保健医「あら、また来たの?」 生徒「すみません……」(39)

保健医「ほら、そんなところに立ってないでいらっしゃい」

そう言われて、生徒はドアを閉めると、背筋を軽く曲げながら椅子へと移動した。

保健医「あら、お腹痛いの?」

生徒「あっ、いえっ」

保健医「ふふっ、そんなに焦らなくていいわよ。先生わかってるから」

保健医は、机の上の紙と鉛筆を一つずつ取ると、生徒にいくつか質問をした。
しかし、生徒の返事はどうもはっきりとしない。保健医は、紙から目を離して生徒の顔を見た。
すると、生徒は慌てて視線をそらした。しかし、保健医には、生徒が今まで何を見ていたのかわかっていた。

保健医「あらあら、先生の胸に何か付いてるかしら?」

生徒「あっ、その……」

生徒が口ごもっていると、突然、保健医は、顔を生徒の目の前に近づけた。

保健医「ねえ、最初にわかってるって言ったでしょう?あなたの調子の悪いところ、そこなのね?」

保健医は、そっと自分の手を生徒の「そこ」に当てた。生徒の体が小さく跳ねた。

保健医「あらあら、こんなに固くしちゃって……もう我慢できないのね。いいわ、またあなたの相手をしてあげる」

保健医は席を立つと、ドアの前へと向かう。そして、ドアの前に立つと、ガチャリ、と音がした。
保健医は、生徒の方を振り返って、豊かな胸の下で乳房を持ち上げるように腕を組んだ。

保健医「ふふふ……それじゃあ、始めましょうか」

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそid腹筋スレへ!
 / ∽ |
 しー-j

ここはsageずに書き込み、出たidの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 id:wwh7km12 の場合 7×12=84 なので84回頑張りましょう。
例2 id:bicycle. の場合 数字がないので今日は一休み。


さあ、存分に腹筋するがよい。↓


学生ズボンのベルトに手をかけて、留め金を緩める。
トランクスを引き下げると、解放を待ち望んでいた肉銛が首をもたげた。

保険医「んふふ、いつからこんなになってたの? 2時間目から?」

男「……朝からです」

保険医「登校前からずっと。それは難儀だったでしょ」

男「せ、先生が悪いんですよ……」

保険医「先生を誘ってきた悪い子は誰かしら?」

男「あのときは誘ってなんか、んぁっ」

いきり勃った肉竿を唾液で濡らし、固くなったなった幹をやさしくしごく。
若く青い幹は血管を浮かび上がらせ、外部からの刺激に愉悦し、その身を震わせた。
ねっとりとした潤滑油が柔らかい手に絡み、雄の目覚めをゆっくりとうながす。

保険医「気持ちいい?」

男「先生の手つき、たまらないです」

保険医「そうでしょ。もう弱いところ全部覚えたんだから」

男「うあっ!」

粘液で湿った爪の背で雁首裏の溝をなぞると、一際大きく肉棒が揺れた。

「こうですか!? わかりません!


続けて裏筋を指の腹で強めに押し込むと、硬い弾力で押し返すと同時に、男の体に電気が走った。

保険医「あら、もう射精したくなったの?」

早くも雄の端子が悦楽に膨張し、胴体を堅く太らせはじめる。
放出の兆しを見せるまで、いじり出しからまだ3分と経っていない。

このまま一度射精させてしまうべきか、それとも焦らして反応を楽しむか。
選択権を握り男子生徒を征服する心地よさに保険医が微笑する。

男「先生……あの……」

保険医「なあに? 今、こすってあげてるでしょ」

男「そうですけど……」

男子生徒の声が含む苦しげな吐息に気付かないふりをする。
本当ならすぐにでも噴出させたくて堪らないはずだ。
体を重ねた回数は多くないけれど、男の弱点を熟知するには十分だった。

射精してしまう前に声をかけたのは、内気で控えめな男子生徒なりの配慮なのだが、
自分でそれを口にするのが恥ずかしくてなかなか言い出せない。
保険医はそこまでも男の顔色としぐさで読み取っていた。

(少し悪戯してあげないとね)

