アニ「にゃにが?」エレン「」(109)

ー対人格闘術ー

エレン「いや...あの...」

アニ「は?...にゃんだよ?」

エレン「なんで『にゃ』って言うんだ?」

アニ「...にゃ?」

アニ「...!!」

エレン「...いつなったかわからないのか?」

アニ「...にゃ」コク

エレン「...アルミンならわかるもな。あとでいくか!」

アニ「...すまにゃい」

アルミン(あれ?ここにあった薬は...!?まずいなー・・・まだ開発途中なのに)

ダダダ

エレン「アルミン!!」

アルミン「わわっ!!どうしたの?」

エレン「落ち着いて聞いてくれよ?」

アルミン「う、うん」

エレン「いきなりアニが『にゃ』とかいいだして、『すまにゃい』とか『にゃんだ』とか」

エレン「いきなり猫みたいになったんだ!!『にゃっにゃ』うるさいしどうすればいいんだにゃ!!」

アルミン「にゃーにゃーうるさいよ!!落ち着いてよ!」

エレン「あ、あぁ・・・すまない」

アルミン「えっと・・・猫みたいになってるんだっけ?」

エレン「そうなんだ!ほら!」ビシッ

アニ「...」

アルミン「ん?いつも通りだけど...?」

アニ「...にゃルミン」

アルミン「...」

エレン「言ったとおりだろ?」

アルミン「...アニここにあった青い綺麗な水のんだ?」

アニ「...ライにゃーがくれたからちょっと飲んにゃ」

アルミン「それ...僕が作ったやつなんだけど...」

エレン「じゃあ戻す薬は?」

アルミン「いや...興味本心で作ったんだけど...解毒剤とかは用意してないよ!」

エレン「まじかよ!じゃあ、なんで作ったんだよ!」

アルミン「いや、まず対巨人用に使える薬作ってて...まさか猫になるなんて...」

アニ「...じゃあ治らにゃい?」

アルミン「...今のところはわからない。」

ライナー「ん?なにしてんだ?お前ら」

エレン「アニが猫になっちまったんだよ!!」

ライナー「は?」

アニ「ライにゃーが、くれた水のすいにゃんだよ!」

ライナー「あの...青い水?」

アルミン「それだよ!どーしよう...」

ライナー「ま、まじか?すまないアニ!こんなことになるなんて...」

ジャン「まぁーでもなんか似合ってるな」ニヤニヤ

ベルトルト「でも、教官がバレたら大変だよ...」

キース「話は全部聞こえているぞ。見回りに来たらそんな事になってるとはな...」

エレンアニアルミンライベル「「「!!」」」

キース「第一発見者は誰だ?」

エレン「あ、自分です!」

キース「そうか...じゃあ貴様にアニ・レオンハートが完治するまでの間身の回りの世話件病状を報告する事を命ずる!」

エレン「え、えっ?」

キース「なお...いつ何があっても良いように医務室での就寝を命ずる。わかったか?」

エレン「は、ハッ!」

キース「以上だ!」

スタスタスタ

エレン「な、なんで俺...」

ライナー「本当にすまない...」

アルミン「僕は解毒剤を何とかしてみるよ!」

ジャン「仕方がないな!(これはミカサがチャンスだ!!)」

ベルトルト(僕が...)

アニ「...」

エレン「ハァ...行くぞアニ」

アニ「...にゃ」

スタスタスタ


ベルトルト(言えなかった...)

ライナー「...」

ジャン(運が向いてきたぜ!!)ニヤニヤ

アルミン(あのまま現状維持なら嬉しいけど...最悪...)

ー医務室ー

エレン「ふぁ~疲れた...」

アニ「...」

エレン「お前もいきなりそうなっちまって大変だよな~」

アニ「...にゃ」コク

エレン「まぁ...寝たらなおるかもな!寝ようぜ!」

アニ「...私はこっち使うにゃ」ガサゴソ

エレン「じゃあ俺はこっちだな!」ガサゴソ

エレン「...んじゃおやすみ!」

アニ「...おにゃすみ」

アニ(きっと治るよね...)

