おまえは、この馬鹿集団の中で、多少は頭が働くらしい………」ボソボソ

リヴァイ「それを踏まえたうえで、おまえにまず、俺から一つ………いや、二つ情報をくれてやろうと思う」ボソボソ

エレン「リヴァイ兵長に………アルミン? 何をしているんだ?」トコトコ

ミカサ「何か、トラブル?」ゴゴゴゴ


リヴァイ「ちょうどいい――――オイ、エレン。次のダイスロール権は、確かてめえにあったな?」

エレン「えっ、は、はい!」

リヴァイ「俺はちょっと一部の連中だけ(プレイヤー陣)を集めて、話したいことがある。少しばかり時間を取りたいところなんだが」

ミカサ「…………それは、信用できない輩が、ここにいるということでしょうか?」

エレン「!? ミ、ミカサ?! 何言ってんだよ!!」


リヴァイ「――――そうだ」キッパリ


エレン「そ、そんな!? 兵長!? 仲間を疑うんですか!?」

アニ「ッ! (仲間………)」ズキッ

リヴァイ「声がでけえ。その理由も含めて、話したいと言っている」チッ

リヴァイ「だが、おまえらからすれば、とっととゲームを進めてクリアを目指したい、ってところだろう……」

アニ「…………それは、そうですね」

リヴァイ「一部の連中だけで俺と話をするか? それともここで話をするか? ダイスを振るか? エレン、ロール順のてめえが決めろ」

エレン「お、俺が?」

リヴァイ「どうする?」



ライナー(瀕死)(……………?)


※先ほどのアルミンの考察を踏まえたうえで、良く考えてみてください。

※多数決安価です。
 ①一部のメンバーだけで隣の部屋(厨房)へ向かい、リヴァイと話をする(メンバー:エレン、アニ、アルミン(女)、ジャン(女)、ミカサになります)
 ②この場でリヴァイと話をする(危険)
 ③ダイスロールしてゲームを進める

↓1~10レスまでの多数決となります

2…?かな

>>44やっぱ1に変えます
1確定なので続けてください

………
……


~厨房~

  バタン、ガシャッ

リヴァイ「入り口に鍵を掛けた………これで誰も入ってこれん。だが、あまりでけえ声は出してくれるなよ?」



エレン「………」

ミカサ「………」

ジャン(女)「………」

アニ「………」

アルミン(女)「………」



リヴァイ「不満タラタラって顔だな………さて、いろいろ言いたいことはあるだろうが………まずは、これを読んでもらう」スッ

 トン

ジャン(女)「? ………これは、手帳、ですか?」

ミカサ「随分と痛んでいる………」

アニ「雨風にでもさらされていたみたい」

エレン「確かにボロボロだな」


リヴァイ「………こいつを持ってきていたのは、運が良かった」


アルミン(女)「兵長? これは兵長の御持物でしょうか?」




リヴァイ「それは第34回壁外調査に参加した、かつての調査兵団員、イルゼ・ラングナーの手記………いや」


リヴァイ「――――戦果だ」


エレン「!?」 アニ「!?」 ミカサ「!?」 アルミン(女)「!?」 ジャン(女)「!?」

俺「!?」


アルミン(女)「よ、読んでみても、よろしいでしょうか!」

リヴァイ「あぁ………破損させるんじゃねえぞ。ただでさえボロいんだ……」

アルミン(女)「はっ!」スッ……


パラ、パラパラ


エレン「ア、アルミン、読み上げてみてくれ………」

アルミン(女)「それが、酷く痛んでいるせいか、少し読みにくいんだ」

リヴァイ「チッ、考えてみりゃそうか。しかたねえ――――要約してやるからよこせ」

アルミン(女)「は、はい」スッ

リヴァイ「いいか、くれぐれもでけえ声で騒ぐなよ?」ジロッ


パラパラ……


リヴァイ「イルゼ・ラングナーは…………第二旅団最左翼を担当。しかし帰路の際に巨人に遭遇し、その結果、仲間と馬を失い、立体機動装置も壊れたため放棄した………」パラッ

エレン「…………そんな」

ジャン(女)「ッ、馬はおろか、立体機動装置すら失ったら………もはや帰還は絶望的じゃねえか………」ゾッ

アニ「けど…………それでも諦めなかった?」


リヴァイ「そうだ。イルゼは徒歩で帰還を目指しながらも、この手帳に帰還の経過報告を書き続けた………」パラッ


アルミン(女)「兵士の、鑑だ………」


リヴァイ「だが、ヤツはその帰還途中―――――再び巨人と遭遇した」パラッ



リヴァイ「人の言葉を発する、そんな巨人にな」



エレン「ッ………!?」

アニ(………まさ、か)


リヴァイ「巨人はイルゼに向かって言葉を発した。それどころか、頭を下げる姿勢を見せていた………どうにも、奇行種らしいな」パタン

アルミン(女)「…………!?(手帳を閉じた!?)」


リヴァイ「…………(『ユミル』という単語については、まだ伏せておいた方がいいだろう)」

リヴァイ(それにあの女――――監視していた限りでは、怪しい素振りをみせなかった。俺のカンに引っかかったのは、むしろあの――――)


エレン「へ、兵長?」


リヴァイ「………これらの内容から、俺とハンジ………兵団の仲間だが――――そいつと俺は、独自の調査を行った。どれもこれも信憑性のない、憶測の域を出ないものだったが」



リヴァイ「そのうちの一つが、【人間の中に巨人が潜んでいるかもしれない】というものだった」



アニ「――――ッ!!?」

アルミン(女)「あっ………だ、だから、さっき、僕の口を」

ミカサ「アルミン、どういうこと?」

アルミン(女)「え、ええっ、と………」チラッ

リヴァイ「………いいだろう。話せ―――俺も、この話を加味した上での、おまえの見解とやらを聞いてみたい」


アルミン(女)「はっ! では………兵長は僕たちの中に、その【人間の中に潜む巨人】がいるのかもしれない、と疑っている」

アルミン(女)「だから、迂闊に情報を漏らす真似を、したくなかった………さっき僕の口をふさいだのも、すごろくのメンバーになった者だけを呼んだのも、その一環。違いますか?」


リヴァイ「ほぉ………やはり頭の回転は悪くない」


ジャン(女)「な………んだと?」

アニ「ッ…………!」


アルミン(女)「更に、ここからは私の、この『ジュマンジ』というすごろくゲームを、クリアした際に起こるかもしれないことを、報告させていただきます」

リヴァイ「………オイ、待て。『かもしれない』? 推測か?」

アルミン(女)「はい。むしろ妄想狂の類と見なされるかもしれませんが―――――このゲームをやったものなら、関わった方なら、きっと納得して頂ける筈です」

リヴァイ「…………続けろ」


アルミン(女)「これはあくまでも推測です。まず………このゲームのルール④を、ご確認ください」スッ


     ④最後までゲームを続ける。誰かがゴールし、ゴールした人が『ジュマンジ』と叫べば【すべてのものは元通り】になる


アルミン(女)「このルールの④………【すべてのものは元通り】になる、とあります。その【すべて】に、巨人も含まれているとしたら、どうでしょう」

リヴァイ「ッ!?」

アニ(え…………?)

エレン「アルミン、どういうことだ…………」



アルミン(女)「私の推測では――――巨人は、ジュマンジから生み出された存在なのではないかと思っています」


ジャン(女)「ッ、そんな、馬鹿なことが――――!!」

ミカサ「ジャン、落ち着いて………声を、小さく」

ジャン(女)「ッ~~~~!! け、けどよ………」


リヴァイ「なるほど…………つまり、おまえは、このゲームを【おまえたちの前にプレイした存在が、巨人を生み出してしまった】と、言いたいのか?」


アルミン(女)「…………そうです。故意だったのか、不本意だったのかは、わかりませんが」


アニ「あ、アルミン………それは、どういうこと、なの」


アルミン(女)「憶測の域を出ない話なんだ。全て、そうなんだ。だけど――――思い出してほしいんだ、僕が、一度ダイスを振って、消えたときのことを」


エレン「アルミンが、消えたときのこと…………それって、ダイスで『0』の数字が出たときのことか?」



アルミン(女)「………あの時、盤上にある僕のコマは、1マスも進まなかった。そうだね?」

そうか!みんながアニ(ライベル)が巨人だと気づかなければ…!

でもジュマンジで生み出されたという確証はない!まだ…


アルミン(女)「………あの時、盤上にある僕のコマは、1マスも進まなかった。そうだね?」

ジャン(女)「あ、ああ……間違いないぜ」

アルミン(女)「そして、僕の後を、ジャンが引き継いだ」

ジャン(女)「そうだな」


アルミン(女)「その時、僕のコマはそれまでのダイスロールで、5マス目まで進んでいたよね? ――――それを、ジャンが引き継いだ」


ジャン(女)「それがなん――――!? お、おい、まさか、おまえ。最初にプレイした野郎が………!!」

アルミン(女)「そうだよ。僕たちは、【引き継いだ者たち】だったんだ…………最初にプレイした人間は、きっと」



アルミン(女)「ダイスロールの一回目で『0』を出してしまった罰ゲームによって【巨人】を生み出し――――」



リヴァイ「…………そのまま死んだ、と。だから、おまえらがプレイした時には、全てのコマがスタート地点だった。そういうことか?」

軽くホラーだな…


アルミン(女)「はい…………」ガタガタ


リヴァイ「成程…………まずいな、このままクリアしていいものか、分からなくなってきた」


エレン「!? なぜです!! このままプレイしてれば――――!!!」

リヴァイ「忠告はしたぞ?」


   ドッグォッ!!!!


エレン「が―――――は!?」ゲフッ

リヴァイ「思うに、躾に一番効くのは――――痛みだと思う。でけえ声で騒ぐなって言っただろうが、ガキめ」

ミカサ「エレン!? こ、このチビ!! いい加減に―――!!」

アニ「ま、って、ミカサ…………」

ミカサ「………アニ? なんで」

アニ「お、ねがい………最後まで、聞かせて」


エレン「ま、っで、ぐださい、兵長………」ヨロヨロ

アルミン(女)「エレン………肩を貸すよ」ガシッ

エレン「サ、サンキュゥ、アルミン………こ、このゲームをクリアさえしちまえば、巨人どもを、全員――――駆逐できるじゃない、ですか。なのに、なぜ……」

リヴァイ「バカガキが。いいか? 良く考えろ…………アルミンとか言ったな? 仮にこいつの推測が正しかったとしようか。成程、確かに駆逐できるだろうさ」

リヴァイ「おまえらがこのすごろくをクリアしたとき、【すべてのものは元通り】になる。巨人は消えるだろう」



リヴァイ「さて――――それは何百年前だ? いや、何千年か?」

エレン「!?」

リヴァイ「人類の歴史上から、巨人が消え去る。なるほど、素晴らしいことだ――――是非もない」

アルミン(女)「………だが、それは過去であってはならない」


アルミン(女)「【すべてのものは元通り】になるのであれば、巨人が突如出現したところから、いなくなるということだ………」


ミカサ「あ…………それは、まさか、アルミン………」

ジャン(女)「冗談、だろう………」ガタガタガタ


アルミン(女)「この推測が正しければ――――僕たち、いや。現在、この時間に、生きるすべては。地上の生命は、全て――――」




アルミン(女)「消える」

ジャン(女)「ばか、な………そんな、馬鹿なことが、あって………ぁっ、て」ギリッ

ジャン(女)「ち、くしょう…………」ガクッ

アルミン(女)「…………」ブルブル


ジャン(女)(わかっちまった……ああ、いつだってそうさ! オレばっかり、下らねえ現実が、見えてきちまう!)

ジャン(女)(アルミンの言うことなんざ、ただの推論だ。穴だらけだ。なのに、そのはずなのに――――)


ジャン(女)(つじつまが合うって、そう確信しちまった………っ!!)ポロポロ

リヴァイ「てめえらが最初のプレイヤーだったら、とっととクリアしちまえばそれで済んだ」チッ

リヴァイ「だが、てめえらも知っているだろうが―――巨人は、ある日突然人類史上にひょっこり現れやがった」

リヴァイ「ある日ひょっこり、だ。ええ? まるで今の状況みたいだとは思わないか?」ハッ

エレン「ッ…………!!」

ミカサ「じゃ、あ。もし、クリアしたら、その時点まで、時が遡ってしまう、と………?」

ミカサ「それはつまり、時が廻り、今、私たちが生きる時代にまでたどり着いたとしても」


ミカサ「私たちは、出会えない……? 私たちが、エレンが、生まれてくるとは限らない………?」ガタガタ


リヴァイ「………チッ、考えたくもねえ。おい、アルミンとかいうガキ、てめえはどう思う?」

ミカサ「アルミン………? どうして、黙ってるの? 違うって、そう、言って……?」ポロポロ


アルミン(女)「…………」ガクガク

エレン「アルミン………ミカ、サ?」

ミカサ「ねえアルミン? やめよう? そういう意地悪は、好きじゃ、ない………」ポロポロ

アルミン(女)「…………」ガクガク


アニ「――――落ち着きな、あんたら」

エレン「アニ?」

アニ(………覚悟はもう、決めた)


アニ「あたしからも、一つ聞きたいことと、報告したいことがある………」

リヴァイ「この期に及んで、まだ何かあるのか?」ハァ

アニ「先ほど、兵長は【人間の中に巨人が潜んでいるかもしれない】という可能性について、お話しされていたと思います。更に、あたしたちの中に、その存在がいる可能性があるとも」

アニ「それは―――誰ですか?」


リヴァイ「ああ、もう話したところで変わらんな―――――ライナー・ブラウンとかいう、ゴツい野郎だ」

エレン「ッ! ら、ライナー、が」

ジャン(女)「あ、あいつが……?」

アルミン(女)「ぇ………へ、兵長、それは、なにか、彼が疑わしいことで――――あ」

リヴァイ「そうだ。あの野郎だけなんだよ」



リヴァイ「装備もねえまま、外に出て、虫どもに襲われて生きてやがったのは」


エレン「ぁ―――」

……このアルミンとリヴァイの仮説が外れてるって場合もあるんだよな?

>>1コメですが、どんな展開だろうとライナーは理不尽な暴力襲われる。現在のスレってそういう風潮がありますよね。
 皆さんのそういった認識を利用させていただきました。
 どなたか疑問に思いませんでしたか? 瀕死とは言え食糧庫で発見された彼を。

>>78 そこに気付くとは、やはり天才か……

リヴァイ「俺とハンジの推測じゃ、奴らは普段は人間の間に溶け込んでいるが、何らかの方法で巨人に変身することができるんじゃあないか、というものだ」

リヴァイ「あの虫の大群の中で生き延びられるとしたら―――巨人になるしかない。巨人化、とでも言っておこうか」

リヴァイ「これまた確証はないんだが――――確か、報告もあるって言ってたな」ジロッ

アニ「………はい」チラッ

エレン「アニ………?」

アニ「ねえ、エレン…………」スッ



アニ「あんたは、あたしの味方で、いてくれる?」ポロッ

エレン「アニ? なんで、泣いて………」

※これで本日はラストになります

アニ「ねぇ、答えて………? あたしが敵だったら、あんたはあたしを殺す?」ポロポロ

エレン「は? 何いってんだおまえ。殺すわけないだろ」キッパリ

アニ「そこの兵長が………私を、殺しにかかったと、しても?」ポロポロ

リヴァイ「ほぉ……? 少し、話の筋が読めてきたが」


アニ「あたしが――――巨人だったとしても、あんたは、あたしを、仲間だと、思ってくれる?」


エレン「アニ………?」

アニ「ねえ、答えて、よぉ………」ポロポロ

エレン「お、俺は――――」



※唐突ですが多数決安価です
 ①………おまえは俺の、大切な人だ!!(⇒恋人確定)
 ②仲間だ。守ってやるに決まってる!!(⇒仲間確定)
 ③仲間? ふざけんな……殺してやる……!!(⇒敵対。危険)

↓1~10 で多数決決定


アニ「ねぇ……どう、なの? 仲間だって、言ってくれないの………?」ポロポロ

アルミン(女)「アニ……待って……ッ? ミカサ?」

ミカサ「………」ガシッ

アルミン(女)「どうして?」

ミカサ「…………信じたい、から。あの、女を………そして」チラッ


エレン「あぁ―――――仲間なんかじゃ、ねえ」ジャキン

アニ「あ……………」ポロポロ

アルミン「!? エレン!」

ミカサ「ッ、エレン、待って……」

アニ「来るな、ミカサ………いいんだ、これで」ポロポロ

  スタスタ

エレン「おまえは、仲間なんかじゃ、ない………」

  スタスタ………ピタッ

アニ「………(そう、だよね。ごめんね、気持ち悪いよね、巨人なんて)」スッ

アニ(こんな女が、初めてなんて、おぞましいって、思ったよね)ポロポロ

アニ(目を、瞑ってしまおう。受け入れよう………)スッ


エレン「…………」スッ


 ギュッ

アニ「………え?」ポロポロ

アニ(抱きしめ、られて、る……?)ポロポロ

エレン「…………おまえは、俺の仲間なんかじゃねえ」

アニ「えれ、ん」

エレン「家族でもねえ………」



エレン「おまえは俺の大切な――――大好きな、女の子だ……!!」

アニ「………ぅ、ぁ」ブワッ

エレン「巨人だろうとなんだろうと、関係ねえ! 俺は、エレン・イェーガーは!」キッ!!



エレン「アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!」

アニ「――――う、ぅん。うん!」エグッエグッ

※前スレの618レスを見た後だと幸せになれます
エレン「ジュマンジ……?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/)


※前スレの618レスを見た後だと幸せになれます。すいません、こっち
エレン「ジュマンジ……?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/618)


前スレでリヴァイ消したりクリスタ増殖させたりしたけど、これからはハッピーエンドのために安価狙うよ


エレン「だから――――だから!」ジャキッ

リヴァイ「――――!」

エレン「あんたが、コイツを! 敵と見なして殺すっていうんなら! 俺は刺し違えてでも、兵長――――あんたをブッ殺す!!」

リヴァイ「ほぉ………よくほざいた」ジャッ

ミカサ「ッ! 二人に手を出すな………肉を削ぎ落とすぞ、チビ」ジャッ

リヴァイ「チッ、てめえか………」

アニ「ッ、エレン、ミカサ……やめて………」ギュッ

エレン「分かってるさ。俺じゃ勝てねえってことぐらい、分かる――――だから、おまえの考えを言えよ?」

アニ「え?」

エレン「別に、人類に敵対しようとする意志は―――そりゃあったのかもしれねえけど、今はどうなんだ? あるのか?」

アニ「あ………」

リヴァイ「…………」

アニ「あ、あっ、――――ありません!!! あたしは、貴方達に協力したいと思います!!」

>>111 貴方だったのか。それがあったからこそ、今がある。ありがとう、見ていてくれて。

リヴァイ「ッ…………チィ」ジャキン

ミカサ「! (ブレードを納めた?)」ジャキン

リヴァイ「興が削がれた………どいつもこいつも、でけえ声出しやがって………後で全員にケリくれてやるから、覚悟しとけよ」

ジャン(女)「えっ」←とばっちり

アルミン(女)「えっ」←とばっちり

ミカサ「」←そこまで大きい声は出していない

リヴァイ「………そこの、チビ女も一緒にな」ケッ

エレン「は、はいっ!!」

アニ「はいっ……はい……」ポロポロ

リヴァイ「特にテメエだ、ガキ。確実に隣にまで聞こえてたぞ」ニヤッ

エレン「」


ジャン(女)「おまえは俺の大切な――――大好きな、女の子だ……!!」ボソッ

エレン「なっ!?////」

アニ「ッ……///」カァァ

アルミン(女)「アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!」ボソッ

エレン「あ、アルミンまでっ/////」カァ

アニ「ッ~~~~~~!!!?!」ボンッ


ミカサ「エレン………」

エレン「ミ、ミカサ、おまえも――――」

ミカサ「………良かったね」ニコ

エレン「っ、お、おお! さんきゅな、ミカサ!!」

アニ「………あの、あん……ミカサ」モジモジ

ミカサ「アニ………エレンを、よろしく頼んだ」

アニ「…………ああ、任されたよ////」フンッ

※本日の投下はとりあえず終了……なのですが! 前スレの埋めネタについて安価を取りたいと思います。
 以前書いたエレアニss『アニ、らいおんはーと』が好評だった(よね?)ので、
 類似作品か続編でも投下しようと思います。(いつになるかはわかりませんが)

 ひとまず、安価
 ①超エロエレアニss『アニ、らいおんはーと』の続編(アニ「つ、次は、あたしが、あんたを襲う番、だね……」)
 ②その他ギャグ系ss
 ③その他エロ系ss

長めにとって、↓20で取ります

※ほぼ満場一致、だと……!? あんたも好きねぇ(ゲス顔)
 では埋めネタは超エロエレアニss『アニ、らいおんはーと』の続編になります
 前スレでも言ってたけど、本当はあそこから一番ヌケるものを用意してました。マジで。
 超エロいアニちゃんが「ふ、ふ………今度は、あたしが………あんたを襲う、番だね………」なんつって………おっと、ネタバレでしたね。
 が、時間が足りずorz
 まったり作っていくので、気長にお待ちくださいませ。ぱんつはいてね。

 ※明日の投下はお休みさせていただきたく思います(あっさり始めるかもしれませんけれど)
  何が何でも投下させたい御方は、私の会社を破壊し尽くしてください……おねがいします、おねがい、しま……
  明日はちょこちょこあった質問等に返信させていただきます
  他にも質問等あれば、お願いします。出来る範囲でお答えさせていただきます。
  それは本日は以上になります。今日もお疲れ様でした。良い夢を。地獄の月曜日を

ネタスレかと思ったら大作でわろた

あと>>5でさらっと
>・ハンネス、復活した矢先に虫に再度捕食されて死亡。ムゴイ
ってハンネスさんがフランツの代わりに理不尽な死亡宣告受けててワロタ
誰かツッコミ入れてよwww

>>139 すまない………それは>>1のミスだ。全然違うじゃないか……orz
 ×:ハンネス
 ○:フランツ

 それととても今更なんですが、アニの一人称は「あたし」じゃなくて「私」だった……orz
 次回以降は「私」に直そうと思います。本当にすいません……

※ただいま帰りました。エロアニをちょこちょこ書き足しつつ、本編の用意をしています、が。
 今から本編投下となると中途半端なところで終わりそうなので、びみょんです。
 ……ので。
 
 あなたたちに本編には直接的に関係のない短編ネタssを喰わせてやりたいんですが、構いませんね!!

※q.前スレのライナーは、訓練場で虫にたかられながらもッ! 傷つきながらもッ! いかにして食糧庫まで逃げ延びたのかッ!
 a.巨人化です。
 しかし、当時は血も涙もない安価が飛び交っていたため、>>1は伏線を張りながらもギャグとしても使えるように、考えたネタ。
 (※これは真エンドルートに到達できないと>>1が判断した時に、ギャグとして投下予定だったものですッ!)

………
……


~訓練場~

ライナー「う、ぅう、う…………こ、ここは?」

ライナー(そうだ、俺は、巨大ゴキブリに襲われて………た、立ち上がらなければ)スッ


 ムニュッ


ライナー「ん……? なんだ、この柔らかい感触は! ―――ま、まさか俺にもついにラッキスケb………」



キース(変態仮面)「地獄へようこそ。それは私のお稲荷さんだ」ウェルカム!!

ライナー「」チーン


ライナー(夢じゃなかったのか………)ブルブル

キース(世界)「何を震えているのだ、ライナーブラウン………そいつを止めることができないのは、恐怖しているからか? 虫どもに?」


ライナー(それとあなたにです、教官)ブルブルブル


キース(世界)「恐怖を克服することが生きることだと思う……」

キース(世界)「世界の頂点に立つ者は――――ホンのちっぽけなゴキブリをも恐れぬ者!!」


ライナー「」


ライナー(なんか語りだした)

ライナー(っていうかそっちの方がちっぽけだと思う)

キース(吸血鬼)「というわけだ………食堂に向かいたいのだろう? 行け」

ライナー「!? お、お言葉ですが教官……い、行けと言われても、これでは進めません」

キース(吸血鬼)「まっすぐ進めばよいではないか………行け」ドドドドドドド

ライナー「ま、まっすぐゥ~~~!? 行く手は巨大ゴキブリがあふれてますよォォォォ!!」

 ガサガサガサガサ

 ワサワサワサワサワサワサ

~サルでもわかる簡略的勢力図~
 (ラ:ライナー(ホモ) キ:キース(吸血鬼) ゴ:巨大ゴキブリ)
 
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 
ゴ 訓練場  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 兵舎  ゴ
ゴ      ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 通路  ゴ
ゴ キ    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 食堂  ゴ
ゴ ラ    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 食糧庫 ゴ
ゴ      ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 教官室 ゴ
ゴ      ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 武器庫 ゴ
ゴ      ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ        ハンジ


キース(dio)「関係ない――――行け」ゴゴゴゴゴゴ

キース(dio)「ところで上記の図だが、私と貴様の名前の頭文字を並べると「キラ」になって妙にかっこいいな」ハハハ

キース(ですの!)「新世界の神になる」キリッ

ライナー「(そ、そうか! ハハ、やっぱりこれは夢だ! 夢だァー! バンザイーーッ!)」

~完~

【ngシーン集】
>>47 イルゼ・ラングナーの戦果について話すシーン①

 ~厨房~

  バタン、ガシャッ

リヴァイ「入り口に鍵を掛けた………これで誰も入ってこれん。だが、あまりでけえ声は出してくれるなよ?」


エレン「………」

ミカサ「………」

ジャン(女)「………」

アニ「………」

アルミン(女)「………」





ヨーダ「may the force be with you(フォースと共にあれ)……////」ミョンミョンミョン

リヴァイ「――――――この臭えナマモノをつまみ出せ」ムシロソゲ

エレン「はっ! おらっ、立て!!」ゲシッ

ジャン(女)「こっちこい、この野郎!」ゲシッゲシッ


ヨーダ「ぁっ………////」ミョンミョンミョン


ジャン(女)「あっ、こっ、この野郎ふざけやがって! 感じてやがる!!」キメエ

ミカサ「卑猥………」


ヨーダ「ぁっ、ぁ………ぃ………////」ミョンミョンミョン


 ~完~

【ngシーン集】
>>47 イルゼ・ラングナーの戦果について話すシーン②

 ~厨房~

  バタン、ガシャッ

リヴァイ「入り口に鍵を掛けた………これで誰も入ってこれん。だが、あまりでけえ声は出してくれるなよ?」


エレン「………」

ミカサ「………」

ジャン(女)「………」

アニ「………」

アルミン(女)「………」







ミーナ「………濡れるッ!」ドヤッ!!

リヴァイ「お呼びじゃねえよ精子詰まってそうな頭の分際で何が濡れるだオラッ」ゲシッ


ミーナ「やめっ、やっ、蹴らないでっ! ヤンデレになるッ!」モットォ!!

アルミン(女)「病んでるのは君の脳内だよ……」ドンビキ

ミカサ「髪型が特に卑猥」キモッ

ジャン(女)「まさか性能まで同じじゃねえだろうな」ウェエ

エレン「よし、こいつの頭をつっついてみようぜ。頭頂から精子出てくるか確かめてやる……」ツンツンッ


ミーナ「らめぇえええぇ! そこは敏感らのぉぉぉおお刺激しちゃらめぇえええええ/////」


アニ「………(ひょっとしてまだ【淫蕩】状態が解けてないのか、こいつ?)」


 ~完~

【特に理由のない番外編】

・突然の掌底によるアッパー

エレン「巨人だな、てめー」

ライナー「ぐぶぁっ!?」ドグシャア

ミカサ「なに!」


・間隙を入れずストンピングの嵐

エレン「巨人か! 巨人かッ!」ゲシッゲシッ

ミカサ「巨人かッ! 巨人かッ!」ゲシッゲシッ

ライナー「ぶっ、なぎっ!? いっ、ぎ、なぐぶっ!?」


・瞬く間に集団リンチ

エレン「くらえくらえッ!」ドコォドコ

ミカサ「おらっ!」ドガッドコ

ジャン(女)「おらっ!」ドガドコッ

ライナー「ひべっ、が、でめ、らがっ!? ぶばっ!?」


・ようやく止めが入ったものの

アルミン(女)「待つんだ、エレン」バッ

ライナー「」チーン

アルミン(女)「こいつは巨人ではないようだ……なんだ、おい。ただの罪のないホモだぜこりゃ」

・今日も特に理由のない暴言がライナーを襲う

エレン「え!? 本当かよ!? やばいよ俺ホモ触っちまったよ!」

ミカサ「まぁホモならいいと思う。早く行こう、エレン。アニも待ってる」

エレン「そうだな。あーばっちぃ。汚ねぇ血がついちまったじゃねえか、ペッ」


ライナー「」ビシャッ


 <ハハハハハ
 <ワハハハハ


ライナー「にん、げん、めぇ………」ピクッピクッ

 ~完~

【理由のない番外編】
~訓練中~

ライナー「(クリスタマジきゃわわ。絶対結婚しよ。故郷帰ったらマジ結婚しよ)」

キース(北斗神拳伝承者j様)「…………」

    ガシッ

ライナー「ッ!? きょ、教官!? 何を――――」

キース(北斗神拳伝承者j様)「貴様のその耳が弟に似ている」

ライナー「!?」

キース(北斗神拳伝承者j様)「冗談だ、ライナー・ブラウン」

ライナー「は、はぁ……」ホッ

キース(北斗神拳伝承者j様)「――――特に理由などない」

ライナー「」


    ホクトラカンゲキィーーーー!!  グワーーーーッ!?


特に理由のない暴力がライナーを襲う――――!!

 ~完~

【ngシーン】
>>76 味方の中に潜む巨人の正体について、アニとリヴァイが話すシーン

アニ「先ほど、兵長は【人間の中に巨人が潜んでいるかもしれない】という可能性について、お話しされていたと思います。更に、あたしたちの中に、その存在がいる可能性があるとも」

アニ「それは―――誰ですか?」


リヴァイ「ああ、もう話したところで変わらんな―――――ライナー・ブラウンとかいう」

リヴァイ「ホモだ」

エレン「ああ、なるほど。ライナーってホモだしなあ」

ジャン(女)「確かに。ホモだし」

ミカサ「この部屋臭い。酢飯みたいな匂いがする」サッキホモガホモセックスシテタカラダ

アルミン(女)「ホモなんて、みんな死ねばいいよね。君もそう思うだろう、アニ?」

アニ「…………そうだね(この状況で私が巨人だとか言ったら変態の仲間扱いだな)」ダマッテヨ

 ~完結~

【ngシーン集】
 ~ゲームをクリアすべきでないことをアルミンがリヴァイに提言するシーン(本編にはない)~

アルミン(女)「このままゲームをクリアすべきでないと思います」

ジャン(女)「私も同意見です、兵長!」


リヴァイ「ほう…………何故だ」


アルミン(女)「女の子の身体でするオ○ニーには、想像を絶する気持ち良さがあるのです。だから、クリアすべきでないと思います」コノママデイタイ

ジャン(女)「私も同意見です、兵長! マルコにブッ刺された時は何度か意識が飛ぶほどの快感でした!」マジキモチイイ



リヴァイ「おまえらマジで正真正銘のクズ野郎だな」

 ~完~

※というわけで本日のアホssは投下完了です。
 来週から会社が恐ろしく忙しくなりそうなので、今週中には完結させたいです。

 本編の投下は明日の開始19:30~終了22:30を予定しています。

 なかなか難しい局面に入ってきたため、進行が少し遅くなる可能性があります。
 ご了承くださいませ。
 ご意見、ご感想、ご希望などあれはどうぞ。可能な限り返答させていただきます。
 それではおやすみなさい。良い夢を。

………
……


 巨人の圧倒的な戦力に成す術も無く、人類は新天地への後退を余儀なくされた

 この時、人類のほとんどが死滅したが、その大半は人同士の手によるものであった

 巨人の出現により、住処を失い逃げ惑う人々

 船に乗れたのは、ごく少数の権力者のみであった

 航海は難航を極め、約半数が目的地に到達することなく、消息を絶った

 新大陸――――ここを我々は神聖なるものとして崇める

 新天地にはもともと長大な壁が用意された

 この壁の中には人類の理想がある

 この壁の中に永久に争いのない世界を創ろう


【ウォール教聖典】


……
………

………
……


~食堂~


ユミル「…………」パタン

マルコ「? ねえ、ユミル。何を読んでたの?」

ユミル「イヤ………なんでもない。ちょっと昔のことさ。昔のな」

マルコ「日記か何かかい? 意外とマメなんだね」



ユミル「日記、か。ま………内容はデタラメだらけだが、そんなところだ」



マルコ「…………?」キョトン

マルコ(それって、日記っていうのかな)


マルコ「ねぇ、ユミル、それって―――ん? 何か聞こえない?」

ユミル「お?」ナンダ?



