貴音「秘密」 (25)


読む前に

オリキャラなし(伊織の父などは出る)

オリ設定あり

?の口調は適当です

宜しくお願いします

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4/20 夕方 事務所

prrr prrr

小鳥「はい、お電話有難うございます。私、芸能事務所765プロダクション事務員の音無と申します。本日はどの様なご用件でしょうか」

小鳥「・・・はい、少々お待ちください。・・・プロデューサーさん、お電話です」

P「えっ、俺ですか。何方からですか」

小鳥「それが・・・、本人以外には匿名にしたいと言われました。」

P「そうですか、変わります。・・・只今変わりました。Pと申します」

P「・・・・・・申し訳ありません、私の携帯番号をお教えしますので掛け直していただいても宜しいでしょうか、場所を変えたいので。
・・・音無さん、すいません、席を外しますので、少しの間よろしくお願いします」ガチャ

小鳥「大丈夫ですよ、そろそろ律子さんが帰ってきますから。いってらしゃい」バタンッ

律子「小鳥さん、今しがた険しい顔のプロデューサー殿と擦れ違ったんですが、何かありましたか」ガチャ

小鳥「えっ、そうなんですか。電話がプロデューサーさん宛てに掛かってきた後は普段と変わらない様子で出掛けたんですが」

律子「電話越しで、相手の方はどんな方でしたか」ショルイドサッ

小鳥「ピヨッ!?、それが、本人以外には匿名にしたいと言われたので、何方かはわかりませんが、若い男性の方の声でしたよ。
・・・それより、これを一人でですか」

律子「私も同じくらいあります。今朝、社長に頼まれたんですよ。用事が出来たから三人で自分の分を分けて始末してくれと頼まれました。
今からやりますよ」

公園

prrr prrr ピッ

P「お久しぶりです、すいません、手間取らせてしまって。それでお話というのは何でしょうか。・・・えっ!765プロを招待したい!」


P「只今戻りましたー」ガチャ

二人「おかえりなさい、プロデューサーさん(殿)」

P「音無さんすいません。今日はもうこれで、お先に失礼します。それと律子、明日の朝皆を集めてくれ」バタンッ

律子「ちょっと、急にどういうことですか!詳しく説明s」バタンッ

二人「」

あずさ「あらあら~、どうかしたのかしら、プロデューサーさん」イツノマニッ!

貴音「律子嬢、あなた様に何かあったのですか。とても急いでいるようでしたが」ガチャ

律子「明日の朝皆を集めてくれと言って帰ったわ。この量の書類を残して」

たかあず「」


翌日 早朝 事務所

P「よし!全員いるな。まず皆、今日は突然朝早くに集まってもらってすまない。」

亜美「そうだよ兄ちゃん!亜美たちまだネムネムだYO→」

真美「やよいっちも欠伸してるし、っていうか、ミキミキ寝てるしさ→」

やよい「ふぁ~・・・、はわっ、すいません!」

全員「かわいい」

美希「・・・zzz・・・ハニー」

りつぴよ(私たちなんか寝てないわよ)

伊織「それより、こんな時間に呼び出しだんだから、よほど大事なことなんでしょうね」

P「ああ、でも、仕事の話じゃない。だけど、日時も近いし、この後もみんな忙しいから、この時間しかなかった。それに、直接伝えたいと
  思ってな」

千早「それでプロデューサー、どのようなことですか」

響「自分も早く知りたいぞー」

春香「皆を集めたのは、全員で参加をするからだと思いますけど」


P「・・・日付は再来週の5/5」

真「その日って、確か伊織の誕生日じゃ」

雪歩「・・・もしかして、伊織ちゃんの家で誕生日会とか・・・ですか」

P「そうだ!765プロが招待されたんだ!伊織のバースデイパーティーに!」

皆「ええええええええ~~~~~~~~」

ソレホントナノカ ナニキレバイイカナ マコトチャンハタキシードシカナイヨ

P「876,961もくるらしいぞ」ソウナンダ

ワイワイガヤガヤ

貴音「高木殿は存じていましたか」

高木「それが、私は何も知らされていないのだよ。おそらく、律子君と小鳥君もそうだうと思うのだが。何か知っているかね、小鳥君」

小鳥「いいえ。ですが昨日、プロデューサーさん以外は匿名でという電話が掛かってきました。
でも、その時の、プロデューサーさんは何だか不自然というか・・・」

あずさ「私もいましたけど、何だか複雑そうでした」

貴音「・・・ふむ」

律子(・・・やっぱり、何かおかしいわ、プロデューサー殿)


伊織「ちょっとそれどういうこと!」

皆「」ビクッ!!!