エレン「うぅ~ん...よく寝た~!!」

アニ「...にゃ~」ピクピク

エレン「...ん?アニ!おい!こっち向け!」ガシッ

アニ「...にゃ、にゃに?」ピクピク

エレン「」

アニ「...?」ピクピク

エレン「」ギュッ

アニ「ミャッ!!」

エレン「耳が...あ...る?」


すまん充電ない。

家にかえるまで投下できん

エレン「...それにしても」

アニ「...?」ピクピク

エレン「お前...なんか可愛いぞ」

アニ「...にゃ?」

エレン「なんでもねぇ...飯行こうぜ!」

アニ「にゃん!」

ー食堂ー

アルミン(いいかい?アニが猫みたくなったのは隠せないから仕方ないけど...)コソコソ

アルミン(エレンがアニの世話してるとか一緒の部屋で寝てるとか...絶対言わないでね!特にミカサ!!)コソコソ

ライナー(あぁ...わかった)

ベルトルト(了解!)

ジャン(...トイレ)ガタッ

エレン「おはよーみんなー」

アルミン「あ、おは...」

アニ「...」ピクピク

アルミン「」

ライナー「」

ベルトルト「」

エレン「ん?...あぁ!朝起きたら耳まで生えてた!」

アルミン「悪化してる(なんだろ...)」

ライナー「ま、まじかよ!(よくわからないが...)」

ベルトルト「は、生えた?(これはこれで...)」

アルミンベルライ「「「いい!!」」」タラー

エレン「お、おい!鼻血出てるぞ!!」

アニ「...エレン、ご飯たべにゃいと」

エレン「あぁ!そうだな!」

ズダダダダ

ミカサ「アルミン!!」

アルミン「な、なに?」

ミカサ「エレンがアニと一緒に寝てると聞いた!!」

アルミン「...ちなみに誰に?」

ミカサ「...ジャン」

アルミン「...」

ライナー「...」

ベルトルト「...」

ダダダ

ジャン「やっぱ足はえーな!ミカサは!」ハハハ

ライナー「ジャン...少し話がある。」

ベルトルト「あ、奇遇だね...僕もジャンに話がある。」

ジャン「ハハハ!人気者は辛いぜ!」

ガチャン バタン

「...ぎゃあああぁぁぁぁぁ」

ミカサ「それで本当なの!?」ダンッ

アルミン「一緒の部屋だよ。一緒には寝てないよ」

ミカサ「...説明してほしい。」

アルミン「まず僕の開発途中のカクガクシカジカ」

ミカサ「そう...わかった。」

アルミン「う、うん(理解のしかたが不安だけどよかった)」

ミカサ「つまり、飲ましたライナーのせいだ...」

アルミン「へっ?」

ガチャン バタン

ライナー「ふぅー...いい運動だったなベルトルト!」

ベルトルト「あぁ!そうだね!」

ズダダダダ

ライナー「ん?...ミカサ?どうしt...」

ミカサ「フンッ」メキッ

ドコォォォォォン

ライナー「」

ベルトルト「」ブルブル

アルミン(さよなライナー...)

クリスタ「わぁぁ!アニその猫耳どうしたの?」ギュッ

アニ「ミャッ!!」

クリスタ「え?ご、ごめん」

ユミル「付けてるんじゃねーのか?」

サシャ「そういえば猫みたいな声でしたね」ヒョイ

コニー「お、おい!俺のパンだぞ!!」

エレン「あぁ!これはなアルミンの開発途中のカクガクシカジカ」

クリスタ「なるほど...そんなことが...」

ユミル「はぁーん...でも、なんつーか似合ってんぞ?」

アニ「...」ギロッ

ユミル「そんな睨むなよ!!」

クリスタ「でも、本当に似合ってるよ!」

アニ「...」

エレン「あ、次は立体起動装置の訓練だ!アニいくぞ!」ガタッ

アニ「...にゃん」コク ガタッ

スタスタスタ

クリスタ「...なんか猫耳いいなー」

ユミル「そうかぁー?」

今日はここまで!

明日の午後から投下する

みんな、おやすみ!

