アルミン「僕とずっと一緒にいるんだよ?」(291)

※アニメ派の方にはネタバレがあります。




アルミン「じゃないと君の正体バラすからね?」

アニ「……。」

アルミン「僕を殺す?」

アニ「…。」

アルミン「出来ないよね?」

アニ「あんた…いったいいつから…」

アルミン「マルコのだよね?検査の時出してた装置。」

アニ「…あれは…」

アルミン「ねぇ、巨人二体殺したのもアニなの?」

アニ「そう思ってたんなら…」

アルミン「とにかく、バラして欲しくないなら僕のいう事聞いてね?」

アニ「……。」

アニ(まったく話を聞かないじゃないか。)

アルミン「ねぇ、アニはどんな目的があって入団したの?」

アニ「……。」

アルミン「まだ立場が分からない?」

アニ(どこまで…知ってるんだろう…。)

アルミン「訓令兵を卒業してからさ、行動がある程度自由になったもんね。」

アルミン「ねぇ、次は何をする気?」

アニ「あんたは…何を考えてるの?」

アルミン「僕の質問に答えろよ。」

アルミン「裏切り者。」

アニ「……っ。」

アルミン「なんだ…、情けないな。僕なんかに怯んで…。」

アニ「全てを知られたならあんたを黙らせるだけだよ。」

アルミン「へぇ?」

アニ「あんたがどこまで知って」

アルミン「黙れよ。」


ズバッ


アニ「……っ!?」

アルミン「ほら再生した。」

アニ「……あ」

アルミン「訓練中から気付いてたんだよね。」

アルミン「アニってさ怪我したりすると周りが気付いてないと思って再生させてたでしょ?」

アニ(こいつ…見てたのか…?)

アルミン「巨人だろ。」

アニ「……。」

アルミン「アニってさ巨人だろ?」

アルミン「さすがにエレンの例があるからあまり驚かないけどさ。」

アルミン「君は自分が巨人なのを知ってて黙ってた。」

アルミン「目的は何?」

アニ(どうしよう…こうなったら作戦もなにも…)

アルミン「…まぁ、答えたくないならいいけど。」

アニ「!?…どういうつもり…?」

アルミン「だから、僕とずっと一緒にいてよ。」

アニ「アルミン…意味が分からない…。」

アルミン「僕だって君が巨人だっていう意味が分からないよ。」

アニ「私をかくまうつもり?」

アルミン「…見張るって言ったほうがいいかな?」

アニ「……そう。」

アニ(とりあえず意味は従ったほうが…。ライナーとベルトルトのためにも…。)

アルミン(やっぱり僕を殺さない…か。)

訂正
アニ(とりあえず今は従ったほうが…。ライナーとベルトルトのためにも…。)

アニ(アルミン…何か企んでる…?周りの奴らも実は既に…)

アニ(でも、だとしたらアルミンが気付いてたと言う訓練中から泳がされすぎだ…。)

アニ(何を考えてるの…?)

アルミン「アニにはまだ聞きたい事がたくさんあるからね。」

アニ(何とかしてライナーとベルトルトの所に行かないと…。)

アニ「黙ってて…くれるんだよね?」

アルミン「ははは。」

アニ「」イラッ

アルミン「怖っ。僕の事食べないでね?」

アニ「………。」

アルミン「エレンもアニも巨人って事はさ、他にもいるのかな?」

アニ「……。」

アルミン「いるんだね。」

アニ「!」

アニ(今までにないくらいの無表情だったのに…!?)

アルミン「アニの仲間だったりしたら僕…危ないよね?」

アニ(何か…誤魔化さないと…っ)

アルミン「今日は僕と一緒に寝ようよ。」

アニ「は?」

アルミン「もう訓練兵じゃないんだし叱られたりしないよ?まぁ、できるだけ周りにはバレないようにしてもらうけど。」

アニ「あんたは調査兵団じゃないの?私は憲兵団なんだけど…」

アルミン「アニが戻らなくても誰も心配しないよ。」

アニ「……っ。」

アルミン「いつもサボったりしてたのが仇になったね。」

アルミン「とりあえず腕上げてくれる?」

アニ「……。」

アルミン「蹴ったりしないでね。」

アニ(今まで周りとの接触を避けて正体を隠してたのに…こいつ一人に追い詰められるなんて。)

アルミン「ふーん。」

アニ「あっ」

アルミン「この指輪は没収ね。」

アニ「アルミン…。」

アルミン「危ないなー。刃物が出てくるよこの指輪。」カチッ

アニ「…っ!」

アニ(もう無理だよ。作戦とか。失敗だ…。私は戦士になれな)

アルミン「じゃ、行こう!」

アニ「」イラッ

アルミン「アニ…。」

アニ「……。」

アルミン「いくら再生するからって…体を傷付けちゃ駄目だよ?」ギュッ

アニ「!!!」

アニ「は…///」

アニ「手…離して…っ」

アルミン「約束して?」ギュッ!

アニ「!!分かったからっ」

アルミン「あはは。」 パッ

アニ(何なの…。)

アルミン「憲兵団もさ、ベッドにカーテン付いてる?」

アニ「……。」

アルミン「訓令兵の頃はみんな並んで寝てたから、カーテン付いててベッドも別だと嬉しいよね!」

アニ「……。」

アルミン「調査兵団なんかは人数も少ないから、結構自分だけの時間もあるし最高だよ!」

アニ(何で楽しそうなの?…私は敵だっていうのに。)

アルミン「アニは憲兵団の人たちとは仲良くできてる?」

アルミン「あっ!できないか!」

アニ「……。」

アルミン「アニ、僕には素を出してもいいんじゃない?」

アニ「私は…元々こうだよ。」

アルミン「へぇ?」

アニ(何ニコニコしてるんだろ…。まったく心情が分からない…。)

アルミン「まぁ…、そのうち慣れてきたらいいんじゃないかな。」

アニ(私を油断させるつもりか…。まだ泳がせるつもりなのか…。)

アルミン「アニ、フード被ってくれる?」

アニ「…何で?」

アルミン「誰かとすれ違ったら説明するのが面倒だしさ。」

アニ「……。」スッ

アルミン「あはは!可愛い可愛い!」

アニ(何やってるんだろう私…。この状況を受け入れられない。私一人で決断も出来ないし…。)

アルミン「よし。」

アニ「……。」

アニ(私はどうしたら…。)

アルミン「アニ!」オイデオイデ!

アニ(罠ではなさそう…。)

アルミン「カーテン閉めてっと。」

アニ(あれ?本当に私何やってるんだっけ?)

アルミン「何か悪い事してるみたいでワクワクするね!」

アルミン「あっ!アニは…。」チラッニヤニヤ

アニ「」

アルミン「はは…まぁ、くつろいでよ。」

アニ(何でよりによってアルミンなんだろう。座学一位は何考えてるのか分からないね。)

アルミン「僕女の子とベッドに入るとかミカサ以来だなぁ。」

アルミン「まぁエレンも一緒だったけどね。」

アルミン「あー、アニは…女の子?」

アニ「……。」ズキ

アルミン「エレンも普段は普通の体だからアニも女の子だね!」ニコッ

アニ(自分で…女の子だから傷付けるなとか言っといて…。)

アルミン「じゃあさっそくだけど…アニ、人は殺した?」

アニ「……。」

アルミン「ん?食べたかって聞いた方がいいかな?」

アニ(私…私は…。)

アニ「私は…食べたりなんか…。」

アルミン「じゃあ殺した?」

アニ「…っ!」

アニ「巨人を呼んで…間接的に…」

バシンッ

アルミン「最低だね。」

アニ(何正直に話してるんだろう。私…。)

アニ(許されたかった…?)

アニ(直接は殺してないって言い訳したかった?)

アニ(作戦が決行されるまで後数日…。その日が来たら殺すつもりだった。)

アニ(邪魔する奴らみんな。)

アニ(ライナー、ベルトルト…ごめん。私だけ逃げていたのかもね。)

アルミン「舌噛むなよ。」

アニ「!!」

アルミン「逃げるな。」

アニ「あ…。」

アルミン「アニ…。」

アニ「ごめんなさ…」

アルミン「君は酷い事をしたんだよ?」

バシッ

アルミン「痛いなんて言えないよね?」

アルミン「君がした事のせいでもっと痛がって、苦しんで死んだ人がいるんだ。」

アニ「……っ」

アルミン「本当…最低だよ。」

アニ(私は…故郷に…でもみんな頑張って…お父さ…)

アニ(マルコ…助けられなかった…)

アニ「もう…分からな…」

アルミン「アニ、無責任だね?」

アルミン「生きてるから泣けるんだよ?」

アニ(そうだ…正体がバレた以上、私が生きてたらライナーたちにも迷惑が…。)

アニ(私は故郷にも帰れない…)

アルミン「アニって泣き虫だったんだね。」

アルミン「エレンがさ、言ってたよ?アニは嘘をつくのが下手だって。」

アニ「…っ!」

アニ(まさかエレンも…)

アルミン「アニが巨人だって知らずにさ。笑っちゃうよね?」

サドミン・・・俺もよろしく ハアハア

アニ「……っ。」ポロポロ

アルミン「あれ?エレンの事好きだった?」

アルミン「こんなに泣いちゃって。」ゴシ

アニ「私だって普通の」

アルミン「巨人が恋なんて…。あははっ!」

アニ「……。」グスッ

アルミン「エレンならともかくさぁ。アニは巨人側なんだろ?」

アニ「違っ」

アルミン「ほんと…よく三年間も僕たちと同じ食事できたね。」

アニ「……。」

アルミン「本当に気持ち悪いよ。」

アルミン「アニ。」

アニ「っっ!!」

アルミン「おい舌噛むなって言っただろ。」バシッ

アニ(こんなひ弱な奴の張り手なんて…痛くないはずなのに…。)

アニ(……痛い…。)

アルミン「何か無いかな…あ!」カチャカチャ

アニ「ん…!」

アルミン「ベルトで結んでおくね。丈夫だし。」

アニ「む…っんんっ!」

アルミン(手足自由なのに僕をふりほどけないって…)

アルミン「よほど気が動転してるんだね?」

アニ(涙が滲み過ぎて前がよく見えない!自分の鼻息のせいで周りの音まで…!死ぬの!?)

