男「○ね、できる限り苦しんで」 (97)


残酷な描写があります。読む際はお気をつけて。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398710222



男「こんばんわ」

犯罪者「!?だ、だれだ、お前!?」

男「誰でもいいじゃないか、お前もうここで死ぬんだし」

犯罪者「はあ?何言ってんだお前」

男「○○××(男の名前)、無職、38歳、罪状は……『連続幼児強姦、殺人、死体遺棄』」

犯罪者「…………」

男「住所は……お前親と住んでいるのか?この歳で?無職で?」

犯罪者「な!?お、お前に関係ないだろうが!か、看守!看守さん!!」


男「まあいいや、ともかくこれから俺がお前にすること言うぞ?まず○器を切り落とし、○○に焼けた火箸を突っ込んで……」

犯罪者「ふ、ふざけるな!看守!何で来ない!?」

男「生きたままバラバラにする。ちょっと痛いな?」

犯罪者「どうして俺がそんなことに……!」

男「どうして?それをお前が言うのか?」

犯罪者「はぁ!?」





「力の無い子供を浚ってはレイプして、バラバラに刻んで埋めたり沈めたりしたんだろう?」


犯罪者「……だ、だからなんだ、俺には裁判を受ける権利が」

男「あるんだろうな?でも知らない、お前がした事と同じだ」

犯罪者「ふ、ふざけるな!!」




男「ふざけてない、大真面目だ、死ね、できる限り苦しんで」




犯罪者「お、俺がやったことと他の奴等がやったことと何が違う!?殺しは殺しだろ!?」

男「その通りだ。どんな事情があろうが殺しは殺しだ」

犯罪者「だったら!!」

男「でもな、例えば介護疲れでやむなく殺したのと、お前のようなカスが人様に迷惑かけるのじゃ事情が違うんだ」


犯罪者「なんだと!?」

男「『他のヤツラ』が納得しない。前者は更生されることが望まれて、残念ながらお前は死ぬことが望まれる」

犯罪者「な、なら法律は何のために!?俺には生きる権利があるはずだ!!」

男「死刑判決が出るまではな、けどそれでも『他のヤツラ』は納得しない」

犯罪者「誰だよその『他のヤツラ』って!?そいつらが納得すればいいのかよ!?」

男「そうだよ?」


犯罪者「な…………」

男「お前、公正とか権利とか正義とかそんなものがあるとでも思ってんのか?」

犯罪者「…………」


男「ただしくは『あったらいいな』だ。それを前提にしないと話が進まんから『あると断定してるだけ』」

男「どこに公正で権利が守られて正義が行使されている世界がある?そんなもん普通に生きてたら無いって解るだろ?」


犯罪者「ふ、ふざけ……」

男「結局、感情を納得させる必要があるだけ。『他のヤツラ』に迷惑かけないようにする為の最大公約数を示してるだけ、『傍から見たら』そんなもんだ」

犯罪者「だ、だから『他のヤツラ』って……」

男「『他のヤツラ』は言葉の通りだ、お前以外の『他のヤツラ』だ、全員じゃないけどな」


犯罪者「そ、そんな……」

男「まあ、安心しろ。お前が死んでもほとんどの人間は晴れ晴れとするから。お前の親含めて」

犯罪者「あ……あ……?」

男「理性がどうとか、道徳がどうとかそういう問題じゃない。正義じゃなくてペナルティを求めているわけだ」

犯罪者「違う……そんなことは無い……」

男「違わない。真理でもないけど。まあともかく社会に生きる以上は社会のルールを守らないとな?恨むなら社会なんて中に生まれた自分を恨め。なにしろそれがなきゃお前は生まれてすらいない」



犯罪者「い、嫌だ……」



男「もういいや、んじゃ、まず、ち○こ切り落とすからな。抵抗しても無駄だぞ?」



犯罪者「嫌だぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!」

今日は寝ます。また明日戻ります。


○月○日 未明


△△留置場に収容中の ○○××(犯罪者の名前) 無職 が死亡しているのが発見される。

全身をバラバラにされ、特に性器を中心に執拗に傷めた痕跡があり、遺体は激しく損傷。
直接的な死因は失血死であると断定されるが、出血の度合いや自己を激しく掻き毟った跡から
バラバラになった直前まで生きていた可能性が高いと推測される。






