大河「うちのリビングに陰毛らしきものが落ちてたんだけど」 (143)

大河「正直に言った方が身のためだと思う。どっちにしろ[ピーーー]けどね」

竜児「」

大河「アンタ、うちで何やったの?」

竜児「……し、知らん! ホントに知らん! 何で俺の陰毛だと疑ってんだ!」

大河「アンタ以外にそんなことするやついないでしょ」

竜児「自分のかもしれねーじゃねーか!」

大河「残念、アタシは剃ってんのよ」

竜児「Wow!」

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竜児「っていうか、ヒジキ食ってる時に陰毛の話なんか持ち出すなよ! 食えなくなんだろ!?」モグモグ

大河「なに話逸らそうとしてんのよ。今はヒジキなんかより変質者の断罪の方が優先事項でしょ?」

竜児「だ、誰が変質者だ! 言っとくが何もしてねえからな!」

大河「やっちゃん、竜児がアタシのマンションで[田島「チ○コ破裂するっ!」]してた」

泰子「まぁ!」

竜児「してねえよ!」

泰子「竜ちゃん、それは人としてやっちゃいけないと思う」

大河「もう人じゃなくて猿だよ。オナ猿」

竜児「だあああ‼‼‼ クソ‼‼」

泰子「やっちゃん、これからお仕事だからもう行くけど、ちゃんと大河ちゃんに謝っといてね」ドッコイセ

大河「謝ったところで[ピーーー]けどね」

竜児「おいいい‼‼‼ なんで俺がやったみたいになってんだ‼‼‼ ちょ、おい! 誤解したまま行くな! あー……」

大河「いってらっしゃ~い」ヒラヒラ

大河「……さて、なんでうちでオナってたのか説明してもらおっか」

竜児「ま、まず証拠をだせ! 本当に俺のだって言えんのか?」

大河「はい」つ陰毛の入った小瓶

竜児(あ、紛れもなく俺のだ……)

大河「アンタの体毛の色と完全に一致している」

竜児「」

大河「なんか弁明しときたいこととかある?」ブンブン

竜児「ぼ、木刀をしまってください……」

大河「それだけ?」ブンブン

竜児「……ちょ、ちょといじくっただけなんだ! そ、その……」///

大河「だから、何でいじくったのかって聞いてんのよ」ブンブン

竜児(こ、ここは大河を褒め殺した方がいいかもしれん……)

竜児「……その……大河があまりにも可愛くて……)///

大河「ふぇ!?」///

竜児「そ、それで俺、我慢できなくなって……。お前がシャワー浴びてる間、ちょっといじくっちゃって……。ほ、ホントにスマン!」///

大河「え、ちょ、え、あ、あうう……」///

竜児(よし、効いてる効いてる……)

大河「で、でも、そういうのはやっぱり……我慢しなくちゃいけないと思う……」///

竜児「あ、ああ。ホント申し訳ない」

大河「だ、だからそれ相応の罰は受けないといけないと思う……」///

竜児「も、もちろんだ(よし、[ピーーー]から罰に変わったぞ!)」

竜児(木刀で何発か殴られる程度なら大丈夫だろ、俺!)

大河「そ、そこで、うちの監視カメラの映像を一緒に見るという精神的罰を課す……」///

竜児「Wow!」

大河「も、もし、あんまり気持ち悪い映像だったらと思って見てなかったんだけど……。いじってるくらいなら罰として丁度いいかなって……」///

竜児「や、やめてください! お願いします!」/// アワアワ

大河「い、いーや、やめない! 犬っころのアンタを躾けるにはこれが一番よ!」///

竜児「ちょ、ホンマやめて!」///

大河「実はその映像をディスクにして持ってきている。中身は見てないけど」///

竜児「手際良っ! ちょ、ダメ! それには見てはいけないものが映ってる!」/// バタバタ

大河「挿入」ウィーン

竜児「やめてえええええええ‼‼‼‼‼」/////////

大河「再生」ピッ


―――――――
―――――



竜児「く、櫛枝~……」ハアハア ズリズリ


―――――
―――――――




大河「」

竜児「」




大河「……ちょっといじくってるどころか……床オナなんだけど……」

竜児「」



大河「あとさっきからみのりんの苗字を連呼してるように聞こえるんだけど……」

竜児「」




―――――――
―――――



竜児「こ、こんなこと……床を汚すから自分の家じゃ出来ねえもんな……」/// ハアハア ズリズリ

大河「ちょっと竜児~! 服忘れたからお風呂場の前に置いといて~‼‼‼‼」ザアアア

竜児「はぁ!? 下着とかもかよ!? 恥ずかしいことさせんじゃねえよ!」/// ハアハア ズリズリ

大河「なに? アンタ、アタシの下着で興奮してんの!? うっわ、キモっ!」ザアアアア

竜児「誰が興奮するかっつの!」/// ハアハア ズリズリ


―――――
―――――――




大河「下着なんかよりよっぽど恥ずかしいことを興奮しながらやってんだけど……過去進行形で……」

竜児「」



―――――――
―――――



竜児「うっ! 出るっ!」ビュルル

竜児「はぁっ、はぁっ……」

竜児「お、俺……何やってんだろ……」(賢者タイム)


