ゴルゴ 「巨人の殲滅か…やってみよう…」(22)

初投稿です。自己満足的な感じで書いているのでいろいろおかしいですが
よろしくお願いします。

エルヴィン もうもはや…都市伝説と噂されているあの男に頼るほかあるまい…どうだね諸君?

調査兵団a 誰です?その"あの男"というのは?

エルヴィン それは…ゴルゴ13と呼ばれている世界を又にかけるテロリストのような存在の男だ。

調査兵団b なぜこの誇りある調査兵団がわざわざテロリストなどにっ…!?

エルヴィン それについては上の方の方々との話し合いの結果決まったことだ。
 
エルヴィン これ以上打つ手のない我々にとっては最後の望みと言うべきか…

エルヴィン その男に明日依頼する手筈になっている。これ以上のことはまだ話せない、と言うか知らない方がいいらしい…


―――翌日 壁内某所―――


エルヴィン もうじき時間だが、現れないということはやはり都市伝説にすぎない男だったのか…?

ゴルゴ  エルヴィン・スミスだな…?

エルヴィン !!? いつの間に!?

ゴルゴ 俺がお前にとってどのような存在かは知らないが…依頼人と会うこの瞬間こそが…相手を測る一番の機会だと思っている…

ゴルゴ 用件を聞こう…

エルヴィン あ、ああ… 単刀直入に言うと、巨人を倒していただきたいのです。

ゴルゴ ……俺に、"壁内全員の命"を守る"ボディーガード"をやれ、というのか…?

ゴルゴ 俺は、基本的にボディーガードは、引き受けない…この話は無かったことにしてもらおう…

エルヴィン !!!そうではない!…これは、壁内の人間を襲う巨人の撲滅と、我々では対処できない巨人の抹殺です!

ゴルゴ 依頼を受けるには情報が少なすぎる…無理だろうな…


エルヴィン 今具体的な情報を示せないのは我々のミスです。しかし、もう少しすれば巨人の生態などをまとめあげることができます。

エルヴィン それまで少しの間、お待ちいただけないだろうか…?本当に勝手なのはわかっている!しかしもう我々にはあなたを頼るしか術がないのです!

ゴルゴ わかった…引き受けよう…準備が整い次第、報酬を振り込んでくれ…

ゴルゴ 必要なものは全てこちらで用意する…また、必要な時にだけこちらから連絡する…

ゴルゴ ただ、この依頼の結果がお前の期待通りになるかは、また別だ…

エルヴィン !!どういう意味だ?Mr.ゴr…い、いない…?

せめて「」を…

―――1週間ほど後 訓練場―――

パシュ!パシュ!キュイイィィイッィィィィィィィィン


モブ訓練兵 何だあのおっさん!?立体起動装置を使い始めて数日なのに、なぜあそこまで動けるんだ!?


ズババババババッ

モブ す、すげえ!項を削ぐどころか首までちょん切ってやがる!しかも速い!!

モブ ブレードを抜くまで約0.17秒…それから削ぎ落すまで1体当たり0.04秒程度しか掛っていない…まさに神業…

スタッ コツコツコツ…

ゴルゴ 立体起動装置は…前進方向の直線的な動きには対応できるが…後方や曲線移動はできないな…

キース うむ。使える場所の制約もあるし、何よりこれ以上操作が複雑になるとまずかろうからな。そこはわかってくれ、Mr.トウゴウ…

ゴルゴ ……これを一台、俺にくれないか…?

