クリスタ「百合じゃないよ」(21)

ここでは初投稿です。

クリスタ「あ~今日の訓練も大変だったね…」

ユミル「まぁな」

クリスタ「嘘。ユミルは平気な顔してるくせに」

ユミル「そんなことねーよ」

クリスタ「こんなのもう、2年もしてきたんだよね…」

ユミル「だな、ずいぶんダイエットになったんじゃねぇの?」

クリスタ「ダイエットか~」

ユミル「まあ、ここの飯は粗末だし、いくら食べても太らないけどな」

クリスタ「うん、そうだよね」

ユミル「なら、今度の休み、うまいもんでも食べにいくか。普段の訓練のご褒美も
兼ねて」

クリスタ「あ、いいねそれ。行こ行こ!」


エレン「なんだと、この馬面!」

ジャン「そのままの意味だ!この悪人顔が!」

エレン「お前が訓練サボってやがるからだろ!」

ジャン「立体起動訓練は俺の成績なら問題ねぇよ」

エレン「てめぇ…格闘訓練はちゃんとしやがるくせして…」

ジャン「ありゃ、お前に負けるのが悔しいからだな。悔しかったら、立体起動も
俺に勝ってから言えよ」

エレン「くっ…」

クリスタ「エレンとジャン…また喧嘩してるね」

ユミル「あいつらもこりねぇよな本当…いつからしてんだよ」

クリスタ「訓練兵団入ってすぐにしてなかった?」

ユミル「そうだったな」

アルミン「だから、立体起動の習性を考えたら…」

ライナー「こういう風に動く方がガスの節約につながるわけか」ガリガリ

ベルトルト「地面に書いてみると角度とかが想像しやすいね、成程」


クリスタ「ライナー達は何してるんだろ?」

ユミル「どうも作戦会議みたいなことしてるな…勉強熱心なことで…」

ユミル「私には真似できねーよ」

クリスタ「もう、ユミル!」

ユミル「怒るなクリスタ、かわいいぞ」

クリスタ「どうしてそういう話になるの?」

アルミン「…」

ライナー「今日もクリスタはかわいいな」

ベルトルト「まったくだね」

アルミン「あれ?ベルトルトはクリスタが好きなの?」

ベルトルト「いや、まあ…なんというか…」

ライナー「こいつは本命がいたけどな…盛大に振られたんだよ」

アルミン「あ、そうなんだ…」

ライナー「で、失恋の傷を癒すために、クリクリ兵団に入団したってわけだな」

ベルトルト「うん、そのとおり」

アルミン「クリクリ兵団って…」

ライナー「いや、マジで付き合いたい」

ベルトルト「うん、いいよねクリスタ。かわいいし、優しいし」

アルミン「確かにかわいいよね」

ライナー「しかし、一つ問題がある」

ベルトルト「ユミル…だね」

ライナー「そうだ」

アルミン「あの二人、色々あやしいって噂が…」

ライナー「もしかして、二人は百合なんじゃないのか?」

ベルトルト「う~ん、それは困るね」

アルミン「それはそれで、かわいい気もするけど…ユミルも美人だし」

ライナー「二人を見てる分には美しいもんだが…だめだな」

ベルトルト「もったいなさすぎるよ、絶対」

ライナー「クリスタの心は俺が守ってやらねばな」

ベルトルト「いや、僕が…」

アルミン「これが、クリクリ兵団か…」

また、時間おいて書きます

その夜 女子寮

ユミル「クリスタ~~」

クリスタ「きゃあ~~」

ユミル「おらおら~~~」

クリスタ「ユミル、変なところ触らないでよ…!」

キャアキャア

サシャ「…」ジー

ユミル「ん?何みてんだよ」

サシャ「はっ!…いえいえなんでもないですよ?」

ユミル「嘘つけ、なんか奇異な目で見てただろうが」

クリスタ「どうしたの、サシャ?」

サシャ「え~とですね…お二人は仲がいいなと思いまして…」

ユミル「はあ?それだけか?」

サシャ「あ…その~~」

アニ「二人が付き合ってるんじゃないかってことさ」


ユミ クリ「!!」


サシャ「あ…アニ」

クリスタ「ええ…!?付き合ってるって…私とユミルが?」

ユミル「そういうことかよ…」

ユミル「それより、なんでアニがそんなこと知ってんだ?」

アニ「小耳にはさんだだけさ。二人がレズなんじゃないかって」

クリスタ「ええ~~~!」

サシャ「直球ですね…アニ…」

ユミル「けっ!暗い女だったお前がそんなこと言うなんてな…急に色恋沙汰に
目覚めたんじゃねぇか?」

アニ「別に…」

クリスタ「レズ…レズ…」カアア

ユミル「……クリスタ、ちょっと外行こうぜ」グイ

クリスタ「え?ユミル?」

ユミル「いいから、すぐ済むからよ」

タタタタ

サシャ「あ、出て行っちゃいましたね」

ミーナ「う~~ん、あの反応だと噂はデマなのかな?」

アニ「あんた、いきなり出てくるんじゃないよ」

サシャ「かなり、噂になってますもんね…」

ミーナ「だよね~~」

アニ「どうでもいいけど、私はもう寝るよ」

ミーナ「おやすみ~~」

サシャ「じゃあ、私も」

クリスタ「まさか、そんな噂があったなんて…」

ユミル「…」

クリスタ「ユミル?」

ユミル「まあ、私はクリスタとならそういう関係になってもいいんだけどな」

クリスタ「ユミル~~!」

ユミル「ははは、冗談だ冗談」

クリスタ「もうっ!」プンプン

クリスタ「一緒にいすぎたのかな?」

ユミル「まあ、イチャイチャし過ぎたのが原因だろうな」

クリスタ「それしてたのユミルだけどね…セクハラだよ」

ユミル「お前がかわいいのがいけないんだよ」

クリスタ「何その理屈…」

クリスタ「とにかく、どうしたらいいかな?」

ユミル「一番簡単なのは、クリスタと距離を置くことだけど…」

クリスタ「う、うん…」

ユミル「それは私が嫌だから…」

クリスタ「うん…」

ユミル「そうだな……彼氏つくるのが一番てっとり早いかな」

クリスタ「彼氏…か…」

今はここまでです。それでは

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom