シノ「えっと……嫁にしたいのは誰?っと」 (64)

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シノ「これでスレッドというやつを立てればいいんだな?」

タカトシ「何やってんの!?」

シノ「いや、これはだな……」

タカトシ「あーもう、こんなスレ立てて……」

シノ「いや、ちょっとした興味本位でな」

タカトシ「だからって……」

スズ「こういうのは危ない気がするんですが」

アリア「んー、でも面白そうー」

シノ「お、票が集まってるぞ」

7票 ウオミー
2票 ムツミ スズ
1票 タカトシ カエデ ナナコ

シノ「」

タカトシ「え、なんで俺に票が……」

アリア「あらあら」

ガラッ

ウオミー「シノっち、何やら面白いスレを発見したのですが、あら?」

シノ「なんでだー!!」

ウオミー「お取り込み中でしたか?」

タカトシ「いえ、自業自得です」

シノ「えっと、誰か、会長もかまってやれ、っと」

タカトシ「あーもう自演だよ、こんなの」


19 名前:以下生徒会がお送ります
家事万能・隠れ巨乳・姉属性という完璧人間ウオミー


ウオミー「これはタカ君が打ちましたか?」

タカトシ「違いますよ!」


20 名前:以下生徒会がお送ります
会長はなんか頼りになる女先輩以上の存在にはなれない感じがする
良くも悪くも完璧で絶壁


シノ「おい、こいつの居所をつきとめたい」

スズ「お、落ち着いてください」

アリア「あ、票が集まって来たよー、私も入ってるー」

スズ「えっと、結構私にも入ってるな……」

8票 ウオミー
3票 スズ
2票 ムツミ 
1票 タカトシ カエデ ナナコ アリア コトミ

ウオミー「あら、こんなに求婚されても困ってしまいます」

タカトシ「お姉ちゃん人気だなー」

ウオミー「嫉妬します?」

タカトシ「い、いや、別に」

シノ「あれーおかしいなー誰か忘れてる気がするなー」

ウオミー「あら?コトミちゃんの票が徐々に」

タカトシ「巨乳……?」

コトミ「くっくっく、ついに私の正体がバレたようだー」

タカトシ「いいから入ってこい」

コトミ「妹であり、巨乳というハイスペックな性能が!」

シノ「なん……だと……、うりゃ」モミモミ

コトミ「あんっ」

シノ「でかい……」

コトミ「どうータカ兄ー?」

ウオミー「姉妹丼ですか」

タカトシ「食わん」

シノ「なんでだー!もうー!!」カタカタ

タカトシ「また自分で打ってる……」


39 名前:以下生徒会がお送りします
会長は家事は完璧だぞ
頭もいいから家計の心配もない
これは嫁にするべきじゃないか


スズ「そんな露骨な……」

アリア「でも嘘はないよねー」

11票 ウオミー
4票 スズ
2票 ムツミ コトミ アリア
1票 タカトシ カエデ ナナコ

アリア「あ、私が増えたー」

ウオミー「私も増えましたね」

シノ「なああああ!!」

カエデ「あの、なんだか風紀を乱すスレッドがネット掲示板に立てられているとの情報が……」

アリア「あ、今話題の人だねー」

カエデ「話題?」

ランコ「はい、これです」

タカトシ「こらこら、今までいたかのようにふるまわない」

カエデ「これね、スレって……えーっと?」


57 名前:以下生徒会がお送ります
カエデちゃんをじっくり攻略したい

62 名前:以下生徒会がお送ります
カエデちゃんはきっとエロい


カエデ「はー……」フラッ

ランコ「おや、気絶ですか」

カエデ「……はっ!なんなんですかこれは!」

ランコ「何って、あなたに対しての評価ですよーとても的を得ているかと」

カエデ「わ、私はエロ……いやらしくなんてありません!!」

ウオミー「それはフラグですね、わかります」

カエデ「だーかーらー!」

スズ「皆さんそのへんで……」

アリア「スズちゃん、これなーんだ」

スズ「え?えっとー……なんですか?何かの装飾……」

アリア「五十嵐さんは?」

カエデ「い、いや、そ、それはっ……」

ウオミー「知ってるご様子、なるほど」

スズ「えっとー、まさかそっち系の……」

アリア「これはね、エネマグラっていうんだ」

タカトシ「エネマグラ?」

ウオミー「どちらかというとタカ君に関係のあるものよ」

コトミ「気になる人は検索してね!」

ランコ「五十嵐さん、お詳しいんですねー」

カエデ「い、いやっ、それは、その……ぼ、没収したものにあって、それで……」

アリア「こんなの持ってる高校生なんているかなー?」

タカトシ(ツッコミたいけど、触れないでおこう……)

