怜「私たちの一巡先」 (30)

初SS投稿になります!
どうか温かい目でお願いします
咲SSになります
至らない点もあると思いますがよろしくお願いします!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399387343

では投稿していきたいと思います
ペースが遅いのはご了承下さい

福与「準決勝終了ー!!決勝に進んだのは白糸台高校と阿知賀女子!!」
小鍛冶「決勝戦も楽しみですねではこれで中継を終わります」

病室
怜「終わってしまったんやなあ私たちの夏が」

翌日白糸台が泊まっているホテル
菫「どうしたんだ照?」
照「うーんどうしようか私が行ったら迷惑かな?いやでも心配だし...」
淡「どーも千里山の人のお見舞いに行くかで悩んでるらしいですよ」
菫「千里山って言うと先鋒の園城寺さんか?」
照「うん...私が倒れさせちゃったんだし...」
淡「そんなに心配なら早く行った方がいいと思いますよ?」
照「そうなんだけど...うーん」
菫「ウジウジするのはお前らしくないぞ照。白糸台のエースなんだから自信をもて!」
照「分かったよ菫行ってくる!」
淡「白糸台のエース関係ないような...」

怜が入院してる病院
怜「いやあみんなごめんな?わざわざ毎日来てくれて」
セーラ「そんなことないでー」
泉「江口先輩の言う通りです!来たくて来てるだけですから!」
フナQ「そうですよ園城寺先輩ウチらが来たくて来てるだけなんで全然平気です」
怜「みんな...ありがとう」
竜華「水くさいで怜、みんな仲間やで」
コンコン
怜「竜華もありがとう、ん?誰やろどうぞー」
照「失礼します」
泉「え!チャンピオン!どうしてここに」
照「?園城寺さんのお見舞いに」
セーラ「本物や、すごいな怜」
怜「いや、ウチも驚いてる」
照「ひょっとしてチームメイトが揃ってるなかで邪魔だった?」
怜「いやいや全然そんなことあらへんよ来てくれてありがとうございます」
照「それならよかった。じゃあ私はインタビューがあるからここで帰るね。また明日くるよ」
怜「え?明日?」
照「あ、駄目なら来ないけど」
怜「いや全然来てくれて大丈夫です」
照「じゃあまた明日来るね」
バタン
竜華「突然の展開でまったくわからんかった」
フナQ「ですね」
泉「悪い人ではなさそうですね」
怜「そうやな」
セーラ「じゃっ俺らも帰るわ、怜またなー」
怜「ほななーみんなー」