アルミン(足と腕も拘束しよう。力じゃ勝てない。)

アニ(捕まったんだ!!!私捕まった……。)

アルミン「?急に大人しくなったね。」

アルミン「アニ、目は見えてるはずだけど…。」

アニ「ふぁふひ…」

アルミン「え?」クスッ

アニ(あ…アルミンだ…。私どこかに連れていかれるのかな…。)

アニ(情けない醜態晒して…きっと実験されて…拷問されて…殺される…。)

アニ(アルミン…こんな奴が居たなんて…。)

アルミン「あーあ…綺麗な髪なのに…こんなに乱して。」ナデナデ

アニ「……。」ポロポロ

アニ(私だって普通の女の子みたいにお洒落したかった…。)

アニ(みんなと同じだったら…って思った事もあった。)

アニ(アルミンは私の話を全然聞いてくれない…。)

アニ(分かってるよ…。そんなふざけた事言う資格は無いって…。)

アルミン「アニ…大人しくしてくれるよね?」

アニ「……。」

アニ(私は…もうどうにも出来ない。バレてるんだ。隙を見て自殺するくらいしか逃げ場は…。)

アルミン「ねぇアニ?君はまだ直接は人を殺してない…んだよね?」

アルミン「でも僕が逃がしたら、君はその手で人を殺す。」

アルミン「それはどうしてもしなきゃいけないのかな。」

アニ「……。」

アルミン「君が僕の側にいてくれるなら、どんな事情があるかは分からないけど…君を助けるよ。」

アルミン「もちろん許しはしない。」

アルミン「これは好意じゃなくて、次の被害を止めるために言ってるんだ。」

アルミン「君の気持ちはどうなの?」

アニ「……。」

アルミン「あぁ、それじゃ話せないよね。」

アニ「っはぁっ…!」

アルミン「アニはどうしたい」

アニ「」ガッ

アルミン「…痛いなぁ。」

アニ(指を入れられた…っ!)

アルミン「死ぬ気だった?本気で噛んだね。」

アルミン「そんなに目的や仲間が大事?」クチッ

アニ「んふぁ…っ!」

アニ(アルミンの血が…苦し…)

アルミン「僕がせっかく助けるって言ったのに。」

アルミン「分からないんだね?」

アニ(死ねなかった…もう…)

アルミン「アニ…」チュ

アルミン「>>30…本当に気持ち悪いよ。」

アルミン「てへっ☆」

アニ「!!」

アニ(何してるの…!?)

アルミン「……。」

アルミン(僕の舌が入ってちゃ舌も噛めないだろうね。)

アニ「!!!?」ジワァッ

アニ(アルミンの舌ごと噛み切る…!?)

アニ(何で…こんな事に…)

アルミン「ぷは…っ落ち着いた?」

アルミン「次噛み切ろうとしたらまたするから。」ニコ

アルミン「そしたら僕、死んじゃうね。」

アニ「しないから…やめて。」

アルミン(アニって頭悪いなぁ。そう何度も防げないよ。)

アルミン「まぁ、もうしないならいいけどさ。」

id変わります。>>1です。

アルミン「君は…僕を拒絶してるの?」

アニ「あんただって」

アルミン「まぁ簡単には逃がさないけど。」

アニ「ちょっとは」

アルミン「あのさ、僕アニの力になろうとしたんだよ?」

アニ「だからあ」

アルミン「なのに死のうとしたりさ。それともここで巨人になる?」

アニ「ねぇ」

アルミン「僕は巻き込まれてバラバラになるね。怖いなぁ。」

アニ(何でそんなに私の話を聞こうとしないの…!?)

アルミン「ねぇアニ、バラされたくないよね?」

アニ「信用できないよ。あんたになんの得があるの。」

アルミン「アニと一緒にいれる。」

アニ「は?」

アルミン「あはは。巨人の事知れるしね?」

アニ「本当に…知ってるのはあんただけ?」

アルミン「ああ。」

アニ(でもこんな状況じゃ何も…。)

アルミン「君は人類の側に付く気はないの?」

アニ「……。」

アニ(自分が助かる為にライナーやベルトルトを裏切る…?)

アニ(でも…従ったフリをして…作戦の日に暴れれば…。)

アニ(アルミンを殺せば問題無い…。)

アニ(でも…アルミンを殺せる?今だって隙はあったのに殺せなかった。)

アニ(今…殺せばいい。)

アニ(簡単だ。一緒に過ごすうちに少し情が湧いたくらいで…。)

アニ「アルミン…もう一回…」

アルミン「え?」

アニ「その…キ…ス?」

アニ(こんな状況なのに…っ!恥じらいを捨てないといけない…。)

アニ「キス…して?」

アルミン(ふーん。僕を殺す気なんだ。)

アルミン(君はもう救えないんだね。)

アルミン「分かった。」

アニ(舌を入れられた瞬間に…体をよじって上に乗れば…)

アルミン「アニは…こんなに可愛いのに…可哀想だね…。」

アニ「っ!?」

アニ(アルミンは…何を言ってるの…!?)チュッ

アルミン「ん…」

アニ(噛まないと…!噛ま…)

アニ(………。)

アルミン(ほら。出来ないだろ?)

アニ「……。」ポロポロ

アニ(こんな風に…好きな人と…)

アルミン(アニは本当に嘘をつくのが下手なのかもね。)

アニ(したかった……。)

アルミン(アニ自身、身を切るような思いで過ごしてたんだろうね。)

アルミン(そんな覚悟ならやめちゃえばいいのに。)

アルミン(僕の話を受け入れられないなら…)

アルミン(このまま拘束して上に引き渡すか…。)

アルミン(ハンジさん活躍してくれるだろうなぁ。)

アニ「アルミン…。」

アルミン「何?」

アニ「アルミンは…私が憎い…よね。」

アルミン「あはは。当たり前だろ?」

アニ「何で…」

アニ「泣いてるの…?」



アルミン「は?」

バシンッ

アニ「……っ!」

アルミン「黙れよ。」



ガタ



アルミン「!」

アニ「…….。」

アルミン「アニ、涙拭いて。自然に振舞ってね。」カチャカチャ

アニ「うん…。」

アルミン(手足自由にしても…逃げないんだね。アニ。)

アルミン「アニはいい子だね。」

アニ「今は…何も判断出来そうもないだけだよ。」

コニー「おーいアルミン!もう寝てるか?」シャッ

アルミン「やあ、コニーおかえり。」

アニ「……。」

コニー「…?アニ?お前憲兵団に入ったんじゃ?」

アルミン「アニは僕と寝るんだ。」

アニ「…うん。」

コニー「何言ってるのか分からねーが…。俺は馬鹿、アルミンは頭が良い。」

アルミン「うん。」クスクス

コニー「あれ…?アニって女だよな?」

アルミン「そうだね?」クス

アニ「アルミンと…付き合ってるから。悪いけど…邪魔しないで。」

コニー「ああ!!なるほどな!俺の事は石ころだと思ってゆっくりしてくれ!」

アルミン「はは、ありがとうコニー。」

アルミン「コニーが同室で良かったなぁ。」

アニ「……。」

アルミン「アニ大丈夫?」

アニ(ライナーとベルトルトも調査兵団だったね…。)

アルミン「来ないよ?」

アニ「……。」ビク

アルミン(やっぱり…。)

アニ「……。」

アニ(下手な事話さない方がいいね…。)

アルミン「調査兵団にいるなら…絞れるなぁ。」

アルミン「アニの仲間。」

アニ(私の…せいで…)

アルミン「ねぇ…悲しそうな顔しないでよ…。」

アルミン「言っただろ?調査兵団はね、人数が少ないから…この部屋は僕とコニーだけ。」

アルミン「誰だろ…怖いなー。」

アルミン「同期だったら神経を疑うよ。」

アルミン「ねぇ?アニ。」

アニ「アルミン…私をどうするの?」

アニ「もうこんなのはいいから…さっさと捕まえるなり殺すなりしなよ。」

アルミン「意地でも味方にはならないんだ?」

アルミン「抗うのも諦めるんだね。」

アニ(アルミン…私たちの事はみんな知ってて、まとめて捕獲する気なんでしょう…?)

アニ(負けたんだ。私たちは。)

アニ(なら…意味のない殺戮は…しなくていいよね。)

アルミン「アニって、一人でいたくせに、一人じゃ何もできないんだね。」

アルミン「僕に何されても抵抗しないのかな?」

アニ「正直…どうしたらいいか…、どうしたいのかも分からないよ。」

アニ(一人じゃ…何も出来ないか…。)

アニ(私、なんの為にここに来たんだっけ。)

アニ(……ごめんなさい。)

アニ(あ…謝るくらいなら弔ってやれ…か。)

アニ(私の覚悟はその程度だったんだね。)

アニ(最初から、戦士なんかじゃなかった。)

アルミン「僕の知ってるアニじゃないな…これが素なのかな?」

アルミン「自分じゃどうしたらいいか分からないけど、とりあえず人は殺せちゃうんだ?」

アニ「アルミン…お願いだから…」

アルミン「何だよ人殺し。」

アニ「やめて…」

アルミン「アニが呼んだ巨人のせいで死んだ人もそんな事言ってなかった?見てた?」

アニ「あ…」

アルミン「ねぇどんな気持ちなの?どんな気持ち?」

アニ「やめ」

アルミン「後悔してるなんて卑怯な事言わないでね?」

アニ「そん」

アルミン「僕と一緒にいてくれたら大丈夫だって。」

アニ「私は」

アルミン「僕と一緒にいたらいいんだよ。アニは。」

アニ「あの」

アルミン「まだ他の人に渡すのは惜しいからね。」

アニ(………。)

コニー「おーい、二人ともまだ起きてるか?」

コニー「俺は寝るからな!カーテン開けるなよ!」

アルミン「おやすみ、コニー。」

コニー「おう!」

アニ(アルミンは…結局何がしたいんだ?)

アニ(自分一人で手柄を得たいのか…私を利用して何か起こそうとしてるのか。)

アルミン「……。」ギュ

アニ「……?」

アルミン「手…繋いでてもいいよね?」

アニ「……。」コクン

アルミン「……たかったなぁ。」ボソ

アニ「…?」

アルミン「何でもないよ。」

アニ(目的は…どうしよう。考えるのも疲れた。)

アニ(私だってまだ大人じゃないんだ…。)

アニ(また卑怯だとか逃げてるって言われちゃうね。そんな事気にしてるんだから…、私は心を捨て切れてないんだ。)

アルミン「アニが全然話してくれないからつまらないや。」

アニ「あんたさっきから」

アルミン「せっかく二人きりなのに。」

アルミン「エレンも一緒だったらなぁ。」

アニ「!!」

アルミン「リヴァイ兵長たちと仲良くしてるのかな。」

アニ「…。」

アルミン「エレンはアニと同じじゃないよね。」

アルミン「エレンは僕たちを守ってくれたんだしね…。」

アルミン「エレン大丈夫かなぁ。」

アニ「……。」

アニ(幼馴染で親友か…。)

アニ(ライナーとベルトルトにとって、私はどんな風に思われてるんだろう。)

アニ(エレン、アルミン、ミカサ…。)

アニ(いつも三人一緒で…。)

アニ(私は…。)

アニ「本当…ひとりぼっちだ…。」

アルミン「……。」

アルミン「僕がいるのに。」

アニ「……。」

アニ(あんなに叩かれたり、キスされたりしたけど…)

アニ(全部捨てて縋ってしまいそうになる…。)

アルミン「アニ、また間違いを犯す前に僕を頼ってよ。」

アニ(私がしようとしてる事は間違い…なのかな。)

アルミン「じゃないと…。」

アニ(エレンの事もあるしもっと他の方法が…。)

アルミン「アニは僕にとって悪い人になるよ。」

アニ「…今更……。」

アルミン「アニが…本当に悪い人だったら…」

アルミン「僕はもっと前に行動していた。」

アルミン「君の気持ちが知りたいだけなんだよ。」

アルミン「何に囚われてるんだよ!?何でこっちに来ない!?」

アルミン「頼むからこれ以上アニを嫌いにさせないでよ!!!」

アニ「アルミン…?」

アルミン「アニ…許せないよ…。」

アルミン「でも…アニを…。」

アルミン「僕は……。」

アニ(….…!?)