顔を伏せて怪しく微笑む。
目の目に腰をかけて、されるがまま責め苦を受けている男の悦ばせ方は、誰よりも知っている自信がある。


保健医「あら? 全然射精する気配がないわね。あんまり気持ちよくないのかしら……」

男「え?! そんなことないです! すごく気持ちいいですよ!」

保健医「でも……」

男「先生……、意地悪しないでください」

顔を真っ赤にして唇を噛み締める男の表情に、嗜虐心と征服欲が腰を上げる。
弱気で内気で人見知り。どの女子よりも女々しく育った男を虐めるだけで、体の奥がむずむずと疼く。
涙目になって切なげな視線を向けられる瞬間が、保健医にとって極上の媚薬だった。

すぐにでも抱きかかえてベッドに投げ捨て、乱暴に学生制服を剥きたい欲求を抑え込む。
保健医が衝動をこらえて生唾を飲み込んでいる間にも、おあずけをされている男は泣き出しそうな顔で保健医を見つめていた。

保健医「ごめんね。可愛い顔が見たくて魔が差しちゃった」

男「ひどいです」

保健医「ちゃんとお詫びするから許して、ね?」

男「お詫びって……な、なにするんですか?」

膝立ちになっている保健医が纏っていた白衣とインナーを脱ぎ捨てる。
中に着ていたインナーを捲ると、その下からは保健医の性格にそぐわない純白のブラが男の眼前に現れた。
普段からゆったりとした白衣がバストのサイズを不明瞭にしていただけに、想像以上の柔肉を目にして男は息を止めてしまった。

背中に手を回してブラのホックを外すと、豊満な双乳が自重で弾む。
滑らかな曲線美に目を奪われれば、先程までの哀しみなど忘れて魅入ってしまう。


保健医はたわわに実った果実で肉柱を挟み込む。
上部からかろうじて赤く充血した頭部が顔を出しているが、それすらも保健医が咥えてしまうと、
擬似的に挿入している感覚が男を襲った。

男「これ……先生の膣内に入ってるみたいです……」

保健医「んちゅっ、ちゅるる、ん、そうよ。男くんのおち×ちんは先生のおっぱいま×こに入ってるの」

男「あぐぅっ、……先生のおっぱい、ふかふかだ……」

保健医「ふふ、胸の中でびくびく震えちゃって。気に入っちゃったのかな?」

悦楽に浸る男に得意げになる。
大切に育ててきた巨乳であるがゆえに、挟み心地は一級品と自負している。
骨抜きになって喘ぐ男を見れば、それもただのうぬぼれでないことが分かる。

男「先生っ、出したいです!」

保健医「あむっ、んんっ、……いつでも出していいわよ。先生が全部飲んであげる」

男「いいんですか?」

保健医「いつもの、ことでしょ……、ずちゅるっ、じゅうぅ」

男「うぁっ! ああっ!」

肥大していた肉根がさらに質量を増し、尿道を這い上がってきた精液を勢いよく保健医の咥内へと迸らせる。
若く青臭い精液の勢いとはなんたるや。
深くスロートいる最中に放出された雄汁は、保健医の咽喉奥を直に白く汚した。

部屋の移動に2日費やした
慣れないからスローリーに再開


保健医「んんっ?!」

不意を疲れた奔流を咄嗟に避けることはできず、子種の噴出が収まるまで目をつむって耐え忍ぶ。
下手に呼吸を行えば、咳き込んで男子生徒の肉竿に歯を立ててしまう恐れがある。
極力早く収まるのを願いながら、保健医は咽喉に張り付く粘り気の強い牡液を順に飲み下した。

男「はぁはぁ……、先生の舌使いすごかったです」

保健医「けほっけほっ……褒めてくれるの嬉しいけど、本当に直前に言うのは反則でしょ」

男「だ、だってそれは……」

高圧的な視線に男は口篭る。
あれほどの肉圧で責め立てるパイズリとフェラを持ちこらえろという方が無理である。
否応なしに保健医に鍛えられて耐久力を身に付けた男がすぐに達してしまった。

これに勝る賞賛はないというのに、保健医は不服そうだった。

保健医「一番最初の特濃は口の中で味わうのが我流なのに、まったく……」

男「ごめんなさい……」

舌に付着した僅かな残滓を口の中で転がしながら、男に蔑むような眼差しを向ける。
かすかに残っていた穏やかな空気が無くなったことを肌で感じ取った男は、小さく身震いをした。
高圧的な視線は次のステップに進む毎度の合図なのだが、しかしこのお約束はまったく慣れない。