―――――
―――――――



大河「……ホント、なにしてくれてんのよ……」ワナワナ

竜児「」ガクガク


―――――――
―――――



竜児「床が汚れちまったな……不思議なことに……」

竜児「何か拭くものは……」ウロウロ

竜児「ティッシュ切らしてんな……。ホントどうしようもない奴だ」ハァー

竜児「しゃあねぇ、こいつで拭いとくか」つ大河お気に入りの虎のぬいぐるみ

竜児「そういやアイツ、たまにこのぬいぐるみかじったりしながら大事そうにしてたな……」


―――――
―――――――



大河「そ、それで、ふ、拭いたら未来のアンタをマジでぶっ殺すからね!? 人質だからね!?」ワナワナ

竜児(映像に話しかけ始めた……)ブルブル



―――――――
―――――



竜児「ま、いっか」ヌチャアア ズリュッズリュッ


―――――
―――――――











大河「」







大河「うぉおるぁあああああああああああっ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」バキッ‼‼‼‼‼

竜児「おげぇええええええええええええええ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ゴロゴロ

大河「なんか最近カピカピかと思ったら、テメーのしわざかあああああああああ‼‼‼‼」ガコッ‼‼‼‼

竜児「ひいいいいいいっ! 堪忍して‼‼‼」バタバタ

大河「昨日もかじっちまったぞくおるぁあああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ザクッ‼‼‼‼

竜児「ケツに木刀がああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」オンギャアアアアアアアアアアアア‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

大河「死ねええええええええええええ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ドカッ‼‼‼‼ ドカッ‼‼‼