ランコ「五十嵐さんがそこまでムッツリスケベだったとは」

カエデ「違うったら!」

ランコ「あ、知ってましたか?女性の自慰行為は、月に1度が平均ですよ?」

カエデ「は、はい!?」

ランコ「週に2回以上は、女性器に影響が出るそうです」

カエデ「え、え……、……だからそれがどうしたの!!」

アリア(2回以上してるんだー)

シノ(ほほう)

ウオミー「タカ君、前かがみになってますよ」

タカトシ「そ、そっとしておいてください」

カエデ「わ、私はやらしくなんて……」

ランコ「真に清純と言うのはこういう方を言うんです」ヒョイ

ムツミ「ん?」

タカトシ「これは勝てないわー」

アリア「これなーんだ?」

ムツミ「え?何々?ゴム風船?ヨーヨー?」イジイジ

コトミ「良いですなー何も知らない子がゴムをいじってる姿は」

カエデ「あ、あなたそんなもの触っちゃダメよ!」

コトミ「え?これ何なんですか?」

カエデ「そ、それは……」

コトミ「あ、伸びるー」

カエデ「だ、だからダメ!!」

タカトシ「萩村、三葉に一般的な性知識をつけないとまずい気がするんだ」

スズ「私も同じこと考えてた」

ウオミー「あら、そうこうしているうちに票が」

13票 ウオミー
6票 スズ
4票 カエデ アリア
3票 コトミ
2票 ムツミ 出島さん
1票 タカトシ ナナコ ボア トッキー

シノ「い、犬、犬に負けてる……」

ランコ「あらー私もいないー」

スズ「結婚ってイメージがわかないのではないでしょうか」

ランコ「ざんねーん」

シノ「私は!?え、私は!?」

ムツミ「これ何の投票?」

タカトシ「知らない方がいいよ」

スズ(私2位……ふふ)

シノ「むー!生徒会長なのに!主役なのに!」

タカトシ「会長落ち着いて」

ウオミー「常にああやってタカ君がいるせいということに気付いてないのでしょうか」

アリア「気付いてないと思うなー」

コトミ「うはー、五十嵐先輩胸デカーい!」

カエデ「ちょっ、触らないで!」

ランコ「ほほう」

スズ「こらこら、ここはそういう部屋じゃないぞ」

タカトシ「投票、打ち切りましたけど、これは……」

シノ「見せろ!!」

16票 ウオミー
8票 スズ
5票 カエデ
4票 アリア
3票 コトミ ムツミ
2票 出島さん トッキー タカトシ
1票 ナナコ ボア

シノ「」

ウオミー「大勝利」

タカトシ「お姉ちゃんすごいなー」

ウオミー「ふふ、タカ君は幸せ者なんですよ?」

タカトシ「え、っと、それはどういう……」

ウオミー「鈍感さん」

アリア「んー、まあいいかなー」

カエデ「さ、三位……」

タカトシ「なんで、俺に2票入ってんだよ!誰だよ!」

シノ「ゼロ……」

タカトシ「か、会長……?」

シノ「なんで……、料理もするのに……、胸?胸のせい……?」

アリア「あらあら、完全にネガティブに」

シノ「私はそんなに魅力が……」

タカトシ「考えすぎですって」

シノ「きっと、この先就職して、結婚できないお局さんになるんだ……」


シノ「ちょっと、君、この資料間違ってるぞ、3年目なのになんだ、それは!」

「また後輩に……」

「いろいろ焦ってるんだよー」

「結婚相手はいないのでしょうか」

「それ、言ってはいけませんよ」

「怖いですねー」



シノ「とか、こんな感じで陰でいろいろ言われるんだ!!」

タカトシ「なんでそんな具体的な……」

タカトシ「そんな気にしなくても」

シノ「だって―だってー!」

スズ「おや?書き込みが続いて……」

アリア「えーっと、スペックはいいけど性格が、小さいバスト髪型は理想だけど、性格が」

シノ「せ、性格……?」

タカトシ「フォローしろよ、書き込み!」

シノ「わ、私の性格ってそんなにダメなのか……?」

スズ「そ、そんなことないですよー!」

シノ「だって、これー!!」

コトミ「一部の意見ですよー」

シノ「お前は票たくさん入ってるじゃないかー!」

タカトシ「これ、面倒なパターンだ……」

シノ「私だって結婚願望はあるんだー!」

ムツミ「結婚かぁ……」

アリア「私もあるよー」

スズ「そういう話聞いたことなかったですね」

アリア「ふふ、そうだねー、ね?」

タカトシ「え?」

アリア「ふふ♪」

コトミ(七条先輩とだったら、私も財産が……でもウオミーお姉ちゃんもいいなー)