分かりました!
間隔あけていきます
すいません初投稿なのでまだ知らないことばかりで

次の日怜の病室

怜「本当に今日も来るのかな?」

コンコン

怜「どうぞー」

照「失礼します」

怜「失礼するなら帰ってやー」

照「え、ご、ごめんなさい帰ります」

怜「ちょっ冗談冗談!帰らないでいいから!」

照「冗談かよかった」

怜「大阪なら通じるんやけどなー」

照「そうなの?全然知らなかった」

怜「せやで、ん?その紙袋は?」

照「お見舞いのフルーツ」

怜「おおリンゴ剥いてくれへん?」

照「うん分かった」

怜「おおきに、ところで何で今日も来てくれたん?」

照「昨日あんまり居られなかったのとその...園城寺さんが入院したの私のせいだから...」

怜「え?チャンピオンのせいやないで勝手にウチが倒れただけや」

照「いや明らかに無理をしてたのは分かってたのに...」

怜「もー大丈夫やって今も元気でいられてるし」

照「でも...」

怜「気にしない!ほらリンゴ頂戴?」

照「うん、え?」

怜「え?ってなんやこの状態じゃしんどいから食べさせてほしいんやけど」

照「わ、分かった。あ、あーん///」

怜「あーん(いざされると恥ずかしいな)///」

照「どうかな?」

怜「ん、美味しいでありがとう」

照「ならよかったねえ園城寺さん」

怜「なんや?」

照「もしよかったら明日も来ていいかな?」

怜「もちろんええでけどどうして?倒れたことなら気にしなくてええよ?」

照「いやただたんに園城寺さんと話すのが楽しかったから」

怜「ウチもやでチャンピオンと話すの楽しかった」

照「チャンピオンって言うのはちょっと...」

怜「ああごめんな?宮永さん」

照「うんありがとう、また明日ね!」

怜「ほなまたなー」

バタン

怜「面白い人やなー宮永さん照れた顔も可愛かったしって何を言ってるんやウチは///」

その夜白糸台ホテル

菫「照何かご機嫌だな」

誠子「ちゃんと園城寺さんと話せたらしいですよ」

尭深「いいことですね」

淡「園城寺さんと話すのが楽しかったんじゃない?」

照「園城寺さんは話すのも楽しいし、私のことも気にしなくていいと言ってくれた」

菫「よかったな照」

照「うんありがとね菫」

菫「ん?なんでだ?」

照「私に自信をもたせてくれたから」

菫「ああそんなことか気にするな」

照「わかったおやすみみんな」

一同「おやすみなさい」

病室

怜「宮永さん来ないかなー」

コンコン

怜「どうぞー」

照「失礼します、こんにちは」

怜「宮永さん!こんにちは」

照「?私がどうかしたの?」

怜「いや来てくれて嬉しいなあって」

照「え?私が来て?」

怜「宮永さん以外に誰がいるんや、ふふ」

照「私何かしたかな?」

怜「面白い人やなー本当、楽しいからやで」

照「ありがとう」

怜「うん(普通の反応やなちょっとからかってみるか)」

照「園城寺さん?どうしたの?」

怜「あんなあ宮永さん実はウチもうちょっとでなあ...」

照「え!(顔が真剣だ、まさか...)」

怜「退院するんや!」
照「ごめんなさい!私のせいで!」

照怜「え?」

照「あ、違ったのかあよかった園城寺さんの具合が悪くなったのかと思ってすごい心配した」

怜「ごめん!違うんやちょっとからかってみようかと思って宮永さんに心配かけたなあホンマにごめん」

照「大丈夫だよ、本当によかった」

怜「うんありがと、でそのことなんだけど退院してら会えなくなるやん?だからさアドレス交換しない?」

照「うん!喜んで!」

怜「ありがと!」

照「う、うん(笑った顔がすごい可愛い)///」

怜「終わったでー(また会いたいなあ)」

照「あ、じゃあまた、今日はこれで!」

怜「またなー(あかんわ宮永さんのことばかりかんがえてまう)」

照が帰ったあと

コンコン

怜「どうぞー」

竜華「お邪魔するでー」

怜「邪魔するなら帰ってやー」

竜華「はーいってなんでやねん!」

セーラ「ショートコントやな」

泉「早く病室入りましょうよ...」

竜華「ん?花が置いてある誰か来たんか?」

怜「宮永さんが来てくれたんやで」

セーラ「また来てくれてたんか」

怜「うんすごい面白い人やで」

泉「すごいですねチャンピオンが日々来てくれるとは」

怜「泉、チャンピオンやない宮永さんや」

泉「は、はいすいません」

セーラ「どうしたんや?怜」

怜「ん?どうもしてないで?」

セーラ「いや大丈夫ならええんや」

竜華「そろそろ膝枕が欲しくなった?」

怜「ああー長い間されてないな宮永さんにもしてもらいたいなあ」

フナQ「膝枕ソムリエの園城寺先輩がそんなことを言うなんて...」

怜「ん?宮永さんに何か文句でもあるんか?」

フナQ「いえそういうことでは」

竜華「宮永さんに怜をとられたあ」

泉「落ち着いて下さい先輩、園城寺先輩何か食べたいものとかありますか?」

怜「ん?どうしてや?」

泉「部活のみんなで園城寺先輩が退院したら何か食べようと言う話になりまして」

怜「ああなるほどな、パスタとかでええよ」

泉「分かりました退院したらみんなでパスタ食べに行きましょう」

竜華「怜が宮永にとられたあ」

セーラ「まだ言ってんのかい」

怜「竜華呼び捨てはやめてや」

フナQ「こっちもこっちですしね」

セーラ「ほな怜またなー」

バタン

怜「ふう退院しても会いたいなあ宮永さん」

見てくれてる人いるのかな?
では続きを書いていきます

白糸台ホテル

菫「待て照どこに行く」

照「え?園城寺さんのところに」

菫「今日はプロと練習試合とインタビューがあるはずだぞ」

照「じゃあ今日はいけないか...」

淡「ですね早く行きましょう先輩」

尭深「お茶飲みたい...飲めるかな?」

誠子「対局中とインタビュー中は無理だろうな...」

すいません
淡の口調についてはミスです
ここから修正していきます

病室2時

怜「宮永さん今日も来てくれるかな?メールしてみよか『今日も来てくれますか?』っと」

白糸台
プロA.B.C「ありがとうございました」

照「ありがとうございました」

菫「照絶好調だな」

淡「テルーインタビューもお得意の笑い顔ですぐ終わらせたしね!」

尭深「淡ちゃんそれは...」

照「淡ちょっときて」

淡「すいませんでした!謝るから髪の毛ギュルギュルはやめて!」

誠子「淡が素直に謝るとは(どんだけ怖いんだろう)」

照「わかった許す」

菫「無駄話もここまでにしてほら対局また始まるぞ」

淡「はーい」

菫「照も園城寺さんに連絡した方がいんじゃないか?」

照「しようかと思ったけど携帯の電源切れてる...」

菫「なるほど、とりあえず対局して終わったら連絡とるなり会いに行けばいい」

照「うん」

病室5時

怜「宮永さん来ないなあメールの返信も来ないし...辛いなあ」

白糸台

菫「終わったな」

照「そうだね」

淡「疲れたー」

菫「もう6時だし解散しよう」

尭深「お茶をゆっくり飲める...」

誠子「仮眠とるとするか...」




19時病室

怜「結局宮永さん来てくれへんかったな...メールも3件、電話も1件したけどしつこかったかなあ、嫌われちゃったのかなあ...おかしいな涙出てくるわ、とりあえず今日は寝よう...」