美希「むー、うるさいの」アフゥ

律子「伊織、どうかしたの」

伊織「・・・別になんでもないわ。私も、初めて知ったから驚いただけよ。それより皆、そろそろ時間だと思うわよ」

律子「あっ本当だ、みんな急いで支度しなさい」

ヤヴァイオクレル、ワッ、ドンガラガッシャーン 72ヤッテルノハルカ、イソガナイトオクレルハヨ イソゲー、トツゲキー

P「そうそう、ドレスとかはあちらでたくさん用意してくれるらしいから安心してくれ」

ウッウッーヨカッタデス ヤヨイノハワタシガヨウイシテアゲルワ ドレスキレルカシラ

貴音「響、美希、行きますよ」

響「今行くぞー、ほら美希も早く準備して」

美希「響に言われなくても、分かってるの」

72言ってるの千早・・・

支援!

ナンダトー! ホントノコトナノ!

貴音「ふふっ、・・・チラッ」

P「・・・・・・」

貴音「あなた様、どうかなさいましたか」

P「・・・いや、何でもない」

貴音「そうですか、それならいいのですが。私であれば、いつでも相談にのりますので、お声かけください、それでは行ってきます」ガチャ

貴音(誰でも一つや二つの秘密をもっているものです。いずれお話しいただけることを楽しみにしております。・・・私もいずれ)バタンッ

P(・・・貴音、ありがとな。いってらっしゃい)

prrr prrr

P「・・・どうかしたか」

?「・・・明日の昼に、事務所の屋上に来て。仕事の前に話したい」

P「分かった、行けばいいんだな。じゃあな。・・・ちゃんと、説明しなきゃな・・・」

ドア越し

?(・・・明日の昼、事務所の屋上か。面白そうだな♪、他人の秘密って暴きたくなるよね)

なんか見たことある気がする・・・
デジャヴ?

次の日 昼の事務所 屋上

?(・・・少し早く来たけど、もう来てるかな。突然呼び出したけど)ガチャ

?(・・・はぁ、まだ来てないのか。何から話そう)バタンッ

カッカッカッ ガチャ

P「遅れてすまない、結構待ったか」

?「ちょうど今来たところ。それより、聞きたいことがあるんだけど」

P「・・・そうだな、早速本題に入るとするか。俺もこの後現場に行かないといけないし」

ドア越し

?(あっ、もう来てる。何を話すのかな)ソロー

>>8さん 

ありがとうございます 少しでも楽しめていただけたら嬉しいです

>>10さん

立て直しです ちなみに、依頼済み

数分後

P『・・・だから俺はもう、お前のところに戻ることはできない。戻るわけにはいかないんだ。わかってくれ』

?『それでも、戻ってきてほしいの!』

?(・・・何それ、どういうこと。・・・この辺で止めとこ、仕事に間に合わなくなる)スッ

P「・・・話は終わりだ、そろそろ戻るぞ」ガチャ

?「・・・わかった」


夕方 事務所

竜宮妖精律子P「只今戻りましたー」

「「「おかえりなさい」」」

P「何だ、今日全員集まれたのか。千早、真と雪歩は遅くなるはずじゃなかったか」

千早「たまたま、早く終われました」

真「でも楽しかったよね、今日の収録」

雪歩「そうだね、ライブも楽しくできたし」

P「そうか、初めてユニット組んだ番組でよく頑張ったな。ライブしか見れなくてごめん」

千早「ライブを見てくれただけで十分です」

真「そうですよ、プロデューサー」

雪歩「もっと頑張るので見ていてください」

P「ああ、期待してるぞ」


美希「む~、ハニー。千早さんたちばっかり褒めちゃヤなの。ミキたちのことも褒めてほしいの」

P「ごめんな、お前たちもよく頑張ってたぞ」

美希「ハニー、大好きなのー」ダキッ

P「ちょっ、美希。しょうがない奴だなー」

美希「えへへ、幸せなのー」スリスリッ

響「・・・なあ、貴音。最近、プロデューサー変じゃないか」

貴音「そうでしょうか、いつも通りに見えますが」

響「ん~、そうかな。貴音が言うからそうだろうけど。でも、何かなー」

貴音(・・・・・・あなた様)