ウオミー「タカ君」ムニー

タカトシ「いたたっ!?」

ウオミー「デレデレしない」

タカトシ「してないですよ、何もつねられなくても」

シノ「そこー!いちゃつくなー!」

シノ「津田も、私とは結婚したくないんだろ……」

タカトシ「え」

タカトシ(ここはどう答えるべきなんだろう、したいっていうのも変だし、かといってしたくないとも……)

タカトシ(別に嫌ではないんだから、普通に、そんなことないですよ?いや、でも誤解を生むか?)

タカトシ(無難に、無難な返事だ、えっと……)

タカトシ「会長はいい奥さんになると思いますよ」

シノ「は、はい……///」

タカトシ「あれ」

スズ「あれじゃーねーよ」

コトミ「わーい、スズ先輩がタカ兄みたいなツッコミだー」

ウオミー「しかし、投票は私が圧勝です」

シノ「くっ」

タカトシ「お姉ちゃんもこれ以上煽らないでくださいよー」

ウオミー「事実を言ったまでです、男性陣の股間を最も熱くしてるのは私」

アリア「それは聞き捨てならないよー!」

スズ「あーまたややこしく」

ランコ「そうです、五十嵐さんが黙ってません!」

カエデ「私はいいからー!!」

コトミ「私もー私もー!」

ムツミ「えっと、私も?」

タカトシ「三葉は黙ってようね」

シノ「お前ら!そんなに会長である私をいじめて楽しいか!」

ランコ「ではわかりました、ここは津田副会長に決めてもらいましょう、男性陣代表として」

タカトシ「え?俺?」

ランコ「魔法カード、都合よく津田副会長にだけ声が聞こえなくなる魔法!」

タカトシ「え、あれ、聞こえない!」

ランコ「皆さんも正直副会長に選ばれれば、その他はどーでもいいのでは?」

「!」

ランコ「解除ー」

タカトシ「あ、聞こえた」

シノ「ま、まあここは津田に代表してもらおうか」

アリア「賛成ー!」

スズ「し、仕方ないですね」

ウオミー「是非」

カエデ「わ、私も参加した方がいいのよね」

ムツミ「タカトシ君が選ぶなら私もやるよー」

コトミ「私も私もー!」

ランコ「ではルールを説明いたしますー」

タカトシ「あの、俺なんで椅子に縛られているんですか?」

ランコ「嫁希望は一人ずつ生徒会室に入って、10分間アピールしてください」

シノ「短くないか」

ランコ「まあそこはなあなあで」

タカトシ「いいのかよ!」

ランコ「そこでご自由にアピールをしてください」

ウオミー「アピール方法に制限は?」

ランコ「あーっと、童貞は奪わないであげてください」

タカトシ「もっとルール広げて!お願いだから!!」

ランコ「もうー、キスもダメでーす、あと過度に性的なアピールとみなされれば禁止です」

シノ「わかったな、アリア!」

アリア「えー私ー?」

ランコ「映像と音声でモニターしますので、まあ固定カメラ3台ですけど」

シノ「よし、順番を決めよう」

ランコ「そうですね、ではー……」

ランコ「あら?誰か生徒会室に入ってしまいしました」

生徒会室

タカトシ「はぁ……」

コンコン

タカトシ「はーい、誰ですか最初は……」

ナルコ「来ちゃった、ぞ」

タカトシ「帰れ」

タカトシ「畑さーん!部外者部外者がいるよー!」

ナルコ「なによーいいじゃないよー、私がいたってー!」

タカトシ「勘弁してください、こんな状況で二人はいろいろ危険を感じる」

ナルコ「ふふ、聞いたわよ、一番嫁にしたいのを選ぶんでしょう?」

タカトシ「そうですけど」

ナルコ「私を選びなさい、経済的な面はばっちりあるわ」

タカトシ「貯金に縁がなさそうなんですが」

ナルコ「いいじゃないよー、夜もいろいろ、とね?」

タカトシ「絶対嫁にしちゃいけない人でしょ、あなたは!!」

ナルコ「これで一位とって、横島先生ってそんな素敵な人なんだアピールするのー!」

タカトシ「しらねーよ!帰れよ!!」

