鳰「黒組で親睦を深める為に焼き肉行きましょうッス!」 (71)


鳰「まずは一号室を誘いに行くッス」

鳰「ちわーっす!鳰ッス!」



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一号室

兎角「何の用だ」

晴「あっにおだー」ひょこっ

鳰「今晩、夕飯に焼き肉行きません?皆で!」

兎角「ことわ

晴「わーいっ!行く行く!いきたーい!」

兎角「お前、正気か…?焼き肉ならいつでも私が連れてって…

晴「えー、黒組の皆で行きたいんだもん!」

兎角「…」ハァ

兎角「…仕方ないな…まぁ今のところ予告票も出てないし、今回くらいいいか……」

鳰「おー、じゃあ一号室どっちも参加でいいっすね?18時に校門集合でお願いッス」びしっ

晴「わぁい楽しみー!にお、また後でねー」


兎角「その代わりお前が奢れよ」

鳰「……え?」

バタン

鳰「……まじッスか」


二号室

鳰「なんで鳰ちゃんが…全員分ってどれくらいかかるんスかね…」

鳰「……まぁまぁまぁ気を取り直して二号室へ行くッス」

鳰「ちわーっす!鳰ッス!」

春紀「おーっどうした?」ガチャ

鳰「今晩、黒組の皆で焼き肉に行こうかと思いまして!」

春紀「あー、ちょっと待って。…伊介さま、鳰が今晩焼き肉どうかって」

伊介「焼き肉?伊介パスー♪服に臭いついちゃうもん♪」

春紀「んじゃ悪いけど私もパスで。また今度誘ってくれー」ガチャ

鳰「いやいやいやいやちょっと待つッス!」ギリギリ

春紀「うぉ!?」びくっ

鳰「行きましょうよ!!奢りますから!!最高級店ッスよ!!」ギリギリ

春紀「お前なぁー…全く」ハァ

春紀「だってよ伊介様…どうする?私行こうかなー」

伊介「…じゃあ行く♪」

春紀「ってことで二号室二人参加で」

鳰「了解ッス!では18時に校門集合でお願いッス!」ガチャ

鳰「…何気にラブラブッスよねあそこも……」

鳰「いやいや鳰ちゃんだってこの焼き肉でカップリング見つけちゃうッスよ!」

鳰「って何の話っすかもう……」

鳰「気を取り直して三号室行くッス」

三号室:神長香子、首藤涼

鳰「ちわーっす!鳰ッス!」

香子「何の用だ」ガチャ

涼「どうしたのじゃ」

鳰「今晩、皆で焼き肉行きましょうッス!鳰が最高級奢るッスよ!」

香子「…気持ちは有難いが、勉強もあるし、何より走りに奢らせるのは申し訳ない。ってことですまないが私は遠慮しておく」

涼「香子ちゃんは優しいのう。では私も同じ理由で遠慮しておくかの」

鳰「うぇぇーっそんなの気にしないでほしいッス!!それより鳰は皆で行きたいんス!参加してくださいッス!!」

香子「本当にいいのか?」

鳰「もちろんッスよ!!気にしないで下さい!むしろお願いッス!」

香子「じゃあ…遠慮なく。首藤も一緒に行こう」くすっ

涼「そうじゃな。三号室は二人参加で」

鳰「了解ッス!じゃあ18時に校門集合ッス!」びしっ

鳰「三号室は二人とも優しいッスね~」うんうん

鳰「…正直お財布には痛いっすけど…鳰にも相手を見つけるには仕方ないッス!」

