【とある×艦これ】一方通行「俺が深海棲艦だァ?」ヲ級「ヲ」コクコク (58)

上条「不幸だ…」扶桑「不幸だわ…」
↑別タイトル案


※これはクロスSSです、クロスSSが苦手な方はブラウザバック!

時系列はご想像にお任せしますがこの世界にミサカネットワークはありません。

「艦娘なら百合子!?」「ヒャッハー!久々の百合子だァー!」

百合子を期待していた方はすみません、出ません…

以上を踏まえた上でご覧ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399341244

一方(…朝か?…暗いな…)

一方「…」

一方(ここはどこだ?…暗くて何も見えねェ…)

ヲ級(新しい、深海棲艦?)フヨフヨ

一方「…誰だてめェ、どこから出やがった」

ヲ級(警戒しなくていい、貴女の仲間)

一方「仲間ァ?こんな得体のしれない所に連れてきた奴が言うセリフとは思えねェなァ」

ヲ級(誤解をしないで、私は貴女を発見しただけ)

ヲ級(わたしに貴女を拉致する理由がない)

一方「…質問させろ」

ヲ級(…何?)

一方「ここは学園都市か?」

ヲ級(学園…都市?聞いたことない海域)

一方「…海域ィ?何の話だ」

ヲ級(貴女、元艦娘…違うの?)

一方「…てめェの質問は後で聞いてやる、今は俺の質問に答えろ」

ヲ級(…わかった、貴女の言うことを聞く)

一方「随分と聞き分けがいいじゃねェか、いいぜェ、少しは信用してやるよォ」

一方「深海棲艦とかほざいてやがったなァ、俺はそんなもン聞いたことねェ、詳しく聞かせろ」

ヲ級(…深海棲艦、過去に沈んでいった艦の怨念が実体化したもの)

一方「艦の怨念だァ?カルトはついに昔の日本みたいな妄想に手を出したンですかァ?」

ヲ級(…ほかに聞きたいこと、ある?)

一方「…てめェは何者だァ?」

ヲ級(…空母ヲ級、昔の艦名は…ごめんなさい、思い出せない)

一方「最後の質問だァ…ココは、どこだァ?」

ヲ級(日本海)

一方「…悪ィ、聞き取れなかった、もう一度言ってくれ」

ヲ級(日本海の深海3000m位…だったはず)

一方「…馬鹿にしてるんですかァ?ンなところにいたら呼吸できてねェし、水圧で粉々だァ」

ヲ級(私たちは深海棲艦、平気)

一方「お前が平気なのは分かるがよォ…あ?てめェ、今なんつったァ?」

ヲ級(私たちは深海棲艦)

一方「私たち?ココにはお前しかいねェじゃねェか」

ヲ級(…貴女も深海棲艦)

一方「…あァ?」

ヲ級(貴女も、深海棲艦)

一方「…俺が深海棲艦だァ?」

ヲ級(そう)コクコク

一方「それはねェな、そもそも軍艦みてェな戦争のために生み出された憐れな無機物なんかになった覚えねェし」

ヲ級(…でも貴女はここで息ができている)

一方「おいおい…こりゃマジの化物になっちまったって事だよなァ?」

ヲ級(…深海棲艦が化物…間違ってはいない)

一方「…一応聞くがただの人間が深海棲艦になったことに前例はあるか?」

ヲ級(ない)

一方「…だろォな」

ヲ級(行く当てがないなら私の縄張りに…)

ドーン!

ヲ級(…艦娘がこちらに接近、およそ6隻、貴女はここで待ってて)

一方「いや、俺も行く、艦娘って言うのも見ておきたいしなァ」

ヲ級(…わかった…でも気を付けて)

ヲ級(私たちは怨念、つまりこの状態で死んだら、完全なる『無』になってしまう)

一方「『無』…ねェ」

一方(そンな静かそうな空間に死ンで行けるなら…それも本望かァ)

一方「…」

~日本海水上~

一方(久々に泳いだから足が…)

ヲ級(…来た)



吹雪「本当だ!あそこに2隻敵艦発見!五十鈴さん、さすが!」

五十鈴「ほら、私の言った通りでしょ?五十鈴には丸見えなんだから!」

赤城「空母ヲ級のエリート艦と…軽巡?…が一隻」

不知火「見たことない深海棲艦ですね…一応、垣根提督に報告しましょう」

山城「姉さま、大丈夫かしら…」

那智「…山城、お前にとっては酷な事かも知れないが…今は集中しろ」

山城「…すみません、那智さん…姉さま…山城、必ず帰ってきます!」



一方「おい」

ヲ級(?)

