【ストパン】マルセイユ「おい、バルクホりゅん・・・あ」 (29)

・ゲルセイユSSです。

・妄想なので本編ほど険悪な空気ではありません。ギスギスした雰囲気が好みの人はすいません。

・でもラジオを聞く限り2人はそこまで互いを嫌ってるわけでは無い気もします。ぶっちゃけ2人はツンデレとツンデレが会話したらこうなる、って感じがします。

・バルクホルンは大規模作戦のためにアフリカに呼ばれたという設定でお願いします。

・戦闘描写は苦手なので殆ど入れません

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マルセイユ「しまっ...///」

バルクホルン「ん?何か言ったか?」

マルセイユ「ななな何でも無いっ!クソ石頭に話す事など無いっ!」

バルクホルン「何だと貴様っ!」バキィッ

マルセイユ「ぐふぇ!?」ドサッ

バルクホルン「し、しまった!501での宮藤がいる感覚で力を入れすぎたか!」

バルクホルン「治癒魔法の使い手はアフリカにはいないというのに...!」

マルセイユ「メディーック!負傷者だー!」ドタバタ

数刻後

加東「ごめんなさいねバルクホルン大尉、ウチの問題児がとんだ迷惑を」

加東「折角来て貰ったのに...」

バルクホルン「良いんだ加東少佐、気にしないでくれ。こちらもやりすぎた」

マルセイユ「そうだそうだ!」

加東「アンタは黙ってなさい!ややこしくなるから」

バルクホルン「マルセイユ...すまなかった」

マルセイユ「...あ?」

マルセイユ「い、今お前なんと...」

加東「だからアンタは黙ってて。じゃあ大尉、作戦の説明をするわ」

バルクホルン「あぁ、よろしく頼む」

マルセイユ「...」

その日の夜

バルクホルン「昼間の暑さとうって変わって、夜は冷え込むな」

ライーサ「慣れない内は大変だと思いますが...何かあったら言ってくださいね」

バルクホルン「ペットゲン少尉か、すまないな。短い間だがよろしく頼む」

ライーサ「ところで、ティナと大尉は原隊でどのような関係だったのですか?」

バルクホルン「アイツから聞いていないのか。アイツは昔からああだ。跳ねっ返りが強く、そのせいか敵も多かったな」

ライーサ「...そうですか」

バルクホルン「まぁ、ここに来て多少は変わったようだな、良い方に」

バルクホルン「きっと君たちとアフリカのお陰だろう。アイツの前の上官として感謝する、ありがとう」

ライーサ「ところで大尉...」

マルセイユ(ん?バルクホルンの奴、ライーサと何を話してるんだ?)コソコソ

バルクホルン「それではな、少尉」

マルセイユ「あっ...行ってしまったか。何を話していたか分からなかったな」

翌日

加東「作戦まではまだちょっと日にちがあるわ。何も無い所だけどゆっくりしていって」

バルクホルン「分かった。それではペットゲン少尉、模擬戦に付き合ってくれ」

ライーサ「あ、はい。お願いします」

加東(ゆっくりしないのね...)

マルセイユ「おい、どうして私とじゃないんだ、バルクホりゅ...あっ」

ライーサ・加東(あっ、噛んだ)

バルクホルン「ん?何か言ったか?」

マルセイユ「ななな何でも無い!お前、私に模擬戦を申し込まないとは、さては負けるのが怖いからだろう!」

マルセイユ「わざわざ大規模作戦という事で呼ばれたエースが無様な所を見せるわけにはいかないからな!」

バルクホルン「...ほう」

加東「...ちょっとマルセイユ、失礼よ」

バルクホルン「どうとでも言え。私と模擬戦がしたいのなら後でいくらでもしてやる」

マルセイユ「何だと...」

数刻後

ライーサ「ティナ、バルクホルン大尉には私がお願いしたの。だから...」

マルセイユ「えっ、そうだったのか...もしかして、早とちりしたのか?私」

加東「どう考えてもそうでしょ。謝らないと、真美にアンタの御飯抜くように言っておくわよ」

加東「石頭とかシスコンとか失礼言わないのよ」

マルセイユ(あ、やっぱアイツがシスコンなのは有名なんだな)