鳰「……あれっ?なんか趣旨変わってないスか」

鳰「まぁ、細かいことは気にせず四号室行くッスよ!」


四号室

鳰「ちわーっす!鳰ッス!」

千足「やあ、どうした?」

柩「…っ」ひょこっ

鳰「今晩、皆で焼き肉行きましょうッス!最高級店奢るッスよ!」

千足「焼き肉か……」ちらっ

柩「焼き肉…!ぼく、行きたいです!」キラキラ

千足「では…四号室、二人参加で」にこっ

鳰「おおーーっよかったっす!じゃあ18時に校門集合で!待ってるッス!」ガチャ

鳰「あっさりOK出してくれると有難いッスね~」

鳰「次五合室もあっさり来てくれそうッスね」

鳰「…ところで、何気に最高級にランクアップしてるッスね」

鳰「ま、まぁまぁ……さあじゃんじゃん行くッスよ~」

5号室

鳰「ちわーっす!鳰ッス!」

乙哉「はいはーい、なんか用かな?」

鳰「今晩、皆で一緒に焼き肉行こうって話なんッス!鳰ちゃんが最高級奢るッスよ~」

乙哉「やったー!焼き肉!行く行く!!」

鳰「さすが乙哉さんッス!しえなさんはどうします?」

しえな「んー、ボクも断る理由特にないし…行こうかな」ひょこっ

鳰「良かったッス!じゃあ五合室二人とも参加っすね!では18時に校門集合ッス!」

鳰「うーん…次六合室…どっちもなかなか強敵そうッス……」

鳰「純恋子さん、今更奢りやら最高級やらなんて言葉、なびかないッスもんね」

鳰「…ここは走り鳰、一工夫練るッスよ」


六号室

鳰「ちわーっす!鳰ッス!」

純恋子「あらまぁ、こんにちは」

真昼「な、な、なんですか……」

鳰「今晩、皆で焼き肉行こうって話なんッスよ。鳰が最高級奢るッスよ!」

純恋子「あらぁ…どうしましょう、番場さん?」

真昼「ごめんなさい……それは…」

鳰「…真夜さんからはオッケー貰ってるッスよ」ボソッ

真昼「…へ?へ?本当…ですか…?」

鳰「ええ、本当ッス。なんなら今確認しても構わないッスよ~」にこーっ

真昼「えぇっと…じゃあ…そこまで言うなら…行きたいます……」

鳰「ほんとッスか!英さんは…」

純恋子「行きますわ」ウフフ

鳰「ッスよねー!じゃあ18時に校門集合ッス!」

鳰「6号室、やっぱり英ちゃんは番場ちゃんに弱いんスね」

鳰「…てか本当に確認取られたらどうしようかと思っちゃいましたよ…」

鳰「ともあれ黒組全員誘うことに成功ッス!自分を褒めたいッス!」

鳰「いやー全員誘うだけでこんな体力使うとか、さすが黒組。キャラが濃過ぎッスね」


鳰「さあて、ここからが本番ッス。鳰にもカップリングの相手を見つけるッスよ!」

鳰「もうぼっちだとか、二人組作ってーなんて言葉に怯えなくて済むッスもんね!」むふふ

鳰「兎晴や春伊に並ぶカップルを作っちゃうッスからねー!」

鳰「……あれ?完全に趣旨変わってないッスかね……」

鳰「まぁいいや、とりあえず予約しておかなきゃッスね」

鳰「あ、もしもしー夕飯の予約したいんスけど。ああ、食べ放題、13人で。名前は…走り鳰ッス。…はい、はい、じゃあよろしくッス!」

タブレット<鳰が18時くらいをお知らせするッス!ぽっぽー!