ナルコ「いいわ、じゃあ私のお口のテクで、うんと言わせてやる!」カチャカチャ

タカトシ「ストーップ!ストーップ!!」

ランコ『ピピー、横島先生アウトー』

ナルコ「ん?」

トッキー「ういーっす」

ナルコ「え?え?」

トッキー「はい、退場、ったくなんで私がこんなこと……」

ナルコ「ちょっと離しなさいよ!ちょっと!!」ズルズル

トッキー「じゃ」

ガラガラッ

ランコ「違反するとこうなりますので」

シノ「面白いな!」

ランコ「馬鹿なことをやっていたら、順番が決まりました」

ランコ「一番、萩村さん」

スズ「わ、私か……」

ランコ「二番、魚見さん」

ウオミー「頑張っちゃうぞ☆」

ランコ「三番、コトミさん」

コトミ「ふふ、第三の門は通さん」

ランコ「四番、五十嵐さん」

カエデ「緊張してきたからちょっとお水買ってきます……」

ランコ「五番、三葉さん」

ムツミ「がんばりまーす!」

ランコ「六番、天草会長」

シノ「あれ、じゃあ最後は」

ランコ「トリは、七条さんです」

アリア「うふふ♪」

ランコ「この順番でやっていきますので準備お願いしまーす」

アリア「最後かーそっかー」

シノ「ウオミー、私とても不安だ」

ウオミー「奇遇ですね、なかなか危険な方が最後になりました」

スズ「よ、よし」


生徒会室

タカトシ「血行悪くなりそう……」

生徒会室

コンコン

タカトシ「はーい」

スズ「き、来たわよ」

タカトシ「最初は萩村か」

スズ「え、ええ」

タカトシ「……座ってもいいんだけど?」

スズ「このままでいいわ」

タカトシ「……あの、それで?」

スズ「え、えっと」

ランコ『こちらからは特に進行しないので、何か話さないと、ダメですよー』

スズ「よ、よし、あ、あのね津田」

スズ「私と結婚するのが無難よ!」

タカトシ「え」

スズ「メンバーを見て!癖だらけよ!」

タカトシ「え、いや、まあそうかもしれないけど……」

スズ「下ネタも私は言わないし、天然でもないし、変な体質もない!」

タカトシ「お前、戻ったら殺されるんじゃ……」

スズ「いいの!その、私だったらちゃんと津田のこと考えてあげられるし、その……」

タカトシ「でも、まあ萩村と話しているときは落ち着くよ」

スズ「ほ、ホント!?」

タカトシ「ツッコミの準備しなくていいから」

スズ「あ、あー……」

スズ「それに、その、あんたがしっかりしてなくても私がしっかりするから!」

タカトシ「男としてそれはどうなんだろう……」

スズ「いいの!あんたは……高いところにあるものを取るときだけ頑張ってくれれば」

タカトシ「え、俺それだけ!?」

スズ「ち、違う!そうじゃなくて、えっと……もうー!!」

タカトシ「え?」

スズ「し、仕方ないから私が結婚してあげるっていってるの!ありがたく思いなさい!!」


別室

コトミ「ツンデレキター!」

ランコ「いいですなー」

ウオミー「私が男なら食べてますよ」

アリア「あれーでも津田君にツンデレって」

タカトシ「ごめん、そんな気を遣わせるほど俺はダメなのか」

スズ「え、あれ!?」

タカトシ「はぁ……」


別室

アリア「あらら」

コトミ「タカ兄、ひどいなー」

ウオミー「これはダメですね、いろいろと」

ランコ「はーい終了でーす」

別室

スズ「し、失敗した……失敗した……」

コトミ「スズ先輩惜しいー」

スズ「最初はきつい……」

カエデ「これは、ちゃんと考えないとダメね……」

ランコ「はい、次の方ー」

ウオミー「それでは行きましょう」

シノ「なんだか余裕だな」

ウオミー「余裕?いえいえ、楽しみなんですよ」

アリア「楽しみ?」

ウオミー「身動きが出来ないタカ君を好きにできるのが……では」

シノ「お、おい!ダメだぞ!手を出すなよ!おーい!」

生徒会室

コンコン

タカトシ「はーい」

ウオミー「来ちゃった」