ー立体起動装置ー

エレン「一応俺がペアになるからな!」

アニ「...別にゃにゃんにゃ(別に平気だけど)」

エレン「まぁ一応だ!なんかあったらこまるしな!」

アニ「...」

アルミン(だんだん人語がしゃべれなくなってる?...)


ライナー「よし!ベルトルト組もうぜ!」

ベルトルト「あぁ!もちろn...」

ミカサ「ライナー組もう...」

ライナー「す、すまないがベルトルトが先だ!な?ベルトルト」

ベルトルト「...コニークモウ」

コニー「あぁ!いいぜ!」

ライナー「う、嘘だろ?ベルトルト?おい!」

ミカサ「さぁ...いこう」ズルズル

ライナー「」

エレン「フンッ」サク

アニ「ミャ!」ザクッ

エレン「くっそ...まだ浅いか...」

アニ「...」

パシュッ ギュウィィィィ

オオオオイ

ライナーガオチタゾー

ダレカイムシツヘ!!

ベルトルト(ライナーすまない...)

アルミン(身体機能的にはなにもないのか...)

ー食堂ー

エレン「アニ!飯くーぞ!!」

アニ「...ミャッ」コク

エレン「それにしても...これいいな!」ニギッ

アニ「ミャッ!!」サスサス

クリスタ「あ、アニ!やっぱ可愛いー!」ナデナデ

アニ「...」ギロッ

ユミル「おい!クリスタを睨むなよ!」

アルミン「ちょっといいかい?アニ」

アニ「...」コク

アルミン「あいうえおって、いってみて?」

アニ「...にゃ、にゃ、う、にゃ、お」

アルミン「人語が言えなくなってきてるよね?」

アニ「...」コク

アルミン「...一応解毒剤作ってみた。でも効くかもわからないし、副作用もわからない。それでも飲むかい?」

アニ「...」コク

アルミン「わかった!じゃあ...これだよ」ハイッ

アニ「...」ゴクゴクゴク

エレン「もしなんかあっても俺がいるし、平気だよ!」

アルミン「あぁ...エレンお願いね」

アニ(なんかお尻の辺りが熱い...)

エレン「んじゃ風呂はいったら医務室な!」ガタッ

アニ「...ミャッ」コク

ー男子風呂ー

エレン「あぁ!いい湯だなー疲れが取れるな!」

ライナー「まったくだ!今日も疲れたぜ」

アルミン「ライナーよく怪我しなかったね...」

ライナー「受け身は完璧だからな!」

ハッハッハッハッハ

ベルトルト「なぁライナー?」

ライナー「ん?どうした?ベルトルト」

ベルトルト「今日も...その...エレンは一緒の部屋かな?」

ライナー「あぁ...そうだろうな!...あいつは立派な兵士だ。手をだしたりはしないだろ」

ベルトルト「う、うん。そうだね!」

ライナー(やっぱ心配かベルトルト...)

コニー「お、おい!頭なでんなよ!」

エレン「うわっ!!これ気持ちー!」ジョリジョリ

アルミン「本当だ!病み付きになりそうだね!」ジョリジョリ

ライナー「おい!俺もさわらしてくれ!」

コニー「お、お前らやめろよ!!」

ベルトルト(エレンなら大丈夫だよね...)

コニー「ベルトルト!こいつら止めてくれ!」

ベルトルト「...僕もさわっていいかな?」

コニー「お前もかよ!!」

ハッハッハッハッハ

ー女子風呂ー

アニ「ミー」チャプン

クリスタ「アニいいなー猫耳があって!」

アニ「...」

ユミル「しかもクリスタにはないデカイ乳もあるしな!!」

クリスタ「もぅ!ユミル!!」プクゥー

アニ「...///」プクプク

ミカサ「...アニ」

アニ「...?」

ミカサ「私もそれほしい。」ジー

サシャ「ミカサには似合わないですよ!」

ミカサ「なぜ?サシャも結構大きい」

サシャ「まぁ、私もなかなかありますよ」ドャァ

ミカサ「...」ションボリ

クリスタ「み、ミカサ!きっと、この先大きくなるよ!」

ミカサ「ほ、本当?よかった」ホッ

クリスタ「う、うん。(嘘ではないよね...)」

アニ「...」

ー医務室ー

ガラガラ

アニ「...」ホクホク

エレン「お、来たな!体調はどうだ?」

アニ「...にゃにゃんにゃ(わからない)」

エレン「そっかー...わからないか!」

アニ「...」コク

エレン「でもアルミンの薬が効けば一発だ!」

アニ「...ミャッ」コク

アニ(なんでこいつ私の言ってることもわかんだ?)