一方「まさかあんな血とは縁のなさそうな連中が、軍艦とかいう訳じゃねェよな?」

ヲ級(彼女たちは敵)

一方「…まったく、面倒臭ェ」

ヲ級(…行け、艦載機、爆雷投下)ブーン

一方「…」


山城「…仕掛けてきた!」

赤城「全機、発艦!」ブーン

那智「吹雪、五十鈴、避けろ!」

吹雪「…っ」

五十鈴「キャ!」

ドォン!

不知火「…大丈夫ですか、二人とも…くっ」

赤城「…不知火、大丈夫ですか!?」

不知火「私は平気です…それより、今のところ空母しか戦闘体形ではありません、これなら…!?」

吹雪「…何あれ」

那智「赤城の艦載機を…片手で持ち上げている?」

ヲ級(…なにを…したの?)

一方「そうだなァ…宿題ってことでェ」

一方「ギャハ!さァて、どいつから愉快で素敵なオブジェになって貰おうかなァ…」

一方「そうだなァ…あのやたらゴツイ武装を持った奴に決定だァ」

カァン!



赤城「山城!」

山城「…え」

ドォォォオオオン!

那智「…っ撤退!撤退だ!」



一方「…逃げたか」

ヲ級(…すごい、貴女、何者なの?)

一方「…一方通行…絶対能力者になりそびれた、憐れな第一位だ」

ヲ級(…あくせら…れーた?…もしよかったら、私たちの縄張りに…くる?)

一方「…どォせ行く当てねェし」

ヲ級(決まり、じゃあ、付いてきて)

一方「…」

一方(…足…いてェ)

――鎮守府

山城「…姉…さま」

扶桑?「…痛むか?」

山城「…大丈夫…です」

扶桑?「…深海棲艦、お前がいる限りこんな悲しい争いが続くっていうのなら…」

扶桑(上条)「まずはその幻想をぶち殺す!」

今回はこれで投下終了です。

次回、第一話になります、どうかよろしくです。

完走はできると思います。

補足
※扶桑は自分の人格と上条の人格を持ち合わせているだけです、扶桑の体なので幻想殺しは発動できません。
※ヲ級さんは一方通行を女性と勘違いしてる。
※生憎だが次回で一方無双は終了だ。

投下します

第一話

提督「…何?赤城の艦載機を片手で持ち上げてそれを山城にぶつけた軽巡がいる…だと?」

不知火「はい、確かにこの目で」

提督「はん!見間違えに決まってる、俺が知ってる中でそんなことできる奴は数えるほどしか知らねえ」

不知火「でも事実、山城さんが大破してます…それとも、なんですか?不知火に落ち度でも?」

那智「…私もハッキリ見た。」

提督「…吹雪、そいつの特徴を教えろ」

吹雪「え、えーと、真っ白な髪で、肌も真っ白、体も細くて…あ、今まで見た深海棲艦の中で、一番人間みたいな服だったよ」

提督「…それだけ分かれば十分だ、今から俺が弾薬を作る、それで対抗できるはずだ」

提督「何せ俺の未元物質に…」


垣根「常識は通用しねえんだからよ…」


――その頃

一方「…なんだこれ」

ヲ級(…燃料と弾薬)

一方「…あァ…そうだったな…艦の怨念だもんなァ…普通の飯なんかあるわけねェか」

ヲ級(…ごめんなさい…ただ普通の艦娘なら一応ご飯はあるみたい…)

一方(…いや、仮にでも俺は深海棲艦だ…もしかしたら…)





一方「」

ヲ級(…大丈夫?)

一方「口から摂取するもンじゃねェなら先に言えよ…」

ヲ級(…わかった、以降気を付ける)

一方「コーヒーすらねェとは、何たる地獄だァ…」

ヲ級(…コンビニなら鎮守府付近に…)

一方「ハァ…」

ヲ級(あ…一人帰ってきたみたい)

一方「…!?」

一方(なんだァ?この得体も知れない恐怖は…)

レ級「たっだいまー!…あれ、新入り?」

ヲ級(おかえり、この子は一方通行)

レ級「へー、珍しいね、深海棲艦になっても名前の記憶が残ってるなんて」

一方「…テメェは今のが俺の本名だと思うのか?」

レ級「む、いきなりテメェ呼ばわり?まぁいいけど」

レ級「私は戦艦レ級、よろしくね、あーくん」

一方「おい、人のあだ名を勝手に増やすんじゃねェ」

レ級「別にいいじゃん、呼びやすくてー」

ヲ級(あ…だれかお風呂入る?)

