ネネ「出来たよ、津田君!性格が正反対になっちゃう機械!」 (81)

このSSはVIPが転載禁止になった後に書いたものです
しかしながら、転載禁止にも関わらず不本意な形で転載されていました。
そこで、いっそ転載されるのであればスレを立てた本人がこちらに保管の意味もこめて立てることにしました。
サイトに転載する場合には>>2以降のレスはカット、強調などすることなくお願いします
>>1のレスに関してはカットしてもらって構いません
よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399282877

タカトシ「また変なものを……」

ネネ「またまた、偶然にね」

タカトシ「この前のこと懲りてないの!?」

ネネ「違うの!聞いて!私はドリルバイブを作ろうとしてただけで……」

タカトシ「もう、ホント懲りてないね!?」



タカトシ「それで、一応聞くけど、それはいったい……」

ネネ「これはね、音叉みたいになっていて」

タカトシ(なぜ形が音叉になるかは突っ込まないぞ)

ネネ「一種の催眠状態?みたいな感じで性格が今とは正反対になっちゃうの!」

タカトシ「な、なんか普通にすごい」

ネネ「多分」

タカトシ「多分!?」

ネネ「まだ、実験してないから……」

タカトシ「俺は実験体じゃないぞー?」

ネネ「どうかな!?」

タカトシ「わー!やってみたい!って言うとでも?」

ネネ「あーやっぱり?」

タカトシ「当たり前でしょ」

ネネ「で、でもこれを使えば清純な天草会長になるかも!」

タカトシ「清純な?」

ネネ「そうそう、下ネタを一切言わないような……」

タカトシ「それはそれで……見てみたい……」

ネネ「でしょ!?」

タカトシ「いやいや、ダメでしょ!そんな性格を捻じ曲げるようなこと!」

ネネ「効果、そんなに続かないから大丈夫!」

タカトシ「……実験してないんじゃ……」

ランコ「それは面白そうですね」

タカトシ「は、畑さん!?」

ランコ「何やら面白そうな話が聞こえたので」

タカトシ「どこにでも現れますね……」

ランコ「ええ、ということで皆さんにお伝えしてきますね」

ネネ「本当ですか!うれしー」

タカトシ「ちょっ、待った!!……行っちゃった……」


数分後

シノ「なんだ何が始まるんだ」

アリア「んー、もしかして、またあれかなー?」

スズ「やっぱりやめましょう、もう危険な臭いしかしないです」

タカトシ「うわーゾロゾロきた……」

ランコ「私なりに面白そうなメンバーを集めてみました」

タカトシ「え、もう?」

シノ「うむ」

アリア「あ、これ可愛いー」

スズ「はぁ……嫌だなぁ……」

コトミ「タカ兄ー!」

ムツミ「何するの?」

カエデ「あの、なんで私も……」

ナルコ「いいものってなんだー?」

ウオミー「私もちゃっかりいます」

タカトシ「もっと他で活かしましょうよ、その才能」

ネネ「説明すると、この音叉からの音で皆さんの性格は正反対になります」

スズ「えー!?」

ネネ「ただし、知識など、知能レベルに変化は出ません」

ムツミ「じゃあ頭良くなれないの!?」

ネネ「あと、記憶は多少混乱するとは思いますが、記憶自体に特に問題はないです」

シノ「なるほど、性格だけを変えるのだな」

ネネ「多分」

カエデ「多分!?」

タカトシ「あ、それ俺が先に突っ込んでおきました」

ネネ「ただ一時的なものなので、危険はないです!」

コトミ「ふっふっふ、もう一人の私を呼び起こすかもしれないよー?」

タカトシ「その性格変わるならやってもらったほうがいいな」

ネネ「一応安全のために私は音を聞かないように外にいますね」

ランコ「私もー取材担当なので」

タカトシ「ずるっ!」

シノ「まあ万が一あった時に困るからな」

アリア「正反対かーどうなるんだろう」

カエデ「私は帰りたいんだけど……」

ナルコ「私は別に性格変えたいとは思わないんだけどねー」

スズ(えー……)