エレン「でもまぁまずば寝ることが一番だな!」

アニ「...」コク

エレン「あっ!明日の対人格闘術はまたよろしかや!」

アニ「にゃにゃにゃんにゃ(あんたも懲りないね)」

エレン「明日は勝てるぜ!作戦があるからな!!」

アニ「...にゃにゃ(はいはい)」

エレン「本当だからな!」

アニ「...」クスッ

エレン「バカにしやがって!もう寝るぞ!」

アニ「ミャッ」コク

アニ(お尻の辺りが...まぁ寝よう)

○明日の対人格闘術またよろしくな!

×明日の対人格闘術またよろよろしかや!

ライナー(なっ?平気だろ?)コソコソ

ベルトルト(う、うん...気を使ってくれてありがとう)コソコソ

ライナー(あんなに落ち着きなかったら、いやでも気を使うわ!)コソコソ

ベルトルト(ハハ...ありがとう!)コソコソ

ライナー(おう!...じゃあかえって寝るか!)コソコソ

ベルトルト(うん!)コソコソ

スタスタスタ

ちょっと休憩!

すこししたら帰ってくる

ー翌朝ー

エレン「ん~!!今日もがんばらねーと!...おい!アニ起きろよ!」ユサユサ

アニ「...にゃにゃぃzzz」スゥースゥー

エレン「早く...起きろ!!」バサッ

アニ「ミャッ!!」

エレン「よし!じゃあ行く...」

ヒョコン

エレン「」

アニ「...?」

ユラユラ

エレン「...」ギュッ

アニ「ミャミャッ!!///」ヘナヘナ

エレン「これは...尻尾...か...?」

エレン「尻尾まで...」ニギッ

アニ「ミャッ///」ヘナヘナ

エレン「ん?どうした?」

アニ「...にゃーにゃにゃにゃ!(力が抜ける!)」

エレン「...じゃ踏まれたりされないようにしろよ!」ギュッ

アニ「ミャー!!///」ペタン

エレン「ハハハ!飯行こうぜ!アニ!」

アニ「...」コク

スタスタスタ

アルミン「大丈夫かな...」

ライナー「きっと大丈夫だろ!」

アルミン「もしあのまま進んだら...アニがアニじゃなくなるかも...」

ベルトルト「ど、どういうことだい!?」

アルミン「今は平気だけど確実に進んでいったら...理性も...」

ライナー「...」

ベルトルト「...」

ジャン「...おい!なに沈んでんだよ!なんとかするしかねぇんだろ?」

ジャン「なら最悪なことばっか考えてねぇで...今できることを考えろよ!」

アルミン「ジャン...」

ライナー「あぁ...そうだな!悪かった!」

ベルトルト「まさかジャンがそんなこと言うなんてね!」

ジャン「う、うるせー!」

ハッハッハッハッハ

エレン「っよ!おはよう!みんな!」

アルミン「あ、エレンおは...」

アニ「...」チラッ

ユラユラ

アルミン「」

ライナー「」

ベルトルト「」

ジャン「」

アルミン「き、効かなかったのか...」

ライナー「尻尾!?(不謹慎だが...)」

ベルトルト「進行したのか!?(言っちゃいけないかもしれないけど...)」

ジャン「ま、まじか!(ミカサがいるけど...)」

ライベルジャン「「「これは萌える!!」」」タラー

エレン「お、おい!!お前らまた鼻血出てるぞ!?大丈夫か?」

クリスタ「あ、みんなおは...」

アニ「...」

ユラユラ

クリスタ「」

ユミル「ん?クリスタ?どうし...」

アニ「...」

ユラユラ

ユミル「」

クリスタ「わぁぁ!尻尾だぁ!モフモフするかな?ちょっと触らしてね?」

エレン「あ、触っ...」

ニギッ

アニ「ミャミャッ!!///」ヘナヘナ

ライベルジャン「「「こ、これは!」」」ブハァ

アルミン(...馬鹿なのかい...君たちは...)

