エレン「ライベルソファー」(92)

エレン「ライナー!ベルトルト!あぐら掻いてくれ!」

ライナー「エレンか、それにアルミンも、あぐらを掻けとはどういうことだ?」

アルミン「ふふっ、してくれるまで秘密だよ」

ベルトルト「まぁいいじゃないか、ライナー、あぐらを掻くくらい」ヨイショ

ライナー「それもそうだな」ドッコイショ

エレン「へへっ、それじゃあ」

アルミン「失礼するね」

二人「」ポスッ

ライナー「おい、エレン、いきなり膝の上に座ってどうした?」

エレン「へへっ、前々からこうしてみたかったんだ」ニコニコ

ライナー「俺の膝に座るのがか?」

エレン「あぁ、なんか二人って安心感があるんだよな」ニコニコ

ライナー「まぁ、俺は構わんが…ベルトルトの方は…」

ベルトルト「ふふっ、なんだか弟が出来たみたいだ」ニコニコ

アルミン「ベルトルトってやっぱり大きいね」ニコニコ

ライナー「…気に入ってるみたいだな…」

エレン「そうだ!ライナー、軽くギュッてしてくれ!」

ライナー「ん?抱きしめればいいのか?」ギュ

エレン「へへっ、やっぱり安心する」ポワポワ

アルミン「ベルトルト!ベルトルト!僕にもあれやって」

ベルトルト「ふふっ、お安い御用さ」ギュ

アルミン「ふわぁー…」ポワポワ

アニ「あんたたち何やってんの?」

ミーナ「わぁ!四人とも兄弟みたいだね」

ライナー「アニにミーナか、どうした?」

アニ「どうした、はこっちのセリフだよ、一体なんでそんなこと」

アルミン「アニも座ってみたらわかるよ」スッ

アニ「なんで私が…」

ベルトルト「アニ…」オイデオイデ

アニ「…一回だけだよ」ポスッ

ベルトルト「ふふっ、アニとこんなことするのも随分久し振りだね」ギュ

アニ「…そうだね」ポワポワ

ミーナ「いいなー、アニだけ」

エレン「ならミーナはオレと代わるか?」スッ

ミーナ「いいの?」

ライナー「ミーナが俺で構わんのなら」

ミーナ「ふふっ、それじゃあお言葉に甘えて…合体ー!」ポスッ

ミーナ「ミーナ・カロ・ライナー!見参!」シャキーン

エレン「うまいこと言ったつもりか?ミーナ」

ライナー「このセンス、俺は嫌いじゃないぞ」

寝るわ、おやすみ

ベルトルト「…ふふっ」ナデナデ

アニ「…」ポワポワ

ミーナ「…アニったら、可愛い」ポワポワ

ライナー「あぁ、そうだな」ナデナデ

エレン「いいなぁ…オレも頭撫でてほしかった…」

ライナー「なに、また後でしてやるよ」ナデナデ

アルミン「じゃあ僕も」

ベルトルト「うん、いいよ」ナデナデ

サシャ「あれ?みなさん何してるんですか?」モグモグ

ミーナ「あ、サシャにクリスタにユミルじゃない」ポワポワ

ライナー「よぉ」(きたか…!)ナデナデ

クリスタ「ふふっ、なんだか親子みたいに見えるね」

ベルトルト「ふふっ、ライナーはともかく僕はそんなに老けてないよ」ナデナデ

アニ「…」ポワポワ

ユミル「あの…アニが…」プークスクス

エレン「そうだ!お前らも座ってみたらどうだ?」

サシャ「座るって、ライナー達にですか?」モグモグゴクン

ユミル「はぁ?なんで私らが…」

アルミン「うん、アニたちみたいに二人に座ると安心感で心があったかくなるんだ」

クリスタ「へぇー…私はやってみたいかな///」テレテレ

ライナー(よしっ!よしっ!エレン!アルミン!よくやった!)

サシャ「私もです!」

ミーナ「じゃあ名残惜しいけど交代しよっか、アニも立って」スッ

アニ「………………………………」スッ

サシャ「ベルトルト!失礼します!」ポスッ

ベルトルト「あぁ、いらっしゃい」ニコニコ

クリスタ「じゃあ私も、ライナー失礼するね?」

ライナー「あぁ」(キタキタキタキタ!)