ネネ「じゃあ行きますよー」


キーン

ランコ「これで終わりですか?」

ネネ「はい、一応」

ランコ「絵的には地味ですね」

ネネ「音ですからね」

ランコ「それじゃ、行ってみましょうか」



ランコ「みなさーん、いかが?」

シノ「……特になんともないが……」

ネネ「あれー?おかしいなー?」

シノ「津田、君はどうだ」

タカトシ「いや、別に……」

ネネ「失敗?」

ランコ「そのようですね、ちぇー」

シノ「まあ何もないようなら、私たちは生徒会室に戻るぞ」

タカトシ「そうですね」

ネネ「おかしいなー」

ネネ「んー?」


生徒会室

アリア「今回は何もなくてよかったよー」

タカトシ「そうですね、前回みたいなことになったら」

シノ「貴重な体験だったと思うんだがな」

スズ「嫌ですよ、あんなのもう……」

キーン

シノ「あれ、今の音……」

タカトシ「あーだりー、会長さ、早くおわらねーの?」

シノ「え、あの、つ、津田君?」

スズ「何それ津田の喋り方ちょーうけんねwww」

アリア「ふ、2人とも、そんな態度はよくないよ……」

スズ「っるせー!デカパイ!」

シノ「……これはまずいのではないでしょうか……」

タカトシ「いいじゃん、でかい方が俺好きだしー」

スズ「あんたねー、胸はサイズじゃなくて感度だっつーの」

アリア「お、女の子がそんなはしたないこと言っちゃ……」

シノ「み、皆落ち着いてください!津田君も!萩村さんも!」

キーン

タカトシ「あれ、今……」

アリア「ん?」

シノ「も、戻った!」

スズ「……私、なんてことをおおおおおおおおお!!!」

タカトシ「お、落ち着け萩村!!」

シノ「ど、どういうことだ、今のは明らかに……」

タカトシ「性格が……」

スズ「ちょっと私、ネネ呼んできます!!」ダッ

シノ「いったいなぜ、まさか後から効果が……」

タカトシ「で、でも、もう元に戻ったみたいですし……」

アリア「あっという間だったね、まるで早漏」

キーン

アリア「……わ、私なんてことを///」

シノ「そ、そうですよ!女の子がそんな言葉を……」

タカトシ「大丈夫大丈夫、俺は何発でもいけっから!!」

シノ「や、やめなさい!!」

スズ「連れてきましたー!!……って、あれ」

タカトシ「おー、スズー!また女連れてきて、さすがに4P以上はきついぞ」

アリア「いやーーーー!」

シノ「つ、津田君!セクハラだぞ!!」

スズ「……こういう状況なんだけど」

ネネ「あらら……」

キーン

タカトシ「……ごめんなさい、ごめんなさい!」

アリア「いいっていいってー、私は嫌いじゃないからー」

シノ「どうなってるんだ、これは……」

ネネ「んー、もしかしたら効果が後から、しかも断続的に起きてるのかも……」

スズ「それはまずいでしょ!!あれ?でも今は私普通だったけど……」

ネネ「きっと、ランダムなのかな、バイブの強弱もランダムのほうがリアルだし」

タカトシ「しらねーよ!!」

シノ「これはしかし、まさか全員……」

ネネ「あ、あの、私なんとか直す方法を!」ダッ

スズ「逃げんなー!!」

タカトシ「ど、どうしましょう!?」

シノ「まずいな、性格の変わった津田は肉食系エロバカキャラだ、救いようがない」

タカトシ「ひどくない!?」

ガラッ

カエデ「ね、ねぇ!なんかさっきからおかしいんだけど!!」

キーン

カエデ「……」スタスタ

タカトシ「あれ?」

カエデ「ねぇ、タカトシ、私とあ・そ・ぼ?」ギュッ

タカトシ「こうなるの!?」

スズ「ちょっ、やめろし、この雌犬!!」

アリア「や、やめなよー……///」

シノ「ま、まずいなこれは」

タカトシ「よかった、会長は普通で……い、五十嵐さん!耳はダメ!耳は!!」

カエデ「なーんで?」

スズ「離れろっつてんだろ!」

カエデ「女は近づかないでくれる?」

アリア「あわわ……」

シノ「津田!デレっとするな!!」

タカトシ「してない!!」

キーン

アリア「あら?」

カエデ「……」

タカトシ「よかった、元に」

カエデ「いやあああああああああああああああ!!」バタン

シノ「お、おいしっかりしろ!!」

シノ「いかんな、これは……」

タカトシ「ええ、思った以上に……」

アリア「そうかな?」

スズ「七条先輩は恥じらいが出ただけですから……私は……」

シノ「萩村!それ以上小さくなるな!」

カエデ「」

タカトシ「これは三葉が心配ですね」

シノ「確かに、あの感じで正反対となると……」

ガラッ

ムツミ「あ、タカトシ君……」

タカトシ「み、三葉……?」

ムツミ「なんかさっきからね……、おかしいの……」

スズ「く、暗っ!」

タカトシ「ま、まあ少し落ち着いて、なんか性格が変わってる状態らしくて……」

ムツミ「あ、やっぱりそうなんだ……、ねぇ、私不安なの……タカトシ君」

タカトシ「わかったから、ゆっくり近づくなって!」

ムツミ「私のこと大事……?」

タカトシ「そ、そりゃあ友達だし」

ムツミ「そんじゃ嫌……、大事なら手、握って……」

シノ「や、ヤンデレか!!」

タカトシ「え?手?」

キーン

ムツミ「あれ……わ、私、ごめんなさーーーーい!!」ダッ