マルセイユ「...こ、今回ばかりは仕方ない。アイツに頭を下げるのは癪だがな」

バルクホルン「...」スタスタ

マルセイユ「あ、見つけたぞ。おーい!」

バルクホルン「さっきから何だ。少しでも砂漠での戦闘に慣れなければならんので、忙しいんだ。」

マルセイユ「い、いや。その何だ」

バルクホルン「何もないのか?少尉を待たせるわけにはいかん。私は行くぞ」

マルセイユ「お、おい待てバルクホりゅん!」

マルセイユ「あっ」

バルクホルン「...何だ」

マルセイユ「な、何でも無いっ!///」ドタドタ

バルクホルン「何だあれは」



ライーサ「このあと滅茶苦茶模擬戦した」

その日の夜

マルセイユ「腹減った~。真美、今日の飯は何だ?」

真美「あれっ、ケイさんが『マルセイユの分は必要ないからね』って言ってましたけど」

マルセイユ「ケイの奴、私が謝ってないのを知っていたのか!?」ガーン

バルクホルン「何だ、貴様の飯が無いのか、マルセイユ」

マルセイユ「あ、あぁ。ってお前には関係ない」ツーン

マルセイユ「別に一日くらい食わなくても何とかなる」

グ~

マルセイユ「...」

バルクホルン「私の残りをやろう。丁度半分くらい残っている」スッ

マルセイユ「べ、別にお前からの施しなんぞいらん!私は今日何もしていなかったからな!」

真美「それに大尉はずっと模擬戦をしていたじゃないですか」

バルクホルン「別に構わん。それよりマルセイユ。今日はお前と模擬戦が出来なかったが」

バルクホルン「良かったら明日にでもどうだ...失礼する、美味しかったぞ」ガタッ

真美「おそまつさまでした~」

マルセイユ「ふんっ、何だアイツ...」ガツガツ

真美「結局食べるんですね...」

翌日

加東「へぇ、カールスラントのグレートエースとマルセイユとの模擬戦?良い写真が撮れそうだわ~」

ライーサ「楽しみですね」

バルクホルン(飛行と射撃に関しては奴の方が一枚上手、と言えるだろう)

バルクホルン「ここは火力を活かして対正面射撃に持ち込むか...何にせよ短期決戦だな」ガチャッ

マルセイユ(奴は私の偏差射撃を警戒してくるだろう。あの火力が相手だから対正面に持ち込まれると不味い)

マルセイユ「奴が隙を見せたら...迷わず攻撃だ」

マルセイユ「...ってあれ?そういえばアイツは砂漠での戦いはほとんど経験してないんだよな」

マルセイユ「でもアフリカは私の庭みたいなもんだし...何かアンフェアだな」

マルセイユ「おーい!お前は砂漠に慣れていないだろう。何かハンデが必要なんじゃないかー!」

バルクホルン「気にするな、それらも含めての実力だ」

バルクホルン「ネウロイが攻めて来たとして、砂漠に慣れていませんなどと泣き言を言っても通用せんからな」

マルセイユ「ハッ、善意で言ってやったのに、良い度胸だ...行くぞっ!」

加東『2人とも、これからって時に悪いけど、ネウロイの出現が確認されたわ』

加東『私たちもすぐ向かうから、2人は先行して!小型多数、中型少数、大型1機もいるわ』

マルセイユ「チッ、邪魔が入ったか。勝負はお預けだ」

バルクホルン「ロッテを組むぞ、良いか」

マルセイユ「一々私に指図するな!言っておくが、もう階級は同じなんだぞ」

バルクホルン「私が先任なんだがな...」



マルセイユ「このあと滅茶苦茶ネウロイ倒した」



今日はここまで。書き溜めしてるので2日に更新します(多分)。

続き書きます


数刻後

真美「私たちが到着するまでに全滅...凄い」ポカーン

加東「中型や大型もいたのにね、流石といった所かしら」

マルセイユ「おいバルクホルン!私の方が貴様より多く落としたぞ!」

マルセイユ(よし、今度は噛まずにすんだ)

