ゾロスター「安価でアウトレイジのカス共に神の裁きを下す」(17)

ゾロスター「クソ…!忌まわしきアウトレイジどもめ……!」

ゾロスター「奴らさえいなければ今ごろはヨミ様の御力で世界は平和になっていたものを……!」

ゾロスター「イズモ様はお許しになられたが私は絶対にあの虫ケラどもを許しはしない!」

ゾロスター「私の切り札、異世界の神に身を委ねる秘術『安価』を使い奴らを地獄に叩き落としてやる!」

ゾロスター「まずは奴らに>>2をしてやる!」

土下座して靴を舐めてケツを掘られてきて

ゾロスター「……は?」

ゾロスター(何だ!?一体こんなことをして私に何の利益が有るんだ!?)

ゾロスター(……しかし神の意志は絶対、それに何か考えがあるのだろう)

リボルバーシティ

「おい、あれゾロスターじゃねぇか?」「ホントだ、卑怯者で知られるゾロスターだ」「オラクルがこの街に来るなんて何の用だろう?」

ゾロスター(うぅ……中途半端に有名だから凄い注目されてる……すさまじいアウェー感…)

ゾロスター(うん……?そう言えば誰の所に向かっているんだ?)

ゾロスター(うーん……>>4あたりでいいかな)
※できればアウトレイジクリーチャーで

鬼丸
しかしデュエルなんて久しぶりだな

ゾロスター(鬼丸あたりでいいかな……うん?鬼丸って誰だ?)

ゾロスター(どこかで聞いた事があるような気がするが……誰だったかな?)

ゾロスター(仕方ない、その辺の連中に聞いてみるか)

数分後

ゾロスター「……誰も私の話を聞いてくれない」ズーン

ゾロスター「うぅ……どうせ私なんて…」

プリン「昼間っから辛気くさい奴じゃのう」

ゾロスター「……貴方は?」

プリン「わらわはプリン、お主がわらわの知っている者の名前を口にしていたのが気になって話しかけたのじゃ」

ゾロスター「鬼丸が何者なのか知っているのですか!?」

プリン「当たり前じゃ、鬼丸はわらわの弟だからのう」

ゾロスター「詳しく聞かせてもらっていいですか?」

プリン「別に構わんが……ちと長い話になるぞ?」



プリン「……というわけで、鬼丸と修羅丸がシャングリラを打ち破り世界は滅亡を免れたのじゃ、うん?どうかしたか?ボッーとして?」

ゾロスター「……ハッ!す、すみません。余りに衝撃的な話だったので思考が飛んでしまいました…」

プリン「まあ、あまり伝わっていない話じゃからのう、無理もないじゃろ」

ゾロスター(まさか我らオラクル教団の主神であるシャングリラ様が世界を滅ぼそうとしてたなんて……)

ゾロスター「と、ところで鬼丸様はまだ生きていらっしゃるんですか?」

プリン「いや、さすがにもう死んでおるよ。わらわは戦いの後にコールドスリープでずっと寝てたから生きておるがの」

ゾロスター「そ、そうですか……」

プリン「……しかし」

ゾロスター「?」

プリン「太古の水文明には時を超える技術があったと聞いたことがある」

プリン「お主がなぜ鬼丸に会いたいのかは分からぬが……正しい行いをしようとしているならば正しい結果は着いてくるじゃろう」

プリン「お主の行動が世界を変えるかもしれないし変えぬかもしれない」

プリン「もしかしたら、今の平和に辿り着けない世界になるやも知れぬ……もし過去に行こうと言うのならこのことを忘れるでないぞ?」

ゾロスター「は、はい!」

プリン「では、さらばじゃ」

ゾロスター「……」

ゾロスター(……話が壮大になってしまったなぁ)

ゾロスター(見ず知らずの他人に掘られに行くために時を超えなければならないのか……しかも歴史が変わってしまう危険性を伴って)

ゾロスター(しかし神の意志は絶対……とりあえず水文明の街に行ってみるか)

アルケミスト・ヒルズ周辺

ゾロスター(来てみたはいいが…太古の技術なんて現存しているのか?)

ゾロスター「うん?『何でも売ります』?なんだこの怪しい店は…」

アクアン「にひひひ、何かお探しですか?」ヌッ

ゾロスター「うおっ!?」

アクアン「おやおや、誰かと思えばオラクル教団のゾロスター様ではないですか。あなたがこんな所に来るなんて珍しいですね」

ゾロスター「あ、ああ…とある理由で時間を移動するための手段を探していてな…」

アクアン「なるほど、なるほど。そういうことならピッタリの商品がありますよ」

アクアン「こちら、タイム・チェンジャーというロボットに搭載されていた装置の試作品です」

アクアン「この装置を使えば誰でも簡単に過去へ飛べます。……まあ現代に帰って来れるのかは不明ですけど」

ゾロスター「……いくらだ?」

アクアン「そうですねぇ…手元に一つしかない貴重な物ですし……まあ、500億くらいですかね」

ゾロスター「……安くならないか?」

アクアン「無理ですね」

ゾロスター「……」



ゾロスター「…やっぱり過去に行くのなんて無理なのかなあ」

ゾロスター「うん?あれは?」

クロック「……」【時間屋 時間売ります】

ゾロスター「おい、ここは何屋だ?」

クロック「……看板に書いてある通り時間屋だが?」

ゾロスター「時間屋とは何かと聞いているんだ」

クロック「私の時を操る能力を使って時間を売っているのだ。時間停止1時間コース1万からだが、どうだ?」

ゾロスター「過去に行くことはできるのか?」

クロック「……分からん。時を止めたり飛ばしたりはよくやるが巻き戻したことはないからな」

クロック「どんな副作用が起きるか検討もつかないし下手をすれば死ぬかもしれないが、それでもいいならタダでやってやろう」

ゾロスター(…金を稼いであの装置を買うか、それとも一か八かこいつに頼むか……)

>>13

金なぞいくらでもある

ゾロスター「…………よし決めたぞ」





アクアン「にひひひひ、毎度あり」

ゾロスター(……教団の運営資金に手を出してしまった…)

ゾロスター(何とか装置は買えたが…これバレたらイズモ様に殺されるな)

ゾロスター(さっさと過去に逃げることにするか)

ゾロスター「と、その前に…」

ゾロスター「さすがに一人だと心細いから>>16を連れていくことにしよう」
※オラクルクリーチャー限定で

信心深きコットン

ゾロスター(確か信者の中にコットンとかいうのがいたな)

ゾロスター(ただの一信者でありながら一部のクリーチャーからはそこらのゴッドよりも信仰を集めているらしい……)

ゾロスター(実力はあまり期待できないが……階位の高い信者だと私が教団の金に手を出したことをすでに知っている可能性が高いからな)





ゾロスター「と、いうわけで私の布教遠征についてきて欲しいのだが?」

コットン「構いませんけど…私なんかでいいんですか?もっと強い人に頼んだほうが…」

ゾロスター「今、教団は戦争終結後で慌ただしいからな。階位の高い者には残って仕事をしてもらうことになったのだ」

コットン「そうなんですか」

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