シノ「思ったより普通だったな、もっと下ネタを飛ばすかと……」

アリア「んー、知識レベルは変わらないんだよね?」

スズ「はっ!!まさか知識がないからさっきも手を握る程度!」

タカトシ「……ある意味すごいですね……」

シノ「あとは、コトミとウオミーか?」

タカトシ「あの二人は先に帰っちゃいましたし……」

シノ「仕方ない、様子を見に行こう、何かあったらまずい」

スズ「魚見さんが正反対……どうなるんだろ」

タカトシ「とにかく行きましょう」

キーン

アリア「だ、ダメ!こんな短いスカートじゃ外歩けない……!」

タカトシ「はぁ?その身体見せないでどうすんだよー、エロ要員なんだからサービスしろや!」

シノ「つ、津田お前なんてことを!」

タカトシ「あ?なんか文句あるっすか?シノさーん?」

スズ「つ、津田!失礼よ!!」

タカトシ「んー?なんか声だけするなー?」

スズ「ここじゃ!!!」ゲシ

アリア「なんで?なんで私穿いてないのー!?シノちゃん!わ、私の……その……」

タカトシ「うほおおお、マジ穿いてねーの!?見せろよー!!」

アリア「い、いやー!!やめてええ!」

シノ「なんだろうか、これは津田の抑圧されていた何かとかではないのか?」

スズ「いやいや、分析はいいですから!!」

ナルコ「おい、どうした、お前らー」

タカトシ「お、エロ教師はっけーん!」

ナルコ「なんだ、津田、童貞捧げる覚悟でも出来たのか?」

タカトシ「ノリノリとかwやっばー、年増だけどそれはそれでアリかなー」

ナルコ「ほほう」

アリア「や、やらしいこと言わないの!先生もダメですよ!!」

キーン

タカトシ「あ」

ナルコ「じゃあ、使ってない教室行くぞ、津田」

タカトシ「嘘!!嘘だから!!やめてええええ!!」

スズ「これあまりにランダムすぎますね……」

アリア「なんで私スカート長くしようと?」

シノ「まずいな、エロ津田がなかなか厄介だ」

タカトシ「に、逃げ切れた……」

スズ「今のうちに津田の家に行きましょう!」

キーン

シノ「あ、はい、皆さんがそう言うなら行きましょうか」

タカトシ「決断力がない!?」

スズ「今回は会長だけか、なら大丈夫そう……」

シノ「それでどちらに行くんでしたっけ?」

アリア「津田君の家だよ、シノちゃん」

シノ「だ、男性の家に行くのは、その、まずいのでは……」

タカトシ「……」

スズ「ちょっと、なにボーっと見てんの」

タカトシ「い、いや、別に」

タカトシ「とにかく!急ぎましょう!」

スズ「そうね」

シノ「あの、アリアさん、そのスカートは少し短いのでは……」

アリア「そんなことないよー」

シノ「ですが……」

アリア「これくらいのほうが見られそうでドキドキするんだよ!」

シノ「い、いけません!そんなの!」

タカトシ「俺の仕事なくなりそうだなー」

スズ「そうねー」

アリア「こういうシノちゃんも新鮮だねー」

シノ「は、はあ、そうでしょうか……」

アリア「エロ漫画なら即輪姦されちゃう感じで」

シノ「どんなですか!!偏った知識すぎます!」

タカトシ「楽だなー」

タカトシの家

コトミ「おかえりー?早いねー皆も一緒だし」

タカトシ「何かおかしなことになってないか!?」

コトミ「へ?ううん、別に」

タカトシ「お姉ちゃんいるよな?」

コトミ「いるけど」

タカトシ「見てくる!」バタバタ

コトミ「タカ兄ったら、お姉ちゃんにデレちゃってー」

スズ「マジ腹立つわーあの無表情女ー」

コトミ「スズ先輩?」

シノ「これは後で話す……アリアも早く来ないか」

アリア「と、殿方の家には入っちゃダメだって……」

シノ「あー!もういいからー!」

タカトシ「お姉ちゃん!?」

ウオミー「タカ君?どうしたの?」

タカトシ「いや、その、なんともないんですか?」

ウオミー「なんとも、とは?」

タカトシ「ないならいいんです……、よかったー」

ウオミー「おかしなタカ君、生徒会の方々もいらしてるんですか?」

タカトシ「あ、はい、皆いますよ」

ウオミー「なら、私も挨拶に……ふぎゃ!」バタン

タカトシ「え!?大丈夫ですか!なんで何もないところで……」

ウオミー「あはは、失敗失敗……」

タカトシ「あれ……」

ウオミー「行きましょう、ひゃぁ!」ガン

タカトシ「ドア!ドア!」

ウオミー「いったぁ……」

ウオミー「

タカトシ「喋ってないのに「」つけてる!!」

ウオミー「あはは……」

タカトシ「ま、まさか……」

シノ「津田、そっちはどうだ?」

タカトシ「それが……」

ウオミー「あ、シノっち、皆さん、いらっしゃ、む」ボフン

アリア「そ、そこは私の胸だよぉー!!///」

シノ「お辞儀したらアリアの胸にダイブ……これはまさか!!」

タカトシ&シノ「ドジっ子!?」

ウオミー「嫌だなー、ドジっ子なんて……」

コトミ「あ、お姉ちゃん!やかんの火かけっぱなし!!」

ウオミー「ご、ごめんねー!」

シノ「また面白く変わったな……」

タカトシ「しっかりお姉さんキャラが正反対になったということでしょうか」

シノ「まあそうだろ……、ウオミー!」

ウオミー「は、はい!?」

シノ「今日のパンツはスケスケか?」