ユミル「…」ポスッ

クリスタ「え?」



一同「え?」

もう八時か…続きは夜

ユミル「お前にクリスタを座らせてたまるか」ボソボソ

ライナー「」イラッ

クリスタ「もう!ユミル!いじわるしないでよ!」プンプン

ユミル「はいはい、後で私の膝nギュ

ユミル「え?」ギュゥ

ライナー「そんなに座りたかったか、言えばいつでも座らせてやるのに…」ニヤッ

クリスタ「なんだ、そうだったの?じゃあ私はユミルの後でいいよ!」ニコッ

ユミル「は?」ギュー

サシャ「なんだかもめてますね」ポワポワ

ベルトルト「そうだね」ナデナデ

コニー「何やってんだ?お前ら」ヒョコ

サシャ「あ、コニー」ポワポワ

サシャ「実はですね、かくかくしかじかでですね…」ポワポワ

コニー「そんなに気持ちいいのか…なぁ、ベルトルト、オレもやってもらっていいか?」

ベルトルト「あぁ、もちろん」ナデナデ

サシャ「私の後でですよー」ポワポワ

ユミル「ちょ、ちょっと待て、私は別に…」アセアセ

ライナー「遠慮なんかしなくていいぞ?存分に甘えろ」ナデナデ

ユミル「なでんな!というか私のが年上だろ!」プンスカ

クリスタ「もう!ユミル!ライナーがせっかく気を遣ってくれてるんだから!」プンプン

ライナー「…」ニヤニヤ

ミーナ「…」ニヤニヤ

アルミン「…」ニヤニヤ

ユミル「…くっ///」ポワポワ

ベルトルト「コニーの頭ってなんか気持ちいいね」ジョリジョリ

コニー「そうか?考えたこともねぇーなー」ポワポワ

サシャ「私もなでていいですか!?」

アニ「…私も」

エレン「あ、オレもオレも!」

コニー「…勝手にしろよ」ポワポワ

ベルトルト「ふふふっ、コニーは優しいね」ジョリジョリ

コニー「気にしてねぇだけだよ」ポワポワ

ライナー「おや?さっきの威勢はどうした?」ナデナデ

ユミル「…うるせぇ…もっとなでろ///」ポワポワ

ライナー「」キュン

ユミル「や、やっぱさっきのなし!///」アタフタ

ライナー「遠慮するな!遠慮するな!」ナデナデキュンキュン

アルミン(こ、これは…///)キュン

ミーナ(すごい破壊力///)キュン

クリスタ「ねぇ、もうそろそろ代わってよぉ…ユミルぅ…」ヒマー

ユミル「あ、あぁ!///代わってやるよ!クリスタ!」ダッ

アルミン「あ」

ミーナ「逃げた」

ライナー(少し…残念だな…)シュン

クリスタ「やった!お願いね、ライナー!」

ライナー「任せろ!」キリッ

クリスタ「えいっ」ポスッ

ライナー(…拝啓、この世のすべての生命へ、自分にもとうとう春が来ました…)ナデナデ

エレン「ベルトルト!次オレ!」ジョリジョリ

ベルトルト「エレンはライナーじゃなくていいの?」ジョリジョリ

エレン「ライナーにはさっきしてもらったから、次はベルトルトがいい!」ジョリジョリ

ベルトルト「ふふふっ、わかったよ、コニーが終わったらね」ジョリジョリ

エレン「やった!」ジョリジョリ

アニ「その次は私」ジョリジョリ

サシャ「じゃあ、アニの次は私ですよ!」ジョリジョリ

コニー「お前ら、人の頭触りながら会話してんじゃねぇよ」

コニー「しゃーねーな、代わってやるよ」スッ

エレン「サンキュー!コニー!」ポスッ

エレン「ベルトルト!なでてくれ!」

ベルトルト「はいはい、わかったよ」ナデナデ

エレン「へへへ…」ポワポワ





ミカサ「何を…しているの?」

おわり


癒されたわ
ミカサの膝枕編はナシ?