アニ「アルミン…どうしたの?」

アルミン「何で…アニが巨人なんだよ…。」

アルミン「ねぇ…、エレンみたいに人類の味方としてなら…」

アルミン「良かったのに…くそ…。」

アニ「あ…アルミ…」オロオロ

アルミン「アニが一緒にいるって言ってくれない…。」

アルミン「そんなに仲間が大事?それとも…僕が嫌い?」

アニ「アルミ」

アルミン「そんなの関係ないけどね!!僕はもうアニの正体知ってるんだし!アニは自分一人じゃ何も出来ないんだから!!」

アニ「……。」

アニ(とにかく話は聞いてもらえないみたいだね。)

アルミン(無理やり、僕のものにすればいい。)

アルミン(……僕は…)

アルミン(みんなのために…自分を犠牲に出来てない…のかな?)

アルミン(アニが巨人と気付いて、訓練兵を卒業してから何も行動出来なかった。)

アルミン(周りに相談する事もしないで…。僕一人じゃ何も出来ないのに。)

アニの話を聞かないのは弁解されたら同情しそうで怖いのか?
現状維持したいみたいだし。
とにかく期待。

自分の好きな女の子が人類最大の敵で、しかも幼馴染や自分の親の仇で
普通にしてても自分より強くて、でも今は何でもいうことを聞いてくれるって
どんな感じかな? 恋人と爆弾を同時に手に入れた気分と同じかな

>>68>>69
うわお!だいたい合ってます(;ω;)
もっと話を練りつつ、仕事が終わったら再開します!

再開します!


アルミン(アニの正体を知って…)

アルミン(軽蔑と、憎しみと…色んな感情が湧き出して…)

アニ「……。」

アルミン(でも…僕だけがアニの秘密を知ってる…。)

アルミン(それってさ、すごく)

アルミン(面白いよね?)

アルミン「はは…あはは!」

アニ「……っ!?」

アルミン「アニ…僕が見ててあげるね?」

アルミン「ずーっと。」ニコッ

アニ「あ…あんた…」

アルミン「僕と一緒にいて?」

アニ「…っ」

アルミン「僕が一緒にいるよ。」

アルミン「ねぇ…アニ…こっち向いてよ…。」

アルミン「おい…向けって言ってんだろ?」

アニ「」 ガタガタ

アルミン「何で…?」

アルミン「何で怯えるんだよ…?」

アルミン「違うだろ!?アニ!!何被害者ぶってんだよ!!!」

バシン!

アルミン「お前のせいでっ!!!僕もエレンも家族を失ってるんだぞ!?」

アニ「…っく…ひっ…ごめんなさい…っ!」

アルミン「やめろよ!!何でお前が泣くんだよ!!おい!?ふざけるなよ黙れよ本当に!!!!」

ガンッガンッ*

アニ「アルミン…っ!」

アルミン「くそっ!!くそぉっ!!!!!」

アルミン「このっ!!嘘つき!!」

ガスッドカッ!

アルミン「裏切り者っ!!!」

アニ(あぁ…痛いなぁ。アルミン…。)

アルミン「人殺し!!!返せよ!!僕の家族!!!」

アニ(死ぬのも許されない。殺す事だって出来ない。ねぇ…)

アルミン「僕の…僕たちの気も知らないで!!!!」

アニ(あんたは、私にどうして欲しいって言うの?)

アルミン「このっ!!!」

アニ(あぁ…あんたの…)

アルミン『アニってさ…実は優しいね。』

アニ(優しい表情…がさ…。)

アニ『私はただ…』

アニ『自分が助かりたいだけだよ…。』

アニ(痛い……)

アニ(なぁ。)

アルミン「アニの馬鹿…。」

アルミン「嘘つき…」

アルミン「嘘…つき…。」ギュッ…

アニ(あんたも…嘘つきなんでしょ?)

アニ(私がそうさせてるのかな。)

アニ(アルミンの腕の中…)

アニ(暖かい…。)

アニ(アルミン…、分からないよ。)

アニ(あんたの気持ちが…。)

アルミン「アニ…アニ…違うって言ってよ…。」

アルミン「僕の気のせいだって…見間違いだって…」

アルミン「敵じゃ…ないって」

アルミン「言ってよ…。」

アニ「ごめんね。」

アルミン「やめろ…。」

アニ「ひ弱なあんたが…ここまで命をかけてきたんだ。本当に憎いんだね。」

アルミン「やめてよアニ…」

アニ「私の…せいだよね…。」

アルミン「黙れよ…やめてよ…」

アニ「アルミン…あんたの人生を…こんな風にして…」

アルミン「っっ!!!!??」

バキッドカッバシィッ

アルミン「嫌だ…黙れよ…。お前は何なんだよ…!?」

アニ「…っぅ……」

アルミン「僕に……」

アルミン(はっきり認めさせないでよ…。アニ…。)

アルミン「あはは…。アニの綺麗な顔が…」

アルミン「不細工になっちゃったね?」

アルミン「でもさ…」

アルミン「いいよね?アニは……」

アルミン「再生出来るんだから。」ガッ

アニ「っ!!」

アニ(腫れてる…?痛い…っ!)

アルミン「さっさと再生しろよ。見苦しいからさ。)

アニ「…….…。」

アルミン「うわ…。」

アルミン「あっという間に元通りだね…。」

アルミン「化け物だなぁ…。」

「」とか(…)間違えました。脳内変換よろしくお願いしますm(_ _)mまた夜中に更新します!

アニ(化け物…か。)

アニ「……ふふ。」

アルミン「…笑った?」

アニ「……。」

アルミン「アニの笑顔…初めて見た。」

アルミン「……。」

アルミン「……っ。」

アルミン(何か…言わないと。もっと…アニの心を折るような…。)

アルミン「……。」ジワ

アニ(あんたにそんな顔させてるのは…)

アニ(私なんだよね。)

アニ(償いって訳じゃないけど…今はこいつの好きにさせようかな。)

アニ「……。」

アニ(今逃げたところでアルミンはすぐ周りに呼びかけるだろうし。)

アニ(私と違って信用もある奴だからね。)

アニ(何か…疲れたなぁ。)

アルミン(憎め。憎めよ。敵なんだろ?アニだって認めてる。)

アルミン(僕の提案には乗らないくせに黙って殴られてる。)

アルミン(アニの……巨人のせいで数え切れない人の人生が狂った。)

アルミン(僕の…わがままでこのままふざけてる訳にもいかないんだ。)

アニ「……。」

アルミン(あぁ…)

アルミン(こんなに近くにいるのに。)

アルミン「……はは…悔しいな。」

アルミン「……。」スッ

アニ「!!」ビクッ

アルミン(手を動かしただけで怯えてる…。)

アルミン(ムカつくなぁ。)

アルミン(僕が悪いみたいじゃないか。)

アルミン(僕だってこんな事したかった訳じゃないのに。)

アルミン(アニが)

バチン

アルミン(巨人なのが悪いのにさ。)グイッ

アニ(…黙ってれば、いつか終わる。)

アニ(どんな終わりであってもね。)

アニ(もう、どうでもいいよ。)

アニ(今は、自分の中の人間の心に従おう。)

アルミン「ね…知ってた?」

アニ「……。」

アルミン「僕、アニの事ずっと見てたよ。」

アニ「…そんなに、怪しかったかな。」

アルミン「一目惚れって知ってる?」

アニ「……。」

アニ(もうやめてよ。)

アルミン「僕より小さいのに強くてさ、おまけに美人で。」

アニ(こんなの聞いてたら気が狂いそうになる。)

アルミン「何で一人でいるんだろって…気になって。」

アニ「アルミンやめて」

アルミン「君の隣にいれたらって」

アルミン「思ってた。」

アルミン「だから…少しでも強くなってさ」

アニ「ごめ」

アルミン「黙れ!!聞きたくないんだよ!!!」ガンッ

アニ「あっ…」

アルミン「怖いよ!!!」

アルミン「アニが怖い!!!」

アルミン「なのに…」

アルミン「アニに拒絶されるのも怖い…」

アルミン「聞きたくないんだ。」

アルミン「分かってるよ、僕の気持ちが一方通行で…」

アルミン「絶対…叶う事もないんだって。」

アルミン「巨人に…恋…なんて、笑っちゃうよ…。」

アニ「……。」

アルミン「アニが巨人じゃなくても…君の答えなんか聞きたくなかっただろうね。」

アルミン「だから…」

アルミン「これは、チャンスなんだよ。」

アルミン「君の弱みを握った今なら」

アルミン「君の事を手に入れられる…でしょ?」ニコ

アニ(吐き気が)

アニ(した。)

アニ(だってこいつは、私と出会って巨人と気付いてからも)

アニ(その穏やかな表情の下で日々自分の気持ちと、人類のためを思って葛藤してたんだろ?)

アニ(一人で…ずっと…?)

アニ(アルミンは怒るかもしれないけど)

アニ(私と一緒だね。)

アニ(マルコの装置を見て、私が敵だと気付いて)

アニ(そんなに、怒ってるんだね。)

アルミン「アニって…初めて?」

アニ「……っ。」

アルミン「これで僕の物だ。」

アニ(痛いよ)

アニ(アルミン、ごめんね。)

アルミン「あ…血が出た。」

アニ「……。」

アルミン「でも、再生するよね。」

アルミン「これじゃ浮気されても分からないよ。」

アルミン「キツ…。」

アニ「……。」ポロポロ

アルミン「何してるか、分かる?」

アニ「……っく…」

アルミン「殺そうとしてた人類に犯される気持ちってどう?」

アルミン「あははっ!」

アニ「痛い…」

アニ「……ごめん…。」

アルミン「だろうね?鍛えてばっかでこっちの知識は疎かったみたいだし。」

アルミン「痛い…ってさ、生きてる証だよね…。」

アニ「……。」

アルミン「分かったなら黙ってて。」

アニ(再生するせいで慣れない…痛い…。)

アニ(腹の中がえぐられるみたい…。)

アニ(私はなんの為に格闘術になんて時間をかけていたんだろう。)

アニ(一番必要だったのは)

アニ(躊躇いなく、人を殺せる神経だったんだ。)

アニ(戦士…なんだから。)

アルミン「……。」

アルミン(アニは僕の物。)

アルミン(僕の…)

アルミン「……アニ」

アニ「………っ。」

アルミン(怖い顔だなぁ。)

アルミン(僕は、アニのこんな顔が見たかったんだっけ。)

アルミン(隣で…ただ笑ってくれたら)

アルミン(アニが少しでも何か幸せを感じてくれたら)

アルミン(僕じゃ)

アルミン(最初から無理だっただろう?)