一方「…水ン中に風呂があるとか、愉快すぎンだろ、この世界」

レ級「まぁ温水が噴き出てるだけでどちらかというとサウナなんだけどね」

レ級「ここは私達の楽園だからねー…君にとっては地獄かもね」

ヲ級(…誰も入らないなら私が)

レ級「私が入るー!ひと暴れして疲れてるのよねー」

ヲ級(…了解)

一方「…もう夜かァ」

ヲ級(…)コクン

ヲ級(向こうの動きも気になる…)

山城「…てい…とく…は…?」

吹雪「な、なにをやってるんですか山城さん!安静にしてないと…」

山城「姉様が…あいつに…あの化け物に…一人で…ゴホッゴホッ!」

吹雪「山城さん!」

赤城「扶桑さんが単独で…?い、今すぐ提督に知らせないと!」



提督「チッ、まだ対策も完全にできてねえって言うのに…」

赤城「早く支持を!急がないと…」

提督「待て!ただでさえ夜だ、戦艦を救出するにはかなりの損害が及ぶ…」

提督「例の軽巡との交戦は対策が完成するまで待て、おそらくヤツはあらゆる攻撃を跳ね返してくる」

提督「今回の作戦は被害を最小限に抑え扶桑を救う、わかったな?」

吹雪「…はい!」

提督「アイツは24ノット、駆逐艦でいけばギリギリだが間に合う」

提督「編成は吹雪、不知火、Верный、夕立、時雨」

五人「はい!」

提督「旗艦は吹雪、以上だ」

吹雪「了解です!」

一方「…」

レ級「でたよー!…あれ?寝ちゃってる?」

ヲ級(…あの能力を使うと燃料、疲労度が相当減るらしい)

レ級「ふーん…寝顔は案外可愛いね…ん?」

ヲ級(…敵艦の反応?)

レ級「…しかも単艦?…バカな提督がキラ付け海域と間違えたんじゃない?」

ヲ級(…罠の可能性もある)

レ級「…へえ、上等ね」ヒュン!

ヲ級(…単艦では危険、私も…行く…夜でも)

一方「…」

――ヲ級縄張り海域

扶桑(…大丈夫?単艦でこんな危険な海域に来て…引き返してもいいのよ?)

上条「…いいわけあるかよ…お前の大切な妹があんな目にあってるんだぞ!?こんな戦い、さっさと終らせるべきだ!」

扶桑(上条…さん…ありがとうございます)

上条「…!」

バシャーン!

ヲ級「ヲ…ヲ…」(…暗い…今回はレ級を守る)

レ級「アハ、アハハハ!」(本当にただのバカ提督だったねー)

上条「お前らが深海棲艦か…」

上条「言葉が通じなくてもいい…聞いてくれ、お前らは、なんで戦っているんだ?」

上条「自分を沈めた相手が憎いからか!?他の艦にも同じ痛みを味合わせたかったからか!?」

上条「じゃあお前らは…今まで一度も艦を沈めなかったって言うのか!?」

上条「お前らは艦隊として、軍艦として、精一杯戦っただろ?ならそれでいいじゃねーか!」

上条「他の艦に自分の都合で八つ当たりをするのは、お門違いって奴じゃねーのか!?」

上条「お前らに人間の言葉が通じなかろうが、心が届かなかろうが、そんなことはどうでもいい!」

上条「まずは…その幻想をぶち殺す!」

上条「うらぁあああああ!」ダッ

扶桑(ちょ、上条さん!?)

レ級「アハ、アハハハ!」(あの人、砲撃もせずに突進してきたよ!?)

ヲ級「ヲ…ヲヲ…」(…あの人、ちゃんと艦娘試験に合格してるの…?)

上条「うらぁぁあああ!!」

ガキン!

上条「っ!?硬ぇ!?」

レ級「アハ、アハハ!」(いや、あたりまえでしょ…)

ヲ級「…ヲ」(レ級、反撃)

レ級「アハハハハ!」(わかってるよ!)

ドォン!

上条「うわぁあ!?」中破

扶桑(上条さん、私に任せて)

上条(…扶桑、すまん!)

扶桑「はぁああああ!!」

ドォーン!!

レ級「アハ!」(効かないよ!)

ヲ級「ヲヲヲ…」(何も見えない…)

??「…いた!」

??「酸素魚雷!」

レ級「アハ!」(…何!?)小破

ドォン!

