提督「短編ですか……?」 電「はいなのです!」 (12)

艦これのssです。
初ssです。
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1 提督「……着任。」  電「なのです!」


新米提督「……ここですか。今日から僕が配属される横須賀鎮守府は……。なんだか緊張する……。」

※以下提督でいきます

提督「……執務室に来たのに、誰もいない。というか鎮守府内に誰一人としていなかった……。」

提督「あっ。そういえば手紙に『最初に執務室内のPCから手続きを行え』って書いていったような。……あれかな?」

提督「どうやらこれみたい。何々?名前を入力しないとだめなのか。えっと提督っと。」

提督「次に……ん?なにこれ、初期艦の選択?あぁ、これが噂の艦娘と言われている少女たちか。」

提督「どの子も可愛いなぁ。でもやっぱりこの、でん?って娘が一番だな。この子にしよう。」

コンコン

提督「?誰だろう。 どーぞー。」

ガチャ

電「電です……。どうかよろしくお願いします……。」

提督「あっ、はい。こんにちは……。」

2 電「電なのです!」



電「突然すみません……。あらためまして、電です……。よろしくお願いします……。」

提督「あ、いなずまって読むんだ。こちらこそ、よろしく。電ちゃん。」

電「はわわ/////。 司令官さん……、呼び捨てでいいのです/////。」

提督「えっ。あぁゴメンよ。つい癖で。」

電「えっと……。まずは電が司令官さんのお仕事などを簡単に説明するのです!」


――説明中なのです!――

提督「ありがとう。大体把握できたよ。」

電「どういたしましてなのです。」

電(司令官さんの笑顔、素敵なのです/////。)

電「では、まずは艦娘の建造をするのです。」

提督「えっと、艦娘を作りだすことだっけ?」

電「そうなのです!じゃあさっそく工廠に行くのです!」

提督「まだここの中をあまり知らないんだ。連れて行ってくれるかい?」

電「わかったのです!」

3 電「建造なのです!」


電「ついたのです!」

提督「へーここが工廠か……。思ってたよりも小さいなぁ。」

電「そうなのです。ちなみに2人まで同時に作ることができるのです!」

提督「へー。じゃあさっそく作ろうか。」

電「その前にまず先ほど渡したタブレットを見てほしいのです。」

提督「これのことかい?」

電「それなのです。その画面の右上の方にある数字を見てもらいたいのです。」

提督「これってさっき説明した資材のことか?」

電「そうなのです。資材の管理はしっかりしてもらいたいのです!じゃないと……」

提督(うっ!!!? 急に寒気が……。ていうか電の目が黒一色になってない?)

提督「い、電?どうした……?」

電「何でもないのDeath!!!」

提督(今語尾がなんだか変な気がしたんだが……。気のせいか。)

4 電「建造なのです!」 提督「その2」


電「とにかくまずは妖精さんに挨拶するのです。」

提督「妖精さん?」

電「はいなのです。艦娘の建造から入渠まですべてこなしてくれるすごい人たちなのです。みんなはそのすごさと身長の低さから妖精さんと呼んでいるのです。」

提督「そいつはすごいな。」

電「なのです。ていうわけで行くのです。」

ガチャ

電「こんにちはなのです!」

妖精A「お、やっと来たか。」

妖精B「おそい!」

妖精C「なにしてるんだよ!」

妖精D「ま、まあまあ皆落ち着いてよ。」

提督「なんだ、この小さな生物は……。」

電「だから妖精さんだと言っているのです!」

5 電「建造なのです!」 提督「その3」

電「今、この提督には各100しか資源がないのです。」

提督「それって危険なの?」

電「現時点ではあんまり問題ではないのです。ただこれからどんどん戦艦や正規空母とかが増えてくるとまずいのです。100なんて数字はただのグロ画像になるのです!」

提督「ま、まぁ今の時点ではあまり危険ではないなら気にしないよ。」

電「では建造を実際にしてみるのです!でも資材が少ないから最低資源値でするのです。」

提督「最低資源値?なにそれ?」

電「各資材30が最低資源値なのです。それよりも少ない値で妖精さんを働かせると妖精さん達が『ここはブラックだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』と言ってみんな鎮守府から出て行ってしまうのです。そうなると鎮守府は機能しないのです!だから絶対に最低資源値は守ってほしいのです!」

提督「なるほど……。じゃあ早速やってみようか。」

電「はいなのです!妖精さーん!」

妖精A「なに?建造?」

電「はいなのです。オール30でお願いしたいのです。」

妖精A「わかったよ。高速建造材は使うか?」

電「使うのです。」

提督「ちょっと待って。その高速建造材って何?」

電「えっとですね、建造には時間がかかるのです。だから妖精さん達の気合を上げてその時間を限りなく0にするための道具なのです。」

提督「へー。」

電「ではお願いするのです。」

妖精A「任せとけ。じゃ、部屋から出てくれるか?危ないから。」

電「はいなのです。」

提督「えっ?」

6 電「建造なのです!」 提督「その4」

妖精「うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

提督「妖精さんキャラ変わりすぎじゃないか?」

電「いつもこんな感じなのです。」

提督「あ、そうなの……。」

妖精A「できたぞ。」

響「響だよ。その活躍ぶりから不死鳥の通りながあるよ。」

電「響ちゃん!」

響「電、先に来ていたのか。」

電「やったーなのです!」

提督「悪い、どういう関係なのか全くわからないんだが……。」

電「響ちゃんは電のお姉ちゃんなのです。」

響「そういうわけだ司令官。これからよろしく頼むよ。」

提督「あぁ、よろしく頼む。」

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