タカトシ「次はお姉ちゃんですか」

ウオミー「ふふ」ナデナデ

タカトシ「え、あの……」

ウオミー「私とタカ君は問題なく結婚できるんですよ」ナデナデ

タカトシ「ま、まあそうですね」

ウオミー「結婚したいですか?」

タカトシ「え、いや、それはその……」

ウオミー「今更タカ君に家事などをアピールしてもしょうがないよね?」ナデナデ

タカトシ「あの、この撫でるのはちょっと恥ずかしいんですけど……」

ウオミー「私と結婚したら好きなだけ甘えていいですよ」ボソッ

タカトシ「え、あ、はい……」

ウオミー「休みの朝は二人で一緒にゆっくり起きましょうね」ナデナデ

タカトシ「え、ま、まあ休みはゆっくりしたいですね……」

ウオミー「私ずっとこうやって頭を撫でていてあげますから」ギュッ ナデナデ

タカトシ「あ、あの、お姉ちゃん、その胸が……」



別室

シノ「畑ー!畑ー!!これいいのかー!!!」

カエデ「だ、ダメよ!!これ!!性的よ!性的!!」

ランコ「うーん……ギリギリ……セウト!」

シノ&カエデ「どっち!?」

ウオミー「でも、子供がいたらダメですね」

タカトシ「まあ……そうですね」

ウオミー「子供は何人くらい欲しい?」

タカトシ「え、いや、まあ3人とかいいですねー」

ウオミー「じゃあ頑張って私に種付けしてくださいね?」ボソッ

タカトシ「い、いや!!!そういう意味じゃ!!」

ウオミー「具体的には、私の……に……タカ君の……で……それで……しちゃうんですよ?」ボソッ

タカトシ「……///」



別室

ランコ「んー、声が拾え切れませんね」

シノ「マイク仕事しろ!!」

カエデ「今の性的発言よ!アウトよ!アウト!!」

ランコ『はーい終了でーす」

ウオミー「あら、もうですか?」

タカトシ「た、助かった……」

ウオミー「タカ君、次の方が来るまでに鎮めたほうがいいですよ?」

タカトシ「う……」



別室

ウオミー「ふぅ……」

シノ「ウオミーちょっと反則ギリギリだぞ」

ウオミー「あら、姉と弟のスキンシップですよ」

コトミ「そっかー兄妹ってあれくらいはするんだ」

スズ「どこのエロゲーですか」

生徒会室

コンコン

タカトシ「え、もう?」

コトミ「おーっす!タカ兄ー!」

タカトシ「なんだコトミか」

コトミ「なんだとはなにさー!」

タカトシ「お前は多分選ばないから安心しろ」

コトミ「もうーなんでよー妹だよ!?禁断の妹との一夜とか想像しないの?」

タカトシ「したことねーよ!」

コトミ「まあタカ兄ヘタレだからなー」

タカトシ「そんなことない」

コトミ「だってこんな巨乳の可愛い妹がいるのに手を出さないんだもんー」

タカトシ「よく聞こえなかった」

コトミ「まあいいけどねーでもタカ兄のこと一番知ってるのは私だよー?」

タカトシ「そりゃ妹だからな」

コトミ「いろいろお得だよー」

タカトシ「なんだか知らんがきっとそのお得は永遠に使われない」

コトミ「私と結婚したらーうーん、うん、側室は認めるよ!」

タカトシ「アピール他にないのかよ!」

コトミ「あとはーえっとー……家事はあんまりだし、えっとー……」

タカトシ「すごい残念なんだけど……」

コトミ「えっと、あ、処女だよ!」

タカトシ「帰れー!」

別室

コトミ「んーやっぱりタカ兄とじゃこんなだよー」

ウオミー「コトミちゃん、ナイスファイト」

コトミ「えへへー」

スズ(すごい飼いならされている……)

シノ「次は誰だったか?」

カエデ「あの、私ちょっとトイレに」

ランコ「時間がないので、後にしてくださいー」

カエデ「えー!?」

ランコ「さあさあ」


生徒会室

コンコン

カエデ「あの……」

タカトシ「次は五十嵐さんですか」

カエデ「あのね、私はその……、特に興味があるとかじゃなくて……」

カエデ(ど、どうしよう、トイレに行きたい……)