男「こんばんわ」

チンピラ「なんだテメエは……」

男「何でもいいじゃないか、お前もうここで死ぬんだし」

チンピラ「…………ハア?」

男「△△○○(ヤ○ザの名前)42歳、罪状は『暴行、傷害、詐欺、殺人、及びそれら教唆と強要』すげえな、まだあるぞ」

チンピラ「……おい」

男「『売春強要、強盗、強姦、放火、覚醒剤等の売買と使用の強要』政治との癒着もあるのか。よくやるな」

チンピラ「もういいやお前、死ね」

男「いや、違う、死ぬのはお前だ」


チンピラ「あぁ!?テメエ誰に向かって」


ゴキャッ


チンピラ「アッガアアァァアア!!??」

男「脅せばなんとでもなると思ったか?おーおー、脚があっちの方向にむいてるな。痛そうだ」

チンピラ「なんなんだ……!なんなんだお前……!」

男「これから俺がお前にすることを言うぞ?まず今までお前がしてきた事を全部お前にする」

チンピラ「ふざけんな!!死ぬに決まってんだろうが!!」

男「そうだよ、死ね、できる限り苦しんで」


チンピラ「ああ!?」

男「実際には1週間くらいだが、お前の体感時間でいうと……おお、なんと約120年間お前は責め続けれられる、ちょっと痛そうだな」

チンピラ「なんだと、そんなことが……」

男「できるんだ、それが。不思議なことにな?とりあえず半殺しから始めるぞ?」

チンピラ「な!?待て……」



ガッ

ゴキンッ

グチャッ



チンピラ「な……なんでこんな事……」

男「なんで?それをお前が聞くのか?」




「暴力を背景に他のヤツラを食い物にして、虫けらのように殺してきたんだろう?」


チンピラ「…………」

男「じゃあ、俺も聞こうか?なんであんな事した?」

チンピラ「あんな事って……」

男「全部だ、さっき言っただろう?」

チンピラ「…………」

男「答えられないだろ?つまり大して考えてなかったんだ、お前は」

チンピラ「だからってこんな……」

男「まあ諦めろ、お前の場合『他のヤツラ』からの恨みが多すぎる、ちょっと目立ちすぎたな?」

チンピラ「他の連中だって同じことをやってるヤツは……」

男「ああ、たくさんいるだろうな?でもお前とは関係は無い」


チンピラ「なんで……」

男「『他のヤツラ』はな、お前のようなカスに地獄を見てもらいたいだけなんだ」

チンピラ「だからって何で俺だけが!」


男「お前が目立ちすぎたからだ、影でコソコソやってるヤツはまだ大丈夫、でもお前はダメだ、ガキの頃から改正前少年法を傘にやりたい放題、しかもそれを武勇伝として語っていたらしいな?」


チンピラ「な……」

男「今でもそうなんだろう?だからダメだ、目立ちすぎた。要は納得したいだけなんだ、スッキリしたいんだよ『他のヤツラ』は」

チンピラ「……ありえねえ、なんだよそれ……」


男「もういいや、じゃあ続けるぞ?この後お前に『売り』させないといけないし」

チンピラ「あ……?ウゴッ!?」



ガッ

ゴキンッ

グチャッ



男「大丈夫、向こうはお前が少年か、少女に見えてるから。精精その汚い尻掘られてんだな?」



ドガッ

ゴズッ



チンピラ「アガッ!?ウギッ!?」

男「しっかり稼げよ?まあ延々搾取され続けるんだが……その後は火あぶりとか薬物依存とか、ドギツイのが残ってるからな」




チンピラ「い、嫌だ……」



男「あー一応、生爪はがしたり、アレちょん切ったり、蟹に食わせたり……拷問系も済ませとこうな?」



チンピラ「嫌だぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!」

一回終了。また戻ってきます。


○月×日 都内の貸しビルの一室 ○○興業事務所で △△○○(チンピラの名前)42歳が死体で発見される。



遺体は虫や蟹などの小動物に食い荒らされた痕跡が有り、損傷が酷い。
死後間も無いことを考慮すると、生きたまま食われたことが予測される。

全身に暴行の痕跡有り、殴打、火傷、爪などがはがされており、激しい拷問にあっていたことがわかる。
また、全身の体毛は抜け落ちており、付近に散らばっていた。僅かに残った頭髪は全て白髪となっている。

性器や肛門に著しい損傷が見られており、先日の留置場内にて発生した殺人事件と何らかの関連性があるのでは無いかと予想される。






男「こんばんわ」

女「ヒッ……誰!?貴方なんなの!?」

男「誰でもいいじゃないか、お前もうここで死ぬんだし」

女「だ、誰かあ!!助けて!」

男「××□□(女の名前)28歳、主婦」

女「誰かぁ!!」

男「誰も来ないよ?罪状は……『暴行、傷害、恐喝、強要及びそれらの教唆』あー、お前らの世界にはこういう罪状がないのか、えーと?精神的に?殺し続けた?長期に渡って?」