竜児「死ぬううううううううううううううう‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ゴロゴロ






翌朝


竜児「い、行ってきます……」カオマッサオ

泰子「りゅ、竜ちゃん……大河ちゃんとは仲直り出来たの? あと、ズボンが真っ赤なんだけど……」オロオロ

竜児「だ、大丈夫だ……(昨日左の金玉を握りつぶされただけだから……)」アセダラッダラ

泰子「そ、そう? き、気をつけてね……」

竜児「お、おう……」フラフラ




昼休み


北村「いやー、腹が減ったぞ~! 高須、早く食おう!」ヤイノヤイノ

竜児「お、おれは食欲がない……(ヤバい……なんか下腹部が熱い……)」ガクガク

北村「腹でも痛いのか?」

竜児「当たらずとも遠からずって感じだな……」

北村「? あ、そういえば逢坂はどこいったんだろうな? さっきから見かけないが……」

竜児「さ、さあ……(あいつの金玉も握りつぶしてやりてえ……。あ、金玉無いんだった……」


―――――――
――――――


♪トゥートゥーポマシェリーマッシェーリ


放送委員「これからお昼の放送を始めます。MCは3年の……って、キャア! 何するんですか!」ガタッ

???「ぅおおおるぁああああっ! 聞けぇえええっ‼‼‼‼‼ 今からおもしろいもん見せてやっから、教室のテレビをつけるおおおっ‼‼‼」キーン


――――――
―――――――



ザワザワザワザワ


櫛枝「な、なにごとですかな!」

能登「テレビつけろって言ってたけど……」

春田「つーか今のタイガーじゃね~?」

北村「と、とりあえずテレビをつけるぞ?」



竜児「ま、待て! 北村……!」ヨロヨロ


ポチッ


―――――――
―――――



竜児「く、櫛枝~……」ハアハア ズリズリ


―――――
―――――――


竜児「」

櫛枝「」

能登「」

春田「」

川嶋「」

木原「」

香椎「」

ゆりちゃん「」




北村「」ポチッ


ブンッ



北村「……ハッハッハ! 高須! 平凡な高校生活に一石を投じるとは、なかなかやるなぁ‼‼ ハッハッハ!」

櫛枝「お、おうよ! 公衆の面前でナイスガッツだぜ、高須くん!」

春田「高っちゃんのせいでウィンナー食べられなくなったじゃん!」アハハハ

川嶋「ヒジキも食えなくなったっつーの!」ケラケラ

木原「やだー、アミちゃん下品ー!」ケラケラ

一同「「アハハハハハ」」


竜児(うう……皆の全力のフォローが胸に突き刺さる……)ポロポロ





ゆりちゃん「た、高須君。あとで逢坂さんと一緒に職員室に来てください……」

竜児「……はい」ポロポロ




職員室


ゆりちゃん「そ、そう……。そんなことが……」

竜児「そうなんですっ! コイツは何の罪もない俺の左金玉を粉砕したばかりでなく、お昼の放送で社会的に俺を抹殺しようとした極悪非道のキチ野郎なんです!」

大河「何がキチだ! 右のも葬ってやろうかああ‼‼‼」

ゆりちゃん「ま、まあまあ、落ち着いて2人とも! あと『抹殺しようとした』じゃなくて、高須君は既に死んでます」アタフタ

竜児「俺の左金玉返せ! 大事な生殖器官を返せ!」ウアアアア

大河「なんだぁ!? 犬っころの去勢手術しちゃ悪いのくぁあ!?」

ゆりちゃん「お、落ち着いて~」

ゆりちゃん「とにかく逢坂さんの仕返しはやりすぎです! 物事には限度ってものがありますっ!」ビシッ

大河「……うっ……」

竜児「やーい! 怒られてやんの!」

ゆりちゃん「高須君、あなたもですっ!」

竜児「え、なんでですか! 被害者ですよ!? Why?」

ゆりちゃん「どれだけ逢坂さんが傷ついたと思ってんですか!? ひ、他人の家のリビングで床オナなんて……! 恥を知りなさい、恥を!」

竜児「……うぅ……」シュン

ゆりちゃん「とにかく二人はしばらく謹慎です! 頭を冷やして来なさい!」

竜児(クッソババアめ……」チッ

大河(独身のくせにえっらそうに……」チッ

ゆりちゃん「聞こえてますよ‼‼‼」



高須家


泰子「竜ちゃ~ん……謹慎まだ解けないの~?」

竜児「……おう」

泰子「……あと、最近大河ちゃん、来ないね~」

竜児「知るかよ、あんな奴。金玉潰して死ね!」

泰子「大河ちゃんは女の子だから~、金玉なんてないよ~」

竜児「机の角にぶつかって潰れろ!」

泰子(全然聞いてない……)



逢坂家


大河「あのクソ忌々しい犬っころめ! あの野郎のせいでまた謹慎じゃん!」

大河「……」つぬいぐるみ

大河「……」クンクン

大河「くっさ‼‼‼‼」オエ!

大河「……気にいってたのにな……」ポロポロ



櫛枝家


櫛枝(お、おいら、高須くんのおかずになってたよ……)

櫛枝(謹慎あけたら、どう接してあげればいいんだろ……)

櫛枝(……や、やっぱ冗談まじえながらの方がいいかな……)

櫛枝(練習しとこ……)





櫛枝「はっはっは! 高須くん! 今日も元気に床オナっとるかねぇ? そして何億という子供たちを戦場に送り出しとるのかね? 『た、隊長! 卵が見えません!』『何!? なら何が見える!?』『床です! 床が見えます!』『構わん! 突撃だぁぁ‼‼』ハハハッ! なんつって~!」



櫛枝弟(ね、姉ちゃん……)