出来ればもうちょい見てたかった

>>36なら書こう、私もエレンの可愛い姿をもっと書きたい

id変わってるけど私、>>35がとてもいい案を出してくれたので

最終的にそっちに持っていきたい

あと他にエレンのどんなかわいい姿が見たい?

……エプロン?

>>42ならわt…ミカサの膝枕編が終われば

エレン「男だけの料理大会」

を、書いていこう、きっとわt…ミカサのためにがんばるエレンが見れる

ベルトルト「ミ、ミカサ!?」ビクッ

ミカサ「何をしているのか聞いてる、答えてベルトルト」

ベルトルト「ち、違うんだ!初めにやったのはライナーなんだ!」

ライナー「うぇっ!?」ビクッ

ミカサ「そうなの?ライナー」

ライナー「…はい」(…終わった…)



ミカサ「とても素晴らしい、続けて、エレンを重点的に」

エレン「ミカサ!ライナーとベルトルトはみんなのものなんだ、独り占めはダメだ」

ライナー(…これは、なんというか…)

ベルトルト(予想外…)

ミカサ「そう、エレンがそう言うなら仕方ない…」

ミカサ「…しかし、エレンにそんな表情させる二人の包容力…私も体感したい」

ジャン「ならオレがやってやるぜミカサ!」ジャン

ミカサ「あなたでは意味がない」

ジャン「」

クリスタ「ら、ライナーはダメだよ!今は私がしてもらってるんだから!」ギュ

ライナー(我生涯に一片の悔いなし!)

エレン「ベルトルトも今、オレの相手してくれてるから、もうちょっと待ってくれ」

ミカサ「わかった、待とう、しかし必ず二人から包容力の秘訣を盗んで見せる」

アルミン(…やっぱり、ミカサもエレンに必要としてもらいたいんだね…)

アルミン(よし!僕がサポートするよ、ミカサ!)グッ

ミーナ「私たちの番遠のいちゃった、残念だねアルミン」

アルミン「うん、でもミカサはまだ一回もしてもらってないし、残念ではあるけどね」

クリスタ「えへへ…すごい安心するよ」ポワポワ

ライナー「そうか、満足してくれて何よりだ」(きゃわわ)ナデナデ

ベルトルト「これでいい?エレン」ナデナデ

エレン「うん!…?…」ポワポワ

ミカサ「あぁ、やはり素晴らしい、脳に焼き付けたい表情…」ツー

コニー「鼻血出てるぞ、ミカサ」

サシャ「医務室行った方がよくないですか?」

ミカサ「大丈夫、気にしないで」フキフキ

ミカサ「…もうそろそろ、代わってくれても…」

クリスタ「そうだね、じゃあ私と代わろうか」ポワポワ

ライナー「そうか、仕方ないな、俺はいつでもいいぞ、ミカサ」

エレン「あ、ちょっと待ってくれ」

アルミン「どうしたの?エレン」

エレン「ちょっと気づいたことがあるんだけど…二人の安心感が少し感じが違うんだ」

エレン「ベルトルトは兄ちゃんって感じなんだけど、ライナーは父さんって感じなんだ」

アニ「!?」

エレン「ま、そんなことどうでもいいかもしれねぇが」

エレン「それよりオレもそろそろ交代か、次はアニだったよな」

アニ「…ミカサ」

ミカサ「何?」

アニ「ら、ライナーとベルトルト、交換してくれない?」

ライベル「!?」

ミカサ「…別に構わないけど、何故?」

アニ「私はもうベルトルトにしてもらったから、次はライナーがいいなーって…」

アニ(父性を感じたいからなんて言えない…)

ベルトルト(うらむよ…ライナー…)

ライナー(すまん…ベルトルト…)

ミカサ「では、ベルトルト、お願いする…」

ベルトルト「あ、あぁ、よろしくね…」

ミカサ「…」ポスッ

ベルトルト(こ、これは…エレンより重い…だと…?)