 壁< なぜ……す!! このままプレ……して…ば――――!!!



マルコ「エレンの声? なんか怒鳴ってるね」

コニー「聞き耳立ててみようぜ!」

サシャ「聞いちゃってもいいんですかね? さっき、エレン達が部屋に入っていくときに、兵長が――――」




リヴァイ『――――盗み聞きなんぞしようとする輩がいたら、削いでやる』ジロッ




サシャ「」ガクガクブルブル

>>1 です。とりま>>1の状況を報告します。

 pcがフリーズして、今回投下分の一部がフッ飛びました

 一部のため、すぐに書き直します。

 もう20~30分ほどお待ちください。申し訳ありません。


 今、特に理由はないけれど、ライナーに暴力を振るいたい

 いや、切れてないっすよ………冷静ですよ、自分。

コニー「大丈夫だろ。俺たちは盗み聞きしたんじゃなくて、勝手に聞こえちまったんだから」ドヤッ

ハンナ「まぁ/// コニーったらいけないひとっ////」

コニー「そんなところがいいんだろ?」アイシテルゼ

ハンナ「ば、バカッ/// 知らないっ……///」デモスキ


ライナー(瀕死)「苦しみ抜いて死ねばいいのに……」ボソッ


ライナー(瀕死)(しかし……………聞いておいて損はない)

ライナー(瀕死)(先ほど、兵長が俺に向けていた視線も気になる……)

ライナー(瀕死)(………バレたか? イヤ、流石にそれはないか)

ライナー(瀕死)(…………念のためだ。ここはコニーに乗っておくか)


ライナー(瀕死)「ははっ、確かにその通りだな。ちょっと聞いてみようぜ」


コニー「おっ、ライナーも乗り気か? そうこなくっちゃな!」

ハンナ「ダーリンがそういうなら////」

サシャ「おおおお怒られますよぉ!!?」

クリスタ「サシャの言うとおりだよ! 兵長の言うことにはちゃんと従わないと!」プンスカ

ユミル「ははっ、まぁお堅いこと言うなよクリスタ。あくまでも私たちは聞こえちまっただけ――――お?」



 壁< おまえは俺の大切な――――大好きな、女の子だ……!!



マルコ「」
コニー「」
ハンナ「」
サシャ「」
クリスタ「」
ユミル「」
ライナー(瀕死)「」


サシャ「ここここここれって………////」カァッ

クリスタ「まままままましゃか、エレン………////」ポッ

マルコ「こここここ、告白!?//// だ、誰に!? アニ!? それともミカサ!? あ、まさかアルミン? それとも………ジャン、はないか」ハハハ

ユミル「ッ~~~~~! ッ~~~~~!! おいライナー賭けねえか! 私は大穴であのチビ兵長だと思うんだけどよぉ!!」ゲラゲラ



 壁< ………巨じ……だ……なんだ……と、関係……え! 俺は、エレン・イェーガーは!



ライナー(瀕死)「お、おい! 静かにしろ、まだ続きがあるみたいだぞ!?(ッ、少し聞き逃した)」


 壁< アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!



ユミル(今…………巨人でもと言ったのか!?)チラッ


コニー「グッドッッッ!!」バァァアーン

ハンナ「や、やった!////」ズキュゥーン

クリスタ「う、うわぁ………/// うわぁ/// す、すごく情熱的な告白………/// 」

マルコ「す、すごいなぁ、エレン/// なんかこっちまでドキドキしてきちゃうよ//// こんな告白されたら、意識してなくても射止められちゃうね///」

サシャ「エ、エレンは狩人なんですか!? そうなんですか?!////」

ユミル「……………ッ!?」


ユミル(……………天使はただ純粋なだけとして、この馬鹿どもは気づいた風はない。まぁ普通はそうか。でも………)チラッ

ライナー(瀕死)「ッ………!?(いま、巨人と言ったんじゃないか!? 『巨人だったとしても』、と!?)」ワナワナ

ライナー(瀕死)(…………まさか、アニの奴………!!)ギリッ



ユミル(…………不審に思った奴もいるみたいだな)


ユミル(…………ここは)

クリスタ「ユミル?」



ユミル「ダハハハハ………!! な、なんだあの死に急ぎ野郎! 青春か? 青春しちまってるのか?!」



クリスタ「っ!?」

ユミル「貴女が【もしも】巨人だったとしても大好きですとか、どんだけ死に急いでんだあの野郎は、ダッハハハハハ!! 巨人だぞ!?」

クリスタ「っ!? ゆ、ユミル! エレンは真剣に告白してるんだよ!? そんなに笑ったら失礼でしょ!!」プンスカ

ユミル「ヒィヒィ、だ……だってよ、クリスタ! 巨人だぞ、巨人! 相手が巨人だったら、どうすんだ? ほら、夜の営みとか。どんだけデカくったってサイズが足りねえって」ゲラゲラ

クリスタ「いとなっ!?///// さ、さいず!?/////」カァッ

ユミル「私だったら満足できねえッつーの! まぁクリスタ以外に許す気もねえけどな!!」ダッハハハハ!!


クリスタ「ッ!?//// ば、ばかっ!!////」ポカポカ

ユミル「おお、怖い怖い………まぁ巨人憎しの死に急ぎ野郎にとっちゃ、最大級の褒め言葉かもしれないな! なぁ、おまえもそう思うだろ?」チラッ


ライナー(瀕死)「……………あ? ぁ、ああ、そうだな」

ライナー(瀕死)(【もしも】と言っていたのか……エレンの性格や思想から考えれば…………確かに褒め言葉だな…………流石に、考え過ぎか。ユミルの言うとおりだ)

ライナー(瀕死)(ああ、考え過ぎだ。俺たちが受け入れられるはずがない………こんな愚かな連中が、認められるものか)

ライナー(瀕死)(人類にとって俺たちは敵だ。殺すべき存在だ…………人類? あぁ、こっちでは【そういうこと】になっていたんだったな)ククッ


コニー「フフッ、ハニー………俺が巨人だったらどうする?」キリッ

ハンナ「やぁん//// 壊れちゃう……/////」ポッ


ライナー(瀕死)「………のたうちまわって死ね」ボソッ


ユミル(…………)



ユミル「巨人、か」ポツリ

クリスタ「ん? 何か言った?」

ユミル「いや、なんでもねえよ、私の天使様」グリグリ

クリスタ「んぅ…………も、もうちょっと、優しく撫でてよぉ………///」テレテレ



ユミル「………なぁ、クリスタ」

クリスタ「なあに?」



ユミル「私はさ…………生まれてきて、良かったのかな」ボソッ


ユミル(何を話そうとしてんだ、私は………)

クリスタ(…………)


クリスタ「あのね、ユミル。私は――――ユミルのことが、大好きだよ」


ユミル「ッ、おいおい、いきなり愛の告白か? あの死に急ぎ野郎に当てられ―――」

クリスタ「ユミルは意地悪なこともするし、時々ひどいことも言う。だけど、それはいつも自分自身に素直で、自分らしく生きてて、眩しいって思う。羨ましいなって、そう思う」


ユミル「ッ! そんなこと、ねえよ」


クリスタ「…………うん。自分自身の本当のところは、ひた隠しにしてるんじゃない? …………本当の自分は、認められないから。いちゃいけないって、そう思うから」


ユミル(……………クリスタ、なんて顔してやがる)


クリスタ「うん、私と似てるんだね」

クリスタ「それでも――――私は、ユミルと会えて良かったって思ってる」


クリスタ「私にとって、生まれちゃいけない人なんかじゃない」


クリスタ「貴女にとっては、そうかもしれない」


クリスタ「私は、私のことを、そう思っているから………」




クリスタ「私は、貴方が必要だって、好きだって、そう思ってるから――――」ニコッ



ユミル(……………!)


ユミル「あ、その………なんだ、わけわかんない話だったな、その…………ありがとな、クリスタ///」

クリスタ「どういたしまして///」フフッ



ユミル「…………」


ユミル(ああ、クリスタ………おまえの言うとおりだよ。私もだ)

ユミル(自分なんか、生まれてこなければよかったと、思っていた)

ユミル(ただ存在するだけで世界に憎まれた)

ユミル(だから私は………大勢の人の幸せのために死んであげた………でも、その時に心から願ったことがある)チラッ

 【もしも願いがかなうなら――――】



ジュマンジ「…………ケケッ」ドンドコドコドコドン



 【もし生まれ変わることができたなら………】


 【今度は自分のためだけに生きたいと………】




     【そう、強く願った】


………
……


※ルールの確認です
************************************************
●ルール説明 【ジュマンジ】
ジュマンジはホラーな展開もありうる、>>1の妄想力が爆発するすごろくゲームです。

①プレイ人数は四人固定である
(※ただし安価は絶対)

②プレイヤーは【順番に】サイコロを振って、コマを進めること
(※一回サイコロを振る行為で、1ターンを消費します)
(※他にもリヴァイと話をする選択を行うと、1ターンを消費します)new!!

③止まったマスに書いてある事柄(安価)が『現実化』する
(※安価レスのコンマ1桁判定を出目とし、そのレスに書かれている事柄が現実化する。ルール⑤に注意)

④最後までゲームを続ける。誰かがゴールし、ゴールした人が『ジュマンジ』と叫べば【すべてのものは元通り】になる
(※ゴールはプレイヤーが今までダイスで出た数の合計数値が100を超えた場合)

⑤イカサマ、具体的にはダイス目で『0』が出ると罰ゲーム(改定)
(※安価のコンマ1桁が0だった場合、安価で罰ゲーム判定。ゾロ目になるとエロいことになる(可能性もあるね!)
 ⇒マスター・ヨーダがいる限り罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い)

⑥プレイヤーは基本的に交代できないが、死んだら誰かが引き継ぎ可能(交代安価発生)

⑦(安価は絶対)


●判明した事実

①罰ゲームはコンマ判定によって左右され、プレイヤーが死亡する可能性も高い


※なお()内はメタ発言で、エレンたちは知りません

【現在の状況と戦果】
・巨大ゴキに壁内が占拠されていて、どこを見てもゴキだらけ!
・ライナーがゴキブリに襲われた!
⇒救出完了! 瀕死状態!
・キース(東方不敗)はゴキと戦闘中のため、訓練兵団の兵舎や食堂は市街地に比べると比較的少なくなっている!
・テラフォーマー襲来(一匹)、撃破!
・プレゼント(爆弾)×100 爆散!
・ついでにティーセットも爆散!
・ラッキースケベ発動! エレンはアニの乳首の色と形を知った!
・アルミンのカルマが100上がった! 友情度が100下がった! 胃san値が200アップ!
・エレンは負傷中。アバラ骨折、両足の裏の皮が剥がれているため機動性ダウン
・ファンタジーエンド・クリスタ夢想編をクリア! 特典? ねえよそんなもん
・一番デカい奴=ベルトルト・フーバー、星になって死亡
・壁の中の巨人が目覚めた! 幸か不幸か虫が邪魔しているが、ここにくるのは時間の問題!
・宇宙外生命体エイリアンとの死闘の末、アルミン・アルレルト死亡!
・ジャンが女体化、誰も得しなかった!
・チェストバスター駆逐完了!
・人類最強の兵士、リヴァイ参戦!
・人類最強(笑)の兵士、リヴァイ消滅! ムゴイ!
・may the force be with you(フォースと共にあれ) きた! ますたー・よーだきた! これでかつる!(棒)
 ⇒じいちゃんの導力により、罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い
・アイエエエ!? ナンデ!? ス○ライク・フリー○ムナンデ!? ⇒キラ様が巨虫と巨人をぬっ殺し始めました

・人類最強(笑)の兵士、リヴァイ再登場!
・アニ「エレェェェン………ミカサとセックスはしたのかい? まだだよなァ………初めての相手はミカサではない! このアニだァーーー!!」
 ⇒特別枠でss投下『アニ、らいおんはーと』第一部完。
 ⇒ミーナはエレ×アニを見ながら自慰ることで疑似3pを実現! 【淫蕩】状態が解除されました! ヒドイ!
・ミカサを除く女性陣が発情しました
 ⇒処女喪失完了(一部百合、ミカサ除く)
・リヴァイと話をして、ジュマンジ『真エンド』および『滅亡エンド』のフラグ①②③を達成しました!
・(ライナーを)昏睡レイプ!野獣と化した先輩!
 ⇒ミカサの【淫蕩】状態が解除され、monsterイベントを事実上クリアしました! ライナーは犠牲になったのだ……
・エレンがスタンド能力【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】(ツバを吐きかけた相手を無重力の支配下に置く能力)を得た!
・死んだ者が生き返った! アルミン・アルレルト復活ッッ! アルミン・アルレルト復活ッッ! だが女だ(a cup)!
・フランツ、復活した矢先に虫に再度捕食されて死亡。ムゴイ!
・ベルトルト・フーバー⇒不明

               ↓(ここから前回)↓

・イルゼ・ラングナーの手記をもとにしたリヴァイの推測を聞きました
・世界の真実(仮)が判明した。このままゲームを続けるべきか?
・ライナー=ブラウン、およびアニ=レオンハートが巨人であることにエレンらプレイヤーとアルミン(女)、リヴァイが確信しました
・エレン、一世一代の大告白! アニ=レオンハートが恋人になりました!
・【反撃の嚆矢】イベントをクリア! 真エンドルート、滅亡エンドルートのいずれかに進行します!

【ダイスロール状況(※ダイスロール順)】
(エレン   :5ターン経過、残り82マス 状態:【負傷中】・非童貞(×アニ)・アニが気になる
                     能力:スタンド:【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】※)next turn
(アニ    :5ターン経過、残り58マス 状態:【正常】・処女喪失(×エレン))
(ジャン(女):5ターン経過、残り78マス 状態:【強制女体化】→??? 【正常】)
(ミカサ   :5ターン経過、残り72マス 状態:【正常】)

※【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】ツバを付着させた相手(巨人や巨虫も可能)を1ターン後から無重力下に置くことができるようになります


【進行中のイベント】(○:進行中 ●:クリア)
○(ゴキブリ天国イベント:進行中→ターン制なし。外に出たら戦闘)
○(巨人襲来イベント:進行中→残り26ターン)
○(自由の翼(フリーダム)イベント:進行中→残り8ターンで巨人と虫がほぼ全滅し、外に出られるようになる)
●(monsterイベント:進行中→女性陣が【淫蕩】状態→(詳細は前スレの>>332)→ミカサ以外撃沈⇒終了)
●(反撃の嚆矢イベント:進行→消滅→復活→達成! 【2000年後の君へ】イベントが発生します!)
○(2000年後の君へ:今回から開始)


【予定されているエンディング集】(現時点からでも到達可能:○、時間経過で可能:●、不可能:×、☆:クリア済み)

○真エンド:世界の真相を知り、世界を元に戻すために奮闘するルート(フラグ構築にはアルミンorリヴァイの生存必須)

○滅亡エンド:世界の真相を知り、世界をそのままにするルート(フラグ構築にはアルミンorリヴァイの生存必須)

×ノーマルエンド:100マス到達による真っ当クリアがこれ。世界は元に戻るが、残るのはキャラクターたちの不思議な体験の記憶と、多くの謎

●エキストラエンド:ジュマンジの放棄によって、これ以上の世界変革を避け、なおかつ平穏な生活が戻るルート。虫や壁の中の巨人が発生中のため、現在は到達不可能

○全滅エンド:104期訓練兵団の全滅によるゲームオーバー

○その他のエンド:安価の展開次第で到達できるエンド。何が起こるかは安価次第

☆ファンタジーエンド(クリスタ夢想編)


【アルミン・リヴァイの話のまとめ】 ※現在の情報からの推測にすぎません
①遥か昔、ジュマンジをプレイした人間がしょっぱなに『0』を出して罰ゲームで死亡
②その結果、世界に【巨人】が跋扈する世界に、世界が改変されてしまう
③時は巡り、アルミンの家からジュマンジが発見され、エレンたちと一緒にプレイしてしまう
④上記③から、クリアすることで【巨人】は消滅するが、【巨人】が発生した時点まで時間が遡る
⑤上記④の結果から、過去が【巨人が存在しない】歴史をたどるため、現在に生きる人間は存在が消える可能性がある

※ 開始します………が、トラブルのため、本日は短めです。申し訳ない……orz


………
……


~厨房~


アニ「…………まず、私以外の巨人と、その能力について」カキカキ


・アニ=レオンハート:14m級程度。女型の巨人。並の通常種を遥かに上回る足の速さと機敏な動作が可能。皮膚の一部を硬化させる能力を備え、肉体の再生能力を特定の部位に集中させて再生速度を早める
          硬化能力を脚部に集中させることで強力な破壊力も発揮できる

・ライナー=ブラウン:15m級程度。鎧の巨人。全身の至る所を常時硬質化でき、鈍重そうな外見に反して以外と俊敏さに長け、圧倒的な防御力と質量を武器に巨大な砲弾の如きタックルを繰り出せる

・ベルトルト=フーバー:60m超級。超大型巨人。動作は他の巨人よりも鈍く緩慢だが、圧倒的なパワーを持ち、身体から超高熱の蒸気を意図的に噴出して接近する敵を阻む



エレン「!? なんだと!? ベルトルトが!? あの、野ろ………」

リヴァイ「懲りねえなてめえは」ゴキッ

エレン「」

ミカサ「エレン!?」ガーン!!

アニ(自業自得だバカ。声がデカい……)ヤレヤレ

リヴァイ「最後のこいつは外に飛んでいったと言うが………巨人ならば、生き延びている可能性は高いな。それで? 他には?」

アニ「…………何から説明すればよいやら」

リヴァイ「では質問しよう――――おまえらの目的はなんだ?」

アニ「…………それは、私達三人、という意味ですか? 巨人全体の、という意味ですか?」

アルミン(女)「!? それって、どういう意味!?」



アニ「私たちは、尖兵だ。捨て駒みたいなもんなんだよ………あんたたち人間に溶け込んで、内から巨人を手引きするためのね」

アニ「ここに書いてある通り、私ら三人は巨人の中でもかなり特異で、強力な能力を備えている…………それに私は女だ」

アルミン(女)「た、確かに強力だけど………でも、わざわざなんでそんな危険を冒すんだ?」

アルミン(女)「さぁ………お上が考えている目的は、私にも分からない。ただ、私達は〝手柄を立てて帰れば、故郷に戻してやる〝…………そう脅されて、人間を滅ぼすために動いた」

>>211 ミス。こっちです
ミカサ「エレン!?」ガーン!!

アニ(自業自得だバカ。声がデカい……)ヤレヤレ

リヴァイ「最後のこいつは外に飛んでいったと言うが………巨人ならば、生き延びている可能性は高いな。それで? 他には?」

アニ「…………何から説明すればよいやら」

リヴァイ「では質問しよう――――おまえらの目的はなんだ?」

アニ「…………それは、私達三人、という意味ですか? 巨人全体の、という意味ですか?」

アルミン(女)「!? それって、どういう意味!?」

アニ「私たちは、尖兵だ。捨て駒みたいなもんなんだよ………あんたたち人間に溶け込んで、内から外から、他の巨人を手引きするためのね」

アルミン(女)「ッ、〝超大型〝は壁の門を破壊し、〝鎧〝はそこから侵入して内地側の扉を破壊、そして君は――――、更に内側へ人間としてもぐりこむ?」

アニ「そう。憲兵団を目指したのも、それが目的さ。ここに書いてある通り、私ら三人は巨人の中でもかなり特異で、強力な能力を備えているからね…………(それに私は女だ。色々と、やり様もあった)」

アニ(けど………)チラッ

エレン「い、いてえ…………」

ミカサ「エレン。あのチビは調子に乗り過ぎた……いつか私がしかるべき報いを。いや、いっそもうここで………」

 <ヤメロミカサー、ジョウカンダゾー!! シザイダゾー!!
 <シタイガドウヤッテシャベルノ?


アニ(もう、死んでも御免だね…………やれやれ、ホント、こんな馬鹿に惚れるだなんて、私も………///)プイッ

アルミン(女)「た、確かに強力だけど………でも、わざわざなんでそんな危険を冒すんだ?」


アニ「さぁ………お上が考えている目的は、私にも分からない。ただ、私達は〝手柄を立てて帰れば、故郷に戻してやる〝…………そう脅されて、人間を滅ぼすために動いた」


エレン「な――――」

リヴァイ「……………」ジャキン

エレン「ナンダトー………!?」ボソッ

リヴァイ「てめえらに直接命令を出す巨人がいるのか?」

アニ「私たちの様な呼ばれ方で言えば、【獣の巨人】とでもいえばいいのか……」カキカキ


・獣の巨人:17m級、猿類に近い顔、胴体の倍以上ある長い両腕、全身を覆う体毛と、全体的に獣のような外観。人の言葉を話して、他の巨人に命令を出す


アルミン(女)「ひ、人の言葉を話す?」

アニ「ああ、巨人化すると、上手く発音が出来なくなるんだけど……こいつは妙に流暢にしゃべる。他の巨人たちにも命令していた」

リヴァイ「人間としての名前と、他の能力の詳細がないのは?」

アニ「用心深い奴でね………人間の姿では会ったことがありません………定期連絡の際にも、文字だけでやり取りをしています」

リヴァイ「厄介な………」チッ


リヴァイ(ん……? 人の言葉を話すと言えば――――)


リヴァイ「おまえ、【ユミル】っていう名前の巨人に心当たりはないか?」


アニ「ッ!?」


エレン「はあっ!? ユミ――――むぐ!?」

ミカサ「お願いだからエレン………少しは学習しよう?」シンゲキチュウガッコウシヨウナノ?

エレン「ぷ、ぷはっ、すまん、ミカサ………でも、ユミルって、俺たちの同期の、あのユミル? アニ、心当たりは?」

アニ「い、いや。私はただの偶然だと………」

アルミン(女)「偶然? 心当たりがあるの? そもそも兵長。なぜここでユミルの名が………」


リヴァイ「ああ、このイルゼの手帳に出てきた奇行種だが………そいつが【ユミル】と言っていたらしい」


リヴァイ「【ユミルの民】とか【ユミル】様だとか。そいつはなんなんだ?」


アニ「……………」

リヴァイ「オイ、なぜ黙る。俺たちに協力するんじゃあなかったのか?」ゴゴゴゴゴゴ…

エレン「ッ、待ってください、兵長。なあ、アニ。ひょっとして、言いづらい理由があるのか?」

アニ「言いづらい、というか………そう、少し言葉を、選んでいるというかね……」

アルミン(女)「? 言葉を選ぶ? それってつまり………聞くことによって、僕らが不利益を被るかもしれないってこと?」

アニ「混乱させるだけ、と言うか………その、ユミルというのは」

ジャン(女)(さっきからオレ空気)キルシュタイーン



アニ「【始まりの巨人】と呼ばれる――――2000年前に存在していたとされる巨人なんだ」


ミカサ「ッ!? アルミンとそこのチ………ビの推測が当たっているなら、そいつが最初にジュマンジをプレイした人間なのかも………」

アルミン(女)「その可能性もあるね………」

エレン「は………? それって、巨人の中だけにある伝説みたいなもの、なのか?」


リヴァイ「オイ、腹筋女てめえ………誰がチビだ削いでやろうか?」ジャッ

ミカサ「? 死体がどうやって削ぐの……?」ジャッ

アルミン(女)「やめてくださいしんでしまいます」ボクラガ

ジャン(女)「おねがいですやめてください」マキコマレル


リヴァイ「チッ、まぁいい…………確かに混乱するな。おまえが言いよどんだ意味がよく分かったが、わからん」

アニ「はい………」シュン

リヴァイ(奇行種ゆえの、無意味な行動だったのか?)

リヴァイ(いや………そもそも)


アルミン(女)「ねえ、アニ。巨人っていうのは、なんなの? 君みたいに、みんなが人間に戻ったり、巨人化したりできるの?」

リヴァイ「! (俺と同じことを………やはりこいつ、頭の回転は悪くない………)」


アニ「イヤ………大したことは分からない。通常種にしろ、奇行種にしろ、あいつらは巨人の中でも出来損ないと言われているよ。人間に戻れないらしいんだ」

アニ「数だけは多いから、さっき言った【獣の巨人】が直接命令したり、私達でもある程度の指示には従わせることができるらしい」

アルミン(女)「らしい? 命令したことはないってこと?」

アニ「三年前、私はあの二人とは違って、人間として壁内に侵入したからね………それと、奇行種だけは別だ。あいつらは、独自の思考回路でも持っているのか……こっちの言うことは聞いた例がないらしいよ」


アルミン(女)「そっか…………」シュン


アニ「悪いね、アルミン………使い捨てのコマみたいなもんだから、あまり情報は知らされてないのさ」

エレン「ッ、そういう言い方、やめろよ………」

アルミン(女)「…………なんにせよ、これである程度情報は出た」

※本日の安価は、概ね以下の通りになります

(1)このままゲームクリアを目指す
(2)ゲームを一時中断し、別の打開策を考える

(1)を選択した場合は、以下のことに注意してください。必要に応じて情報収集を行うことが求められます

 ①アルミン・リヴァイの推測(巨人がジュマンジによって生み出された)が正しい場合
  ⇒人類史に巨人が確認された遥か昔まで時が遡り、すべてがリセットされる。
  ⇒巨人が存在しない歴史をたどる事になる。その過程において巨人に捕食されて死んだ人間も生き返るため、エレンらが生まれてくる保証がない。
  ⇒また、巨人たちは全滅するため、アニやライナー、ベルトルト、ユミルといった巨人化できる存在は消滅する恐れがある

 ②違った場合
  ⇒エレン達がプレイし始めてから起こった現象については元に戻る
  ⇒その他、どんな事態が起こるかは現状整理した情報からは分からない


(2)の場合
 ①ユミルに話を聞く
  ⇒???

 ②ライナーを捕える
  ⇒説得するor殺す

 ③獣の巨人に会う
  ⇒確実に戦闘に入ります


アルミン(女)「ゲームをこのままプレイするのも一つだ。僕らの話にはなんら確証がない……プレイしている間に、新たな打開策が見えるかもしれない」

リヴァイ「俺としては、ユミルとやらに話を聞いてみたいところではあるな―――駄目元だが」

アニ「私は、【獣の巨人】に会うのも手だと思う。私たちのまだ知らない謎を、あいつは知っている………」

ジャン(女)「とりあえずライナーふんじばっちまおうぜ! 説得するにしろ、殺すにしろ、ほっとくのは危険だろ」

エレン「俺は…………」


ミカサ「私は、もう少しアニから話を聞きたい」

エレン「…………」

ミカサ「エレンは、どうしたい?」


エレン「お、俺は………」


※多数決安価です。ここで一度セーブされます。全滅などしたらここからコンティニューです
 なお、順番に行っていくことも可能ですので、まずはお気軽に選択してみてください。

 ①ゲーム続行
 ②ユミルに話を聞く
 ③ライナーを捕えて話をするor殺す
 ④獣の巨人に会う

↓1~10 多数決になります

>>226 スイマセン、ミスです。

ミカサ「私は、もう少しアニから話を聞きたい」

エレン「…………」

ミカサ「エレンは、どうしたい?」


エレン「お、俺は………」


※多数決安価です。ここで一度セーブされます。全滅などしたらここからコンティニューです
 なお、順番に行っていくことも可能ですので、まずはお気軽に選択してみてください。

 ①ゲーム続行
 ②ユミルに話を聞く
 ③ライナーを捕えて話をするor殺す
 ④獣の巨人に会う
 ⑤もう少しアニから話を聞く

↓1~10 多数決になります

ねーねー
これってもしやコミックス派にはネタバレだったりする?
だとしたら…



まぁとりま③で

>>238 >>1はコミックス1~10巻以外には進撃中学校くらいしか読んでないので、ネタバレがあると感じるのはきっと全て>>1の妄想です

※この安価が決定次第、本日は終了となります。
 pcイカれたりでかなり苦しかったですが、今日も皆さんのおかげで乗り切れました。

 次回は20:00~22:00と短めです
 >>1の推奨としては②③あたりで情報収集がベターです
 ②に決定しましたので、次回は物語の確認部分である始まりの巨人ユミルのお話になります。
 それではまたお集まりください。おやすみなさい。お疲れ様でした。ぱんつはけよ?

※すいません>>1です
 pcがツンデレ状態でまともに動いてくれなかったのが、ようやく動き出しました。
 これより投下を開始します


……
………

エレン「俺は…………兵長と同意見です。ユミルと話をすべきだと思います」

リヴァイ「そうだな………おまえらの同期である『ユミル』と、【始まりの巨人】とやらの【ユミル】………これを繋げるのは飛躍しすぎてはいる。さっきの推測が正しければ、同一人物とは考えられん。だが、その関係者ではあるのやもしれん………子孫だとかな。何かを知っている可能性はある」

アルミン(女)「…………成程、一理あると思います。それに、彼女が仮に巨人だとしたら、先にライナーを捕えてしまえば、カン付かれて逃げられる可能性もあります」

ジャン(女)「だ、だけどよ………アイツになんて聞くんだ? 仮にアイツが巨人だとしても、素直に話すとは思えねえぞ?」

アニ「…………! それなら、私に、一つ策があるよ。ユミルが私たちの側なら、上手くいけば………」

アルミン(女)「僕もあるけど、少し………いや、かなり乱暴なやり方になる…………はっきり言って、卑劣なやり口になってしまう」

リヴァイ「ほう? 聞かせてみろ」

アニ「それは――――」カクカクシカジカ

アルミン「僕の方は――――」カクカクシカジカ


………
……


………
……


~厨房~

ガチャ……ゾロゾロ

サシャ「失礼しまーっす!!」

ハンナ「失礼しますぅ」

クリスタ「失礼します」

ユミル「…………」チラッ

アニ「…………」

ミカサ「…………」


リヴァイ「………よく来たな」

ユミル「はぁ…………で? 女どもばっかり集めて、なんのお話ですかねぇ、兵長殿? 愛人でもお探しですか? あの馬面野郎あたりなんかいい声で鳴きますよ?」マジデ

クリスタ「ちょ、ちょっと! 失礼なこと言っちゃだめよ、ユミル! す、すいません、兵長。この子、少し口が悪くて――――」

リヴァイ「(もう巨人とかどうでもいいから削いじまおうか? いや待て待て、落ち着け)…………乳臭えてめえらなんぞに興味はねえ。それと、俺は馬に欲情するほど、女に不便してねえよ」マジデ

ユミル「それはそれは失礼いたしました」デスヨネ

ユミル(…………)チラッ


リヴァイ「……………」ゴゴゴゴゴゴゴ


ユミル「ッ………(ち、近くで見ると、ハンパじゃねえな。私だって何度も修羅場はくぐってきたが、こいつはなんとも………別格だ……)」


クリスタ「兵長? それで、どういったご用件でしょうか」

リヴァイ「何………そこにいるミカサとアニらには既に話したことだがな――――虫どもに囲われたこの状況下、これが続くようなら食糧関係で問題が出てくる」

リヴァイ「その分配について話し合っていた………食い物が絡むと全く信用ならねえのがいると聞いてな」

リヴァイ「後から内輪もめで自滅だけは御免なんでな――――」チラッ


サシャ「………?」キョトン


リヴァイ「さっき聞いたが――――そこの放屁女は、良く喰うそうじゃねえか」

サシャ「ほうひ!? ッ!? ッ!!!? ッ………!!?!」チラッ


ミカサ「……………」

アニ「…………ッ」←必死に笑いを堪えている


ハンナ「ぶっwwww」

クリスタ「えっ? えっ、えっ」オドオド

ユミル(ッ!? け、警戒し過ぎだったか?)


リヴァイ「さっきはその情報収集のために、名目上ダイスゲームのメンバーを集めた…………まぁ」チラッ


アニ「…………? ッ!(まさかッ………)」ハッ


リヴァイ「エレンのバカガキが缶詰の内容に興奮しすぎたのか知らんが――――いきなり愛の告白なんぞブチかましたせいで、いろいろ台無しだったが」クク


アニ「!? ッ~~~~~!?//////」カァッ

クリスタ「あっ//// そ、そうだ、アニ! お、おめでとう!!//// その様子だと、ちゃんと受けたんだね!///」キャーー!!


 >キャーオメデトウ! アニッタラカオマッカー! カワイー! キャッキャッ

リヴァイ「………」ニタァ

アニ(こ、このチビ野郎………作戦が全然違う! いつか蹴っ飛ばしてやる///)プルプル


ハンナ「おめでとうアニ………/// で、でも、その、ミ、ミカサ?」ボソッ

ミカサ「…………構わない。エレンが認めたことだから。それに、私自身も、アニのことは認めている」

ユミル「ふーん………なんだ、つまんねえ。物わかりがいいこって――――ま、そんなことより(やっぱり考え過ぎか)」チラッ


        【缶詰】
      【缶詰】【缶詰】
    【缶詰】【缶詰】【缶詰】     デーン!
  【缶詰】【缶詰】【缶詰】【缶詰】
【缶詰】【缶詰】【缶詰】【缶詰】【缶詰】


ユミル「私たちは、この缶詰を好きに分けていいってことですかね?」

リヴァイ「ああ…………――――構わない」チラッ

アニ「――――!」コクリ

ミカサ「…………」コクッ


サシャ「ぃぃやったぁあああああ! お肉! お肉の缶詰はありませんかぁああああああ!」ニクゥ!!

