【安価で】ウェイバー「僕は一流の魔術師になりたいんだよ!!」【粉砕、圧砕、玉砕】 (69)



ウェイバー(いよいよ聖杯戦争が始まる)

ウェイバー(この召喚の儀が終わった時から、僕は魔術師として聖杯戦争に参加する事になる)

ウェイバー(この戦いを勝ち抜けば……僕は時計塔やあの忌まわしい講師に認めさせられる)

ウェイバー(この僕の才能を、そして……)








ウェイバー(この筋肉を……ッ)ガッチムチィィ











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ライダー「……これまた、えらくガタイの良い奴がマスターになったな」

ウェイバー「ぼ、僕……いや、私はお前のマスターだ!」

ライダー「わかっちょるわい」

ウェイバー「う、うむ!」

ウェイバー(クラスはライダー……それも予想通りの‥)


↓1の選択肢

1、ウェイバー
2、ライダー
3、まずは話し合い

↓2の選択肢

1、を
2、の
3、から

↓3の選択肢

1、デコピン
2、強烈な右アッパーカット
3、腰を折る


ウェイバー「……とにかく、先ずは聞こうか」

ライダー「うむ」

ウェイバー「お前は聖杯に何を求める」

ライダー「余はこの世界を手に入れたい、この広大なまだ見ぬ地を」

ウェイバー(流石はアレクサンダー大王、かな……だけど)


ウェイバー「話の腰を折るけど、いいか」

ライダー「なんだ、余のロマントークはこれからだというのに」

ウェイバー「ライダーはどう思う、この…… 」


↓1の選択肢

1、筋肉
2、貧弱な世界
3、そこから無言で

↓2の選択肢

1、足りないだろう
2、僕も
3、ライダーという英霊との差


━━━━━ ドウッ!!


ライダー「!」


そこから無言で繰り出される神速の踏み込みからの正拳突き。

鉄塊が降り下ろされたに等しき衝撃が、大地を伝ってライダーの丸太の様な脚に駆け渡った。

ガタイはよくとも幼い中性的な外見に完全に油断していたライダー。

しかし、無音の正拳は油断しきっていたライダーの片手に止められてしまうのだった。


ウェイバー「……どう思う、この…僕の実力を」

ライダー「いきなり凄いのぶちかましておいて、なんだその優柔不断な問いは」ギリギリッ



ウェイバー「ライダー」

ライダー「む?」

ウェイバー「僕も、似たようなものさ」


ウェイバー「僕は世界に認められたい、この世界に、この僕……ぁ、まあいい私は認めさせたいんだ」


ウェイバー「どんな奴にも、魔術師にも、この僕が誇る……筋肉魔術で」


ライダー(魔術師ってそんなんだっけ)



【ライダーとの絆が深まりました】



ウェイバー(さて、図書館から世界地図やら強奪してきたけど)

ウェイバー(いま僕が拠点にしている民家じゃ、大した物は作れないけど……)

ウェイバー(礼装でも、作ろうかな)



↓1の選択肢

1、腕力強化の札
2、脚力強化の札
3、対英霊戦用の強化礼装

↓2の選択肢

1、成功で一晩で一つ完成
2、失敗……そして
3、大成功したので礼装が2つ完成……しかし

↓3の選択肢

1、マッケンジー夫妻の家の壁が何故か吹き飛ぶ
2、マッケンジー夫妻のどちらかがムキムキに……(コンマ下数字奇数でグレンさんが)
3、気がつくと何故か……

↓4の選択肢?
3を↑で選ばれていた場合のみ

1、アーチャー陣営に居場所が露呈していた

2、バーサーカー陣営に居場所が露呈していた(震え声)



グレン「おはよう、ウェイバー 」ムチィィ

マーサ「ちょっとあなた、恥ずかしいから降ろして下さいな」

グレン「良いじゃないか? 体に何故か力がみなぎってくるんだ」


ウェイバー「……」ボー

ウェイバー(そうだ、確か今朝にかけて礼装作ってたら何故か暴発して…グレンさんがムキムキになったんだ)

ウェイバー(シュール……だな)


グレン「はっはっはっ」

ウェイバー「お爺さん、そろそろ降ろさないと向こうの食パン焦げそう」



【グレン・マッケンジーがアサシンを撃退出来るようになりました】


ライダー「……なぁ、ウェイバー」

ウェイバー「ちょっ!? 霊体化を解くなぁ!」

ライダー「お前さん…実は凄い魔術師なんじゃないのか」

ウェイバー「どこがだよ、礼装を満足に作れもしないのに」

ライダー「作れとるだろうに」


ウェイバー「この程度の礼装は、魔術師としては基本の強化礼装なんだ」

ウェイバー「それを仮にも時計塔の魔術師であるこの僕が作れないわけないだろ」

ライダー「だが老いた老夫をあそこまでの巨漢に仕上げるとは…」

ウェイバー(あれは予想外だよライダー)