女「なによそれ!?そんなことして無い!!」


男「いや、それはない、お前はしている。例えば ○○年 ×月 △日 同級生の ○× さんをリンチした後に財布を出させたな?それも日常茶飯事だ」

女「こ、子どものイジメじゃないのよ!!」

男「イジメ?そんな言葉になんの意味がある?やっていることはさっき述べた罪状通りだろう?何が違う?」

女「そんな……」

男「何も違わないだろ?成程便利な言葉だ『イジメ』、学校内は犯罪者のパラダイスだな、そしてお前は名実共に立派な犯罪者だ、子どもの頃からな」

女「だ、だからってどうして殺されなきゃ……!」

男「どうして?それをお前が言うのか?」





「人を人とも思わず、憂さ晴らしで人の人生を滅茶苦茶にしたんだろう?」


女「…………」

男「それ自体を咎めているんじゃないぞ?要は、お前がここでブチ殺されるのも、端的に言って『他のヤツラ』の憂さ晴らしだ」

女「いやよ……どうして……」

男「○×さんが今どんな風になっているか知っているか?」

女「……知らない」

男「だろうな。お前はなんとも思って無いからだ、だから自分のしたことの重要さに気付いていない、言ったとおり人を人とも思って無いんだ」

女「…………」

男「彼女は引きこもりになった。人間性も育たず、人間不信に陥り、社会復帰は絶望的だ。咎めた教師に向かってお前がなんて言ったか覚えているか?」


女「……覚えてない」

男「『すみませーん、反省してまーす』以上。教師もそれで咎め無しとした。やられたヤツのケアじゃなくて、やったヤツの更生か?それも方便だろ?面倒くさいだけだ」

女「だから何だって言うの……」

男「だから、この期に及んでそんな言葉が出てくる」

女「だから何だって言うのよ!!??死ねって言うの!?」

男「そうだよ?」

女「え……?」




男「死ね、できる限り苦しんで」



女「そ、そんな……どこの学校にだってあることでしょ!?」

男「だからなんだ?お前がやったこととは関係ない」


女「ならそいつらも殺しなさいよ!!」

男「当然、当時の担当教師は殺すよ?お前の取り巻きもな?当時の彼氏もだ」

女「そ、そうじゃない!日本中に、いえ!世界中にいるでしょ!!」

男「まあ運が悪かったと思って諦めろ、お前のやった事がネットで拡散されたんだ、○×さんが自分の体験談としてな、まあ匿名だったが凄まじいコメントの嵐だったぞ」

女「は……?それだけ……?」

男「それだけ?不特定多数の人間からお前は『死ねばいいのに、出来る限り苦しんで』と思われたんだぞ?それがそれだけのこと?」

女「それだけのことでしょ!?」


男「はあ、やっぱり大して考えて無いんだな?お前も○×さんに同じことを言ったんだぞ?それであらゆる苦痛を与えた。長期間にわたってな」

女「だからって、どうして私が死ななきゃならないのよ!!??」

男「お前らが望んだんだろうが」

女「はあ!?」

男「あいつ死ねばいいのに、死なないかな、そんな恨みや呪いの言葉がこの世にはワンサとあるぞ。だから言葉の通りに殺す。大丈夫、お前の夫と娘以外は晴々とする」

女「わけわかんない、どうして私だけが……」

男「だから他のやつは関係ないんだって。まあいいやこれから俺がお前にすることを言うぞ?」

女「…………」



男「とりあえずこれから半殺しにする。ありとあらゆる罵倒をお前に浴びせる、複数人で矢継ぎ早にな、レイプはしないから安心しろ。なあに体感時間でたった12年だ、休憩時間もあるしな?前のヤツは120年間『売り』をやらした、軽い軽い」


女「そんな……私には夫と娘が」


男「そうそう、その娘な、学校で猛烈な『暴行、傷害、恐喝、強要』に会うから。自殺は絶対にさせない、お前も、子どもも。まああれだ、○×さんとか他のヤツラの親が味わった分だな、お前にはリアルタイム生中継だ」