鳰「さあて、そろそろッスね!」

鳰「皆さん集まったッスかー?」くるっ


溝呂木「いやー先生も来ていいのかなー!たはは!!」


鳰「」

鳰「いやいやいや…み、溝呂木チャン…なんでいるんスかね…」

溝呂木「やー、一ノ瀬が皆で行くって言うから、先生もどうかって言われちゃってね!」

晴「先生も黒組の一員ですもんね♪」

溝呂木「先生は嬉しいよ!黒組の皆がこうして、仲良く…ううっ」ホロリ

伊介「やーんキモーい♪」

鳰「く……来るのは勝手ッスけど、先生の分は奢らないッスよ!!」

溝呂木「それなんだが、先生が奢ってあげようと思う!」

鳰「」

乙哉「先生太っ腹ー」

晴「わわっそんなの申し訳ないですよー」

溝呂木「気にしないでくれ!あははー」

鳰「に…鳰の立場を完全に溝呂木チャンに奪われたッス……」

鳰「ま、、、まぁ…相方探しには何ら支障ないッスから……」ブツブツ

真夜「なァ、オレもう腹減ったんだけどー」

鳰「そ…そうッスね!気を取り直して、お店行くッスよー!」

晴「おーっ」ぴょんぴょん

柩「焼き肉…楽しみです」

千足「実は私も行ったことがないんだ」

柩「へぇ、じゃあボクと同じですね」

千足「ああ、そうだな」にこっ

鳰「(リア充め………今に見てろッスよ……)」ギリッ

鳰「おおー広い部屋ッスね。さすが最高級ッス!」


伊介「伊介ここ座るー♥︎春紀こっちね♥︎」

春紀「はいはいわーってるよ」

晴「晴、春紀さんの隣でもいいですか?」

春紀「ん、どーぞ」

伊介「……」ムッ

晴「わぁい、兎角さんこっちこっち。えへへ」

兎角「わかった」

乙哉「じゃあ晴っちの反対隣、私がもーらお!しえなちゃんもこっちおーいで♪」

しえな「ったく、なんでボクが…」

伊介「……やっぱ伊介そっちー♥︎」

春紀「我が儘言うなよ伊介様ー」

伊介「……」むぅぅ

春紀「妬かない妬かない」

伊介「べっつにぃーー」ふんっ


鳰「……え、ちょっと待てッス」

千足「桐ヶ谷、こっちおいで」

柩「はい、千足さん!」

純恋子「さあ番場さん、こちらにどうぞ」

真夜「悪りぃなー」

純恋子「番場さんは何が食べたいですか?」

真夜「やっぱ肉かなー牛肉」

純恋子「まぁ、真昼さんとは違うんですわね。そんなギャップも萌えますわ…」ポッ


鳰「ちょっ……待っ……!」

涼「こーこちゃんは焼き肉好きかの?」

香子「好きだけど、私はしゃぶしゃぶ派かな…」

涼「涼もしゃぶしゃぶ派じゃ。でも一番は寿司かのう」

香子「寿司、私も大好きだ」ニコッ

涼「……やっぱり一番はこーこちゃんの笑顔じゃな」ポッ

香子「……?」


鳰「ちょっとストップストーーップ!待つッス!」

鳰「これじゃあ鳰、端っこでしかも溝呂木ちゃんが目の前じゃないッスか!」オロオロ

溝呂木「何してんだ走りー、もう皆頼んじゃうぞ」

鳰「」

鳰「結局先生が目の前ッスか…まぁ予想してたッスけどぉ…」

鳰「(まぁ目の前が壁になるよかマシッスかね…)」ハァ

伊介「お酒呑む人ー?」

乙哉「あ、あたし生一つお願い♪」

千足「私も生一つ」

溝呂木「先生も生でお願いしよっかな!」

涼「ワシは日本酒で」

伊介「じゃあ生四つと日本酒お願いね♥︎」

店員「生四つでー。肉は何にします?」

伊介「あとは春紀頼んだ♥︎」

春紀「おうよ。じゃあまずこれとこれを……」

乙哉「あたしこれとこれとー、あっあとこれ頼むー!あー、でもこれも…」

しえな「残すことがないようにしなよ、武智」

千足「桐ヶ谷は何が食べたい?」

柩「えーっと、えーっと…」あわわわ

涼「おーい、こっちにもお品書きくれんかの」

春紀「あ、悪りぃ悪りぃ」ひょい

溝呂木「(うんうん、仲良さげで先生は嬉しいよ)」ふむ

純恋子「私は番場さんと同じものでいいですわ」

真夜「じゃあオレフルーツ牛乳な」

店員「申し訳ありません。フルーツ牛乳は先ほどストップしてしまいまして……」

真夜「まじか」

純恋子「…」ガタッ

晴「あれ?純恋子さんどこ行くんですか?」

純恋子「少し……お花畑へ」ウフフ

晴「はあ…」?