本体が委縮しても男の分身は物怖じすることなく、果敢に体を反らせている。
勇猛果敢なのか身の程知らずなのか、毅然と屹立する雄の誇りは唾液と精液で怪しい光沢を浮かべる。
本当は挿入をする前にもっと弄んでおきたい。

けれども牝の芯も耐えきれずに疼いてきており、男に見つからないように小さく足の根本を擦り合わせた。
ここで素直に欲しては年上のプライドと今後の関係に大きく変わる。
すぐにでも押し倒したい衝動を抑え込みながら、保健医は男に顔を寄せた。

保健医「どうする? 挿入れたい?」

男「い、いれたいです……、先生とまた繋がりたいです……」

保健医「すぐに欲しがるなんて、躾けのなってない子」

男「うあぁっ」

絶頂を迎えたばかりで刺激に弱くなっているペニスを握り、上下に手を動かす。
頂点を片方の手で撫でまわすと、痛みを伴う快楽に男は背中を弓なりに反らした。

男「先生っ、まだ敏感で僕っ!」

保健医「そうでしょうね。んふふ」

男「やめて、くださっ、いぃ……」

保健医「嫌なら腕を掴んで止めればいいじゃない。それくらいできるわよね?」


男「あぅ……うぐぅ……」

先端から染み出る透明な先走り液を丹念に亀頭から茎にいたる隅々にまで塗り付ける。
スジの裏、傘の溝、硬直したシャフト。
塗り込むような丁寧な手触りに、男は早くも2度目の絶頂を向かえ、腕で目を覆いながら肩で息をした。

年上と言えども相手は1人の女性である。
異性に一方的に遊ばれる感覚は、潮の浸食を受ける堤防のように、
男子生徒の少ないプライドをじわじわと削っていった。

保健医(まだ泣いてないわよね)

震える咽喉を観察しながら引き際を見つめる。
玩具として扱うにも、トラウマを植え付ける程に追い込んでは、今後の自分の楽しみまで無くなってしまう。
そっとを顔から腕を剥がして男子生徒と唇を重ねると、男は涙で潤んでいた目を大きく見開いた。

男「せ、先生?」

保健医「初めて尽くしの方が興奮するでしょ?」

男「そうですけど……」

驚きの表情で固まったまま、自身の唇に指を添えて名残りを確かめる。
ほのかに暖かく柔らかい感触が、小さな唇にとどまっていた。

保健医「3度目はどうしようかしら? また手でイキたい?」

男「……今度こそ先生の膣内がいいです」


弱気に保健医を見上げる。
瞳が不安げに泳ぐさまは、無力な小動物が餌を欲しがる愛らしさに近似していて、保健医の情欲をよりそそった。

保健医(さすがに私ももう無理よ。限界……)

ズボンを足に引っ掛けたままの男をベッドの前まで誘導し、

男「うあっ!」

無言でその上に突き飛ばす。
保健医のショーツは男への奉仕活動だけで濡れぼそり、
布地が吸収しきれない溢れ汁がストッキングを色濃くしている。

突然に乱暴にされた男は仰向けでベッドに寝転がり、保健医が不機嫌になったのではと勘ぐり、
怯えの表情で情状酌量を求めた。
保健医からすればそれこそが余罪そのものである。

無自覚な被告人は強引に肩を押さえつけると痛みに呻いた。
高まった欲求の放出を最優先がなっている為、男への配慮は二の次だ。
ストッキングの秘部に重なる部分を手で裂き、ショーツのクロッチをずらす。

そしてそのまま男の下腹部に腰を真っ直ぐに降ろすと、堅くそびえた肉梢が保健医を垂直に貫いた。

保健医「ひぁっ!?」

最初に感じたのは快楽ではなく異変。
いつもより太く腫れた肉根が、保健医の体内でさらに膨れる。
高い熱量を蓄えた男根に保健医は一瞬の間、思考が止まったあと、その異常に内心で困惑した。


保健医(な、なんでっ?! いつもはこんなに大きくなんてないのに?!)