ユミル「あっ、てめえ! この芋女! 待ちやがれ!!」


 >ハヤイモノガチデス!!
 >ワタシモワタシモ!!


リヴァイ「…………」チラッ

ミカサ(………)スッ

ミカサ「………うん? アニ、これ読める?」

アニ「どうした、ミカサ? ………いや、これじゃどうにも」

ユミル「お? どうした、二人とも(この二人の動向も、そう注視しなくても良いか)」スッ

ミカサ「文字がかすれて上手く読めない缶詰がある。苦手なものは避けたいが――――ユミル」

ユミル「お? なんだ、どれどれ………? あ? 別にかすれてなんかいないじゃねえか」



ユミル「―――――こいつは〝鰊(にしん)〝か。私はあまり好みじゃないが、なかなか悪くない味――――!?」ハッ?!

リヴァイ「………(油断したな、馬鹿が)」ニヤ


 >ニシン?
 >ニシンッテナニ? タベタコトアル?
 >オイシインデスカ、ソレ!? ワタシガモラッテイイデスカ!?

ユミル「ッ………(しま、った……!!)」ギリッ

ミカサ「――――フッ!」ブォン!

アニ「――――シッ!」ビュオッ!

 ドガッ、ガシィッ!!

サシャ「え、えっ!? ミカサ、アニ!? 何を!?」

クリスタ「ゆ、ユミル!? 何やってるの、三人とも!?」

ユミル「ッ、が……(か、関節が……!? だめだ、びくともしねえ)」

アニ「その缶詰の中身はただの穀類さ。表面に【文字】を書いたのは私だよ――――巨人の間で使われる【文字】でね」ボソッ

ミカサ「しかも〝にしん〝………【海】の魚らしいと聞いた」ボソッ

ユミル「ッ……!!?」




リヴァイ「さて………」ゴゴゴゴ


リヴァイ「―――――どうやらただの質問で済ますところが、拷問に変わりそうだな………残念だ、とても残念だ」ジロリ


ユミル(ッ、ち、畜生、やっぱこいつら、勘づいてたのか……!! それにッ!)ギロッ

ユミル「て、めえも………巨人、だったのか」ボソッ

アニ「あたしとライナー、ベルトルトはね」ボソッ


リヴァイ(さて……しかし、吐かせるのはまだだ。ここはこいつら二人に任せて、俺は――――)


※選択安価
 ①ライナーを殺す
 ②ライナーを捕える

>>266

2


リヴァイ(殺す………いや)

リヴァイ(チビ女の話を聞く限りじゃ、ライナー=ブラウンは「戦士」。決して自分を曲げない男だと、そう言っていやがったが……)

リヴァイ(まだ殺すのは得策じゃねえな………)


リヴァイ「しばらくそうやって押さえてろ………俺はあっちの野郎を取り押さえてくる」

アニ「了解」コクッ

ミカサ「了解………」

リヴァイ「他の女どもは二人の邪魔をするな。いい子にしてれば、後で優しく説明してやる。だが、聞き分けのねえガキは………分かるな? 分かったら返事をしろ」ギロッ


>ハ、ハイッ!!

クリスタ(ユ、ユミル………)ジワッ

ユミル(ち、きしょう………クリス、タ)


………
……



~食堂~

ライナー「…………」

ユミル「…………」

リヴァイ「拘束完了だ………これなら巨人化の発動条件とやらの『自傷行為』も行えんだろう(………しかし)」チラッ

ライナー「…………」

リヴァイ(瀕死だった筈の傷が全て治っている………。チッ、何を驚く。俺も心の底じゃ半信半疑だったってことか――――人間が、巨人になれるなど)

コニー「な、なあ。なんであの二人、縄で縛られてんだ?」ヒソヒソ

ハンナ「そ、それが私もわからないの。缶詰を選んでいたら、ミカサとアニが急に………」ヒソヒソ

サシャ「な、なにがどうなってるんです?! マルコ、説明してくださいよ!」ヒソヒソ

マルコ「ぼ、僕だってわからないよ! エレン、ジャン………さっきまで厨房に行ってた君たちなら、何か知ってるんじゃないかい?」ヒソヒソ

ジャン(女)「…………」

エレン「…………」

 >ヒソヒソ………ドウナッテンダ………ナニガナンダカ……アレ? ライナーノケガガナオッテネ?


クリスタ「へ、兵長!! どうして二人をこんな目に!!」キッ

リヴァイ「あわてるな。優しく説明してやると言っただろう?」


リヴァイ「まあ……――――ただし説明は」ギロッ


ライナー(ッッッ………!!)ゾクッ

ユミル(っ、あ………!!)ビクッ


リヴァイ「そこの二人がしてくれる。まずはライナー=ブラウン。てめえからだ――――なあ? 【鎧の巨人】よ」

ライナー(ッ………アニ、裏切ったか………)ギリッ

※本日はこれで完了となります。予告はしてましたが、短いです。
 ここのところssばっかで安価スレとは名ばかりになっていてすみません。
 完結まで頑張っていくつもりですので、どうか生暖かい目で見守りつつ、安価があればレスしてやってください。

 次回の更新は明日の19:30~22:00を予定していますが、またしてもssばっかりです。

 というか次回は完全に安価がない可能性が高いです。(言い訳させていただけるなら、真エンド・滅亡エンドルートだからです)
 ほぼユミルの【前世】の話となり、>>1の妄想が四散五裂する内容となります。
 それではお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を。










 エレアニss(18禁)は、6/22(土)~6/23(日)、前スレにて投下予定(ボソッ

※あ、補足ですが、今回のアニの案は『巨人側で使ってる文字を読ませて、読めるか確認する』というカマかけ。
 アルミンの場合は『クリスタ人質に取ればいいんじゃない?』という非常に乱暴極まりないものであり、兵長たちは最終手段としてそうする予定でした。
 アルミンマジゲスミン

スコール・レオンハートですねわかります
ヘタレじゃねえか

>>1です。>>269からの続きとなります。ゆっくり行きます

リヴァイ「――――なあ? 【鎧の巨人】よ」

 >ザワッ!?

サシャ「…………え?」ガクゼン

アルミン(女)「へ、兵長!?」

リヴァイ「…………事実だ。もう隠し通しておくわけにもいかねえだろ………」

 >ヨ、ヨロイノキョジン………? ライナーガ、キョジンダッテ!?
 >ウソダロ………!?

サシャ「ど、どう、いう………え? ら、ライナー? うそ、ですよね………?」オロオロ

ジャン(女)「落ち着けてめえら!! 後でちゃんと説明してやるから、今は黙って聞いてやがれ!!」

サシャ「だ、だから、どういう、ライナー? え? 巨人? 嘘、嘘、嘘………そんなの」ポロッ

ハンナ「さ、サシャ………大丈夫だから、落ち着いて……」ギュッ

サシャ「ぅ、うう、ぅえ、ふぇぇええええ………」ポロポロ

ジャン(女)(クソッ、サシャの動揺が思いの外激しい………!!)


アルミン(女)「なぜなんだ、ライナー………?」

ライナー「…………アニから聞いてないのか?」

アルミン(女)「違うよ………君たちの目的とか、そういうことなんかじゃない………君が敵だっていうんなら、訓練の時、どうしていつも僕たちを助けてくれたんだ………?」

ライナー「ッ………!」

アルミン(女)「君は優しくて、頼りになって………皆から、信頼を置かれていたのに………尊敬してたのに」ジワッ


アルミン(女)「全部、全部演技だったっていうのか………?」ポロポロ


ミカサ「…………アルミン」ヨシヨシ

ライナー(ッ………お、俺は)ブルブル


ライナー(…………俺、は………いや、俺は、戦士だ………兵士なんかじゃない………)ピタッ

ライナー(あの俺は偽物だ………偽物なんだ………ただの演技だったんだ、人類は全て敵だ………ああ、そうだ)

ライナー(俺は、おまえたちの敵なんだよ………!!)ギリッ

アルミン(女)「こ、答えてよ………なぜなんだ」グスッ

ライナー「なぜ、か………それを聞きたいのは、こっちも同じだぜ」ハッ

アルミン(女)「え………?」


ライナー「なあ、アニ…………なぜ裏切った………?」


アニ「…………ッ」

ライナー「情に負けたか? ちょっとエレンに優しい言葉を掛けられて、誑かされたか? 知らなかったよ………おまえみたいな氷の女に、淫売の気があったとはな。そんなにもエレンは良かったのか?」

エレン「ッ――――!!!」ブチブチ

アニ「ッ、あ…………わ、私、は」プルプル


エレン「ッ! おい、ライナー………それ以上、アニを侮辱しやがったら」

ライナー「なんだ? どうするってんだ、色男さんよ?」

エレン「少なくともその減らず口は二度と叩けなくなるだろうぜ…………なぜ裏切った、だ? ふざけてんのか? てめえがどうこう言える立場かよ!!?」

アニ「…………」プルプル


エレン「裏切り者はてめえだろうが!! 誰のせいで壁の中の人たちが! 俺とミカサの母さんが死んだと思ってやがる!?」ジャッ!!


ライナー「ッ!」

アルミン(女)「え、エレン、殺しちゃだめだ!! 落ち着いて!!」ガシッ

ミカサ「ッ、今は堪えて、エレン…………」ガシッ

エレン「くっ………」シャコン


ミカサ(話を聞きだし次第………首を削ぎ落として殺してやるから………)


リヴァイ(……とか考えてんだろうな。いつでも止められるように準備しておこう)イソイソ

えっ?ミカサの母親の誘拐計画ってライナーが黒幕だったの!?

>>304 すいません。分かりにくかったかもしれませんが、エレンの母親のことです。エレンはミカサを家族と見てるので、エレンの母親はミカサの母親も同然かな、と……。


エレン「おい、答えろ………どういうつもりだったんだ? え?」

ライナー「………そいつは、俺に許しを請うて欲しいのか? 気の毒とは思うが――――ああ、認めるよ。確かにおまえの母親が死んだのは俺たちのせいだな」

エレン「ッ、てめえ………開き直るってのか!!」グググ……

アルミン(女)「駄目だってば、エレン!!」ググッ



ライナー「俺とベルトルト、そして――――そこにいる、アニもだ。五年前、俺たちでやった。俺達三人でな」



エレン「ッ!」ピタッ

アニ「ッ………」ビクッ


ライナー「開き直る? 違うね、ただ指摘しているだけだ………俺とベルトルトは責めるが、アニは責めないと? 矛盾してるぞ、おまえ」

エレン「…………」

ライナー「随分とアニに固執するんだな。そうか! そんなにもあっちの相性が良かった―――」


アルミン(女)「ッ、いい加減にしろ、ライナー!! ああ、もう良くわかった。分かったから! 君は僕たちの敵で――――」


エレン「待ってくれ、アルミン」ガシッ


アルミン(女)「エレン………!?」

ミカサ「エレン、大丈夫?(削ぐ削ぐ削ぐ削ぐ削ぐ削ぐ削ぎ落とす)」

エレン「…………大丈夫だ、アルミン、ミカサ。逆に少し、落ち着いた………」

リヴァイ(…………ほう?)


ライナー「アニの奴は直接的な破壊工作には関与しちゃいないが――――見逃した時点で同罪さ。俺たちとどこが違う?」

エレン「………ああそうだ、ライナー。おまえの言うとおりだよ………俺はただ、おまえらに許しを請うて欲しかった。詫びてほしかった」

ライナー「成程? アニは詫びたから、謝罪したから許すと? 随分と安いんだな、おまえにとっての母親ってのは」












ミカサ「」ブチン

アルミン(女)(あっ………(察し))ゾクッ

ジャン(女)(やべえ)ゾクッ

マルコ(いつまで続くんだこの負のループは……)ゾクッ

コニー(ハンナとやりてえ)ムラッ

リヴァイ(出番か……)スッ



ミカサ「…………調子に乗るな、ホモ野郎…………」ゴゴゴゴゴゴゴ

アルミン(女)「ミカサも落ち着いてェエエエエエエエエ!! 兵長お願いします!!」

リヴァイ「おう。落ち着けデカ女」ビュッ!


 ドガァッ!! ガシッ!!


ミカサ「ぐ…………いつもいつも邪魔ばかりして、この腐れチビ………」ギギギ

リヴァイ「いいから黙ってろ。先にてめえのうなじを削ぎ落としてもいいんだぞ……?」ギギギ

ミカサ「邪魔するな! あいつは、エレンと私の母さんを侮辱した! 絶対に許さない!!」グググッ

リヴァイ「てめえのセリフだが………死体がどうやってしゃべるってんだ? 落ち着きやがれ」グググ


アルミン(女)(こ、こっちの胃が削ぎ落とされていくようだよ………畜生………畜生………なんて痛みだ………)ギギギ

アルミ胃san値(いあ、いあ、くとぅるふ、ふたぐん)キリキリ


エレン「………悪ぃ、ミカサ………俺に話をさせてくれ」

ミカサ「エレン………?」

エレン「なぁ、ライナー」

ライナー「…………」


エレン「アニやおまえらは、誰からも後ろ指をさされることをした………その事実は、変わらない。俺の母さんも、死んでいった人たちも、帰って来ない」

アニ「ッ………エ、エレ、わ、私、は………」ジワッ



エレン「だけど、それでもだ。おまえの言う通りかもしれない、ライナー。俺は、アニを恨めねえんだよ」



アニ「…………ぇ?」

ライナー「何………?」

エレン「無条件で信じられるものって、おまえにはあるか? その故郷? ってのがそうなのか?」

ライナー「何を……何を言っている、エレン」

エレン「俺にとって、それは今までミカサとアルミンだった」


アニ「…………ッ」グッ


エレン「見返りなんかいらない、ただ、守って、守られて、それが当たり前な何かはあるか? ………俺はアニを支えて、アニも俺を支えてくれる。それがもう、当たり前になっちまった」


エレン「俺は、頭が悪いから………上手く言えないけど、俺の中で、気が付いたらアニも、その無条件の中に入ってた」


エレン「俺に格闘術を仕込んでくれた。滅茶苦茶痛い目にあったけど、あれがあったから、格闘成績二位っていう今の俺がある」


エレン「成績優秀者から内地へ配属されるっていう矛盾………馬鹿げた制度だってことを、俺に指摘してくれたのもアニだ」


エレン「蟲人間が襲ってきたときだって、こいつは命がけで俺を守ってくれた」


エレン「俺は、まだこいつに何も返せてない――――だから、アニを許したい。ひでえ理屈だって思うよ。でも、理屈じゃねえんだ」


エレン「アニは俺の命を助けてくれたんだ…………少なくとも、俺だけは許さなきゃならねえ」




エレン「世界の何が敵にまわっても――――俺はミカサとアルミン、そして、アニだけは守りたいって、そう思える」


ライナー「ッ………(エレン、おまえ………)」

アニ「エレン………あん、た、馬鹿、だよ………ホント」ポロッ

エレン「」

アニ「や………見るな………」プイッ

エレン「はは………どうだよ、ライナー。アニはすげえ可愛いだろ?」

ライナー「っ!!」

エレン「だから、俺がおまえの話で、絶対に訂正しなきゃならんところは、アニが氷の女だの淫売だのなんだのって部分だけだ」



エレン「話しはそれだけだ、ライナー。話はな…………」ゴゴゴゴゴゴ



ライナー「ッ!?」ゾクッ

ユミル(ッ!? こ、こいつ気配が変わった!? な、なんだ――――!?)ゾクッ

リヴァイ(………!)


エレン「俺は兵士だ。責務を果たす――――最後まで抗うために行動する」

>>321 ミスッ……痛恨のミスッ……再投下ッ……。

ライナー「ッ………(エレン、おまえ………)」

アニ「エレン………あん、た、馬鹿、だよ………ホント、ばか………」ポロッ

エレン「あんまり泣くなよ。目元、腫れちまうぞ?」ハハ

アニ「や………見るな………///」プイッ

エレン「はは………どうだよ、ライナー。アニはすげえ可愛いだろ?」

ライナー「っ!!」

エレン「だから、俺がおまえの話で、絶対に訂正しなきゃならんところは、アニが氷の女だの淫売だのなんだのって部分だけだ」

ライナー「ッ、言いたいことはそれだけか?」

エレン「ああ、話はそれだけだ、ライナー。話はな…………」ゴゴゴゴゴゴ



ライナー「ッ!?」ゾクッ

ユミル(ッ!? こ、こいつ気配が変わった!? な、なんだ――――!?)ゾクッ

リヴァイ(………!)


エレン「俺は兵士だ。責務を果たす――――最後まで抗うために行動する」


エレン「今から始まるのは、話じゃなくて尋問だ………俺はおまえとユミルから情報を聞き出して、この狂った状況に終止符を打つ――――だから」






エレン「つべこべ言わずに、とっとと知ってることを話せ…………じゃねえと」







エレン「駆逐するぞ、巨人?」ギロッ





ライナー「ッッッ!!」ゾッ

ユミル「ッ!?(こ、こいつ、気配が変わった……!?)」ゾクッ

>>323 もう死にたい。再投下

エレン「今から始まるのは、話じゃなくて尋問だ………俺はおまえとユミルから情報を聞き出して、この狂った状況に終止符を打つ――――だから」






エレン「つべこべ言わずに、とっとと知ってることを話せ…………じゃねえと」







エレン「駆逐するぞ、巨人?」ギロッ





ライナー「ッッッ!!」ゾッ

ユミル「ッ!?(こ、こいつ、なんて目を、してやがる……!?)」ゾクッ


リヴァイ(ほぅ…………悪くない)ニヤリ

アルミン(女)「エレン………!!////(あ、あれ? なんでエレンを見てたらドキドキしてきたんだろう?///)」ドキドキ

ミカサ「エレン…………立派に、なった。私はうれしい。すごくうれしい……!!」ポロポロ

ジャン(女)(まるで母親だな、実際……だが………男見せたな、死に急ぎ野郎!!)ヘヘッ

サシャ「ひっくひっく………ラ゛イナ゛ァアァアア゛………ち゛ゃんと話じてくだざいよぉお゛おおお……ライナーは、ぞんなひどじゃ、ないでずよぉ……」エグッエグッ

アニ「ライナー………」


ライナー「…………ッ、お、れは………(俺は、戦士? いや、兵士……俺は? 俺は、俺は俺はオレハおれハおれ……)」






コニー(ヤりたい)ハァハァ、チラッ

ハンナ(ヤりたい)ハァハァ、チラッ

マルコ(空気読めよやっぱ殺すわこの二人)イラッ

亀頭(濡れるッ!)バーン

マルコ(てめえもだ。てめえも殺す)ブチッ


ライナー「おれ、は……俺はッ………!!」ブルブル

アニ「ライナー………聞いてくれる? 私だって、故郷に帰りたいさ………父さんが待ってる、故郷に」スッ

ライナー「あ、おれ、は………せ………んし、で………あ、に? アニ………」

アニ「だけど、もう聞いてしまったから」

ライナー「何? ………何を聞いたって、言うんだ?」

アニ「壁の巨人は目覚めた。外は虫けらだらけだ。あのでかい鋼鉄人形だって、こっちに敵対しないとは限らない」

ライナー「このゲームをクリアさせてしまえば、それも解決だ。違うか? 後は機会をうかがいつつ、エレンでも何でもつれて故郷に帰ればそれで済んだ話だろう!!」


アニ「…………もう、故郷がどうこうって、そういうレベルの状況じゃあないんだよ、ライナー」


ライナー「何………?」

アニ「さっきね、エレン達と話した時に…………」


………
……



………
……


ライナー「ば、ばかな………このゲームをクリアしても、巨人(おれ)たちが、消えるかもしれん、だと……!?」


 >キョジンタチガキエル!? ジ、ジカンマデモトドオリニナル!?
 >ワタシタチモ、キエチャウノ!?


アニ「確証はない。だが――――今のところ、妥当な推測だと、私は思った」

アルミン(女)「だから、君とユミルに、話を聞きたかったんだ――――」チラッ


ユミル「…………成程、そういうことか」

クリスタ「ユミルぅ………」ヒシッ


アルミン(女)(クリスタ、さっきからユミルに抱きついたまま、何か話してたみたいだけど……大丈夫かな?)


エレン「…………そういうことだ。このままじゃ、俺たちは動きが取れない。かといって待っていても状況は好転しない」

リヴァイ「オイ、ユミルとやら。おまえに聞きたいことは色々あるが………おまえも巨人で間違いないな? 【ユミルの民】とはなんだ? 【始まりの巨人】ってのはなんなんだ?」


 >ヤッパリユミルモキョジン……!! モウオドロクゲンキモネエヨ……。デモハジマリノキョジンッテナンダ?


リヴァイ「壁の巨人のことも気になる。話は聞いていたんだろ? だがおまえは対して驚いた様子がない………ひょっとして、随分事情通なんじゃあないのか、てめえは?」


ユミル「……………クリスタ」チラッ

クリスタ「…………ユミル?」



ユミル「…………構わないか?」



クリスタ(…………)

クリスタ「…………らしくないよ、ユミル。私のこと、気遣ってるよね? 自分のために生きるんじゃなかったの?」クスッ

クリスタ「それに、こんな状況だもの………他に、どうしようもない」

ユミル「…………そうだな。話すぞ。余すところなくな」

クリスタ「…………うん」


リヴァイ「決意は決まったか?」


ユミル「ああ…………話すよ。まず、私は【巨人】だ」


エレン「だよな………」

アルミン(女)「やっぱり………か」

ユミル「その様子じゃ、かなり前から感づいていたのか?」

アルミン(女)「いや、リヴァイ兵長の話を聞いた後でだよ。喋る奇行種がいたって話に、【ユミル】という名前………」

ジャン(女)「そう、それだ。一体、【ユミルの民】ってのはなんなんだ? 巨人の中でのおまえのシンパみたいなものか?」

リヴァイ「ユミル、てめえはイルゼ・ラングナーの容姿に、どことなく共通点もある。巨人が勘違いしたのか?」




ユミル「いっぺんに言うなよ。順々に話す………まず、私の生い立ちから話す必要があるな………」

*************************************



        ユミル(&クリスタ)の話が始まります

  ※注意:重要なポイントがあります
      今後のエンディング等のヒントや地雷が大量に設置されているので
      真エンドクリアを目指す方は、注意深く読んでみてください



*************************************


ユミル「あんたらさ…………前世って信じるか?」

エレン「は?」

ミカサ「何を言ってるの……?」

ユミル「………まず、その認識から改めてやる必要があるか………まず、私は一度生まれ変わった。比喩とかじゃあない。本当に前世ってのがあるんだよ」


 >ザワッ!?


ジャン(女)「はぁ!? なんだそりゃ、そんな与太話を信じろってのか!?」

ユミル「黙って聞いてろ………信じないってんなら話は終わりだ………つっても、信じるだろうさ」




ユミル「なにせ私は、そのゲーム『ジュマンジ』の、恐らく【最初のプレイヤー】だからな」


エレン「っな………!!?」


アルミン(女)「そっ、そんな! そんなことはあり得ない! だって、君はここに生きているじゃないか!」

ジャン(女)「っ、そ、そうだ! このゲームは、プレイヤーが死ななければ交代できない! 初期プレイヤーはエレンに、ミカサ、アニにアルミン! てめえが【最初のプレイヤー】だってんなら、てめえは死んでなきゃおかしいだろうが!?」

ユミル「まぁそう考えるだろうよ………矛盾に感じるだろうなあ? けどな、私は厳密には【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーじゃない】」

アルミン(女)「それは、どういう…………!?」

リヴァイ「ッ、オイ、流石に冗談だろう……!?」

ミカサ「アルミン、どういうこと?」

アルミン(女)(ッ………なんてことだ。もし、それが真実なら――――!!)

アルミン(女)「だ、だったら! だったら巨人はなんなんだ!? 巨人は、どこから来たっていうんだよ!!?」

ミカサ「ッ、ア、アルミン?」ビクッ

エレン「おい、アルミン………少し落ち着けよ」

これって真エンド(仮)…つまりこのままの仮説がそのままとおった状態で
クリアしたら結果的には全滅エンド扱いになるんじゃなかろうか
それまでにフラグ立てて新しい仮設を立てるために奮闘するのか…うごご


アルミン(女)「お、落ち着いてなんか、いられないよ………こんな、そんな、馬鹿な………」

エレン「アルミン!? おい、しっかりしろよ!」

ミカサ「アルミン!!」


ユミル「信じられないだろうがよ………まず私はこのゲームを【生前にプレイして、『0』を出し、〝転生する〝という呪いを受けた】のさ」

リヴァイ「では――――巨人は? 巨人はやはり自然発生した代物だっていうのか?」





ユミル「いいや――――――【巨人は私が作った】」


リヴァイ「ッ!?」

ジャン(女)「はあああっ!?」

アルミン(女)「な…………!?」

アニ「えっ………!!」

ライナー「な、に……!!」

エレン「おまえ、が………作った? いや、創った、だと……!?」

クリスタ「ッ……!(そう………ユミルが………)」


ユミル(…………)

………
……


※ 今日の投下はここまでになります。次回は安価もある予定です。
  具体的な内容については、これからユミルの独白が続き、巨人の生まれた秘話(>>1の妄想)が判明します。

  なお今回投下した【ユミル(&クリスタ)】の話ですが


  ユミルは、たった一つだけ致命的な嘘をついています。


  次回の安価はそれになります。その嘘を見抜いて、指摘し、更に重ねた彼女の矛盾を論破してください。

エレン「作った?いや、創った、だと……!?」
発音の違いですかね…?

お疲れー
嘘の予想:”呪い”だということではない
    :ユミルではない
    :そもそも命令ごと違う
…あ、致命的なミスって言ってたかーw

>>346
誤字ですorz すいません
 ×【巨人は私が作った】
 ○【巨人は私が創った】

※ 今のうちにヒントだけ出しておきます

 ・【ユミルはエレンたちにこのゲームをクリアさせたくない理由がある】

 じゃあなぜクリアさせたくないのか? ユミルの今世での目標とそれを考えれば簡単かな? とは思っています。
 次回の投下は明日の19:30を予定しています。終了は未定です。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました
 それではお疲れ様です。おやすみなさい、良い夢を


>>293を見て思いついた果てしなく蛇足的なおまけ~

【帰郷】

アニ「ただいま、お父さん! 私のお婿さんを連れてきた!!」

エレン「えっ、エレン=イェーガーです! お、お義父さん! む、娘さんを、俺―――私に下さいっ!!」ドゲザァ!!



スコール=レオンハート「―――――壁にでも話しかけてろよ」



エレン「………」ズーン

アニ「お父さんのバカッ!」

スコール=レオンハート「バカって言われた………エンドオブハート」ズーン

~完~


毎回内容すごい濃いな
そして>>1の書くアニは毎回可愛すぎる

暴れだしたらまた安価で昏睡レイプよ

※ >>1です。帰宅しました。ごはん食べて準備出来次第、投下開始します………。
 眠いが、頑張ります………。

無理すんなよ
明日仕事休みならいいけどそうじゃないなら眠っても構わんぞ

おかえり
期待

>>365 無理と思ったら休みます。お気遣いありがとうございます。
※それでは開始します。今日もまったりと……。

………
……


 私は生まれ変わって、偶然にも二度目の人生を歩むことになった………生前は、とある国で王様をやっていたのさ。


 信じられねえって? そうだろうな………じゃあこれで話はオシマイだな?


 ………よしよし、それでいいんだ。いい子に聞いてろよ………そこの兵長もそう言ってただろ?


 話の続きだな………そう、私は王様だったんだ。どうしようもなく愚かな、王様だった……。


 お世辞にも、あまりいい国とは言えなかったな………民は貧困にあえぎ、隣国からはいつ戦争を仕掛けられるかも分からない。私が一度目の生を受けた時からそうだった。


 私は王だったが、同時に研究者でもあった…………【長命化研究】って言って分かるか? 簡単に言えば、人により強い体と、より長い寿命を持たせようっていう研究だ。


 自分で言うのもなんだが、私は他の研究者と比較して、抜きんでて優秀だった。優秀で、どうしようもないお人よしだったのさ。いいことをしようとした。皆が笑って生きる世界が欲しかったのさ。


 この国の貧困を、民たちを救いたいっていう一心から研究を始め――――………その成果として生まれたのが【巨人化能力】だ。


 人間より強大で、より強靭で、より長い寿命を持ち、食事を必要とせず日光だけで生きることが出来る…………誰もが幸せになれると、そう思った。


 だけど…………【巨人化】の研究が進む最中、私の研究を知った他の王族や貴族といった一部の権力者たちが、それを独占しようと争い始めた。


 他国にも情報が漏れたのか、各地で戦争が起こった………全く、とんでもねえ時代だったよ。


 私は焦った………私はより多くの民の幸せを願っただけなのにな。この研究そのものが争いのタネになるとは思わなかった。


 私は研究を急いだ。さっさと【巨人化薬】を大量生産して民に与えることができれば、誰もが【巨人】にさえなってしまえば、私たちは餓えることもない、争わずに済むって、そう思った。


 ………そして私は、急いで【巨人化薬】を完成させ、彼らに広めたんだ。


 それが間違いだった。少し冷静になれば分かることなのにな。




 ――――治験すらまともにしていない薬につきものだろう? 致命的な副作用ってのは。


………
……



アルミン(女)「…………まさか、まさか、巨人は………【人を喰う巨人】はッ!!」


                  ・ ・
ジャン(女)「元々は、ただの【人間】だったっていうのかよ!?」


 >ザワッ!!


クリスタ「……………」

ユミル「……………そういうことだ。彼らは人間に戻ることもできず、ただ人を喰う化け物に成り下がった」

リヴァイ「人間の手によって生み出された【人工的な怪物】…………それが、巨人の正体、か」

ユミル「臨床実験すらまともにこなす時間がなかった………だがそんな悠長なことをやっていれば国が滅ぶ………こんな結果になるとは、思わなかったんだ、あの頃の私はよ………」

エレン「ッ………!!」ギリッ


アルミン(女)「………け、けど。【国の王】って言っていたね? この壁内の、王族だったってこと? それで、あの【壁内の巨人】を、研究したってこと?」

ユミル「そいつを説明するには…………まず、縄をほどいてくれないか?」

ジャン(女)「ダメだな………巨人化して逃げるつもりだろう?」

ユミル「ハッ! 外で虫やら鉄人形やらが暴れてるってのにか?」

マルコ「そ、それは………」

ユミル「分かりやすく、図で示してやろうってのによ………仕方ねえ、クリスタ。書いてくれ。それと私の胸ポケットにある、手帳を………」

クリスタ「……………うん」


リヴァイ「ッ! オイ、おかしな真似をするなよ………妙なそぶりを見せたら、削ぐぞ」ジャッ


ユミル「ッ!? クリスタに手を出すんじゃねえ!! ぶっ殺すぞ糞チビ!!」

クリスタ「やめて、ユミル!! 大丈夫…………大丈夫だから、何もしませんから………」

リヴァイ「…………チッ」シャコン


クリスタ「皆………これを見て」カキカキ


********************
      |     |      |壁|
  巨  |     |  壁  |壁|
      |     |      |壁|
  人  |     |  の  |壁|
      |  海  |      |壁|
  大  |     |  大  |壁|
      |     |      |壁|
  陸  |     |  陸  |壁|
      |     |      |壁|
********************


エレン「は!? これ、世界の地図か!?」ボソボソ

アニ「ああ―――――この世界の、地図だ………間違いない」

アルミン(女)(け、けど―――なんで、それをクリスタが知っている!?)


ユミル「クリスタ、私の手帳の………そう、そのページだ。読み上げてやってくれ」

クリスタ「うん。分かった………」


原作のネタバレを読んでるような気がする……


………
……


巨人の圧倒的な戦力に成す術も無く、人類は新天地への後退を余儀なくされた

この時、人類のほとんどが死滅したが、その大半は人同士の手によるものであった

巨人の出現により、住処を失い逃げ惑う人々

船に乗れたのは、ごく少数の権力者のみであった

航海は難航を極め、約半数が目的地に到達することなく、消息を絶った

新大陸――――ここを我々は神聖なるものとして崇める

新天地にはもともと長大な壁が用意された

この壁の中には人類の理想がある

この壁の中に永久に争いのない世界を創ろう


【ウォール教聖典より抜粋】


……
………


マルコ「ッ、それって、まさか――――ウォール教の!!」

クリスタ「うん………聖典の一部の内容だよ」

ユミル「あぁ…………嘘で塗り固められた、な」

ジャン(女)「!? ど、どういう意味だよ、そりゃ!?」

アルミン(女)(この地図………【壁】がある【人の大陸】は、たぶん僕たちがいる場所のこと………だけど【海】を挟んで【巨人大陸】なんてものがある………ッ、そうか!!)