店員「では少々お待ちください」ガラッ


晴「伊介さんと春紀さん、慣れてるんですか?」

伊介「伊介はお酒だけ♥︎」

春紀「私は兄弟でよく食べるからなー。安いところだけど」

乙哉「あたしもこんな高い所来たの初めてー」

しえな「あんた、お酒呑めんの?」

乙哉「大好きー、ハサミの次の次に好き♪」

伊介「あらぁあんたとまさかの共通点♪」

涼「涼もお酒大好きじゃ」

乙哉「おおー、語りたいですねぇ」

しえな「へぇ、意外かも。…ん?なんで次の次?」

乙哉「ハサミの次に好きなのはしえなちゃんだもん」

しえな「え…ヤダ…きも…」

乙哉「んもー、いけずぅ」


純恋子「ただいま、番場さん」ニコッ

店員「えっと…お客様……フルーツ牛乳入ったんで…」ガクブルガクブル

真夜「おお、じゃあ頼む」

純恋子「…」ニコッ

店員「は、はひっ…ただいま…っ!!」ダッ

真夜「?」

柩「…権力って怖いです」

香子「首藤、そんな度の強い酒をぐびぐび呑んで、酔わないのか」

涼「全然大丈夫じゃ。香子ちゃんも呑まないの?」

香子「私はまだ未成年だから」

涼「それを言ったら皆未成年……まぁ香子ちゃんには言わないでおこうかの」

香子「?」

涼「…んー、んまい」

香子「首藤は日本酒を呑んでる姿が似合うな」ニコッ

春紀「待ってそれ褒めてんのか」

涼「…照れるわい」ポッ

春紀「首藤もそれでいいのかよ」

香子「ふふ…」


溝呂木「やー、焼き肉美味しいなー走りー!」

鳰「そ、そーっスね!あはは!」

鳰「(……やばい、やばい…この流れは完全にやばいッス)」


鳰「(これはもう、他ップルに特攻をかけなきゃッスね…)」

鳰「(えーっとまずは…あまりカップリングとして名前が上がらない、乙哉さんとしえなさんとこ行くッスよ)」

鳰「(そもそもあそこはあまり仲良くないはず……これを機にどっちかとカップリングを組めれば…)」ぐっ

鳰「ちわーっす!鳰ッスよ~」

しえな「なんだ走り」

乙哉「おー鳰ちゃん!ここ座る?」

鳰「ん?いいんスか?」

乙哉「うん、ちょっとトイレ行ってくるー♪」

晴「いってらっしゃーい!」ぴょんっ

兎角「いちいち跳ねるな」

鳰「(チャンスッス!!!)」

鳰「ちわーっす、しえなさん!」

しえな「そういえば走りとはあまり話したことがなかったな」ニコッ

鳰「そうッスねー、いつも乙哉さんと居ますもんね」

しえな「な"…っあいつが勝手に絡んで来るだけで、ボクは別に…!」

鳰「(………ん?)」

しえな「そもそもあいつもあいつだ!いきなりおさげをちょん切りたいって…変態だし気持ち悪いしイジメだ!」

鳰「(………んん!?)」

しえな「こないだなんて、二人で出掛けた時も…あっ別に遊びにとかじゃなくあいつが勝手について来ただけで」

鳰「(………)」

春紀「デートじゃん」

しえな「な"…っ違……っ!!!」

乙哉「デートだよねーー♪」ひょこっ

しえな「お前は黙ってろ!!!!」ガッ

乙哉「あぅ」


鳰「(……)」

鳰「(…鳰チカおうちかえる)」

鳰「(……ラブラブじゃんあそこも)」

鳰「(しかも自分で墓穴掘った感ハンパないッスね)」

鳰「(…………他行く気しなくなったッス)」

鳰「(英さんは番場ちゃんに近付いただけで権力使うし、東さんと晴ちゃんなんか論外だし、涼さんは神長さんにほの字だし、千足さんと柩ちゃんは相思相愛だし…)」

鳰「(ん……?春紀さんって伊介さんのこと、どう思ってるんだろ?)」

鳰「(そういえばいつも伊介さんが春紀春紀って言ってるイメージしかない…もしかしたら伊介さんを鬱陶しいと思ってるかもしれない…)」

鳰「(もし鳰の予想が当たったら…)」

春紀『走り…お前のこと勘違いしてたよ。嫌いとか言って、ごめんな』なでなで

鳰『ッス…///』

鳰「(ネットでも…)」

【速報】走り鳰、寒河江春紀が結婚【鳰春】(566)
春伊厨死亡のお知らせwwwww(259)
これからは鳰春ッス(1)