ミカサ「…なでてもらわないと困る」

ベルトルト「あ、ごめんね」ナデナデ

ミカサ「…なるほど…確かに落ち着く…」ポワポワ

ミカサ「これは…これは、すごい才能」ポワポワ

ベルトルト「そ、そうなのかな?…」ナデナデ

アニ「…私も早くやって…」

ライナー「ん?あぁ、いいぞいつでも」

ライナー(アニが相手とは…調子狂うな…)

アニ「…」ポスッ

今日はここでおしまい、なので、明日続きを書く

ライナー「そういや、昔はこんなこともしたっけか」ナデナデ

アニ「…」ポワポワ

ライナー「いつも俺じゃなく、ベルトルトに構ってもらってた記憶があるが…」ナデナデ

アニ「…」ポワポワ

クリスタ「…アニってあんな顔だったっけ?」

アルミン「すごく顔ゆるんでるね」

ライナー「…なにかしゃべってくれんか?」ナデナデ

アニ「うるさい黙ってなでろ」ポワポワ

ミカサ「…わかった…」ポワポワ

ベルトルト「何がわかったんだい?」ナデナデ

ミカサ「…私では、この安心感を醸し出すことはできない」ポワポワ

ベルトルト「どうしてそう思ったの?」ナデナデ

ミカサ「これはおそらく、体格からくるもの、私の体格では無理」ポワポワ

ベルトルト「それは…残念だね…」ナデナデ

マルコ「みんな、何してるの?」

コニー「お、マルコか、実はかくかくしかじかでな…」

マルコ「へぇー…あの二人があんな顔してるんだもの、本当なんだろう」

ミカサ「…」ポワポワ

アニ「…」ポワポワ

コニー「マルコもしてもらったらどうだ?」

マルコ「さすがに僕の体格であれをしてもらうなんてできないよ」

ミーナ「マルコも地味にでっかいしね」

エレン「…もしかしたら、マルコはあっち側の人間じゃねぇか?」

マルコ「?」

ミーナ「あー…確かに、マルコもなんだか安心感があるよね」

コニー「なぁ、マルコ、オレにアレやってくれねぇか?」

マルコ「アレって、ライナー達がしてる?」

エレン「でも、やっぱり少し体格が足りないか…」

ミーナ「それなら膝枕なんてどう?」

エレン「それならいい具合かもな」

マルコ「僕が膝枕するのか?別に構わないけど…」ヨイショ

コニー「よし、じゃあ早速…」ポスッ

コニー「おぉぉぉぉぉ…」ポワポワ

エレン「どうだ?コニー」

コニー「これは…母ちゃん…」ポワポワ

ミーナ「うん、マルコは母性強そうだしね」

マルコ「えぇっ!?僕がか?」

エレン「…マルコ、次オレにしてくれ」

マルコ「エレンまで…」

コニー「そんなことよりなでてくれよ…」ポワポワ

サシャ「ミカサ!もうそろそろ代わってくださいよ!」

ミカサ「も、もうちょっと…」ポワポワ

サシャ「もう!」プンスカ

クリスタ「サシャ、それならライナーにやってもらう?」

アニ「私はもう交代するけど…アルミンがね…」ポワポワ

アルミン「僕はいいから、やってもらいなよ、サシャ」

サシャ「いいんですか?ありがとうございます!」

サシャ「ライナー!失礼しますね!」

ライナー「…なぁ、ベルトルト」ナデナデ

ベルトルト「なんだい、ライナー」ナデナデ

ライナー「これ…俺達休みなしじゃねぇか」ナデナデ

ベルトルト「そうだね」ナデナデ

ライナー「マルコなんて膝枕だぞ」ナデナデ

マルコ「僕はさっき始めたばかりだし、そんなに疲れてないけどね」ジョリジョリ

ライナー「それでも、あぐらより正座の方がきついだろ」ナデナデ

マルコ「まぁ、喜んでもらってるし、そのくらい構わないよ」ジョリジョリ

ミカサ「もうそろそろ私も誰かと代わろう」ポワポワ

ベルトルト「そうしてくれると助かるよ」ナデナデ

