恭介「君にこの曲を捧げます」 ほむら「そう言われても」 (39)

どうもこんにちは、四月中に立てたかったのに結局五月になりました。
そうこうしてる間に色々忙しくなって、だから今立てます。

もう勢いで行かなきゃ駄目ですよね。

注意事項

タイトルから分かる恭ほむ

バッドの類は多分ない

設定展開割とご都合主義(要脳内補完)

シリアス?なにそれ美味しいの?

他諸々

以上の事がバッチこーいな方以外はオススメしません。

では始めたいと思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400080785



恭介「僕の腕が治らないって、どういう事ですか?」

医者「君の腕は現代の医学ではどうしようもないんだ、それこそ奇跡か魔法でもない限りね」

恭介「そんな……何か、何か方法はないんですか?僕の腕を治す方法は、何でもいいんです!」

医者「……現代の医学では無理だが、未来の医学ならあるいは」

恭介「未来の医学?」

医者「東京のある大学病院に勤めている医師が、新しい治療法を提唱しているんだ」

恭介「その治療法なら僕の腕も?」

医者「保証は出来ない、なにせまだ実験段階の治療法だ、成功率も低いし成功してもどこまで回復するか」

恭介「……それでも、ゼロじゃないなら」

医者「……」

恭介「もう一度ヴァイオリンが弾けるようになるなら!」

医者「上条君……」

恭介「先生!お願いします!僕はもっとヴァイオリンを弾きたいんです!」

医者「……わかった」



医者「なら私がその医師と連絡をとってみよう」

恭介「本当ですか!ありがとうございます!」

医者「ただし君はまだ中学生だ、当然ご両親の了解をとる必要があるよ」

恭介「あっそうですね」

医者「それともう一つ」

恭介「なんですか?」

医者「治療は東京でおこなう事になるだろう、友達にも伝えておきなさい」

恭介「はい!」」



恭介「東京かぁ……絶対に治してみせるぞ!」

コンコン

恭介「はいどうぞ」

さやか「ヤッホー恭介、調子はどう?」ガラガラ

恭介「いらっしゃいさやか、丁度よかったちょっと話があるんだ」

さやか「話?改まって何?」

恭介「実はーー

 ーーーーー

ーーという事なんだ」

さやか「そっか……よかったね!腕治せるって分かって」

恭介「うん……まだ上手くいくか分からないけどね」

さやか「だーいじょうぶだって、絶対成功するよ!」

恭介「さやか……ありがとう」

さやか「っとそういえば、どの位東京にいるの?」

恭介「まだ分からないけど、多分1ヶ月かそこららしいよ」

さやか「そんなもんでいいの?」

恭介「もっともその後もリハビリが必要らしいけどね」

さやか「そりゃそうだよね」

恭介「でも絶対に……絶対にヴァイオリンを弾けるようになるよ」

さやか「恭介……頑張ってね!私も手伝うから!」

恭介「ありがとうさやか」

さやか「うん!」



 1ヶ月後

恭介「どうですか先生?」

医師「……ふむ、上条君おめでとう」

恭介「じゃあ!」

医師「ここまで来ればもう大丈夫だろう、後は見滝原に戻ってリハビリを続けてくれ」

恭介「はい!ありがとうございました!」

医師「いや、礼を言いたいのは私の方だよ、君のお陰でまた一歩医学界が進んだからね」

恭介「そんな……この腕で前の様に……いや、前以上の演奏を出来るようになってみせます!」

医師「そうかい、その時は是非とも聴かせて貰いたいね」

恭介「はい!かならず!」


こうして僕の左腕はまた動くようになった。
そして見滝原に帰ってきた。



恭介「今日から学校か、ずいぶん久しぶりだなぁ」

さやか「おーい恭介ー」タタタッ

恭介「あっおはようさやか」

さやか「おはよう!久しぶりだね恭介の制服姿」

恭介「そうだね、久しぶりだから学校がとっても楽しみだよ」

さやか「皆も恭介が戻ってくるの待ってたよ」

恭介「本当かい?あーでも……勉強がなぁ」

さやか「うっ……それは……うん」

恭介「別にさやかに教えてもらうつもりはないさ」

さやか「ちょっと何よそれ!?」

恭介「じゃあ教えてくれるのかな?」

さやか「……おっと、あまりゆっくりしてたら遅刻しちゃうね」

恭介「まだ余裕だけどね」クスッ

さやか「ほら!サッサと行こうよ!」

恭介「うん」



恭介「そう言えば、僕が入院してる間に転校生が来たんだっけ」

さやか「ああほむらの事ね」

恭介「どんな人なんだい?」

さやか「うーん……なんと言うか、最初はちょっと暗いと言うか、冷たいと言うか」

恭介「気難しい人なのかな?」

さやか「でもまあ……話してみると、割といい奴なんだけどね」

恭介「そっか、後あれ……スーパーセルはどうだった?」

さやか「あー……うん、凄かったよ」

恭介「?」

さやか「ほらっあれっ、まあもう終わったし、ね?」

恭介「う……うん」

さやか「お?そう言ってたらまどかとほむらじゃん、おーい!」

そう言ったさやかの視線の先、そこにはこちらを振り向いた鹿目さんと。

ほむら「……」

女神がそこにいた。

とりあえず今はここまで。
眠いんで寝ます、それではまた。

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