リヴァイ「――――――つまり、てめえが治めていたっていう国は、この【壁内の国】ではなく」



ユミル「そう―――――その【海】を挟んだ【巨人大陸】の一国が、私が生前に治めていた国だ」



………
……


※すいません誤字です
 ×【壁】がある【人の大陸】は、たぶん僕たちがいる場所のこと
 ○【壁】がある【壁の大陸】は、たぶん僕たちがいる場所のこと


 どこまで話したっけか………そうそう、【巨人化薬】を民に与えたって話だったな………。

 すぐに戦争が始まったよ………私の【巨人の国】と、他の【人の国】のな………私としちゃあ不本意だったが、もう戦争は避けられなかった。

 戦況? そりゃあ私の国が圧倒的に優位だったさ………てめえらだって知ってるだろう? 巨人の恐ろしさはよ………。

 しかも当初はどの【巨人】にも理性があった…………指揮系統のある巨人なんぞ最悪だろ? 当初は良かったんだ。当初はな。

 
 彼らが人間に戻れなくなったのは、しばらくしてのことだった。


 それまでは指揮官の言うことを素直に聞いていた【巨人】が、突如味方を襲い始めた………。

 いや、敵味方関係なしに、【人間】を捕食するようになった………。


 しかも最悪なことに、既に【巨人化薬】は私の国のほとんどの民に投薬された後だった………。

 もう手遅れだった………国中大パニックさ。

 更に間が悪いことに、そのタイミングで私の作った【巨人化薬】を、他国の隠密が盗んでいったという情報が入った………それも大量にだ。

 私は警告した。その薬を使ったら、人間に戻れなくなる可能性がある―――ってな。我ながら馬鹿だったよ………敵国の王である私の言葉を、そいつらが信じると思うか?

 敵国もどんどん【巨人化薬】を使い始め、【巨人】は爆発的に増えて…………そして、誰もが狂っていった………。

 王族ってことでその事実は秘匿されたが、私は責任を追及され、多くの者から死を望まれるようになった。

 私は投獄され………自害を選択した………。


 後は聖典の語る通りだ………ごく一部の権力者たちが、なんとか海を渡って、新大陸に辿り着いたところまではな。


……
………

………
……


エレン「………【ユミルの民】っていうのは、それじゃあ………」

ユミル「ハッ………昔々の、どこかの馬鹿な王様が統治する国の民の生き残り………イヤ、【成れの果て】だったんだろ? それについては、私も良くわからねえ」

リヴァイ「待て。新大陸に辿り着いたところまで、と言ったな? つまり、【壁は元々あったものなどではなかった】、と」

ユミル「…………そこから先は」チラッ


クリスタ「………うん。当時の権力者が、民に【巨人化薬】を使って命じたんです。〝硬化能力〝を使って、壁を作れ、と――――」


リヴァイ「………しかし、壁を作った後、巨人たちが理性を失う可能性があった」


クリスタ「はい。だから、巨人たちを壁の中で眠りにつかせたんです―――――日光が当たらない限り、巨人が活動できないことは、分かっていましたから」


ジャン(女)「ッ、壁にされたヤツらは!? それは、【巨人大陸】の民なのか?! それとも、元々この【壁の大陸】にいた連中だったのか!?」

クリスタ「……………その、両方だよ」

ミカサ「なんてことを………」

マルコ「壁を作った理由は恐らく、【巨人大陸】からの【巨人】の追撃を恐れたんだろうね………」

リヴァイ「教団の連中が恐ろしくキナクセえのは、そういう訳か………大方その事実は、内地の王族、貴族しか伝えられなかったと、そういうことか?」

ユミル「ああ、そうだ………つっても、今となっちゃ言えやしねえよ。言えば大パニックだ………。その聖典が嘘塗れ………いや、肝心なところをぼかして語っているってことが、良くわかる話だったろ………」

アルミン(女)「だ、だけど、なんでそれを、クリスタは知っているんだい?」

クリスタ「ごめんなさい、みんな…………私は、私の本当の名前は、クリスタ・レンズじゃ、ないの」


アルミン(女)「え………?」

ユミル「…………ッ、クリ、スタ」

クリスタ「ユミル、約束したよね…………貴女が正体を明かした時、私も、元の名前を名乗って生きるって」ニコッ

ユミル「…………」フッ


クリスタ「真実の歴史を知り、壁の秘密を公開する権利を持つ一族の末裔、レイス家の妾の子――――本名は」ウルッ

クリスタ(私は…………生きていて良かったのかな?)

クリスタ(…………ううん。良かったんだ、これで………私は………きっと、ここでみんなに真実を知ってもらう運命だったんだ)



ヒストリア「ヒストリア・レイスっていうの………」ポロポロ


 >ザワッ!!
 >ヒストリア・レイス………?
 >レイスケッテ、タ、タシカ、キゾクケノ……

ジャン(女)「………成程、合点がいった(コイツがやけにこのクリスタ………いや、ヒストリアに構う理由もな)」

エレン「ッ、そうだ、アニ、ライナー! おまえらは二人とも、これを知って――――!?」ギョッ


ライナー「……………」ガタガタ

アニ「……………」ブルブル


エレン「あ、アニ? ライナー? ど、どうしたんだよ、二人とも!!」

ユミル「ッ…………成程? おまえら、知らされてなかったか。それとも、大方適当に言い含められてたか?」


ユミル「――――この壁内にいる連中は殺してもいい馬鹿どもだと。自分たちと同族である、【真の人類】である【巨人】を壁にして生きる、クズの集まりとでも?」


ライナー「ぁ、ぁ、あ、ぅ、ぁ………!!」ガタガタ

アニ「ッ………」ブルブル

サシャ「ら、ライナー!!」

エレン「アニッ!?」


ライナー「ユ、ユミ、ル………頼む、教えてくれ………」ガタガタ

ユミル「あ? おいおい、どうしたんだ、皆の頼れる兄貴のライナーさんよ。顔色は真っ青、全身が震えて、視点も定まらねえ…………絶好調じゃねえか? ええ、おい?」

ライナー「きょ、巨人化の、く、薬って、いうのは…………まさか、ちゅ、注射器で、打つもの、なのか………?」

アルミン(女)「ッ、そうか、巨人が【人工的に生み出されたもの】だっていうなら………じゃあ、アニやライナー、ベルトルトも………!!」

ユミル「そうだ。だがその顔じゃあ知らなかったって顔してるな…………ああ、注射器で直接打つもんだ。あの薬は打たれると、その前後の記憶が曖昧になる………巨人化させた連中も、わざわざそのことをおまえらに話はしないだろうな。なんだ? 今思い出したのか?」


アニ「…………!!(じゃあ、父さんがあのとき………私に『間違っていた』って言ったのは………あの、【出来損ない】と呼んでいた、奴らは……)」ゾクッ

ライナー「………そん、な。それじゃ、なんだ……? 俺は、俺は、同じ同族を………同族を、殺そう、と」

ユミル「【殺そう】と? オイオイ、都合のいいように記憶を改変してんじゃねえよ―――――」



ユミル「【殺した】、だろ? なあ、ライナー・ブラウン――――てめえは、人を殺したじゃねえか。自分で言っていただろうが、五年前にやったってよぉ」ククク



ライナー「あ、ああああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタタッ


サシャ「ッ、ライナー!? し、しっかりしてくださいッ!!」ガシッ

ライナー「ぁ、ああっ……ぁっ………お、おれは、ひとを、どうぞくを、ころし、て………」ガタガタ





ライナー「お、おれも、アニも………いずれ、奴らみたいに………ただ、人を喰う、化け物に、なるの、か………?」ガタガタ





アニ「ッ~~~~~~!!!?」ゾクッ


サシャ「ラ、ライナー!! そんな、そんなことにはなりませんっ! なりませんからっ! だからっ!!」ダキッ

ライナー「ぁ、あぁあぁああ…………ぅぁ、あ………!!」ガタガタ

アニ「………ぃ、ゃ、だ………ぃや、嫌、イヤ、嫌、嫌………」ガタガタ

エレン「…………アニ。大丈夫だ。大丈夫だから、落ち着け」ギュッ

ライナー……

※ここからが本当の地獄だ………


アニ「エレン、エレ、ン………いや、ぃやぁ………私、私は、化け物になんて、なりたく、ないよぉ………」ポロポロ

エレン「大丈夫だ、アニ! 気をしっかり持て! アルミン! なんとかしてく―――――!?(………待て、注射器……? なんだ、俺、この、記憶……頭が………)」クラッ

ミカサ「エレン!? どうしたの!?」ガシッ

エレン「あ、あぁ………ごめん、大丈夫だ。アルミン、どうなんだ? アニ達は、大丈夫だよな?」

アルミン(女)「ッ…………わ、分かった!(危険は承知だが、聞いてみるしかない!!)」キッ


ユミル「お? なんだ、一丁前に睨みきかせやがって………アルミンさんよ。いや、今はアルミン『ちゃん』かな?」

アルミン(女)「っ………君にはもう一つ、質問に答えてほしい」

どんな絶望的な状況でも魔法の言葉がある
安価は絶対!


アルミン(女)「…………単刀直入に聞きたい………彼らも、いずれは理性を失うのか?」

ユミル「イヤ………極少数ではあったが、理性を失わずにいられた人間もいた。そいつらはその類だろう。私もそうだったからな――――」

アルミン(女)「――――!!」ホッ


エレン「き、聞いたか、アニ! 大丈夫だ、おまえは、人を喰う化け物になんかならない!!」ギュッ

アニ「あ、あ…………え、エレンッ………!!」ダキッ


サシャ「ライナー、ライナー!! もう、もう大丈夫です、大丈夫ですから………しっかりしてください!!」ダキッ

ライナー「ぁ…………サ、シャ? なんで………どうし、て………おまえ、は………おれ、は、人を、殺し………」

サシャ「ッ………やかましい!! あんたは屑どもに騙されていただけやろうが!!」ギュウッ

ライナー「ッ…………!!」

サシャ「人を殺した? そんなん知るかい!! 私にとってライナーは!! みんなの兄貴で! 私の大好きな人や!! ………だ、だか、だがら………」ジワッ

ライナー「サ、シャ………」

サシャ「きょ、きょじん、どが………ぞ、ぞんなん、どうでも、ええがら………い、いづもみだいに、やざじいライナーに………もどっでよぉおおおおおおお」ウェエエエエエン

ライナー「……………ッ」ポロポロ


ユミル「ハッ、安心したか? いやいや、なかなかお涙頂戴で感動的なモンを見せてもらったよ………茶番だけどな?」

アルミン(女)「ッ、君は、まさか…………!!?」

ユミル「ああ、別にさっきの理性うんぬんについては嘘じゃねえぜ? 私もこの三年間、あいつらが巨人だったなんて、これっぽっちも気づかなかった。ひょっとしたら私の死後、更に研究が進んで、【理性を失わない巨人化薬】なんてのもできていたかも知れねえなあ」


アルミン(女)(なん、だ………? このユミルの、余裕は………?)

アルミン(女)(こっちが束の間の希望に喜んでいるのを、まるで嘲笑っているような………!!?)ハッ!?


アルミン(女)「ユ、ユミル…………君がダイスを振ったタイミングは、生前のことだって言っていたね………正確には、いつだった………?」


ユミル「流石に察しがいいな。だが――――結局は絶望しかねえぜ?」

アルミン「質問に答えろォオオオオッ!!!」クワッ

ユミル「おっかねえなぁ………いいだろ、教えてやるよ――――」ククク




ユミル「私がダイスを振ったのは―――――【巨人化研究が完成する前】のことだ」



アルミン(女)「―――――ッ!!!」ゾクッ



ユミル「ッ、ははははははは!!!! 本当に察しがいいな。哀れなぐらいに………これがどういうことか分かるか? 分かるよな、アルミンさんにはよ」ハハッ

アルミン(女)「そん、な……それじゃ、やっぱり、このゲームは………」ガタガタ

エレン「アルミン? おい、アルミン!!」

ミカサ「何をそんなに怖がっているの……!?」



アルミン(女)「わ、分からないの、エレン、ミカサ……?」






リヴァイ「それが正しいのなら―――――――俺たちは、詰んだ」



>ザワッ!!!?!!!?


アルミン(女)「ぼ、僕とリヴァイ兵長の推測だと、『ジュマンジ』をクリアすれば【すべてのものは元通り】………恐らくはその時間までもだ」

リヴァイ「………仮に、現在の記憶まで保持したまま、【巨人化研究が完成する前のユミル】に、【現在のユミル】が逆行したとしよう」

エレン「そ、それが………?」

アルミン(女)「ねえ、ミカサ―――――そうなったら、ユミルはどうすると思う?」

ミカサ「それは………もちろん、後々の悲劇を避けるために、巨人化研究を停止――――!!?」ハッ

アルミン(女)「…………」ブルブル

ジャン(女)「そ、それって…………ま、さか、オイ、嘘だろ………?」




ユミル「私が巨人化能力を研究しなかったらどうなるか? 【巨人】は生まれない。【壁】なんてものも作り出されない。【壁の中の人類】も――――生まれないぜ?」


サシャ「あ…………」

アニ「そん、な………」


ユミル「私のダイスロールで『0』が出て、転生するってことも元通りになるわけだ。逆に、だ。私に記憶が戻らなかったとしたら、私は全く気にせずに巨人化研究を続けるだろうぜ………いいことをするためにな」

マルコ「き、君は、それを、分かって………分かったうえで、さっきの話を………!!」



ユミル「……な? 茶番だろ? 絶望的だろ? おまえさん方があんまり頑張るもんだからよ……つい言い出しにくくてなあ」ハッ

こいつは……嘘をついている味だぜッ!


 >ソン、ナ………
 >クリアシテモ、キエル……クリアシナクテモ、コノママドウナルカワカラナイ……
 >チクショウッ………ウウッ………ナンデ、コンナゲームナンカッ………

アルミン(女)「ぁ、ああ…………こ、ここまで、なのか………?」ガクッ

アルミン(女)(やっぱり…………僕のせいだ………こんな、ゲームを、呪われた悪魔のゲームを始めた、僕の責任だ………)ジワッ

アルミン(女)(あ、あぁ、そうか、ユミル………君も、こんな気持ちだったのかい………? 生前に、責任を取って、自害しようと、した時は………)ポロポロ

アルミン(女)(……………もう、だめだ。考える気力も、出てこない………)チラッ

アルミン(女)(……………超硬質ブレード………これで)ジャッ


アニ「…………!? あ、アルミン!? 何を―――!!」

ミカサ「アルミン!?」

アルミン(女)(せめて………死んで、侘びよう………は、はは、まさか、二回も死ぬだなんて、なぁ………)スッ


アルミン(女)「ごめんね、みんな…………」

  ヒュッ

真エンド目指す為に考察というか
「ここが【嘘】でここが【矛盾】じゃないか?」
みたいに話し合うのはありなのか?

それとも個人で考えて安価取らないとダメ?

>>410

※アリです。
 ただ安価時に何度かチャンスを設けたり、別にヒントも用意する予定です。(選択安価も考えています)


 ガシィッ!!!

 ザクッ


アルミン(女)「え………?」

エレン「…………」ギュッ


 ボタボタ


ミカサ「ああ……エレン!! て、手が!!」

アニ「素手で、ブレード掴むなんて……あんた、なんて無茶を……!!」

アルミン(女)「……………エ、エレン!? ち、血が!」


エレン「…………なぁ、何やってんだよ、アルミン」


アルミン(女)「………え?」


エレン「今は、戦う時だ―――――俺は、兵士として最後まで戦う。おまえが指示を出してくれるのを待ってたってのに、そいつはないだろうが?」ニッ

>>411
了解、返答ありがとう
じっくり読んで自分の考察が合ってるか確かめてみるわ


とういか投下中に質問するべきじゃなかったよな申し訳ない


アルミン(女)「え、エレン…………」ジワッ

エレン「アニ、ミカサ!! ――――そうだろ!?」


アニ「―――――!! あ、ああ、そうだね! アルミン、何をぼさっとしてるのさ?」フフッ

ミカサ「大丈夫。アルミンの判断は正しい…………ので、ちゃんと指示を出してくれないと、困る……」ニコ

アルミン(女)「ア、アニ……ミカサぁ………」ジワワッ

エレン「おまえが真っ先に諦めるとかはなしだぜ?」ニッ


アルミン(女)「え、エレン………だけど」ウルウル


エレン「まだ踏ん切りがつかねえか? しかたねえな――――」スッ


エレン(…………)ペッ

アルミン(女)「え、エレン!? 何をするつもりなんだ!?」

エレン「…………アルミン、頼むぞ!!」

アルミン(女)「!? エレン?」


ユミル「ん? どうした? もう見世物は終わりかよ? で、どっちに決めたんだ? とっとと諦めて虫の餌か? それとも私の話を嘘と決めつけて、ゲームをプレイするか?」


エレン「黙れよ、てめえ………!!」ガシィッ

ユミル「ッ、と………オイオイ、血のついてる方よりはマシだがよ……小便クセえベタ付いた手で、私に触ってんじゃあねえぜ………女にも手を上げるのかい、ええ? 死に急ぎ野郎?」

エレン「黙れって、そう言ったんだぜ…………」

ユミル「断るね。もう必要なことは全て話した――――あとはおまえらが、絶望するのを眺めているだけだよ、私は」


エレン「絶望なんて、しねえさ」

転生する呪いってのは「受けた時点で発動するもの」なのか
それとも「死んだ後で転生するもの」なのかがわからん


ユミル「は? 状況理解してんの? それともとうとうオツムに来ちゃったか? ええ?」


エレン「例え誰が諦めようと、俺は絶対に諦めない…………俺には夢がある………俺には、俺の親友と共に叶えたい夢がある!!」


アルミン(女)(ッ―――――!!)ハッ!?


 >ザワッ!?



エレン「俺の夢は………!! 外の世界を冒険することだ!! 巨人を駆逐して、あの虫どもも絶滅させて!! ありとあらゆる障害を全て取り払ってな!!」ギンッ



ユミル「っぜぇ…………マジでガキだな、おまえ………ッぐ!?」

リヴァイ「黙っていろ…………」ギギギ

ユミル「…………ッ、が」

ヒストリア(ユ、ユミル………)ウルッ


エレン「ミカサ………おまえは俺の家族だ………最後まで、ついてきてくれるよな?」ニッ

ミカサ「当然………」コクッ


エレン「アニ………おまえの故郷、必ず連れてけよ? じゃねえと…………おまえの親父さんに、挨拶できねえだろうが///」ハハッ

アニ「ッ、あ、当たり前だよ………ちゃ、ちゃんと、責任、取ってもらうんだからね………///」フフッ


エレン「アルミン…………」

アルミン(女)「え、エレン………」ポロポロ



エレン「おまえが教えてくれたから、俺は外の世界に憧れた…………おまえの夢は、俺の夢になった。必ず、叶えようぜ!!」ヘヘッ



アルミン(女)「ッ…………うんっ!!!」ニコッ

*************************************



        イベント:【二千年後の君へ】が開始されます

  ※注意:ここでエンディングが完全に分岐されます。
      制限ターン以内(後で告知します)にユミルの嘘を見抜いてください

      ヒントは以下の通りになります(※安価はまだ先になります)

 (1)クリスタは嘘をついていない
 (2)ユミルは一つ嘘をついており、そこを突けばなし崩し的に矛盾が出てきます
 (3)ユミルにはエレンたちにこのゲームをクリアさせたくない理由があり、クリアされるとユミルにとって都合が悪いことがおきます
 (4)ユミルの嘘は以下のいずれかになります
    ユミルの今世での『方針』や今までの『ユミルの大事にしているもの』を考えてみてください

  ①ユミルはジュマンジの【最初のプレイヤー】
  ②ユミルは【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーじゃない】
  ③ユミルは【生前にプレイして、『0』を出し、〝転生する〝という呪いを受けた】
  ④ユミルは【巨人を創った】


*************************************

自分のために生きることじゃなかったっけ?


エレン「ここにはリヴァイ兵長だっている!! アルミンの隣には、俺がいる! アニがいる! ミカサがいる! 俺たちならきっと、こんな状況、軽く覆してみせる!!」


エレン「知恵を絞って考えれば、このゲームの攻略点も見えてくる筈だ!! 弱気になるな、みんな!!」


 >ソ、ソウダナ……!!
 >アキラメタラ、オワリダ……!!
 >カンガエヨウゼ、ミンナ……!!


ユミル「こ、こいつ、らァ………」ギリリッ

アルミン(女)(………ユミルが焦っている? なんだ………? なぜ焦る………?)

アルミン(女)(僕たちが考えて、このゲームに関する謎について考えだしたら、焦った………?)

アルミン(女)(ひょっとして…………?)



※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り5ターン)
 ①ゲームをクリアして欲しくない?
 ②ゲームをクリアして欲しい?

↓1~5





転生が嘘かな?
転生したとしたら何で今も巨人になれるのか分からん

③【生前にプレイして、『0』を出し、〝転生する〝という呪いを受けた】
今までマスに止まったらその効果や現象は即起こっていたし、転生もその時起こるはずだと思うんだよな

これが真実だとすると
この2つの時期が矛盾するんだよな


私は投獄され………自害を選択した………。

ユミル「私がダイスを振ったのは―――――【巨人化研究が完成する前】のことだ」


転生が【巨人化研究が完成する前】に起こっていたとするなら自害した時点で転生後のユミルの生涯も終わってるはずだから
ただ一度転生して自害したところまでが【前世の記憶】なんだとしたら別に矛盾しなくなるか


全然見当違いかもしれない長文失礼した 多数決安価1で

選択:① ⇒ 正解

アルミン(女)(ひょっとして………【ゲームをクリアして欲しくない】のか?)

アルミン(女)(だとすると、おかしな話になる………おかしい? 何がおかしいんだろう……?)

アルミン(女)(彼女が【最初のプレイヤー】ではないとしたら………? クリアされるとどうなる?)

アルミン(女)(い、いや、だけど………それは確かにそうかもしれないけど………)

アルミン(女)(それだとどっちみち、クリアするしないうんぬん以前に………同じことじゃないかな)

アルミン(女)(うーん………ユミルの)

※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り5ターン)
 ①【最初のプレイヤー】というのは真実なのかな?
 ②【最初のプレイヤー】というのは嘘なのかな?

↓1~5

※ごめんなさい、もう一度。(どっちとも取れるやん)

※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り5ターン)
 ①【最初のプレイヤー】というのは真実だ!
 ②【最初のプレイヤー】というのは嘘だ!

↓1~5

クリアされたら全てが元に戻る、それをされると都合が悪い
すべてが元に戻るならプレイした順番は特に関係ないかな?
よって1

考察楽しい。
4、巨人を創ったがダウトかな。
ユミルの前世が【最初のプレーヤー】で、【0を出して転生の呪いを受けて】、【最初のプレーヤーじゃない】ユミルに転生した。
なら矛盾なく通るし。
そうすると、今日の話がほぼ全て嘘になりそうだが。
巨人はやっぱりジュマンジで産み出されたんじゃないかな。

>>442の安価は1でm(__)m


選択:① ⇒ 正解


アルミン(女)(彼女が【最初のプレイヤー】なのは、恐らく真実………意味がないよ、そんな嘘ついても)

アルミン(女)(だって、もし彼女が【最初のプレイヤー】じゃないとして考えると、矛盾ができてしまう)

アルミン(女)(僕とリヴァイ兵長の推測が正しいなら、クリアすると【巨人が世界に発生した段階まで時間は戻る】んだから………彼女にとってはクリアして欲しいことになってしまう)

アルミン(女)(こんな虫に囲まれた先の見えない状況よりは、ずっとマシだろう………? 彼女は【ハッピーに生きたい】んだから(メタ発言))

アルミン(女)(まぁ、それには彼女は【始まりの巨人】だっていうことが前提なんだけど………ああ、それは大丈夫だな)

アルミン(女)(だって【クリスタの話と合わせて考えて】も、彼女が【巨人を創った】存在であるというのは……もちろん)



※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り5ターン)
 ①ユミルは【巨人を創った】
 ②ユミルは【巨人を創っていない】

↓1~5

ユミル以外のプレーヤーも0を出して巨人が生まれたと妄想してみる。
ユミル「0」転生の呪い
→次プレーヤー「0」巨人発生全滅とか。


選択:① ⇒ 不正解(残りターン5⇒4)


アルミン(女)(彼女は【巨人を創っていない】………? ち、違う! これは間違いだ!! クリスタの話と矛盾してしまう!!)ガーン!!


アルミン(女)(【ユミルの民】に、【始まりの巨人】という逸話………これを踏まえれば間違いなく、彼女は【巨人を創った】んだ。巨人には生殖器もないし、創られた存在だ)

アルミン(女)(しかしジュマンジによって生み出されたのだとしたら、クリスタの【壁を建築した経緯】とかの話に矛盾が出来てしまうよ!! 彼女が生み出したと考えるのが妥当………)

アルミン(女)(だけど、【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーじゃない】という発言………これはどういう意味だ?)

アルミン(女)(こちらの混乱を狙っての発言なのか………?)

アルミン(女)(もしかしたらこれって…………いや、これはきっちり考えた方がよさそうだぞ………?)



※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り4ターン)
 ①ユミルは【最初のプレイヤー】だが【過去のプレイヤーではない】
 ②ユミルは【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーではない】

↓1~5

2

>>456は選択②で不正解かな?

>>459 失礼しました。確かにこっちの記載ミスです。
 ×選択:① ⇒ 不正解(残りターン5⇒4)
 ○選択:② ⇒ 不正解(残りターン5⇒4)


選択:② ⇒ 正解(残りターン4⇒4)


アルミン(女)(彼女は【過去のプレイヤーではない】としたら………未来? いや、それは………ない)

アルミン(女)(彼女が未来でこのゲームをプレイして、仮に【逆行】してきたとしたら、ある意味【巨人を創った】とか【壁の秘密】とかのつじつまは合うんだけど)

アルミン(女)(彼女が自害したら……それっきりじゃないか。矛盾してしまう)

アルミン(女)(だから【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーではない】というのは、きっと【言葉通りの意味】なんだ………!)

アルミン(女)(彼女は【最初のプレイヤー】……つまり、このジュマンジのダイスを振って、死んだ。これは間違いない)

アルミン(女)(だけど、【最初のプレイヤーではない】と言う言葉も矛盾しないということは………!!)ハッ!!


アルミン(女)(そうか………彼女は、致命的なミスを犯した………つまり、これが真実なら、必然的に……)

アルミン(女)(彼女の嘘………それは――――!!)


※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り4ターン)
 ①ユミルがジュマンジを【生前にプレイ】したというのは嘘!
 ②ユミルはダイスロールで【『0』を出した】のは嘘!
 ③ユミルはダイスロールで【転生した】というのは嘘!

↓1~5


※①,③が同数だったため、不正解扱いとしてターンが進みます

選択:①、③ ⇒ ??(残りターン4⇒3)

アルミン(女)(恐らく、彼女が嘘をついているのは【生前にプレイ】したという点か、【転生した】という点………)

アルミン(女)(このどちらかに【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーではない】という【言葉通りの意味】との矛盾があるんだ……!!)

アルミン(女)(【生前にプレイしていない】のなら、【ユミルだがユミルではないプレイヤーがいた】ということ………)

アルミン(女)(【転生していない】というのであれば、【生前にユミルはゲームをプレイして、別の罰ゲームを受けた】ということ……)

アルミン(女)(どちらが正解かは、明白だ――――君の嘘は、ここだ――――!!)


※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り3ターン)
 ①ユミルがジュマンジを【生前にプレイ】したというのは嘘!
 ②ユミルがダイスロールで【転生した】というのは嘘!

↓1~5

選択:② ⇒ ??(残りターン3⇒2)

アルミン(仮)(別の罰ゲームを受けて生存した………って、違うよ!? 生存してたら、ジュマンジのルールである【交代できない】に矛盾しちゃうじゃないか!!)ガーン!!!


アルミン(仮)(も、もう一度考え直しだ………だけど、流石にもう、答えは見えた)

アルミン(仮)(ユミルは確実に一度死んで、生まれ変わっている………だが、その過程が問題なんだ)

アルミン(女)(このどちらかに【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーではない】という【言葉通りの意味】との矛盾があるんだ……!!)

アルミン(女)(どちらが正解かは、明白だ――――君の嘘は、ここだ――――!!)


※多数決安価(ミスするとターンが減ります。0になると滅亡エンドとなります:残り3ターン)
 ①ユミルがジュマンジを【生前にプレイ】したというのは嘘!
 ②ユミルがダイスロールで【『0』を出した】のは嘘!

↓1~5

選択:① ⇒ 正解!! (残りターン3⇒3)

アルミン(女)(ユミルは、きっと【生前にプレイした】んじゃない………【死んだ後にプレイした】んだ………)ゾクッ

アルミン(女)(わ、我ながら、恐ろしい………恐ろしい想像をしている………だけど、これしかない)


アルミン(女)(ユミルはきっと―――――)




      ※※※※謎が解けました※※※※

※続き書きたいところなんですが、もう脳味噌が働きません………。
 脳味噌が手詰まりに陥りました………上手い文章が浮かんでこないです。
 申し訳ありませんが、土曜か日曜に引き続きお送りいたします。(恐らく最終回になると思います)

※また、土日を利用して前スレにエレアニss(エロ)を投下します。
 投下する際はこちらのスレもageて告知しますので、どうかよろしくお願いします。

 次回の投下はエレアニss(エロ)の作成状況次第になるのと、これからエンディングとなるので、その下準備を………土日でなんとか仕上げたいところです。
 もう頭が働かない………。

 今回の謎解き安価はかなりこちらの不手際もあり、分かりづらいところもあったかと思います。申し訳ありません。
 ユミルは【生前】のプレイヤーではない。
 これが真実です。そしてこれは彼女にとって、とても残酷な真実です。
 その辺を期待してお待ちいただければと思います………。
 では本日はこれで終了です。皆様、本日もお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を……。


 世のエロい人は、アニのおっぱいと尻のマウスパッドと抱き枕を早く出してください。
 それさえあれば、後十年はssが書ける……。

※【悪ノリ告知】 

~某ss将校からの演説~

………
……


諸君 私はエレアニが好きだ

諸君 私はエレアニが好きだ

諸君 私はエレアニが大好きだ

純愛エレアニが好きだ
略奪愛エレアニが好きだ
凌辱系エレアニが好きだ
争奪戦エレアニが好きだ
三角関係エレアニが好きだ
友人以上恋人未満なエレアニが好きだ
片思いエレアニが好きだ
両想いエレアニが好きだ
エレンとアニが好きだ

平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で
砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で

この掲示板で目撃されるありとあらゆるエレアニssが大好きだ


エレンに振り向いてもらおうと、不器用に乙女をアピールするアニが好きだ
大抵はうまくいかず、八つ当たり対象となったライナーがアニの蹴りによってボコボコになった時など心がおどる

性に目覚めたエレンが己の気持ちに気づき、アニに真っ直ぐな告白をするのが好きだ
アニが顔を真っ赤にしながら顔をそむけつつも告白を受け入れた時など胸がすくような気持ちだった

エロ描写のあるssで、二人が初々しいセックスをするのが好きだ
アニの美しい肢体に夢中になったエレンが、何度も何度も腰を振る様など感動すら覚える

ツンデレなアニがエレンへの気持ちを押し殺して冷たく接する様などはもうたまらない
乙女の思いを理解できないエレンが落ち込んでしまい、それを見てぎゅっと唇を噛み締めて自己嫌悪するアニも最高だ

二人が後日談で子供をもうけていた時など絶頂すら覚える

武力介入してくるミカサに無茶苦茶にされるのが好きだ
エレアニ展開だと思って読んでいたssが、終わってみればエレミカssだった時はとてもとても悲しいものだ

アルアニの需要に押し潰されてエレアニが読めないのが好きだ
アルミンによってアニが寝取られるのは屈辱の極みだ


諸君 私はエレアニを地獄の様なエレアニを望んでいる
諸君 このssに付き合ってくれるss深夜vipの戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?

更なるエレアニを望むか?
情け容赦のない糞の様なエレアニを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なエレアニを望むか?

※問答無用安価
①エレアニ! エレアニ! エレアニ!
②エレアニ! エレアニ! エレアニ!
③エレアニ! エレアニ! エレアニ!

↓∞


よろしい ならばエレアニだ


我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の壁内で一世紀以上もの間堪え続けてきた我々にただのエレアニではもはや足りない!!