━━━━━ ここからキャスター召喚の夜まで、彼等は原作通りほのぼのと過ごします



云わばナウローディング状態なので、ウェイバーのステータスを解放します


【ウェイバー・ベルベット】

身長:204cm
体重:302ポンド
血液型:B型

10月3日生まれの19歳である。

好きな物:腕力、ハルク、油を塗った後の自分の上腕一等筋
嫌いな物:見下してくる者、ケイネス講師、(天敵という意味で)自分

筋:B 耐:C 敏:D 魔:E- 運:A+ 


現在の強化礼装(礼装は強化系しか作れない)

○ 腕力強化の札×2
○ 対英霊戦用の強化礼装(初期装備)×1




ライダー(コイツ、余の家臣にしてぇなぁ)ジー…

ウェイバー「?」



龍之介「……えーと…」

龍之介「いやほら、確かに悪魔っぽいの呼んだよ?」

龍之介「なんか魔方陣も書いたよ?」

龍之介「だけど……さ、こう……もっとファンタジーなの想像してたんだけどさ」


龍之介「……一応生け贄もあるんだけど…」

子供「」カタカタカタガタガタガタガタガタガタ




↓1の選択肢

1、聖なる怪物
2、聖なる怪(力)物

↓2の選択肢

1、こんなに怯えて、可哀想に……
2、こんなに怯えて、可哀想に(ニッコリ


キャスター「……」

キャスター「こんなに怯えて、可哀想に……」

子供「……っ」

龍之介(え?)


キャスター「さぁ、これで歩けるでしょう」パサッ

子供「ぁ…ありがとう……」

キャスター「あそこまで走って、お逃げなさい…いいね?」

子供「…っ」コクン


龍之介「ぇ、おい…」

キャスター「しー」ニッコリ

龍之介(な、なんだ……?)



子供「ハァ…ハァ…」タッタッタ

子供(外の……光……)タッタッタ





━━━━━ 「ああ、可哀想に……」

━━━━━ 「神はあの子を果たして出口に導いて下さるか」

━━━━━ 「否、我が間合いより外まで導いて下さるのか……」





子供「ハァ…ハァ…っ、出ぐ…ち」

キャスター「ぁあ、可哀想に」トンッ


パンッッ!!


…………ピチャピチャッ…

キャスター「やはり神はこの子をお逃がし下さらなかった」スタンッ



龍之介「……」


キャスター「このように散らかすだけではなく、逃げるのとも違う希望にすがる者を絶望すら与えずに」

キャスター「……一振りの愉悦で刈り取るのです」ニッコリ


龍之介「…」

龍之介「……く…」


龍之介「……COOLッッ!!!」


龍之介「アンタ……最高にCOOLだよ! なぁおい、俺にも教えてくれよ! その……愉悦ってのをさ!」

キャスター「なんと、私に共感して頂けるのですか……名は?」

龍之介「俺は雨生龍之介、アンタの名前も教えてくれよ!」


キャスター「なんと……聖杯に喚ばれ、時空を越えて儚き我が願いを叶えるべく参上しましたが……」

キャスター「良いでしょう、リュウノスケ……私の名を教えましょう」


キャスター「ジル・ド・レ……それが私の名前ですよ」ガッチムチィィ


龍之介「そのスマイルとローブで隠れてない筋肉がマジCOOLッッ!!!!」


ウェイバー「ライダー、教会で動きがあった」

ライダー「ほう」

ウェイバー「昨夜キャスターが召喚されたみたいだ、これでサーヴァントは七騎全て揃った」

ライダー「ふむ」

ウェイバー「ふむ、ってそれだけかよ」

ライダー「まだ集結もしとらんだろう、ならまだ始まってすらおらんわ」

ライダー「それよりウェイバー、このテレビゲームが余は欲しいんだが……」

ウェイバー「僕はそんなものに興味はない」

ライダー「なんだ、つまらん奴だなぁ……って、何を出しとるんだそれ」


ウェイバー「何って、プロテイン」

ライダー「……」




ウェイバー(まぁライダーの言う通りだ、まだ聖杯戦争も本格的に始まってすらいない)

