A「過去を一つだけ変えられる装置…」 (19)

《警告》

このssは自作小説です。話に矛盾等多いと思うのでお気をつけ下さい

また更新はまったりペースです

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俺、Aは人生のどん底にいる

どん底は言い過ぎかもしれないけどな、家も金も仕事もない

あるのは3人の仲間だけ

人生をやり直したい

今の人生でないのなら...なんでも

そんな俺に奇跡が起こったんだ

それは何気ない朝のひと時、散歩の最中だった。

A「...」

俺はいつもと変わらない朝に退屈しながら、歩いていたんだ。そんな時、ふと声をかけられる。

?「あんた、人生を変えてみたくないか?」

A「今...なんて...」

?「人生を変えたく無いかと聞いた」

A「そんなこと...出来るはずが...ない」

?「出来るさ」

そういうと男はパソコンのようなものを取り出してこう言う

?「こいつがあればな」

A「馬鹿らしい...」

人生を変えたいとは、思ってたさ。けど出来ない事なんてわかってた。

それがこんなもんで叶えられるなんて信じられないだろ?

?「信じられないなら、それでいいさ」

そう言って、男は立ち去ろうとする。

A「あっ...」

?「なんだ?」

A「少し、考えさせてほしい...」

男はしばらく考えた後

?「いいだろう、ならば明日の同じ時間にここに来い」

A「わかった...」

答えを聞くと同時に男は路地に消えていった

そして俺は3人の仲間にその話をした

B「そんな事が...」

C「騙されてんじゃねえの?」

D「でもさ、もしってことも...」

そんなこんなで騙されてる、でも。と話は続いた

-翌朝-

結論から言うと、俺達はあの男に会いに行く事になった。

A「こっちだ」

どうせやることもなし、暇つぶしにはなるだろうってことになった。

A「ここを曲がれば...」

昨日、男がいた場所。そこに今日も、また...

?「来たな」

男は軽い笑みを浮かべて俺達を迎える

C「人生を変えられるって本当だろうな」

?「勿論、と言っても信じまい」

男はまた過去を変えられるという装置を取り出し、一言

?「実際にやってみろ」

B「俺が...使う」

?「いいだろう」

そうして男は装置を起動する

?「君の名前は?」

B「Bだ」

しばらくして...

?「さあ、使ってみたまえ」

準備が整ったらしい...

B「なんだ...これ...」

そこには大量の文字列、それは全てBの人生を表していた

?「君はこの中で起きた事実を一つだけ変えることが出来る」

A「一つだけ?」

?「ああ、一つだけだ」

C「なんだよ、それ」

D「人生を変えられるんじゃ...」

?「嘘はいってないさ、この中の出来事を一つ変えるだけで想像も出来ないくらい未来は変わる。人生は変わるんだ」

A「たった一つで?」

?「その通り、人生の分かれ道、なんていうだろ?それを別の方向に進むんだ、全く違う道へ行き、ゴールにたどり着く」

B「なら、俺はここを変える」

xxxx年 両親が離婚

Bが指差したところにはこう書かれていた

B「このせいで俺の人生はめちゃくちゃになったんだ...」

?「なら、書き換えてみたまえ」

Bは 離婚 の後ろにこう加える

xxxx年 両親が離婚しない

B「これでいいのか?」

?「ああ、バッチリだ。これでお前の両親は離婚などしない」

B「これで...」

?「決定をおしたまえ、これで君の過去の書き換えは完了だ」

Bはボタンを押す

A、C、D 「!?」

Bがボタンを押した瞬間、その場からBが消える

C「お、おい!Bをどうした!」

?「何もしてないさ、過去を変えたんだ、Bがここにいる訳が無いだろう?」

A「て、ことは...」

D「本当に人生を...」

C「つ、次は俺だ!」

?「それは出来ない」

C「何で!」

?「過去を変えるには力が必要だ、よって次にこの装置が使えるのは24時間後」

A「明日...」

?「そうだ、一日待つ間にBの様子をみてやったらどうだ?」

男はそう言い残し、昨日と同じように路地に消えていった

今日の更新はここまでです。何番煎じかわからないような設定ですがこんな感じで進みます。

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