【安価】淡「白糸台のフィニッシャー……?」 (96)

誠子「そう、釣り人(フィッシャー)とは私の仮の姿だったんだよ」

淡「本当の姿が、その、フィニッシャー……?」

誠子「うん」

淡「上手いこと言ったつもり?」

誠子「うん」

淡「……まあいいや」


淡「それって2600の攻撃の後に自分射出で1400ダメあたえたり、登場時に手札墓地場からそれぞれ除外とかする?」

誠子「ちょっと何言ってるかわからないな」



淡「それはともかくとして。フィニッシャーって言ってもさ、具体的に何を終わらせるの?」

誠子「えっと……>>3かな」

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他人の人生

>>3

淡「ぶぶぶ、物騒だね……!」ガクガク

誠子「うん。自分でも怖いよ」

淡「そ、それ……人生って、比喩じゃなく……?」

誠子「まぁ、流石に命と言うわけではないさ」

淡「ほ、本当……」ホッ

誠子「だからって安心するのは早いんだよ、淡」

淡「へ?」

誠子「人生が終わるって言っても、生命的に金銭的、社会的とか色々あるだろう?」


淡「……まさか」



誠子「私は……自分で言うのも怖いんだけどさ、>>9的に終わらせることができるんだよ」

物理

>>9

淡「やっぱり無慈悲だっ!!」ウワーン

淡「と言うか命とっちゃってるじゃん!」

誠子「違うよ淡、物理的と言っただけでまだ命については何も言ってない」

淡「……変わらないんじゃないの?」


誠子「うーん、説明も難しいしな……だからって実際に撃って確かめるって訳にもいかないし……」


照「それなら」ヌッ


誠子「どわっ宮永先輩!?」


照「ちょうど>>14の人生を再起不能にならない程度に終わらせてほしかったんだ。丁度いいでしょ?」

淡「何言っちゃってるのテルー!?」

照「大丈夫。誠子のフィニッシャーとしての力は一流。三日くらいで復活するように終わらせる事なんて、麻雀より楽だと思うよ」



淡「…………」

クロちゃー

>>14

淡「ああ、ドラを集める阿知賀の先鋒……」

照「馬鹿みたいに削られた癖にちょっと一矢報いたからってドヤ顔されるのも何だか腹立たしい……」

淡「すっごいどうでもいい!」


誠子「あの人なら周囲を貧乳でオセロしちゃえば人生勝手に終わりそうな気もしますけどね……それじゃ、淡行こうか」

淡「えっ私も!?」

誠子「お前の為にフィニッシャーを見せてあげるんだ、当たり前だろ」

淡「うう……」シブシブ


照「ああ、そうそう」



照「丁度持ってた>>21をあげる。仕事に役立つと思うから持っていって」

ロープ

>>21

誠子「なるほど、これで縛って身動きとれなくさせようって寸法ですか」

照「うん」


淡「ね、ねぇまたの先輩、もうやめようよう─────」

誠子「それじゃ、奈良まで行ってきますねー」

淡「ああー……」ズルズル





照「行っちゃったね……」

菫「さっきから見てたが照」

照「?」

菫「誠子なら釣り糸持ってただろうし、あまりロープは……」

照「おばかな菫。ワイヤーとロープでは使う意図がまるで違う」

菫「そ、それはそうだが……」

照「……糸だけに」ボソッ

菫「お前の方が馬鹿だ」

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【奈良】

淡「そういえばタカミーにお土産にお茶請け色々頼まれたんだった」

誠子「そうか。お仕事終わったら一緒に選ぼうか」

淡「お仕事の方を止めようよ!」

誠子「大丈夫だってば。麻雀やってる人間は殺したくらいじゃ死なない」

淡「殺すって言っちゃってんじゃーん!!」



誠子「……おや、あれは」



穏乃「」トテテテ



淡「!! 高鴨穏乃!」

誠子「丁度いい、あの子を利用しよう」

淡「やめてよ! アイツは関係ないじゃん!」


誠子「具体的には>>26する」

ハイエース

>>26

淡「ハイエース?」

誠子「そう。カモンハイエース!」ピューイ


ハイエース<ドゥルルルル

淡「うわぁ! どこからともなく車が!?」

誠子「乗りな淡!」

淡「先輩!? 免許は!?」

誠子「なんとかなる!」

淡「なんないよ!?」


誠子「行くよ淡!」ブロロロロ


淡「ど、どこに!?」

__________

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穏乃「まじかるまーじゃんわんだーらーんど♪」スタスタ


穏乃「あれ、見知らぬ車がこっちに……?」


誠子「君を拐っていくZE☆」ムンズ


穏乃「!?」グワァ



誠子「さあ行こうか 理の涯へ」ブロロロロ





淡「ひどい」

【廃墟】

穏乃「な、何をする! 離せ離せー!」ムグムグ

誠子「ロープがこうも早く役立つとは」

淡「し、穏乃……」


穏乃「大星さん……まさか大星さんがこんなことするなんて思わなかったよ」

淡「ち、違う違う! 私は……!」

穏乃「残念だけど 大星さん……」



淡「ま、またの先輩! 何するつもりなの!?」

誠子「>>34

体をより健康的にするために全身を真面目にマッサージする

>>34

誠子「身体を健康的にするためにね、ちょっと」

淡「まるで信用ならない……」

穏乃「や、やめて! 私に乱暴する気だろ! エロ同人みたいに!!」

誠子「エロ同人はわからないけど……乱暴する気はないよ」


誠子「ただまぁ、マッサージをね?」

穏乃「マッサージ(意味深)で私を骨抜きにして惚れさせる気!?」

淡「落ち着いて穏乃!!」


誠子「まぁ見てなって淡。これでもそこそこ自信はある方なんだ」グイッ


穏乃「ん、んんぅ……っ」ビクン


淡「いますぐやめて!!」

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_____

穏乃「すごいすごい! まるで身体が羽のように軽くなった気がする!」

誠子「まぁ当たり前だけどね」


淡「止められなかったけど……割りと普通にマッサージしてたね」

誠子「淡は私が何をすると思ってたの?」

淡「え? えっとそりゃ……っ!」///


誠子「ははは、まあそれはそれとして」


穏乃「この軽くなった身体を動かしたいんでロープほどいてください!」

誠子「うん。いいけど……条件があるよ」



誠子「>>40

釣りに協力してもらえないか?