キース !う、うむ、よろしい。エルヴィン団長からあなたからの命令にはすべて従うように言われている。

ゴルゴ では、もらっていく…

わかりました、すいません付けます

―――その日の夜 裏武器工場(壁外・某国)―――

バー店長 「こちらです、どうぞ…」

カッカッカッカッ…

デイブ  「誰です?こんな夜遅くに?」

バー店長 「重要なお客様だ…」

ガチャッ

デイブ 「!な、なんだ…あんたかい…また面倒な仕事なんじゃろ?」

ゴルゴ 「こいつを、俺の言うとおりに改造してほしい…」つ立体起動装置

デイブ 「これは立体起動装置というものですかな?銃で無いなら私にはどうしようも…」

ゴルゴ 「ここに来れば何でも加工できる職人がいる、と聞いてきたのは、間違いだったのか…?」


デイブ (全くいつものことながら無茶苦茶なんだよな―このひとでもまあいいか)「わ、分かったよ…」

デイブ 「一体どのように改造すればいいんじゃ?」

ゴルゴ 「発射口4発化、ボンベ大容量化、ワイヤー材質変更、可燃ガス併用による巻き取り加速装置、そして全体的な軽量化を頼む…」 つ設計図

デイブ 「おおっクレェジィー!」

デイブ 「ふ、普通に全開で立体起動を行えばそこそこ訓練された兵士でも操作ミスを起こしたりするんですよ!

デイブ 「それだけじゃあないっ、風速、気温、湿度も装置の調子、操作の精度を狂わす!」

デイブ 「それをさらに改造したところでさらに扱い難くなるだけだ!」

デイブ 「あなたは自由自在に空中を舞える蜻蛉にでもなりたいというんですか!?」

ゴルゴ 「喚くなデイブ!」

ゴルゴ 「お前がどう思おうと俺には関係ない…重要なのは、、出来るか出来ないか、だけだ…」

デイブ 「……」

デイブ 「わ、分かった…出来るだけやってみるよ…」

ゴルゴ …ギロッ

デイブ 「っつ!そうだったな、出来るだけ、ではなく完璧な仕事を求めておるんじゃったな…3日あればできるだろう…」

ゴルゴ 「36時間…36時間以内に仕上げるんだ!」

デイブ 「36時間!?」


ゴルゴ 「時間に2万ドル、素材に2万ドル払う!」

デイブ 「…………わ、わかった。すぐにかかろう。」

デイブ 「ほかに聞いておくことは!?」」

ゴルゴ 「俺は…頼んだ以上の事は求めないが…いいと思ったことは取り入れてみてくれ…」

―――某国 ホテル非常階段横の一室―――

何でも屋 「へい兄貴!待たせたな!これがその巨人化できるやつってののリストと写真だ!」

何でも屋 「でもこの情報を…って俺には関係ないな!忘れてくれ!ならまた依頼をよろしく頼む!」

ゴルゴ 「……」

シュボッ スー・・フゥーー・・・・

ゴルゴ 「壁内に巨人化できる人間がいる、という情報はつかんでいる…だが、そいつらを"ヒト"と見るか"害をなす巨人"と見るか…」

ゴルゴ 「…有罪(ギルティ)!」

―――デイブに依頼から36時間後 裏武器工場―――

デイブ 「丁度36時間…いつも通り時間ぴったりですな!」

デイブ 「どうにか出来上がった…保証つきだ……」

デイブ 「アンカー射出方向は任意に設定できるようにしてある…場所によって変えなければならないこともあるだろうからな…」

デイブ 「ボンベを始め各部をチタン合金にて作り直してあり、強度、重さともにあんたの注文通りにできたと思う…」

デイブ 「ワイヤーも特別製のものを使用してある、長さは150メートルずつだ…」

デイブ 「加速装置は、トリガーを90%以上握りこむと作動するようにセットしてある…各部のチェックは済んでいるよ。」

デイブ 「これはもはや立体起動装置とは呼べない代物だろう、、あんた以外には完璧に操れまい…」

デイブ 「それと言いにくいんだが、加速装置は10秒以上は続けて使わないようにしてくれ…そうしないと火達磨になっちまうと思うんだ」

ゴルゴ 「わかった…いい出来だ…ありがとう…」

デイブ 「ふふ、大体は何に使うかはわかっています…いいニュースが新聞に載るのを楽しみにしていますよ!」

カランッ・・・・・コッコッ…

―――翌日―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴガゴゴゴ・・・・・・・・・・・・
 
モブ    「巨人が攻めて来たぞ!!」

ゴルゴ   「お前たちにやってもらいたい事がある…」

エルヴィン 「一体何をやればいい?」
  
ゴルゴ   「巨大樹森に巨人たちをおびき出してくれ…」

エルヴィン 「わ、分かった…協力しよう…」

ゴルゴ   「では、よろしく頼む…」

―――巨大樹の森―――

ゴルゴ 「来た、か・・」

ス・・・バシュ! ヒュイイイ…スパパパパパパァン!