タカトシ「わかってますよ、皆さんに付き合ってるだけでしょう?」

カエデ「で、でも!その、結婚は興味とかないわけじゃなくて……」

タカトシ「え、そうなんですか?男性恐怖症なのに?」

カエデ「だから治したいの!……私だって、このままは嫌だし……」

タカトシ「でも五十嵐さんはいいお嫁さんになると思いますよ」

カエデ「ほ、ホント!?」

タカトシ「ええ、しっかりしてますしね」

カエデ「ま、まあね」モジモジ

タカトシ「さっきの投票でもたくさん票入ってましたからね」

カエデ「あ、あの、あなたはどう思うの?」モジモジ

タカトシ「俺ですか?うーん」ジー

カエデ(そ、そんなに見ないでよ……、もう……)モジモジ

タカトシ「あれ、でもそれって最後に言うんじゃ」

カエデ「あ、そ、そっか、そういえばそうね、じゃあそうね、私と結婚したら……」

タカトシ「したら?」

カエデ「えっと……」

タカトシ「ん?」ジー

カエデ(ど、どうしよう、何か言わないと、だからあんまり見ないでー!!)モジモジ


別室

ランコ「おやー様子がおかしいですねー?」

シノ「これは……ははーん、発情したな」

アリア「したくなったんだねー」

ウオミー「あら大変」

スズ「違うと思いますよーって言っても届かないんだろうなー……」

カエデ「食事もちゃんと栄養のバランスとか……えっと……」

タカトシ「あーそれはいいですね」

カエデ「そ、そう?それから……はぅ……」バッ

タカトシ「五十嵐さん?」

カエデ(だ、ダメ、こんなふうに手を抑えたらいやらしい子と思われる……!!)