女「い、いや、お願いします。娘だけは……」

男「知らん。そういえばな、○×さんが書き込みした掲示板のコメントにこう書いてあったぞ」

女「…………」

男「『人を地獄に落としておいて自分はのうのうと過ごしているなんて信じられない』だと。」




女「嫌……」



男「さぁて、まずは髪からぶち抜くか、よいしょっ」



女「嫌だぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!」

お疲れ様です。また戻ってきます。


○月△日 未明



都内○区で、××□□(女の名前)28歳が自宅で殺害されているのが発見された。全身を強く殴打されており、痣や裂傷で酷く遺体は損傷。頭髪が無理矢理抜かれた痕跡有り。
殺害が目的であるのは明らかであるが、それ以前に暴行を加えることも視野に含まれているのは明白、怨恨の可能性が極めて高い。
強姦の跡はなく、同姓の反抗も考慮する必要がある。

同時に、別所で××さんの高校時代の同級生、担任教師も相次いで殺害された模様。現場の遺体から同一犯の可能性が極めて高い。

尚、この事件後、長女の○○さんが自殺。学校内で激しいイジメを受けていたとの報告があるが、本件との関連性は確認できない。






男「こんばんわ」

政治家「だ、誰だ貴様!?」

男「誰っていいじゃないか、おまけもうここで死ぬんだし」

政治家「私が誰で、ここがどこかわかっていないようだ、おい!誰か!!」

男「誰も来ないよ?」

政治家「な、なんだと?」

男「×○□□(政治家の名前)66歳、○○党員で、現在は参議院議員、間違いないか?」

政治家「そうだ、私に指一本触れてみろ、ただでは」

男「いや?そういうわけにはいかない、死んでもらう」

政治家「……なんだと?」

男「罪状は……なんと『外患誘致』平たく言えば売国奴だな」

政治家「何を証拠にそんな事を言う……貴様何者だ!!」


男「何を証拠に?証拠ならワンサとあるだろうに。メディアがそれを報道してなくて、他の政治家はそれを糾弾しないだけだ」

政治家「話にならんな……おい!早く来い!不審者だぞ!!」

男「だから誰も来ないって。それにしてもお前凄いよな」

政治家「……何がだ」

男「お前一人のお陰で随分の人間が死ぬことになる。ああ、お前が殺したヤツラのことじゃないぞ?俺がこれから殺すんだ」

政治家「何を……」

男「他の党員、懐柔したメディアの幹部、ああ報道員もそうだな、取引先の『お隣さん』の要人。すごいな、顔も名前も見たこと無いのにそいつのこと『死ね』って思えるんだぞ、人間って」