先日も交わって求め合っていたが、特に変化はなかった。
一晩で、いや、数分でたくましく変貌した男の肉銛に、保健医は狼狽せざるを得なかった。

保健医「ち、ちょっと驚いちゃったじゃない」

男「何がですか……」

保健医の顔が接近すると、男は恥ずかしがって視線を逃がす。
男は保健医と違って、普段との差異に気付いていないようだった。
ということは、男は無自覚のまま初めて尽くしに興奮しているのだろうか。

保健医(動揺につけ込まれてリードを奪われるよりはいいわ)

保健医にも年長者なりの自尊心がある。
目ざとく勘付かれて攻守逆転になってしまっては、これからの性活に支障をきたしかねない。
それを考慮すれば、男の鈍感さは不幸中の幸いと言えた。

保健医「動くわよ」

男「……うん」

保健医「くふ、んんっ」

少し腰を動かすだけで肉の返しが内壁に引っかかり、強く反抗をする。
漏れそうになる声を必死にこらえて片道を終えると、気が抜けて腰から落ちそうになった。
片目を閉じて口を結び、膝に精一杯の力を込める。


男「今日はゆっくりなんですね」

保健医「立て続けに3度目は辛いだろうから、気を遣ってあげてるのよ」

男「そ、そうだったんですか?! ありがとうございます!」

もちろん嘘。
そんなつもりは毛頭無く、腰砕けになるまいとするささやかな抵抗だ。
仕方ないのである。だってこんなにも硬く力強い熱棒で内部を擦られているのだから。

復路に入るときも限界直前の速さで、それでも常と比べれば遥かに遅いペースで肉勃起を体内に沈めこむ。
再び根元までしっかり咥え直し、往復を終えたところで大きく息を吐いた。
頭の芯から蕩けそうになる性悦に、全身の力を抜いて男に体を預けたくなってしまう。

目先の欲望に負けるなと、女の性欲が叱責する。

保健医(威厳を保つには乗り切るしかないのよね……)

2往復目の往路。
先程と同じように、肉傘が膣の襞壁をえぐる。
目を瞑って柳眉を下げ、手の甲を口に押し当てることで嬌声をなんとか封じる。
そこまですれば感じていますと公言しているようなものだが、
保健医にとってはそれよりも声の役割の方がよっぽど重要なようだった。

膝を曲げ、恥蜜を垂らした膣口が男の怒張を頭から飲み込んでいく最中だった。

男「先生の膣内、狭いですね」

ようやく鈍い男子生徒が違和感に気付いた。


解釈の仕方を変えればあながち間違いではないのだが、それは男の屹立が要因による錯覚なので正答ではない。

保健医(逆よ、ばかっ!)

口を開く余裕も言葉を選んでいる猶予もない保健医は、内心で罵る。
人の苦労も知らずして呑気なことを口にする男を見ていると、
快楽に四苦八苦している自分が途端に阿呆らしくなってくる。

保健医(なんで私だけが苦労しなきゃいけないのよっ!)

眉尻をひそめて憎らしく映る男を一度睨つけ、玉砕覚悟で一気に腰を振り落した。

男「うぐわぁっ!」

保健医「はあぁぅいっ!!」

ベッドが激しく軋み、肉同士がぶつかり合う乾いた音が2人の喘ぎに混ざって保健室に響いた。
勢いよく肉芯が最奥の子宮壁を捕えて、中枢を走り抜けた電流が脳に直撃し、目の奥で星が散らばって瞬く。
ほんの刹那でありがら、永遠に続くような白一色の世界に意識を投げ出された。

保健医「あ……あっ、ああっ……」

男「先生が僕のを締め上げてっ!」

その声を聞いて自分がイったのだと理解した。
音も時間も全てが制止するほどの絶頂は、今までに経験がなかった。
肺に蓄えた酸素は根こそぎ持っていかれ、発声はおろか呼吸すらもままならない。

霞がかった意識が正常を取り戻しつつある中で、細かな痙攣にたびたび体が震えた。

ケアレスミス
眉尻をひそめる → 眉をひそめる

>>25>>23の7行目ね
眠気で頭がぼんやりミス連発


保健医「は、はぁ……はぁ……、んっ」

自ら仕掛けた大胆な責めで、まさか自分自身が絶頂してしまう。
男子生徒も肉柱を膣にキツく締め上げられる束縛感を味わったが、既に2回も射精を終えているので、
これきしのことでは動じない。