Jonny's


北村「すまないな、亜美。わざわざファミレスにまで来てもらって」

川嶋「別にいいわよ。で、話って?」

北村「ああ、高須と逢坂のことだ」

川嶋「……はぁ~、やっぱりね。もうありゃどうしようもないわよ」

北村「俺は親友の自慰行為を初めて目撃していささか動揺している。冷静な判断ができるとは思えん」

川嶋「皆戸惑ってるっつーの」

北村「なんとかして謹慎明けにはまたクラスに溶け込めるようにしてやりたいのだが……。何かいいアイディアはないだろうか……」

川嶋「ねぇっつの」

北村「そんな冷たいことを言うな。高須と逢坂が仲直りしてクラスに普通に戻って来てくれた方がお前だって嬉しいだろう」

川嶋「別に嬉しくはないけど、まぁ確かに最近二人がいないせいで退屈だわね」

北村「だろう? だから何かみんなで楽しめるような催し物やるなりして、2人を迎え入れてやろう。昔からそういうの得意だろ、お前」

川嶋「そんな催しごときでなんとかなるとは思わないけど……。まあ高須君が心を開くには痛み分けしかないわね」

北村「痛み分け?」

川嶋「あ、そっか! みんなやってることだって知ったらタイガーも高須君を許すかもね」

北村「? なんの話だ?」

川嶋「ったく、鈍いわね! つまり……」



謹慎明け前日


高須家


竜児「今日の晩飯、何にすっかな~」

竜児「なぁ大河、お前今日は何が食いた……」ハッ

竜児「……あ、いねーんだった……」

竜児「……」

竜児「……アイツいねーとつまんねーな……」

竜児「……買い物でもして気を紛らわせるか……」スック




スーパー


大河「最近、カップ麺とお菓子ばっかだったな……」

大河「そうだ! ねぇ竜児! たまにはカレーが……」ハッ

大河「……あ、竜児がいないから最近カップ麺とかばっかなんだった……」

大河「……」

大河「……竜児がいないとつまんないな……」

大河「……帰ろう……」つスーパーカップ豚キムチ×5



道中


竜児「……」テクテク

竜児「……お?」ピタッ


大河「……あ」ピタッ




大河「……」ペコッ スタスタ




竜児「……」

竜児「……悪かった……」



大河「……」ピタッ




竜児「その……勝手に他人んちでとんでもねえことやっちまって……大切なもんまで奪って……悪かった。許してほしい……」




大河「……こっちこそ……人体の大事なパーツを奪った上に……みのりんや北村君たちの前であんなもの暴露しちゃってゴメン……。ホントにゴメン……」



竜児「あ、謝んなって……」ジワァ



大河「……そっちこそ……謝んないでよ……」ジワァ



竜児「う……」ポロポロ


大河「うぇえええん……」ポロポロ


竜児「すまねぇ……すまねぇ……」ポロポロ

大河「うぇえええん……」ポロポロ




10分後


大河「……な、なんか久々に泣いたらお腹へってきちゃった」/// グスッ

竜児「あぁ、そうだな……。そういやお前何買ったんだ? 見せてみろよ」グイッ

大河「あ、ダメ! これは!」///

竜児「……豚キムチ、豚キムチ、豚キムチ……草餅……ベビースター……。……カップ麺とおやつばっかじゃねえか!」

大河「ち、違う! 食生活はちゃんとしてるけど今日はたまたまこういうパンチきいたのが食べたくなっただけ!」///

竜児「嘘つけ! 毎日こんなのばっか食ってんだろ!」

大河「ほ、ほら! この草餅なんか竜児の失われた片割れの、義眼ならぬ義丸として……」

竜児「話を逸らすな! だいたい草餅を玉袋ン中にどうやって入れんだ!」

大河「あーもう! うるさい! 食べたいものを食べて何が悪い!」

竜児「体に悪いんだよ! 来い! 一緒にスーパー行くぞ!」グイッ

大河「うわああ!!」



高須家


竜児「ただいま~」

大河「お、お邪魔します……」

泰子「大河ちゃん、お帰り~!!」ギューッ

大河「た、ただいま、やっちゃん」///

泰子「心配したんだから~! 1週間もどこ行ってたの~?」ギューッ

大河「じ、自分の家だけど……」///

大河「そ、それよりやっちゃんゴメン。やっちゃん、孫の顔見れなくなっちゃったかも……」

泰子「全然気にしてないよ~」ニコニコ

竜児「気にしろよ!」

泰子「金玉は絆と同じ。2人に一つあれば十分なんだよ~」ニコニコ

大河「き、絆を金玉に例えられても……」

竜児「じゃあ男の友情は俺と大河の絆の4倍かよ」

泰子「それよりやっちゃん、お腹へった~。早く竜ちゃん、作って~」

竜児「お、おう!」




翌日


櫛枝(きょ、今日は謹慎明け……。たぶん大河と高須くんはバラバラで来るだろうな……)



大河「おっはよーう、みっのりーん!!」ダダダッ ガシッ!

櫛枝「おおう! 大河でねえか! 元気してたか!? 歯ァ磨いたか!? 風呂入れよ!? (やっぱり高須くんは来ないか……)」



竜児「おーい、大河ー! 弁当忘れてっぞー!」タッタッタ

大河「あ! ありがと、竜児!」パシッ

櫛枝「おろ!? なんだいお二人さん、随分と仲がええでやんすなぁ?」

竜児「ま、まぁな……。色々あって……」///

大河「う、うん……」///

櫛枝「結構、結構! 仲良きことは美しき哉!」

櫛枝「っていうか、余計な心配しちゃったよ! 高須くんと打ち解けるための床オナジョークを17個も用意してきたっていうのに!」

竜児「永久に心にしまっといてくれ」




学校


北村「もうすぐ高須達が来る。男子は準備に取り掛かるから、女子は多目的教室に行ってくれ」

川嶋「ちょ、ちょっとマジでやんの? 冗談で言ったんだけど……」

北村「嘘からでた真というやつだな! 一見ばかげているかもしれんが、確かに問題解決の糸口が俺には見える! それもはっきりとだ!」

川嶋「一見どころか、全てがばかげてるっつの」

北村「やってみなきゃ分かんないだろ?」

川嶋「今さっき、解決の糸口がはっきり見えるっていったんじゃなかったの?」ハァー

北村「とにかく行ってくれ。作戦がパーになるぞ?」

川嶋「はいはい。皆行くわよ」

女子「「はーい」」





北村「……時は熟した……」ヒュウウウウ













櫛枝「皆の者ー! おっはよーうさー……」ガララッ ビクッ

高須「皆おは……」ビクッ

大河「おは……」ビクッ














全裸北村「……櫛枝ぁぁぁ~……」ハァハァ ズリッズリッ


全裸春田「……櫛枝ぁぁぁ~……」ハァハァ ズリッズリッ


全裸能登「……櫛枝ぁぁぁ~……」ハァハァ ズリッズリッ


全裸男子「「「「「「……櫛枝ぁぁぁ~……」」」」」」ハァハァ ズリッズリッ










櫛枝「ひぃいいいいいいいいいいいいい‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼!」

大河「きゃあああああああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」//////////

高須「」




ゆりちゃん「どうしたの、三人とも。早く教室に入らないと……って、ひぃっ!?」

北村「あ、これは先生、おはようございます! 本日はお日柄もよk」

ゆりちゃん「天気なんかどうでもいいです! こ、これはどういうことですか!?」

北村「どういうことかと聞かれても……。見ての通り、集団床オナニーですが?」

春田「痛み分けの集団オナニー!」

能登「金玉の数は絆の数!」




ゆりちゃん「……高須くん、北村君を拘束して職員室まで連行してください」

竜児「わかりました」

ゆりちゃん「他の男子は服を着て教室で待機。処罰は追って連絡します」ピシャッ




Jhonny's



大河「北村君、謹慎かー……」モシャモシャ

竜児「北村だけでなく、俺を除く全男子が謹慎だ。反省文を30枚近く書かされるらしい」パクパク


櫛枝「ポテトお待ち~!」ドン!