超エロ・エレアニを!!
一心不乱の超エロ・エレアニを!!

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中(他カップリング派)を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう

連中にエレアニの素晴らしさを思い出させてやる
連中に我々のエレアニへの愛を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のエレアニストの戦闘団で
世界を萌やし尽くしてやる


>>1「超エロ・エレアニの大隊大隊指揮官より全空中艦隊へ」


目標! ウォール・ローゼ トロスト区、104期訓練兵団食堂内部!!


【超エロ・エレアニss】第二次『アニ、らいおんはーと』作戦 状況を開始せよ


前スレ・エレン「ジュマンジ……?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/)


    6/22(土)20:00頃、作戦開始


>>1「往くぞ、諸君」


※作戦開始………きれいだ。エレアニが見える……。

※みんな………騎乗位好きか?(ゲス顔)

【超エロ・エレアニss】第二次『アニ、らいおんはーと』作戦 状況を開始せよ

前スレ・エレン「ジュマンジ……?」 - SSまとめ速報
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※前スレにて『アニ、らいおんはーと』投下完了しました。

前スレ・エレン「ジュマンジ……?」 - SSまとめ速報
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 なんやかんやで一時間半くらいかかってしまった……。
 本日、本編の投下はありません。明日の最終回(になるといいな)に向けて、本日は英気と準備を整えたいと思います。
 アニ、らいおんはーとのご意見やご感想などは、前レスにてお願いします。(仮に埋まってしまったらこちらでどうぞ)
 また、何か本編についてご質問等あれば、それはこちらにどうぞ。
 出来うる限りでお答えしたいと思います。


………
……


~食堂~

アルミン(女)「そうか…………わかった、わかったぞ!!!」ピーン!!


ユミル(―――――ッ!! ま、まさかバレたってのか!? この野郎………ただの頭でっかちの軟弱野郎かと思っていたが………クッ、あのまま死んでれば良かったってのによ………!!)


マルコ「謎が解けたって!? ほ、本当かい、アルミン!!」

リヴァイ「ほぅ…………聞かせてみろ。おまえの考察は信用できる」

アルミン(女)「は、はい………だけど、これはきっとユミルや、ある意味では僕たちにとってもですが………とても残酷な真実です」チラッ、チラッ

エレン「――――! そ、そうなのか? 聞かせてくれよ、アルミン!(そういうことか、分かった、アルミン)」コクッ

ミカサ「………それでも聞かせて、アルミン。私は貴方を信じている」

アニ「そうだね………聞かせてくれないか」

アルミン(女)「うん、皆! 聞いてほしいことがあるんだ!(頼むよ、エレン)」コクリ




ユミル(………! 今、エレンに目配せをして、直後に私をチラ見した………? 成程………私をエレンの〝能力〝の【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】とやらの支配下に置く気か……?)

ユミル(………なぁに、たとえバレたとしても………私の監視に夢中で、こいつらは【周囲】に注意を向けていない………そこが、チャンスだ………)ニヤリ

ユミル(エレンの能力は【唾を付着させた相手】にだけ発動する………今は縛られていて動けないが、いざとなれば隙を見て………)ククク



ヒストリア(ユ、ユミル………)ギュッ



エレン(…………)ゴゴゴゴゴゴ


……
………


………
……


 >ザワザワ………オイ、シズカニシロヨ、キコエナイダロ
 >アルミンガセツメイシテクレルッテヨ……


リヴァイ「では、聞かせてもらおうか………何が分かったんだ?」

アルミン(女)「はい。まずはユミル…………」チラッ

ユミル「(ッ、来た………!)………なんだ?」ジロッ


アルミン「君は、嘘をついたね? 先ほどの話は、きっと真実だと思う。だけどその真実の中に、たった一つだけ嘘を織り交ぜた…………だから気づかなかったんだ、僕も、兵長も、他のみんなも」

リヴァイ「何………?」


アルミン(女)「皆が、ジュマンジについての攻略点を模索している最中、僕はユミルの様子をずっと見ていた。そうしたら…………彼女が妙に焦っているように見えたんだ」

ユミル「ッ~~~~!!(こいつ、こいつ、こいつ!! やっぱり、抜け目がない! 畜生、こいつさえ………!!)」ギリリッ


アルミン(女)「じゃあ、どうして焦るのか? 僕の疑問に思ったところはそこだ―――――そしてこう思った。ひょっとしてユミルは、【ゲームをクリアされると困る】んじゃあないかって」

ユミル(ッ………こ、の野郎)ピクッ

マルコ「ゲ、ゲームをクリアされたら困る? そ、そりゃあ僕たちはゲームをクリアしたら消えてしまうかもしれない………これの何がおかしいっていうんだい?」

アルミン(女)「それは【僕たち】がだろう? ユミルにとっては違う。そりゃあ一度目の人生をもう一度やり直すってことは、彼女にとって困ることかもしれないけれど」



アルミン(女)「考えてもみてよ―――――この状況と比較したら、どっちがいいのかって」


 >ザワッ!


ユミル(っく………)ゾクッ

リヴァイ「成程、俺たちに巨人であることがバレ、外は虫だらけ。壁の巨人も目覚め、安全な所はない………仮にうまく逃げられたとしても、【巨人】を生み出した存在として、全ての人類を敵に回す………だったら【ゲームをクリアする】方が、コイツにとっちゃ都合がいいはずだ、と?」

アルミン(女)「はい、仰る通りです!! 彼女が、それでも今の方がマシだと思う価値観の持ち主だというなら、仕方ないんですが………」チラッ

リヴァイ「………」チラッ


ユミル「ッ………!」ギリリッ


リヴァイ「イヤ………それはなさそうだ。続けろ」

アルミン(女)「ハッ! ………先ほどの続きですが、【クリアされたら困る】のだとすれば【彼女が最初のプレイヤーではない】可能性がありました」

アルミン(女)「ですが、これは違います。彼女はきっと【最初のプレイヤー】であることは正しい」

アルミン(女)「彼女が【最初のプレイヤーじゃない】としたら、彼女が今ここに生きている理由が分からなくなる………」

アルミン(女)「彼女は【巨人を創って】、その責任を取って【自害】してしまったというのは、ヒストリアの【壁の歴史】の話からも明らかに真実と思われます」

リヴァイ「フム………この二人が結託している、という可能性を考えれば多少の荒はあるが、まぁつじつまは合う………続きを聞かせてくれ………」フムフム


コニー「なあ………アルミンの話の意味が分からないのは、やっぱりおれが天才だからかな」ボンジンノイッテルコトハワカランゼ

ハンナ「きっとそうね////」サスガハダーリン

ライナー(ちょっと黙って死ね馬鹿ップル………って)チラッ

サシャ「~~~~モグモグ♪ ん? な、なんですか、ライナー………そ、そんなにじっとみなくても、ライナーにならパァンをあげますよ?///」テレテレ

ライナー「い、いや、なんでもないんだ///(そういや俺もか///)」テレテレ

マルコ(なんだこいつら………猛烈に殴りたい)イラッ

亀頭「濡れるッ!!」

マルコ(その亀頭ヘッドにブレード叩き込んで赤い精液を噴き出させてやろうか)ブチッ


アルミン(女)「思い出してほしいんだ………今までダイスで『0』が出たのは、僕とジャンの時の二回だけ………たった二回だけど、共通点はあったんだ」

ジャン(女)「そ、そいつは………おまえが死んだときと、オレが女になっちまった時のことだよな? 共通点なんか、どこにもねえじゃねえか?!」

アルミン(女)「もちろん、起こった現象については共通点なんかどこにもない。だけど、別の視点から見れば、共通点は浮き彫りになってくるんだ」

ジャン(女)「えっ………!?」


アルミン(女)「それはまず『0』を出した時は【僕たちにとって悪いことが起こる】と言う点と、【指示が出てからすぐに現象が起きる】ということ………例が僕と君の二つしかないから、確証はないけど、これがどうにも引っかかった」


ジャン(女)「ち、遅行性だって話じゃねえのか!? だって、もしこいつが一度死んでねえとしたら、【プレイヤーは交代できない】っていうルールに矛盾するぞ!?」

アルミン(女)「それが、違ったんだよ………僕の仮説が正しいとすれば、【ジュマンジのルールには穴がある】んだ」



 >ザワッ!!?



アニ「ど、どういうこと!?」


アルミン(女)「それはね…………ねぇ、ユミル。君は【生前】にジュマンジをプレイした………そう言っていたね?」

ユミル「だ、だから、そう言って………」ブルブル


アルミン(女)「だけど、違う………君は、死んだ後にプレイしたんだ。君が、じゃない。【今の君の体の、本来の持ち主】がだ」


ユミル「ッ~~~~~~~~!!?!!」ギリッ

アルミン(女)「ユミル、君の年齢は確か、十七歳だったかな…………となると、最長で十二年か、十年か、そのくらい前のことだったのかな………ヒストリアの話からすれば、最短でも八年前くらいだろう。僕の家で、【僕がジュマンジを発見するまでにはプレイしていた】筈なんだ」

リヴァイ「ッ、筋は通るな………良く気づいた」

マルコ「どういうことです、兵長!?」





リヴァイ「…………仮にここに、一人の小さな女の子がいたとしよう」

リヴァイ「その少女は、どういう経緯かは分からんがジュマンジをプレイした。【最初のプレイヤー】としてな…………ところがその少女は、ダイスロールでいきなり『0』を出してしまい、罰ゲームを受けた」



リヴァイ「そして指示は下った―――――例えば〝巨人の始祖の魂に、肉体を乗っ取られる〝っていう指示がな」


アルミン(女)「………」コクリ

リヴァイ「成程、転生とは嘘じゃねえな――――確かに、てめえは【転生】した。その【肉体】にな。そしてユミルを名乗った………【最初のプレイヤー】だが【最初のプレイヤーじゃない】とは、そういう意味なんだろう」


ユミル「ッ!!!(バレ、た………!!!)」ギリッ

リヴァイ「その様子からすれば――――どうやら、真実だったようだな」ニヤリ

サシャ「で、でも、わかりません…………ど、どうしてユミルは嘘をついたんですか!? どうして【前世にジュマンジをプレイした】っていう嘘をつくんです!? 素直に【現代でゲームをプレイした人の罰ゲームとして転生した】って言えばよかったじゃないですか!?」


マルコ「そ、そうだね。だって、僕たちがゲームをこのままクリアすれば―――――!!?」ハッ


アルミン(女)「…………そうだよ、マルコ。ユミルが嘘をついた理由はそれだ―――――このままゲームをクリアされたら、ユミルがどうなるのか。ユミルにとって【クリアされたら困る】というのは、そこなんだ……」


ミカサ「!?_ユミルも、元に戻るのでは………?」


アルミン(女)「違うよ、ミカサ………さっきも言っただろう? これは、とても残酷な真実だって………!!」ギリッ


アニ「アルミン………?」


アルミン(女)(い、言えない………言わなきゃ、だけど、こんなの………ヒストリアが、あんまりにも………)プルプル

リヴァイ「………仕方ねえ。俺が代弁してやる」

ジャン(女)「ッ、兵長!? どういうことなんです?!」



リヴァイ「このまま【俺たちがゲームをクリア】すれば…………【すべてが元通りになる】………つまりユミルは【転生したという事実がなかったことになる】」




 >ザワッ!!?


ヒストリア「そ、そんな――――ユミル、本当なの!?」

ユミル「…………」コク

ヒストリア「い、ぃや………そんなの、そんなの、って………!!」ポロポロ


………
……


※朝から書きっぱなしで目の遠近感が無くなってきました………
 少し休憩してから投下を再開します
 すでに書きためてあるので、一時間後にはまた再開できます

………
……


マルコ「………どうするんだい? このまま【ゲームをクリア】したら、ユミルは消える。それに【その女の子がゲームをプレイする前】に戻ってしまうんだろう? その子がまた、ダイスを振ってしまったら……」

アルミン(女)「それは、心配ない………このゲームは僕の家で見つけたって言っただろう? おぼろげだけど、今思い出したよ。確か、十年くらい前だ………僕のおじいちゃんが、小さな子を連れて、うちに遊びに来たらしいんだ………」

ジャン(女)「らしい? 歯切れが悪いな、アルミン」

アルミン(女)「何分、僕も小さかったし………それに、僕は直接会ってないんだ。多分、その時はエレンたちと遊んでいたのかも………帰ってきたときに大騒ぎになっていたことを、今思い出したところだし………」

アルミン(女)「その子は、うちの中で遊んでいたらしいんだけど………そのまま行方不明になったらしいんだ。多分、その子はうちの屋根裏に忍び込んで、このゲームをプレイして、そして――――」

アニ「………ユミルが乗り移って、そのまま姿をくらましたのか………」

ミカサ「それじゃあ――――」


アルミン(女)「もしも、【ゲームをクリア】して、【その時に戻った】なら………僕やミカサ、エレンが、彼女にゲームをプレイするのを止めればいい………!!」


リヴァイ「ふむ………てめえやエレンらに、記憶は戻ると思うか?」

アルミン(女)「可能性は高いと思います。既にプレイヤーでなくなった僕や、ユミルに乗り移られた女の子には、記憶が戻るかはわからないけれど、少なくとも【今のプレイヤー】である四人………エレン、アニ、ミカサ、ジャンには記憶が引き継がれるはずです!」

リヴァイ「ああ………そうでなければ、ただ歴史が繰り返されるだけだな。確かにそうだ」


ユミル(……………ここまでだな。後はもう………)フッ


ヒストリア「ユミル………?」

ユミル「クッ…………ハハ、フフ、ははははははははは………!!」ゲラゲラ

ユミル(伸るか反るか、賭けるしかねえ………【どっちに転んでもいい】だろうしな)ハハッ


ヒストリア「ユ、ユミル………?」ビクッ

ミカサ「ッ! ヒストリア、こっちに!」グイッ

ヒストリア「きゃっ………ミ、ミカサ、離して、ユミルと話を………」トトトッ

ミカサ「駄目…………あいつが何をするか、分からない………」ギュッ


ユミル(よしっ、厄介なミカサが離れた………後は兵長だが)ククッ


リヴァイ「…………? オイ、クソブス。何が面白い? 悪いが、てめえは元々死んでいる筈の人間だ」

リヴァイ「何より、てめえはやり過ぎた…………そこのヒストリアはともかく、コイツらがこれから【ゲームを続ける】ことに対して、躊躇を抱くとは思えんぞ」

ヒストリア「そ、そんな………まって、まって………」ジワッ

ユミル「………いいんだ、クリスタ」ククク

リヴァイ「………気に入らねえ笑い方だな。耳に触る………」イラッ


ユミル「…………」チラッ

エレン「…………」ゴゴゴゴゴ

ユミル(エレンとはもう大分離れている…………後はこのチビを引き離せば………!!)ニヤニヤ

リヴァイ「何が言いたいんだ、てめえ?」

ユミル「なぁおまえさんらよぉ………私にばっかり注意しているみたいだが………気づいてるか?」ケラケラ

アルミン(女)「何がだい………ユミル」




ユミル「外だよ…………虫どものざわめきや、あの鉄人形の出す爆発音も、巨人の足音も………消えてるだろう?」ククッ


 >ザワッ!!!?


ジャン(女)「なに………!?」

アニ「ッ、そ、そういえば――――さっきから、静かに――――」


リヴァイ「ッ、おい、てめえら、どけ! 外を見せろ!」タタタッ


 >ザワッ!? エ、ホントダ!! ソトニデラレルンジャナイノカ!?
 >オイオイ、ミロヨ!! アノテツニンギョウモイナクナッテルゾ!?


ユミル(ッ、兵長が離れた! 『今』だッッ!!)ザクッ

マルコ「ナイフ!? ど、どこに隠し持って――――な、縄を!!?」

ミカサ「ッ、く!」ダダダッ

アニ「まさか、こいつ――――!!」ダダッ

ジャン(女)「こ、この! 今更悪あがきを!!」

リヴァイ(迂闊だった……! そうだ、こいつは【ゲームをクリアさせない】という、明確な目的がある!)

リヴァイ「違うッ!! 誰か、そいつを止めろォオオオオッ!! そいつは! 俺たちにゲームをさせないために、どこかへゲームを隠すつもりだッ!!」ダダダッ



 >ザワッ!!!?


ユミル(御明察。だがもう遅いッ!! 【巨人化】して!! ヒストリアと、そこの糞ゲームを引っ掴んでッ!! ここから逃げる!!)


 クワァッ!


ライナー「ッ! こ、こいつ! 【巨人化】するつもりだッ!! ナイフで自傷させるなぁあああッ!!(く、くそ! 縄さえ解けていれば、コイツを拘束できるのにッ!)」ギリッ

サシャ「ユ、ユミル! やめてくださ――――!!」ダダッ

アニ(私が【巨人化】を―――ッ、駄目だ、ここで【巨人化】したら、この食堂も崩れるっ!!)ギッ

エレン「ッ――――!!」ダッ

ミカサ(ッ、駄目! 私じゃ間に合わな―――――!!)


ユミル「これで―――――私の勝ちだぁあああああああああっ!!!」ヒュンッ!!!


ヒストリア「ユ、ユミル、だめ―――――」ダダッ



      ザクゥゥッッ!!



ユミル「…………………………………………」


ユミル(…………え?)ドクドク

ユミル「…………が、ふっ!? な、なん、で………!?」ゴボッ


ヒストリア「ッ!? ゆ、ユミル!?」


ユミル(ッ、こ、これはッ………!? か、体が………ナ、ナイフ、も………し、しか、も……きょ、【巨人化】も、できない!?)ブシュゥゥウウウウ


コニー「お、ぉい、見ろよ、あいつの体………!! う、【浮き上がって】いるぞッ!?」


ユミル(なんでだ、体は傷つけた筈だ………い、いや、それよりも……ま、まずい、【再生】を…………【巨人の再生能力】を………!!)ブシュッ


ライナー「な、なんだ!? ユ、ユミルの全身が浮かび上がって!? し、しかも………!!?」


ユミル(か、かっ!? か、らだの、血液が、ふ………【沸騰】するッ………!? こ、【呼吸】も、できない………こ、これは、なんだッ!? まさかッ………!!)ギロッ


        /´〉,、     | ̄|rヘ

  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ l__」l/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''


エレン「……………」ゴゴゴゴゴゴ


ユミル「ッッッ~~~~~~~~!!!?」ブシュシュッ!


エレン「――――…………【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】――――てめえの肉体は重力から解き放たれ、【無重力】の制御下に置かれた」ドドドドドドド


ユミル「エ、エレン………エレン・イェーガァアア………!!」



ユミル(ち、違った………! 気づくべきだった………もっとも、【最も警戒すべき存在】はッ! リヴァイ兵長でもアルミンでも、ミカサでもない! こ、この………)ゴプォッ


エレン「おっと言い忘れたが――――【空気がない無重力下において、生物は血が沸騰して死ぬ】らしいぜ………この能力を身に付けたときに、【理解】したことだ」ゴゴゴゴ……


ユミル「て、てめ、え………がっ、は」ゲフッ




エレン「念には念を入れておいて良かった………アルミンが必ず謎を解いてくれると信じていた………追い詰められたおまえは………きっと、何かをやらかす筈だってな………」

ユミル「い、いつの間にッ………!! てめえのその〝能力〝とやらは、【唾を付着させた相手】に発動するものじゃねえのか!?」ブシュゥウッ

エレン「【血が沸騰する】ってのは言ってなかったが、【唾を付けなきゃ発動しない】ってのは、本当だぜ?」ニヤリ

ユミル「う、嘘だッ!! わ、私は、てめえに、唾吐かれた覚えは、ねえぞ………!! アルミンが、てめえに目配せした時から、警戒していたんだ! てめえ、嘘ついてやがったなァアアアッ!?」ブシュゥゥウッ

リヴァイ「そういうことか………でかしたぞ、エレン。おまえにしちゃ用意周到だ。頭を使ったな………」ニヤリ

ユミル「何ィッ!?」ブシュッ

リヴァイ「研究者とか言ってた割に、察しが悪いんだな…………そりゃ、おまえに【手で触れた〝あの時〝】しかねえだろう。既に条件を満たしておいて、いつでも発動できるようにしておくとはな。意外と抜け目がない」

エレン「はい。【あらかじめ】付けておいたので………能力の発動も、スムーズに行きました………」

ユミル「あ、あの時? あらかじめ―――――!?」ハッ!?


ユミル(ま、まさか―――――!!?)



******************************************

エレン(…………)ペッ

アルミン(女)『え、エレン!? 何をするつもりなんだ!?』

エレン『…………アルミン、頼むぞ!!』

アルミン(女)『!? エレン?』


ユミル『ん? どうした? もう見世物は終わりかよ? で、どっちに決めたんだ? とっとと諦めて虫の餌か? それとも私の話を嘘と決めつけて、ゲームをプレイするか?』


エレン『黙れよ、てめえ………!!』ガシィッ

ユミル『ッ、と………オイオイ、血のついてる方よりはマシだがよ……小便クセえ【ベタ付いた手】で、私に触ってんじゃあねえぜ………女にも手を上げるのかい、ええ? 死に急ぎ野郎?』

******************************************



ユミル「ッ、て、てめぇええええええ!!! 私に、クソきたねえ【唾のついた手】で触りやがったのかぁああああああああ!! こ、殺してやるゥウウウッ!!」ブシュゥゥウウ


リヴァイ「ほぅ、興味深いな? どうやって、だ? 見たところ、【巨人の再生能力】に手いっぱいで、【巨人化】する余裕がないってところか…………」

ユミル「ッ、ガアアアアアアアアアアアッ!!?」ブシュシュウッ

リヴァイ「おっと、こっちに来ようとするんじゃあねえぜ………血が付いたらきたねぇだろうが」

リヴァイ「それにエレンの話では【無重力状態】になったヤツを中心に、周囲へも【無重力】の効果が広がっていくんだったか?」

リヴァイ「………このまま放置という訳にもいかねえが、俺がてめえに触ったら、俺も【無重力】になっちまう」


リヴァイ「となると、てめえしかいないな―――――エレン、やれ」

エレン「…………」ゴゴゴゴ

ユミル(ッ――――!?)ゾクッ

ヒストリア「ッ!? え、エレン! やめて! ユミルを殺さないで………ユミルは、ユミ、うっ!? み、ミカサ!?」ガシッ

ミカサ「…………ごめんなさい、クリスタ。いえ、ヒストリア。でも、大丈夫――――エレンは、きっと……」

エレン「あぁ、ヒストリア。安心してろ…………みんなは下がっていてくれ」スタスタ

エレン(………悪いな、ヒストリア。俺は、戦士じゃない。ユミルのような研究者でも、王でもない)

 スタスタ……


エレン(俺は兵士だ――――その長たる、兵長に従う………そして、俺は、夢を掴む――――仲間たちと一緒に!)



 ピタリ……

ユミル「っが、で、めぇ………!!」ブシュゥゥッ

エレン「『とっとと諦めて虫の餌か? それとも私の話を嘘と決めつけて、ゲームをプレイするか?』………おまえは俺にそう聞いたな、ユミル」

エレン「他にも現実を見てねえとかなんとかよ………正直カチンときたぜ」

ユミル「ぐ、ぅ、ぐが、ぁああ………!!」ブシュシュウ


エレン「さっきの宣言通りだ。俺たちは諦めない。そして【ゲームをクリア】する………真実を掴んだ俺たちは、夢に向かって進む………ありとあらゆる障害は全て取り払ってな………!!」


ユミル「ッ!!!? ぐっぞ、ごのっ! ガァァアキィィがぁあああああああああああああああああああ!!」クワッ!!


エレン「遅いッ!! 【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】!!」ズギァァアアン

※完全に悪乗りですが安価です。

※多数決安価
 ①オラオラ
 ②無駄無駄
 ③アリアリ
 ④ボラボラ
 ⑤ドラドラ

↓1~5


エレン【無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアアアアアッ!!!】


  ド ゴ ド ゴ ド ゴ ド ゴ ド ゴ ド ゴ ド ゴ ド ゴ ド ゴ ッ!!


ユミル「ぶぎぃああああああああああああああああああっ!?」



ミカサ「…………えっ」キョトン



エレン【無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無ァーーーーーッ!!】



   ド ン ド ン ド ン ド ン ド ン ド ン ド ン ド ン ド ン ッ !!



ユミル「あぼっ、ぐひっ!? ぎぃぃは、がああああああっ!?」



ジャン(女)「ちょ、お、おま、エレン………そ、そいつは」


     イ ェ ェ ェ ェ エ エ エ エ カ ゙ ァ ァ ア ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! !
エレン【jaeeeeeeeeeeeeegaaaaaaaaaaaaaaaaaaaarrrrrrrrrrrrrrr!!】



   ズ ギ ャ ズ ギ ャ ズ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ッ !!



ユミル「び、ぎゃああああああああああああああああああっ!!?」



アニ「さ、流石に、お、おい、もう………」アセアセ


エレン【無ゥゥゥゥウウウ駄ァァァアアアア!! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアアアアッ!!】



   ズ ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ッ !!!



ユミル「ヤッダァァアバァアアァァァアアアアアアアア!!!?」




アルミン(女)「え、エレン!? ちょ、ちょっとぉおおおおおおおおッ!?」モウヤメルンダァッ!!


エレン【無駄ァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!】



   ド ッ グ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン !!



ライナー(あ、これ死んだろ)ポケー


   クルッ


エレン「そういえばさっき………『女に手を上げるのか』とも聞かれたな………」


エレン「………ヒストリアには悪いが、身を持ってわかっただろ…………黙らねえから、そうなる」


エレン「【ジャンピン・ジャック・フラッシュ】…………【無重力解除】だ」パチン



   ド グ シ ャ ア ア ア ア ア ッ !!



ユミル(再起不能)「が………ぇブ………」ピクピク


エレン「殺しはしねえ………が、俺たちの邪魔もさせねえ。おまえはそこで朽ちていけ、【巨人の亡霊】さんよ」

全員「」ドンビキ

   バ ァ ー ン !



……
………


*************************************************



           イベント:【二千年後の君へ】をクリアしました!!!

   ※説明:【真エンド】ルートに入ります!

         ・最終イベント【?????】が始まります

         ・これより先は【真エンド】or(訓練兵団全滅による)【全滅エンド】が用意されています

         ・【真エンド】になれば基本的に全キャラに救いがあります。(ユミル・ベルトルト含め)



*************************************************

………
……


~食堂~

コニー「oh! my! god!!」ガァーン

ハンナ「holy shit!」ガァーン

アニ「きょ、巨人には【再生能力】があるから、まず死にはしないだろうけれど………うっ」ゾクッ

ジャン(女)「ど、どれどれ………うわあ……」ゾゾッ



ユミル(再起不能)「」ビクンビクン



ライナー「ミンチよりひでえや………(ヘタすりゃ俺もこうなってたのか………絶対にエレンは怒らせないでおこう)」ゾッ
(※滅亡エンドルート一直線だった場合、高確率でライナーがこうなっていました)

リヴァイ「ハッ、なかなか胸がスッとした………良くやったぞ、エレン」フフフ

ヒストリア「ッ…………そ、そんな言い方………!!」ゴゴゴゴゴゴ

ミカサ「ッ、ヒストリア。気持ちは分かる。すごく分かる。だけど、抑えて…………(エレン、これは流石にやり過ぎだと思う………)」

マルコ「…………(自業自得だけど、流石に哀れだ………)」




エレン「ッふー………さて…………アルミン! これからどうするんだ?」ニコニコ

アニ(ひ、一仕事やりとげたような顔をしている………わ、私も敵対してたら、きっと………)ゾッ

アルミン(女)「そ、そうだね………まず、クリアを目指すということで、みんな異論はないかな?」アセアセ


 >オオーーーッ!!


ヒストリア「ッ…………」キッ

アルミン(女)(や、約一名は反対、なのかな………天使の視線がすごく痛い…………でも可愛い)キリキリキリキリ


ライナー「………………」


アルミン(女)「ッ、その………ライナーも、それでいい?」

ライナー「ああ、それで構わない…………俺は、間違っていた」シュン


エレン「…………で? どうすんだよ」ジロッ

サシャ「ラ、ライナー…………」シュン

ライナー「改めて謝罪させてもらう、みんな……………謝ってどうなるものじゃないが、俺は五年前、ベルトルトと一緒に、壁を壊し、人類を皆殺しにするために動いていた………」

アニ「………私も、工作員として、内地に行くために………この訓練兵団に入った。みんな、ごめんなさい」ペコッ


 >シーン………


エレン「……………分かった」

ライナー「本当に、済まなかった………謝ってどうなるものじゃないと、さっきまでは思っていたが………だが、やり直しの機会が、ここにある」チラッ


ジュマンジ「…………」ドンドコドコドコドン


アルミン(女)「そっ、それじゃあ、ライナー………!!」パァアッ

サシャ「ッ―――――!!」パアアッ


ライナー「あぁ――――過去に戻れたら、俺はお前たちに味方したい………もう、おまえらと戦うなんて、俺には無理だ。それに――――」チラッ

サシャ「ッ///// な、なんですかぁ……///」カァアッ

ライナー「そ、その、なんだ…………/// 守りたい奴が、出来たからな。〝戦士〝はもう、廃業だ………////」ハハハッ

サシャ「ッ//// ラ、ライナー、わ、私、待ってますから! ねっ! ねっ!!////」テレテレ


 >ワァアアアアッ!! オメデトー!! ケッコンシキニハヨベヨー!! ヒューヒューッ!!


コニー「フッ………なぁ、ハンナ。おれたちも、戻ったら………」ケッコンシヨウゼ

ハンナ「えっ/// う、嬉しい、ダーリン、愛してる………」シアワセニシテネ

マルコ(死亡フラグごと爆死しろ)イラッ

ペニス「濡れるッ!」バーン!!

マルコ(パイプカットしてやろうかこのアマ………)ブチブチッ

※少し休憩します。また目が………ちょっと目を瞑って、視界が落ち着いたら再開です
 マジすいませんorz

※なんだか本当に目が疲れてて……少しずつ行きます

サシャ「えっへへへ//// ラーイナーーー♪////」ダキッ

ライナー「お、おい、あんまりくっつくな(結婚しよ////)」キャワワ


ミカサ「………二人とも、良かった」

アニ「ン………そうだね」

ミカサ「だけど――――貴女も」

アニ「は? 何が?」キョトン

ミカサ「エレンは貴女の故郷の場所を知らないんだから………ちゃんと、エレンを迎えに来てあげて」

アニ「ッな………/// い、いきなり何言って////」カァアッ

ミカサ「これは重要なこと………エレンを不幸にしたら、絶対に許さない………ので、泣かせたら、地の果てまで虱潰しに探して、貴女のうなじを削ぎに行くから」

アニ「なっ………ははっ、それは怖いね。肝に銘じておくさ」

ミカサ「…………」ニコッ

アニ「…………」フフッ


エレン「…………そういや、問題がまだあったよな」

マルコ「まだあるの!?」


エレン「………ベルトルトのことだ。あいつ、外に飛んでっただろ? あいつが【超大型巨人】だってんなら、生きてる可能性が高い。それに――――」

リヴァイ「そうか――――クリア後に、敵対する可能性があるんだったな………ライナー、アニ、てめえらで説得は可能か?」


アニ「ッ、それは………どうにも。ライナーの方が仲が良かったので………」チラッ

ライナー(ッ………そうか、ベルトルト。あいつには主体性がない。淡々として、職務に忠実だった………できるかといわれたらかなり難しい、が………)

ライナー「…………やってみます。何に変えても、必ず」

リヴァイ「………そうか、信じるぞ、ホモ」


ライナー「はい………って、ホモッ!?」ガーン

サシャ「ッ!? ら、ライナーはホモなんですかッ!?」ガーン

ライナー「ご、誤解だッ!!」アセアセ


 >ヒドイデス、ヒドイデス、ホモナンテ!!
 >チ、チガウ!! アレハムリヤリ757ノヤツガ!!

エレン「………ふぅ、これで残ってる問題は全部か?」

ジャン(女)「あ、ちょ、ちょっと待った! そういや、クリア後といえばよ、アルミン―――――俺やエレン、ミカサとアニはともかく、おまえ………それに、他の仲間たちに【記憶は残る】のか?」

アルミン(女)「ッ、そうだ、忘れていた! ありがとう、ジャン! みんな、聞いて! 記憶のことなんだけど! 実はこのゲームの指示の特徴からいけば、上手くすれば皆もゲームのプレ――――」




 ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!




 >ザワッ!?