ウオミー「何きいてるんですか!!そんなの穿いてないです!!水色です!!はっ!!!」

シノ「うむ、下ネタもダメのようだ」

タカトシ「でもドジっ子だから言っちゃうんですね」

シノ「これは困ったな」

キーン

スズ「あーごめんなさい!ごめんなさい!」

アリア「いいのよ、スズちゃん」

タカトシ「あ、戻った」

コトミ「ちょっと、兄貴」

タカトシ「へ?」

コトミ「あのさ、こんなに女連れ込んでどういうつもりなわけ?」

タカトシ「え、あの……」

コトミ「もう少しさ、節度ある行動してくれないと困るのよ、妹として」

タカトシ「ごめん……」

コトミ「まったく、心配するでしょ……」

タカトシ「え?」

コトミ「なんでもないわよ!!ばか!!」

ウオミー「コトミちゃんがツンデレしっかり妹に?」

ウオミー「なるほど、そんな状態なのですか」

タカトシ「はい……」

コトミ「それ、すっごい迷惑なんですけど!!」

ウオミー「確認したいのですが、これは人の好みにも影響が?」

シノ「好み?」

ウオミー「はい、好き嫌いにも影響はあるのでしょうか?」

シノ「男が苦手な者が男好きになるくらいだからな……」

ウオミー「……コトミちゃん」

コトミ「なによ」

ウオミー「タカ君のことは好き?」

コトミ「は、はぁ!?何言ってんの!?そんなわけないじゃん!!」

ウオミー「影響はないようですね」

タカトシ「え」

ウオミー「しかし、だいたい状況はつかめました」

シノ「うむ」

タカトシ「あの、俺はよく……」

キーン

ウオミー「つまり、好みに変化は現れないので、性格が変わっても私がタカ君が好きなことに変わりはないんです」

タカトシ「え」

ウオミー「きゃっ、きゃあああああああ!!忘れて!忘れてください!!」

シノ(ずるいな、ウオミーさんの性格……私だって……)

コトミ「んー、このお姉ちゃんも面白いかもー!!」

シノ「しかし、このまま家に帰るのは問題だと思うのですが……」

タカトシ「確かに……」

スズ「他の人たちは畑さんとネネが保護してるようです」

アリア「なら、安心ねー」

コトミ「じゃあ皆はうちで保護だね!」

スズ「明日にはネネが元に戻してくれるみたいだけど……」

シノ「そ、それじゃあ泊まりですか!?だ、ダメです!男女が一つ屋根の下なんて!!」

アリア「初めてじゃないでしょー?」

ウオミー「わ、私まだ初めてはとってあります!!あ、いやああああああ!!」

タカトシ「聞いてないし、面倒だな!!」

シノ「は、初めてって……も、もうウオミーさん!!」

スズ「意味はわかっちゃうんですね、知識共有だから……」

コトミ「ふっふっふ」

アリア「だ、ダメだってぇ……」

コトミ「そんなーいつもの先輩らしくないー」

アリア「もまないでぇー!!

タカトシ「いいぞー!もっとやれぇ!!」

スズ「最悪の兄妹になったわね……」

シノ「参ったなあれは……」

ウオミー「そうですね」

シノ「まあいい、食事の準備をしよう」

ウオミー「あ、はい」

シノ「先にコメをといでおいてもらえるか?」

ウオミー「わかりました」

シノ「って!それ洗剤だぞ!!」

ウオミー「へ?」

シノ「いつの間にかドジっ子ウオミーに……」

シノ「萩村!代わってくれ!!」

スズ「あ、はーい」

ウオミー「すみません……」

シノ「しかし、これは不便だぞ……」

スズ「何とか私たちで作りましょう」

キーン

シノ「あ、えっと、何を作りましょうか」

スズ「あれ?決めてたのでは?」

シノ「でも、その、こっちもいいかもしれませんし、トマト鍋なんていうのも……あ、スイーツも用意して……」

スズ「魚見さーん!交代!!」

ウオミー「あ、はい!ふぎゃっ!」ドテ

スズ「まだドジっ子!?津田ー!」

タカトシ「あ、はいはい」

タカトシ「えっと、これ何作ってんだ……」

スズ「多分シチューじゃない?」

タカトシ「あ、なるほど……じゃあ野菜をとりあえず切って」

スズ「それはいいから、お米たいて」

タカトシ「あ、うん」

キーン

スズ「みじん切りー!」トトトトトン

タカトシ「萩村!?だ、誰か交代をー!!」

アリア「あ、私やるよー」

タカトシ「お願いします!!」

アリア「切ればいいだねー?」

タカトシ「は、はい」

アリア「あとは煮込んで……この後は」

タカトシ「アリアの母乳入れちゃおうかー!」

アリア「まだ出ないよー?」

シノ「津田、代われ」

タカトシ「あ?」

シノ「代われ」

タカトシ「はいはーい!!」

コトミ「早く代わりなさいよ、エロ兄貴!」

タカトシ「っるせー!!」

シノ「これ料理終わるのか……」

アリア「あはは……」

完成

スズ「あの、結局これなんなんですか……」

シノ「わからん、当初はビーフシチューだったが、なぜか白くなった」

アリア「白いとか言っちゃダメだよ!!///」

スズ「え」

タカトシ「んー、野菜もみじん切りだし……」

ウオミー「とにかく食べましょう……」

コトミ「お姉ちゃん!それ穴あいてるやつだよ!」

ウオミー「あ、すくえない……」

シノ「皆で食べると、その、おいしいですね」

スズ「賑やかですからねー」

タカトシ「お姉ちゃん、ご飯粒ついてるよ?」

ウオミー「え、ど、どこ?