政治家「し、死ねだと?」

男「そうだよ?」

政治家「だ、誰に向かって言っているかわかっているのか!?」

男「わかってるよ、死ね、出来るだけ苦しんで」

政治家「…………」

男「俺がこれからお前にすることを……まあ俺はほとんど何もしない、するのはお前自身だな」

政治家「な、なにを……」

男「お前は次の国会で自分のやったことを洗いざらいぶちまけてもらう、そんで中継中にはらわたぶちまけて死ぬんだ、少し痛そうだな?」

政治家「ふ、ふざけたことを言うな!!」

男「ふざけてなどいない、大真面目だ」




「お前のせいで何人はらわたぶちまけて死んだと思ってる?その代わりにお前は懐を潤わせたんだろう?」


政治家「な、何のために!?」

男「憂さ晴らしだよ」

政治家「…………は?」

男「憂さ晴らしだよ、お前を『死ねばいいのに』って思ってるヤツラのな」

政治家「何を言うかと思えば……あまりに非生産的だ。話にならん」

男「全く持ってその通りだ。スッキリするだけでほとんど解決せん、それどころか、お前の庇護の下、仕事をもらっていた業者共はほとんどが首を吊るだろうな」

政治家「わかっているなら」

男「けどな、『そんなことはどうでもいいんだ』『他のヤツラ』は」

政治家「何!?」

男「わかるか?体制がどうとか、政策がどうとか、それは勿論重要なんだろうな?でもなそれとは関係ない、単純にスッキリしたいんだよ」


政治家「そんなことは無い、それでは破滅の一途だ」

男「だからそれが望みなんだろ?」

政治家「ふざけるな!!」

男「ふざけてない、大真面目だ。望まれているのは向上じゃなくてペナルティだ」

政治家「き、貴様、私を殺す気なのか?」

男「だから最初からそう言ってるだろうが、殺すよ。死ぬのは自分でやってもらうけど」

政治家「お前のようなヤツがいるから!お前のようなヤツが!」

男「人を突き動かすのが道義や理性だとでも?ちがうだろ、感情だ」

政治家「人間は理性的な生き物だ!!」

男「ではお前がしでかしたことを言ってみよう」

政治家「何!?」




男「お前、国外の人間に連携の為だとか言って、情報垂れ流しにしてんだってな?」

男「あまつさえ、自国の軍は縮小させようと躍起になってるようだし……まあこれだけみても脂ぎってるな」

男「外患誘致とは違うがまだ明るみになっていないこともやってるな?えーと……領土割譲とかまでたくらんでんのか」



政治家「止めろぉ!!」

男「止める。さっきも言ったとおりこんなのどうでもいいんだ、でもこれだけでもお前は『死ね、売国奴』と思われるには充分なんだ」


政治家「誰か!誰かぁ!!」

男「ああ、そうだ、とりあえず一発殴っとくわ」

政治家「ッ!?」



ゴキンッ



政治家「グッ……」

男「お前、学生の頃、盛んに学生運動してたんだってな?」

政治家「それがどう……」

男「それがどうした?お前が選挙した大学の講堂に、なけなしの仕送りで血を吐きながら通ってたヤツがいた。お前らを止めようとしたそいつにお前は何をした?」

政治家「…………」




男「敗北主義者とか言ってリンチしただろ?その時お前は思想について本当に考えていたのか?」



政治家「私は……私は……」



男「違うな、お前は逆らいたかっただけだ、感情で他人に迷惑をかけていただけだ、この国を変えるつもりなんてサラサラなかったんだよ、ほとんどのテロどももそうだ、勿論これから殺す」



政治家「狂ってる……」

男「場合によってはデモ団体もだな……狂ってるのはお前らだろ?」





政治家「嫌だ……」



男「なーに、切腹用の包丁は切れ味がいいのを用意してやる。安心しろ」



政治家「嫌だぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!」

今日は寝ます。明日で最後。

>>37自殺はさせないって>>29で言ってた割に結局娘は自殺したのか

>>51 >>1でございます。

>>37の件に関しましては、母親の方が死んだからそれ以上関与することはないということです。
わかりにくいですね。ごめんなさい。




ニュース『昨日の国会で ○○党所属  ×○□□ (政治家の名前)参議院議員が汚職を表明したうえで議事堂内にて自殺した件で、警察は対応を追われています。同時刻、×○□□(政治家の名前)氏の汚職に関して関与したと思われる、同じく ○○党所属 △△氏が同様に汚職を表明したうえで同じく……』



刑事「ったくどうなってんだ?○○党の×○といや、『左側』にずぶずぶの、汚職は明白の政治屋だが、どうしてこんな事に……」

女刑事「他の議員にしてもそうです、どうして割腹自殺なんて……」

刑事「一課や公安は大騒ぎだ、それだけじゃない」

女刑事「他にも何かあったんですか?」

刑事「4課の連中もだ、これはまだ表に出ていないから黙っとけ……○○党 子飼いの○×組と△△新聞、□×テレビの幹部も同じようにして死んだ」

女刑事「ハアッ!?」


刑事「先からの猟奇殺人からどうも様子がおかしい……なにかデカイことが起きてんじゃねえか?」

女刑事「デカイことって……先輩、ドラマの見すぎじゃないですか?」

刑事「刑事の勘……なんてことは言わないが、それにしたっておかしいだろうが」

女刑事「それは……そうですけど、例の猟奇殺人と今回の事件は何の共通点も無いじゃないですか、そもそも自殺ですし」

刑事「……そうなんだよなぁ」

女刑事「でも、なんとなくわかります、このごろこの国は、いえ世界中がなにかおかしい」

刑事「お前もドラマの見すぎか?」

女刑事「違いますよぅ、なんとなくそう思っただけです」




ニュース『次のニュースです……中東 ○○国で頻回にテロ活動を行っていた過激派団体が、集団で遺体になっているのが発見されました。遺体は全て激しい暴行を受けた上で切断され、爆発物か何かのものと思われる傷痕が残っており、○○国では別の過激派による何らかの報復行為では無いかと……』




女刑事「…………本当にどうなっちゃうんだろ」



誰もが感じていることだった。


因果応報ともいえる一連の事件。


何故この人が、と思える人が被害者になったとしても、死後間もなくネットなどの媒介を経て、その人が人から『恨まれている』理由が明らかになる。


誰もが口には出さないものの恐怖を感じていた。


自分の過去の行いもいつか裁かれるのではないかと。


犯罪率は一時的に激減し、変わりに張り詰めた空気が社会に満ちた。





そして一ヵ月後。




ニュース『昨夜未明、都内の○○区で会社経営をする ※※氏が自宅で遺体になっているのが発見されました。※※氏の死因は明らかになっておらず、検死結果によると酷く疲弊した状態が長く続いたものと見ており、過労死のようなショック状態によるものでは無いかと思われ……』