ウェイバー(そうなる前に準備を進めるべきか)


↓1の選択肢

1、礼装を増やそう
2、ライダーとのコミュニケーション
3、冬木市の様子を見てくる
4、二日かけて、筋トレをかねたパルクールで冬木市を偵察(一周してくる)

↓2の選択肢

1、(↑で2を選択されていた場合は自動的にアーチャー陣営の描写に移る)
何らかの異変に気づいた各冬木市に滞在するマスター達と遭遇

2、遠坂凛と初コミュニケーション
3、間桐雁也と初コミュニケーション
4、アサシンと戦闘(震え声)

↓3の選択肢(↑1の選択肢で1と4を選択されていた場合)

1、ここで戦うのは双方の得策じゃないと思うんだ
2、無言のままで…
3、防いで貰っていい
4、まず、一組め……ッ


ウェイバー(礼装を増やすとしようかな…)

ウェイバー「……ライダー、マッケンジーさん達は何してる?」

ライダー「うん? ああ、買い物に行ったみたいだぞ」

ウェイバー(ならまた余波みたいなので副作用は出ないな)

ウェイバー「多分……」

ライダー「?」



【礼装作成に半日を消費します】

【尚、この安価で作成されるのは対英霊戦用の強化礼装となります】



ウェイバー(さて……やるか)



━━━━━ 半日後、言峰聖堂教会


綺礼「……?」ピクン

綺礼「何の用だアサシン」


ザンッ

アサシン「冬木市の住宅地で魔力の流れを同胞が関知しました」

アサシン「サーヴァントのモノではなく、魔術師の物と思われます」


綺礼(まだ潜伏に専念すべき時期に、周囲に露見するような真似を?)

綺礼(……未だ衛宮切嗣は日本国にすら到着はしていない今、現状でブラフを狙って来るならば…)

綺礼「キャスターが相手の可能性はある、『数人のアサシン』を連れて状況を確認」

アサシン「御意」

綺礼「異常があれば、感覚共有を承認し、必要があれば戦闘に持ち込み随時報告をしろ」

アサシン「……御意」

ザンッ


4



━━━━━ 同時刻、冬木市某所


「……!…あれは…?」

(何故、上空に閃光が……)

ワサワサワサワサ……!!

「ぐゥッ……!? 『刻印虫』が魔力を感じているのか…」


「 ━━━■■■■■■■■■ッッ!!!」


(バーサーカーも暴れだした…ッ)ズキッ

(だが、ダメだ……まだバーサーカーを使う場面じゃない)

「クソッ! 時が来れば存分に戦わせてやる!! だから、今は大人しくしろォッ!!」


(まだだ……せめて、確認に……)


>>56
遅すぎワロタ



━━━━━ 冬木市某所


パンッッ

キャスター「……リュウノスケ」

龍之介「んー? どうしたんだ青髭の旦那」

キャスター「どうやら、リュウノスケ含め他のサーヴァントに向けて挑発をする輩がいるようですな」

龍之介「んん?」

龍之介「おい、あれ見ろよ旦那ぁ! ははっ、花火だぜ!」


キャスター「魔力の残滓が小さな破裂を起こしての現象、照明弾に近いですな」

キャスター「ねぇリュウノスケ、あそこに……」



↓1~3の選択肢

1、私と共に行きますかな?
2、何があるか見てきてくれますかな?
3、何があるんだろうね?



キャスター「私と共に行きますかな?」

龍之介「んー……でもよ、そんなの打ち上がってるってことは罠なんじゃねぇの」

キャスター「ふむ、そこを警戒出来るのは良き指揮官になれるかもしれない」

キャスター「けれどリュウノスケは言ったろう? 私の言う愉悦を知りたいと」

キャスター「なら私が戦いの場でお見せしましょう、愉悦とは、絶望とは何かを」


龍之介「COOL! そうこなくっちゃ! なら俺もついてくぜ旦那!」



【各陣営のどれかが敗退する事が決定しました】




ライダー「……なぁ、ウェイバー」

ウェイバー「…なんだよ」

ライダー「盛大に花火が天井ぶち抜いて撃ち上がったが……大丈夫なのかこれ」

ウェイバー「幾つか気づくよ絶対……」

ライダー「まぁよい、余がどれ程の実力か見せてやろう」


ウェイバー「なにいってるんだ?」


ライダー「……む?」

ウェイバー「ライダーの出番はまだ先だよ、大人しく霊体化しててくれ」

ライダー(何を言っとるんだこやつは……?)

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