アニ「……ぅっ…」

アルミン(全然…嬉しくないよ。)

アニ「アルミン…」

アルミン「は?」

アニ(声裏返ってる…。)

アニ「泣かないで。」

アルミン「………。」

アニ「もっと…違う出会い方、したかったね。」

アルミン「アニ…黙っててよ…。」

アルミン「僕にとって悪い人なら…もっと反抗しろよ…。」

アルミン「嫌がってよ…。」

アニ「アルミンも、泣き虫だね。」

アニ「今は…私の意思でここにいるから。」

アルミン(何で今更そんな事言うんだよ。)

アルミン(僕はもう後戻り出来ないのに。)

アニ(愛し合う男女の行為…)

アニ(私も…少しは普通の人間に見えるかな。)

アニ「……。」ヨシヨシ

アルミン「……。」

アルミン「何でアニなのかなぁ。」

アニ「ん…?」

アルミン「巨人ってことも、僕が恋した相手も。」

アニ「……。」

アルミン「アニ…」

アニ「……。」

アルミン「僕はどうしたらいいのかな。」

アニ「私にあれだけ言っといて、まだ決意できない?」

アルミン「…….。」

アニ「本当に…許されない事をしたからね。私は。」

アルミン「アニは…敵…」

アニ「私にとって、あんたも…ね。」

アルミン「僕と…一緒にいてくれないの?」

アニ「……それも許されないからね。」

アルミン「僕も…ひどい事したから…。」

アニ「あんたの三年間の苦痛が、あの程度の暴力で済むなら……」

アニ「安いもんだよ…。」

アルミン「…アニ、やっぱり話してくれないの?」

アニ「……。」

アルミン「何で、人類を襲わなきゃいけないの?」

アルミン「またたくさん人が死ぬよ…。」

アニ「あんたと出会ってなければ…そんな事考えずに済んだのにね。」

アルミン「僕は…」

アルミン「アニが好きなんだよ…」

アニ「巨人でも?」

アルミン「敵だと気付くまでは…巨人だろうが関係ないと思ってた。」

アルミン「僕が協力するからみんなに説明して認めてもらおう…?」

アニ「アルミン…」

アニ「無理…なんだよ。」

アニ「あんたが私の幼馴染だったら…私は戦士にならなくても良かったのかな。」

アルミン「戦士…?」

アニ「……。私は…あんたを殺さなきゃいけないのかな。」

アルミン「……。」

アルミン「敵だもんね。」

アニ「ごめん。」

アルミン(…仕方ないよね。)

アルミン「アニ…最後に謝らせて。」

アルミン「ひどい事たくさん言ったね…。」

アルミン「君が…本当は人を殺すのを躊躇ってるんじゃないかって思ったんだ。」

アルミン「でも…、もっと大事なものがあるんだろ?」

アルミン「何を抱えてるのかは分からないけど…一方的に怒鳴ったりしてごめん。」

アルミン「体も…殴ったり蹴ったり…切りつけたり…。」

アルミン「愛し合ってもないのに、身を重ねてごめん。」

アルミン「僕の気持ちを聞いてくれて」

アルミン「ありがとう。」

大丈夫ですか皆さん( ;´д`)
すみませんっ!!!
私もメンタルやられて来たんでちょっと気分変えてから再開します。
これでendもありかな?(´・_・`)
なるべく早く戻ります!


ガバッ!!!





アルミン「うわー…怖い夢だったなぁ。」





シャッ

コニー「アルミン!起きたか!急いで着替えろよ!」

アルミン「ああ!そうだった!今日だったね!」

コニー「なんだかんだ会ってないと寂しいもんだよな。」

アルミン「はは、リヴァイ兵長たちにこっ酷くやられてないといいんだけどね。」

先に謝る。許してくれ。

サシャ「コニー!!アールミーン!!!」

アルミン「僕の名前変に伸ばさないでよ!!」

サシャ「おっそいですよ!?本当に!!おねしょでもしたんですか!!!?」

クリスタ「ふふっ、サシャ…嬉しいんだね。」

ミカサ「やっとエレンに会える。私はエレンの安否が気になって仕方がなかった。」

ユミル「はー…。とりあえず急ごうぜ。」

コニー「…あれ?」

コニー「ライナーは?」

クリスタ「先に行くって言ってたよ!」

ベルトルト「………。」

アルミン「僕も先に…!」

ミカサ「なら私も…!」

サシャ「みんなアルミンとコニーを待ってたのにそれはないですよ!!」

クリスタ「あははっ!もうみんなで走ろう!」

ユミル「めんどくさ…。」

クリスタ「ねっ?ユミル!」ニコッ

ユミル「…ん///」

ベルトルト「……。」

コニー「行こうぜ、ベルトルト。」

ベルトルト「うん。」

アルミン「あっ!」







アルミン「アニーっ!!!!」


ミカサ「今のは私がエレンと言うところ。」

アルミン「アニ!!大丈夫だった!?」

エレン「おい…俺よりアニかよ。」

ミカサ「エレン、私はあなたが一番。」

エレン「よぉ、元気だったか?」



ジャン「待てよ…何で置いてくんだよ!!!!」ゼェハァ…

アニ「アルミン…」

アルミン「やぁ、すっかり調査兵団だね。」

アニ「うん…。アルミンのお陰で…。」

ベルトルト(アニ……)

アルミン「でも…良かったよ。君が僕の頼みを聞いてくれて。」

アニ「まだ…信用はしてもらってないけどね。」

エレン「それは俺も一緒だろ。」

ミカサ「エレンは大丈夫。そっちの女狐は知らない。」ギロッ

アニ「……。」

サシャ「今日は一緒にご飯食べれますね!」

ユミル「飯ばっかだな相変わらず。」

コニー(ライナーの奴…いないな。)

ミカサ「エレンと同じ屋根の下で暮らすなんて。私は認めない。」

アルミン「それは僕も心配だけどね…。」

エレン「別に同じ部屋って訳じゃないぞ。」

アニ「……。」ジーッ

アルミン「?」

アニ「何か…元気ないね。」

アルミン「ちょっと…ね。」

アルミン「懐かしい夢を見たんだ。」

アルミン(あの時、アニの話をちゃんと聞いてなかったら)

アルミン(夢の通りになってただろうな。)

アルミン「アニ…頑張ろうね。」

アニ「……うん。」

アルミン「君は…人間なんだから。」

アニ「ふふ」

アルミン「…」ニコ

ベルトルト(アニ…ライナーは…本気で殺しにくるからね。)

ベルトルト(いくらアニが元々は仲間だったとしても。)

ベルトルト(裏切り者…)

アルミン(…ライナーがいない、か。)

アニ「……。」

ハンジ「アニは元々巨人になれる力があった。」

ハンジ「エレンが塞いだ穴を上から硬化してくれたし。」

ハンジ「興味深いよね。」

リヴァイ「あのガキ共はどこに行ったんだ。」

ペトラ「今日は同期の調査兵団の子たちと過ごす日ですよ。」

リヴァイ「そうか…。」

オルオ「まったく…もし何か起きたらどうするんだ。ガキ共は考えが甘い。」

ペトラ(似てねぇよ。)

ペトラ「もちろん私たちは見張りに行くんだから。」

ハンジ「それより聞いてよ!!!」ダァンッ

ハンジ「アニってさおっぱいすごく大きいんだよ!!」

ハンジ「巨人の時も女だって分かる姿してるし…」

ハンジ「面白いよね!!!!」

ペトラ(胸が大きい事は関係あるのかな…?)

リヴァイ「うるさいぞ…奇行種。」

オルオ「胸ならペトラ」

ペトラ「死ねよ。」ガツン

ペトラ「気持ち悪いよ。」

オルオ「クソが…」

エルド「そろそろ見張りに行くぞ。」

ペトラ「うん。」

ハンジ「……。」

ハンジ「リヴァイは行かないの?」

リヴァイ「……。」

リヴァイ「大丈夫だろう。」

ハンジ「まぁ、ミカサもいるもんね!うんうん。」

ハンジ「…なら都合がいいや。」

リヴァイ「……。」

ハンジ「…ふー…、アニの事だけどさ。」

アニ「掃除に厳しいんだよ。」

エレン「俺も何回もやり直しさせられた。」

アルミン「アニが掃除かー…。」

アルミン(見てみたいな。)

ミカサ(エレンは掃除が苦手。何とかして私も一緒にしてもらえないだろうか。)

アニ「私は眼鏡の奴の方が苦手だけどね。」

クリスタ「ハンジさん?」

アニ「うん…。」

ユミル「サシャに似た感じだよな…私も苦手だ。」

サシャ「あ…あの…どういう意味ですか…?」

アニ「やたら裸にしたがるんだよ。」

クリスタ「え…っ」

アルミン「!?」

ベルトルト(僕らの情報は筒抜けなのか…?)

アルミン(アニを助ける一心でハンジさんたちに任せちゃったけど…大丈夫だったのかな。)

アルミン(……夢の中の僕よりはマシか。)

アルミン(アニは人類のために頑張ってくれてる…。実際、巨人の襲撃にも前よりずっと対応できてる。)

アルミン(ただ…アニにはまだ秘密があるんだろう。)

アルミン(リヴァイ兵長たちも注意してるだろうし。)

アルミン(むしろエレンの件があったからこそ生かされてる。)

アルミン(人類のための…)

アルミン(貴重な存在だからね…。)

アニ「仕方ない…けどね。」

エレン「お前だけじゃねぇよ。」

エレン「俺だって家の地下の事とか実際まだ信用してもらってないからな。」

エレン「自分が一番訳わかんねぇよ。」

エレン「だったら人類のために働いて認めてもらうだけだ。」

アニ「うん…。そうだね。」

ミカサ「エレン、こんな日にまでそんな話をする事はない。」

アルミン「そうだよ。」

サシャ「ご飯まだですかね…。」

ジャン「ん…?」

ジャン(ベルトルトもいない?)