女刑事「うわー過労死か……こうはなりたくないなあ……」

刑事「…………」

女刑事「どうしたんです先輩、怖い顔して」

刑事「ニュースの続きを見てみろ……」

女刑事「え?」




ニュース『また、ここ最近、こうした過労死が他の高所得者に頻繁に見られており、何らかの社会的要因があるのでは無いかと専門家は答えており……』



女刑事「え……連続過労死?高所得者層に……?」

刑事「官僚や政治家は含まれてないがそいつらも同じような死んだ、※※ がどういうヤツか知っているか?」

女刑事「確か社長さんですよね?有名なチェーン店の」

刑事「そう『ブラック企業』として有名な、な」

女刑事「先輩?」

刑事「何かおかしい……」

女刑事「おかしいって……先輩まさか、1ヶ月前の猟奇殺人と関連付けてるんですか?」

刑事「そうだ」


女刑事「ぜ、全然関連性が無いじゃないですか!?大体過労死ですよ!?過労死!!」

刑事「関連性が無い?本気でそう言ってんのか?」

女刑事「え……?」



刑事「連続幼児強姦魔バラバラ死体遺棄犯の ○○ は執拗に性器をいたぶられ、バラバラにされて死んでいた」

刑事「ヤ○ザの △△ はありとあらゆる拷問、それも同じヤ○ザがやったとしか思えないもので、ヤク漬けにされた上にウリでもやらされたように尻の穴が損傷」

刑事「主婦の ×× さんは……ネットの掲示板によると小学校時代からイジメの主犯だったらしい」



女刑事「そ、それが何の……」



刑事「 ×× さんの娘さんは突如壮絶なイジメにあって自殺している」



女刑事「な……!?」

刑事「政治屋共や左側新聞社共は言うまでもねえな?」


女刑事「だ、だからって非常識です、そんな、個人の、いいえ組織だってやっても被害者の詳細を隈なく調べるようなそんな捜査能力が」

刑事「……アメリカ政府が躍起になって探してたテロ組織が壊滅していたな」

女刑事「はあ……先輩疲れてるんですよ」

刑事「……そうかもな」

女刑事「大体、こんなこと言っちゃなんですけど、一ヶ月まえの猟奇事件は、その……殺されても仕方ないような人もいましたけど、今回の高所得者の連続過労死は……」

刑事「……正直、殺すまでしなくても?」

女刑事「……まあ、死ぬまで人を働かせて遺族に払う慰謝料まで値切ろうとしたって噂には閉口しましたけど、正直そこまでは……」




刑事「そうだ、そこがおかしい」




女刑事「え……?」



刑事「他のヤツラから 『死ぬべき』 と思われる 『ハードルが下がってきてる』 」



女刑事「………………そんな、嘘」

ごめんなさい、完結しませんでした。今日は寝ます。
明日こそ完結させます。




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刑事「…………」

男「こんばんわ」

刑事「……こんばんは」

男「おお、色んなヤツ、ぶっ殺してきたが、挨拶するやつは中々稀だ」

刑事「そうかよ」

男「しかも?俺が誰で、何をしに来たかも聞かない、いや、知ってるな?」

刑事「……そうだ、連続殺人犯め、まずは住居不法侵入で現逮だ」

男「いや、そういうわけにはいかない」

刑事「……俺も殺すか?」



男「そうだよ、死ね、できるだけ苦しんで」



刑事「一応、何故だと聞いておこうか」


男「お前、正直大して悪いことはしてないな。まあ精々、犯人逮捕の為に誘導尋問したり不法な持ち物検査、ヤ○ザ相手に脅迫、そんなもんか」

刑事「一応、警察官なんでね」

男「それで?ネットの掲示板にわざとその情報垂れ流しまくって、人から『死ね』と思われてまで俺に会いたかったか?」

刑事「ああ、大金星だ、出世に興味はねえが、俺はお前みたいな勘違いした悪党が大嫌いだ」

男「勘違い?」

刑事「ダークヒーロー気取りの糞野郎が、どうやって殺したか知らんが、お前はお前が殺したヤツと……いや、違うな、それ以下の糞野郎だって言ってんだ」

男「ほう、少し面白い。聞かせてもらおうか」


刑事「ガキの癇癪みてえに殺しまくって楽しかったか?いいか糞野郎、お前が正義感でこんな事やってるんじゃねえことは簡単に予想が付いた」

男「確かに違うよ」

刑事「仮に正義感でやってたとしても勘違いも甚だしい。どんな国にだって法があり、それを守って生きている、それから逸脱すればどんな事情があろうと犯罪者だ」

男「その通りだな」

刑事「だがお前はなんだ?法で裁けない悪を、それ以上の悪で裁いたつもりか?目には目を?歯には歯をか?」

男「ドラマの見すぎじゃないか?」

刑事「馬鹿かお前は、人間は理性を持った生き物だ。目には目を、歯には歯をの意味を取り違えている、正しくは 『目には目で、歯には歯で』 だ」

男「…………」


刑事「確かに、ある意味究極的な応報だ。感情的にも理性的にも納得のいく結末かも知れん、だがその目指すところは無限の報復行為を止める落としどころの模索だ、だがお前はどうだ?」