吹雪「扶桑さん!助けに来ました!」

夕立「…吹雪が言ってた敵艦はいないっぽい?」

不知火「そのようですが…相手はあのレ級…油断できません」

扶桑「皆…!」

時雨「扶桑、下がって、僕達が食い止める」

吹雪「反撃、開始です!」

今回はここで終了

一方さんが空気?上条さんはもっと説教上手い?そげぶ

一応バランスはとってるつもりだけど…とあるのほうが濃いかな?

では、次回もよろしくお願いします。

~新約発売記念の小ネタ~

加賀「やりました」

赤城「これならたくさん食べても問題ないわよね…」

禁書「無問題なんだよ!」

提督「問題大有りだよ!?関係ないよね!?電○文庫と角○ゲームスだよね!?かすりもしないよね!?」

禁書「そういうごたごたは全部取っ払って、早食い勝負するんだよ!」

加賀「私はゆっくり食べるタイプなんですが…」

赤城「優勝者には間宮さんを!」

提督「やらねぇよ!?お前ら疲労してないだろ!?むしろ全員キラキラだろ!?」

禁書「ではスタート!」

提督「話を聞けー!…し、資材が、資材が3000も減ってる…?」


※これは本編とは関係ありません
※この提督は普通の人間です
※本編の赤城と加賀には大食い設定はありません
※書き貯、絶賛筆記中!

投下します…時間がなかったので少なめです…すみません

ヲ級「ヲ…」(大丈夫?)

レ級「アハ!アハハハ!」(ええ、夜明けになれば他の深海棲艦とかも来るだろうし、なんとかなりそうね)

吹雪「皆!今回の最優先候補は扶桑さんを帰還させることだから、無理に戦わないで!」

Верный「…もたもたしている余裕は無いみたいだ」

時雨「積乱雲…雨は嫌いじゃないけど、タイミングが悪いね」

扶桑「ごめんなさい、私が勝手な行動をしたから…」

吹雪「…扶桑さんは悪くないです、姉妹があんな目にあったら…私でも扶桑さんのような行動を取ってしまうと思います」

時雨「…吹雪と夕立と僕で敵を食い止める、損害が出る前に逃げよう」

扶桑「みんな…ありがとう」

上条(…悪い、扶桑、本当は俺が謝らなないといけないのに…)

扶桑(…あなたは見ず知らずの私の妹の敵を討とうと敵の元まで行ってくれた…あなたが謝る必要なんてないわ)

レ級「アハハハハ!」(ん…撤退?)

ヲ級「ヲ……ヲヲ…」(…私達も退こう…あなたなんて特に連戦で疲労してるのだから)

レ級「…アハハ!」(ばれてた?…さすがに休みたい…早くあの白い子に頑張ってもらわないと)

ヲ級「ヲヲ…ヲ」(貴女も…白い…なんでもない)



吹雪「あれ?…向こうも撤退?」

夕立「あの子たち、もともと疲れてたっぽい?」

時雨「…僕たちも急ごう、あの雨は戦闘中じゃなくても脅威になる」

吹雪「うん…第一艦隊、撤退します!」

――鎮守府

提督「…扶桑…俺が言いたいことはわかるよな?」

扶桑「申し訳ありません…」

提督「…お前の気持ちもわからなくもないから、今回は大目に見てやるけどよ…」

提督「次、もしも同じようなことがあったら燃料一日無しだ…分かったな?」

扶桑「は、はい!」

上条(…なんか、悪そうな顔してるけど案外優しい人だったな、てっきり解雇とかされるかと…)

扶桑(提督はたまにあんな感じで…)

赤城「カブトムシ…?…頭の中で何か…」

一方「…何見てンだお前」

レ級(いや、寝顔かわいいなーって)

一方「…昨日、誰と戦ってた?」

レ級(あら、知ってたなら助けに来てくれればいいのにー)

一方「生憎寝る時は音を反射してるからなァ…大体、その怪我見りゃ誰でもわかンだろ」

レ級(反射…ヲ級から聞いたあの奇妙な能力の一つ?)

一方「…まァそンな所だァ…で、だれと戦ってた?」

レ級(頭が弱い戦艦と駆逐艦5隻)

一方「…なんだその愉快な艦隊…ヲ級は?」

レ級(あの子?テレビ見てるけど)

一方「テレビまであンのかよ…」

カンタイノアイドルナカチャンダヨー!
キョウハモールスシンゴウニツイテマナンデイキマショー!

ヲ級「・---」

一方「…結局『ヲ』じゃねェか」

ヲ級(あ、一方通行!?ちが、別にこれは、私がかくれ那珂ファンとかじゃなくて…)

一方「…深海棲艦は病気にかかるのか?」

ヲ級(…何?)