鳰「(イケる…!)」

伊介「伊介お化粧直して来るー♪」ガタッ

春紀「私も外の空気吸って来ようっと」ガタッ

鳰「(キターーーーーーー!!)」ガタッ

鳰「春紀さん!!鳰も行くッスよ!!」ダッ

鳰「(これはもう、鳰に神様が味方してくれたとしか思えないッスね!!)」


純恋子「番場さん、どうですか?美味しいですか?」

真夜「んめえ」

純恋子「まぁよかった」ウフフ





春紀「うーーん……こういうのもいいねぇ、皆で……」ノビ

鳰「そッスよねー!」

春紀「誘ってくれてありがとうな、鳰」ニコッ

鳰「(おお…これはいい流れ………)」

鳰「いえいえ!そんな、気にしないで欲しいッス!!」

鳰「ちょっと、春紀さんに話があったんスよ」

春紀「ん?」ニコニコ








春紀「お前、転べ」

鳰「ひゃあっ」

春紀「…走りのこと、せっかく多少は見直したのにガッカリだよ」ハァ

鳰「なっ……!」

鳰「ち、違うんッス!ごめんなさいッス!!これはその」

春紀「次伊介のこと悪く言ったら殺すから。後二度と話かけんな」

鳰「了解!!…じゃなくて、違うんスよ春紀さん!あぅぅ…」

鳰「(鳰チカおうちかえる……)」ぐすん


ひょこっ

伊介「(……春紀のバカ)」

溝呂木「いやぁー皆忘れ物はないかい?明日は休日だからゆっくりしてなー」

晴「はぁー、楽しかったなぁ。また黒組の皆と来たいなぁ」

乙哉「次はどっか行きたいねー」

涼「温泉とかどうかの」

晴「あっいいね!温泉晴も行きたーい!」

涼「近くにお勧めの温泉があってのう…少し遠出をするのも悪くないやもしれぬ」

晴「わぁー今度行きましょうよ!黒組の皆で!」

真夜「はぁ、つかれたー。早く帰って寝たいぜ」

純恋子「あらそれなら」指パチン

伊介「………」ぐでん

春紀「っしょっと……伊介様、大丈夫ー?」

伊介「うーん……」すぴー

乙哉「あはっ伊介様お酒好きな割りには弱いんだねー」

春紀「そうそう。弱いくせによく呑むんだよなぁ…ったく、何回おんぶしてるんだか」

乙哉「……逆じゃない?」にこっ

春紀「??なにが?」

乙哉「春紀さんにおんぶされたいから、酔ってるんじゃない」

春紀「…まっさか」

乙哉「そのまさかかもよー」ニマニマ

春紀「………」

涼「犬飼よ、あの量で酔ってしまうとは」

乙哉「いやいやいやそれはあんたがおかしいだけだから…」

涼「…そうかのう?」

乙哉「だって首藤さん強過ぎっしょー」

柩「……ん…眠たいです」

千足「大丈夫か、桐ヶ谷」

柩「まだ大丈夫です……うぅん…」

千足「その…おんぶしてあげてもいいんだぞ」

柩「い、いいんですか?」てれっ

千足「もちろんだ」ニコッ


乙哉「しえなちゃーん私にもおんぶー」ぎゅっ

しえな「くたばれ酔っ払い」げしっ

乙哉「ひゃん////」ハァハァ

鳰「……」とぼとぼ

鳰「(どうせウチなんて、お相手いないぼっちッスから…)」しゅん

溝呂木「さあて、皆帰るぞー」

香子「先生!」

溝呂木「ん?どうした神長」

香子「今回はご馳走様でした」

涼「ありがとうございました」ぺこっ