カエデ「あのね、これはそういうのじゃないの!!」

タカトシ「え、そういうの?」

カエデ「え、だ、だからっ、あの……エッチなことしてるんじゃないの!!」

タカトシ「え」

カエデ「は、いやっ、ああああああああああ!!」バタバタ

ランコ『五十嵐さん、途中退場ー』

別室

カエデ「もうお嫁にいけない……」グスッ

コトミ「大丈夫ですよータカ兄がもらってくれますからー」

カエデ「絶対ドン引きよ……」

スズ「精神的ダメージがひどいですね」

ランコ「津田副会長もトイレのときは仰ってくださいー」

カエデ「私も言ったのにー!」

ランコ「えーでは次はー」

ムツミ「はいはーい」

ランコ「ではお願いします」

ムツミ「うん!アピールすればいいんだよね!」

生徒会室

ムツミ「タカトシ君ー!」

タカトシ「あ、三葉もやるんだっけ」

ムツミ「もちろんだよー!」

タカトシ「でも、お前の場合は……」

ムツミ「えっと、私がタカトシ君のお嫁さんになったらね」

タカトシ「え、俺限定?」

ムツミ「敵を投げ飛ばすよ!」

タカトシ「……敵って……?」

ムツミ「任せといて!タカトシ君の敵は私が全部投げ飛ばすから!」

タカトシ「これそういう内容の話じゃ……」

ムツミ「えーだって家事はちょっとあれだし、うーん……」

ムツミ「えっと、あとは……た、たくさん食べるよ」

タカトシ「それはどういうアピールなんだろ……」

ムツミ「えっと、あとは……うーん……」

タカトシ「なんかないの?」

ムツミ「うーん、夢はお嫁さんだから!私は結婚しないといけないの!」

タカトシ「え、あー、うん……」

ムツミ「それでね、子供を柔道で金メダリストにするんだ!」

タカトシ「三葉がなるほうが早いんじゃないかな……」

ムツミ「あ、きっと楽しいよ!」

タカトシ「おーっと、なんだその小学生みたいな意見は……」

ムツミ「それからねー」

タカトシ「まあゆっくりでいいから」

別室

ウオミー「なんだか親子みたいですね」

スズ「あーなるほど確かに」

ムツミ「はー緊張したよー!」

シノ「そ、そうなのか?」

ムツミ「そうですよー、タカトシ君の前で結婚の話なんて……」

ランコ「あれが純情な子ですよ」

カエデ「私を見るな!!」

シノ「さて、いよいよ満を持して私の番だな」

アリア「頑張ってねー」

シノ「ふっふっふ、この勝負、アリアまでは回らん!」ダッ

スズ「そういうゲームでしたっけ」

ウオミー「楽しそうだからよいのでは?」

生徒会室

コンコン

シノ「失礼するぞ!」

タカトシ「あ、ここで会長なんですね」

シノ「もう少し反応しろー!」

タカトシ「って言われても……」

シノ「うー……まあいい、アピールしないとな」

タカトシ「あ、はい」

シノ「……耳を触ってくれればいつでも私はオッケーだ!」

タカトシ「……は?」

シノ「わかりづらかったか?君がしたいと思えば耳を触ってくれればすぐ私は」

タカトシ「そうじゃねーよ」

タカトシ「なんでいきなり下ネタから入るんですか!!」

シノ「しかしな、私の家事スキルは君も理解してるだろ」

タカトシ「まあそうなんですけど……」

シノ「あとは津田が、その、私を選ぶかどうかだ……」

タカトシ「いや、そういわれましても……」

シノ「もし津田が嫌なら私はもう少し、その……大人しくなるぞ」

タカトシ「え?」

シノ「下ネタも言わないし、しっかりと家庭に入ろう」

タカトシ「うーん……」

シノ「ま、まだ不満か?」

タカトシ「いえ、そうじゃなくて、天草会長が家庭に入るってイメージできなくて」

シノ「わ、私はそれほどまでに結婚のイメージが……」

タカトシ「そうじゃないですよ」

シノ「え?」

タカトシ「会長は、そのバリバリ働いて欲しいというか……」

シノ「しかし、それでは……」

タカトシ「俺はそういう天草会長を尊敬してますよ」

シノ「そういう?」

タカトシ「はい、しっかりと皆を引っ張って、行動力があって、見習いたいです」

シノ「つ、津田、今はそういうことでなく」

タカトシ「だから無理に変えなくてもいいんですよ、俺は今まで通りの会長でも」

シノ「え、津田それは……」

タカトシ「あ、えっと……」

シノ「津田……その、私もやはり夢はあるし、結婚しても家庭に入ることは出来ないがもしよければ!」

ランコ『はーい終了でーす』

シノ「あ」

タカトシ「え、っと、会長……?」

シノ「あ、う……忘れろ」スタスタ

タカトシ「ええええええええええ」

タカトシ(今のって告h……いや、プロポーズ……?)

別室

ウオミー「シノっち先走りすぎです」

シノ「だってー嬉しかったんだもんー!!」バタバタ

スズ「可愛いな、この生き物」

シノ「言っちゃったー言っちゃったー!」バタバタ

アリア「次は私だねー」

ランコ「なんでしょう、ラスボス感」

スズ「あれ、この流れはまずいんじゃ」

アリア「楽しみだなー」

シノ「アリア、なぜ靴下を脱ぐんだ?」

アリア「んー、内緒」

ウオミー「……畑さん、何かあればすぐに笛を」

アリア「じゃあ行ってくるよー」

コトミ「タカ兄の精神力を信じましょう」

スズ「……そうね」

シノ「あれ、私のターン終わり?」

生徒会室

コンコン

アリア「きたよー」

タカトシ「七条先輩で最後ですね」

アリア「うんー、お疲れ様、大丈夫?」

タカトシ「さすがに動けないのはつらいですねー」

アリア「そっかー、私も座ろうかな、よっと」

タカトシ「えっと、なんで机に……」

アリア「ふふ、シノちゃんの前じゃ怒られちゃうねー」


別室

シノ「うむ、特に何もないな」

スズ「そう、ですね、津田の目の前に座ってるくらいで」

カエデ「ほ……」

ウオミー「……んー……?」

アリア「そうだなー私と結婚したらねー」

タカトシ「……ん……!?せ、先輩!」

アリア「いろいろと七条グループの仕事はしてもらうことになるかなぁ……」

タカトシ(ど、どうしよ、見え……しかも、は、穿いてない!!)

タカトシ「先輩っ、あの!!」

アリア「ふふ、ずっとモニターで見てたけど、この位置はわからないんだよ?」ボソッ

タカトシ「え、ええええ」

アリア「10分間、ね?」ボソッ

タカトシ(そ、そんなっ、目を逸らしたいけど……チラチラと……)ゴクリ

アリア「あ、でもね、婿養子とかじゃなくてもいいらしいよー」スッ

タカトシ(まったく頭に入らない……、脚広げ……、あっ閉じ……)

アリア(津田君ったら、そんなに見てたら気付かれちゃうよ……ゾクゾクする……もっと広げちゃおうかな……)


別室

ウオミー「……ま、まさか……」

アリア「あ、でもね、家事もちゃんとやるよーシノちゃんほど完璧じゃないけど」

タカトシ「は、はぁ……」チラチラ

タカトシ(見ちゃダメだ、見ては……これって地獄なんだろうか、天国なんだろうか)

アリア(津田君の息が……ふふ、最後だからこれくらいはしないとねー……)

タカトシ「……」

アリア「あとねー」グリグリ

タカトシ(え、脚で……えぇぇぇ!?)