アニ(壁を破壊した巨人に乗じて、私も巨人を引き連れて中に入った事は話した。)

アニ(詳しい事は巨人化の間の記憶が無いって言って誤魔化した。)

アニ(エレンに殴られたっけ。それでも、話を聞いてくれた。)

アニ(ライナー、ベルトルト…)

アニ(あんたたちとの関係性は伏せたよ。)

アニ(人類に協力することが、故郷への近道な気がするんだ。)

アニ(こんな所で、こんな奴らと過ごしていたせいかな。)

アルミン「?」

アニ(あんたを敵に回すのは嫌だし。)

アニ(

前のレスの最後の行は無しでm(_ _)m
夜中色々考えてたんですが、また少しキツイ展開になるかもしれません。思ったより長くなるかもしれませんが、また夕方あたりから再開します。

アルミン「…辛い事があったら言ってね?」

アルミン「僕…出来るだけ力になるからさ。」

アニ「うん…。ありがとう。アルミン。」

アルミン『アニも…辛かったんだろ?』

アルミン『君の気持ちを聞けて良かった…。』

アルミン『大丈夫…君は普通の女の子として生きたっていいんだよ。』

アルミン『僕がみんなを説得する。』

アニ『私が…憎くないの?』

アルミン『もう過ぎた事は変えられないんだよ、アニ。』

アルミン『だから君は、これから人類のために頑張るんだ!』

アルミン『君だって、ここに来てこんなに悩むことになるなんて分からなかっただろ?』

アルミン『先の事は予測できないし、過去は変えられない。』

アルミン『でも、この先の悲劇を止める事は…』

アルミン『出来るんじゃないかな?』

アルミン『君を縛りつける何かがあっても、君自身の気持ちを無視する必要はないよ。』

アルミン『僕は昔から変わらず…』

アルミン『不器用な君が好きだから…』

アニ『……!』

アルミン『君が決断してくれたお陰で救われる命も、少なくないよ。』

アルミン『戦おう。』

アルミン『アニも、僕と…自分自身を信じて。』

アニ(……ひ弱なくせに。)

アニ「……。」キュ…

アルミン「!」

アルミン「あ…はは…///」

ミカサ「…エレン、私も手を繋ぎたい。いや、繋ぐべき。」

エレン「は?何でだよ。もう子供じゃないんだぞ。」

ミカサ「私はエレンが心配……」

エレン「…そうかよ。」

エレン(巨人になってミカサを殺そうと…してたんだもんな。)

ミカサ「え…っと…、久々に会えたので手を繋ぎたい。」

エレン「ははっ。はいよ。」

ミカサ「……っ!」ギュウッ

ユミル「ふん。仲が良いな。」

ジャン(俺帰ろうかな。)

ベルトルト「アニを通じて僕たちの情報は…筒抜けかもしれない。」

ライナー「そんな…。もしそうだったらもっと早くに捕らえられてるだろ!!」

ベルトルト「今日…捕らえられるのかもしれない。」

ベルトルト「だいたい…あの二人を自由にして同期だけで過ごすなんておかしい。」

ライナー「なっ…なあ、俺たちがあいつらと一緒にいないと怪しまれ」

ベルトルト「だから!!!」

ベルトルト「もうバレてるなら、そんな事関係ないだろ…?」

ライナー「でもクリスタ…」

ベルトルト「ライナー…君は」

ベルトルト「戦士なんだ。」

サシャ「街に行きますか?」

クリスタ「んー、どうしようね!」

クリスタ「エレンとアニはどこか行きたいところはある?」

エレン「んー…」

アニ「私は特に…」

コニー「まずは飯だろ?」

サシャ「その通りですよ!!」

ユミル「何でもいいから決めてくれ。外でこの人数で騒ぐのは恥ずかしいんだよ。」

ジャン(死に急…エレンの野郎、良かった。元気そうだな。)

アルミン「何食べようか。」

アニ「あまり食欲がない…けど。」

サシャ「バーベキューしましょう!狩りをしてから!」

クリスタ「狩りって…。あはは…。」

アルミン『よく三年間も僕たちと同じ食事できたね。』

アルミン「……。」

アルミン(あれは夢だ。)

アルミン(本当にそう思ってた訳じゃ…。)

アニ『アルミン…、これはただの戯言だと思ってもいいよ。私は…みんなと同じが…良かった。』

アルミン『何言ってるんだよ。三年間同じご飯を食べた仲じゃないか!』

アニ『私は…兵士になってもいいのかな。』

アルミン(どっちが…夢だ?)

アルミン(いや…アニが僕の側にいてくれてるんだから…)

アルミン(あ…れ?)

アルミン(アニは敵?)

アニ「……?」

アルミン(違う…。あんな夢を見たせいで混乱してるんだ…。)

アニ「アルミン…?」

アルミン(大丈夫、僕はあの時冷静にアニと話し合ったんだ。)

アルミン(でも…)

アルミン(アニの事が怖い…。)

アルミン(何か…)

アニ「………。」




ペトラ「あっ!いたいた!エレンとアニ!」コソコソ

ペトラ「こうやって見ると普通の子供たちだね…。」

ベルトルト「ほらね。やっぱり調査兵団が後ろで隠れてる。」

ライナー「…やるのか?」

ベルトルト「アニ無しでも…やれるだろ。」

ライナー「…俺たちが三年間も身を潜めていた意味が…まったく分からないな。」

ベルトルト「アニのせいだ。」

ベルトルト「たぶらかしたアルミンもただじゃおかない。」

ライナー「……。」

ベルトルト「あの二人は簡単には殺さないよ。」

ベルトルト「まずはあの二人だけを連れて行こう。」

ライナー「そんな事に…何か意味はあるのか?」

ベルトルト「裏切り者のせいで僕らが危ないんだ。アニを嬲ってアルミンは利用する。」

ライナー「……なぁ、俺たちにはこんな方法しかなかったのか…?」

ベルトルト「僕は超大型巨人、君は鎧の巨人。」

ライナー「……。」

ベルトルト「自分で危害を加えた訳じゃないアニと違って、僕らは今更人類に協力するなんて出来ないんだよ。」

ライナー「正体を隠してこのまま…」

ベルトルト「巨人に喰われたらどうする?巨人になって抵抗するしかないだろ?」

ベルトルト「足や腕が喰われたらどうする?」

ベルトルト「再生した時点で巨人だって事はバレるんだ。」

ライナー「…俺は……何のために」

ベルトルト「アニは戦士じゃなくなった。」

ベルトルト「裏切り者だ…。」

ベルトルト「絶対に許されない事をしたんだ。」

ベルトルト「アルミンには油断したけどね。10位以内にも入れない奴に追い詰められるなんて。」

ライナー(クリスタは…助けられないのか…?)

ベルトルト「あとはもういつ動くか…。」

ベルトルト「人間の姿のまま近づいてアニに接触できないかな。」

ライナー(クリスタと結婚したい…。)

ベルトルト「街に入ったところでなら周りの被害も考えて簡単には手を出せないだろう。」

ライナー「…何を言ってるんだ?ベルトルト…。」

ライナー「俺たちもそろそろクリスタの所へ…」

ベルトルト(どいつもこいつも!!!!!)

ベルトルト「こんな時までふざけるなよっ!!!?ライナァァアァア!!!!!!」

ドカッ!!

ライナー「!?ベルトルト!!何で急に殴るんだ!!?」

ベルトルト「何でお前らはそうなんだよ!!?」

ベルトルト「現実逃避してる場合じゃないだろう!?」

ライナー「あ…あ…あぁ…」

ライナー「はは…そう…」

ライナー「だったな…。」

ベルトルト「あああああああっ!!!!!」

ベルトルト「何のためにこんな事を?じゃないだろうが!!!お前のその発言が僕らのした事を無意味にしてるんだよ!!!!」

ベルトルト「調査兵団には人類最強やミカサもいるんだ!!!」

ベルトルト「おまけに巨人化できるアニとエレン!!!」

ベルトルト「ふざけるなよもうめちゃくちゃだろうが!!!!!」

ライナー「ベルトルト…。」

ベルトルト「ライナー!!!君もおかしいせいで僕はもうどうしたらいいか分からないんだよ!!!!」

ベルトルト「ふざけるな!!!何でこんな事になるんだよ!!あんなちっぽけな奴らに!!?」

ベルトルト「もうみんな殺してしまえばいいのか!?」

ライナー「!!」

ライナー「待てよ…とりあえずはエレンだけを」

ベルトルト「クリスタか!?クリスタの事がそんなに好きなら殺してやろう!!!!」

ライナー「ベルトルト落ち着け!!!」

ベルトルト「お前に!!!!」

ベルトルト「言われたくないんだよ!!!!!」

アニ(あの二人は…どこに…?)

アニ(ベルトルトはいたはずなのに。)

アニ(…二人と戦う事になったらどうしたらいいんだろう。)

アニ(本来なら今頃、私もあの二人といたのかな。)

アニ「……。」

サシャ「食べ歩きながら探せばいいじゃないですか。」

コニー「店に着く前に満腹だろうが!」

クリスタ「食べ歩きながら満腹になって…どこかくつろげる場所を探す?」

サシャ「くつろげる場所って…、ご飯は食べに行かないんですか!?」

ユミル「だから飯は食べ歩きながらでいいだろって言ってんだよ!!」

アニ(私は…みんなを殺すなんて出来ないよ。)

アニ(スパイだって事にしたらライナーもベルトルトも許してくれるかな…。)

アニ(そしたら作戦を決行するまでは訓練兵時代のように…)

アニ(私は…どっちに嫌われるのも嫌みたいだね。)

アニ(そんな事は無理なのに。)

アニ(あの二人もこっちに来てくれたら…)

ジャン「とりあえず歩けよ!」グイッ

エレン「引っ張るなよ!兵長からもらったシャツなんだ!!」

ミカサ「エレンには小さいと思っていた。私が新しいのを買おう。」

アニ(楽しいのに…な。)

アルミン「………。」

好きな人ができたから、後はお前1人でがんばってね!なんて任務も罪も丸投げされたらそりゃ切れても仕方ないよね。

あとシガンシナに来た巨人はアニの集めた巨人じゃなかった?

>>173
そこらへんは記憶が無いとか言って誤魔化しちゃってます!
あとアニちゃんは巨人呼んだけど自分は人を殺してない設定です。
基本アニちゃん贔屓です。

また後で再開します。

アルミン「ねぇ…みんな…」

クリスタ「どうしたの?アルミン。」

アルミン「くつろぐんだったら街の外れの公園でもいいんじゃないかな…?」

サシャ「そうですね。食べ歩きながら食べ物をたくさん買い込んで行きましょう!」

ユミル「とりあえずはそこでいいか。」

アルミン「あ…それでね、アニと二人で話がしたいんだけど…。」

アニ「……?」

エレン「…なら先に行ってるか。」

ミカサ「女狐に気をつけて。アルミン。」

アルミン「ミカサ!そんな言い方はないよ!!」

アニ「いいよ、じゃあ…またね。」

コニー「あんまり遅くなるなよ!」

ペトラ「ん…?アニがみんなと別れたみたい。」

オルオ「金髪のチビも一緒だな。」

ペトラ「…あ。手繋いでる。」

エルド「どうする?俺たちも別れて見張るか?」

ペトラ「あのさぁ…空気読みなよ…。」

グンタ「でも何かあったら」

ペトラ「こんな時くらい好きな子と二人にさせてあげよう。」

オルオ「ガキの恋なんか興味は無いな…。」

グンタ「行き先の確認はするからな。」

アルミン「アニ…何か食べる?」

アニ「ん…アルミンに任せるけど…。」

アルミン「じゃあ…話が終わってからでも構わないかな?」

アニ「…構わないよ。」

アルミン「じゃあ…ちょっと着いてきて。」

アニ(プロポーズですかね?)