男「続けて」

刑事「感情任せに憂さ晴らしか?楽しいだろうさ。特に理由も探さず『死ねばいい』と万人から思われるやつを一方的になぶれるんだからな?これを聞いてみろ」



レコーダー『……はい、確かに私の妻はそういった過去を持っていました、正直ショックでした』



刑事「……お前が初期に殺した ×× さんの旦那さんだ」

男「…………」



レコーダー『ですが妻は本当に殺されなければいけなかったんですか?罪を償うチャンスも与えられなかった?仮にそうだとしても、どうして娘が?罪人の娘は罪人なんですか?教えてください刑事さん……』


レコーダー『殺したやつは何を考えていたんですか、妻を殺して何を得たんですか……殺してやりたい』





レコーダー『死ねばいいのに……できるだけ苦しんで』




男「…………」

刑事「これはな、お前が殺した新聞社の報道員が集めた被害者遺族のコメントの一つだ、まだまだある、世界中で一体どれくらいの人間がお前の事を同じことを思ってるんだろうな?」

男「…………」

刑事「それで?俺が知る、お前の行動原理から推測すると、お前は被害者と同じように死ななきゃならない筈だが?」

男「…………」

刑事「……何とか言えよ」



男「…………クッ」




男「ウグッ……クッ」

男「クヒ……クヒヒッ」

男「ウッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!!」



刑事「……何がおかしい?」

男「ハーッ……いやあ、お前勘違いも甚だしいわ」

刑事「なんだと?」

男「あのな、法律がどうとか無限の報復行為を止めるだとか、どうでもいいんだわ」


刑事「ふざけるな、じゃあ何だと言うんだ」

男「いや惜しいところまではいってるのか、お前も言ってただろ、報復は理性的にも感情的にも納得いく結末だって」

刑事「それがどうした……」

男「そらあくまでスパイスでしかないんだ、もっとシンプルな問題なんだよ」

刑事「なんだと?」



男「『他のヤツラ』はな、『スッキリしたいだけ』なんだよ」



刑事「馬鹿が、何を根拠に」

男「まあ待て、そもそもだな、事件の当事者でも無いやつが、何で犯罪者に応報を求めるか考えたことがあるか?」

刑事「…………」


男「これまであってきたヤツにも同じことを言った。求められているのは正義でもなんでもない、ペナルティだ、それを人が受けているところ見たいんだよ」

刑事「話にならん。それこそ事件当事者で無いヤツラがペナルティを求める?」

男「だから言っただろ?」

刑事「……何?」

男「『他のヤツラはスッキリしたいだけ』だって、丁度いい見世物なんだよ」

刑事「違う、人は社会性のある生き物だ、ペナルティを求めるのは、それで道義が正されるからで……」

男「いいや、違うねそれは道義が正されたり、正義が実行されたからじゃない、『ムカつくヤツがぶっ殺されるからだ』」

刑事「……御託はいいから根拠を言え」


男「お前、おかしいと思っただろう?」

刑事「……何がだ?」

男「俺がぶち殺してきたヤツラの事だよ」

刑事「……途中からハードルが下がった」

男「そうだ、お前も黙ってれば殺す必要の無いヤツの一人だ」

刑事「殺しすぎて他に目立つやつがいなくなっただけだろうが、だから俺なんかに付け入る隙を見せた」

男「そこが勘違いだ」

刑事「なんだと?」

男「あのな、俺がぶっ殺すヤツの基準は単純極まりない」

刑事「不特定多数の人間に恨みを買っている人物」

男「違う」


刑事「…………」

男「恨みを買っている人物じゃない……顔も知らない、話した事も無い、遠くでそいつ等の事を知っているだけの人間に『死ね』と思われる人間だ」

刑事「馬鹿な……どうやってそれをお前が知りうる」

男「どうでもいいことだ」

刑事「ふざけるな、ならお前が殺してきたやつが、人から『死ね』と言われる根拠にはならない」

男「最初のヤツラはそうでも無いだろ?誰からもそう思われるカスばかりだ、いじめっ子はどうだ?当事者や、同じような経験のあるヤツラからしていればどう、そいつ等の目にはうつる?」