次の日の朝
病室

怜「今日で退院か以外と早かったな(昨日は結局泣きはらしちゃったな...)」

コンコン

怜「どうぞー」

竜華「怜ー来たでー」

セーラ「俺らもいるでー」

怜「おおーみんな来てくれたんか」

竜華「怜?どうしたん?目が赤くない?」

怜「き、気のせいやろ」

セーラ「なあ怜俺ら仲間やろ?なら気軽に相談してくれや力になるで」

怜「セーラ...」

泉「そうですよ園城寺先輩!」

怜「泉...」

フナQ「頼りにしてください園城寺先輩」

怜「フナQ...」

竜華「頼ってくれてええんやで?」

怜「竜華...みんなありがとう、聞いてくれる?」

竜華「もちろんや」

怜「実はな...」

セーラ「それは怜悪くないわ」

怜「そうかな?でもしつこかったから宮永さんも嫌になったんじゃ」

セーラ「そんなことないわ怜は宮永が来てくれて嬉しかったんやろ?」

怜「うん...」

竜華「宮永最低や!怜を泣かせるなんて」

怜「竜華、宮永さんを悪く言わないであげてお願い」

セーラ「宮永のことがよっぽど好きなんやな」

怜「す、好きって...まあそりゃそうやけど...」

コンコン

竜華「誰か来たで?」

怜「ど、どうぞ」

照「失礼します」

怜「み、宮永さん、なんでここに」

照「え?来ちゃダメだった?」

竜華「なにか怜に言うことないん?」

照「え?え?私何かしちゃったかな?」

セーラ「流石に怒るで」

照「ごめんなさい本当にわからない」

竜華「っいい加減に」

怜「竜華やめてや!宮永さんメールみた?」

照「え?メール?ごめんなさい昨日電源切れててまだ見てない」

怜「そうだったんや...グスッ」

照「え?え?園城寺さんどうしたの?」

フナQ「ウチらは邪魔みたいですね行きましょう」

セーラ「そうやな、でも宮永が悪いやつじゃなくてよかったで」

竜華「そうやな、キレるところやったで」

泉「では先輩また!」

バタン

怜「みんな...ありがとおな」

照「園城寺さんどうして泣いてるの?」

怜「ウチ、宮永さんに嫌われたかと思ってグスッ」

照「え?どうして?」

怜「メールも電話も返事来ないから...」

照「ごめんなさい本当に電源切れてて」

怜「わかってるで宮永さんは嘘なんてつかない人や」

照「でも園城寺さんを傷つけたのは本当だから...」

怜「気にしないでええでウチが勝手に泣いただけやし」ニコッ

照「ありがとう(可愛い///)」

怜「ドタバタしてもうたな明日で退院だしまた明日来てやー」

照「うんわかったまた明日」

バタン

怜「もうダメやウチ宮永さんのことしか考えられてない」

×怜「今日で退院か以外と早かったな(昨日は結局泣きはらしちゃったな...)」
○怜「明日で退院か以外と早かったな(昨日は結局泣きはらしちゃったな...)」

すいませんミスりました

そして退院の日

怜「お世話になりましたー、ん?あそこにいるのって宮永さん?おーい」

照「あ、園城寺さん」

怜「どうしたん?」

照「退院って聞いたから早めにこようかと思って」

怜「あはは、早すぎるで」

照「ごめん、で話があるんだけど」

怜「え?」

照「私は園城寺さんのことが好きです私と付き合って下さい」

怜「え、」

照「いやだった?」

怜「いやビックリしただけや!むしろウチも大好きや!こちらこそよろしくお願いします!」

照「よかった嬉しいよ」

怜「ウチも...」ポロポロ

照「え?なんで泣いてるの?」オロオロ

怜「ずっと照のこと考えてたから嬉しくて嬉しくてグスッ」

照「私も怜のこと考えてたドキドキしてたし」

怜「うん、ありがと本当に」

照「じゃあまた明日会える?これから試合に向けての練習があるから」

怜「うん!もちろんやで、あっちょっと待って」

照「ん?」

怜「チュッ」

照「え?///」

怜「プレゼントや///ほなまたな!」



次の日

照「おはよう園城寺さん」

怜「おはようそのことなんだけど名前に変えない?そ、その付き合ってるんだし」

照「わ、わかった。と、怜」

怜「うん。て、照」

照「というか怜なんか口調が?」

怜「うん、う、私も照と同じ喋り方で喋ってみようかと」

照「無理にしなくてもいいんだよ?」

怜「私がしてみたかったからしてるだけだから大丈夫!」

照「怜は可愛いなあ」

怜「いきなり言われると照れるよ///」

照「大好きだよ怜」

怜「私も好きだよ照、だから絶対結婚して一緒に将来歩んでこうね?」

照「結婚///そうだねだってそれが」

照怜「私たちの一巡先だから」

カン!

以上で終わりとなります
読んでくださった方ありがとうございました!
初SS投稿ということでまだまだ未熟なのでこれから先色んな作品を書いて成長できたらなと思っています
本当にありがとうございました!

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