クリスタ「なるほどね...アニも大変だね...」

アニ「...にゃっにゃにゃ(結構ね...)」

ユミル「何言ってるかわからねぇーよ」

エレン「は?『結構ね』って言っただろ?」

アニ「...」コク

ユミル「...わからねぇーよ!」ダンッ

エレン「わかるだろ!」

クリスタ「...なんでエレンはわかるの?」

エレン「は?そりゃ仲間だからだろ?それに最近はずっと一緒にいるしな!」

クリスタ「な、なるほど...」

ミカサ「...」ミシッ

アルミン(あぁ...ライナー...)

ミカサ「...」ミシミシッ

ライナー「み、ミカサ!お、折れる!まじで!折れるって!」

ベルトルト(僕だったら折れてるな..)

エレン「アニ!対人格闘術訓練にはやく行こうぜ!」

アニ「...にゃにゃっにゃ(わかったよ)」ガタッ

エレン「じゃまた後でな!」ガタッ

スタスタスタ

キョウコソカツゾ

ニャニャニャ

ムリジャネーヨ!!

カクゴシトケ!!

クリスタ「なんか、いい感じだねー!ユミル!」

ユミル「知らねぇー」

すまない。

ディナータイムだ

ー対人格闘術ー

エレン「よし!行くぞ!アニ!」ザッ

アニ「...にゃにゃ!(来な!)」

エレン「フンッ」ブンッ

アニ「ニャッ」サッ

エレン「ハッ!」ザンッ

アニ「ミャッ!」ゲシッ

エレン「うっ!」ドコッ

バタン

エレン「畜生!また負けた...」

アニ「...にゃーにゃにゃ(まぁいい感じだった)」

エレン「勝てないと、意味ねーよ...」

ユラユラ

エレン「...」

ギュッ

アニ「ミャッ!!///」ヘナヘナ

エレン「よし!寝技成功!」ガシッ

アニ「ミャミャッ!!///(だ、だめ離して///)」

エレン「降参するか?」

アニ「にゃにゃにゃん!(それは嫌だ!)」

エレン「じゃあこうだ!!」ニギニギッ

アニ「ミャッ!?ミャミャミャッ!!///(きゃっ!や、やめて!///)」ビクビクッ

エレン「なぁんてな!こんなんで勝ってもいみねぇし!」パッ

アニ「ミイー...」ペタン

ミカサ「フンッ」バキッ

ドコォォォォォ

ンャジ「」

ライナー「ハァー...次は、俺か...」

ベルトルト「その次は僕さ...」

アルミン(...ちょっと遠くにいっとこう)