エレン「ッ!?」

アニ「な、こ………これは」


 ズシーン………ズシーン……


アルミン(女)「うわあッ!!!? な、なんだ、この地響きッ!?」ヨタッ

ライナー「い、いや! 違う!! これは――――巨人だ!!!」

ジャン(女)「ッ! お、おい、みんな、外を見ろ!! あ、あれは!!」ゾッ




 ズシーン………ズシーン……



エレン「きょ、巨人たちが、まだ………市街地に!? 全滅したんじゃなかったのか!?」

リヴァイ「ッチ、総員、外に出ろ!! エレン! 次のダイスロール順はてめえだったろ! おまえがゲームを持って行け!!

エレン「りょ、了解ッ!!」ガシッ

リヴァイ「ただしダイスは他の奴に持たせろ! うっかり振りでもしたら、なにが起こるかわからねえ!!」

アルミン(女)「ダイスは僕が………さあ、みんなも早く!!」グッ


 >リョ、リョウカイッ!!
 >タタタタタッ……


ユミル「………」

ヒストリア「ま、まって! ユ、ユミルが!」


 ガシッ、ズルズル


ユミル「………」

ミカサ「ッ、ヒストリア。私が運ぶ………早く外に!」ダキッ、タタタッ

ヒストリア「わ、わかった。ユミルをお願い、ミカサ!!」タタタッ


……
………


………
……


~訓練場(屋外)~


リヴァイ「一度市街地に出るぞ! ここでは、立体機動装置を十全に活かせん………全力で走れッ!!」タタタタッ


 >リョウカイシマシタッ!!
 >タタタタタッ……


エレン「…………」タッタッタ……

アルミン(女)「エ、エレン、さっきの話の続きなんだけど………!!」ハァ、ハァ

エレン「え? 今話さなきゃいけないほど、重要なのか、それは!?」ハッ、ハッ

アルミン(女)「い、今じゃなきゃ、駄目なんだ! それに、エレンは次のダイスロール順だし……///」ゼェゼェ

エレン「は? なんだそれ? それにアルミンおまえ、なんか顔が真っ赤じゃ………走ってるからか?」ハッハッ


アルミン(女)「そ、そんなことはどうでもいいんだ! いいかい、エレン? まず………ボソボソ――――ながら、………ゴニョゴニョ………して、ダイスを振ってみて////」フゥフゥ


エレン「は!? ちょ、おまえ…………い、いくらなんでも////」カァアッ

アルミン(女)「お願いだ! エレン! マジなんだよ! 本気なんだ!! ふざけてるわけじゃあない!! それに、その…………き、君だってまんざらでもないだろ?///」ボソッ

エレン「ッ//// い、いや、おまえがそういうんなら、きっと――――分かった、アルミン。一度止まるぞ! ダイスを振ったら、すぐに拾ってダッシュだ!////」ズザザッ

アルミン(女)「うん//// い、いいかい、エレン! 【心の底からそれを願ってダイスを振る】んだよ!!(僕の想像が正しければ………/////)」ズザザッ


……
………


………
……


 タッタッタ……

ミカサ「ッ!? エレン、アルミン!?」チラッ

アニ「なんだ、あの二人………なんで、立ち止まって?」チラッ


 < ホ、ホントニヤルノカヨ……
 < ウ、ウン、タメシテミタインダ……
 < デ、デモヨォ………
 < イイジャナイカ! ドウセカコニモドレバ……

アニ(ッ?! ま、まさか………)

ミカサ「…………浮気?」ゴゴゴゴゴゴゴ

アニ「―――――ッ!? ちょ、ちょっとあんたらっ!! 二人で何を――――」

リヴァイ「オイ、てめえら、何をやって――――」



エレン「アニのパンティィイイイイイイイイイイイイイイイイ! おーーーーくれぇええええええええええええええええええ!!!//////」ポイッ

アルミン(女)「おーくれぇえええええええええええええ!!!!///////」


 オーーーークレェーー……
 クレェーーー……
 クレー……

リヴァイ「」
ミカサ「」
ユミル「」ピクピク
マルコ「」
ライナー「」
ジャン(女)「」
ヒストリア「」


アニ「…………は?」ポカン

アニ「………」ポケー

アニ「………」……ポク、ポク、ポク……チーン

アニ「ッ!!!!?!!?/////////」ボンッ!!!

サシャ「アニのパァン!?」クダサァイ!!
亀頭「濡れるッ!」バーン!!
コニー「若いな……」フッ
ハンナ「青いわね///」フフッ

コロン、コローン……


※〝多数決〝安価です
※リヴァイ【人類最強】:本来のダイス値(0を除く)に5が加算される
※フォースの導き:罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い

エレンの出目(残り82マス)
 ①アニのパンツが降ってくる
 ②アニのパンツは降ってこない(別の指示を記載のこと)

↓1~5

これは卑怯(愕然)1


エレンの出目=8(+5=13)(残り82マス→残り69マス)
(※多数決での最大値を採用)


パァァアアッ……

エレン「ッ!? お、おい!? アルミン、これってどういうことだよ!?」


〝女型のぱんつはももいろパンツ!!〝


カッ!

パラリ………

アルミン(女)「パ、パンツが降ってきた! ど、どう、エレン!?」

エレン「こ、これは…………」スッ


エレン(色………形状………手触り………この歯ごたえに………そして)クンクン


エレン「ッ! ま、間違いない! これはアニのパンツゥッ!!」ズギュゥゥゥン!!


アニ「死ねぇえええええええええええっ!!////」ビシュッ

 ドガァッ!!

エレン「ぎゃっ!!? ちょ、アニ、これには、へぶっ!? じ、事情が、あ、アルミィィィィン!!!」タスケテクレェーーー

アルミン(女)「ッ、これは、やはり―――――! このゲーム、まさか!!」

エレン「聞けよぉおおおおっ!! がふっ!? っていうか、っどどどどういうことなんだよ、アルミン//// すっげえ恥ずかしかったぞ!?」

アニ「私は生き恥をかいたわぁあああああああああああ!!///」ビッシュ、ビシュッ!!

エレン「ぎゃああああああっ!! アルミィィン、早く、ごぼっ!? せ、説明してくれぇええええっへぎゅっ!?」

アルミン(女)「ご、ごめん、エレン! だけど、君の(尊い犠牲の)おかげで、このゲームの謎が分かったかもしれない!!」

エレン「な、なんだって!!? へぶっ!? ア、アニ、たの、やめ………」

アニ「このっ、このっ、このっ、けだものけだものけだものぉっ!!/////」ゲシッゲシッ

ヒストリア(もっとやって、アニ)ニコニコ


アルミン(女)(このジュマンジ………【同じマスに止まったのに指示が違ったり】、【ダイスが勝手に動いた】り………!)

アルミン(女)(【クリアしてもしなくてもどっちでもいい】ような【ふざけた指示】が出たり……【こっちをおちょくっているような指示】が出たり………!)

アルミン(女)(【こちらを助けるような人物が登場】したり、【こちらを殺そうとする存在が登場】したり………)

アルミン(女)(それに………【僕が生き返った時】に………!!)


*************************************************

ミカサ『…………あー、あー、あるみんが、いきかえって、くれたらなぁ』ポイッ

*************************************************


アルミン(女)(【ミカサが何を願っていたか】って………ミカサが言っていたこと、まさかと思ったけど………同じだ………!!)

エレン「おい、説明してくれよ、アルミン! 俺は恥をかき損か!?////」ハヤク!! マジデ!! コロサレルッ!!

アニ「このッ!!////  くのッ!!///」ゲシッ、ゲシッ




アルミン(女)「み、皆も、走りながらでいいから聞いてくれ! 上手くいけば!! ここにいる【全員の記憶を保持したまま】、ゲームをクリアできるかもしれない!!」



 <えっ!!!?


リヴァイ「なんだと…………!!!?」


……
………


***********************************************



        最終イベント:【?????】が開始されます

   ※注意:これが最後のイベントとなります(真エンドor(訓練兵団全滅による)全滅エンド)
      制限ターン以内(後で告知します)にジュマンジをクリアしてください。

      ※ルールは後で説明されます
        ※なお、全滅した場合のことを考え、コンティニューのポイントは安価直前になります



***********************************************

正直このエレン…最低やで…
まずどんな理由があろうと女に手を上げるのは…

今のユミルは内臓がスクランブルエッグなんじゃなくて全身がスクランブルエッグ状態なのか…

※で、このタイミングですいませんが………>>1はご飯を食べてまいります。
 30分後には再開します。本当にすいません………orz

>>627
巨人状態だけどアニぶっ殺そうとしてたし。


………
……


~市街地~


アルミン(女)「…………ってわけです」カクカクシカジカ

リヴァイ「…………成程。いや、そうだとしたら面白い―――――特に、こっちのデメリットはないわけだしな」



リヴァイ「エレンが強く『下着が欲しい』と願ってダイスを振ったら、マジで下着が出た、か…………敢えて言うが、もっとマシな願いはなかったのか?」ジロッ



エレン「は、は、はは………(アルミン、恨むぜ………)」

アニ「ッ~~~~!!///」ゲシッ、ゲシッ

アルミン(女)(ごめん、エレン………)ズーン



リヴァイ「さておき………おまえはダイスを振る際に強く願う…………今回の場合は【プレイヤーが増える】ことを願って、振れば、その人間もプレイヤーになると?」


リヴァイ「さておき………おまえはダイスを振る際に強く願う…………今回の場合は【プレイヤーが増える】ことを願って、振れば、その人間もプレイヤーになると?」


アルミン(女)「可能性はあります………皆がプレイヤーになれば、【記憶を保持したまま過去に戻る】こともできるでしょう」

リヴァイ「やってみる価値はあるな。もしそれが事実なら、安全にプレイを続けることもできる………オイ、確か次は―――――」




 ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!



 >ウ、ウワッ!?
 >マ、マタジナリ!? チゲェ、コレハキョジンノ---


リヴァイ「ッ!? なに――――おい、アイツは!!」

エレン「あ、あれは…………あいつは!!」



 ドシーン…………ドシーン…………



エレン「ッ!!」


 バシュッ!! ギュィーーーーン!!


ミカサ「ッ、エレン!? 待って!」バシュッ

ジャン(女)「ッッ! おい、全員ついて来い!! 二人に続け!!」バシュッ


 <リョ、リョウカイ!!
 <バシュッ、バシュシュッ!!!


リヴァイ「…………あの、クソでけえのは………チッ、面倒なことになりそうだ」バシュッ




……
………


………
……



ギュィン………シュタッ


エレン「よぉ…………五年ぶりだな。いや……―――」


???「…………」


エレン「さっきぶりじゃねえか――――ベルトルト・フーバー!! 超大型巨人さんよぉッ!!」ギリッ



超大型巨人「…………」ブシュゥーーーーッ



ライナー「ッ!! ベルト、ルト………!!」

アニ「巨人を引き連れてきたのは………あんただったのか」


……
………


………
……


超大型巨人「…………」シュゥゥウウウッ……


  シュンッ


ベルトルト「…………」シュゥゥゥウッ


ライナー「ベルトルト…………(巨人化を解いた!? それじゃあ――――)」



ベルトルト「ライナー、アニ。さあ――――――帰ろう」シュゥッ


 >ザワッ!?


ライナー「何を……!? 何を、言っているんだ、ベルトルト」

アニ「…………」

ベルトルト「決まっているじゃあないか………故郷に、だよ。もう壁は消えた。僕たち大手柄だよ――――大手を振って、故郷に帰れる。そうだろう?」ニコ…


ベルトルト「なんで君たちがここにいるかは分からないけど、訓練場まで行く手間が省けたよ…………さぁ」



ベルトルト「帰ろう? そして――――もうこの【出来損ない】たちだけでも、ここは滅ぼせるんだから」ニコニコ



ライナー「ッ………!(そ、そうか、ベルトルトは、死んでいた。こっちの事情が分かっていないんだ………!!)」


ライナー「お、おい、ベルトルト! 実はな――――」

アニ「………ッ、やめな、ライナー」ガシッ

ライナー「――――ッ!? ア、アニ!?」

アニ「…………あいつが、ここに一人で乗り込んでくるわけがないだろ?」ボソッ

ライナー「ッ、周りの巨人のことを言っているのか? だが、それは」ボソッ

アニ「違う…………〝獣の巨人〝のことだ。多分、近くに潜んでる」ボソッ

ライナー「ッ…………そ、そうか。迂闊に話したら………!!」ボソッ


ベルトルト「ん? 内緒話かい? ひどいな、僕も混ぜてよ」ハハハ

アニ「ッ、ベルトルト、あんた…………まだ、人間を滅ぼすとかどうとか言ってるのかい?」


ベルトルト「うん? 当たり前じゃないか………あぁ、そういえばエレンが、僕を超大型巨人だと知っているみたいだけど――――――君たちが教えたのかい?」ギロッ

ライナー「ッ、それは………」

アニ「…………」

ベルトルト「まぁ、それはいいんだ。どうせ滅ぼすんだしね? さぁ、もういいだろう? こっちに戻っておいでよ」ニコッ



エレン「いいや。それはないね――――二人はこちら側についた。おまえこそ、こっちについて来い。話したいことがある」



ベルトルト「………? その話は本当? ライナー、アニ?」

ライナー「…………ああ」

アニ「そうだよ」




ベルトルト「そうか――――残念だよ、ライナー、アニ」スッ


ライナー「ッ、待て、ベルトルト! 事情が変わったんだ!! 人類は滅ぼすべきじゃない!! あいつらは――――」

ベルトルト「聞く耳持たないよ…………ライナー。今の君はもう、〝戦士〝じゃない」

アニ「いいから聞きな!! 私たちは騙されてたんだ!! 私たちは、人工的に作られた巨人で――――!!」



ベルトルト「…………悪いけど、それが本当だとしても…………僕にはこれしかない。ただ故郷に帰る。それだけを目指して、この五年間を過ごしてきた」シュゥウウウウッ


ライナー「ッ、ベルトルト…………!!」


ベルトルト「ごめんね――――僕には〝主体性〝ってものがない…………ただ僕は、与えられた任務を、速やかに遂行するだけだ」シュゥウウウウウッ!!



 ガリッ!!!



 カッ!!!




超大型巨人「ォォォアアアアアアアアアアアッ!!」


ジャン(女)「あ、あぁ…………ど、どうするんだ!? どうしろってんだよ…………もう壁はねえ………あいつは60メートル以上………壁がねえから、ヤツのうなじに届かない……!!」

マルコ「じ、地道に彼の体にアンカーを刺して、昇っていけって? し、しかも………」


 ゾロゾロ…………ズシーン………ズシーン………


ミカサ「こ、この、巨人群を、捌きながら………!?」

アルミン(女)「い、いつの間に、か、囲まれてるッ!?」



 >ソ、ソンナ………セッカク、オワルトオモッタノニ………




アニ「………私が時間を稼ぐ、その間に――――」


エレン「――――まさか、逃げろとか言わねえよな、アニ」スッ


アニ「ッ!? エ、エレン!?」


アニ「ッ!? エ、エレン!? だ、駄目だ! あんたの、あの『スタンド』とかいう奴でも無理だ!! あれは【一人しか対象を絞れない】んだろ!?」

エレン「ああ、そうだな」

アニ「【対象が誰かに触れれば、その誰かも無重力になる】って言っても………そんなに都合よくいくわけがない、違う!?」

エレン「アニ」

アニ「いいからここは―――――ンッ!?」チュッ

エレン「……………」ギュッ

アニ「ッぷは………あ、あああ、あんた、こ、ここ、こんな状況で………/// な、なにを///」ドキドキ



エレン「違うだろ―――次のダイスロールはおまえの番だ。ここは、俺が時間を稼ぐ」スッ



アニ「(口元に手を!? 何を………)ッエレン!?」


ミカサ「何をしようとしてるの、エレン!?」

エレン「なぁ、ミカサ…………おまえ、覚えてるか? 親父のこと思い出そうとすると、頭が痛むって話をしたよな………思い出したよ、俺」

ミカサ「!? 何を、言ってるの?」

エレン「ユミルが、【巨人化薬】は注射器で打つって言ってただろ――――心当たりがあるんだ、俺」

ミカサ「ッ!?」ギョッ

アニ「あ、あんた」


**************************************************


エレン(10)『―――――父さん! やめてよ、父さん! 何をしようとしているの――――!!』


エレン(10)『―――――父さんは母さんが死んで、頭がおかしくなったんだ!!』


グリシャ『―――――エレン! 腕を出しなさい!!』


**************************************************


エレン「確か、【強い目的意識を持って、自傷行為を行う】――――だったよな、アニ」


アニ「ッ、あんた、まさか…………!!」

アルミン(女)「え、エレン! 君は――――!!」


エレン(これは、賭けだ。もう、俺は皆に、【俺の言葉と意思】を示した。あとは――――)




エレン「…………頼んだぜ、アルミン」ニッ

アルミン(女)「え、エレ―――――!!!」



ガブッ!!



カッ!!!



??の巨人「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


マルコ「!? え、エレンが変身した、あの巨人――――敵の巨人を、攻撃し始めたぞ!?」

ミカサ「ッ! エレン!!」ダッ

アニ「――――待って、ミカサ」ガシッ

ミカサ「エレンを、援護しにいく!! この手を、放して!!」グググッ



アニ「ダメだ。私とあんた、そしてジャン。この三人は、【エレンに託された】ダイスを振らなきゃならない………!!」ガシッ

アニ「クリアするんだろ!? このゲームを終わらせて、世界を冒険するんだろう!?」



ミカサ「ッ…………!!」

アルミン(女)「あ、アニ………!!」

リヴァイ「足止めなら、俺が何とかしてやる…………てめえらは、その間に、【他の全員をゲームプレイヤー】にしろ」

リヴァイ(だが…………)チラッ

 <モウダメダ………オレタチ、コノママキョジンノエサニナルンダ………
 <イヤダ、シニタクナイシニタクナイ………

リヴァイ「ッ、チ。どれだけ持つか、だな――――!!」バシュッ!!


アルミン(女)「…………ッ!!」ギリッ

アニ「アルミン、私はダイスを振っていいんだな? 【みんなをプレイヤーにする】と強く願いながら、振ればいいんだろう!?」

ミカサ「アルミン! どうすればいい!?」

ジャン(女)「ッ、やるなら早くしろよ!! 今はエレンと兵長が足止めしてるからいいが、いずれは――――!!」



アルミン(女)「ッ……………全員! 傾聴ぉおおおおおおおおおおおっ!!!」ビリビリビリビリッ!!!



 <ザワッ!!

アルミン(女)(…………僕は、何を迷っていた! なんで思考を放棄していたんだ!!)

アルミン(女)(今更、僕が戦力なんかになれるか!? もう、そんなのは訓練で十分に無力さを味わっただろう!?)

アルミン(女)(僕は、エレンのように心が強いわけじゃない。アニみたいに格闘術に秀でている訳でもない!! ミカサのような超人じゃない!)

アルミン(女)(僕にできることは、たった一つだ! 今までも、これからも、ずっと!! だから―――――!!)





アルミン(女)「今こそ、宣言する!! ―――――人類の進撃は、ここからだと!!」


 <ザワザワ………


アルミン(女)「もはや人類の撤退も、敗走も終わった!! 壁は取り払われ、巨人が目覚めた!! 僕たちを守る壁は今、無くなったのだ! そして僕たちは今、巨人にまさに喰われようとしている!!」


アニ「あ、あいつ、何を………!!」


アルミン(女)「だが、僕たちは座して、ただ滅びを待つのか!! 否! 違うだろう!!! 戦え! 戦うんだ!!」


ミカサ「!? アルミン、その、言葉は…………!!」


アルミン(女)「あの巨人を見ろ!! あれは、エレンだ! エレンが巨人となって、僕たちを助けてくれようとしている!!」



??の巨人「ォァアアアアッ!! ガァァァァァアアアアッ!!」


 ドガァッ!!!


アルミン(女)「僕たちは、壁に守られなければ生きていけない、家畜なんかじゃないッ! 違うかっ!!」


 <ォ………


アルミン(女)「壁に囲われ、この閉じた世界での繁栄を、ただ受け取るだけなのかッ!!」


 <ォ……ォ………


アルミン(女)「我々は、戦わなくてはならないッ! 【人類の反撃】は、いや――――我々【人類と巨人の反撃】は、今ここから始まるんだッ!!」クワッ


 <ォオ………


アルミン(女)「僕たちは!! このゲームをクリアする!! みんなでクリアする!! それによって、僕たちが知った【巨人の真実】を、過去へと持ち帰る!!」


 <ォオオ………!!


アルミン(女)「これは、人類が初めて行う〝進撃〝! 〝進撃〝! 〝大進撃〝!! だ!! エレンに続け!!」


??の巨人「ォァアアアアッ!! ガァァァァァアアアアッ!!」


 ドガァッ!!!



アルミン(女)「あの巨人に――――――!! 【進撃の巨人】に!!!」



進撃の巨人「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」


 グッシャァッッ!!!


 >ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

 >ヤッテヤロウゼェエエエエッ!!

 >エレンヲマモルンダァアアアッ!!

 >オレタチハカエルンダァアアアアアッ!!!



アニ「……………!!!」

ミカサ「言ったでしょう、アニ」

アニ「え………?」

ミカサ「――――アルミンは、強いって」フッ


アニ「ッ――――ああ!!」ニコッ

********************************************


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~
   (エレン:残り69マス)

********************************************

*********************************

 制限ターン数:7ターン

 真エンド条件:

 7ターン以内に、最低でも『アルミン』、『ライナー』、『サシャ』、『リヴァイ』、『ヒストリア』をメンバーに含めた状態でクリアしてください

 7ターン経過後は『エレン』がゴールのため、自動クリアとなります

 ヒント:『安価は絶対』

*********************************

アニ「…………行くよッ!!」シュッ


コロン、コローン……


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です
※リヴァイ【人類最強】:本来のダイス値(0を除く)に5が加算される
※フォースの導き:罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い

エレン:残り69マス
アニの出目(残り58マス)
 ①メンバーを増やす(名前指定。ライナー推奨)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5


〝遊戯に加わることを許す。其の者の名は――――鎧の巨人〝


アニ「ッ………ほ、本当に、私の願望が………!!」

ジャン(女)「次はオレが続くッ!! アニ! おまえは加勢に行け!!」

アニ「ッ、分かった………!!」スッ

アニ(全く、あの馬鹿は………)チラッ


進撃の巨人「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」


 グッシャァッッ!!!


アニ(とんでもないのに惚れちゃったね、私も…………だけど)



アニ「私が賭けたのは―――――ここからだから!!」ガブッ


カッ!!


女型の巨人「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


ジャン(女)(ッたく、あの死に急ぎ野郎、巨人だったのかよ………全く、笑えねえ)

ジャン(女)(けどなぁ………)

ジャン(女)「てめえばっかに………カッコつけさせるかよぉおおおおおっ!!! 過去に帰ったら、ミカサを嫁にしてやるからなぁっ!!」ブンッ!!


マルコ(アカン、それ死亡フラグや)ヤレヤレ


コロン、コローン……


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です
※リヴァイ【人類最強】:本来のダイス値(0を除く)に5が加算される
※フォースの導き:罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い

エレン:残り59マス
 ①メンバーを増やす(名前指定。推奨:サシャ)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5


〝遊戯に加わることを許す。其の者の名は――――放屁の芋女(笑)〝


サシャ「ッ!? とうとうゲームにまでバカにされましたァアアアアアアアア………!!」ノォオオオッ!!

ジャン(女)「うっせえぞ芋女! おら、ミカサ! 次おまえだろ! 俺は先に援護してくる!!」バシュッ!!

ミカサ「了解…………!!」シュッ



コロン、コローン……


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です

エレン:残り49マス
 ①メンバーを増やす(名前指定。推奨:ヒストリア)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5


〝遊戯に加わることを許す。其の者の名は――――歴史の守り人(天使)〝


ヒストリア「えっ、えっ………(かっこ天使ってなんだろう………)」

ミカサ「あとは、援護に行きたいメンバーから振って…………私は行く!!」バシュッ!!

ヒストリア「が、頑張って! ミカサッ!!!」



ミカサ(…………この世界は、残酷だ)


ミカサ(でも――――美しい。エレンがそれを教えてくれた)


ミカサ(叛逆する意思を。進撃する意志を。希望へと進む、魂の鼓動を)


ミカサ(だから―――――)



ミカサ「私は戦う!!! うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」


ライナー「ッおい! ヒストリア、ダイスを俺に!!」

ヒストリア「ッ、は、はいっ!」

ライナー「…………!!」シュッ


コロン、コローン……


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です
※リヴァイ【人類最強】:本来のダイス値(0を除く)に5が加算される
※フォースの導き:罰ゲーム(ダイス値0)が出目10扱い

エレン:残り59マス
アニの出目(残り38マス)
 ①メンバーを増やす(名前指定。リヴァイ推奨)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5

>>702 ミス。こっちです

ライナー「ッおい! ヒストリア、ダイスを俺に!!」

ヒストリア「ッ、は、はいっ!」

ライナー「…………!!」シュッ


コロン、コローン……


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です
エレン:残り39マス
 ①メンバーを増やす(名前指定。ライナー推奨)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5


〝遊戯に加わることを許す。其の者の名は――――人類最強の兵士〝


サシャ「や、やった! リヴァイ兵長が――――!?」


 ヒュルルルル………


ライナー「ッ!? サシャ、危ないッ!!」ドカッ!!


サシャ「ひゃああっ!?」ズザザッ!!




  ドッガァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!


サシャ「え、ええ…………!? い、岩!? 岩が、飛んで………!?」


獣の巨人「…………なにを、ちんたらやってんの………?」キッキッキ


ライナー「ッ!? き、貴様は………!!!」



獣の巨人「………あー? なんだ、おまえ………ひょっとして裏切ったのか………」

ライナー「裏切った? 裏切っただと…………!?」ギリッ

サシャ「ラ、ライナー………あの、巨人、ひょっとして…………」ガタガタ


ライナー「………!!(そうだ、何も迷う必要なんてない)」フッ


ライナー「そうだ、俺はもう…………二度と裏切らない…………サシャ」

サシャ「え………? ら、ライナー……?」キョトン

ライナー「さっき、戦士はもう廃業だって言ったな…………あれは撤回するぞ」



ライナー「これが〝最後〝だ………俺はやっと、正しいことがなんなのかを見つけた……俺がすべきことは!! 自分のした行いや選択した結果に対し!」クワッ



ライナー「―――――〝戦士〝として、最後まで責任を果たすことだ………おまえたちを、守る!!」シュゥウウウウッ!!


 ガブッ、カッ!!!!!!



鎧の巨人「ルゥゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアッ!!!」ドォォオオオン!!!


サシャ「ライナー! ッ、頑張ってください!!!」


鎧の巨人(サシャ、おまえの〝恋人〝としても。そして―――――)


ジャン(女)「よっしゃあ!! 行けェ、ライナーーーーッ!!」

マルコ「頑張ってくれ!! ライナー!!!」

ヒストリア「ライナー!! 死なないで!!」


鎧の巨人(おまえ達の〝兄貴〝としてもなァッ!!!)ギュオン!!!


獣の巨人「ッ――――!!?」



 ドォオオオオンッ!!!!


サシャ「ッ!! 私も、ライナーに続きます!!!」ヒュッ



コロン、コローン……


~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です

エレン:残り29マス
 ①メンバーを増やす(名前指定。アルミン推奨)←勝利確定
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5

>>1のミスで安価変わっちゃうってどうなのよ

>>721
※すいまっせん! >>706の(ライナー推奨)はミスです。(リヴァイ推奨)です。
 どっちみちリヴァイでしたがorz


〝遊戯に加わることを許す。其の者の名は――――小さき賢者〝


マルコ「ち、小さき賢者だって! これってきっとアルミ―――」


ハンナ「キャアアアッ//// やだ、ダーリン、貴方賢者ですって////」ホレナオシチャウ

コニー「hahaha、そんなに褒めるなよ。俺が天才なのはいつもの――――」フッフッフ


マルコ(よーし、殺そう。今度こそ殺そう。なぁにどうせ生き返る)イラッ


亀頭「濡れるぅぅううううううっ/////」プシャアアアッ!!?


マルコ「ぎゃあああああなんかかかったああああああっ!! てめえ頭から潮吹きやがったなぁあああああああああ」ブチッ


リヴァイ「どいつもこいつも………おもしれぇツラしやがって………ッ!!」ヒュッ

 ズキャッ、 キャキャッ!! ザシュザシュザシュザシュゥッ!!

 ドォン………ドザァ………ズゥゥン………ドガン……


超大型巨人「ッ!(や、やはり強い……!! 人類最強は、伊達じゃあないってことか!!)」ゾクッ

リヴァイ「イルゼ・ラングナーが託した…………屍と成り果てようとも、その進む意思は消えていない」


 ウォオオオン………ドシーン………ドシーン


リヴァイ「てめえらはどうなんだ? やかましくほざいて、こっちを嘲笑いやがって………―――――ウザッたくてしかたねえよ、てめえらみたいな豚野郎はよ!!」

超大型巨人「ッ! ウォオオオオオオオオオッ!!!」ブォン!!!


リヴァイ「削いで、削いで、削いで、ようやくたどり着いた今日だ…………!!」ザシュッ

超大型巨人「ゥァアアアオオオッ!! オオッ!!!」ブォン!!!


 ギャォオオオン…………


リヴァイ「手前ら如きに、どうこうされるほど、俺はヤワじゃあねえぞ………!!! 来いよ、ウド野郎………!!」ギロッ


アルミン(女)「リヴァイ兵長が、足止めしてくれている………! 僕も、続くぞ! 今度こそ、足手まといになんかならないっ!!」ヒュッ



コロン、コローン……



~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です

エレン:残り19マス
 ①メンバーを増やす(名前指定。もう誰でもいいです。ただし亀頭、てめーはだめだ)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5


※マルコを採用します

〝遊戯に加わることを許す。其の者の名は――――まる子〝


マルコ「………………僕、なんだろうな」アタシャシラナイヨ


亀頭「ぬぬぬぬぬぬぷぅ!!////」ビュッビュッ


マルコ「ッ!? 畜生、こいつ………頭を落としたのに、まだ生きてやがる………!!」ブチブチッ


ジャン(女)「あいつらなに遊んでやがんだ!? おいてめえらふざけんなよっ!!!」


マルコ「ふざけてるように見えるのかいッ!?? このクリーチャーは敵だ! 生きていちゃいけない相手なんだッ!!!」ギロッ!!!



ジャン(女)「」


アルミン(女)「もう少し、もう少し………!」バシュッ


 <ゥォオオン………


アルミン(女)「ッ! いた、エレン、エレェェエエエエエンッ!!!」シュタッ


進撃の巨人「ォォオッ………アウ、ミン………」


アルミン(女)「ッ! エレン、僕が、分かるのかい………!!」



進撃の巨人「シジ、ヲ………クチク、スウ………」

アルミン(女)「ッ………!!」ポロポロ


 ゴシゴシッ!!


アルミン(女)「行こう、エレン!! 前方三時方向!! 密集した巨人を叩くよ!!」


進撃の巨人「ルゥウウウウウウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」ゴアアアアアッ!!!

ヒストリア「……………あとは、私が、振るだけ、で………」ブルブル

ヒストリア(………ッ、でも、ユミル、ユミルが・・……きえ、ちゃう)

ユミル「……………………ッ」ヒュッ!!

ヒストリア「きゃあっ!!!? ッ、え……あ、だ、ダイスが、ダメ………」ポロッ


コロ、コロン……


ヒストリア「……ユ、ユミル!!!? ど、どうして」

ユミル「……………いいんだよ、これで」


ユミル(【どっちに転んでもいい】―――問題なかったんだから)


ヒストリア「ッ、やっぱり、ユミルは…………ばか、だよ………いいこと、しようとしてる、じゃない………」ポロポロ


コロ、コロ………


ユミル「さよう、なら………クリスタ。いや、ヒストリア………元の世界、で………は、強く、生きろ、よ………」ニヤッ

ヒストリア「いや、いやだ…………こんなの、なんで、今更――――」ウァアアアアッ!!!



コロン、コローン………



~~エレンによる【進撃の巨人】補正により、誰かがダイスロールする度にエレンは『10』進みます!!~~

※〝多数決〝安価です

エレン:残り9マス(最終ダイスロール)
 ①メンバーを増やす(名前指定)
 ②その他(指示。巨人を滅ぼす以外)

↓1~5


【古の王は今ここに甦り、遊戯への参加を許される。――――なお、本【希望のゲーム】ジュマンジクリアにおける消滅の危険はない】


ヒストリア「えっ……………こ、こ、れ…………」


  ボンッ!!