大河「あ、みのりん!」

櫛枝「よお、大河! それに高須くんも! いやあ~労働はすばらしいよぉ~! 活気が満ち溢れてくるようだ!」

竜児「お、おぅ……。……あの……その……」

櫛枝「ん? どうしたんだい、高須くん?」

竜児「い、いや……心の傷は……もう癒えたかなって……」

櫛枝「……」

大河「ちょ、竜児のばか! ご、ごめんねみのりん」

櫛枝「だ、ダイジョブダイジョブ! 確かにびっくりしたけどさ……。多分あれは社会批判とかそういった政治的な意味があっての運動だったんじゃないかな!?」アハ、アハハハハ


竜児「ほ、ホントにすまん! 俺があんなことしたせいで櫛枝に辛い思いを……」

櫛枝「だからダイジョブだって! 気にすんなよ、高須くん! それにこっちとしては高須くんの弱みを握るいい機会になったし」ニコニコ

竜児「く、櫛枝ぁ~」ポロポロ

大河(みのりんの優しさに心揺さぶられて、弱みを握られてるって言葉に反応できていない……)

櫛枝「じゃぁ拙者は勤務中なので行くでござる。さらば!」

大河「ば、ばいばーい」

竜児「おう! がんばれよー!」





とある家


北村「友人を一人救うためとはいえ、代償がでか過ぎたな……」

北村「まさか教室の1/2を謹慎処分にするとは……ゆりちゃんも思い切ったことをする」

北村「しかし結束力の強い危険団体に均等に罰を与えるのは為政者としては無能だな……」

北村「よーし、みんな! 準備はいいか!? 今こそ職権乱用によって俺たち生徒の自由を束縛するゆりちゃんに一矢報いてやるのだ!」



全裸男子「「「「「「おぉぉぉぉぉ~‼‼‼‼」」」」」」ズリッズリッ








この世界の誰一人、見たことがないものがある。


それは優しくて、とても甘い。


多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ。


だからこそ、誰もそれを見たことがない。


そう簡単には手に入れられないように、世界はそれを隠したのだ。


だけどいつかは、誰かが見つける。


手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる。





―――――――
――――――




ゆりちゃん「な、なによ……この白濁液は……」ガクガク




――――――
―――――――






そういうふうにできている。



なんか恋ヶ窪先生だけなんも悪いことしてないのにたちの悪い嫌がらせを受けるという胸糞ENDになったので、下に竜児と大河のほのぼの系でも続けようかとおもいます。




大河「竜児、そこに座れ」

竜児「な、なんで突然命令形だよ? 未来の旦那様だぞ?」

大河「いいから座れ。はやく座れ」

竜児「お、おう……」

大河「……」

竜児「……なんだよ、なんか言いたいことあんなら言えよ」

大河「……不満か?」

竜児「……何が?」

大河「……アタシの体じゃ不満か?」

竜児「」

大河「……黙ったってことは、大方事態が呑み込めたようね……」

竜児「ナンノコトダカワーカリマセーン」ダラダラ

大河「これ、日本の木刀。叩いたらすごい痛い」ブンッブンッ

竜児「不満じゃないです! 出来心です!」ドゲザ‼

大河「……よし……」

竜児「ゆ、許してくださりまするか!?」ガバッ

大河「誰が許すっていったのよ。ここでとぼけたら頭かち割るつもりだったから『よし』って言っただけ。寿命が延びてよかったね。」

竜児「」

大河「さて、どれから断罪していけばいいのか分かんないけど……。これにしようかしら」スッ

竜児「そ、それは! お前と婚約する遥か前に購入したオナホール!」

大河「嘘つくなっての。もうアンタの財布からレシート抜き取ってあんだから」バキッ

竜児「頭がああああああああ!!!!!!!!!」ゴロゴロ

大河「昨日購入されたこのオナホールのパッケージ。随分とみのりんに似ていること」フフフフ

竜児「……似てないです」

大河「似てます。赤髪ショートで肉付きのいいタイプ。明らかにみのりんを意識してます」

竜児「そ、それは大河に似てるな、と思って買ったんだ! 四六時中お前を感じていたい俺の気持ちg」

大河「だから嘘つくなっての」バキッ

竜児「オギャアアアアアアアアアア!!!!!!!」ゴロゴロ

大河「一応リサーチしといた。そしたら偶然にもこのオナホールの隣に『とらアナ!!』ってのが並んでた。明らかにアタシを意識して作ってあった」

竜児「な、何!? そんなのが売っていたのか! 知っていたらそっちを買っていたものを!」ドヒャー

大河「問題です。『とらアナ!!』のキャッチコピーはなんでしょう?」

竜児「バニラソルトの甘辛刺激」

大河「知ってるじゃねーか」バキッ

竜児「ぬおおおおおおお!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ

大河「アンタがみのりんのこと大好きだったのは知ってる。でもアタシと婚約した後もこうやってみのりんの体を求めるのはいけないことだと思う」

竜児「と、いうことは……」

大河「没収です」

竜児「うそーん!」

大河「当たり前でしょ」

竜児「高かったんだぞ、ソレ!」

大河「そう、このオナホールは高い。アンタのように家があまり裕福でなく、節約を徹底しているような人には到底手が出せない代物。しかしここ最近のアンタの金遣いの荒さは異常」