>>40

穏乃「釣り?」

誠子「そう……」


誠子「私たちは松見玄さんに用があってね。少し誘きだ……会わせてほしいんだ」

穏乃「ああ、それくらいならお安いご用ですよ」



淡「釣りって……?」ゴニョゴニョ

誠子「文字通りだよ。松見玄さんを釣るんだ」ゴニョゴニョ

淡「釣るって言うか……?」ゴニョゴニョ

誠子「白糸台麻雀部のおもちリストもあるって言っておいてねー……はい、ほどいた」


穏乃「あ、はい ありがとうございます! えーと携帯携帯……」ゴソゴソ


淡「ちょっとどこから出してんの!?」

___________

________

_____

玄「おもちリストと聞いてやってきたよ!」ドドーッ

淡「は、速いっ……!」



玄「えーと、亦野さん……でしたっけ? 私に何か?」


誠子「先手必勝! 食らえ! マックス・ダイブ・ボム!!」ドグシャァァ



玄「」ゴチーン バターン



淡「はぁ!?」

淡「何したの今!?」

誠子「釣り竿に鉄球をつけて頭にぶつけたんだよ」

淡「そういう意味じゃないんだよ!! 穏乃呆然としてるよ!!」


穏乃「」



誠子「心配しないでいいよ、すぐ起き上がるから」

淡「心配するよ─────!?」



玄「ここはどこ、私は誰ですのだ」キョトン



誠子「松見玄は記憶喪失となった! つまり今! 松見玄の松見玄としての人生は一時停止!」


誠子「これが白糸台のフィニッシャーよ……」フッ


淡「えげつないよ!」

玄「どうにも思い出せませんのだ」

穏乃「く、玄さん……」


誠子「三日もすれば記憶は元に戻るはずだけど……折角だから変なこと吹き込んで遊ぼうか」

淡「何が折角なのかわからないよ!?」


淡「……でも楽しそうだからやろう!」

穏乃「私もやりたいです!!」



玄「? ? ?」


誠子「いいかい、君」

玄「あ、はい!!」




誠子「君の名前は>>48、ここは>>50、ついでに言うと君は>>52だ」

宮永玄

奈良県

宮永照の妹で宮永咲の姉だ

>>48 >>50 >>52

玄「宮永玄……それが私なのですね」


誠子「そうだよ。宮永の名字は覚えてるかな?」

玄「……麻雀がとても強い人の名字、ですか?」

誠子「うん、それは覚えてるんだね」

玄「なるほどなるほど……ですが、どんな人物かは覚えてますが私の姉妹だとは……」


玄「それに、咲さんはともかく、照さん……うっ、頭が……」





誠子「とりあえず、これからどうしようか」


穏乃「そうですね……折角奈良に来たんですし、>>57でもしますか?」

阿知賀の部室で麻雀

>>56

穏乃「この四人で阿知賀の部室で麻雀打ちましょう!」

淡「あは! いいねそれ!」


穏乃「結局決勝戦では宮永さんの一人勝ちで勝敗はあやふやでしたしね」

玄「?」

淡「いや、あなたじゃない」


淡「とにかく、100回倒すって言ったんだ。やろう!」

穏乃「はい!」



玄「あの、えっと……」

誠子「ああ、誠子です」

玄「誠子さん」


玄「今日はドラ、捨ててもいいんですよね」


誠子「んー?」

____________

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_____

【阿知賀部室!】

穏乃「今日は部活ないはずなんだけど……」

灼「シズに玄。それと白糸台の……」


玄「……この方は?」ボソッ

誠子「あ、えーと─────」


穏乃「この人は>>64さん! >>66な人です!」

阿知賀の2代目レジェンド

ちょっと頭がアッパッパー

>>64 >>66

玄「なるほどなるほど! こんにちは! 阿知賀の二代目レジェンドさん!」

灼「え、ちょっと玄、いきなりなにを……」テレッ


玄「アッパッパーなのにレジェンドってどういうことなんでしょう?」ボソッ

穏乃「ある意味伝説なんだよ」


玄「あぁ! いよっ伝説!」

灼「やめてよ、もう……」//




誠子「……やろっか、淡」

淡「……そうだね」

____________

________

_____

淡「対局開始!」

誠子「と書いてデュエルと────」

淡「読まない」



玄「えいっ」パシッ


穏乃「!」

灼(いきなりドラを……!?)



玄「さあて……」


↓1のコンマ
宮永玄の強さ

通常玄が50くらい
咲照は90くらい
アラフォーは00

誠子(……ドラを普通に切ってくる分、やりやすいかな?)

穏乃(おかしいなぁ、玄さんドラ切ったはずなのに手の進みが速い……)


淡(打ち方は強くなった反面ドラ集めが足引っ張ってる感じ?)


玄「なんだって難儀な能力なんでしょうかね」


玄「ちょっとそっぽ向いただけでこうも機嫌損ねるなんて、ドラゴンも大分女々しいですのだ」

淡「やった! 勝った!」

穏乃「ぐぬぬ……!」


玄「いやぁ、強いですね」

誠子「うん……二年も形無しですよね」

玄「穏乃さん淡さん、お見逸れしました」

穏乃「えへへ…… 」


灼「……あのさ、玄」

玄「はい!」

灼「穏乃相手に敬語って……なにかあったの?」



淡「それについては私が説明する……します!」


淡「それは>>77だからです!」

催眠術をかけた

>>77

淡「あれです、催眠術で松実さんをちょちょいと」

灼「あぁ、玄は確かに抜けてるから、そういうのにすぐかかりそうだよね」


玄「頭がアッパッパーの人に言われたくないですね」ボソッ

灼「うん?」


淡「あ、あーあー!!」



玄「?」


___________

_______

____

淡『白糸台のフィニッシャーの力はよくわかったよ! 私これから穏乃と百回勝負するから先帰ってていいよ!』


誠子「とのことで淡と別れたけども……」

玄「私はどこにいけばいいのやら……?」


誠子「うーん、玄さんどうしようか……」


誠子「確か松実館ってところの娘だったよな……」

誠子「でもこの状態で連れてくのも……」



誠子「決めた。>>82しよう」

腹パン

>>82

玄「? ? ?」

誠子「ゴヨウ・ラリアット!!」ドゴォ

玄「ぐふっ」バタリ



誠子「多少荒療治だけど、たぶんこれで強制的に記憶は治るはずだよ」



誠子「さてと、帰るか」

____________

_________

_____

用事、出ます

帰ってきたら続きを書きます

エイプリルフールの後は書いたと言えなくもないのを一個一応書いてました

とりあえずおつおつー
スレタイはなに?

>>86
淡「見稽古……?」照「うん」

クロチャーのだのだは本当なんでしょうね
案外言わせる隙は多いので仕込んじゃう



玄「……ハッ! こ、ここは……」


玄「えっと、私はどうしてここにいるんでしたっけ? 思い出せない……うーん」


____________

_________

_____

【白糸台】

照「……淡は?」

誠子「奈良においてきました。あいつも子供じゃないんだし、帰ってくるでしょう」

尭深「お土産は……?」

誠子「淡に聞いといてください」





照「思ったんだけど誠子、どうにも記憶喪失ってフィニッシャーにしてはヘボくない?」

誠子「何を言いますか。現世と冥界の逆転だって立派なフィニッシャーなんですから大丈夫ですよ」

照「そっか」



菫「おい、麻雀しろよ」

照「……誠子」

誠子「マックス・ダイブ・ボム!」ドゴォ


菫「思い出せない……私は一体……」





照「頑張って大会でも使えるようにしてみてよ、これ」

誠子「無理ですって。使ったらジャッジで私の方がフィニッシュですよ」





照「上手いこと言ったつもり?」

誠子「割りと」

カンッ

駆け足で畳んでしまい申し訳ない
どうにも力不足ですね、本当成長しない


ちなみにこんなスレ建てた理由は今日現世冥界1キルされた夢を見たからです
咲全然関係ありませんね



ご参加いただきありがとうございました

機会があればまたいずれ

では

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