むしろ間近で激しい絶頂に背筋を伸ばして悶える保健医の、なまめかしい姿をじっくりと眺めるゆとりさえあった。
全身から痺れが消えていく余韻をしばらく堪能し、ようやく落ち着きを取り戻して男の顔を見つめる。
嬉しさと申し訳なさを孕んだ瞳が何かを訴えかけている気がしたけれど、そんなのは気にしない。

保健医「うん、ひぁ、……あ、ぁん」

硬度をかえない剛直の先端を子宮口に押し付けて、円を描くように腰を回す。
種付部屋の扉を自主的にぐりぐりと圧迫すると、断続的に脳裏でスパークが起こり、視界を白くした。

男「先生、すごく気持ちよさそう……。僕のでこんなに感じてくれるの、きっと初めてですよね?」

保健医「ち、違うわよ……、私が、んぁっ、あなたを、い、イかせようと、して、はぁうっ、してる、ん、だからっ!」

威厳を損なわないように睨みを利かせたつもりだが、蕩けた表情に険の強さは生まれない。
底なしのぬかるみが快楽神経を侵し、保健医の神経系統に性の快美を伝播させていく。
まだ堕ちてはならない。意地でも男に膣内射精させようと本能のままに腰を揺すり動かす。

締め付け、吸い付き、吸い上げられ。肉棹は襞がうねる恥窟に囚われて、淫靡な愛欲の責め立てを受ける。

男「うあぁ……、せ、先生っ! 僕、もうっ」

保健医「まだダメ。イかせないんだから」


男「ひっ?! 先生っ!?」

うわずった声の自己申告に合わせて、茎の根元を強く握りしめる。
男は元栓を閉められ精液の流動を阻害されてしまい、あえなく絶頂の瞬間を逃してしまった。

保健医「こんなんで、んぁぅっ、絶対に満足、ふわぁっ、さ、せないん、だからねっ!」

力の入らない膝をガクガクと震わせた強がりで、年上らしさを見せつける。
深みを叩けばすぐにでも崩れ落ちそうになる危うさがあっても、これは虚栄ではない。

男「先生、僕、苦しいです。うぅっ、……射精、させてください」

乱暴な腰の動きに男の体がおののく。
放出を抑え込まれた息苦しさに呻き声をあげるが、保健医は解放を許さない。

保健医「ンンッ……」

空の輸精管が膣内部で猛り、蠕動のたびに雁肉を先頭に内側を押し広げた。
震動に合わせて柔乳肉も自在なテンポで揺れる。

男「い、イクぅっ! やだっ、先生っ! 離してください! 僕、精子でないのにイクのやだあっ!」

腰の下に敷かれた男も刺激だけの絶頂に溺れ、身も世もなくかぶりを振る。
達しようとしているのに射精ができない矛盾に苛む男子生徒。
そしてそれを上から見下ろす保健医。

凶暴化した肉筒に深部を小突き回し回されて、何度イってしまったかなんて数えていない。
いっときは不覚にも素の女を露呈させてしまった。
名誉挽回にはいつもの上下関係、いや、いつも以上の主従関係を取り戻すしかないのだ。


性行為中の言葉責めはこれまで何回もしてきたが、射精のタイミングまでもを占有するのはこれが初めてだ。

保健医「簡単にはイかせないわよ」

男「こんなの……ひどいですっ! うああぁっ!」

肉傘に蠢動する柔襞がまとわりつき、屹立を茎部の根から力強く搾る。
無意識に腰のふり幅が大きくなり、保健医と男はうわ言のように喘ぎを漏らし始めた。
それは双方の限界が近いことを報せていた。

保健医「ああぅっ! くっ、も、もうっ、むりぃっ……っ!」

男「僕もまたっ! イっ、あ、ああッ!」

保健医「あ、ああっ! イっ、ふあぁああぁぁっ!!」

背筋を電気が走り、体の芯を淫らな熱が妬き尽くす。
快楽神経の回路がショートし、全身が宙を飛ぶような浮遊感が訪れる。
水面を叩く淫靡な音が響き渡る保健室で、2人が最後の嬌声を上げたのは、ほとんど同時だった。