ー食堂ー

エレン「イッテ!そんな怒るなよ!!」

アニ「ミャッ!!」ゲシッ

エレン「イテッ!脛ばっかやめろって!」

クリスタ「フフフ...なんか平和だねー」

ユミル「...まぁーなー」

スタスタスタ

アルミン「...アニ!また解毒剤作ってみたよ!」

アニ「ミャ?」

アルミン「前回よりだいぶ強い薬だよ!治るかもしれない!」

エレン「よかったじゃねぇか!」

アルミン「にゃん!(うん!)」

アルミン「言いにくいんだけど...治らなかったら...この先アニがアニじゃなくなるかもしれない...」

エレン「...は?」

クリスタ「えっ?」

ユミル「...」

アニ「...」

アルミン「最悪のケースだけどね。理性がなくなるかもしれない」

エレン「...」

クリスタ「そんな...」

ユミル「...」

アニ「...」

「ハハハ!何どんよりしてんだよ!」

ジャン「朝も言っただろ?アルミン!最悪のケースばっか考えんなって!!」

ジャン「まずは今できることをするしかねーだろ!!」

エレン「...馬面にしてはいいこというな!」

ジャン「馬面関係ねぇよ!!」

ハッハッハッハッハ

エレン「ところで...なんでそんなボロボロなんだ?」

ジャン「あぁ?愛だよ愛」

エレン「はぁ?」

ジャン「テメェには関係ねぇよ!」

エレン「ならいい!」

ライナー「イテテテ!まじでいてー」

ベルトルト「あぁ...ボロボロにされたね!」

ライナー「なぁベルトルト」

ベルトルト「なんだい?」

ライナー「...今日も見に行ってみるか?」

ベルトルト「ちょっとね...」

ライナー「そこはかっこよく『もう行かない』だろ!」

ベルトルト「だって気になるし」

ライナー「ハハハ...確かにな!じゃあ夜行こうか」

ベルトルト「あぁ!すまないね!」

ライナー「気にすんな!」

エレン「じゃあアニ!飲んでみろよ!」

アニ「...にゃ」ゴクゴクゴク

アルミン「じゃあ...エレンよろしくね!」

エレン「あぁ!任せろ!アニ!風呂行くぞ!」ガタッ

アニ「...」コク ガタッ

クリスタ「私も猫に...」

ユミル「どっちかっつたらウサギじゃね?」

クリスタ「...」

ー男子風呂ー

エレン「良い湯だー」

ライナー「お、エレン今日は早いな!」

エレン「おう!お先に入ってるぜ!」

チャプン

ライナー「なぁエレン?お前アニと一緒にいて欲情しないのか?」

ベルトルト(ライナー!なんてことを!!)

エレン「あ?あぁ...考えたこともないなー」

ライナー「ハハハ!お前らしい!」

エレン「な、なにがだよ!」

ベルトルト(よ、よかった...)

エレン「いや、まぁ抱き締めたくなるときはあるなー」

ライベル「「!!」」

エレン「なんかたまに見せる女の子っぽいところが好きかな!」

ライナー「そ、そうか...」チラッ

ベルトルト「」

ライナー「...」

ー女子風呂ー

チャプン

アニ「ミャー」

ミカサ「...」ジー

アニ「...///」ギュッ

クリスタ(アニ...腕で隠してるけど...逆に谷間が...)

ミカサ「なぜこんなに違うのか...」

クリスタ「大丈夫だよ?大きくなるから!」

ミカサ「....じゃあクリスタも?」

クリスタ「...」ガーン

ユミル「ダッハッハッハッハ!!」

クリスタ「もぅ!ユミル!笑わないでよ!」プクゥー

ユミル「悪い悪い!まぁでもデカさなんて関係ねぇよ!」

ユミル「そんな小さいこと気にすんなよ!!」

クリスタ「ゆ、ユミル...」ジーン

ミカサ「でも、ユミルも結構大きい...」

ユミル「...まぁーな」

クリスタ「...」

アニ「...」クスッ

ー医務室ー

エレン「お、今日はアニのが早いな!」

アニ「...」コク

エレン「...明日にはなおってると良いな~」

アニ「...にゃーにゃにゃ(そうだね)」

エレン「絶対大丈夫だ!」

アニ「...にゃ」ブルブル

エレン「...じゃあ寝るぞ?」

アニ「...」コク

アニ(もしかしたら...明日私は私じゃないかもしれない。)

アニ(そんなの...って...)ブルブル

ガサゴソ

アニ「...?」

エレン「邪魔するよ!」

アニ「...ミャッ?(は?)」

エレン「不安なときとか、寂しいときとか一緒に寝るといいって母さんが言ってたんだよ!」

アニ「...にゃにゃにゃん(勝手にして)」

エレン「じゃあいいな...ほら!」ギュッ

アニ「ミャッ!?」

エレン「ん?...安心するだろ?」

アニ「...」

アニ(まぁー安心するかな)

エレン「なぁアニ!外の世界に、はやく行きたいよなー!もちろん巨人をぶっ殺して!」

アニ「...にゃんにゃ(そうだね)」

エレン「104期みんなで行きたいな!そしたらきっと賑やかで楽しいだろ?」

アニ「...」

アニ(私は...)

エレン「そしたらいろんなことやってみたいんだ!」

アニ「...にゃんにゃ?(なに?)」

エレン「まぁとりあえずは探検だな!そしたら...見たこともないものが沢山みれるだろ?」

エレン「あと、塩の味する水もなめてみたい!」

エレン「あとは...わかんねぇ!」

アニ「...フフ...にゃにゃんにゃ(行けるといいね)」

エレン「?...お前も一緒に行くんだからな!」

アニ「...」

アニ(私は...ダメ...私は戦士だ...)