アニ「うん。」

アルミン(アニの気持ちをちゃんと確認しないと安心できないな…。)

アルミン(それに…夢の内容に何か引っかかる事が…)

アルミン(何だったっけ。結構重要な事を忘れてる気がするんだけど…。)

アルミン(夢で僕はアニを自分のベッドまで連れて行って…)

アルミン(コニーが来た時に何か…)

アルミン「僕の上着を敷くから座ってよ。」

アニ「別に大丈夫だよ。草の上で座るくらい。」

アルミン「あ…それなら…分かった。」

アニ(よそよそしい。やっぱり…)

アニ(プロポーズですかね?)

アニ「それで、話って何?」

アルミン(アニをこっち側に繋ぎとめるために…必要なものだから。)

アルミン「僕の事…好き?」

アニ(うわ何?回りくどい。)

アニ「今更そんな事聞くんだね。」

アニ「私が調査兵団に入る事になった時」

アニ「キスしたよね。」

アルミン「あれは…僕からだったし、僕の一方的な」

アニ「好き」

アニ「私の事を一番分かって、見てくれたあんたが」

アニ「好きだよ」

アルミン「アニ…。」

アルミン「良かった…。それなら、アニはずっと僕と一緒にいてくれるよね?」

アニ「……。」コクン

アルミン「人類を裏切ったりも」

アニ「しないよ。」

アルミン「…良かった。」

アルミン(アニは…裏切らない。大丈夫…。)

アルミン(だけど何でこんなにすっきりしないんだ?)

アルミン(アニは…裏切…)

アルミン『来ないよ?』

アルミン(誰が?)

アルミン(そうだ、アニの他に)

ベルトルト「やぁ。」

アルミン「」

アルミン「…ぁ」

ベルトルト「アニ。」ニコッ

アニ「……ベルトルト。」

アルミン(アニの他にも…)

アルミン(巨人になれる奴が)

ベルトルト「アルミン、君たち二人に話があるんだ。」

ベルトルト「もう、僕たちの事は分かってるんだろ?」

アニ「…っ。」

アルミン「まさか君は…」

ベルトルト「あ?」

アルミン「いや…何の話かな…。」

アニ(私が情報を漏らしたと思ってる…。)

アニ(アルミンの前で話しかけられたんじゃ弁解できない。)

ベルトルト「ここじゃない方がいいんじゃないかな?」

ベルトルト「周りの被害も考えてさ。」

アニ(ベルトルト…それ以上はアルミンに気付かれる…。)

アルミン(ベルトルトが巨人だったのか!?何でこんな事見落としてたんだ!!!)

アルミン(アニが自分は巨人になれる事を知ってて内部にいたんだ…)

アルミン(少し考えれば他にも何か目的をもって内部に侵入して来た奴がいる事なんて分かったのに!!)

アルミン(どうする…?)

アルミン(ベルトルトが巨人なら…一緒にいたライナーも…!?)

アルミン「ベルトルト…君は…」

アルミン「アニと一緒で…巨人になれるのか?」

ベルトルト「は?」

アニ「…。」

ベルトルト(え、何、バレて無かったの?)

ベルトルト(え、僕自分でヒント与えちゃった感じ?)

ベルトルト(アニは何なの?裏切ったくせに元仲間だからせめてもの情けでって感じなの?)

ベルトルト「いや…巨人って…?何だい?」

ベルトルト(アルミン相手に誤魔化せるのか…?)

アルミン(あの夢もあながちただの夢じゃないみたいだ。)

アルミン(アニは確か…自分が巨人を呼んだとかなんとか。)

アルミン(なら壁はアニの仲間によって意図的に壊されたんだ。それで中に巨人を入れた。)

アルミン(…ただの奇行種では無いとは思ってたけど…。)

アルミン「君は…超大型巨人か、鎧の巨人…なのか?」

ベルトルト(何故そこまで割れてしまうのかが分からない!!!)

ベルトルト「まったく…傷付くよ…。」

アルミン「いや、そうなんだろ!?ベルトルト!!!」

だいぶ放置してしまった。
再開します。


ベルトルト「…っ、まぁ…いいや。二人とも僕について来て。」

ベルトルト「ライナーも待ってるし。」

アルミン「何を言って…」

アニ「アルミン…私、二人と話がしたい。」

ベルトルト「ここでは君達も困るだろ?僕が超大型巨人だとして、ここで巨人になったら」

アルミン「ベルトルト…何でこんな」

ベルトルト「あそこで寝転んでる子たちも潰れちゃうだろうなぁ。」

アニ「…行くよ。」

アニ「アルミン、ごめんね…。」

アルミン「…アニ……。」

ベルトルト(調査兵団はついて来てないな。)

ペトラ(アニ、上手くやってるかな…、いいなぁ青春。)

グンタ(…?いつの間にか姿が見えないな…エレンたちと合流したか?)

グンタ「おい、エレンたちの方に少し近付くぞ。」

オルオ「まだそう遠くに行ってないんだが?」

ペトラ「心配性ね…。」

山小屋


ライナー「よぉ、アニ。」

ライナー「すっかり調査兵団だ。」

アニ「あんたも…ね。ライナー、ベルトルト、私は二人の事を話したりなんか」

ベルトルト「もう関係ないよ。アルミンにはバレたんだから。」

アニ(自分からバラしたくせに。)

ベルトルト「それに君が人類側についた時点で裏切りだ。」

ライナー(ん…?俺たちの事は黙ってたのか?)

アルミン「ライナーとベルトルトは…さすがに援護できないよ…。」

アルミン「壁を壊した超大型巨人と鎧の巨人なんて。」

ライナー「……ああ。」

ベルトルト「アニ、後ろ向いてくれる?」

アニ「……何で?」

ベルトルト「こんな狭い所で巨人になったら、アルミンも巻き添えだから大丈夫だとは思うけど、一応ね。」

アニ「……。」

ベルトルト「アニ…、昔は僕の事お兄ちゃん、なんて呼んでくれてたのにね。」

アニ「……。」ジワァッ

ベルトルト「…よし…っと。アルミンもだ。」

アルミン(あぁ…、ここで死ぬんだな。僕。)

ベルトルト「柱に背を向けて座って。」

アルミン(あ…怖いなぁ。)

アルミン(僕以外みんな巨人だもんな…。)

ベルトルト「逃げられないように柱に縛り付けるから。」ニコ

アニ(どうしよう。何でアルミンだけでも逃がさなかったの私…。)

アニ(正体を知ったアルミンを生かしておくわけが無いのに。)

アルミン「エレン…ミカサ…。」

ライナー「震えてるぞアルミン。何を怖がってるんだ?今まで一緒に生活してきただろう。」

ベルトルト(今の発言はどっちのライナーだ…?)

アニ「ベルトルト…アルミンだけは離してあげてくれない…?」

アニ「私ならちゃんと罰を受けるから…。」

ベルトルト「今死んでも、後で死んでも一緒だよ。」

ベルトルト「アニ、君はそんなに甘いから、きっと作戦を決行しても成功しなかったよ。」

ベルトルト「本当に役立たずだ。」

ライナー「おいベルトルト、言い過ぎだろ?」

ベルトルト「…あ?」ギロツ

ライナー「いや…はは。」

アルミン「エレン…エレン」

アニ「……っ!」

ベルトルト「舌でも噛むつもり?アニ。それなら僕も巨人になるよ?」

ベルトルト「君なんて簡単に死ぬよ。」

ベルトルト「本当に役立たずだ。もう嫌になってくるよ。」

アニ「ま…また今まで通り兵士として普通に過ごせないの…?」

アニ「私もアルミンも黙ってるから…」

ベルトルト「アニ、分かってないね。アルミンは危険だよ。」

アルミン(何だよこいつら…巨人のくせに…何で一緒に訓練なんか…)

アルミン(ライナー…君の事…僕はすごく好きだったよ。)

アルミン(困ってる時はいつも助けてくれて…)

アルミン(ベルトルトだって…)

アルミン(……。)

アルミン(うん…)

アルミン(なのに、心の中じゃ僕たちを殺す事しか考えてなかったんだろ?)

アルミン(裏切り者…裏切り者だ…。)

ベルトルト「大人しそうなくせしてアニを丸め込むなんてね。」

ベルトルト「アニ、君はこいつが好きなのかな?」

ベルトルト「でもこいつはアニの想いを利用してるだけだよ。」

アルミン「裏切り者…裏切り者…」

アニ「どうだっていい…よ。」

ベルトルト「ライナー、アニを押さえて。」

ライナー「やるのか…?」

ベルトルト「あぁ。」

アニ「何…?何を」

バシッ

ベルトルト「うるさいな。」

アルミン「……!」

アルミン(この…光景は)

アニ「やだ…やだよ…ライナー、離して…」

ライナー「アニ…何で裏切ったんだ…」

ベルトルト「ライナーも泣かないでよ。」

ベルトルト「アルミン、これは君への罰だよ。君がアニをたぶらかしたせいで、アニは辛い思いをするんだ。」

アルミン「アニ……」

アルミン「意味が…分からないよ…!何でそんな事を…?」

ベルトルト「君が思い切り絶望した後に死んでもらいたいからかな?」

アルミン(ベルトルト…こんな奴だったなんて!!!!)