バルクホルン「そうだな。しかし私は大型を落とした」

マルセイユ「ぐぬぬ...今回は引き分けにしておいてやる」

バルクホルン「まぁ、それでもお前の方が多く撃墜したのは事実だ。明日には作戦を控えているから、これ以上飛行は出来ん。今回は私の負けか」

バルクホルン「私は弾切れだしな。見たところ、お前はまだ弾が余っているようだ」

マルセイユ「ふん、お前がそう言うならそれで良い...だが」

マルセイユ「次は決着を着けるぞ。私は世界で一番強くなければ納得出来んからな」

2日後

ライーサ「結局その翌日行われた作戦でも2人は大活躍」

ライーサ「それに、何だか2人も無事仲直り?したみたいで良かった」

ライーサ「まぁ、ティナが突っかかる程の人だしね。本当に格下だとティナは相手にしないから、やっぱり力は認めていたのかな...お互いに」

ライーサ「さてと、ケイさ~ん、戦闘報告書できましたよ~」

加東「ありがとう...って相変わらずマルセイユが美化されているような気がする記事ね」

マルセイユ「ん?そんな事は無いと思うぞ?それよりバルクホルンの事を評価しすぎじゃないか?」

加東「アンタまたそんな事言って...大体、ちゃんと謝ったの?」

マルセイユ「あ、謝ったよ」アセアセ

ライーサ「ちゃんと謝ってたみたいですよ、見送りもしてましたし」

ライーサ「名前も噛まずに呼べてましたね」クスッ

マルセイユ「お、おい///からかうなよ///」

501基地

ミーナ「お帰りなさいトゥルーデ、どうだった?」

シャーリー「お前は前にマルセイユと上手くやれてなかったみたいだから、心配だったんだけど」

バルクホルン「いや、なんて事はなかった...アイツも変わっていたよ。前より強くなっていたしな。これから楽しみだ」

シャーリー「あらら、仲直りできたみたいで良かったよ」

ミーナ「良いことだわ」

バルクホルン「あぁ、それにアフリカは良いところだったよ...とてもな」シミジミ

シャーリー「そうかそうか~、私は洗濯をさせられた思い出が強いからな...」

アフリカ部隊基地・夜

マルセイユ「そこで私はすれちがいざまに中型を撃破したんだ!こう、瞬時に敵の足を破壊してだな」ヒック

加東「皆見てたから知ってるわよ」

真美「あの~、ところで気になったんですけど」

マルセイユ「何だ?」

真美「いえ、バルクホルン大尉が私に、姉はいるか?って聞いてきたんですけど」

真美「あれってどういう事だったのかな~って思って」

ライーサ「あ、それ私も聞かれました」

加東「あらあら...」

加東(2人は知らないのね、バルクホルン大尉の有名なあの)

マルセイユ「あ、あのシスコン...」ビキビキ

マルセイユ「なにウチの隊員にまで手を出してやがるんだああああああ!」





おしまい

これでおしまいです。思ってたより短編になってしまった...

マティルダさんやルコ等、他のメンバーを出せなかったのは単純に姉への二人称がパッとしないものしか浮かばなかったからです。特にマティルダさんね。

まぁあんまりキャラ出し過ぎても混乱が...それと、もしアフリカ編を見てない方いらっしゃったらすいません。

何か501と他の魔女のかかわりがもっと増えると良いのにな~とか思いつつ書きました。

あと噛みネタはリアルで名前噛んでしまった時に何となくスレタイにしようと思っただけです。噛みネタはスレの中身と関係ないですしね。

ライーサ大好き。

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