男「ごめんっっ！！待ったお？」

女「ううん！！そんなことないよぉー？私も今、来たところだったよ！！」

男「おっおっお把握把握。それでは早速いくんですお。」
女「………」ｼﾞｰ

女「ふふふ」

男「はてはてもしもし？女さんいきなりどうしんだお？」

女「制服じゃない男君みるの初めてだったから…」ﾁﾗﾁﾗ

男「おっお？」

女「ちょっと可愛いかなぁー？」

女「なんて思ったりするですよ。」

男「か…可愛い…のかお？」

女「うん！！」

男「あまり…褒められていないような…？」

女「えぇーそうかな？可愛いよ男君。」

男「おっおっお//でも女さんに言われるのならきっとそうなんだお。」

女「よく分かってるじゃないですかぁー！！」

女「男君、可愛いね！！」

男「そ…そんなに何回も可愛いと言われても困るんだお…」

女「ごめんね？ちょっとからかいすぎたかな？」ｸｽｸｽ

男「おっお。僕でよかったら何回でもからかうといいんだお。」

男「でも去年までサンタクロースが実在していると思っていた女さんにはきっと敵わないんだお。」

女「え…ちょ…何をいっているのか…よく分かんないな…//」

男「おっお。お顔が真っ赤な女さんも可愛いだおっお…//」

女「え…」

男「あ…」

男「……」
女「……」

男「……//」
女「……//」

アナウンス「○○駅方面?まもなくぅ?」

男「…おっお！！女さんもうすぐ電車が来るんだお。」

女「…ぅぅ//」
男「…女さん？」

女「えっ…あっ！！…べ…別にサンタさんに、お手紙なんて書いたことないんだからねっっ！！本当だよっっ！？」

男(自らを追い詰めていくスタイルか…)

アナウンス「黄色い線の内側に?」

男「お？女さんそっちは危ないおっお」

女「ふぇ？」ｷﾞｭ

男「点字ブロックの内側にいたら線路に落っこちる危おっお？」ｷﾞｭ

女「…！！」

女「あ…ありがとぅ…」ｷﾞｭ

男「……？」ｷﾞｭｯ

男(…………！！)

男(ほげぇぇぇぇ！？うぉ…ぉ…女さんと手を繋いでいるだとぉぉぉ！？)

男(ぉ…おちつくんだ…男！！DT特有の妄想癖のおかげでイメトレはバッチリな、はずなんだお！？)

男(そして今時、女の子と手を繋ぐだけで緊張するDTなんているのだろうかお！？)

男(こんなところで緊張していては…)ﾁﾗｯ

女「……」ｷﾞｭ

女「……//」ｷﾞｭｩｩｩ

男(僕ダメかもしれなぁぁぁぁぁいッッ！？)ｷﾞｭｩｩｩｯｯ

アナウンス「○○駅?お出口は?」ﾌﾟｼｭｰ

イケメン「ん？」
ギャル「お？」

男