ミーナ「あ、じゃあ私がしてもらっていい?」

ミカサ「えぇ、どうぞ」スッ

ミーナ「ありがと、よろしくねベルトルト」ポスッ

ベルトルト「うん、よろしく」ナデナデ

ミーナ「…ほんとだ、お兄ちゃんみたい…」ポワポワ

ミカサ「では私はエレンのところに…」

マルコ「どうだい?エレン」ナデナデ

エレン「確かに母さんって感じだ…オレ、マルコのが一番好きかも」ポワポワ

マルコ「そう、それはよかった」ナデナデ

ミカサ「なるほど、それなら私にもできそう」

マルコ「」ビクッ

エレン「おう、ミカサか、お前も誰かに膝枕するつもりか?」ポワポワ

ミカサ「えぇ、だからマルコに膝枕のコツを教わりたい」

マルコ(えぇ…なにそれ…)ナデナデ

少し休憩

エレン「ならミカサもマルコに膝枕して貰えよ」ポワポワ

ミカサ「…いいの?」

マルコ「構わないよ、それがミカサのためになるなら」ナデナデ

エレン「だとよ、ほら」スッ

ミカサ「…ありがとう」ポスッ

マルコ(…こう見るとやっぱり、ミカサも女の子なんだな…)ナデナデ

マルコ「何か、わかったかい?」ナデナデ

ミカサ「…これは…………お母さん…」ポワポワ

サシャ「えへへー、ライナーの手はおっきいですねー」ポワポワ

ライナー「手か…俺のはゴツゴツしてるし、いいとは思わないが…」ナデナデ

サシャ「そこがいいんじゃないですか、わかってませんねー」ポワポワ

クリスタ「なんだかこの二人が一番親子っぽいね」

アルミン「精神年齢が一番離れてるからじゃない?」

クリスタ「ふふっ、そうかも…あっ」

アルミン「どうしたの?…あー…」

ユミル「…」チラッチラッ

クリスタ(あれは多分、またしてほしいのに…)

アルミン(…自分からは恥ずかしくて頼めないといったところか…)

クリスタ「…アルミン」

アルミン「構わないよ、僕はミカサの様子を見てるから」

クリスタ「…ありがとう……ユミル!」

ユミル「」ビクッ

クリスタ「今度は二人でライナーにしてもらおうよ!」

ユミル「は、はぁ!?ま、まぁクリスタがそういうなら仕方ねぇな!へへっ」

アルミン「どんな気持ちだい?ミカサ」ヒョコ

エレン「あ、アルミン」

ミカサ「…ものすごい…母性を感じる…」ポワポワ

アルミン「ミカサも女の子だからね、ライナーやベルトルトよりマルコを模範にしたらいいよ」

マルコ(僕、男なんだけどな…)ナデナデ

エレン「さっきから何言ってんだ?ミカサは今のままでも十分安心感あるだろ」

ミカサ「!?」ポワポワ

アルミン「!?」

マルコ「それは僕も思ってたよ、エレンとアルミンに対してはだけど」ナデナデ

アルミン(あぁ…なるほど…気づいてないのは僕だけだったか…)

ミカサ「なるほど、私はすでにエレンに安心感を与えていたと」ポワポワ

アルミン「いい加減膝枕やめなよ」

エレン「お前はオレの妹みたいなもんだしな、そばに居るとほっとする」

ミカサ「待ってエレン、今のセリフは看過できない」ガバッ

エレン「はぁ?何か間違ってるとでもいうのかよ?」

ミカサ「えぇ、今からそれを証明して見せる」

エレン「証明って一体何すんだ?」

ミカサ「なに、ただの膝枕」ポンポン

エレン「…恥ずかしいだろ…」

ミカサ「恥ずかしい?知るのが怖いんじゃないの?自分が弟の立場だと」

エレン「っ…!そんなに言うならやってやるよ!」

エレン「審判はアルミンだ!ちゃんと見ててくれよ!」

アルミン「あ、あぁ…」

アルミン(ダメだ、エレン…挑発に乗ってから君の負けは確定している!)

皆の前ではあるがミカサが膝枕したままエレンの耳掃除をする描写はある?