エレン「?アニ?」

ライナー(...辛いだろうな...)コソコソ

ベルトルト(あぁ...大丈夫かな...)コソコソ

ライナー(あいつも戦士だ...大丈夫だろう!)コソコソ

ベルトルト(...そうだね!)コソコソ

ライナー(...ったくエレンの野郎!全然手を出さないな...)コソコソ

ライナー(あれじゃいつになっても彼女できないぜ?いい歳なのによ!!)コソコソ

ベルトルト(...ライナー!手をだした方がいいのか悪いのかわからないよ...)コソコソ

ライナー(兵士としてはダメだが...男としてだ!エレンにはこれから男と言うものを、教えなければな!)コソコソ

ベルトルト(僕は...アニより君の方が心配だよライナー...)

エレン「どうした?具合悪いのか!?」

アニ「...にゃにゃん(違う)」

エレン「んー」ゴツン

アニ(ち、近い!)

エレン「熱はねーな!」

アニ「...にゃにゃにゃん!(なんもないって)」

エレン「そっか...じゃあ寝ようぜ!」ギュッ

アニ「...ミャッ」

アニ(今だけ...今だけは...忘れてさしてほしい...)ギュッ

アニ(...私はその夢を応援するよ...兵士として...仲間として...いつか来るその時までは...)

ライナー(帰るか...)コソコソ

ベルトルト(あぁ...そうだね)コソコソ

ライナー(いったい...俺は...)クッ

ベルトルト(ライナー...)

ー翌朝ー

エレン「ふぁ~!...おはよう!」

アニ「...zzz」スゥースゥー

エレン「おい!起きろよ!」ユサユサ

アニ「...まだねむぃzzz」スゥースゥー

エレン「この...ん?おい!アニ!!」

アニ「...うるさいよ!」

エレン「しゃべってる!!ほら!ほら!!」

アニ「...は?...!!」

エレン「やったな!!アニ!」

アニ「...うん!」ニコッ

エレン「...」ドキッ

アルミン「あ、そういえば...ライナー残りの薬どこやったの?」

ライナー「ん?あぁー食堂に持ってって...棚のなかに入れたような...」

アルミン「な、なんでそんなとこに?」

ライナー「いや、俺も飲もうと思って隠してた」

アルミン「誰か間違って飲んじゃったらどうするの!」

ライナー「...しまった!!」

ジャン「『しまった!!』じゃねーよ!!」

アルミン(その前に...僕のだよ...)

ライナー「やばいな!すぐ取ってくる!」

ダダダ

クリスタ「食堂の当番やだなー...」

サシャ「ごはん転がってないですかねー」

クリスタ「転がってるわけないでしょ!」

サシャ「むっ...なにやら良い匂いが...」クンクン

クリスタ「そんなのしないよ?」クンクン

サシャ「...ここです!」ガチャ

クリスタ「わっ!本当にあった!...綺麗な青い水...」

サシャ「それでは!いただきます!」

クリスタ「え?だ、だめだよ!」トンッ

サシャ「あっ!」

バッシャ

クリスタ「うわぁー...」ビッチャビチャ

サシャ「あぁ!!私の飲み物がぁぁぁ!!」ブワァ

ダダダ

ライナー「あっ」

アルミン「あっ」

ジャン「あっ」

ベルトルト「あっ」

エレン「おーいみんな!アニ治ったぞ!!ってどうした?みんな口あいてんぞ?」

アニ「...?」

サシャ「うわぁぁぁぁぁ!!」ポロポロ

クリスタ「ウゥーちょっと飲んじゃったよ...」ビッチャビチャ

ライナー「く、クリスタ?」

クリスタ「どうしたの?らいにゃー」

ライナー「」

ベルトルト「」

アルミン「」

エレン「」

アニ「」

サシャ「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ポロポロ



ふぅ...お疲れ様です!

最後まで読んでくれた方には

俺を捧げる!

またいつか!

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