竜児「な、何が言いたい!?」

大河「ある日を境にアンタは自分の楽しみにお金を使うようになった。そうアタシとの婚約の日を境に」

竜児「」

大河「富裕層の娘と婚約できてよかったわね、竜児」ニッコリ

竜児「すいませんでしたー!!!!!」ドゲザ

竜児「だ、だが、大河と婚約したのは別に金づると思ってのことじゃない! ホントにお前のすべてが好きなんだ!」

大河「これはとある高校生男子、HN掃除っ子のtwitter。アタシのこと愛してるならこの記事を読んでよ」

竜児「」

大河「早く」

竜児「ふ、富裕層の女ゲーット!! これでやっと乏暮しから脱出できるぜー!……」オドオド

大河「続けて」

竜児「た、ただおぱーいがなさすぎ……orz しかもチビのくせに超我がままな性格破綻者……。何が手乗りタイガーだっつの!……」オドオド

大河「うん、ありがとう……」ニッコリ

竜児「」ビクビク

大河「……何か言いたいことある? アタシのフィアンセの高須竜児くん」ニコニコ

竜児「……よ、世の中にはどうしようもないクズ野郎がいるもんだな!」ハハハハ

大河「まったくその通りね!」ハハハハ

竜児「……だ、誰なんだろうな、この掃除っ子って? 顔が見てみたいぜ……」ハハハハ

大河「鏡見ろこの野郎!」バキッ

竜児「痛だだだだだだ!!!!!!! なんでそんな頭ばっか集中的に!!!!!」ゴロゴロ

大河「おっぱいなくて悪かったわね!!!!」ガンッガンッ

竜児「痛い痛い! 頭蓋骨割れる! 死んじゃう!」ゴロゴロ

大河「あ、アンタだけは信じてたのに!」ポロポロ

竜児「ほ、ホントすみませんでしたー!」ドゲザ

竜児「だ、だがこれ以上やましいことはしていない! エロ本だって立ち読みで我慢してるし、履歴だってちゃんと消してる!」

大河「やましいサイト見てるから履歴を消すんでしょーがっ!」ブンッ

竜児「あひいッ! も、もう頭は勘弁して!」ガバッ

大河「……なら尻でも出しなさい」

竜児「え?」/// ガチャガチャ

大河「エロい意味じゃないっ! ズボンを脱ぐな!」

竜児「は、はい……」スッ




大河「うぉおるぁああッ!!!!!!!!」ベチコーン!!!!!!!!!

竜児「なああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ

大河「殺しちゃう心配ないからおもいっきし殴れるわね」

竜児「痛だだだだ!!!! 何コレ! 痛みのショックで死んじゃう!!!」ゴロゴロ

大河「さて、断罪すべきことはまだあるんだけど……」

竜児(うう……負けるな竜児……これは大河の暴力じゃない! 櫛枝のご褒美に脳内変換するんだ!」

大河「言葉に出てんだけど……」ベチコーン

竜児「なああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ

大河「さて、これはとあるssよ」ズイッ

竜児「なになに? ―櫛枝『やぁやぁ高須くん! 君は四十八手という言葉を知っとるかね?』―? な、なんだこのいかがわしいssは!?」

大河「そうね。いやらしい雰囲気がぷんぷんするわ」

大河「で、その作者の名前が興味深いんだけど」

竜児「……」

竜児「……そうだな」

大河「……なんて書いてある?」

竜児「……掃除っ子……」

大河「ふんっ!」ブンッ

竜児「わ! 待て待て! これは俺じゃない! たまたまHNが一致してるだけだ!」 

大河「へー……たまたまかー」スッ

竜児「そ、そうだ! たまたまだ! だから怒りを鎮められよ!」ホッ

大河「じゃあアンタの携帯やパソコンから書き込みしても、IDは全然違うんだ?」

竜児「」

大河「……さーてなんて書き込もうかな~」カチャカチャ

竜児「ぱ、パソコンの調子が悪くてIDが被っちゃうかもしれない……」ビクビク

大河「……」

大河「……今白状すれば減刑があるかもよ?」

竜児「書きましたああああああああ!!!!!!!!!!!」ドゲザ!!

大河「やっぱりね……」

大河「じゃあそのssを朗読してくれる?」

竜児「……え?」ビクッ

大河「そのssの中の高須くんとやらがみのりんに何かする度に一発殴るから」

竜児「げ、減刑じゃないんですか?」ビクビク

大河「本来ならみのりんの前で朗読してアタシが逐一殴るはずだったんだけど……」

竜児「ふぃ、フィジカルとメンタルのダブルパンチ!」

大河「逢坂裁判長の取り計らいで減刑になったわ。よかったわね」

竜児「な、何回殴られるんだよ……」ガクガク

大河「ではよろしくお願いします」

竜児「……『やぁやぁ高須くん! 君は四十八手という言葉を知っとるかね?』」

竜児「『え、四十八手? なんだそれは、お菓子かなんかか?』」

大河「なにすっとぼけてんだ、コイツ……」

竜児「『お菓子じゃないのだよ。あんまり大きな声では言えないが……性行為の体位のことだよ!!!』ドーン」

竜児「『十分声がでかいって!』///」

大河(なんだ、このつまんねー掛け合い……)

竜児「『では、さっそく前の方、失礼させていただきます』ジーッ」

竜児「『うわっ! ば、ばかっ! やめろって!』」

大河(あ、一応は拒むんだ……)

竜児「『え~? ホントは高須くんだって望んでるのに~』スリスリ」

竜児「『だ、だからってこんな場所……』」




竜児「『た、大河が起きたら何かと面倒だろ!?』///」

大河「なに、アタシの寝てる隣でやっとるんじゃああ!!!!!!」ベチコーン!!!!!!!!!!!!!