***************

男「ごめんなさい」

保健医「なにが?」

乱れた着衣を直し、汚れた下着を取り替える。
保健室にも備え付けの洗濯機を使うことも考えたが、同僚の教師に見つかると言い訳ができなくなるので断念する。
愛液と精液をしたたらせた濃厚な性の香りを放つショーツは、ビニール袋に入れて鞄の中へと放り込む。

男「ぼく、先生のこと襲ってばかりで……」

保健医「襲うっていうか……」

学生ズボンを脱がしてぽろん、とこぼれたペニスを加えたのは保健医。
ベッドに突き飛ばして跨ったのも保健医。
射精を許されずに泣きながら喘いだのは男子生徒。

今日ほど激しい日は無かったのだが、形を変えても責め側にいたのは常に保健医で、
どう考えても被害者はひ弱な男の方である。

保健医「そうね。襲われてばかりだわ」

けれど、真剣な眼差しと冗談の通じなさそうな顔に話しを合わせる。
本気になって勘違いしている姿もなかなか可愛いらしい。

保健医「あなたも飲む?」

男「ありだとうございます」

>>31
誤 男「ありだとうございます」
正 男「ありがとうございます」


汗を流して渇いた咽喉を潤す牛乳を、冷蔵庫から2本分取り出す。

咽喉を通り、激しい運動で疲弊した冷えた牛乳が体内にじんわりと浸透していくのを実感する。

男「先生に赤ちゃんができたら責任取ります!」

保健医「ぶふっ?! げほっげほっ」

男「せ、先生?! 大丈夫ですか?!」

とんでも発言で牛乳を穴違いさせ、保健医が思わず咳き込んだ。

保健医「責任ってあなた……、意味わかってるの?」

男「分かってますよ。結婚します」

揺るがない決意の瞳にじっとみつめられ、保健医は困って頬を掻く。
容姿に惹かれた男どもに婚約を申し込まれたことはあった。
その大半は体目的だったので全てあしらったのは言うまでもない。

保健医「まだ学生でしょ?」

男「卒業したら働けます」

保健医「そうだけどさぁ……」

下心がないだけになんとも断り辛い申し出だ。
体の相性がよくて、虐められても逃げ出さない。
手放すには勿体無い人材であるけれど、ここで明確な関係を提示しろと言われても返事は難しい。


天を仰いで神に手助けを求めるが、学び舎で性に浸る淫猥教師に救いを与えるほど仏様は寛容ではない。

男「先生は、僕と付き合うのはいやですか?」

保健医「いやってわけじゃあ……ないんだけどね」

男「他にお付き合いしてる人が」

保健医「いないいない」

男「なら!」

保健医「んんー……」

両手を握り締められて顔を寄せられる。

保健医(一途なのは嬉しいんだけどなぁ……)

正しい関係として仲を深めるのは悪くないけど、今はまだ教師と教え子の間柄だ。
多感な時期は恋多し。気持ちが移ろいやすい学生時代から結婚の契りを交わすには早すぎる。

男「僕は先生だけです」

見通したような発言に溜め息をひとつこぼし、保健医も覚悟を決めた。
折れる方での覚悟を。

保健医「あなたが卒業まで私を好きで居続けられたら考えてあげる」

男「……本当ですか?」


保健医「約束するわ」

男「よ、よかった……僕、先生と……ひっく」

保健医「泣くな泣くな」

頬を伝う嬉し涙をハンカチで拭き取る。

男「ぐすっ……せ、先生」

保健医「なに?」

男「キスしてもいいですか?」

保健医「急になんでよ」

男「したくなったからです」

保健医「……一回だけよ」

男子生徒が細い腰に手を回して保健医を抱き寄せる。
保健医も少し屈んで顔をの高さを合わせると、柔らかい唇がそっと触れ合う。

保健医(優しくされるのも悪くはない……かな?)

初夏にもならない時期だけれど、そろそろ誰かとの将来を考えてみてもいいかもしれない。、
そんなことをぼんやりと考えながら、舌を絡めない稚拙な口づけをかわしたのだった。

おわり

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