『幻想世界ジョーク集』 (35)

Q.最も頭の悪い人間がゴブリンのところに移住するとどうなる?

A.両方の知的水準が向上する

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エルフとドワーフと人間が神様の前に召された。

神様「一つずつ願い事をいってごらん?私にできることなら何でもかなえてあげよう」

エルフ「野蛮なドワーフたちを皆殺しにして下さい! 」

ドワーフ「高慢ちきなエルフどもがこの大地から一掃されますように! 」

人間「一杯のワインを 」

神様「(人間に向かって)本当にそれだけで良いのかね? 」

人間「ええ、先のお二人の願い事をかなえてくださるのなら」

ある男がバーに入ってバーテンに言った。

「よう、オークの馬鹿についてのとっておきのジョークを仕入れたんだ。聞きたいかい」

バーテンはすごんで言った。

「おい、よく聞け若いの。俺はオークだ。
 それから、お前の両隣、そいつらもそうだ。
 それから向こうのテーブルに座ってる奴、入り口の近くでお前をにらんでる奴、そいつらはみんなオークだ」

男は、周りの雰囲気を察して言った。

「オーケイわかった。みんなにわかるようにゆっくり喋ってやるからな」

エルフの国の酒場で一人のオークが酔った勢いでわめいた。

「エルフのビッチ、エロフ、淫魔の眷属、性欲の権化」

ただちに逮捕。裁判。

判決。

禁錮三週間――名誉毀損罪

懲役十五年――国家機密漏洩罪

魔王が占い師に尋ねた。

「私の寿命はどれくらいだ?」

「はっきりとは申せぬ。じゃが、これだけは確かじゃ。汝は大祝祭日に死ぬはずじゃ」

「それはいつだ」

「汝の死んだ日が、最大の祝祭日になるじゃろう」

悪名高いチート勇者が、死んで神の審判を受けることになった。

勇者は傲慢な調子で、天国に行かせろ、と言い放った。

神は激怒して、貴様は生前の罪で地獄送りだ、と言った。

彼が地獄に送られてしばらくして、天国の扉を叩くものがあった。

天使が扉を開けてみると、なんと扉を叩いたのは地獄の鬼だった。

彼らは哀れな調子で言った。

「我々は地獄から亡命してきたのです」

エルフとドワーフとゴブリンが仕事の速さを自慢しあった。

エルフが自慢する。

「我々は、不毛の荒野を青々とした森に1日で生まれ変わらせることが出来る」

ドワーフが自慢する。

「我々は、工房で1000体のゴーレムを1日で製造することが出来る」

ゴブリンが自慢する。

「我々は、洞穴で半日も働けば午後にはもうサボって遊んでいる」

その2

エルフが自慢する。

「我々は、不毛の荒野を青々とした森に1日で生まれ変わらせることが出来る」

ドラゴンが自慢する。

「私は、青々とした森を不毛の荒野に1分で生まれ変わらせることが出来る」

エルフとドワーフとゴブリンがほら吹き競争をした。

エルフ「1人のエルフの紳士が弓矢で夜空の星を撃って流れ星に変えたんだ」

ドワーフ「1人のドワーフの紳士が地面を掘り進んでとうとう世界の反対側に出たんだ」

ゴブリン「1人のゴブリンの紳士が……」

エルフ&ドワーフ「君の勝ちだ!」

ある道具屋が臨終の床にあって言った。

「愛する我が妻は居るか」

「ええ、ここに居るわ」

「息子は居るのか」

「ここに居るよ。父さん」

「娘は」

「ここに居るわ。お父さん」

その瞬間、老いた商人はがばりと起きあがって叫んだ。

「なんだって!?それじゃ一体誰が店番をやってるんだ!」

オークとオーガの男達はどちらが強いか逞しいかを誇りあっている。

あるオーガがオークたちの入り浸る酒場に入るとこう言われた。

「ここじゃウイスキー1瓶を一気に開け、魔物と格闘し、
 女を無理やりモノにできなきゃ、一人前の男とは言わねえぜ」

頭に来たオーガ。

その場で一息でウイスキーを開け、魔物を探しに山へ行ってしまった

翌日オーガは傷だらけで酒場に姿を現した。

「さあ!オレと格闘する女ってのは、どこだ!?」

騎士が言った。

「私の名誉のためならば、自分の命など惜しくもない」

侍が言った。

「私の主君のためならば、自分の命など惜しくもない」

傭兵が言った。

「私の命のためならば、他人の命など惜しくもない」

王様が賊に誘拐された。

慌てふためいてる王宮に脅迫状が届いた。

「身代金を1000万G払え。
 払わないと王様を生かして帰すぞ」

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