竜児「なああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ

竜児「こ、これはssだって、奥さん!」

大河「誰が奥さんじゃあああああ!!!!!!!」ベチコーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

竜児「なああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ





大河「……はい、続けて……」ハァッハァッ

竜児(もうやだ!)シクシク




20分後


竜児「『千鳥!!!!』パンパンパン」

竜児「『ああん! 高須くん、激しすぎだぜー! ちなみにこのまま足を伸ばすと浜千鳥っていう正常位になるんだよ!』///」

大河「うおるああああああ!!!!!!! 48発目えええええ!!!!!!!!!!!!!!!」ベチコーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

竜児「もうやめてええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ



5分後

竜児「『よし、行くぞ! 浜千鳥!!!!』パパパンパパパン」

竜児「『ああああ! イクイクイクイク!!! イッちゃううううううううううううう!!!』///」

大河「逝けやああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」ベチコーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

竜児「マジで逝く!!!!」ゴロゴロゴロゴロ







大河「……」ハァッハァッ




竜児「」ビクンビクン




大河「や、やっと終わった……」ハァッハァッ



竜児「」チーン





翌日 

教室


能登「高須、どうしたその頭……」

春田「あと高っちゃん、なんでずっと空気椅子してんの?」

竜児「な、なんでもない……」ヨロヨロ

北村「なんだ? また夫婦喧嘩か?」ハッハッハ!

竜児「喧嘩っていうか処刑みたいなもんだけど……」

櫛枝「なんだい高須くん、また大河にいじめられたのかい。おお、かわいそうに」ナデナデ

高須「く、櫛枝……」///

高須(あ~、Goodなぱいおつしてやがんな……)デレー




高須「」ハッ!



大河「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!




帰宅後 

高須家


大河「……アンタにいくら罰を与えたところで無駄みたいね……」

竜児「……なら何故グーで殴る……」ボッコボコ

大河「やっぱ、アンタがそうやってみのりんにエッチな妄想抱いたり、アタシの悪口をネットに流したりするのは、アタシに対する愛がまるで無いからだと思うのよ」

竜児「……すみません」

大河「そこで結婚するまで、2人の間にあるルールを設けます」

竜児「た、互いの性事情には干渉しないとかですか?」パアアア

大河「違うわよ。お互いをもっと愛するためのルールよ」

竜児「……ちぇ……」

大河「まず、アンタは毎日Facebookやtwitterで彼女自慢をしなさい」

竜児「めんどくせっ!」

大河「もちろん高須竜児の名で」

竜児「はああああ!?」

大河「なに? こんだけアタシを傷つけといて嫌だっていうの?」

竜児「い、いや、だってめんどくせえじゃん! しかも実名とか!」

大河「ちゃんと書いてるかチェックするから」

竜児「」

大河「あと……えと、その……アタシが生理のとき以外は極力エッチを求めること」///

竜児「うん、極力ね、極力」ハイハイ

大河「やる気0かよ! 前言撤回! 生理以外は毎晩やります!」///

竜児「ま、マジかよ……」ポロポロ

大河「泣くな!」

竜児「でも子供出来ちまったらどうすんだよ」

大河「ちゃんとゴムしてピル飲んでりゃ大丈夫よ」

竜児「でもお前、性病になったらどうするつもりだよ」

大河「アンタは誰から貰ってくるつもりよ」ミチミチ

竜児「ひたひ、ひたひ、ごめんなひゃい!」ジタバタ





その晩


大河「竜児の奴、泣いて拒みやがるからエッチは明日からにしてやるけど……。ちゃんとtwitterにアタシのこと書いてるかな……」///




twitter


 俺の婚約者、超かわいい(・_・) 
 
 足は長いし、超巨乳だし、おしとやかだし、ホントかわいい(・_・)





大河「」



大河「この白々しい2行はなんじゃああああい!!!!!!!!!!」ガシャーン!!!!

大河「何この顔文字! 全然テレとかデレとか喜びとかが伝わってこないんだけど!!!!」

大河「それからあてつけか!? チビで貧乳で暴れん坊で悪かったわね!!」激オコ 



次の晩


大河「ほ、ホントご無沙汰で緊張するわね」/// ドキドキ

竜児「うん、そーだね」ホジホジ

大河「緊張しなさいよ!」///

竜児「うん」ホジホジ

大河「ったく……じゃあ最初、口でしてあげるから」///

竜児「え、いや、いいよ! さっさと浜千鳥やって帰るから」///

大河「正常位っていいなさいよ……」///

竜児「ちょ、やめろって!」///

大河「そんなこと言っちゃって~。でもアンタのココは……」/// ニヤニヤ チュパチュパ

大河「……ココは……」チュパチュパ




大河「なんで全く反応ないのよ!」ウアアアン

竜児「さ、さあ……」

大河「あったまきた! あと30秒やっても勃たなかったら噛むから!」チュパチュパチュパチュパ

竜児「逆恨みかよ!」

大河「……」チュパチュパチュパチュパ

竜児(やべえな……噛まれたらシャレにならん……)

大河「……」チュパチュパチュパチュパ

竜児(しゃあねえ……櫛枝、櫛枝、櫛枝、櫛枝……)

大河「……」チュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパ ポロポロ



大河(ほ、ホントにアタシにはなんの興味も無いの?)ポロポロポロポロ チュパチュパチュパチュパ

竜児(……櫛枝、櫛枝、櫛枝、櫛枝……)