>>76なるほど、それはいい、やってみよう

エレン「じゃあやるぞ」ポスッ

ミカサ「ふふっ、素直でかわいい」ナデナデ

エレン(…これは…想像してたより…)

エレン「かわいいってなんだよ、兄貴に言うセリフじゃねぇな!」

アルミン(…エレン…今の君はどこからどう見ても弟だよ…)

ミカサ「そんなに見栄を張らなくてもいい」ナデナデ

コニー「なぁ、空いてんならまた膝枕してもらっていいか?」

マルコ「ん?あぁ、構わないよ」

クリスタ「ふふふっ、あれ見て、ユミル」ポワポワ

ユミル「ん?…あぁ、まるで姉弟だな」ポワポワ

ライナー(俺の膝に二人の…役得役得)ナデナデ

ベルトルト「なんで僕まで二人同時なんだ…」ナデナデ

アニ「…だって暇だったし…」ポワポワ

ミーナ「ベルトルトの大きさなら、私たち二人くらいどうってことないでしょ」ポワポワ

ベルトルト(…アニもこっちに戻ってきたし…別にいいか)ナデナデ

サシャ「ぶー…私だけ暇ですね…」

ミカサ「そろそろ認めたらどう?自分が弟だと」ナデナデ

エレン「やだね!」

アルミン(…拒否の仕方が、まんま我儘だよ…)

ミカサ「…そこまで認めないなら、私にも考えがある…」スッ

エレン「な、なにするつもりだ!」

ミカサ「…これさえあれば、あなたはすぐに認めることになる…自分は弟だと」ゴソゴソ

エレン「…」ゴクッ

ミカサ「その名も…耳かき!」バーン

エレン「な、なんだよ、おどかしやがって…」

ミカサ「エレン、あなたは膝枕からの耳かきがどんなものかわかってない」スッ

ミカサ「まずは軽いジャブから…」カリッ

エレン「ぅんっ…」ピクッ

エレン(い、今なんか…すごく、気持ち良かっ…た?)

サシャ「エレンたちは何やってるんですか?」

マルコ「何でもどっちが姉か兄かを決める勝負らしいよ」ジョリジョリ

コニー「そんなのミカサが姉で決まってるだろ…いつもの様子見ても」ポワポワ

ミカサ「じっとしてて、エレン」カリカリ

エレン「ふぁ…」

マルコ「エレンの表情が変わってきたね」ジョリジョリ

アルミン「うん、どんどん甘えた顔になってきてる」

サシャ「マルコ、私も膝枕いいですか?」

マルコ「いいよ、コニーが終わったらね」ジョリジョリ

サシャ「ありがとうございます!…というわけでコニー、早く代わってください」

コニー「もうちょっとだけ…」ポワポワ

ミカサ「エレン…耳垢がすごくたまってる…もっと清潔にしないと」カリカリ

エレン「わ、わかったよ…」ポワポワ

アルミン「あ、堕ちた」

コニー「あれは完全に弟の顔だな、オレにも弟がいるからわかるぜ」

サシャ「おおおぉ…これはまた、さっきの二人とは別の…」ポワポワ

マルコ「気に入った?」ナデナデ

サシャ「はい!」ポワポワ

アルミン「二人とも、勝負はミカサの勝ちになったけど、まだ続ける?」

ミカサ「私の勝ち、やはりエレンは弟」ドヤァ

ミカサ「せっかくなのでこのまま続けよう、エレンもしてほしいでしょう?」

エレン「…」

ミカサ「…?…エレン?」

エレン「…zzz…」

アルミン「…寝てるみたいだね…」

コニー「寝るほど安心したのか?…エレンの奴、もう自分のこと兄貴だなんて言えねぇな」

ミカサ「…なんだかすごく不完全燃焼…」シュン…

アルミン「こんなところで寝てたら風邪ひくよ、僕が寮まで連れて行こう」ヨイショ

コニー「オレも手伝うぜ、アルミン」ヨッコラショ

アルミン「ありがと、コニー」スクッ

エレン「zzz…」ズルズル



ミカサ「…」ポツン

ミカサ「…どうしよう…」

ジャン「み、ミカサ!」

ミカサ「…何?ジャン」

ジャン「あ、あのよ!えーと…」

ミカサ「用がないのなら、私はもう寮へ戻る」スッ

ジャン「ま、待ってくれ!頼みがあるんだ!」アタフタ

ミカサ「…何?」

ジャン「お、オレにも…膝枕…して…くれねぇか?…」

ミカサ「…」

ジャン「…は、ははっ…やっぱ…ダメだよな…」シュン…

ミカサ「…ジャン」

ジャン「…何だ?…」

ミカサ「私でいいのなら、やってあげる」

ジャン「え?」







おわり

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