溝呂木「はは、そんな気にしないでくれ。……それに、お礼は走りに言ってくれ。企画したのはあいつだからな」

香子「……」

涼「…こーこちゃん」








香子「走り!」

鳰「!」びくっ

鳰「な、なんスか…」

香子「今日はありがとうな。また誘ってくれ」

涼「とても楽しかったぞ」ニコッ

鳰「……!!ふ、二人とも…」じわあ

晴「あっにおいたー!えへへ。今日はありがとうね!また皆で行こう!」ぎゅぅっ

鳰「晴ちゃん…」

兎角「……」

乙哉「たまにはいいよねー、こういうのもさっ!」ぎゅぅっ

しえな「そうだな」

鳰「……ッス…皆…」じわあ

千足「桐ヶ谷の代わりにもお礼言っておく。今日は楽しかった」

柩「…すぅ……すぅ……」zzz

鳰「…ウチも楽しかったッス!また皆で行こうッス!!」びしぃっ

晴「うんっ」えへへ

鳰「(まぁ………お相手とか、別にいっか)」へへっ


晴「あれー?そういえば、春紀さん達と純恋子さん達がいない…先に帰っちゃったのかな」

鳰「」

鳰「(そうでしたそうでした…完全に春紀さん勘違いしたままッスよねぇ…)」

鳰「(あとで仲直り………はぁぁ、ちゃんと話してくれるんスかねー)」


純恋子「車を出して下さってありがとうございました。…では行きましょう、番場さん」

真夜「お、おう…なんかすげえな……」

純恋子「うふふ、お構いなく」

鳰「(いつまでもこんな関係は嫌ッス。ちゃんと仲直りしたいッス)」

鳰「(ちゃんと謝って、また元の優しい春紀さんに戻って欲しいッス)」

鳰「(よし、ここは鳰らしく、元気にいくッスよ)」

鳰「(誠意を見せて謝れば、春紀さんもきっと許してくれるはずッス)」

ガチャッ

春紀「(…走りに言い過ぎちゃったな…今度謝らねーと)」

伊介「……んぅぅ」

春紀「起こしちまったか?悪りぃ悪りぃ」

伊介「あれ……部屋?…あたたた」

春紀「あたしがおんぶで運んだんだ。記憶飛んでるのか?」

伊介「うぅん………」

春紀「伊介様さあ。あんま呑み過ぎんなよー、お酒弱いんだからさ」なでなで

伊介「………」ぐいっ

春紀「え、あ、ちょっ…わわっ伊介様!?」

伊介「………」ぎゅぅぅぅ

春紀「い、伊介……っ?」かぁぁ

伊介「……ちょっと…ちょっとだけ…我が儘言って、ごめん……」

春紀「…そんなの……我が儘とも思ってねーって」ぎゅっ

伊介「……」

伊介「…………すき」

春紀「えっ…」










鳰「ちわーっす!!鳰ッス!いやー春紀さん達先に帰っちゃうんですもん!!びっくりびっくりー!」


伊介「伊介もう寝る!」

春紀「もうお前二度とあたしの前に現れんな!!」

鳰「なんで!?」


終わり

全員仲良し黒組と春伊が書きたかったッス
春伊が一番だけど同室カップル大好きッスもっと増えて欲しいッス
では

ごめん不純で笑っちゃった

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月30日 (日) 13:40:34   ID: m6BdwD-C

やっぱ乙しえッスよねー

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