モブ 「な、なんだあれは!?途中で凄い加速をしながら飛んで行ったぞ!」

モブ 「す、すげえ…ワイヤー片方なのに200メートルは軽く飛んでやがる…」

ズキューン ガガゥーン ズゴッズゴゴオン

モブ 「何!?あの速度で飛行しながら巨人の項を狙撃しているだと!?」

モブ 「しかも炸裂弾…あれなら確実に仕留められる!」

モブ 「これならいける!人類の勝利も近いっ!」

ワーワーワー
 ズズズウン・・・
~中略(手抜きスマソ)~

ズゴゴゴゴォゴンン・・・・・・・・・・・・


モブ 「お、終わった…」

モブ 「やった、やったぞ!」

モブ 「あ、あれ…?トウゴウ少佐は…?それにエルヴィン団長…?」

―――壁内 某所―――

ライナー  「やばいことになった、一旦撤退だ」

アニ・ベル 「うん…」

ザ…

ライ・アニ・ベル 「!!?」

アニ  「だ、誰だいあんた!?」

ゴルゴ 「お前たちに居なくなってほしい、という人がいる…」

ベル  「な、なn」

ズキューン・・ズキューン・・ ズキューン・・

ゴルゴ 「残り2人…」

―――訓練所―――

ユミル  「ガハハwwそーかそーかww

クリスタ 「もーユミルったらー」プンプン

ユミル  「まあいいじゃねえk<ビシッ

クリスタ 「」


―――訓練所が見える建物の上―――

ゴルゴ ・・・・・・ カシュッ フゥー・・・

ザッ

ゴルゴ  「!?」

リヴァイ 「なぜ…あいつらまで殺す…?このままエレンも殺すのか?」

ゴルゴ  「俺は仕事に入った以上…依頼人以外の話を聞く気はない…」
 
ゴルゴ  「仕事を見られた以上は…消えてもらう…」

ス・・・シュッ! ドスッ

リヴァイ 「グッ… 人類最強同士…一度…ちゃんとした形で…戦いたかっ……」ガクッ
 
そっとリヴァイの目を閉じるゴルゴ

ゴルゴ  「・・・・・」

~~回想~~

―――巨人との戦い終了後 某所―――

エルヴィン 「あ、ありがとうゴルゴ13ッ!」

ゴルゴ   「まだ、依頼は完遂していない…戻らせてもらう…」

エルヴィン 「ま、待ってくれ!残りの依頼についてだが…少々変更をお願いしたいが…いいだろうか…?」

ゴルゴ   「…言ってみろ…」
  
エルヴィン 「壁内に巨人化できる人間が存在していることは把握しているはずです…しかし、この中の一人、エレン・イェーガー
       だけはリストから除外していただきたいのです…」

ゴルゴ   「・・・・・…」

エルヴィン 「巨人の居なくなった今、巨人化できる人間の存在は非常に脅威です…しかし、エレン君には世話になりすぎた…」

ゴルゴ   「恩赦、というわけか…?」

エルヴィン 「…! もちろんそれなりの批判を受けるのは承知の上です。しかし…」
 
ゴルゴ   「話は分かった…依頼内容変更の件…了承した…」

エルヴィン 「あ、ありがとう!…」

~~回想終了~~


ゴルゴ ……フゥーー・・・・

ゴルゴ   「ミッション終了・・・・」




そうして一人、夕日に向かって歩いていくゴルゴの姿があった。















そして数年後、巨人の根絶が確認されたが、王政は再び頭を悩ませることとなる…
一人のあるスナイパーの存在に…

終わり




ただ思いつきで書いただけのssでした。雑で申し訳ない…

最後までお読みいただきありがとうございました。

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