ライナー「ベルトルト…俺見たくない…駄目だ…。」

アニ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!」

ベルトルト「泣いて謝るくらいなら裏切らなきゃ良かっただろ?」

アニ「だってみんな好きなんだもん…!でもライナーとベルトルトも」

ベルトルト「あーあー。子どもみたいな話し方して。君も記憶障害が起きてるのかな?」

アニ「嫌だ!ごめんなさいお父さん!ごめんなさい!」

ベルトルト「お父さんじゃないよ…」ハァ

アルミン(あー…駄目だ。もうどうしようもないよ。)

アルミン(ごめんね、アニ。)

アルミン(僕が声をかけなければ君がこんな目に合う事も無かったのかな。)

アニ「ベルトルト!やだっ!!やめて!!触るな!!!」

ベルトルト「アルミンがいるから嫌?」

ライナー「ベルトルト!こんな事は意味が無い!」

ベルトルト「そう言いながらアニを離さないんだから君も相当最低だよ。」

アルミン(ベルトルトも夢の中の僕みたいに、アニに暴力を振りまくってから冷静になって後悔するのかな。)

アルミン(後から気付くんじゃ…駄目なんだよ。)

ベルトルト「どうしたの?アルミン。ボーッとして。」

アニ「アルミン…ヒック…アルミン…」

ベルトルト「もっと『やめろ!』って言って騒ぐと思ったけど。」

ベルトルト「やっぱりアニを利用しただけだったのかな?」

アルミン(……あ…)

カチ

アルミン(アニから没収した指輪だ。)

アルミン(……待ってて、アニ。)

ギリギリッ

アルミン(力の無い僕でも、隙をついてアニを連れ出すぐらいは…。)

アニ「お兄ちゃん…お兄ちゃんやだ…」

ベルトルト「アニはそうやっていい子にしてれば良かったんだよ。」

ライナー「ベルトルト…ちょっとぶつだけでいいだろ…?服を脱がすのは可哀想だ…」

ベルトルト「せっかくアルミンがいるんだから!見てもらわないと。ね!アニ!」

アニ「ごめんなさい…嫌です…ごめんなさい…っ」

ライナー「ベルトルトォ!!!アニが泣いてるんだぞ!!!」

ベルトルト「アニがこうなったのは君にも責任があるよ、ライナー。」

ライナー「…!?」

ベルトルト「元々は三人で憲兵団に行く筈だった。」

ライナー「…あ」

ベルトルト「君が馬鹿みたいな正義感振りかざして調査兵団に入ると言い張り」

ベルトルト「僕は君を見張るために仕方なく調査兵団に入団を決めた。」

ベルトルト「アニ一人が憲兵団に入団した後、アルミンにそそのかされ、アニはエレンと一緒に調査兵団特別作戦班だ。」

ライナー「あ…俺…は」

ベルトルト「君が正気だったらアニの側にいて、こんな状況にならずに済んだんだ。」

ベルトルト「だから君もアニの姿を見てしっかり後悔するんだ。分かったか?」

ライナー「あ…アニ…」

アニ「やだやだやめて…」

アルミン(なかなか切れない…っ!)ミシッ

ベルトルト「よっ」ビリッ

アニ「いやぁぁあっ!!」

アニ「痛い!痛いよ!怖い…っ」

ベルトルト「ナイフで切ったから肌も少し切れちゃったね。再生するからいいけど。」

ライナー「アニ…すまない…落ち着いて再生に集中するんだ…本当にすまない…」

アニ「ライナー…ベルトルト怖いよ…止めて…お願い…」

アルミン(仲間の前のアニはあんなに弱々しいのか…?早く助けてあげないと…)

ライナー(俺は……っ)

ライナー(俺は…)




ライナー(クリスタ……)

クリスタ「くちゅんっ!」

ユミル「なんだ?クリスタ。可愛いくしゃみだな。」

クリスタ「えへへ…恥ずかしい。」

サシャ「誰か噂してるのかもしれませんねー。」

ユミル「クリスタの噂するなんてライナー…」

エレン「あ」

ジャン「……。」

コニー「ライナーとベルトルト…いないよな。」

ミカサ「アルミンとアニも…遅い。」

エレン「なんか分かんねぇけど」

ユミル「嫌な予感がするな。」

ペトラ「ん」

オルオ「ガキどもの動きが止まったな。」

エルド「アニたちがまだ戻ってないようだ。」

グンタ「……!!」

ペトラ「連れ込み宿でも入ったんじゃないの?」

オルオ「そんなに連れ込まれたいのか…ペト」ガスッ

ペトラ「死ねよ」

グンタ「なぁ、調査兵団に、入団したのは何人だ。」

エルド「あー…後から入団したアニも含めて…案外結構いたぞ。」

グンタ「エレンとアニと友好関係のある奴だ。」

ペトラ「そう言えば…あそこに居ない子たちがいるね。」

リヴァイ「他にもいる…可能性か」

ハンジ「うん。エレンといいアニといい、今回の新人たちは特別だよ。」

リヴァイ「それでお前は、アニが何を隠してるって言うんだ?」

リヴァイ(あんなに掃除が丁寧な奴に悪い奴はいない。)

ハンジ「アニが訓練兵になったのはきっと理由があるからだよ。巨人になれる事も自覚してた訳だし。」

リヴァイ「………。」

ハンジ「数年前、壁を壊された事と、何か関係してる可能性がある。」

ハンジ「アニが巨人になった時の姿は、超大型巨人でも、鎧の巨人でもなかった。」

ハンジ「そしてその二体は突然消えた。」

リヴァイ「……。」

ハンジ「エレンとアニも巨人から出てくると…」

リヴァイ「行くぞ、メガネ」ガタン

ハンジ「ついて行きますとも!」

ベルトルさんはなんだかんだアニが好きなのにアルミンに取られちゃったから嫉妬しておかしくなってるのかと思ったけど別にそんなことなかった。

いいぞ最後までやっちまえ

>>219
うわぁぁ!!それはこれからかいていきますね!
とりあえずもう少ししたら再開します。

待っていた甲斐があった

>>221
ありがとう、完結するまで頑張ります!
レスくださった方ありがとうございます(=゚ω゚)ノ

再開します。

ライナー「ベルトルト…それ以上は駄目だ…。」

ベルトルト「ライナー、アニの事座らせてくれる?辛そうだし。」

ライナー「なぁ…アルミンを殺してここで作戦を実行すればいいだろ?」

アニ「駄目…殺さないで…」

アルミン(ライナー、今の言葉忘れないからね。)

ベルトルト「そんなんで済むなら最初から訓練兵になんかなってないだろ?」

アルミン(ああぁ!!!早く切れてくれよ!!!!)イライラ

ベルトルト「腰浮かせて。」

ライナー「駄目だ…駄目だベルトルト…。」

アニ「もう嫌だ…いっそ殺してよ…。」

ベルトルト「……。」イラ

ベルトルト「僕に触られるのが死ぬより嫌なんだね。」

ライナー「ベルトルト…わかってるんだろ?こんな事したって…」

ベルトルト「……ライナー、アニの腰を」

ライナー「お前はそれでいいのか、ベルトルト…。」

アニ「…怖い…怖い」

ベルトルト「何が言いたいの?ライナー。」

ライナー「どうせアニを殺すつもりは無いんだろ?」

アルミン「!」

ベルトルト「ライナー…ちょっと黙っててくれないかな。」

アニ「離して…」

ベルトルト「アニ…うるさいよ。」

ベルトルト「もういいよ、ライナーはそのまま押さえてて。」カチャカチャ

アニ「!!!」

ライナー「やめてくれよ…。」

ベルトルト「君も裏切るの?ライナー…。」

ベルトルト「みんな…僕を一人にするんだね…。」

アニ「嫌だっ!!ベルトルト!!!」ブワッ

アルミン「うわぁぁぁあっ!!!」

アルミン「やめろ!!アニに触るな木偶の坊!!!!」ガンッガンッ

ベルトルト「うわ…柱に頭を打ち付けて…気でも触れたのかな。」

アルミン「やめてくれ!!!もう僕を殺せ!!アニは許してくれ!!!」

アニ「……!アルミン!」

ベルトルト「…。」チッ

ベルトルト「ねぇアニ。」

ズルッ

アニ「…ぁ」

ライナー「…くっ…。」

アニ「あ…ベルトルト…」ガタガタ

アニ「寒い……。」

ライナー「なぁ…。ベルトルト…頼む…アニは許してやってくれ…。俺が悪かった…。」

アルミン「アニに触るな!!触るなよ!!!ふざけるな!!!」ググッ

アルミン(もう少しなのに…!!)

ベルトルト「アニにどこまで触れたの?」

アルミン「あぁっ!?黙れよ!!!!アニにそれ以上触れたらブッ殺してやる!!!!」

ライナー「…!アルミン!」

アニ「……。」ガタガタ

ベルトルト「アニ、何でアルミンなの?」

ベルトルト「アルミンは…すごく弱いよね。」

ベルトルト「なのにああやって自分に見合わない言葉で威勢を張るんだ。」

ベルトルト「情けないよね…。」

ベルトルト「ああいうタイプは恋人にすると勘違いして暴力を振るうようになるよ。」

アルミン(なんの話だよ!!!くっそぉ!!同じ訓練をしてきたのに…!この差は何なんだよ!!)

ベルトルト「まぁ…エレンの真似をしてるのかは知らないけど。」クスッ

アルミン「…っ!?」カァァッ

アニ「アルミンは…弱くないよ…」

ベルトルト「下半身丸出しで何言ってるの?黙っててよ。」

ベルトルト「あ…」

ベルトルト「弱くないってソッチの意味?」アハハ

アルミン「……はっ?」

アルミン(何だこれ…すごく気持ち悪い。)

アルミン(怒りで吐き気がしてきた。)

アニ「ライナー…服着たい…」

ライナー「あ…あぁ、アニ…すまない。」スッ

ベルトルト「おっと。」ガシ

ベルトルト「ライナー…勝手な事しないでくれ。」

ライナー「……っ!!」

ライナー「出来ねぇくせに意地張ってんじゃねぇ!!!!」

ライナー「アニ…動けるか?」

アニ「うん…うんっ…!」グスッ

ベルトルト「ライナー…」

ベルトルト「ライナーッ!!!!!」バキッ

アルミン(仲間割れか…。)

アルミン(アニの縄は解かれてない…やっぱり僕が抜け出さないと…。)ギリギリ…

アルミン(指輪の位置のせいで上手くできない…っ)

アニ「アルミン…!」ダッ

ライナー「今のお前は正気じゃない!!」

ベルトルト「お前が正気じゃないんだよ!!面倒くさいんだ!!!本当にいい加減にしろ!!」

アニ「アルミン…ごめんね…」ググッ

アニ「ん…腕を千切るしかないか…」

アルミン「巨人化…するの…?」

アニ「ある程度はコントロールできるよ。アルミン…一緒に逃げよう。」

ベルトルト「アニィィッ!!!」ガッ

アニ「あっ!!!?」ガクンッ

アルミン「足が……っ!!」

アルミン「っあ…………の野郎…」

ライナー「ベルトルト!!落ち着いてくれ!アニとちゃんと話をしよう!まだ何とかなる!」

ベルトルト「ライナー!外見ただろう!?調査兵団の精鋭が僕らをマークしてるかもしれないんだぞ!!?」

ベルトルト「アニ!!!君のせいで全部終わりだ!!この世界は終わった!」

アニ「っはぁ……」

アニ「最初から…人類に協力してれば…良かったんだよ…」

アニ「最初から駄目だった。私たちは…」

アルミン(切れた!!!)パラッ

ベルトルト「……。」

ライナー「ここに来るまで…そんな事思い付きもしなかったな…。」

アルミン(馬鹿共…)

アルミン「アニ…倒れたままで大丈夫だから、こっちに背を向けて…」ボソッ

アニ「!」

ベルトルト「どうせ駄目なら全部壊してもいいよね?」スッ

ライナー「クソッ!!俺は止めるぞ!クリスタを殺すならお前は敵だ!!」

ベルトルト「…ライナー…アニ…僕は君達だけだった。大好きだったんだ…。」

アニ(ありがとうアルミン。)パラ

ライナー「っ!ベルトルト…」

アニ「アルミン!」

ベルトルト「なのに…アニ…」

アニ『おに…間違えた。…ベルトルト!』ニコッ

ベルトルト「僕は君が本当に大好きだった…」ガリッ

ライナー(止め…られるのか?こいつを……)

アルミン「あ…ぁ」

アニ「!」ガリッ





ライナー(クリスタ……。)






カッ!!!!!!