ヒストリア「ユ、ユミルッ!!?」

ユミル「か、体、が…………私、いや―――これは、俺の、元々の体じゃねえか………!!」

ヒストリア「ユ、ユミル、なの………?」ポロポロ

ユミル「――――ヒストリア、ああ。これが俺だ。俺の、二千年前に生きていた、俺自身の体だ!!」ニヤッ

ヒストリア「ユ、ミルゥ………!!」ボロボロ、ダキッ

ユミル「は、はは…………なんだ、締まらないな、こいつは」


 パァアッ…………


ミカサ「!?」

サシャ「!? な、なんです!? ダイスを振ってないのに、また文字が――――!!」






                      【jumanji】


アルミン(女)「ッ…………来たッ!!」

進撃の巨人「ッ――――――!!!」

女型の巨人「ッ!!」

鎧の巨人「―――――!!」


アルミン(女)「今!! クリア条件は全て達成された!!! ヒストリア!!!! 勝鬨を!! 高らかに、勝鬨をッ!!」

ヒストリア「……………」チラッ

ユミル「………………」コクリ


ヒストリア「うん……………それじゃあ、行くよ、皆」



※最終安価です

 クリアに必要な言葉を叫んでください

↓∞



ヒストリア「っは――――――ジュマンジッッッ!!!」



ジュマンジ「―――――――ゲームクリア」ドンドコドコドコドン


 ギュオオオオオオオオオオオッ!!!!


進撃の巨人「ッ!!!」


エレン(ああ、これで…………)

アルミン(女)「こ、これで―――――時はッ! すべて元に戻るッ!!!!!」


 ギャンッ!!!

超大型巨人「ッーーーーーー!? (な、なんだ、き、消える!? エレンや、アルミン………みんなが、あのゲームに呑みこまれて………!?)」

鎧の巨人「ォォォオオ………」

女型の巨人「ェェアアア………」

 ギュオオオオッ!!

ベルトルト(ッ!? アニ、ライナーも!?)

ライナー(…………さようなら、だ。ベルトルト)ポロッ

アニ(バイバイ―――――ベルトル。アンタも一緒じゃないのは、少し心残りだけど)


ライナー&アニ「また、過去で会おう」

ベルトルト「ッ―――――!!!? ら、ライナー! アニ、まって、いかない、で………」ポロポロ



 ギャンッ!!


サシャ「…………」

ミカサ「…………サシャ、大丈夫?」


 ギュォオオオッ!!


サシャ「ね、ミカサ――――また、逢えますよね?」

ミカサ「…………ん」コクリ



サシャ「…………ライナー。大好きです」



 ギャンッ!!


 ギュォオオオッ!!


ジャン(女)「ハッ、これでようやくこの女々しい体とお別れか………」

マルコ「ハァハァ、畜生、コイツ……ようやくくたばりやがったか………!!」

亀頭「ッ~~~~~!!///」ビクンッビクンッ


ジャン(女)(なァ、マルコ。俺、おまえとしちゃったんだよな………この記憶だけは、もっていきたくn)


 ギャンッ!!

ユミル「…………なんだ、まぁ。俺はどこに飛ばされるかはわからんが」ポリポリ

ヒストリア「え……………」


 ギュオオオオオッ!!


ユミル「またな、御姫様―――――俺の嫁にするために、おまえが、おまえの名前を名乗って生きられるために、攫いに行くからな」ニコッ


ヒストリア「ッ――――うん、待ってる………待ってるから、私の、私の、大好きな………優しい、王様………」


 ギャンッ!!


リヴァイ「……………ようやく、か」

リヴァイ(いままで………一体、何人の部下を失った? 十人百人じゃ、とても利かん………)


 ギュオオオオオッ!!


リヴァイ(あの時………ああしていたら、こうしていたらと、何度願ったか………!!)


リヴァイ(その夢………俺の、夢想じみたことが………まさか、叶う日が来るなんてよ………)


リヴァイ「なぁ、てめえら―――――約束したよな。何度だって、言ってやるよ」



リヴァイ「約束しよう――――――俺は必ず!! 巨人を全滅させる!!」



 ギャンッ!!!


***********************************************




        最終イベント:【進撃の巨人】をクリアしました!!!!!!

          真エンドルートクリア!! おめでとうございます!!

              エンディング、後日談は後日ssで投下します
             
                その後はエンディングに入ります



***********************************************

※くー疲ってレベルじゃない。死ぬ。死ぬ寸前だった。今日はマジでやばい……。
 素直にベルトルトが出てきた辺りで明日に回すんでした……私の馬鹿。

 エンディング、後日談は、後日ssとして投下予定です。

 他のエンドの場合どうなっていたか? といったものもその後投下予定です。
 それでは本日は超お疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を。



 今猛烈にエロいssも書きたい………。

※記憶が引き継がれるメンバーは以下の通りとなります
※【遊戯に参加することを許す】とあったので、ダイスロールしていなくても参加メンバー扱いとなり、記憶は引き継がれます。

①エレン・イェーガー
②アニ・レオンハート
③アルミン・アルレルト
④ミカサ・アッカーマン
⑤ライナー・ブラウン
⑥サシャ・ブラウス
⑦ヒストリア・レイス(クリスタ・レンズ)
⑧ユミル(王状態)
⑨リヴァイ
⑩マルコ・ボット

※あっ………(察し)


⑪ジャン・キルシュタイン(男状態に戻るが、しばらく男性恐怖症に)

ジャンの記憶は引き継がれなくて良かったのか悪かったのか……

先走った、スマヌm(__)m

>>1です。告知のためageさせていただきました。

 皆さんのご協力もあってここまでやってこれました。ありがとうございます。
 エロssなど、>>1の出来る限りで尽力したいと思います。

 現在>>1はエンディングのストーリーに肉づけを行ってます。
 今週は仕事が忙しいため、平日に投下する余裕がなさそうですが、
 遅くても今週末の土日にはまとめて投下予定です。(一部安価があるかもしれません)

 が、>>1は猛烈に後日談にエロ入れようか迷っています。
 というか私のエロssって需要あるのでしょうか………?
 そもそも安価スレどころかss投下自体がお初で、自分で書いたヤツだからか、
 その………下品な話なんですが、フフ………自分ではピクリとも来ないのです。

 そんなわけで、エンディング投下告知と、以下の安価を取りたいと思います。
 どうか、ご協力お願いいたします。

 ①後日談にエロもいる(調査も兼ねてシチュ希望なども)
 ②エロはいらん

 ↓>>1が決断するまで

2
後日談にはエロはいいかな

俺は1で
後日談のライサシャエロを激しく読みたい

>>1です。
 皆様ご協力ありがとうございます。
 >>827-830 のご意見を考慮して、一度ストーリーを見直してみようと思います。
 (エレアニ子作り的なものを入れようか迷ってました)
 書いてみたくはあるので、また別のスレで投下しようと思います。

 改めて感謝いたします。ご協力ありがとうございました。
 エンディングは今週末に投下予定です。そのときはまた宜しくお願い致します。

>>831
※5秒差、だと………!?
 も、もうちょっと考えてみまっす!

>>1は現在混乱中です。
 明日帰ってくるまでに書き込まれたご意見で判断したいと思います。

>>1です

 覚 悟 完 了 

 ご協力ありがとうございました!
 皆さんのご意見を元に、>>1は全力でエンディング作成を頑張ります。
 エンディングにどう反映されるか(あるいは反映されないか)はお楽しみに!

>>1です。
 投下開始します。が、二回に分けます。
 そうです………明日です。ごめんなさい、間に合わなかった……orz
 本日は安価なしです。ssのみになります。


………
……


~???年、ウォール・??? ?????区~



???「……………な……さい」


エレン「…………う、ぅ、う?」ピクッ

エレン(声が、きこえる………誰だ………?)



???「起きて、エレン」



エレン「ぅ、ううっ…………(なんだろう、この声………妙に、懐かしい………)」ピクピクッ


???「全くもう、この子ったら、暖かくなってきたとはいえ屋上で寝るなんて、風邪でも引いたらどうするの?」


エレン(…………え)パチッ


エレン「ぁ、あ、あ……………かあ………さん?」

カルラ「どうしたの、エレン? まだ寝ぼけているの?」クスッ


エレン「……………母さん!!?」ガバッ!


カルラ「キャッ!? ど、どうしたの、大声出して………って」

エレン「母さん、母さん! 母さん!!!」ギュッ

カルラ「…………ふふ、どうしたの? いきなり泣き出すだなんて………」ナデナデ

エレン「っ、う、ぅぅう………」ポロポロ

カルラ「怖い夢でも見たの?」ヨシヨシ



エレン(ゆ、め…………今までのが、全部?)

エレン(………違う、そんなはずがない。俺は、皆と一緒にゲームをクリアして、過去に戻ったんだ………!!)


カルラ「大丈夫よ…………母さんがついているからね」ギュウ

エレン「ぅう、あああぅ………があざぁん、があざん………お、れ、おれっ………!!」ギュウウッ


エレン(夢と言えば、こっちのほうが夢みたいだ。夢じゃ、ないんだよな………母さんが、生きてる。生きてる………!!)

エレン(心臓の音が、きこえる…………)


エレン「う、ぅうっ………かあざん、があざぁん………」エグッエグッ

カルラ「はいはい、全く泣き虫さんねぇ、エレンは………」ポンポン


……
………

………
……


カルラ「…………ほら、もう大丈夫でしょう? さ、涙を拭いて」

エレン「う、うん。母さん」ゴシゴシ

カルラ「よし。それじゃ、お母さんはこれから夕飯の買い出しに行くけれど、エレンもついてくる?」

エレン「え、えっと…………!! そ、そうだ、母さん! ミカサは? ミカサは、どこにいるんだ?」

カルラ「ミカサ………新しいお友達かしら?」

エレン「!? な、何を言ってるんだ!? ミカサはずっと一緒に育った女の子で――――」ハッ

カルラ「???? 一緒に育った女の子? アルミン以外に幼馴染なんかいたかしら?」ソモソモトモダチイナイデショウ、アナタ

エレン「い、いや。なんでもないんだ、母さん」アセアセ


エレン(そ、そうか。アルミンの推測が正しいなら、俺は十年前に戻った………)

エレン(この頃の俺は、まだミカサと知り合っていない………ここが十年前なら、俺とミカサが会うのは、今から四年後……844年だ)

エレン(ッ、アルミンのところに行かなきゃ!)


カルラ「そうなの? まあいいけれど、そのミカサって子、今度ちゃんと紹介してね。女の子なんでしょう? いつのまに知り合ったのやら」クスクス


エレン「ああ、分かった。必ず紹介するから、また今度な!」ニカッ

カルラ「ええ(あら? 恥ずかしがって怒るものだと思っていたのに)」


エレン「アルミンのところに出かけてくる! 行ってきます、母さん!!」ダッ


カルラ「ええ。夕飯までには帰ってくるのよ」フリフリ


エレン「ああ、分かった!!」


ガチャッ!!

タッタッタッタ………


カルラ「……………」

カルラ「あの子、少し雰囲気変わったかしら? 男の子の成長は早いわね………」クスクス

カルラ「でもミカサ………? うーん、どこかで聞いたような………」



……
………


………
……


~シガンシナ区・市街地~

タッタッタッ……

エレン「はぁ、はぁ………はっ、はっ………!!」


エレン(クソッ、ガキの頃に戻ったせいで体力が落ちてやがる!!)

エレン(こっちは一刻を争うってのに! アルミンの家に訪れたっていう【女の子】がジュマンジをプレイしたのが事の発端!!)

エレン(ダイスロールを阻止しねえと!! その【女の子】がユミルになっちまう前に!!)


タッタッタッ……

エレン(もうすぐだ! あの角を曲がったら、すぐにアルミンの家が――――って!!?)ドンッ

????「う、うわっ!!?」ドンッ

エレン「お、おわあっ!?」ズルッ


ドシャアアッ!!


????「い、いたたた…………」

エレン「っ、す、すいません! 急いでいたから――――って!?」

????「い、いえ、こちらこそ――――って!? エレン!?」



エレン「アルミン!? な、なんでここに!? し、しかも、そ、その腕に抱えてるのは………!?」

アルミン「ッ!! エレン! やっぱり、夢じゃなかったんだね!!」

エレン「あ、ああ。俺も今、改めて実感がわいた、け、けどよ………」チラッ



ジュマンジ「………………」ドンドコドコドコドコドン



エレン「お、おい! 大丈夫なのか!? 今のでダイスロール扱いになってないだろうな!?」アセアセ

アルミン「問題ないよ! ダイスは小さな箱にしまって、家の引き出しに鍵かけてしまっておいたから!!」

エレン「そ、そうか…………はぁ、安心した………もう、ゴキブリはゴメンだぞ?」マジデ

アルミン「僕だってそうだよ……(特に地球外生命体はこりごりだ)」イチドシンダシ


エレン「【女の子】は、大丈夫だったのか? ダイス振ってないだろうな?」

アルミン「そっちも大丈夫。運が良かったんだ………僕が過去に戻った瞬間、【僕】は家の近くで本を読んでいたから………」

エレン「じゃ、じゃあ!」

アルミン「すぐに戻ってゲームを確保したよ(かなりギリギリだったけれど)」

アルミン「その【女の子】は、今頃僕の家で、その………泣いてると、思う………一緒に遊ぼうってせがまれて大変だったよ………」

エレン「はぁあ………良かったぁ…………」

アルミン「とりあえず、今、時間は大丈夫だよね? 誰にも邪魔されない場所で、話したいことがあるんだ」

エレン「ん? じゃあ俺の家に行こう。話したいことって?」




アルミン「うん―――――今後の歴史を変えるために。そして、巨人に対抗する、未来を創るために」

エレン「ッ!?」



……
………


………
……


~イェーガー家・屋上~


エレン「母さんは買い物に出かけてる………好都合だな。ここなら邪魔は入らないだろ?」

アルミン「うん、ちょっと待っててね」カキカキ

エレン「それでアルミン、さっきの話だけどよ――――さっきから何書いてるんだ?」

アルミン「年表さ…………ただし、未来の年表だ。さぁ、見てみて」ペラッ


************************************************************

840年:女の子がジュマンジをプレイし、【ユミル】に転生する
      ⇒阻止。

844年:アッカーマン一家が誘拐強盗殺人事件の被害に合い、ミカサがイェーガー家の養子となった。

845年:ウォール・マリア南城塞都市シガンシナ区で【超大型巨人(ベルトルト)】が襲来。
    【鎧の巨人(ライナー)】にウォール・マリア内へ侵攻された。

      人類の活動領域はウォール・ローゼまで後退。
    これ以降、民衆の不安を背景にウォール教団が勢力を拡大する。

846年:人類の総人口の二割を投じた領土奪還作戦が実行されるものの、失敗に終わる。(体のいい口減らしだった)

847年:第104期訓練兵団へ入団。850年まで訓練の日々が続く。

850年:訓練兵団卒業模擬戦闘試験まで残り数か月。(この時期の休日にジュマンジをプレイした)

(これから先は何が起こるか不明)

************************************************************



エレン「こ、これって…………!!」

アルミン「タイムリミットまで、あと五年だ」

エレン「あと、五年………?」

アルミン「ああ、このまま何もせずに845年を迎えれば、僕たち人類は二割の人口と三分の一の領土を失う………」

エレン「ッ、そうか――――ベルトルト」ギリッ

アルミン「ああ………同郷のライナーやアニでも説得できなかったんだ。それ以前に、彼らはあくまでも工作員に過ぎない」

エレン「で、でもよ、あの二人が今度こそベルトルトを説得して………」

アルミン「仮にベルトルトを説得できたとしても、彼らの【巨人の国】は別の工作員を送ってくるだろう…………」

エレン「な、なんだ、それ…………それじゃあ意味がないじゃねえか…………」

アルミン「ライナーやアニも、それは分かっているはずだ。だから多分、彼らは従順な振りを装って、何もしないまま845年にこちらに来ると思うよ」

アルミン「【鎧の巨人】と【女型の巨人】が味方に付く………だけど、それだけじゃ足りないんだ」

エレン「!? なんでだ!? ライナーとアニがこっちについてくれるんだろ!? それに、俺も――――」

アルミン「エレン、今の君は【巨人化】できないだろう? この時期、まだ君は【巨人化薬】を投薬されていないはずだ」

エレン「あ……………け、けど、そんなの親父の地下室に忍び込んで」

アルミン「あのね、エレン。【巨人化】した君やあの二人がいくら強いと言っても多勢に無勢だよ。人類側が受け入れるかも微妙だ」


アルミン「あのね、エレン。【巨人化】した君やあの二人がいくら強いと言っても多勢に無勢だよ。人類側が受け入れるかも微妙だ」

アルミン「王族や有力者たちは、845年に壁を突破されても壁外への不干渉の姿勢を崩さなかった。それにウォール教………動きが見えない以上、ヘタに動くのは得策じゃない」

アルミン「不確定な要素を排除しようと、君やライナー、アニを殺すかもしれない………」

エレン「う…………た、確かに、ユミルとヒストリアの話を聞いた限りじゃ、あいつらが人間=巨人っていうのを、認めようとしねえだろうな。認めても……殺される、か」

アルミン「彼らが首尾よく受け入れられたとしてもだ。人死には減るかもしれないが、少なくとも僕たちが850年にジュマンジをプレイするまで、歴史は大して変化しないだろう」

エレン「じゃ、じゃあどうするんだ!? 俺たちはこのまま、845年を待てっていうのか!? 歴史は、変えられないっていうのか!!?」


アルミン「…………いや、僕たちにもできることはある。けど、それは最終手段に近い」


エレン「!? あ、あるのか、方法が!!」

アルミン「うん、あるにはあるんだけど、これは賭けに近い………それに、もう少し【他の人】の意見を聞いてからじゃないと」

エレン「それはどういう――――ん?」


 <コンコン、スイマセーン
 <イェーガーセンセイハイラッシャイマセンカ-?


アルミン「お客さん? 誰か来たみたいだね」


エレン「放っておけよ。今はそれどころじゃないだろ………」

アルミン「いや、まだ時間はあるんだ。今はゆっくり考えることも必要だよ」

エレン「ッ! そんな悠長なことを言ってる場合かッ!!!」ドンッ

アルミン「ちょ、ちょっとエレン、声が大き――――」


 <!! イマノコエハ、エレン!!!
 <ガチャ
 <ッテ、コラ!? カッテニハイッチャダメデショ!?
 <ドタドタドタドタ……!!


エレン「えっ?」

アルミン「はい?」


 ガチャッ


ミカサ「エレン!!! アルミン!!!」

エレン「は!? お、おまえ、ミカサァッ!?」

アルミン「ど、どうしてここにっ!!? っていうか、僕たちの名前………やっぱり、君も!!」


エレン「な、なんでおまえ、ここにいるんだよ!?」

ミカサ「お、お父さんとお母さんが診療のためにって、イェーガー先生の所に尋ねていくところで………私も一緒に来た」


アルミン(!! そうか! 僕とエレンは、この時点では一緒に外で遊んでいたはず!)

アルミン(本来ならばこの家には誰もいない状態だった! この時点でエレンとミカサは、本来なら知り合わなかったのか!)

アルミン(恐らくアッカーマン夫妻はイェーガー先生の不在から、日を改めるか訪問を待っていたということ!!)


 <コラーッ、ミカサ、デテキナサイッ!!
 <アラ? オキャクサマカシラ?
 <オヤ、コレハコレハアッカーマンサン
 <アッ、イェーガーセンセイ! スイマセン、ウチノムスメガ……


エレン「ッ?! か、母さんに、親父まで帰ってきた!? マジできわどいタイミングだったんだな!!?」


アルミン「と、とりあえず下に行こう! 君のお父さんとお母さんがいるんだろう!? 再会を喜び合うのは、その後だ!」

ミカサ「わ、分かった」

エレン「お、おう」

アルミン「エレンは口調に気を付けて! バレないとは思うけど、五歳児相応の対応を心掛けてよ!」

エレン「ムチャ言うな!!」



……
………


………
……


~イェーガー家・リビング~


ミカサ父「ほ、本当にすいません、イェーガー先生! うちのミカサが………」

ミカサ母「全く、ほらミカサ、謝りなさい」

ミカサ「…………ごめんなさい、おじ………イェーガー先生」シュン

グリシャ「いえいえ、構いませんよ。それにしてもミカサ、いつの間にうちのエレンと知り合いになっていたんだい?」

ミカサ「え、えっ……そ、それは」チラッ

アルミン「そ、それは僕です! ミカサは僕の友達で――――そう、エレンに紹介して、仲良くなったんですよ!!」

カルラ「あら、そうなの? そういえばアッカーマンさんの娘さんがミカサちゃんだったのね………はぁ、エレンったら、どうして言ってくれなかったのかしら?」ジロッ

エレン「ッ! そ、そうです! そうなんです! い、いやぁ、母さんやおや……父さんにも言イ忘レテタナーー」ハハハ

ミカサ父「ああ………そういえば、何ヶ月か前にシガンシナ区に訪れたことがあったね。その時に仲良くなったのかな?」

ミカサ「そ、そう、そう、なの。黙っててごめんなさい………」ペコッ

カルラ「あらあら、そんなにしゅんとしなくていいのよ? 子供は元気があった方がいいんだから」ニコニコ


グリシャ「ああ、その通りだ。だからアッカーマンさん、特に気にしないでください」

ミカサ父「そう言って下さると助かります………」ハハ


グリシャ「ところで、本日はどんな御用です? 確か診療予定日はまだ先だったかと思いましたが………」

ミカサ父「それがですね………」チラッ

ミカサ母「ええ………」チラッ

ミカサ「………? 私、どこか行った方がいい?」


ミカサ父「いや………そうだな、一緒に聞いてもらおうか。イェーガー先生、いつも我が家へ御足労いただいての診療、感謝しています」

ミカサ母「ですが、この度、自然の多い場所で療養しようかと思いまして、山の中腹にでも新居を建てて引っ越しをしようかと―――――」



エレアルミカ「「「だめだ!!!!!」」」



グリシャ「!!?」
カルラ「!!?」
ミカサ父「!!?」
ミカサ母「!!?」


エレン「ミカサは俺の家族………い、いや、家族みたいなものなんだ!!」

エレン「だから、ここに、そうだ、シガンシナ区に住むと良い!! 山なんて物騒だ!! 人買いとか来るかもしれないんだから!!」

カルラ「エ、エレン!? きゅ、急に大声を………」

ミカサ「私もいやだ!! ここにいたい! エレンと、アルミンの近くにいたい!!」ポロポロ

ミカサ「引っ越しなんて、ぜったいだめ!! そんな、そんなの、絶対、絶対に、嫌!!」ポロポロ

ミカサ父「ミカサ………」

アルミン「ぼ、僕も、ミカサやエレンと一緒に遊ぶのが楽しいから、離れたくないです!!」

アルミン「ど、どうか、考え直していただけないでしょうか!! お願いします!!!」


グリシャ「………」ポカーン
カルラ「………」ポカーン
ミカサ父「………」
ミカサ母「………」




ミカサ父「………そう、だね。見たところ、ミカサも随分と仲良くなったみたいだし、どうだろう? このあたりで新居を探してみないか?」

ミカサ母「ええ………そうね、あなた。ミカサがこんなに、泣いてしまうくらい嫌がっているんだもの…………お友達と引き剥がすのは、かわいそうだわ」


ミカサ「!!! お、お父さん………お母さん………!!」ポロポロ

エレン「っ!! やった! やったな、ミカサ!!! 俺とアルミン、そしておまえ! 三人で一緒にいられるぞ!!」ポロポロ

ミカサ「うん………うんっ、エレン、アルミン!!」ポロポロ

アルミン「ミカサ、良かった! 良かったね、本当に………」ポロポロ


ミカサ父「ははは、あんなにはしゃいでしまって…………イェーガー先生。また引っ越し先はこのあたりで探そうと思います」

ミカサ母「新居が見つかり次第、またご挨拶に参りますので………その時はよろしくお願いします」


グリシャ「…………はい。どうか、お大事に」ニコッ

カルラ(………本当、変わったわね、エレン。ミカサちゃんか………いいお友達ね)フフッ



アルミン「ッ!!! (や、やった! やったぞ!! 想定外ではあったが、事態は確実に好転して行っている!!)」

アルミン(あとは――――機を待つだけだ! きっと、近いうち――――!!)




……
………


………
……


~数ヶ月後~

~シガンシナ区・丘~


エレン「なぁ、アルミン…………一体、俺たちはいつまでこうしてりゃいいんだ?」ボケー

ミカサ「…………あ、蝶々」ボケー

アルミン「機がやってくるまでさ」ボケー

エレン「は? だって俺たち、こんな小高い丘で、日がな一日ぼんやりしてるだけじゃねえか!?」

アルミン「時々薪拾いとかしてるじゃないか。ミカサのうちの引っ越しも無事に済んだし、平和だねー」ボケボケ

エレン「そういうことじゃなくてだな!!」

アルミン「ああ、それにこないだ、ガキ大将をボコボコにイェーガーしてたよね。駄目だよエレン、喧嘩が急に強くなったって怪しまれちゃったんだから……」ヌボー

エレン「それでもねえって!! なんで俺たち、五年後の作戦とかも考えずに、こんなことやってんだよ!!?」

アルミン「説明しただろう? 僕たちはまだ五歳だ。あんまり大きな行動はとれないんだってば……」ダラダラ


エレン「け、けど、もっと考えることとかあるだろ!? なあ、ミカサもそう思うだろ!?」プンスカ

ミカサ「…………アルミン、貴方の判断を疑う訳ではない。だけど、本当に来るの?」

アルミン「…………大丈夫だって、そのうちきっとやってくるさ」ダラーン

エレン「昨日も、おとといも、その前の日も、ずっとそう言ってるじゃねえか………」

アルミン「今のところ警戒すべきなのは、アッカーマン家に人買いが来ないように注意することだ………といっても」タレミン


ミカサ「…………削ぐ」←己の身体を完全にコントロールする術に目覚めているミカサ


アルミン「…………今のミカサなら、人買いが三人来ようと百人来ようと、同じかもしれないけどね」ハハッ

エレン「………そうだ、な?」ハ、ハハハ




????「………ここにいたのか。………チッ、探しちまったじゃねえか」




エレン「!!」

ミカサ「あなたは………!」


アルミン「り、リヴァイ兵長!! お待ちしていました!!」


リヴァイ「キャンキャン騒ぐな―――――久しぶりだな、ガキども」


エレン「お、お久しぶりです!」バッ

ミカサ「………」バッ

アルミン「あ、ちょっと、二人とも、敬礼は………」アセアセ

リヴァイ「アルミンの言うとおりだ、敬礼はいらねえ。おまえらはまだ一般市民だ。俺が何のために私服で来てると思ってやがる………あまり人目に付きたくはない」

エレン「す、すいません!」

リヴァイ「おまえら、三人だけか?」キョロキョロ


エレン「え、ええ。そうですが………何か問題が?」

リヴァイ「イヤ………親と一緒じゃないのは好都合だと思ってな。ああ、そういや待ってたって言ってたか」

ミカサ「それは、ひょっとして人さらいと言う意味? 叫んだらどうなるか、試してみよう」スゥゥ

リヴァイ「…………てめえとはやはり一度白黒はっきりつける必要がありそうだな、クソガキ」

アルミン「や、やめてよミカサ!! そ、そんなことより、兵長!」

リヴァイ「ああ、詳しい話は後でだ。とりあえず俺に着いて来い………てめえらと話をしたいってヤツらがいる」



……
………


………
……


~シガンシナ区・路地裏~


テクテク

エレン「へ、兵長。一体どこまで歩くんです……?」

リヴァイ「もう少しで着く。黙って歩いてろ」

テクテク

アルミン「兵長…………兵長も無事に記憶が戻っていたんですね」

リヴァイ「あぁ………俺は内地にいたからな。ここに来るまで手続きやら何やらで、随分と手間取った………」

エレン「って言っても、数ヶ月ですよ、数ヶ月! もう少し早く来てくれたって」ブスッ

リヴァイ「話を最後まで聞かないのは相変わらずだな………」

アルミン「! ということは、兵長!!」


リヴァイ「てめえも大体は想像がついてるんだろうが――――着いたぞ、ここだ。入れ」


 ギィィイッ


エレン「!!?」

アルミン「!!?」

ミカサ「!!!」

リヴァイ「流石にこのメンツをそろえるのは、骨が折れたぞ」


???「待っていたよ」


エレン「え、エルヴィン団長!!? ど、どうして………!!」

ミカサ「っ………!」

エルヴィン「ッ! 【団長】、か………君たちがリヴァイの言っていた子たちかい?」

??「…………」クンクン

エレン「う、うわっ!?」


???「こらこらミケ。いきなりすぎるよ、いつものことだけど。あ、君がエレン!? 【巨人化】できるんだって!!? ね、ね、詳しく話を―――!!」

????「よさんか、お前ら………子供とは言え初対面の相手に対し、その態度は無かろう」

アルミン「ッ!? ひょ、ひょっとして、そちらの方は、ぴ、ピクシス司令!?」

ピクシス「ほぉ? ワシはここ数年、シガンシナ区へは来ていなかったはずじゃが、一目でワシの名を…………成程の」


アルミン(そ、そうか! きっとリヴァイ兵長も僕と同じことを考えていたんだ! だから手間取ったって、さっき………)


リヴァイ「こっちの口髭がミケ、こっちの糞メガネはハンジだ」

ミケ「……………」クンクン、フッ

ハンジ「よろしくね、三人とも」

エレン「は、ハンジ!? ハンジって、リヴァイ兵長が言ってた――――!!」

ミケ「!」ピクッ

ハンジ(リヴァイ『兵長』………ね)


エレン「? そこにもう一人いますけど、どなたですか?」


???「ハッ、オイオイ、もう私の顔を忘れちまったのか? あんだけ酷くボコボコにした相手だっていうのに、冷たいヤツだなあ?」ニヤリ


エレン「!? お、おい、まさか………」

ミカサ「…………ユミル?」

ユミル「おうよ」

エレン「は!? お、おい、どういうことだ? なんでおまえ、男なんだよ!?」

ユミル「ハッ! なんでだろうなあ? ちったあオツムを使えってんだよ」ケッ


アルミン(ッ!! そうか、クリア直前に、ヒストリアの隣に見慣れない人物がいたと思ったけど……!!)

アルミン(あれはきっと、【ユミルを消したくない】というヒストリアの願望が、ジュマンジに働きかけた結果だったのか………!!)