タカトシ「ここ、ほら」パク

ウオミー「はぅ……ごめんね、タカ君」

タカトシ「はは、ドジっ子状態だから仕方ないよー」

ウオミー「も、もう……」

スズ「若干いちゃつきが目に余る」

キーン

ウオミー「タカ君、次は私がとってあげるのでつけてください」

タカトシ「えぇ!?」

コトミ「ちょっと!うちの兄貴にくっつきすぎ!」

ウオミー「ダメですか?」

コトミ「ダメっていうか、その……兄貴もなんか言ってよ!!」

タカトシ「お、俺?」

コトミ「もう、あんたがだらしないからいけないんでしょ!!」

シノ「厳しいなこの状態のコトミは」

スズ「ただのブラコンっしょ、キモ」

コトミ「な、何言ってんの!?」

スズ「ホントのこと言っただけだしー」

コトミ「あんたも兄貴の周りうろちょろしすぎなの!同級生だか知らないけど!!」

スズ「はぁ?それで迷惑かけてないしー」

タカトシ「ちょっとやめなって、2人とも」

スズ「タカトシー。あいつーこわーい」ギュッ

コトミ「はなれろー!!」

シノ「賑やかだなー……」

タカトシ「つ、疲れた……」

スズ「……もういや……」

シノ「まさか食事に1時間半もかかるとは……」

ウオミー「今は皆さん、元に戻ってますか?」

コトミ「うんー」

アリア「アナル!戻ってるね」

タカトシ「どんな確認の仕方!?」

ウオミー「では急いで片付けましょう、これでは時間が……」

シノ「う、うむ、そうだな」

ウオミー「さすがの私も少し疲れました」

タカトシ「はは、お姉ちゃんもそういうことがあるんですね」

ウオミー「当たり前ですよ、イったあとはいつもヘトヘトです」

タカトシ「はい、その情報アウトでーす」

コトミ「か、会長!」

シノ「どうした?コトミ」

コトミ「いつの間にか、タカ兄とスズ先輩がソファでいちゃついてます!!」

シノ「なに!?」

タカトシ「なあーいいじゃんよー」

スズ「そういう軽薄な態度やめてくれる」

タカトシ「うわーこわー、でもそこが可愛いんだよなー」

スズ「な、何言ってるの!」

タカトシ「お、赤くなったー、やべースズ可愛いー!」ナデ

スズ「ちょ、頭なでないで!!///」

シノ「なんだ、あの優等生がDQNにいつのまにかヤラれてた的な展開は!!」

ウオミー「的確ですね」

アリア「あらあら」

シノ「しかし、これは見るに耐えん」

キーン

スズ「えーなにータカトシ私とやりたい系ー?」

タカトシ「やりたい系ー!」

スズ「エッロwww」

タカトシ「ロリ体型サイコー!!」

ウオミー「ただのDQNカップルになりました」

シノ「これもあれだな」

アリア「はわわわ……///」チラ

コトミ「ねえねえ、タカ兄ー」

タカトシ「あん?」

コトミ「タカ兄って誰が好きなのー?」

タカトシ「うっわ、それ聞くー!?」

コトミ「どうなのさー」

シノ「……」ゴクリ

ウオミー「……」ゴクリ

タカトシ「なんつーの、もう女は皆俺のモノ的なー?全員漏れなく愛しちゃう的なー?」

スズ「マジクズwwwでもいいwwww」

シノ「なんか不愉快だぞ!あれ!」

アリア「ちゃらーい」

ウオミー「タカ君の正反対キャラは強烈ですね」

キーン

スズ「なにしてんのよ!!この馬鹿ー!!!」バシーン

タカトシ「ごめええええええええええん」

ウオミー「お風呂湧きましたよー」

タカトシ「あ、はーい、ってなんで水浸し!?」

ウオミー「ふた開けるときに落ちちゃって」

タカトシ「拭かないと風邪ひいちゃいますよ!」

ウオミー「ご、ごめんね」

タカトシ「というか、先に入ってください!」

ウオミー「あ、うん、そうするね」

タカトシ「こ、ここで脱がないで!」

ウオミー「あ、ごめん!!///」

スズ「あれやっぱずるくないですか」

シノ「いいなぁ……」

ウオミー「ふぅ……あがりました、次どうぞ、……あら?」


シノ「あ、あの、津田君」

タカトシ「なんですか」

シノ「えっとー……その……」

タカトシ「……?」


ウオミー「皆さん、何を?」

スズ「いえ、ちょっと観察を」

コトミ「天草会長の正反対ってなんだか……」

アリア「んー、シノちゃんがあんまり好きじゃないタイプの女の子?」

スズ「自分から話題振らないし、さっきから徐々に距離を詰めてるし」

コトミ「お、スズ先輩嫉妬ー?」

スズ「違うわ!」

ウオミー「確かに、2人になった途端なんだか露骨ですね」

アリア「そうなんだよねぇー」

タカトシ「あ、あの、近いような……///」

シノ「あ、そ、そうですよね……」


スズ「デレデレしすぎよ、もう」

ウオミー「……」スタスタ

ウオミー「シノっち、お風呂ですよ」

シノ「あ、う、ウオミーさん、は、はい!」バタバタ

タカトシ「お風呂どうでした?」

ウオミー「ええ、気持ちよかったです、それよりタカ君」

タカトシ「はい?」

ウオミー「……」デコピン

タカトシ「あたっ」

ウオミー「あんまりがっかりさせないでください」

タカトシ「え?」

風呂

シノ(わ、私はいったい何をしとるんだあああああああああああ!!)バシャバシャ

シノ(あんなのは私じゃ……)