アリア「あ、でも住むなら私津田君の家がいいなー」

タカトシ(こ、これはさすがにバレ……はぅ……)

アリア(うふふ♪津田君可愛いなー)


別室

シノ「んーアリアは何を……」

スズ「絶妙に見えないですね」

ウオミー「畑さん!ストップを!」

タカトシ(あーもうダメーもう無理ー……さよなら理性……)

アリア(もうダメかなー?じゃあ最後にサービスね♪)クパァ

タカトシ「ぐはっ」

ランコ『はーいストーップ』

ガラッ

ウオミー「タカ君!!」

タカトシ「あ……お姉ちゃん……がくっ」

シノ「津田ー!!は、鼻血が……」

ウオミー「七条さん、それはずるいのでは」

アリア「えー、変なことしてないよー?見てても普通だったでしょー?」

ウオミー「そんな羨ましいこと許せません!!」

スズ「あれー、台無しだー」

ランコ「んー映像を見る限り不正はなかった」

カエデ「ちゃんと見て!ほら!」

ランコ「んー、これはー?」

カエデ「だから、これは……あ、脚で……その……///」

ランコ「それでは結果を発表したいのですが……」

タカトシ(ど、どうしようさっきの映像しか思い出せない……)ダラッ

ムツミ「タカトシ君!鼻血!」

スズ「七条先輩いったい何を……」

アリア「さあ結果結果」

ランコ「そうですね、では津田副会長」

タカトシ「え……あ……しちj」

シノ「待てい!」

アリア「どうしたのー?」

シノ「明らかに津田が洗脳状態だ!」

ウオミー「私も同意です、強烈な精神的ダメージです」

アリア「そうかなー」

ランコ「では少し休憩しますか」

シノ「津田ー!さっきのラブラブイベントを思い出せー!!」ユサユサ

ウオミー「津田君、さあ意識を」ギュッ

スズ「しっかりしなさい」パンパン

タカトシ「うー……」

コトミ「タカ兄嬉しそうー」

カエデ「そ、そうなの?」

ランコ「休憩終わりますよー」

ランコ「ではーそろそろ結果をお聞きしたいんですが?」

タカトシ「あ、はい」

ランコ「その前に一言ずつ」

スズ「選びなさい」

ウオミー「タカ君、あとで、ね?」

コトミ「タカ兄、あとで、ね?」

タカトシ「パクリじゃねぇか」

カエデ「さっきのは本当に違うから!」

ムツミ「タカトシ君ー!」ノシノシ

シノ「さっきのは……その……」

アリア「ふふ♪」チラッ

タカトシ「ぐっ……」

ランコ「何名かただの誘惑でしたが、それでは結果を」

タカトシ「えっと……この中でですと……」

タカトシ「……い、いないかな」

「「はぁ?」」

タカトシ「いや、あの皆さんいいところもあるんですけど、一癖あるというか……」

ウオミー「ちょっと何言ってるかわからないですね」

スズ「絞めますか?」

タカトシ「えっと、その、客観的に選ぶなら……あの、か、会長かなって……」

シノ「わ、私!?」

タカトシ「その家事とか完璧ですし、男性を代表すれば一番いいかなって……」

シノ「大勝利きたあああああああああ!!やっぱりヒロインは私!!私!」

ムツミ「あーあー」

カエデ「ま、まあ仕方ないわよね」

コトミ「さすが会長ー」

スズ「はぁ……」

ウオミー「タカ君個人の気持ちではないんですよね?今のは」ギュッ

タカトシ「え、え、っと、はい……」

アリア「津田君はもっと気持ちいいことしたいよねー」ギュッ

タカトシ「あ、あの」

シノ「コラー!!巨乳二人!!私の津田に何してるんだ!!」

ウオミー「あら、タカ君はまだ誰のものでもないですよ?」

アリア「身体は私に夢中だもんねー」

シノ「お、おい!津田!!」

タカトシ「え、あはは……」

ウオミー「七条さん、ここは二人で可愛がるというのは」

アリア「賛成ー!」

タカトシ「え、え」

ウオミー「では行きましょう」

アリア「はーい」

タカトシ「えーーーーーー」ズルズル

シノ「津田あああああああああああああ」



1時間後

タカトシ「僕はお姉ちゃんとアリアさんのペット……僕は……」

シノ「洗脳されてるうううう!!!」

ウオミー「ふぅ、いい汗かきました」

アリア「うふふ♪」

カエデ「あ……」

ランコ「おや?羨ましい?」

カエデ「ち、違うわよ!」

シノ「しっかりしろー津田ー!」

タカトシ「……はは」

スズ「ひどいオチね」

ムツミ「オワリ!」

終わりです

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