風呂、入ってきます


伊織「・・・・・・」

真美「いおりん、どうかしたの→」

亜美「朝から元気ないYO→」

伊織「・・・何でもないわ」

春香「悩みがあるなら聞くよ。・・・もしかして、昨日のこと」

伊織「何でもないって言ってるでしょ!」

律子「ちょっと、伊織!そんな言い方はないでしょ」

伊織「・・・今日はもう帰るわ」ガチャ

やよい「あっ、待って伊織ちゃーん」バタンッ


あずさ「伊織ちゃん、大丈夫かしら」

小鳥「伊織ちゃん、本当にどしたのかしら。プロデューサーさんは何か知りませんか」

P「すいません、俺にもわからなくて」

小鳥「そうですか」

美希「・・・デコちゃん」

prrr prrr

P「・・・律子、少し席を外すな」

律子「はい、わかりました」


ガチャ、バタンッ ピッ

P「・・・何か用か、言っておくがこの前の返事は変わらないぞ、わざわざ住所を調べて電話しなだろふつう。・・・違うってそれzy、
何だって!新堂さんが倒れた!それで容態はどうなんだ。・・・そうか、今からそちらに向かうよ」ピッ

ガチャ

P「音無さん、律子。すいませんが今日もお先に失礼します。後できっちり返しますから」

小鳥「ピヨッ!またですか!まだ、たくさん書類g」バタンッ

りつぴよ「」

あずさ「あ、あのー。少し手伝いましょうか」

貴音「いつも、お世話になっているのです。力を貸しましょう」

りつぴよ「二人とも、ありがとう」





さらに翌日 事務所

P「今から、当日の確認をするが。最初に皆に話しがある。・・・俺は当日、伊織の執事をすることになった」

伊織以外「」

千早「それはどういうことですか」

伊織「・・・私から説明するわ。一昨日、新堂が倒れたの」

春香「えっ!大変だよ!それで、新堂さんは大丈夫なの」

伊織「大丈夫よ、命に別状はないわ。・・・ただ、昨日から意識が戻らないのよ」

真美「その人確か、真美たちの病院に運ばれてたよ」

亜美「そうそう、もしかしたらって、お父さんが担当医と話してたよ」

真「きっ、きっと大丈夫だよ。そうだよね雪歩」

雪歩「えっ、私!うん・・・」

響「そもそも、それって、聞いちゃまずいんじゃないか・・・」

律子「それで最近、元気がなかったのね」

貴音「・・・それだけだといいのですが」ボソッ

やよい「貴音さん、どうかしましたかー」

貴音「いいえ、何でもありませんよ、高槻やよい」

やよい「???」

あずさ「それで、プロデューサーさんが新堂さんの代わりに、伊織ちゃんの執事をするんですね。」

P「そうなんです。だから当日、他の皆のことを見ることができない、ごめんな」

ショウガナイヨネー プロデューサーサントモタノシミタカッタナー プロデューサーノシツジカー


美希「ちょっと待ってほしいの!納得いかないの!」

小鳥「美希ちゃん、どうかしたの」

美希「どうもこうもないの!なんで、それでハニーがデコちゃんの執事にならなくちゃ
だめなの」

律子「確かに、どうしてですかプロデューサー殿。それに、執事なんてやったことがないはずですよ」

P「それは、俺ならある程度礼儀を知っているしな。この前電話で頼まれたんだ」

美希「ふーん。じゃあなんで、ハニーに電話することが出来たんだろうね」

P「それは、えっと・・・」

伊織「私が連絡先交換させておいたのよ。何かとそのほうが、都合がいいしね」

美希「・・・はぁ、もういいの。ミキ、知ってるんだよ、ハニーがデコちゃんの元執事
だっていうこと」


P伊織「」

「「「ええええええええ~~~~~~~~」」」

真「どういうことですかそれ!」キラキラ

春香「羨ましい」メラメラ

雪歩「真ちゃん、春香ちゃん。表情と言葉が一致してないよ・・・」

響「詳しく説明してほしいぞ!」

伊織「なっ!あんた何でそれを知ってるの!」

P「・・・伊織、その台詞は認めてるようなもんだぞ」

美希「・・・ミキ、聞いてたの。二人が屋上で話してるの」

伊織「つまり、盗み聞きしていたわけね。・・・あんた、趣味悪いわよ」

P「・・・まあ、理由は今美希が言った通りだ。黙ってて悪かった」


今日はここまで

ありがとうございました

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