シノ(でもああいうのが津田は……)

シノ(むー……)バシャバシャ

コトミ「だいたいね、兄貴は……」

タカトシ「はい、すみません、すみません……」

スズ「説教タイム長いわねー」

シノ「はぁ……出たぞー……」

アリア「じゃあ私はいるよー」

コトミ「スズ先輩は一緒に入りましょうねー」

スズ「はぁ!?嫌だしwww私タカトシと入るー」

タカトシ「はい、お断りしまーす」

スズ「ええー私のこときらーい?」

タカトシ「いや、嫌いじゃないけど」

スズ「すきー?きらーい?すきー?きらーい?嫌い、じゃ、ない、けどー?」

タカトシ「う、うぜぇ……」

スズ「もうー嫌いじゃないならいいじゃーん」

アリア「だ、ダメだよ、そんな男女でお風呂なんて……」

スズ「っるせー!デカパイ!!」

シノ「荒れてるなー」

アリア「そ、そんな大きくなんて……」

スズ「あー?こんな乳して、厭味か!?」モミモミ

アリア「だ、だめっ!んっ!!」

スズ「感度ビンビンじゃねぇか!このビッチが!!」

アリア「い、いやぁ、そんあこと言わないでぇ……」

スズ「会長ー、こいつ貧乳馬鹿にしてやすよ、やっちまいません?」

シノ「私を巻き込むな」

スズ「んだよ、同じ貧乳なのによー」

アリア「や、やめてぇ……」

キーン

スズ「……」

アリア「あら」

スズ「orz」

タカトシ「無言で土下座してる」

スズ「あの、私……あー、もう、嫌ああああああああ」

アリア「よしよし」ナデナデ

スズ「違うんですー!違うんですよー……」

ウオミー「百合展開なら私も混ぜてもらっても」

シノ「ゆ、友情ですよ!」

タカトシ「んーやっぱりこっちの萩村のほうがいいな……」

コトミ「え、それ告白?」

タカトシ「お前は、どっちがいいかな……」

アリア「今度こそ入るよー」

シノ「風呂に入るのも一苦労だな……」

ウオミー「そうですね」

風呂

キーン

アリア(……わ、私の身体ってやっぱりやらしいのかな……)

アリア(……お、おっきいし……)

アリア(お、お尻でも感じちゃうし……)

