光太郎「今日で幻想郷ともお別れかぁ」 (17)

文「光太郎さん、今なんと?」

光太郎「ん?いやあ、そろそろ旅の続きをしようと思ってさ」

文「光太郎さんさえよければこの家にずっといてもいいんですよ?」

光太郎「それはありがたいんだけど、やっぱり僕には使命があるから。

君達みたいな人(?)が増えてくれるように、後は修行の為にさ」

文「そうですか…残念ですね」

光太郎「うん。今までありがとう!」

霊夢「ふーん。いいじゃない別に」

文「冷たいですねぇ」

霊夢「あんたの気持ちは分からないでもないけど、あいつが好きなら尚更笑顔で送り出してやんなさいよ」

文「そうですかねえ…初めてなんですよ。ただいまとかおかえりとか言ってもらえるのは」

霊夢「新婚じゃないんだから…それにあいつだって好きな人くらいいるでしょ?」

文「いいえ!いないはずです!さとりさんから聞きましたから!」

霊夢「それはこの幻想郷の中だけでしょ?それ以外はいってないじゃない」

文「…でも、このまま別れるのは辛いです。また会えるのは何年後か何十年後か…きっと光太郎さんはお爺さんになってますよ」

霊夢「あいつは何とかの石があるから大丈夫なんじゃないの?それより私とか魔理沙の心配してよ」

文「それに光太郎さんは幻想郷の皆から好かれています。特に妖精や河童や鬼の皆さんからは…それに幽香さんなんて」

霊夢「せめて人間に好かれて欲しいもんね

そういや光太郎は?」

文「朝から皆に別れの挨拶を済ませてくるって出ていってしまわれました…」

霊夢「あんたがしおらしく言っても全然可愛くないわよ」

文「あなたにだけは言われたくないですねぇ」

光太郎「と、いうわけで今日で君達とはお別れなんだ。

もっと皆と遊びたかったけど、いつかまた会えるから!」

チルノ「えー!やだやだ!もっと一緒に遊びたいよ!」

大「チルノちゃん…光太郎さんにだってやるべきことがあるんだから、我儘言っちゃ駄目だよ」

チルノ「嫌なのは嫌なの!」

光太郎「チルノちゃん…」

チルノ「…」

光太郎「大丈夫。必ず戻ってくるから!」

チルノ「うー…」



??「…」

咲夜「そうですか…早いものですね。あなたが来て、もう何ヶ月も経つのに、昨日のことのように思えてしまいます」

レミリア「咲夜は人間だからね。次に会う時は皺だらけになってるかもしれないわよ?」

咲夜「お、お嬢様!?」

レミリア「だから、早く戻ってきなさい」

光太郎「うん。ありがとう」

フラン「また遊ぼ!絶対だよ!?」

光太郎「うん。約束するよ!」

フラン「じゃあ、指切りしよ?」

光太郎「ああ!…はい」

パチュリー「咲夜から聞いたわ。今日で去るのね、ここを」

光太郎「永遠の別れってわけじゃないさ。必ず会えるよ」

パチュリー「ええ。分かっているわ。でも、あなたはまずここを出るのに一苦労しそうだけれど」

光太郎「え?どうしてだい?」

パチュリー「それだけあなたは罪深い男なのよ」

光太郎「うーん、分からないなぁ。恨まれるようなことはしてないと思うけどなぁ」

パチュリー「あの天狗、苦労するわね…」

アリス「今まで人間をここに泊めたことは何度もあるけど、貴方みたいな人は初めてだったわ」

光太郎「僕みたいな人?」

アリス「ええ。大概は私の寝込みを襲おうとしたり、人形を盗んだり…」

光太郎「大変なんだね…」

アリス「正直、辟易してる部分はあるわ。でも貴方みたいな純粋な人はいつでも大歓迎よ?」

光太郎「じゃあ、また戻ってきた時、お世話になってもいいかい?」

アリス「ええ。その時はまた色んな世界の話をしてちょうだい?」

魔理沙「おーいアリスー!悪かったからこの人形止めてくれー!」

アリス「アンタが反省するって言うなら考えてあげなくもないわ」

光太郎「あはは…君達本当に仲が良いんだね」

アリス「どこがそう見えるのかしら?」

光太郎「だって、笑ってるから」

アリス「え?…あら、ほんと。私笑ってるわ」





魔理沙「笑いながら凶器もった人形けしかけるのはやめてくれええええ!!」

雛「あら、久しぶりにゆっくりお茶できるのかと思ったのに」

にとり「うー。今度会う時はちゃんとその身体見せてくれよ!」

光太郎「あはは。困るなぁ」

雛「まだ、光太郎さんの知らない事がこの幻想郷にはあります。
今度またいらっしゃった時は案内しますわ」

光太郎「うん。よろしくね雛ちゃん」






光太郎「さて、後は幽香ちゃんかな?」

??「お待ち下さい」

光太郎「?」

??「あなたが南 光太郎さんですよね」

光太郎「そうだけど、君は?」

椛「犬走 椛です。普段はこの山の警備をしています」

光太郎「ああ、じゃあ君が文ちゃんの部下さんなんだ」

椛「あの人は…」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、霊夢達のみんなへのメッセジをどぞ

霊夢「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

魔理沙「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

文「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

光太郎「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

チルノ「・・・ありがと」バカ

では、

霊夢、魔理沙、文、光太郎、チルノ、光彦「皆さんありがとうございました!」



霊夢、魔理沙、文、光太郎、チルノ「って、なんで光彦くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

朝来たらカオスになってたな

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