ハンジ「………。」

ハンジ「遅かったね。」

リヴァイ「チッ!」

ペトラ(私が…二人を見逃したから…)

エレン「あ…なんで…」

ミカサ「……っ」ギリッ

サシャ「あ…は…せっかく皆で…」

コニー「なぁ…今俺は起きてるよな?」

ジャン「待ってくれよ…」

ユミル(言葉を話すのも億劫だ…。)

クリスタ「」

エレン「殺さないと……!」

エレン(アルミン……)

リヴァイ「山小屋の方だ…行くぞ。」

ハンジ「……そうだね。」

どうなる?どうなってる?

>>235
どうしよう…ラストは決めてたのに何で超大型巨人きてしまうん?

次再開した時に完結出来たらいいなぁ。レスありがとうございましたm(_ _)m

公式でベルアニ確認
エレアニやアルアニなんかなかったんや

>>241
ね、ベルさん可愛いよね(=゚ω゚)
進撃が恋愛要素多めになったのはすこしびっくりしたけど、どんな終わりでもアニとささやかに向き合えるといい。

でも私のssは元から完全な妄想の垂れ流しです。
割り切れる方しか読んでないと思ってましたが、
とりあえず最近公式公式言ってる人怖いんで忘れた頃に終わらせますね。

めんどくさい人がいるね

>>1です。
あの…ベルトルトが巨人化して、アルミンが無事だったなんて描写書きましたっけ…(´・_・`)
あと少し荒れてしまったようで、こんな内容のssですいません。
私のssのアルミンは原作とはまったく別物なので、少々アルミンに罪悪感を感じ心は痛みますが色んな感想もありがたく受けとっています。

ので、穏やかにいきましょう!
と、こんなss書いてる奴が言う事ではないのですが(´・_・`)

俺は細かいことなんて気にしないからどんどん書いてくだせえ

>>251
ありがとうございますー(>_<)
もう少ししたら暇になるので頑張りますね(=゚ω゚)ノ

>>1ちゃんこういうのは構っちゃだめなのよ 気にしない方がいい

>>253
うぉ!あの…あの…(結婚しよ)

再開します。

アルミン「わぁ…あ…」

女型の巨人「…。」シュウウウ…

アルミン(守ってくれたのか?アニの損傷が酷いけど…大丈夫なのかな…?)

アルミン「あ」

アルミン(あれ)

女型の巨人「…!」

女型の巨人「ニゲ…ヨ…」

アニ(あ…アルミン……!?)

アルミン(嘘だ)

アニ(ごめん、アルミン…。)

アニ(守り切れなかった。)ガシッ

アルミン「嘘だぁぁぁああああっ!!!!!!」




ライナー「…っ、ベルト…ルト」

ライナー「話を…」

超大型巨人「……。」

ライナー「ベルトルト…一度だけだ。」

ライナー「一度ちゃんと話をしてから」

ライナー「後は好きにしたらいい。」

ライナー「頼むよ。」

ライナー「お前も、そのままじゃもたないだろ…?」

ライナー「仲間じゃないか…。」

ベルトルト(聞こえないなぁ。アニは何処だろう。)

ライナー「ベルトルト!!!」

ライナー「頼む!話がしたいから出てきてくれ!!!」

ベルトルト(ライナー…。)

ベルトルト(僕は今…凄く悲しいんだよ。)

ベルトルト(今この瞬間、僕らの生自体が無意味になった。)

ベルトルト(何しに来たんだよ…。)

シュウウゥゥ…

ライナー(熱っ!)

ライナー「ベルトルト!!!」

ライナー「まだ…話す気はあるんだな!?良かった…俺が悪かった!!だから」

ベルトルト「まだ殴り足りないからさ。」ドカッ

ベルトルト「君が巨人にならないうちに直接殴らないといけないと思って。」バキッ

ベルトルト(それに、あの体だと足元がよく確認できない。)

ベルトルト「アニはどこなんだ。」

ライナー「分からない…見ろよ。まだ右目を再生中だ。二人の姿なんて」

ベルトルト「役立たず。」ドカッ!

ベルトルト(怒りに任せ過ぎたか。)

ベルトルト(どちらにしろ終わった世界だ。どうでもいい。)

ライナー「ベルトルト、許してくれ…!」

ライナー「らぁぁっ!!!うわぁぁあああっ!!!」ガスッドカッ

ライナー「がぁあっ!何だ俺は!!?何やってんだ!!?死ねよ!!!!」

ベルトルト「」

ライナー「ああぁっ!?ベルトルトォ!!!!何でこんな!!!あぁっ!!死ね!!!!」バキッグチャッ

ライナー「俺は何なんだ……!!!!?」

ベルトルト「…ン」




エレン「何だ……これ。」

リヴァイ「…取り押さえる事だけ考えろ。」

クリスタ「…ベルトルトが…。」オエッ

ジャン「こいつらも、巨人か?」

ミカサ「……。」

ペトラ(アニは、一緒じゃ…?)

アニ「アルミン、聞こえる?」

アルミン(アニ……。)

アニ「待って、今止血するから。」ビリィッ

アルミン(眠い…。)

アニ「アルミン…私の声は聞こえてる?」

アニ「足りない………アルミンごめんね、服脱がすよ。」

アルミン(………。)

アニ「……っ!」ギゥゥゥウッ

アニ「あれ?ねぇ、血が止まらないよ」

アニ「頭の良いあんたならどうしたらいいか分かるでしょ?ねぇ」

アニ「アルミン…血が…」

アニ「アルミン……?」

アニ「あのさ、アルミンは再生できないの?」

アニ「…私をこんな立場にしといて逃げるの…?ねぇ!」

アニ「あんたがいなきゃこの世界は変えられないんだよ!!!!!」

ライナー「あ…あぁ…ぁ」ガタガタ

ジャン「ライナー…、大人しくしてろよ。」

コニー「……。」

ペトラ「この子は息がありません。」

ハンジ「巨人の再生力について何か分かるかもしれない。私の方に任せて。」

リヴァイ「…この程度なのか…ガキ…だな。」

クリスタ「ライナー…。」

エレン「ライナー!!!超大型巨人はどっちだ!!おまえなのか!?」ガッ

ミカサ「エレン…落ち着いて、今するべき事はそれじゃない。」

ユミル(……。)

サシャ「何でですか?何で内部に巨人がいるんですか?おかしいですよね?」

ハンジ「……。」

ハンジ(どちらかが超大型巨人だとしても、ライナーをすぐに殺す事はできない。聞きたい事がたくさんある。)

ハンジ(あんなに犠牲が出たのはこいつらのせい…だけど、人類が前に進むためには)

ハンジ(こいつらの存在無しではどうにもならなかっただろう。)

アルミン「アニ….…。」

アルミン「ごめん、僕の勝手な判断で」

アニ「…今となっては何が正しかったかなんて分からないよ…。」

アニ「ねぇ…こんな世界なら」

アニ「もう生きていく必要はないよね。」

アルミン「……。」ハァ…ハァ

アルミン(結局、僕がどうあがいても)

アルミン(アニの事を幸せにするなんて無理だって事だ。)

アルミン(僕はいつだって)

アルミン(アニを自分のものにしたいだけだったんだ。)

アニ「アルミン…」

アニ「私と」

アニ「ずっと一緒にいよう。」パキパキッ

アニ「あんたは、私という『人間』を見てくれた人だから。」パキ…ッ

アルミン「あぁ…。僕と、ずっと一緒に…。」パキパキ

あ、わかった
ベルさん巨人化→戻る→ライナーがベルさんフルボッコ→ベルさん死亡 であってる?

アルミン(あ……。)

アルミン(……。)パキ

>>266
合ってる、ごめんよ分かりにくくて。
正直今のエレンたちじゃベルトルトに勝てない気がした。
てかバトルが書けん。

エレン「アルミン…?」

ミカサ「アルミン!!!!」ガキンッ

グンタ「傷一つ付かないな…。」ガッ

ハンジ「巨人の硬化する能力で…?」

エレン「待てよ…意味分かんねぇよ…死んでるのか!?」

ミカサ「アニ!!!聞こえてるならアルミンを出して!ひどい怪我をしている!!!」

ジャン「ライナーは気が狂って騒いでるし、ベルトルトは死んでんのかわかんねぇけど…。」

コニー「なぁ…こいつらどうなってんだ?」

ジャン「はは、訳が分からねぇ。」

サシャ「……。」

ユミル(出方次第では私も危ないな…。)

クリスタ「……。」

ハンジ「…とりあえず二人を運ぼう。」

ハンジ「みんな、ネットを作って。」

エレン「アルミン!!!」

エレン「一緒に外の世界に行くって約束しただろ!?」

エレン「なぁ…せめて死んでないって言ってくれよ…!」


エレン「うわあぁぁああああっ!!!!!!」











それから、何百年、何千年と月日が過ぎた。

巨人も兵士も居なくなった世界に、大きな公園が作られた。

惜しげも無く水が流れる噴水の中央には大きな水晶が飾られている。

金色の髪をした少年と少女が、向かい合って手を繋ぐ。



平和になった世界で彼らを知るものは誰も居ない。




幼女「ねぇ、お母さん、この二人は目を覚まさないの?」

幼女の母親「お母さんが産まれるずっと前からいるのよ。」




人々は彼らを、アダムとイヴと呼んだ。





すいませんでしたぁぁぁあっ!!!ダラダラ長いだけの駄作!!!

読んでくださった方お疲れ様でした(>_<)!!

本当にありがとうございますm(_ _)m

>>246
確かにグロいはwwwwww
てか背中に翼の描かれたって入れたかったんだ。忘れてた。

乙! アルアニは好きだから楽しく読めた でもアダムとイヴはあってないな

アニがアルミン絞め殺したと思った

>>278
こう…何千年も前からあるから初の人類的な。いや合ってないですねw

>>279
楽にしてあげるって意味でそれでも良かったかもしれません…!

俺はアルミンを食べたかと思った。

>>281
なんかそれもロマンチックですね。
いつもレスありがとうございました!

斬新で最後まで引き込まれた
本当に乙

>>283
ここまでかってくらい話が無茶苦茶で…、ありがとうございます(´・_・`)!

正直前半はアニちゃんの処女膜の件がやりたかった…酔ってたとしか言えん…。

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