刑事「それはそうかも知れん、だが後期の人間は」

男「そのお前が言う『後期の人間』は何故選ばれたか教えてやるよ」

刑事「何?」


男「お前のような馬鹿が他に何人いたと思ってる?こんなに単純な法則に気付かんやつはいない、犯罪率も下がったしな?」

刑事「…………」

男「そして、別の事にも気付く」

刑事「もったいぶるな、さっさと言え」



男「……『なら、死ねと願ったヤツを自分の手を汚さずに殺せるんじゃないか?』、だ」



刑事「…………馬鹿な」

男「いいや違わない。他でも無い、俺が言うんだ。事実、お前だって簡単に俺を呼び出せただろうが。的にしたのは自分だが」

刑事「だ、だからと言ってそれが『スッキリしたい』が為とは」

男「もう前提は覆っている、後期に入っては『殺されるほどの悪人ではない』」

刑事「ッ!?」


男「わかるか?相応の罰や道義が正されるのを望んでいるのなら、何故『殺す』という結論に到達する?さっきのレコーダーにも『償う機会を与えない』のは悪ではないのか?」

刑事「それは、それが自分の目の前にあった最もわかりやすい手段だからじゃ」

男「ほう?誰もが応報を恐れて、犯罪率まで下がったのにか?次は自分が殺されるかも知れんのに掲示板で自演までして?」

刑事「そんな……そんな……」




男「法律が理性によるものなら、道義を越えて殺人を選択する理由はなんだ?その根源はなんだ?」

男「感情だ」

男「わかるか?お前が守ってる人間は『スッキリとしたいだけで人を殺せるヤツラ』なんだって」




刑事「違う、違う……」


男「違わない、もういいや、俺がこれからお前にすることを言うぞ?」

刑事「…………」

男「えーと、誘導尋問で論破して、はもう終わった、後は4、5発殴って、それじゃ死なないから心臓麻痺で死亡だ、あんまり痛くないな?」




刑事「嫌だ……」




男「最後に教えてやる……次の『ヤツラ』が指定された理由だが」

男「『人の死を願えるようなヤツは死ね、できるだけ苦しんで』だ、矛盾してるな?かなり死ぬな?」




刑事「嫌だぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!」





■■■■■■■■■■■■■■■




少女「…………」

男「……お前一人か?こんな所で何してる?」

少女「……おはかまいり」

男「……だれか死んだのか?」

少女「パパも、ママも、悪い人に殺された……」

男「……そうか、それで……今は何処に住んでる?」

少女「○○園に住んでるのよ」

男「つらいことはないか?……悪いヤツはいないか?」

少女「みんな友達よ、先生もすごく優しいの」

男「そうか」


少女「でも、今日ね、先生も悪い人に殺されちゃったの」

男「………………そうか」

少女「うん」

男「…………お前は」

少女「なあに?」



男「パパや、ママや、先生を殺した悪いヤツを…………殺したいとは思わないのか?死ねって思わないのか?」



少女「ダメよ、おじさん」

男「何?」




少女「人のこと、殺すって言っちゃダメなのよ、死ねって思ってもダメ、そんなの○○園のみんなも知ってるわ」









男「…………そうだな」

男「そんなこと思うヤツは…………」







男「○ね、できる限り苦しんで」         了





.

以上です。

なんの設定も考えずスッキリしたいから書きました。
不快に思われた方はごめんなさい。

面白かったです!>>1乙!

欲を言えば、拷問の描写とかもっと生々しく描いてほしかったなあ。

とりあえず次回作に期待してます。次回作書く時も読ませてもらうよ。

乙でした
俺は結構楽しめて読みました


男が何者かわからないENDか……

まあ、男が何なのかが不快だべ。

そんな>>1は「○ね、できる限り苦しんで」!

……ん? な、なんだてめぇは!?

ちょ! 来るな! 近寄るなぁ!!

い、嫌だぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!

>>86>>88様 楽しんでいただけたようで幸いです。

>>89様 >>90様 私的に話の趣旨として、男の正体はさして重要ではないかなと思ったことと、最後に言ったとおり、プロットおろか設定すら考えてなかった有様で。
モヤモヤしたようであれば申し訳ない。

>>90様 >>1「人のこと、殺すって言っちゃダメなのよ、死ねって思ってもダメ」


別スレのものが全く進めず、悩みまくって、全く違うものを書いてみました。GW中に消化いたしますのでご容赦を。

ではHTML依頼かけてきます。

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