一方「なンか体の調子が悪ィ」

ヲ級(…深海棲艦は病気にはかからない…もう少し横になってる?)

一方「…そこまでひどくはねェ」

一方(しかし…なんだァ、この胸騒ぎ…)

――鎮守府

吹雪「これが司令官お手製の弾薬?」

綾波「宝石みたい…」

Верный「提督のその能力からイケメルヘンの通り名もあるよ」

提督「おいヴェールヌイ、今なんて言った」

最上「でも、量が少ないかな…60個か…あてられるかな?」

提督「アイツは反射に頼って生きてるから向こうの回避は心配しなくてもいい」

提督「問題なのは他の敵艦のカバーだが…不意打ちで頭に撃つ、これを視野に入れておけば何とかなるだろ」

提督「進撃は明日行う、分かったか?」

一同「はい!」

本日はこれで終了

更新遅いですが生暖かい目で見守ってやってください…

ちょい少ないけど投下します

――洋風鎮守府

ステイル「新たな深海棲艦を倒すため僕も加勢しろ…まったく無茶苦茶だな」

金剛「私たちの出番ネ!提督!戦闘後のTea timeも忘れないでくださいネー!」

ステイル「僕は行くとは言ってない…まぁ行くけど」シュボ

霧島「新たな深海棲艦についての情報は?」

ステイル「今のところ…艦載機を飛ばしてきたって程度だ」フー

金剛「what?新たな深海棲艦って空母なんですカー?」

ステイル「いや、軽巡だよ」

金剛「…航空軽巡?…完全にNewfaceネー」

ステイル「…そう単純な事でもないみたいだ」

比叡「どんな敵だろうと、お姉さまをお守りします!」

榛名「提督、その手紙の送り主、誰なんですか?」

ステイル「聞かなくてもわかるだろ?垣根提督だよ…」

ステイル「…では各自休憩!明日午前五時、出発する!」

レ級「…ねぇヲ級」

ヲ級(…?)

レ級「彼女の事どう思う?」

ヲ級(…異世界から来た人)

レ級「え?もうそこまで突き止めてるの?」

ヲ級(…学園都市って場所知ってる?)

レ級「学園都市…?学校の町…?」

ヲ級(そんな場所の存在は私は知らない…記憶からなくなっているのは名前だけだから)

レ級「…でも、パラレルワールドっていうのも、非現実的じゃない?」

ヲ級(でも去年の冬あたりにコンゴウとかしゃしゃり出てた…覚えてない?)

レ級「え…?去年の冬私まだ生まれてないよ?」

ヲ級(…そうだった)

レ級「…大丈夫?」

ヲ級(…うん…多分)

――鎮守府

北上「提督ー…あついんだけど、扇風機まだー?」

提督「まだ家具屋にでてねぇから我慢しろ」

北上「前は結構早めにこたつ出してくれたのにー」ブーブー

提督「チッ…」

シュン

提督「それでも首に巻いてろ、どんなに熱を加えても12℃のままだ」

北上「おーさすが提督、便利ー」

雷「北上さんだけずるーい!」

電「あの、提督、私達にも作ってくれませんか?」

提督「あのなぁ…いくら俺でも弾薬60個作るだけでもやっとだ、交代して使え」

北上「りょ~か~い」

上条(…なぁ、提督って魔術師なのか?)

扶桑「…数日前まで普通の人間だったはずよ」

――日本海海上

一方「…海の上の戦い方…これはさすがに絶対能力進化でもやらなかったからなァ…」

一方「…風は使えねェな、海の風は荒れてるから操作は不可能…」

一方「水…操作はできないことは無ェが…艦娘の肌は戦闘中、普通に艦の装甲くらいの硬さってヲ級が行ってしなァ…」

一方「所詮水鉄砲だ、あまり期待できねェ…津波でも起こすかァ?」

一方「いや…ヲ級達…アイツらに危害が…」

一方「…オイオイ、何を言ってンだ俺…10031人も犠牲を出したクセに、たった2人の安否を心配しちまうとかァ…」

一方「…憐れだなァ、オイ…ホント…憐れだわァ…」


…それぞれの思惑が交差する中、時は無情にも過ぎていき、決戦の火ぶたが落とされた。

短いですが今日はこれで終了。

無理やり感がひどいのは戦闘シーンにてこずってるからです…申し訳ありませんでした

こんな駄文が続かないように、改善していきたいと思います。

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