アリア(小さくとかならないのかなぁ……)ブクブク



シノ「あ、アリアがのぼせてるぞ!!」

ウオミー「あら、真っ赤」

スズ「津田、見るな」

タカトシ「なんでだよ!!みてー!!みせっろ!みせっろ!」

コトミ「このタカ兄は嫌だなー」

アリア「なんか考え事しちゃって」

シノ「考え事か、なんだ?」

アリア「んー、別の私の時だったんだけど、この身体のことかな」

タカトシ「はいはーい!俺!相談のりまーーーす!!」

スズ「うぜええ!!!」バシッ

タカトシ「はぐっ……」バタッ

スズ「お風呂いってきまーす」

コトミ「は、はあ?なんであんたと……ま、まあいいけど……」

風呂

コトミ「ね、ねえ」

スズ「なに?」

コトミ「あんたさ、うちの兄貴のこと好きなの?」

スズ「は、はぁ?なにいきなり」

コトミ「いいから、答えてよ……」

スズ「好きとか……そんな……」

コトミ「いいよ、隠さなくても、言わないし」

スズ「いや、そのあんたは言わなくても、もう一人の方が言いそうなのよ」

コトミ「……うちの兄貴さ、なんか変にモテてるから、気を付けないとって言おうとしただけ」

スズ「それ、自分自身にも言ってる?」

コトミ「は、はぁ!?そんなわけないじゃん!!」

スズ「わかりやすくていいわー、こっちのほうは」

コトミ「な、なにそれ、意味わかんないし……」ブクブク

スズ「しかし、津田もモテモテねー」

コトミ「なんかむかつく……」

スズ「そう?」

コトミ「だってさ、はっきりしないし」

スズ「優しすぎるんでしょー」

コトミ「はぁ……、ああいう兄貴は苦労するよ」

スズ「そうねー……」

キーン

コトミ「もうこうなったら誰が童貞奪うかにかかってるね!!」

スズ「そうねー……」



リビング「

シノ「津田君?どうしたの?」

タカトシ「いえ、なんだかツッコミを放棄した気配が」

風呂

タカトシ「はぁ……」


リビング

アリア「また例の部屋割り?」

シノ「え、えぇ、そうみたいです」

スズ「まあいいんですけどね、無理やり寝れば3人入ると思うし、私ちいさ」

ウオミー「皆まで言わなくていいですよ」

キーン

シノ「今回はエロアホ津田が危険だからな」

ウオミー「確かに、いつ襲ってきてもおかしくないかと」

コトミ「でも、基本的に童貞ですから、そんな度胸ありますかねー」

スズ「タカトシ哀れwww」

アリア「ど、どうてい……///」

キーン

シノ「あの、私よければ、その……」

コトミ「はぁ?ダメに決まってんじゃん」

シノ「ご、ごめんなさい」

スズ「うーん、やっぱり妹のコトミですかねー」

アリア「私でもいいよー!」

ウオミー「私もこの前、その寝ましたし」ガラガラガシャン

スズ「あー、またこぼして……」

ウオミー「ごめんなさい、ごめんなさい!!」

アリア「もうここは……」

シノ「あれですか……」

コトミ「じゃーんけん!!」

スズ「か、勝った……」

シノ「負けました……」

アリア「あーあ」

ウオミー「無念」

コトミ「やられたー」

キーン

シノ「では仕方ない、萩村は津田とだな」

スズ「は、はい!」

スズ(どうしよー……き、緊張する)

タカトシ「ちょりーっす、でやしたー!」

スズ「……あれとか……」

シノ「そうと決まったら寝る準備だ」

コトミ「えーもうちょっと起きてましょうよー」

ウオミー「そうですね、まだ早いような」

シノ「この状態であまり起きてるのもな……」

ウオミー「私、何か温かいものでも、きゃあ!」ステン

シノ「ウオミーは、そこにいよっか」

アリア「それじゃあ部屋にいこっか」

スズ「は、はい!」

タカトシ「あ、俺、スズとっすかー!やべー!緊張するー!」

スズ「キーン」

シノ「それでは、意味はないと思うぞ」

スズ「ですよね……」

タカトシの部屋

タカトシ「じゃあ寝るか」

スズ「えータカトシーまだ夜はこれからだよー?」

タカトシ「すごいタイミングで代わるな……、そしてベッドに入ってくるな」

スズ「なんでよー、私はータカトシのぬくもり感じて寝たい系ー?」

タカトシ「しらねーよ!」

スズ「もう冷たいぞー、でもそこが、いい系ー!!」

タカトシ「うぜぇ……」


コトミの部屋

コトミ「この組み合わせって珍しいですね」

アリア「そ、そうだね……」

コトミ「あれ?七条先輩って寝るとき全裸じゃ?」

アリア「い、いいの!今日はいいのー!脱がさないでー!!」

シノの部屋

シノ「不安だ……」

ウオミー「大丈夫ですよ、タカ君を信じましょう」

シノ「いや、まあそうなんだが……」

ウオミー「それでも不安ですか?」

シノ「うむ……ゴムを渡してないしな」

ウオミー「ご、ご、ゴムってそんな!!」

シノ「あ、今そっちか」

タカトシの部屋

タカトシ「ねえ、もう寝ようよー」

スズ「い・や・だー!!」

タカトシ「あーあー」

スズ「いいんだよ?私はいつでもー」

タカトシ(妹がもう一人いるみたいだ……)