竜児「おっ」ムクムク

大河「やった! アタシのテクニックの勝利!」ガリッ

竜児「痛ああああああ!!!!!!!! フェラ中に叫ぶな!!!!!!!!」

大河「ご、ごめん……」///

大河「さてと、ホントはフェラで一発抜いてから挿入してあげようかと思ったけど……」///

大河「一回抜いたらこのへたれちんちんはもう二度と起き上がらないような気がする。だからもう挿れるね」/// グイッ

竜児(いつもなら櫛枝で10回は抜けるんだけどな……)

大河「ほ、ほら竜児、見える? アタシのココ、こんなに濡れてる……」///

竜児(剃り残しがなんか刈り入れ後の田んぼみてえだな……)プププ

大河「な、なに笑ってんのよ!」///

大河「う……挿入った」///

竜児「おう(なんだかんだ言って、やっぱ気持ちいいな……)」///

大河「動くからね……」/// ズチャッ ズチャッ

竜児「おう」///

大河(あ、なんか中で大きくなってきた気がする……)/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

竜児(た、たまにはいいもんだな……。久しぶりに大河が可愛く見えてきた)/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

大河「りゅ、竜児。アンタ今、興奮してるでしょ?」/// ニヤニヤ ズチャッズチャッ

竜児「お、お前だって鼻息荒いぞ?」/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

大河「う、嘘!?」/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

竜児「ほんとほんと。顔も真っ赤だし」/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

大河「う、うぅ……し、仕方ないでしょ!」/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

竜児「お、おれも動くぞ?」/// グイッ

大河「う、うん。きて」/// ハァッハァッ ズチャッズチャッ

竜児「おらっ!」/// パンッ! パンッ!

大河「あんっ! 下から突き上げてくるっ!」/// パンッ! パンッ!

竜児「大河っ! 大河っ!」/// パンッ! パンッ!

大河「りゅ、竜児っ! 竜児っ!」/// パンッ! パンッ!

竜児「大河っ! 愛してるっ!」/// パンッ! パンッ!

大河「あ、アタシだって! 竜児が好き! 世界中の誰よりも愛してるっ!」/// パンッ! パンッ!

竜児「大河っ! 大河っ! 櫛枝っ! あ、間違えた。大河っ! 大河っ!」/// パンッ! パンッ!

大河「な、なに最低な間違いしてくれてんのよ!」/// パンッ! パンッ! ハアッハアッ

竜児「すまん、忘れろっ!」/// パンッ! パンッ!

大河「だ、ダメ! イッちゃう!」/// キュウ~ パンッ! パンッ!

竜児「ら、ラストスパートをかけるぞ、くし……大河っ!」/// パンッ! パンッ!

大河「い、いい加減にしなさいよ! もう黙ってて!」/// パンッ! パンッ!

竜児「う、ウオオオオオオオ!!!!!」/// パンパンパンパンパンパンパン!!!!!!!!!!!!

大河「イクイクイクイクイクイク! イッちゃうー!!!!!!!!!」/// パンパンパンパンパンパンパン!!!!!!!!!!!!







ビュルルッ ビュルルッ






竜児「ハアッハアッ……」ゼーハー ゼーハー

大河「ふうっふうっ……」/// クテッ





大河「りゅ、竜児……」/// チラッ












竜児「……なにやってんだろ、俺……」(賢者タイム)

大河(えーっ!?)ガーン

大河「な、何ってエッチだけど!? かわいい彼女とのエッチだけど!?」ユサユサ

竜児「(・_・)」ガクンガクン

大河(あ、昨日の顔文字そのまんまの顔!)

竜児「……虚しい……」

大河「虚しくないわよ! 充実してたでしょうが!」

竜児「この感覚……昔どこかで……ああ、そうか……床オナしたときの……」

大河「アタシを床と一緒にするなあああああああああ!!!!!!!!!」ベチコーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

竜児「なああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロ




翌朝


大河「竜児の奴、仙人みたいな顔で帰りやがって……。あ、そういえば竜児のtwitterをチェックしてなかった」

大河「昨日のこと、赤裸々に書いてたらどうしよう……。恥ずかしいな……」///




twitter




            床
                             高須 竜児

 床よ わが伴侶たる床よ

 お前がもたらすのは快楽と虚しさ 

 なんの凹凸もないお前のどこに 私は惹かれてしまったのか

 私の理性は弾け飛び それは世界中に雨となってふりそそいだ

 誰も知らない いや、知りえなかったのだ

 その代償が虚無感であったということに

 

コメント

まるお:高須、逢坂とセックスでもしたのか?

ダイエット戦士:お盛んですなぁ~(笑)

春田:高っちゃん、俵万智みたい!

メガネ:俵万智は短歌だって!

あーみん:床(笑)








大河「」












大河「竜児いいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!」メラメラメラメラメラ





一応これで完結です。

とらドラssは初めてだったということもあって、北村くんや川嶋さんの良さをうまく引き出せませんでした。
あーみん好きの皆さん、ごめんなさい。

それから竜児くんの性格がちょっと歪みすぎて脳内再生できないほどでしたが、べつに僕は竜児くんが嫌いなわけではありません。むしろ大好きです。

最後に、見てくださってありがとうございました。

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