アルミン「ッ! エレン、ミカサ!! 細かい話は後にしよう、それよりも――――ピクシス司令、僕たちは、話があると聞いてここまで来ました!!」

リヴァイ「ああ、そうだな…………ピクシス司令」

ピクシス「うむ………さて、三人とも。ワシらはリヴァイと、そこのユミルからおおよその話は聞いているが…………まだワシはお主らを信用したわけではない」

エレン「!」
アルミン「!」
ミカサ「!」


ピクシス「話の整合性を探るため…………詳しい話を聞かせてもらうぞい」ジロリ


エレン「はっ!!」バッ

ミカサ「はっ!!」バッ

アルミン「は、はっ!!」バッ


ピクシス(ッ!! どの子も………見事な敬礼じゃな。まだ五歳程度だろうに)

ピクシス(子供の見よう見まねではこうはいかん………ふふ、リヴァイよ。お前の話もあながち嘘ではなさそうだ)



……
………


………
……


ピクシス「成程のぉ…………」

ユミル「な? 言った通りだったろ……?」

ハンジ「今から、およそ五年後に、巨人たちが攻めてくる………壁が破られる、か」

ミケ「他のプレイヤー………キルシュタイン、ボット、ブラウス………できれば、ヒストリア・レイスにも話を聞いて、整合性を確認したいところではあるが……」

リヴァイ「何分、ガキだからな………いきなりそいつらの実家を訪ねて、問いただすわけにもいかねえだろ………こいつらみたいに単独で動いていたならまだいいが」

エルヴィン「その辺りは一人になっている機会をうかがって、上手く話を聞くとしよう…………さて、三人とも。話はよくわかった」

アルミン「はっ!! 信じていただけるでしょうか!!」

ピクシス「正直、君たち三人だけにこの話を聞いたとしたら、信じなかったじゃろうな。だが――――リヴァイから聞いた話と、辻褄が合いすぎる」

エルヴィン「私を一目見て【団長】と、そしてリヴァイを【兵長】と呼んだ………何より、君たちのその利発さは、五歳児としてはありえないものがある………特にアルミンくん、君の話は興味深いものがあった」

ハンジ「君の言う【最終手段】………それに賭けてみる価値はあると思うんだ」

ミケ「そう、だな………五年後に巨人が攻めてくるのが本当なら、こちらも準備ができる」


エレン「!」パアアッ

ミカサ「!!」パアッ

アルミン「!! で、では!!」パアアッ


ピクシス「駐屯兵団司令として、信用のおける部下や、一部の軍上層部の連中に掛け合って、準備をしようと思う………無論、話はぼかしてな」ニヤリ

エルヴィン「調査兵団も準備をしよう。キース団長は信用できる………話を通しておく必要があるな」フフッ

ハンジ「問題は王族や有力者………レイス家か。掛け合って話を聞くのは難しいかなあ?」

ミケ「それらもこれから準備していく必要があるな………」

ユミル「そっちは俺…………いや、私に任せてもらう。近いうちに攫う予定があるんでな」ククッ


リヴァイ「決まりだな―――――五年後の巨人襲来に向けて、準備を進める。人材も、武器も、手筈も整え…………俺たちは巨人に勝利する」

ピクシス「異論はない」

エルヴィン「尽力しよう」


エレン「や…………やったああああああああああああっ!!!」

ミカサ「っ!!!!」グッ

アルミン「はい!!」


ハンジ「【最終手段】があるから、それも無駄になっちゃったり? は、しないか………王族や有力者たちは、正直面倒だしね」

ミケ「ああ。商会辺りにもツテを作っておいた方がいいな」

ピクシス「だが、アルミン訓練兵………いや、今はアルミンくんか。君の考えたという【最終手段】………それを使わない手段も、考えておく必要はあるな」

アルミン「ッ! は、はい! それは勿論です!!」

ピクシス「ワシは巨人に勝ちたい。勝てたことがない………正体も掴めない相手――――今まではそうだった。だが、今はもう違う」


ピクシス「勝とう――――巨人に。人類に勝利をもたらそう。より多くの犠牲を強いて、巨人の謎を追う時期はもう、終わりだ」

アルミン「!!」


ピクシス「アルミンくん」

アルミン「はい!!」

ピクシス「五年後の来るべき日のために…………そのジュマンジを大切に保管しておくんじゃぞ」ニコッ

アルミン「ッ!! はっ!!! お任せください!!」バッ

エルヴィン「エレンくん、君の家の地下にあるという部屋についても、こちらで判断したい。追って指示を出す………くれぐれも、独断行動は控えてくれ」

エレン「はっ!!」

リヴァイ「部下を使って、定期的にてめえらに連絡を送る………他のメンバーにもな。その指示を待て。五年後に向けて、腕を磨いておけよ」


エレン「はっ!!」バッ

ミカサ「はっ!!」バッ

アルミン「はっ!!」バッ


ピクシス(ふふ………本当に、良い敬礼をする。良い兵士だ、どの子らも………生き延びさせてやりたいのぉ)ホッホッホ


……
………

※本日の投下はこれで終了。およそ前半部分が完了です。
 次回はいきなり五年後に時間がブッ飛ぶ可能性もあります。
 これだけでは笑い成分が足りないので、少しおまけとして

 【この頃の他メンバーがどうしているか?】

 を投下していきます。


~843年~
~ウォール・ローゼ南区ジナエ町~

・マルコの場合


マルコ(ぁ…………!? ば、ばかな、あ、あいつはトロスト区出身のはず! なぜ、ここに………!!)ガクガク


 ??「キャッキャッ」テクテク


マルコ(そう、か。そうか――――)


 ??「キャッキャッ」テクテク


マルコ「ふ、ふふ、そうかい。僕と君はそういう運命だったんだね………仮性ならば見逃してやらんことも無かっんだけど………」



ミーナ(幼女)「キャッキャッ♪」テクテク



マルコ「まさかその年からズルムケだとはな………黒光りしやがって………」ビキッピキィ


~実際の光景~

ミーナ(幼女)「~♪ ~♪(おさんぽたのしいなぁ)」スキップスキップ





~マルコの世界~

    ._
   / ヽ  ビクンビクン
  〈人 〉
┌(^ o ^ ┐)┐ ヌレルゥ……

亀頭(1.2m級)「ビュッ、ビュッ~~~~♪」ウジュルジュル



マルコ(oh………冒涜的ィ………)



マルコ(相変わらず、面白ぇ頭しやがって………!!!)ブチッブチィ

マルコ「いいだろう―――――今度こそパイプカットしてやる!!」

 スタスタ

ミーナ(幼女)「~~~♪ ~~~……? だぁれ?」キョトン

マルコ「――――!?」

 ピタッ

マルコ(ハッ………!? ま、待て、待つんだ僕。冷静になれ………)

マルコ(いくらヤツが将来は『豚小屋出身家畜以下のデスペニス』になるとしても今はまだホンの五歳の子供なんだ………)

マルコ(何よりも、あのペニス頭がイカれていたのは、ダイスで【淫蕩】にされていたのが原因だ………それまでのミーナは普通だった)

マルコ(そうだ。落ち着け……いまのあいつは、ちょっぴり髪の形状が亀頭に似ているだけの幼女だ……)ビキビキ

マルコ(フレンドリィに………そう、フレンドリィに接しなければ………)ブルブル…




マルコ「うん、無理☆ この公然猥褻カットがあああああああああああっ!!!」パッチィィィイイン!!

ミーナ(幼女)「きゃあっ!?(え………わたし、いま、はたかれ、え、なんで………)」

※誤字修正
 ×五歳
 ○八歳


マルコ「駄目だ………抑えきれん。なんだ? なんなんだ? 何者なんだ、貴様は………!!?」ギロッ

ミーナ(幼女)「ひ、ひぅっ……!? あ、あなた、だあれ? ど、どうして、こんな」ジワッ

ミーナ(幼女)(え、な、なんで、わたし、お、おまたが………/// お、おもらし、しちゃったのかなぁ………///)ジュン



ミーナ(幼女)「ぬ、ぬれて、る…………?///」カァアッ

マルコ「」ブチッ



マルコ「濡れる濡れるやかましいんだコラァ! その頭は飾りか!? あぁ!? 何が濡れるだ射精しろオラァアアアアアアアアアアッ!!」ベチィィィイイン!!

ミーナ(幼女)「えっ、えぅ、きゃっ、い、痛い!(い、いたいのに、なんで、なんでわたし、きもち、い………///)」ドキドキ



ミーナ(雌豚)「うわああああああああああっ!!/////」プシャアアアッ



ミーナ ⇒ 雌豚に目覚める。以後マルコをご主人様として崇拝し、お付き合いすることになる


~マルコの場合、完~

※というわけでマルコの場合でした。
 >>1は別にミーナが嫌いという訳ではないのです。むしろ……。
 それはさておき、次回投下は日曜の夜になります。
 その投下までにジャン、サシャ、ヒストリアの話を投下しておきます。
 本日もお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を……。


~844年~
~ウォール・ローゼ南区 ダウパー村~

・サシャの場合


サシャ「お父さん、ウサギ獲れたー」ズルズル

サシャ父「おお、そうか。ご苦労やったな。じきに冬や………毛皮はなめして、肉は備蓄に回すぞ」

サシャ「はーーい。皮は私が剥いでおくな」

サシャ父「ああ…………頼んだ」

サシャ「~~~~♪ ~~~~~♪」ゾリゾリ

サシャ父「………………」


サシャ父(娘の雰囲気が変わったのは、いつからだろうか…………)

サシャ父(私の娘であることに間違いはない。だが………時々、寂しさを感じる。教えたはずのない狩猟法を知っていたり、弓の扱いも恐ろしく上手になった………)

サシャ父(………確か、六歳くらいの時からか? 急に情緒不安定になって、泣きだしたり、思い出したかのようにだらしなく笑ったり………)

サシャ父(だが…………その頃から、備蓄の食料を食い荒らさなくなった。ただ落ち着きが出たものとばかり思っていたが……)

サシャ父(狩猟以外のことは何も教えていなかった………我が娘ながら、世間や他人を知らない、食い意地だけが張った馬鹿娘かと思っていたが……)


サシャ父「なあサシャ………お前、いくらか大人になったな」

サシャ「? そうかな? 私は特に変わってないつもりやけど」


サシャ父(それと………)


サシャ父「それにお前………時々、壁の方角をじっと見つめとる時があるな」


サシャ「ッ…………!! き、気づいてたん?」

サシャ父「ああ………なんや? 誰かを待っとるんか?」

サシャ「え、えへへ…………えっと、ええっと…………そ、そう! そ、そのう、実は前に森に入ってきた子と、知り合いになって……」

サシャ「その人は、凄く立派で、優しくて………私もただ、食べ散らかしてるだけじゃいられないって、そう思ったんや………」テレテレ

サシャ「将来は、お父さんと一緒に狩人を続けたいけど………時々は、町にも出たいなあって………」

サシャ父「!!! そうか………そういうことなら、今度一緒に、町まで出るか」フッ

サシャ「ッ! うん!!」ニパーッ



サシャ父(臆病な娘だとばかり思っていたが………そうか。森を出て、他者と向き合う覚悟は、とうにできていたのか)

サシャ父(そういった変化であれば、咎めることもない。むしろ歓迎すべきだ)

サシャ父(私の知らないところで、立派になっていったんだな………サシャ)


サシャ父「ふふ…………」ニコニコ

サシャ「(お父さん優しい顔してはるし、今なら言っても大丈夫かな?)………な、なぁ、お父さん」オズオズ

サシャ父「ん? なんや、サシャ」ニコニコ

サシャ「その、な? 私が、お婿さん連れてくるいうたら…………どうする?」テレテレ




サシャ父「……………ハハッ!! そりゃ言うまでもないやろ―――――その男を射殺す」シャガッ




サシャ「え!!?!!? ッ!!!?!!!?」

サシャ(お、お父さんの目が、す、すりガラスのように輝きを失って!!? あ、あれは大物を狙う時の目!!!!)

サシャ父「誰や? お前を誑かした男は………許さん。じっくり追いつめて嬲り殺しにしたるわ………」ゴゴゴゴゴ


サシャ「~~~~~~~~~~~~ッッ!!!?」


その時、サシャは思い出した。父の自分に対する、愛情の範疇を遥かに逸脱している、度を越えた過保護さを。


サシャ「あ、あのな、お父さん…………わ、私、別にたぶらかされてなんかおら―――」アセアセ

サシャ父「簡単には楽にしてやらん…………両手、両足に矢を打ちつけて、じっくり皮をはいで、足先から煮溶かしてはく製にしてやるわ………」キリキリキリキリ


矢を番え、弓を引き、狂相を浮かべる父を見て――――容易に想像ができた。

地の果てまで追い回されるであろう、自分の思い人の恐怖と絶叫を………。



サシャ父「――――たとえ巨人だろうともな」ギュパッ!!



 シュカァァン!!
 ピギャアアアアアッ!!


サシャ「ッ!!!? (こ、これは………い、一キロ先から、鹿の断末魔が!!? ど、どういう精度………!!)」ゾクッ

サシャ父「ふぅぅう…………数ミリほどズレていたか。やはり若い頃のようにはいかんな………」

サシャ「!!?(あれで!!?)」ガーーーーン!!


サシャ父(我が愛娘を誑かした罪………その数だけ、体に穴をあけてやる)



そう遠くない未来にライナーを襲うであろう、かなり理由のある暴力――――いや、蹂躙を。



サシャ父「私は狩人。魔弾・リップヴァーン・ブラウス………有象無象の区別なく、私の嚆矢は許しはしない」ズズズズズ…



サシャ(逃げて。ライナー逃げて、超逃げて)



……
………

ライナー「!!?」ゾクッ

ライナー(な、なんだこの怖気は………アニやミカサに理由のない暴力を振るわれたときとも、比較にならないほどの、濃密な殺気………!!)ガクガク



~サシャの場合、完~


~844年~
~ウォール・ローゼ トロスト区 キルシュタイン家~

・ジャンの場合


ジャン「…………しっかしよぉ」ペラッ

ジャン(兵長からの手紙………845年における立ち回りについての指示、か…………)ペラッ

ジャン(…………商会へのコネ作り、王族・有力者、他にもウォール教への牽制に、調査兵団の内地への干渉力強化………問題は山積みだが)

ジャン(…………イヤ、分かるけどよ。事情を知ってる人間が一人でも多く欲しいってのは理解できる)

ジャン(流石に…………こ、これは、なぁ…………)ジッ


*********************************

* ~依頼状~
*  ~ジャン・キルシュタイン殿~


* 貴殿の類まれなる状況判断能力、および指揮能力を評価し、

* 作戦決行日当日はエルヴィン分隊長指揮下の元、指揮官補佐に従事されたし。

* 貴殿の冷静なる指揮能力に期待する。


*                            以 上

* ~調査兵団団長・キース・シャーディス~

*********************************


ジャン「ッ、はぁ…………キース教官が、【今】の調査兵団の団長だとは知らなかったが」

ジャン(きっとアルミンとマルコの野郎だな…………クソッ、余計なこと言いやがって………!)ギリッ

ジャン(つーか、オレは元々憲兵希望だっつーの!! 調査兵団なんか冗談じゃねえ!!)

ジャン(断ろう、こんな話………オレ一人加わったところで、どうこうなりそうな話でもねえんだ………)


 ガチャッ


ジャン母「ジャン! あんた自分の部屋の掃除―――」

ジャン「ババァ!! ノックしろよッ!!!」


ジャン母「親に向かってどういう口のきき方だい!! ………まあ、なんて汚い部屋…………こんな部屋じゃ、誰も上げられないじゃないか!!」プンスカ

ジャン「うっせえな! 別に誰かを上げる予定なんざ今日はねえよ!!」

ジャン母「何言ってるのさ!! 下でさっきからお友達がお待ちかねなんだよ!?」

ジャン「…………はあ? 誰だよ?」

ジャン母「そういえば名前は聞いていなかったけど、女の子だったね。長い黒髪にマフラー付けた、可愛い子だったわよ?」


ジャン「!!!!?(ま、まさか!!)お、オイババア!! 掃除するから出ていけ!!」


ジャン母「あらそう? それじゃ、【あの子ら】は下で待たせてるからね」

ジャン「おう、頼んだ!!」ドタバタドタバタ

ジャン母「…………ふふ。ああ、頼まれたよ、ふふふ」ニタァ



……
………


………
……


 ガチャッ

ミカサ「お邪魔する………」

ジャン「!! ミ、ミカサ!! い、いらっしゃ――――!!!!!?」ハッ


 ゾロゾロ


ジャン「ああ………分かってた。分かってたよ………分かってた、はずだった………」


エレン「よお、ジャン! 久しぶりだな!!」

アルミン「お邪魔するね、ジャン!!」

ミカサ「二人とも、あまり大声を出さないで。迷惑になる」

 ワイワイ

ジャン(あのババァ………分かってやがったな! 分かって黙ってやがったんだな!?)


ジャン(け、けど………///)チラッ


ミカサ「…………?」クビカシゲ

ジャン(お、オレの部屋にミカサが…………ああ、9歳のミカサも可憐だ………/////)キュンッ

ミカサ「????」キラキラ←ジャンフィルター

ジャン「…………////」ボケー…

アルミン「それでね、ジャン。用向きのことなんだけど……………ジャン? 聞いてる?」

エレン「? 何ミカサを見てるんだ、おまえ?」

ジャン「……/// はっ!? な、なんでもねえ!! そ、それで、何の用なんだ?」アセアセ


アルミン「うん。キース教官………いや、キース団長からお手紙が届いてると思ったんだけど、まだ返事を書いてないよね?」


エレン「丁度俺たちがトロスト区に行く予定があったから、ついでに返事を聞いて来いって言われてな」

ジャン「はあ? あの手紙かよ…………そんなの当然ことわ――――」


ミカサ「――――ジャン」ギュッ


ジャン「!!!? み、みみみみミカサ!? い、いきなり、何を………////」アセアセ

ジャン(て、手! 手を、に、にぎられ………///)カアアッ


ミカサ「アルミンから聞いてる…………ジャンは指揮官補佐を頼まれたと。凄い、とても凄い………」

ジャン「お、ぉお? おう。そ、そりゃまぁ、オレの、才能ってヤツ、かなぁ………////」テレテレ

ミカサ「私は、できる男が好き。将来性があるのは、いいこと」

ジャン「―――――っ!!」ハッ


ミカサ「………ので、指揮官補佐なんて大役を任されるジャンは、とても将来性があると思う」

ジャン「っ~~~~~!!!」

アルミン「それでね? ジャン、君の返事を――――」


ジャン「受けるに決まってんだろ!! 団長にもそう伝えておいてくれ!!!」キリッ


エレン「お、おお!? そうか、ジャン! おまえもとうとう調査兵団入りか!!」

アルミン「うん! ジャンならそう答えてくれると思ったよ!! 必ず伝えておくね!! あ、でも一応この書類にサインを………」

ミカサ「頑張って、ジャン…………」

ジャン「ッ!! サインだな! よし、持って行けよ! ああ、俺はやる! やってやるさ!! 巨人の百体や千体ぐらい、オレの指揮でパパッとやっつけてやるぜえ!!」ハッハッハ!!


エレン「…………」

アルミン「…………」

ミカサ「…………」



……
………


………
……


 テクテク

ミカサ「ねえ、アルミン。言われたとおりに言ったけど、アレで良かった?」

アルミン「ああ、完璧だったよミカサ…………計画通りだ」ニタァ


************************************

* ~依頼状~
*  
*   ~~(中略)~~


*   ただし、この本作戦終了後、作戦の正否如何にかかわらず、

*   私、ジャン・キルシュタインは訓練兵団に入団し、

*   卒業順位に関わらず、調査兵団へ入団し、生ある限り足掻き続けます


*              サイン:ジャン・キルシュタイン
* 
************************************


アルミン「誓約書は良く読まないとねェ、ジャン………?」フフフ

アルミン(ジャンがミカサに懸想しているのは周知の事実………それを利用させてもらったよ、ジャン………)クックック

アルミン(君は良い指揮官になる………僕とエレンの夢のためにも………その力を揮ってもらうよ………)ケッケッケ


エレン「あ、アルミン。今お前、すげえ悪い顔してるぞ………」

アルミン「っし、失敬な! もともと悪人顔のエレンにだけは言われたくないよ!」プンスカ


 <ナンダトー!!
 <ナンダヨォー!!
 <ヤメナサイ、フタリトモ


ジャン(うぇ、へへへへ…………ミカサ、やるぜ。オレは、やってやるぜぇ………)


~ジャンの場合、完~


~841年~
~ウォール・シーナ中央区 レイス家邸宅~

・ヒストリアの場合


 町の喧騒が消え、家々から生活の火も消え去った頃。

 大邸宅の二階のテラスから憂いを帯びた表情で、星空を見上げる少女がいた。


ヒストリア「……………」


ヒストリア(分かっていたけど、辛いよ…………)ジワッ

ヒストリア(使用人からも陰口ばかり………親戚からも、嫌がらせ。分かってたけど、辛いなぁ………)

ヒストリア(ッ、ううん。弱気になっちゃダメ。訓練兵時代の辛さに比べたら、このくらいなんてことない!!)キッ

ヒストリア(それに、それに、いつか、ユミルが…………)


ヒストリア「ユミル…………」ポツリ


ヒストリア(もう、一年が経った………クリスタ・レンズだった私が、ヒストリア・レイスに戻ってから………)

ヒストリア(だけど、一向に音信はない…………当たり前、だよね。私は、鳥籠の鳥なんだもの)

ヒストリア(ここから出られないんじゃ、逢えるわけ、ないよね。ユミルだって、きっと………私のことなんて、わす、れ、て………)ジワワッ


ヒストリア「もう、寝よう…………夢だったんだって、そう思おう」ゴシゴシ


 ボフッ


ヒストリア「寝ている間は、悪いことを考えずに………済む、から………」


ヒストリア「………」スゥスゥ



……
………


………
……



 夢を見ていた気がする。
 ああ、これは訓練兵時代に、良く見ていた夢だ。


???「ヒ……ト……ア」


 妾の子と、卑しい生まれの子だと。
 殺せ、殺せと誰もが私を罵倒した。
 おまえは、生きていちゃいけない人間なんだ、と。
 私は絶望し、泣いているばかりだった。
 いつも、そうして私は終わるのだ。ずっとずっと、きっとこれからも。


???「………ト…リア………きろ」


 だけど、いつからかその夢の終わりは、変わっていた。

 私を、助けてくれる人が出てきたのだ。


 ヒストリア、と。
 攫いに来たぞ、と。

 雄々しい声で、力強い声で、その人は私の名前を呼んで、手を差し伸べてくれる。
 いつだって、私の手を取ってくれるその人は、傷だらけで。
 それがとても悲しくて、辛くて、嬉しくて―――――私は思わず、泣き出してしまった。


ヒストリア「…………」ツー 


???「起きろ――――ヒストリア」


ヒストリア「…………え?」パチッ


???「言っていた通り――――来たぜ? 御姫様」

ヒストリア「ッ、あ………!!」ゴシゴシ

???「ん? なんだ、ベソ掻いてたのか? この泣き虫め」

ヒストリア「ッ/// そ、それより、どうやってここに!? 門番とか、護衛兵がいたはずじゃあ?」

???「門番? 護衛? ああ、あの無能共のことか? 今頃いい気分で夢でも見てるんじゃあないか?」ハッ


ヒストリア「……………私を、攫いに、来たの? ねえ、そう、なんでしょう?」ニコ


???「………………」


ヒストリア「…………? どうして、黙っているの?」

???「あー、なんだ。攫いに来るとか、自分の名前を名乗って生きろ、と言ったが…………考えてみりゃ、おまえを攫っちまったら、元の名前は名乗れないんだよな」ポリポリ

ヒストリア「あ…………そ、それは」

???「それに、その。ここでおまえを攫わなくても、おまえがまっとうに生きられるように、私やリヴァイ兵長、ピクシス司令とかが動いてる」ガシガシ

ヒストリア「……………」

???「その、な。私と一緒に来るんなら、お尋ね者として、苦労が――――」



ヒストリア「何を、いい人ぶってるの?」ジロッ


???「!?」ギョッ


ヒストリア「違うでしょ!? 貴方は自分のために生きるんじゃなかったの!? 性根が腐りきってるくせに、今更なんで私を気遣うんだよ、このバカ!!!」

???「ひ、ヒストリア…………!!」

ヒストリア「自分の名前なんて、もうどうでもいい! 貴方が、教えてくれた! 私は生きていてもいいんだって!! もうヒストリアじゃなくてもいい! クリスタだってかまわない!!」

ヒストリア「貴方はどうしたいの? 攫うんでしょ? 私を、攫いたいんでしょう!? 私の意思なんか関係なく、自分の意思を貫くんでしょ!? だったら――――!!」



ヒストリア「さっさと、私を連れ去りなさいよ!! この馬鹿ユミル!!! 馬鹿王様!! 私は、ずっとあなたを待っていたのにッ!!」ポロポロ



ユミル「………………!」


ユミル「そう、だな。ああ、そうだった。馬鹿だな、私は……………いつだってそうだ。だけど――――」


 スッ………


ユミル「もう、迷わない。この手を取ってくれるか、ヒストリア」ニッ

ヒストリア「ずっと、待ってたんだから……………行こう、ユミル! 貴方は悪い王様なんでしょう………?」ニコッ

ユミル「ああ、悪い王様が攫ってやるぜ。おまえと共に、生きるためにな」ニヤリ


 ガシッ



……
………

 翌朝、レイス家の使用人が、門番や護衛兵が気絶して倒れているのを発見。憲兵団に通報した。

 その後の捜査により、レイス家の令嬢たるヒストリア・レイスも行方不明になっているのが確認された。

 身代金を目的とした営利誘拐の線が疑われたが、その後犯人からの要求はなく、行方知れずだったという――――。


~ヒストリアの場合、完~

>>1です。このスレも950を超えたので、とりあえず次スレを立てます。
 夜からの投下は次スレで投下します

 【安価SS】エレン「ジュマンジ……?」【3スレ目 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1372562255/)


 エレアニ希望者が多すぎて>>1の胃がプレッシャーでマッハ。


【埋めネタ4(前スレから引き続き)】 ※メタ表現があります。苦手な方はご注意ください。自虐ネタssです。


~なぜなにアルミン・そのいち!~


・第一話『q.アルミン⇒アルミン(女)になったとき』


エレン「なぁアルミン」

アルミン(女)「なんだい、エレン」

エレン「おまえが『復ッッ活ッッ!!』した時のことなんだけどさ」

アルミン(女)「うん」

エレン「お前、普通に服着てたよな」

アルミン(女)「そうだね」



エレン「お前が死んでた時さ、チェストブレイカーに胸元食い破られて、服は破けてたはずなんだよ」

アルミン(女)「そうだね」



エレン「…………そういう描写はなかったぞ。服まで直ってるんだが、これはどういうことなんだ?」



アルミン(女)「メタ的な話をしてしまうけど、どうにも>>1が完全に失念していたらしいんだ。ヤツは鳥頭だからね」

エレン「へぇ、俺の肋骨が折れちゃってたり、足の皮がズルムケになってたことについても忘れてたのかな」

アルミン(女)「きっとね。のろまなグズだからしょうがないね。謎解き展開で必死こきすぎて足元がお留守になっちゃったんだよ」ヤレヤレ

× チェストブレイカー
○ チェストバスター


エレン「もしちゃんと覚えてたらどうなってたんだろうな」ヤムチャカヨ

アルミン(女)「エレンの怪我については、まぁ少し展開が変わるってだけでたいした問題じゃなかったね」



アルミン(女)「だけど、僕の服については到底許されることじゃないよ」



エレン「は? なんでだ?」

アルミン(女)「実は>>1のヤツはエレアニが大好きだけど、僕のことも好きらしい」ヘンタイダネ

エレン「ふむふむ」

>>970 感謝ッッ!!


アルミン(女)「そんな>>1が僕の服が破けていることを覚えていたら、全く別の展開になっていた筈なんだ」

エレン「つまり?」


アルミン(女)「女になった僕に対して、エレンがもっと過激なラッキースケベをするエロス展開があった可能性が高いのさ」


エレン「!?」ギョッ


アルミン(女)「例えばだ。再会の喜びのあまり、上半身ハダカであることにお互い気づかないままエレンと僕は抱きしめあって」

エレン「………」ゴクリ

アルミン(女)「自分の体はおろか、心まで女体化してしまったことに気付いた僕が、羞恥に顔を真っ赤にして―――」モヤンモヤン


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

アルミン(女)『エレンのばか! えっち!』ウルウル

エレン『そ、そんな、俺はどうしたら』オロオロ

ミカサ『話は聞かせてもらった。つまりエレンは責任を持ってアニとアルミンとわたミカサを嫁にすれば万事解決モーマンタイ』キリッ

アニ『幸せにしなよ……///』プイッ

エレン『皆まとめて愛☆してる』ドヤァアアアアアアッ


 ~ハーレムエンド~

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


アルミン(女)「………とまぁ、こういう展開もあり得たかもしれないんだ」ドヤッ



エレン「畜生あの糞野郎……絶対に許さねえ……駆逐してやる!!」ギリギリギリ





アニ「もう黙りなよあんたら」ヤレヤレ

ミカサ「不毛」ゲンナリ


~なぜなにアルミン・そのいち! 完~

【埋めネタ5】※メタ表現があります。苦手な方はご注意ください。自虐ネタssです。


~なぜなにアルミン・そのに!~


・第二話『q.どうしてあの子をいじめるの?』


エレン「なぁアルミン」

アルミン(女)「なんだい、エレン」

エレン「ミーナってさ、最初に登場した時はわりかしマトモだったよな」

アルミン(女)「うん」

エレン「フランツが死んでショックを受けてるハンナを気遣っていたりしてたよな」

アルミン(女)「そうだね」


エレン「でも、四回目の発言時には『濡れるッ!』とかキ○ガイじみた酷いネタキャラ化してたよな」

アルミン(女)「そうだね」


エレン「…………ひょっとして>>1はミーナのことが嫌いなのか? これはどういうことなんだ?」


アルミン(女)「メタ的な話をしてしまうけど、どうにも>>1はミーナも好きらしいよ。ヤツの性欲は底なしだからね」

エレン「は? な、なんだよそれ。それでどうしてあんな扱いになるんだよ。優しくしてやればいいのに」

アルミン(女)「それがどうにも、好きであるがゆえにあの扱いであるらしいんだ。ホント変態だね」ヤレヤレ

エレン「はぁ!? ますますワケわかんねーよ!?」


アルミン(女)「好きな女の子がイジメられているのを見ると、たまらなく興奮してしまうらしいんだ。変態だからしょうがないね」ヤレヤレ

エレン「な、なんなんだよそれ!!? どうして好きな子をイジメるんだよ!?」

アルミン(女)「違うよ、エレン」

エレン「えっ………?」


アルミン(女)「『イジメる』のが好きなんじゃあない――――『イジメられる』のを見るのが好きなんだよ>>1は」


エレン「!!!?」


アルミン(女)「自分の手を汚したくないのかな。ホントどうしようもないよ。許されざる存在だよ」


エレン「ど、どういうことなんだよ…………!? っておい、まさか!?」ハッ!?

アルミン(女)「どうしたんだい、エレン?」

エレン「ひょ、ひょっとして『アニ、らいおんはーと』の終盤で、俺がアニを言葉責めしてイジメたのは>>1の――――!!」



アルミン(女)「いや、それは君の性癖でしょ」ナイナイ



エレン「」


ミカサ「どうでもいいことだけれど、ジャンの扱いが中途半端に悪いのは何故? いつのまにかああなっていたけれど」ナゼ?

アニ「そればっかりは血も涙も無いヤツらがいるせいだと思うな」アンカッテコワイネ



~なぜなにアルミン・そのに! 完~

【埋めネタ6】※メタ表現があります。苦手な方はご注意ください。自虐ネタssです。


~なぜなにアルミン・番外編!~


・番外編『たたかえ! ぼくらのライナーニキ!!』


ライナー「なぁアルミン」

アルミン(女)「なんだい、ライナー」

ライナー「このss内だけで、俺が暴力を受けた回数を覚えているか?」

アルミン(女)「うん」

ライナー「軽く十回を越えてるんだ………主に番外編でな」

アルミン(女)「そうだね」


ライナー「ゴキにたかられるわ、ホモレイプされるわ、瀕死状態なのにミカサに蹴り飛ばされるわ………番外編では一度死んだりしてる………」

アルミン(女)「そうだね」


ライナー「…………さっきのミーナの話で言えば、>>1は俺のことが好きなのか?」


アルミン(女)「メタ的な話をしてしまうけど、どうにも>>1はライナーも好きらしいよ。漢的な意味合いでだけどね」

ライナー「つ、つまり俺が暴力に襲われるのは、ある意味一種の愛情表現なんだな? 伏線にも用いられていたもんな」

アルミン(女)「それがどうにも、それだけというわけでもないらしいんだ」ヤレヤレ

ライナー「な、なんだと!?」ギョッ

アルミン(女)「分からないのかい、ライナー?」





アルミン(女)「君が暴力に襲われることに、特に理由なんていらないんだよ」シレッ





ライナー「」


アルミン(女)「そういうものなんだ、今の風潮は―――――無間地獄だ」


アルミン(女)「誰も彼もが君に理由のない暴力で襲わせる」


アルミン(女)「誇っていいと思うよ? それはきっと君への愛ゆえにだから」


アルミン(女)「時折、ライサシャやライクリといったカップリングを見かけることもあるけれど、この安価ssを含めて少数派であることは否めない」


アルミン(女)「世の中はいつだって、需要と供給の上に成り立っている」


アルミン(女)「君は暴力に襲われるべき存在なんだよ、ライナー・ブラウン」



ライナー「そ、そんなっ………そんな、馬鹿なことがっ………!!」ワナワナ


エレン「本日もお日柄が良く………」スッ


ライナー「!?」ビクッ


ミカサ「特に理由のない暴力が―――」スッ


ライナー「あっ……(察し)」


アニ「ライナーを襲う―――」


 グシャッ



~なぜなにアルミン・番外編! 完~

ライナーが死んだ!

※この後は適当に埋めておきます。
 >>970 改めて感謝です。ご指摘ありがとうございました。

 >>987 このひとでなし!

【埋めネタもどき】
・無題

エレン「なぁ、アニ」

アニ「なに」

エレン「pixivだと、俺とミカサのカップリングが主流らしい」

アニ「………そう、だね」シュン


エレン「俺とアニのカップリングは、あまり数も多くない」

アニ「……………」

エレン「本編の内容を考えれば、ミカサがヒロインなのは公式見解であり、それも当たり前なんだってさ」

アニ「………ッ」プルプル


エレン「他にも――――」

アニ「もう、やめてよ……………」ウルウル

エレン「…………」

アニ「あ、あんた、は………な、何が、言いたいわけ………?」ポロポロ


エレン「…………」

アニ「ハッキリ言えばいいじゃない………そ、そんな、回りくどい、言い方、し、しなくたって………」ポロポロ

エレン「…………アニ」

アニ「ッ…………!!」ビクッ





エレン「増えると良いよな――――エレアニ」

アニ「ッ!? こ、この、ばか………」パスッ


~完~



―――――人の上に咲く花などはこの世になし!


エレン「その言葉、宣戦布告と判断する!!」




―――――我らを花に例えるならば、



エレン「当方に進撃の用意あり!!」



―――――人も通わぬ山奥に、


―――――咲いた紅葉の心意気!!





エレン「駆 逐 完 了 !!」





~駆逐のススメ coming soon~

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