キーン

スズ「はっ、つ、津田!私!ごめん!」

タカトシ「……」ギュッ

スズ「つ、だ……?」

タカトシ「こっからハッスルしちゃおうぜ、うぇーい!!!」

スズ「離せ!こらあああああ!!」

タカトシ「暴れなくていいってー、ほらほらー俺はいつでも臨戦態勢ー」

スズ「しねえええええええええええ!!」


コトミの部屋

アリア「ふふ、コトミちゃん、可愛いなー」

コトミ「いやっ、はなしてっ!」

アリア「力抜いてー」

コトミ「やっ、ぁ……」

スズ「……」

タカトシ「2人で叫んでるうちに疲れて寝ちゃったか……」

スズ「……」

タカトシ「……やっぱりいつもの萩村のほうがいいな」

スズ「……」

タカトシ「それにしても、もう一人の方の俺はいったい何を……」

タカトシ「俺もあれくらい積極的な方がいいんだろうか……」

タカトシ「……萩村に嫌われそうだし、元のままでいいかな」

タカトシ「っと、トイレトイレ……」スタスタ

スズ「……///」

ウオミー「あら、シノっち、どうしました?」

シノ「ウオミーも起きたか、いまはどっちだ」

ウオミー「せっくす」

シノ「よし」

ウオミー「どうしたんですか?ドアから覗きこんで」

シノ「いや、あそこに津田とアリアが……」

ウオミー「お二人ともお手洗いでしょうか」

シノ「何やら話しているのだ」

ウオミー「なるほど、興味深い」

タカトシ「いや、マジ、アリアの身体ちょーエロい、もう違うもの出ちゃうわー」

アリア「そうー?」

タカトシ「パジャマ姿とか、ホントもうフルボッキっしょ」

アリア「あら、じゃあ今も?」

タカトシ「見ます!?見ちゃいますー!?」

アリア「そっかー私で欲情しちゃってるのかー」


シノ「ナンパ男がアリアを抱こうとしてる」

ウオミー「あの状態の七条さんなら大丈夫ですよ」

シノ「まあそうだろうな」

タカトシ「もうマジでやりてーんですけどー」

アリア「やりたいって?」

タカトシ「もうーわかってるっしょー」

アリア「どっちの穴がいいかなぁ?」

タカトシ「もうどっちも!どっちもいきますよー!!」

アリア「ふーん、でもちゃんと満足させてくれるのぉ?」

タカトシ「いや、そ、それはもう!!」

アリア「そんなこといって」ピト

タカトシ「うおぉ!?」

アリア「くっついただけで、心臓バクバクしちゃってるよぉ?」ボソッ

タカトシ「やばっ、マジやばっ」


ウオミー「ね」

シノ「逆にご褒美では?」

アリア「したいなら、ここで押し倒すくらいの度胸がないとねぇ」

タカトシ「ま、負けたっす、アリアさん、やっぱやべー……」

アリア「ふふ」


シノ「さすが、アリアだな」

ウオミー「あれでは相手にもされないということでしょうか」

シノ「まあ、あの津田にどうこうされるわけはないか、寝よう」


アリア「でも、優しく教えてあげてもいいよ?」

タカトシ「ま、まじ?」

アリア「……リビング行っちゃう?」

シノ「こらこらこらこら!」

アリア「あれ?シノちゃん」

シノ「あれシノちゃんじゃないわー!!」

シノ「何を誘惑しとるんだ!」

アリア「んー童貞君が必死になるのって可愛いなーって」

タカトシ「はぅ!」

ウオミー「タカ君、バッキバキですね」

シノ「なんだ、ドMなのか、この津田は……」

アリア「調教しちゃダメ?」

シノ「うん、ダメぇ」

アリア「はぁ……はーい」

シノ「お前ももう寝ろ!!」

タカトシ「う、ういっすー」

ウオミー「……」

シノ「ダメだからな、ウオミー」

ウオミー「……何がでしょう」

シノ「いいから戻るぞー」

ウオミー「えーケチー」

キーン

コトミの部屋

アリア(私ったらなんてことを!!///)

アリア(もうお嫁にいけないーーー!!///)バタバタ

コトミ(七条先輩激しい……)

朝チュン

シノ「おはよう」

コトミ「おっはよーございまーす」

アリア「お、おはよう」

コトミ「お姉ちゃんは?」

シノ「朝から盛大にやらかしてるぞ」

コトミ「へ?」

シノ「まあ皆まで言うな」

アリア「あの、あと二人が……」

シノ「なんだ、まだ起きてないのか」

コトミ「起こしに行こうー!」

タカトシの部屋

コトミ「タカ兄ー朝だよー!!」

スズ「もうータカトシー」

タカトシ「いいじゃんー脱いじゃえってー」

スズ「えーもうー仕方ないなー」

タカトシ「スズのちっぱいキター!!」

シノ「アホかあああああああああ!!」

キーン

スズ「……いや、あの、さっき起きて、何もしてはないです、はい」

タカトシ「俺もそのような記憶は、はい」

シノ「い、いいですか、そういった行為はですね、しっかりとお付き合いしたうえで!」

アリア「真面目なシノちゃん」

シノ「もういい加減、疲れたな……」

タカトシ「ですね……」

シノ「早いところ戻るぞー!」

コトミ「ホントいい迷惑よ……」

学校

ネネ「あ、きたきた」

カエデ「あ、タカトシー、もう子宮がうずいちゃってるよー女とばっか過ごして限界ー!」

ナルコ「こ、こら!そんなはしたないこと言うものではありません!!」

ムツミ「いいなぁ……タカトシ君、皆と、ずっと手を繋いでたんだろうな……」

ランコ「若干収拾つかないですが」

タカトシ「あっちも大変だっただろうな……」

ネネ「というわけで、もう一度音叉を使えば、性格が入れ替わることはなくなります!」

スズ「それじゃあ、変わってる間に聞いたら変わったままってこと?」

ネネ「うん、そうなるね」

ナルコ「な、なんで私を見るんだ?」

タカトシ(この人は変わったままのほうがいいんじゃないかな)

ネネ「だから変わったタイミングでやるからよろしくね!」

スズ「じゃあ先に私行くわ!もう嫌!!」

ネネ「はーい、どうぞー」

シノ「あ、あの、津田君、いい、ですか?」

タカトシ「はい?」

シノ「ちょ、ちょっと……」

タカトシ「どうしたんですか?会長?」

シノ「あの、津田君は、私、このままのほうがいいですか……?」

タカトシ「え?」

シノ「今の私なら、その、し、下ネタとか言わないし……、自分で言うのもあれですけど、女の子らしいかなって」

タカトシ「あーなるほど」

シノ「津田君がこっちがいいなら、私、このまま……津田君にもっと好かれたいんです……」

タカトシ「嫌ですね」

シノ「え、え?」

タカトシ「俺の知ってる会長は確かに下ネタ多いし、ボケるし、ホント大変ですけど……」

シノ「す、すみません……」

タカトシ「会長として引っ張ってくれて、何より、そんなこと言う人じゃないです」

シノ「あ……」

タカトシ「俺は、いつもの会長が好きですから」

シノ「え……?」

ネネ「はーい、終わりましたー」

シノ「……」

ネネ「ではでは、これでー」

スズ「はー助かったー」

カエデ「も、もう嫌……」

アリア「楽しかったねー」

シノ「つ、津田!!」

タカトシ「はい?」

シノ「さっきの発言、取消しはなしだからな!」

タカトシ「さっきの……あ」

シノ「今度、その、なんだ、買い物に付き合ってもらうぞ……、いいな!」

タカトシ「……はい、いいですよ」


おわり

終わりです

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom